JP6081190B2 - 車輌用洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は車輌用洗浄装置に関する。詳しくは、洗浄液が流動される第1の流動路と第2の流動路の流動面積が異なるようにして洗浄液の流動状態の安定化を図る技術分野に関する。
実開昭63−201653号公報 実開平1−142359号公報
車体又はバンパーに形成された開口から一部が外部へ突出され、ノズルから洗浄液を噴射して車輌用灯具のカバーの表面を洗浄する洗浄装置がある。
洗浄装置は、先端側に設けられ洗浄液を噴射するノズルと、ノズルを保持するノズルホルダー(ノズルケース)と、ノズルホルダーの内部に配置され洗浄液の流動方向に伸縮されるコイルバネと、コイルバネに取り付けられコイルバネとともに移動されるバルブとを備えたものがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
このような洗浄装置においては、ノズルホルダーに洗浄液が供給されるときに洗浄液の液圧が高まることによりコイルバネが圧縮されてバルブがコイルバネとともに移動され、バルブによって閉塞されていた送出口が開放されて洗浄液がノズルホルダーの内部に送り出されノズルから噴射される。
ところが、特許文献1及び特許文献2に記載された洗浄装置のように、コイルバネが圧縮されてバルブが移動され送出口が開閉されるタイプにおいては、洗浄液の流動面積(断面積)の大きさによって以下のような不具合が生じるおそれがある。
例えば、洗浄液の流動面積が大き過ぎる場合には、バルブによって送出口が開放されたときに液圧が低下してコイルバネが伸長しバルブが送出口を閉塞する方向へ移動され、バルブが送出口を閉塞する方向へ移動されると、再び、液圧が高くなりコイルバネが圧縮されてバルブが送出口を開放する方向へ移動される。このような状態が繰り返されると、コイルバネの圧縮と伸長が交互に行われバルブが往復移動される所謂チャタリングが生じてしまう。従って、バルブによる送出口の開放状態が不安定になり、洗浄液の噴射状態の安定化が阻害されてしまう。
一方、洗浄液の流動面積が小さ過ぎる場合には、洗浄液に対する流動抵抗が大きくなり圧力損失が生じ、ノズルから噴射される洗浄液の必要な噴射圧及び噴射量が確保されなくなり、洗浄液による洗浄力が低下してしまう。
そこで、本発明洗浄装置は、洗浄液の流動状態の安定化を図ることを課題とする。
車輌用洗浄装置は、上記した課題を解決するために、供給タンクから供給される洗浄液が流動される流路と前記洗浄液を送り出す送出口とを有するジョイントと、前記ジョイントが連結され前記ジョイントの送出口から送り出される前記洗浄液が内部を流動されるノズルホルダーと、前記ノズルホルダーの内部に配置され前記洗浄液の流動方向に伸縮されるコイルバネと、前記洗浄液を外部へ吐出する吐出口を有し前記ノズルホルダーに保持されるノズルと、前記コイルバネに取り付けられ前記コイルバネとともに移動され前記ジョイントの送出口を開閉するバルブとを備え、前記バルブが移動されて前記送出口が開放されたときに前記バルブの外側に前記洗浄液が流動される第1の流動路が形成され、前記ノズルホルダーの内部には前記第1の流動路に連続し前記ノズルへ向けて前記洗浄液が流動される第2の流動路が形成され、前記第2の流動路における前記洗浄液の流動面積が前記第1の流動路の流動面積より大きくされ、前記ジョイントに、前記洗浄液の流動方向へ行くに従って外周側に傾斜し前記洗浄液を前記第1の流動路から前記第2の流動路に誘導する誘導面が形成され、前記バルブは前記コイルバネの軸方向に延びる被挿入部と該被挿入部の軸方向における一端部に連続して設けられた開閉部を有し、前記開閉部には前記被挿入部よりも外方へ張り出されたフランジ部が形成されると共に、前記開閉部の外周部には前記被挿入部から離隔するに従って内方へ変位するように傾斜された案内面が形成され、前記ジョイントの環状部の内部における前記送出口から前記誘導面までの封入用空間の外径が前記フランジ部の外径とほぼ等しくされ、前記フランジ部が前記フランジ部の外径とほぼ等しくされた前記封入用空間内を移動し、封入用空間内を通過し終わると前記案内面と前記誘導面の間に前記第1の流動路が形成されるものである。
