JP6082358B2 - 地震時復旧診断運転装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地震時の復旧診断運転装置に係わり、特に連続して発生する地震に対処した復旧診断運転時の動作技術に関する。
従来、地震管制運転にて休止状態となったエレベータを復旧させるために、作業者が現地で該当エレベータに対して保守低速運転を実施し、異常の有無を確認して復旧可否の判断を行っていた。
しかし、エレベータの復旧までに時間が掛かることから、通信回線を介して遠隔的に復旧診断運転を実施するもの、又はエレベータの制御装置内に復旧診断運転のためのプログラムを格納し、このプログラムを起動し自動的に復旧診断運転を実施するものが、従来技術として提案されている。
また、地震発生後に休止状態のエレベータにおいて一旦動作した地震計を復帰させることによって、地震の検出を行い得るようにして余震に対応し且つより安全にエレベータを復旧させる技術が、例えば特許文献1に提案されている。この特許文献1によると、地震感知器を短い期間後に再び地震感知状態にした上で、タイマ手段のカウント値を再度の地震でリセットしてカウント値が所定値に達したときに復旧運転可能な状態にして復旧運転させることが開示されている。
特開昭61−64683号公報
一般的に云って、地震発生後の短時間内に余震と呼ばれる地震が発生することがあり、最初の地震によりエレベータが停止し、復旧のために地震時復旧診断運転を実施している最中に余震が発生した場合、余震の大きさによってはエレベータの機器を損傷する可能性がある。
上記の特許文献1に開示された技術は、余震を勘案しタイマ手段を用いて復旧運転の開始タイミングを考慮したものであるが、復旧診断運転時の復旧運転動作によるエレベータ機器の損傷に対する観点が充分に配慮されていないと云う課題がある。
本発明は、上記課題に配慮して為されたものであり、地震時復旧診断運転開始までに余震を検出した場合、地震時復旧診断運転の走行速度とドア開閉速度をより低速に設定し、地震による機器の損傷を低減する地震時復旧診断運転装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
エレベータに設置された地震感知器が検出した第1の振動検出信号に基づいてかごを最寄り階に停止させる地震管制運転を実施するとともに、前記地震管制運転による前記かごの停止を解除してエレベータの地震時復旧診断運転を実施する地震時復旧診断運転装置であって、前記第1の振動検出信号の検出から所定時間経過後に、かご走行を平常運転時よりも低速走行とし且つドア開閉を平常運転時のドア開閉速度としてエレベータの復旧診断運転を実施し、前記第1の振動検出信号の検出から所定時間経過以前に、前記地震感知器の第2の振動検出信号が検出されたときに、かご走行を前記低速走行よりもさらに低速の超低速走行とし且つドア開閉を平常運転時のドア開閉速度よりもさらに低速の低速開閉速度としてエレベータの復旧診断運転を実施する構成とする。
本発明によれば、最初の地震発生から所定時間以内に次の地震を検出した場合、地震時復旧診断運転の走行速度及びドア開閉速度を、通常の復旧診断運転に比べてより低速に制御した地震時復旧診断運転を実施することで、連続して発生した地震による機器損傷を防止(例えば、かごの脱レールの未然防止、かごドアと乗り場ドアとの接触衝撃の緩和など)することができる。
本発明の実施形態に係る地震時復旧診断運転装置の内部構成と地震時復旧診断運転装置の周辺関連装置との全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る地震時復旧診断運転装置における動作の手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る地震時復旧診断運転装置について、図1と図2を参照しながら以下詳細に説明する。図1と図2は、上記の図面の簡単な説明欄で記載したとおりの内容を表す図面である。
図面において、1はかご、2はドア、3はドア制御装置、4は地震感知器、5は高ガル検出手段、6は低ガル検出手段、7は低ガル復帰手段、8は特低ガル検出手段、9は特低ガル復帰手段、10は制御装置、20は地震時復旧診断運転装置、21は処理装置、22は最寄り階停止手段、23は低ガル解除手段、24は特低ガル解除手段、25は復旧診断運転低速設定手段、26は復旧診断運転走行手段、をそれぞれ表す。
