JP6085661B1 - 超仕上装置 - Google Patents
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Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
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Abstract
Description
さらに、ころの端のクラウニングを含む外周面に超仕上を施せば、円筒ころ軸受および円錐ころ軸受がより円滑に動作しかつ耐久性の向上が期待できる。ころの両端のクラウニングを超仕上するために、砥石を保持する砥石ホルダに首振り運動させる技術が提案されている(特許文献2)。
ラを正逆回転させて保持するころを回転させ、搬送ローラそれぞれの回転数を別々に制御して搬送ローラの略軸心方向にころを移動させ、クラウニングを超仕上する。この特許文献2に記載された実施例では、搬送ローラの軸心方向に移動するころの位置を複数設けられたセンサにより検出する。そして、超仕上は、微小振動する一対の砥石およびこれらに挟まれた首振り運動する一対の砥石の中から、検出されたころの位置および設定されたころの移動方向に応じて異種の隣り合う2つの砥石(微小振動の砥石1つと首振り運動砥石の1つ)が下降して行われる。
オシレーション装置に固定された砥石保持装置および押圧手段は、砥石押圧部の砥石揺動部への押圧方向と押圧部の押圧方向とが一致する。この押圧方向は、オシレーション装置の振動方向に直交している。砥石とワーク脱落防止手段とは、同時にころの周面に当接可能なように、オシレーション装置の振動方向に並ぶ。揺動可能な砥石の揺動軸は、オシレーション装置の振動方向およびワーク脱落防止手段等の押圧方向のいずれにも直交する。
砥石保持装置は、砥石を揺動可能に保持するための砥石揺動部、および砥石揺動部を特定の一方向に押圧して砥石の研削面をころの周面に当接させる砥石押圧部を有する。
砥石をころの周面に当接させるように構成してもよい。
好ましくは、砥石揺動部は、砥石を保持する砥石保持部、および砥石保持部を揺動可能に保持する揺動支持部を有する。砥石保持部は、砥石を貫通させて保持する砥石孔、および180度異なる両方向に突出する円柱状の揺動軸を備える。揺動支持部は、揺動軸の突出する互いに異なる一方を収容する切り欠きを備えて互いに離れて平行な板状の一対の腕部、および切り欠きに収容された揺動軸が切り欠きの開口から脱落するのを防止するために開口を塞ぐ揺動軸支持材を有する。
砥石揺動部2は、砥石保持部11、揺動支持部12、復元付勢材13および揺動軸支持材14を有する。
砥石保持部11は、保持部本体15、固定材16および雄ネジ17で構成される。
保持部本体15は、形状が全体として直方体であり、最も幅が狭い対向面間を、砥石を保持するための砥石孔21が貫通する。砥石孔21は、開口する表面22,22に直交して延び、この表面22,22に直交する2つの表面23,23の一方側に偏っている。砥石孔21は、断面形状が矩形である。砥石孔21の断面形状は、超仕上に使用される砥石Gsの断面形状に略一致する。
保持部本体15は、砥石孔21および固定材孔26の並びの先の表面(表面23の対向面)から固定材孔26に貫通する雌ネジ27を備える。保持部本体15は、耐摩耗性に優れる超硬質合金で製作される。
雄ネジ17は、保持部本体15の雌ネジ27に螺合し、ネジ部分は雌ネジ27より長い。
挟持部32は、連結部31における三角形の短辺からこの三角形の斜辺方向外方に突出する一対の腕部34,34で形成される。腕部34,34は保持部本体15の厚さに略等しい間隔を有して平行であり、それぞれが連結部31よりも薄い板状である。