従って、車輌用洗浄装置にあっては、洗浄液が流動されるときに第1の流動路における高い液圧によりバルブによって送出口が開放された状態が確保されると共に第2の流動路において洗浄液の良好な流動性が確保される。
本発明車輌用洗浄装置は、供給タンクから供給される洗浄液が流動される流路と前記洗浄液を送り出す送出口とを有するジョイントと、前記ジョイントが連結され前記ジョイントの送出口から送り出される前記洗浄液が内部を流動されるノズルホルダーと、前記ノズルホルダーの内部に配置され前記洗浄液の流動方向に伸縮されるコイルバネと、前記洗浄液を外部へ吐出する吐出口を有し前記ノズルホルダーに保持されるノズルと、前記コイルバネに取り付けられ前記コイルバネとともに移動され前記ジョイントの送出口を開閉するバルブとを備え、前記バルブが移動されて前記送出口が開放されたときに前記バルブの外側に前記洗浄液が流動される第1の流動路が形成され、前記ノズルホルダーの内部には前記第1の流動路に連続し前記ノズルへ向けて前記洗浄液が流動される第2の流動路が形成され、前記第2の流動路における前記洗浄液の流動面積が前記第1の流動路の流動面積より大きくされ、前記ジョイントに、前記洗浄液の流動方向へ行くに従って外周側に傾斜し前記洗浄液を前記第1の流動路から前記第2の流動路に誘導する誘導面が形成され、前記バルブは前記コイルバネの軸方向に延びる被挿入部と該被挿入部の軸方向における一端部に連続して設けられた開閉部を有し、前記開閉部には前記被挿入部よりも外方へ張り出されたフランジ部が形成されると共に、前記開閉部の外周部には前記被挿入部から離隔するに従って内方へ変位するように傾斜された案内面が形成され、前記ジョイントの環状部の内部における前記送出口から前記誘導面までの封入用空間の外径が前記フランジ部の外径とほぼ等しくされ、前記フランジ部が前記フランジ部の外径とほぼ等しくされた前記封入用空間内を移動し、封入用空間内を通過し終わると前記案内面と前記誘導面の間に前記第1の流動路が形成されることを特徴とする。
従って、第1の流動路における洗浄液の高い液圧が確保されて送出口の開放された状態が維持されると共に第2の流動路における洗浄液に対する流動抵抗が小さくノズルから噴射される洗浄液の十分な噴射圧及び噴射量が確保され、洗浄液の流動状態の安定化を図ることができる。
また、部品点数の増大を伴わず洗浄装置の構造の簡素化を確保した上で洗浄液を第2の流動路において確実に流動させることができると共に誘導面付近において洗浄液に渦が生じ難く洗浄液の良好な流動状態を確保することができる。
さらに、洗浄液が第1の流動路から第2の流動路に流動されるときの流速の変化が緩やかになるため、洗浄液の流動時にバルブを所定の位置に安定した状態で保持することができる。
また、第1の流動路の安定した流動面積を確保することができると共に第2の流動路の安定した流動面積を確保してノズルから噴射される洗浄液の十分な噴射圧及び噴射量を確保することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記ジョイントの内部に前記第1の流動路が形成され、前記ジョイントの厚み分によって前記第1の流動路と前記第2の流動路の流動面積を異ならせるようにしている。
従って、第1の流動路と第2の流動路の流動面積を部品点数の増加を伴うことなく異ならせることができ、構造の簡素化を確保した上で洗浄液の流動状態の安定化を図ることができる。
図2乃至図5と共に本発明車輌用洗浄装置の最良の形態を示すものであり、本図は、車体又はバンパーに取り付けられた状態で示す洗浄装置の断面図である。 洗浄装置の分解斜視図である。 洗浄装置の断面図である。 洗浄液が流動される第1の流動路と第2の流動路を示す拡大断面図である。 洗浄液の流動経路を示す断面図である。
以下に、本発明車輌用洗浄装置を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
尚、以下には、車輌用洗浄装置を車輌用灯具の洗浄装置に適用した例を示すが、本発明車輌用洗浄装置の適用は車輌用灯具の洗浄装置に限られることはなく、車体、窓、ミラー等の車輌に設けられる各部の洗浄装置として広く適用することが可能である。
洗浄装置1はジョイント2とノズルホルダー3とノズル4を有している(図1参照)。