図1において、エレベータの全体構成は、主として、かご1と、地震感知器4と、制御装置10と、本実施形態に係る地震時復旧診断運転装置20と、から成り立っている。乗客が指定の階へ移動するために乗り込むエレベータのかご1には、かご1の出入り口を開閉するドア2と、ドア2の開閉動作を制御するドア制御装置3が設けられている。
制御装置10は、かご1から離隔した位置に配置され、乗客の使用する乗場呼び(図示せず)又はかご呼び(図示せず)に応じて、かご1を乗客の望む階へ走行させ、到着時にドア制御装置3に開閉信号を出力してドア2を開閉する機能を有している。
地震感知器4は、エレベータの機械室又はピットに設置されており、所定震度(ガル)以上の振動を感知した際に振動検出信号を制御装置10に出力する。
地震感知器4は、3段階の振動を検出することが可能であり、エレベータの復旧が困難と予測される高ガルの地震の振動(例えば100ガル)を検出した場合に動作する高ガル検出手段5と、エレベータの復旧が可能と予測される低ガルの地震の振動を検出した場合に動作する低ガル検出手段6(例えば60ガル)と、低ガルよりもさらに小さい揺れであり主として地震の初期微動を検出した場合に動作する特低ガル検出手段8(例えば2.5ガル)と、を備えている。
地震感知器4は、さらに低ガル復帰手段7と特低ガル復帰手段9を有しており、これらの復帰手段7,9は、後述するが本実施形態に係る地震時復旧診断運転装置20からの解除信号によって起動されて低ガル検出手段6と特低ガル検出手段8のガル検出を有効にするものである。
制御装置10は、図1に示すように、それの外部に在る各構成要素3,4,20と接続されており、エレベータの運行を全般的に制御するものであり、高ガル検出手段5、低ガル検出手段6、特低ガル検出手段8においてそれぞれ検出された振動検出信号が入力され、入力された各振動検出信号を地震時復旧診断運転装置20に出力する。
本実施形態に係る地震時復旧診断運転装置20は、処理装置21、最寄り階停止手段22、低ガル解除手段23、特低ガル解除手段24、復旧診断運転低速設定手段25、復旧診断運転走行手段26、を有している。
地震時復旧診断運転装置20の処理装置21は、制御装置10から地震感知器4からの振動検出信号(少なくとも高ガル検出手段5、低ガル検出手段6からの振動検出信号)が入力されると、最寄り階停止手段22を起動して、最寄り階停止信号を制御装置10に出力する。制御装置10は、地震時復旧診断運転装置20から最寄り階停止信号が入力されると、かご1を最寄り階に停止させ、ドア2を一旦開き所定時間経過後に閉じて休止状態とする。
ここで、高ガル検出手段5による高ガル検出信号が入力された場合は、エレベータは上述したように休止状態となるが、保全作業者による機器点検を実施し、目視による異常が無いと判断した場合、保全作業者により高ガル検出手段5を手動解除することにより、地震感知器4は高ガル検出信号の出力を停止する(高ガル検出手段5から出力されている振動検出信号をリセットすることで当該信号を停止する)。
そして、高ガル検出信号の出力が停止されると、処理装置21は最寄り階停止手段22を停止させ、制御装置10への最寄り階停止信号の出力を停止し、制御装置10はエレベータの休止状態を解除し平常運転を可能にする。
また、低ガル検出手段6による低ガル検出信号が制御装置10経由で本実施形態に係る地震時復旧診断運転装置20に入力された場合は、処理装置21は最寄り階停止手段22を動作させて最寄り階停止信号を制御装置10に出力し、高ガル検出信号の入力の場合と同様に制御装置10は、かご1を最寄り階に停止させて休止状態とする。
その際、処理装置21は、再度地震発生の有無を確認するために、特低ガル解除手段24を起動し、特低ガル解除信号を制御装置10に出力する。特低ガル解除信号が入力された制御装置10は、特低ガル解除信号を地震感知器4に出力する。特低ガル解除信号が入力された地震感知器4は、特低ガル復帰手段9を起動し、特低ガル検出手段8による特低ガル検出信号の検出を有効にする。
換言すると、低ガル検出手段6による低ガル検出信号が検出された場合には当然に特低ガル検出手段8による特低ガル検出信号が出力継続されているので、これを解除して特低ガル検出手段8を振動検出可能な状態に復帰させて、余震の有無を確認可能とする。
かご1の最寄り階停止の処理後の所定時間以内に、特低ガル検出手段8による特低ガル検出信号が検出されない場合は、処理装置21は、その所定時間経過後に最寄り階停止信号の制御装置10への出力を停止し、復旧診断運転走行手段26を起動し、復旧診断運転走行信号を制御装置10に出力する。復旧診断運転走行信号を入力された制御装置10は、復旧診断運転を実施する。