腕部34,34には、それぞれ下面に開口する切り欠き35が設けられている。切り欠き35は、その開口から奥に向け平行に対向して両側面が延びる。対向する側面は、延びた端でそれぞれ相手側に折れ曲がる。つまり、正面視における切り欠き35の奥側の形状は、二等辺三角形である。切り欠き35における平行に延び対向する側面の間隔は、揺動軸25の外径に略等しい。切り欠き35の奥行きは、断面円形の揺動軸25を嵌め入れたとき、揺動軸25が僅かに切り欠き35からはみ出る程度に設計される。
腕部34,34における外方を向く面の下方の切り欠き35,35の開口近傍は、下方に向けて徐々に幅が狭くなるように傾斜する。この傾斜する面を「テーパ面36」という。
復元付勢材13は、板状の細長い矩形であり、両端から所定の距離の部分が、互いに異なる方向に鈍角に曲げられている。曲げられた両端の部分は、互いに平行である。復元付勢材13の曲げられた一方の端には、その長手方向の端に開口する切り欠き41が設けられる。復元付勢材13の曲げられた他方の端近傍には、2つの孔が設けられる。
復元付勢材13は、後述する砥石押圧部3における砥石揺動部2を押圧する方向(後述する押圧装置18のロッド51が延びる方向)と砥石孔21の貫通方向とが一致したとき、切り欠き41を有する端側近傍が砥石保持部11に面接触するように、両端近くの曲げの程度が調整される。切り欠き41を有する端側近傍は、砥石保持部11の接触する面の略中央から雄ネジ17側の端近くまで延びている。ここで、切り欠き41により復元付勢材13と雄ネジ17との干渉が回避され、復元付勢材13をより大きな面積で砥石保持部11の側面に接触させることができる。復元付勢材13はバネ鋼で形成される。
復元付勢材13は、揺動する砥石保持部11を、その基準姿勢に戻す、つまり保持する砥石Gsの研削面が後述する押圧装置18の押圧方向と略直交する姿勢に戻す働きをする(図7(b)参照)。なお、「研削面」とは、ワークの研削される面に当接する砥石Gsの面をいう。
押圧装置18は、複動型エアシリンダである。押圧装置18(「エアシリンダ18」ということがある)のロッド51の先端側は、把持部19に連結されている。エアシリンダ18のロッドカバーには、外方に向けてロッド51と平行に突出する丸棒(以下「案内棒52」という)が設けられる。
固定部54は、第1爪部57と面対称の形状を有する第2爪部58を有する。第2爪部58は、連結部31の凹部33,33の他方にぴったり嵌る形状である。
把持部19と砥石揺動部2とは、把持部本体53の第1爪部57が凹部33の一方に嵌め入れられ、当接面56に連結部31の凹部33,33の間の表面を当接させ、および固定部54の第2爪部58が他方の凹部33に嵌め入れらた状態で一体化されている。砥石揺動部2は、第1爪部57および第2爪部58により連結部31(凹部33,33)が強く挟まれることにより、把持部19に安定に一体化される。
砥石保持装置1において、砥石揺動部2の揺動軸25(の軸心)は、砥石押圧部3のロッド51の往復動方向に直交する
超仕上装置は、一対の砥石保持装置1,1の他に、一対のローラRl,Rr、オシレーション(高速振動)装置4、往復移動装置、制御装置等を備える。
次に、砥石保持装置1を備えた超仕上装置による、円錐ころ(ワーク)Wのクラウニング形状の外面の超仕上処理について説明する。
超仕上時、ローラRl,Rrが所定の回転数で回転し、これにより支持されたワークWが回転する。それぞれの砥石保持装置1,1におけるエアシリンダ18,18に設定された圧力の空気(作動流体)が供給され、各砥石揺動部2,2は、保持する砥石Gs,GsをワークWの外周面に押圧する。この状態で、オシレーション装置4はワークWの軸心方向に高速微振動し(振動幅Ow)、ワークWの外周面を超仕上する。
超仕上装置の往復移動装置は、オシレーション装置4ごと砥石Gs,Gsを、ワークWの一方の端面から他方の端面間で往復移動させる。この往復移動について、例えば図6(a)を移動の起点とすると、砥石Gs,Gsはオシレーションしながら一方の端面側に移動し(図6(b))、この端面側の砥石Gsが端面の小曲率半径部分に達すると、この砥石Gsは端面の湾曲の程度に応じて傾斜しながらオシレーション状態を維持する(図6(c)、図7(b))。