ジョイント2は第1の環状部5と第1の環状部5の軸方向における一端部から内方へ張り出された押し当て部6と押し当て部6の内周部から第1の環状部5の軸方向へ突出された第2の環状部7とから成る(図2及び図3参照)。
第2の環状部7の内部には内方へ張り出された内フランジ部8が設けられ、内フランジ部8の内側の部分が送出口9として形成されている。第2の環状部7の先端部には先端に行くに従って径が大きくなるように傾斜された誘導面7aが形成されている。第2の環状部7の内部における内フランジ部8から誘導面7aまでの空間は挿入用空間7bとして形成されている。挿入用空間7bには後述するノズルが移動されて送出口9が開放されたときに誘導面7aの内側の空間が第1の流動路7cとして形成される。
ジョイント2の内部空間のうち送出口9より第1の環状部5側の空間は流路2aとして形成されている。
ノズルホルダー3は円筒状の基部10と基部10に軸方向において連続して設けられた保持部11と基部10の内部に設けられた形成面部12と形成面部12から突出された支持突部13とから成る。
ノズルホルダー3には基部10にジョイント2の第2の環状部7が圧入され、ノズルホルダー3にジョイント2が連結される。ノズルホルダー3にジョイント2が連結された状態においては、ジョイント2の押し当て部6が基部10の一端面に押し当てられる。
基部10の内部空間は、その外周部が第2の流動路10aとして形成されている。第2の流動路10aの流動面積(断面積)A、Aはジョイント2に形成された第1の流動路7cの流動面積B、Bより大きくされている(図4参照)。尚、これらの流動面積(断面積)は洗浄液の流動方向に直交する方向における断面積である。
保持部11は基部10より外径が稍大きい略円筒状に形成され、軸方向における長さが基部10より短くされている。保持部11の内面は曲面状に形成されている(図2及び図3参照)。
形成面部12は基部10における保持部11側の端部に設けられ、ノズルホルダー3の軸方向を向く板状に形成されている。形成面部12の外周部には連通孔12a、12a、・・・が周方向に等間隔に離隔して形成されている。連通孔12a、12a、・・・はノズルホルダー3の中心軸を中心とした円弧状に形成され、基部10の第2の流動路10aに連通されている。
支持突部13は形成面部12における連通孔12a、12a、・・・の内側の部分からノズルホルダー3の軸方向において保持部11と反対側へ突出されている。
ノズルホルダー3の基部10の内部にはコイルバネ14が配置される。コイルバネ14は圧縮コイルバネであり、一端部が支持突部13に外嵌されて支持されている。コイルバネ14は外径が基部10の内径より小さくされており、基部10の内部においてコイルバネ14の外周側に略円筒状の空間が生じ、この空間が第2の流動路10aとされる。
コイルバネ14の他端部にはバルブ15が取り付けられている。バルブ15はコイルバネ14の軸方向に延びる被挿入部16と被挿入部16の軸方向における一端部に連続して設けられた開閉部17とから成る。
開閉部17には被挿入部16よりも外方へ張り出されたフランジ部17aが設けられている。開閉部17の外周部には被挿入部16から離隔するに従って内方へ変位するように傾斜された案内面17bが形成されている。
バルブ15は被挿入部16がコイルバネ14の他端部に内嵌状に挿入されて取り付けられ、フランジ部17aがコイルバネ14の他端に押し付けられている。
基部10の内部にコイルバネ14が配置された状態において、コイルバネ14に外力が付与されていないときには、コイルバネ14が伸長されてバルブ15の略全体がジョイント2の挿入用空間7bに挿入され開閉部17が内フランジ部8に押し付けられて送出口9が閉塞されている(図3参照)。
ノズル4は外周面が球状に形成された本体部18を有し、本体部18の内部に流動空間18aが形成されている(図2及び図3参照)。本体部18には流動空間18aに連通する吐出口18bが形成されている。
ノズル4はノズルホルダー3の保持部11に内嵌状に圧入され、保持部11に対して任意の方向へ回転可能とされる。
ジョイント2には洗浄液が供給される供給管19の一端部が連結され、供給管19の他端部は洗浄液が貯留される図示しない供給タンクに連結されている。