ここで、復旧診断運転は、復旧診断運転走行信号に基づいて制御装置10にて実施され、走行速度は保守運転等で実施する低速運転に設定され、ドア開閉速度は平常運転で乗客利用時の通常の開閉速度に設定されている。
低ガル検出手段6による低ガル検出信号が入力されて最寄り階で休止状態となったかご1は、所定時間経過後に、復旧診断運転走行信号による復旧診断運転の実施によって、低速運転で最下階へ走行させ、次に最上階まで低速運転で往復走行する。この低速走行時、故障発生等をさせる機器異常が無い場合(各部位に設けた種々のセンサからの異常信号が検出されない場合)、平常運転の通常の高速走行速度で各階運転により最上階まで走行させる、このとき、各階停止時に通常開閉速度で各階のドアを開閉する。最上階到着後、通常の高速走行速度で最下階まで走行する。
この間、走行時及びドア開閉時に不図示の種々のセンサを介した故障発生等をさせる機器異常を検出しなかった場合、処理装置21は復旧診断運転が正常に終了したと判断し、低ガル解除手段23を起動して低ガル解除信号を制御装置10に出力する。
低ガル解除信号が入力された制御装置10は、低ガル解除信号を地震感知器4に出力する。低ガル解除信号が入力された地震感知器4は、低ガル復帰手段7を起動し、低ガル検出手段6を解除する。低ガル検出手段6の解除により低ガル検出信号が処理装置21に入力されなくなると、処理装置21は低ガル解除手段23を停止し、復旧診断運転走行手段26を復旧診断運転走行信号の出力を停止し、復旧診断運転を終了してエレベータは平常運転となる。
復旧診断運転中に異常が発生すると、エレベータはその場で停止し、保全作業者が出動し復旧させるまで、休止状態となる。
また、低ガル検出信号が処理装置21に入力されて、最寄り階で休止状態となったときの所定時間経過中に、地震感知器4の特低ガル検出手段8が動作し、特低ガル検出信号が制御装置10経由で地震時復旧診断運転装置20に入力された場合(例えば、休止状態からの所定時間内に余震があった場合)は、処理装置21は復旧診断運転低速設定手段25を起動し、復旧診断運転低速設定信号を制御装置10に出力する。
復旧診断運転低速設定信号が入力された制御装置10は、復旧診断運転時の走行速度を通常の低速より一段と遅い低速(超低速)に設定し、復旧診断運転時のドア開閉速度を通常運転時より一段と遅い開閉速度(低速)に設定する。次に、最寄り階停止の処理時に開始動作する、例えばタイマの所定時間経過後に、復旧診断運転走行信号が制御装置10に入力されると、制御装置10は、設定された一段と遅い低速走行速度で最下階へ走行させ、次に最上階まで往復走行させる。
この間、故障発生等をさせる機器異常が無い場合、次に、平常運転の通常の高速走行速度で各階運転により最上階まで走行させる。このとき各階停止時に通常より遅く設定された開閉速度で各階のドアを開閉する。最上階到着後、通常の高速走行速度で最下階まで走行する復旧診断運転を実施する。
次に、本発明の実施形態に係る地震時復旧診断運転装置20における地震発生時の動作について、図2のフローチャートを使用して説明する。
まず、エレベータが平常運転している場合、手順S1において、処理装置21は、制御装置10経由で地震感知器4の高ガル検出手段5が検出した高ガル検出信号の入力の有無を確認する。高ガル検出信号の入力が有る場合(S1でYES)、手順S21において、処理装置20は、最寄り階停止手段22を起動し最寄り階停止信号を制御装置10に出力し、処理を終了する。
高ガル検出信号の入力が無い場合(S1でNO)、手順S2において、処理装置21は、制御装置10経由で地震感知器4の低ガル検出手段6が検出した低ガル検出信号の入力の有無を確認する。低ガル検出信号の入力が無い場合(S2でNO)、手順S22において、平常運転を継続し処理を終了する。
低ガル検出信号の入力が有る場合(S2でYES)、手順S3において、最寄り階停止手段22を起動し最寄り階停止信号を制御装置10に出力し、かご1を最寄り階に停止させる。さらに、地震感知器4の特低ガル検出手段8を有効にするため(低ガル検出信号が出力されている場合には当然に特低ガル検出信号も継続出力されている)、特低ガル解除手段24を起動し特低ガル解除信号を制御装置10経由で地震感知器4に出力する。地震感知器4は、制御装置10からの特低ガル解除信号で特低ガル復帰手段を動作させて特低ガル検出手段8を有効に動作させる。
次に、手順S4において、低ガル検出後の所定時間の経過測定を開始するため、処理装置21内のタイマを起動する。