sも、外周面のクラウニングに応じて上下動するが、一方の砥石Gsに比べるとその程度は小さい。
一対の砥石保持装置1,1におけるそれぞれのエアシリンダ18,18は、同じ圧力源から加圧エアが供給される。作動流体が連通するそれぞれのエアシリンダ18,18は、砥石揺動部2,2における上下動の程度の違いを緩衝する働きをする。
超仕上装置は、一対の砥石保持装置1,1が保持する砥石Gs,Gsに、図6に示される往復移動のサイクルを繰り返させながら微振動させ、ワークWの周面を超仕上げする。
ローラRl,Rrは、その幅がワークWの長さ(軸心方向寸法)より小さく、ローラRl,Rrに保持されたワークWは、その両端がローラRl,Rrの外に出る(図7)。
一方の砥石GsがワークWの一方の端面近傍の小曲率半径部分を研削するとき(図6(c),(e))、この砥石GsがワークWを押圧する力Fは、ローラRl,Rrの端縁を支点Rf(支点RfはローラRl,Rrそれぞれに生ずる)として、ワークWの他方の端面側を浮き上がらせようとする。したがって、砥石保持装置1(砥石Gs)が1つの場合、砥石GsがワークWの一方の端の近傍を研削するときにはワークWの他方の端側が浮き上がり(図7(b))、ワークWがローラRl,Rrから脱落するおそれがある。
砥石Gsを一対とすることにより、1つに比べて研削面が2倍になり当然に超仕上の時間短縮が期待できる。しかし、1つの砥石であっても研削面を大きくすればそれに応じて時間短縮が可能であるので、一対の砥石Gs,Gs(一対の砥石保持装置1,1)の主たる効果は、超仕上時のローラRl,RrによるワークWの安定な支持を可能とすることである。
図8(a)は、砥石Gsの研削面における微振動(オシレーション)方向の寸法L(「砥石幅L」という)が、砥石Gsの揺動中心Csの砥石Gs研削面からの距離H(「揺動中心高さH」という)よりも大きい場合(L>H)を示す。図8(b)は、砥石幅Lが揺動中心高さHよりも小さい場合(L<H)を示す。なお、図8の砥石幅Lおよび揺動中心高さHの比率等は例示である。
一方、図8(b)に示されるL<Hの場合には、揺動体における揺動軸25から砥石Gsの研削面までの部分の重量が大きく、揺動体は、オシレーション装置4の往復動に伴って往復動せずに揺動軸25周りに揺動するおそれが高い。そうすると、砥石GsはワークWの被研削面を往復動せず、超仕上が行われない。
このことは、例えば、鉛筆を削り先(露出芯)に近い位置で持った場合と削り先から遠く離れた位置で持った場合とでは、近い位置で持った場合の方が文字、線等を意図したとおりに書けることに共通する。
図9は円錐ころWの超仕上前後の周面の軸方向における凹凸(粗さ)測定結果を示す図、図10は円錐ころWの超仕上前後の周面の周方向における凹凸測定結果を示す図である。各図における円錐ころWは、その周面が軸方向にクラウニング形状である。
超仕上条件、例えば使用する砥石、オシレーションの周波数、および超仕上処理時間等によって、超仕上の程度は異なる。図9および図10は、一対の砥石保持装置1,1を備えた超仕上装置による一般的な超仕上条件で行われた超仕上の例である。図9および図10から、一対の砥石保持装置1,1を備えた超仕上装置は、円錐ころ(ワークW)をその軸方向に往復移動させることなく、クラウニング形状となった円錐ころWの軸方向端部について、良好な超仕上が可能である。
砥石保持セットは、砥石保持装置1Bおよび固定砥石装置5Bからなる。
砥石保持装置1Bは、砥石揺動部2Bおよび砥石押圧部3からなる。
砥石揺動部2Bは、砥石保持部11、揺動支持部12B、復元付勢材13Bおよび揺動軸支持材14Bを有する。
揺動支持部12Bは、連結部31Bおよび挟持部32Bからなり、正面視(図11)の形状が逆二等辺三角形の頂角側が欠けた台形である。連結部31Bは、二等辺三角形の底辺側であり中実の厚板である。三角形の底辺近傍の両表面は、凹部33,33によって厚さが薄くなっている。
腕部34B,34Bには、台形形状の上底、すなわち図11における下面に開口する切