洗浄装置1においては、例えば、ノズルホルダー3の一部にカラー20が外嵌状に取り付けられ、カラー20が取付用板バネ21によって押さえられることにより車体100又はバンパーに取り付けられる(図1参照)。車体100又はバンパーに取り付けられた状態においては、少なくともノズル4の一部が車体100又はバンパーに形成された挿通孔100aから外方へ突出されている。ノズル4にはノズルカバー22が取り付けられる。
上記のように構成された洗浄装置1において、供給タンクから供給管19を介してジョイント2の流路2aに洗浄液300が供給されると、洗浄液300の圧力がバルブ15の開閉部17に付与される。
洗浄液300が流路2aに供給されて圧力が開閉部17に付与されると、供給された洗浄液300によって内圧が上昇してコイルバネ14が圧縮されバルブ15がコイルバネ14とともに移動され送出口9が開放される(図5参照)。バルブ15が移動されて送出口9が開放されると、バルブ15の案内面17bとジョイント2の誘導面7aとの間に第1の流動路7cが形成される。
送出口9が開放されると、送出口9を通過した洗浄液300が第1の流動路7cを流動され、バルブ15の案内面15aに案内されると共にジョイント2の誘導面7aに誘導されてコイルバネ14の外周側に存在する第2の流動路10aを流動される。第2の流動路10aを流動された洗浄液300は連通孔12a、12a、・・・を通過されてノズル4の流動空間18aに流動され、吐出口18bから車輌用灯具200のカバー201へ向けて噴射され、噴射された洗浄液300によってカバーが洗浄される。
上記のように、供給口9が開放されて洗浄液300が第1の流動路7cを流動されるときには、第1の流動路7cが第2の流動路10aより流動面積が小さくされているため、洗浄液300の流速が速くコイルバネ14の圧縮状態が保持され、バルブ15が所定の位置に保持されて送出口9の開放された状態が維持される。
また、洗浄液300が第1の流動路7cを経て第2の流動路10aを流動されるときには、第2の流動路10aが第1の流動路7cより流動面積が大きくされているため、洗浄液300に対する流動抵抗が小さく圧力損失が生じ難く、ノズル4の吐出口18bから噴射される洗浄液300の十分な噴射圧及び噴射量が確保される。
このとき洗浄装置1においては、バルブ15が第1の流動路7cと第2の流動路10aの境界位置に保持されるため、バルブ15の上下動であるチャタリングが発生し難く、第1の流動路7cの安定した流動面積を確保することができると共に第2の流動路10aの安定した流動面積を確保してノズル4から噴射される洗浄液300の十分な噴射圧及び噴射量を確保することができる。
また、第1の流動路7cと第2の流動路10aの境界部分に誘導面7aと案内面17bが位置されるため、第1の流動路7cと第2の流動路10aの間の流路の面積の変化が緩やかにされている。従って、洗浄液300が第1の流動路7cから第2の流動路10aに流動されるときの流速の変化が緩やかになるため、洗浄液300の流動時にバルブ5を所定の位置に安定した状態で保持することができる。
供給タンクからの洗浄液300の供給が停止されると、内圧が低下しコイルバネ14が伸長されてコイルバネ14とともにバルブ15が移動され、開閉部17が内フランジ部8に押し付けられて送出口9が閉塞され、ノズル4からの洗浄液300の噴射が停止される。
以上に記載した通り、洗浄装置1にあっては、送出口9が開放されたときに形成される第1の流動路7cの流動面積がコイルバネ14の外側に形成された第2の流動路10aの流動面積より大きくされている。
従って、第1の流動路7cにおける洗浄液300の高い液圧が確保されて送出口9の開放された状態が維持されると共に第2の流動路10aにおける洗浄液300に対する流動抵抗が小さくノズル4から噴射される洗浄液300の十分な噴射圧及び噴射量が確保され、洗浄液300の流動状態の安定化を図ることができる。
また、ジョイント2の第2の環状部7の厚み分によって第1の流動路7cの流動面積が第2の流動路10aの流動面積より小さくされている。
従って、第1の流動路7cと第2の流動路10aの流動面積を部品点数の増加を伴うことなく異ならせることができ、構造の簡素化を確保した上で洗浄液300の流動状態の安定化を図ることができる。