手順S5において、地震感知器4で有効に動作状態となっている特低ガル検出手段8が検出した特低ガル検出信号の入力の有無(例えば余震の有無)を確認する。特低ガル検出信号の入力が有る場合(S5でYES)、手順S23において、復旧診断運転低速設定手段25を起動し、復旧診断運転低速設定信号を制御装置10に出力し、手順S3を実施しさらなる特低ガル検出に備える。このとき、復旧診断運転低速設定信号が入力された制御装置10は、復旧診断運転時の走行速度を通常の低速より一段と遅い低速(超低速)に設定し、復旧診断運転時のドア開閉速度を通常より一段と遅い開閉速度(低速)に設定する。
特低ガル検出信号の入力が無い場合(S5でNO)、手順S6において、タイマ始動からの所定時間経過の有無を確認し、所定時間経過していない場合(手順6でNO)、手順S5を繰返し実施する。
所定時間経過した場合(手順6でYES)、手順S7において、最寄り階停止信号の制御装置10への出力を停止し、復旧診断運転走行手段26を起動し復旧診断運転走行信号を制御装置10に出力する。
ここで、復旧診断運転走行信号を入力された制御装置10は、復旧診断運転を実施する。このときの低速走行速度とドア開閉速度は、手順S23の設定が無ければ復旧診断運転における通常の低速走行速度と通常のドア開閉速度となる。手順S23の設定があれば、上述したように、通常より一段と遅い低速走行速度(超低速)と通常より一段と遅いドア開閉速度(低速)となる(処理装置21がステップS23の設定の有無を記憶してこれに基づいて走行制御する)。
次に、手順S8において、復旧診断運転中に異常が発生した場合(手順8でYES)、手順S24において、エレベータはその場で停止し、保全作業者が出動し復旧させるまで、休止状態となり本処理を終了する。
復旧診断運転中に異常が発生しない場合(手順8でNO)、手順S9において、復旧診断運転の終了を確認する。終了していない場合(手順9でNO)、手順S8を繰返し実施する。
復旧診断運転が正常に終了した場合(手順9でYES)、手順S10において、復旧診断運転走行手段26による復旧診断運転走行信号の出力を停止し、低ガル解除手段23による低ガル解除信号を出力し、エレベータは平常運転となりエレベータを利用することができる。
以上説明したように、本発明は、地震が連続して発生しても、最初の地震発生から所定時間以内に次の地震を検出した場合、地震時復旧診断運転の走行速度及びドア開閉速度を通常の復旧診断運転に比べてより低速に制御した地震時復旧診断運転を実施することによって、例えば、かごの脱レールを未然に検知して防止したり、かごドアと乗り場ドアとの接触の衝撃を緩和すること等で、連続して発生した地震による機器損傷を防止することが可能となる。
1 かご
2 ドア
3 ドア制御装置
4 地震感知器
5 高ガル検出手段
6 低ガル検出手段
7 低ガル復帰手段
8 特低ガル検出手段
9 特低ガル復帰手段
10 制御装置
20 地震時復旧診断運転装置
21 処理装置
22 最寄り階停止手段
23 低ガル解除手段
24 特低ガル解除手段
25 復旧診断運転低速設定手段
26 復旧診断運転走行手段

Claims (2)

  1. エレベータに設置された地震感知器が検出した第1の振動検出信号に基づいてかごを最寄り階に停止させる地震管制運転を実施するとともに、前記地震管制運転による前記かごの停止を解除してエレベータの地震時復旧診断運転を実施する地震時復旧診断運転装置であって、
    前記第1の振動検出信号の検出から所定時間経過後に、かご走行を平常運転時よりも低速走行とし且つドア開閉を平常運転時のドア開閉速度としてエレベータの復旧診断運転を実施し、
    前記第1の振動検出信号の検出から所定時間経過以前に、前記地震感知器の第2の振動検出信号が検出されたときに、かご走行を前記低速走行よりもさらに低速の超低速走行とし且つドア開閉を平常運転時のドア開閉速度よりもさらに低速の低速開閉速度としてエレベータの復旧診断運転を実施する
    ことを特徴とする地震時復旧診断運転装置。
  2. 請求項1において、
    前記地震管制運転を実施する最寄り階停止手段と、
    前記第1の振動検出信号の検出から所定時間経過後に前記エレベータの復旧診断運転を実施する復旧診断運転走行手段と、
    前記所定時間経過以前に前記第2の振動検出信号が検出されたときに、前記かご走行を前記超低速走行とし且つ前記ドア開閉を前記低速開閉速度とする復旧診断運転低速設定手段と、
    前記各手段と接続されてそれぞれを処理制御する処理手段と、を設けた
    ことを特徴とする地震時復旧診断運転装置。
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