り欠き35が設けられている。切り欠き35は、砥石保持装置1におけるものと同じであり、その説明を省略する。
揺動軸支持材14Bは、その形状が砥石保持装置1における揺動軸支持材14と若干異なるのみで、その構成および作用効果は砥石保持装置1における揺動軸支持材14と同じである。
砥石保持装置1Bは、エアシリンダ18のロッド51の往復動方向および揺動軸25の軸心がいずれもオシレーション装置4の微振動方向に直交するように、オシレーション装置4に固定される。
固定砥石装置5Bは、砥石固定装置6Bおよび砥石押圧部3で構成される。
砥石固定装置6Bは、第1アーム61B、第2アーム62Bおよびアーム連結部63Bからなる。
第1アーム61Bは、全体として細長く、一方の端側が砥石押圧部3におけるエアシリンダ18のロッド51に連結されている。第1アーム61Bの一端側には、砥石保持装置1Bにおける案内棒挿通部55と同じものが設けられ、第1アーム61Bは、ロッド51の伸張および収縮時に案内棒52に案内されて安定に往復動する。
第2アーム62Bは、全体として細長く、一方の端近傍に砥石Gsを固定可能である。
砥石押圧部3は、砥石保持装置1における砥石押圧部3と同じである。
砥石保持装置1Bは、エアシリンダ18のロッド51の往復動方向と揺動軸25の軸心とがいずれもオシレーション装置4の微振動方向に直交するように、オシレーション装置4に固定される。
砥石保持セットは、超仕上時において、オシレーション装置4を固定する往復移動装置
が往復動する間、第1アーム61Bおよび第2アーム62Bに固定された砥石Gs,Gsの少なくともいずれか一方と砥石保持部11が保持する砥石Gsとが、超仕上対象のワークW周面に接する(押圧する)よう設計される。
図13における(a)〜(e)は、それぞれ図6の(a)〜(e)に対応する。
砥石保持セットでは、揺動する砥石Gsを保持する砥石保持装置1BのみがワークW端部のクラウニング形状周面の超仕上に関与する。図13(c)では、砥石保持装置1Bの砥石がワークWの左端部を研削するとき、第2アーム62Bの砥石GsはワークWの左外方に外れ、第1アーム61Bの砥石GsがワークWの内方の周面を研削する。このとき、第1アーム61Bの砥石Gsは、砥石揺動部2Bの砥石GsがワークWの左端部を押圧することによるワークWの右側の浮き上がりを防止する。
固定砥石装置5Bは、第1アーム61Bおよび第2アーム62Bが連動して上下する。そのため、一方の砥石GsがワークWから外れたとき(図13(c),(e))でも、外れた砥石Gsは他方の砥石Gsと略同一高さに位置し、揺動する砥石GsがワークW端面近傍を研削した後再び内方に移動するとき(図13(b),(d))、外れた位置の砥石Gsは円滑にワークWの周面上に戻ることができる。
図11〜図13に示される砥石保持セットにおいて、第2アーム62Bおよびアーム連結部63Bを有さず第1アーム61Bのみを有する砥石固定装置とすることができる。この場合、砥石保持セットは、超仕上時に砥石保持装置1Bに対して砥石固定装置側となるワークW端面の研削が困難であるため、ワークWを逆向きに置き換えてもう一方の端面を研削する。
上述の実施形態において、一対の砥石保持装置1,1はその砥石揺動部2,2が面対称であるとしたが、同一機能を有すれば面対称ではない一対の砥石揺動部2,2を超仕上装置に使用してもよい。
2,2B 砥石揺動部
3 砥石押圧部
4 オシレーション装置
5B 固定砥石装置
11 砥石保持部
12,12B 揺動支持部
14,14B 揺動軸支持材
21 砥石孔
25 揺動軸
34,34B (挟持部の一対の)腕部
35 (挟持部の)切り欠き
61B 第1アーム
62B 第2アーム
63B アーム連結部
Gs 砥石
W ころ(ワーク)
Claims (6)
- ころの周面を超仕上する超仕上装置であって、
砥石保持装置と、
前記ころの周面に当接可能なワーク脱落防止手段を備えて前記ワーク脱落防止手段に対して前記ころを特定の一方向に押圧させる押圧手段と、