さらに、ジョイント2に、洗浄液300の流動方向へ行くに従って外周側に傾斜し洗浄液300を第1の流動路7cから第2の流動路10aに誘導する誘導面7aが形成されている。
従って、部品点数の増大を伴わず洗浄装置1の構造の簡素化を確保した上で洗浄液300を第2の流動路10aにおいて確実に流動させることができると共に誘導面7aが傾斜する形状に形成されているため誘導面7a付近において洗浄液300に渦が生じ難く洗浄液300の良好な流動状態を確保することができる。
尚、上記には、ジョイント2の先端部に、傾斜された誘導面7aが形成された例を示したが、ジョイント2の先端部は必ずしも傾斜された形状に形成されている必要はなく、例えば、第2の環状部7が一定の厚みを有する形状に形成されていてもよい。
さらにまた、バルブ15に洗浄液300を第2の流動路10aに案内する案内面17bが形成されているため、部品点数の増大を伴わず洗浄装置1の構造の簡素化を確保した上で洗浄液300を第2の流動路10aにおいて確実に流動させることができる。
尚、洗浄装置1においては、洗浄液300がコイルバネ14の外周側に形成された第2の流動路10aを流動されてノズル4の吐出口18bから噴射される。
従って、コイルバネ14から洗浄液300に対して抵抗力が付与されないため圧力損失が生じ難く、ノズル4から噴射される洗浄液300の高い噴射圧を確保することができる。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1…洗浄装置、2…ジョイント、2a…流路、3…ノズルホルダー、4…ノズル、7…環状部、7a…誘導面、7b…封入用空間、7c…第1の流動路、9…送出口、10a…第2の流動路、12a…連通孔、14…コイルバネ、15…バルブ、16…被挿入部、17…開閉部、17a…フランジ部、17b…案内面、18b…吐出口、200…車輌用灯具、300…洗浄液

Claims (2)

  1. 供給タンクから供給される洗浄液が流動される流路と前記洗浄液を送り出す送出口とを有するジョイントと、
    前記ジョイントが連結され前記ジョイントの送出口から送り出される前記洗浄液が内部を流動されるノズルホルダーと、
    前記ノズルホルダーの内部に配置され前記洗浄液の流動方向に伸縮されるコイルバネと、
    前記洗浄液を外部へ吐出する吐出口を有し前記ノズルホルダーに保持されるノズルと、
    前記コイルバネに取り付けられ前記コイルバネとともに移動され前記ジョイントの送出口を開閉するバルブとを備え、
    前記バルブが移動されて前記送出口が開放されたときに前記バルブの外側に前記洗浄液が流動される第1の流動路が形成され、
    前記ノズルホルダーの内部には前記第1の流動路に連続し前記ノズルへ向けて前記洗浄液が流動される第2の流動路が形成され、
    前記第2の流動路における前記洗浄液の流動面積が前記第1の流動路の流動面積より大きくされ、
    前記ジョイントに、前記洗浄液の流動方向へ行くに従って外周側に傾斜し前記洗浄液を前記第1の流動路から前記第2の流動路に誘導する誘導面が形成され、
    前記バルブは前記コイルバネの軸方向に延びる被挿入部と該被挿入部の軸方向における一端部に連続して設けられた開閉部を有し、
    前記開閉部には前記被挿入部よりも外方へ張り出されたフランジ部が形成されると共に、前記開閉部の外周部には前記被挿入部から離隔するに従って内方へ変位するように傾斜された案内面が形成され、
    前記ジョイントの環状部の内部における前記送出口から前記誘導面までの封入用空間の外径が前記フランジ部の外径とほぼ等しくされ、
    前記フランジ部が前記フランジ部の外径とほぼ等しくされた前記封入用空間内を移動し、封入用空間内を通過し終わると前記案内面と前記誘導面の間に前記第1の流動路が形成される
    ことを特徴とする車輌用洗浄装置。
  2. 前記ジョイントの内部に前記第1の流動路が形成され、
    前記ジョイントの厚み分によって前記第1の流動路と前記第2の流動路の流動面積を異ならせるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用洗浄装置。
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