前記砥石保持装置および前記押圧手段を保持しこれらに同一の超仕上用の振動を与えるオシレーション装置と、
前記オシレーション装置による振動方向と同じ方向に前記オシレーション装置を往復移動させる往復移動装置と、を有し、
前記砥石保持装置は、
砥石を揺動可能に保持するための砥石揺動部と、
前記砥石揺動部を特定の一方向に押圧して前記砥石の研削面を前記ころの周面に当接させる砥石押圧部と、を有し、
前記オシレーション装置に固定された前記砥石保持装置および前記押圧手段は、
前記砥石押圧部の前記砥石揺動部への押圧方向と前記押圧手段の押圧方向とが一致し、
前記押圧方向が前記オシレーション装置の振動方向に直交し、
前記砥石と前記ワーク脱落防止手段とが同時に前記ころの周面に当接可能に前記オシレーション装置の振動方向に並び、
かつ、揺動可能な前記砥石の揺動軸が前記オシレーション装置の振動方向および前記押圧方向のいずれにも直交する
ことを特徴とする超仕上装置。 - 一対の砥石保持装置と、
前記一対の砥石保持装置を保持しこれらに同一の超仕上用の振動を与えるオシレーション装置と、
前記一対の砥石保持装置および前記オシレーション装置を超仕上用の前記振動の方向と同じ方向に往復移動させる往復移動装置と、を有し、
前記砥石保持装置は、
砥石を揺動可能に保持するための砥石揺動部と、
前記砥石揺動部を特定の一方向に押圧して前記砥石の研削面を前記ころの周面に当接させる砥石押圧部と、を有し、
それぞれの前記砥石押圧部の前記砥石揺動部への押圧方向が一致し、
前記押圧方向が前記オシレーション装置の振動方向に直交し、
それぞれが保持する前記砥石が同時に前記ころの周面に当接可能に前記オシレーション装置の振動方向に並び、
かつ、揺動可能なそれぞれの前記砥石の揺動軸が前記オシレーション装置の振動方向および前記押圧方向のいずれにも直交する
ことを特徴とする超仕上装置。 - 前記押圧手段は、さらに、前記ころの周面に当接して前記ころを特定の一方向に押圧可能な第2のワーク脱落防止手段を備え、
前記第2のワーク脱落防止手段は、その押圧方向を前記ワーク脱落防止手段の押圧方向に一致させて前記ワーク脱落防止手段に一体化されており、
前記オシレーション装置に固定された前記砥石保持装置および前記押圧手段は、
前記砥石を挟んで前記砥石の両側に前記ワーク脱落防止手段および前記第2のワーク脱落防止手段が前記オシレーション装置の振動方向に並び、
かつ、前記砥石と前記ワーク脱落防止手段とが同時に前記ころの周面に当接可能に、および前記砥石と前記第2のワーク脱落防止手段とが同時に前記ころの周面に当接可能に構成された
請求項1に記載の超仕上装置。 - 前記ワーク脱落防止手段および前記第2のワーク脱落防止手段は、いずれか一方またはいずれも前記ころの周面に当接可能な砥石を有する
請求項3に記載の超仕上装置。 - 前記砥石揺動部は、
砥石を保持する砥石保持部と、
前記砥石保持部を揺動可能に保持する揺動支持部と、を有し、
前記砥石保持部は、
前記砥石を貫通させて保持する砥石孔と、
180度異なる両方向に突出する円柱状の揺動軸と、を備え、
前記揺動支持部は、
前記揺動軸の突出する互いに異なる一方を収容する切り欠きを備えて互いに離れて平行な板状の一対の腕部と、
前記切り欠きに収容された前記揺動軸が前記切り欠きの開口から脱落するのを防止するために前記開口を塞ぐ揺動軸支持材と、を有する
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の超仕上装置。 - 前記切り欠きは、前記揺動軸方向に見たとき、その奥側の形状が頂角を最深部とする二等辺三角形である
請求項5に記載の超仕上装置。
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- 2015-11-19 JP JP2015226694A patent/JP6085661B1/ja active Active
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