JP6079191B2 - 通信装置、通信方法、および、通信プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の端末の間での通信に関する。
携帯電話の普及により、携帯電話端末を介した通話が頻繁に行われるようになってきている。また、ユーザは、自分の携帯電話端末を介して通話する可能性がある通話先の電話番号を、携帯電話端末のメモリに登録することも多い。さらに、ユーザは、セールスの電話や不審者からの迷惑電話の着信を避けるために、メモリに登録されていない電話番号からの通話の要求を拒否するサービスを受けることもできる。
関連する技術として、所定の携帯端末のハードウェアを仮想化したハードウェアアクセスレイヤを有し、携帯端末からの要求に応じて携帯端末の所定の機能を実現するプログラムを有するソフトウェア実行サーバが知られている。携帯端末は、ソフトウェア実行サーバによりハードウェアアクセスレイヤに対して発行されたアクセス命令を、複数のアクセス命令の収容が可能なコマンドにより受け付ける端末ハードウェアアクセスを備える。
国際公開2008/047919号
ユーザが自分の携帯電話端末を使用できないが、電話を用いて連絡を取りたい場合も考えられる。このような場合、ユーザは、自分の携帯電話端末を使って電話をかけることができないので、公衆電話などの他の電話を使用することになる。しかし、着呼先の電話端末において、メモリに登録されていない電話番号からの通話の要求を拒否する設定がされている場合、ユーザは公衆電話等の電話を使用しても、着呼先との間で通話を確立することができないという問題がある。
本発明は、ユーザの携帯電話端末に割り当てられた番号を、任意の電話端末からの発呼に使用できるようにすることを目的とする。
実施形態に係る通信装置は、受信部、転送条件テーブル、変換部、送信部を備える。受信部は、発呼の要求を受信する。転送条件テーブルは、ユーザ番号、発呼元番号、転送先番号を、対象番号に対応付けて登録する。対象番号は、転送処理の対象とする呼の着呼先に指定される電話番号である。ユーザ番号は、前記対象番号を使用するユーザが保持する端末の番号である。発呼元番号は、前記対象番号への発呼に使用される端末である使用端末の電話番号である。転送先番号は、前記使用端末からの呼の転送先に割り当てられた電話番号である。変換部は、前記発呼元番号からの前記対象番号への呼の要求を取得すると、要求された呼の発呼元を前記発呼元番号から前記ユーザ番号に変換するとともに、着呼先を前記対象番号から前記転送先番号に変換する。送信部は、前記ユーザ番号から前記転送先番号への発呼を要求する要求メッセージを前記着呼先に向けて送信する。
ユーザの携帯電話端末に割り当てられた番号を、任意の電話端末からの発呼に使用できる。
実施形態に係る通信方法の例を説明する図である。 ネットワークの例を示す図である。 判定サーバの構成の例を示す図である。 変換サーバの構成の例を示す図である。 サーバのハードウェア構成の例を示す図である。 通信方法の例を説明するシーケンス図である。 入力画面の例を示す図である。 転送条件テーブルの例を示す図である。 判定テーブルの例を示す図である。 第1の実施形態による通信方法の例を説明する図である。 データの同期方法と参照方法の例を説明する図である。 第3の実施形態にかかる通信方法の例を説明するシーケンス図である。 転送条件テーブルの例を示す図である。 ネットワークの例を示す図である。 変換サーバの変形例を示す図である。
図1は、実施形態に係る通信方法の例を説明する図である。ユーザBはユーザAに電話をかけようとしている場合を例とする。ユーザAの端末(携帯電話端末10a)は、ユーザAの端末中のメモリに登録されている番号以外からの発呼について、着信をしないものとする。ユーザBの端末の電話番号は、ユーザAの端末に登録されているが、ユーザBはユーザBの端末を使用できないため、ユーザCの端末(携帯電話端末10c)を用いてユーザAに電話しようとしているとする。ここで、ユーザCの端末の番号はユーザAの端末のメモリに登録されていないものとする。
実施形態に係る通信方法が適用されるネットワークでは、IP(Internet Protocol)網に変換サーバが含まれているものとする。変換サーバは、電話番号の変換サービスを利用するユーザ毎に、そのユーザが変換処理を希望する通信の着呼先に指定するための電話番号を割り当てる。以下、変換処理の対象となる通信の着呼先に指定される電話番号のことを「対象番号」と記載する。すなわち、着呼先が対象番号に設定された制御信号を受信した場合、変換サーバは、変換サービスが要求されたと認識する。対象番号は特定の物理的な端末に割り当てられた番号ではなく、仮想的に変換サーバ中にあると設定されている端末に割り当てられている。そこで、以下の説明では、対象番号が割り当てられている仮想的な端末を「仮想端末」と記載することがある。なお、携帯電話網中のサーバは、仮想端末に対応付けられている端末の電話番号を、その他の電話番号から選別するための条件を保持しているものとする。
ユーザBは、ユーザCの端末やコンピュータなどのIP機器を用いて変換サーバにアクセスし、通信に使用する端末を識別するための情報と、通信の転送先を識別するための情報を、ユーザBの対象番号に対応付けて変換サーバに通知する。ここでは、ユーザBは、使用する端末の識別情報としてユーザCの端末に割り当てられた電話番号、転送先の識別情報としてユーザAの端末に割り当てられた電話番号を、ユーザBの対象番号に対応付けて通知する。変換サーバは、ユーザBから通知された情報を、転送条件テーブルに格納する。ここで、転送条件テーブルは、対象番号を着呼先とする通信の転送条件を記録しているテーブルのことを指すものとする。
その後、ユーザBは、ユーザCの端末を用いて、ユーザBの端末を着呼先として電話をかける。すると、携帯電話網に含まれているサーバは、ユーザBの端末への発呼を、ユーザBの端末に対応付けられた対象番号への発呼に変換し、対象番号を着呼先とする通話の要求を、変換サーバに転送する。変換サーバは、通話が要求されている着呼先の番号と発呼元の番号の組み合わせをキーとして、転送条件テーブルを検索することにより、転送条件を取得する。ここでは、ユーザBの対象番号が着呼先であり、かつ、発呼元がユーザCの端末に割り当てられた番号となっている条件が検索される。得られた条件では、転送先はユーザAの端末となっている。そこで、変換サーバは、発呼元をユーザBの端末に割り当てられた電話番号に変換した上で、着呼先の電話番号をユーザAの端末の電話番号に変換した通信要求メッセージを生成し、交換機に送信する。交換機は、ユーザAの端末を呼び出す。ユーザAの端末は、ユーザBを発呼元とする着呼の要求を受信したと判定して着信拒否を行わない。このため、ユーザAが応答すると、ユーザBがユーザCの端末を使用しているにもかかわらず、ユーザBとユーザAの間での通話が可能になる。
このように、実施形態にかかる方法を使用すると、変換サーバにおいて通話の発呼元と着呼先の電話番号が変換されるので、着呼先の端末で着信拒否に設定されている端末を用いて、着呼先との通話を行うことが可能になる。このため、例えば、端末の故障、置き忘れ、電池切れなどの要因により、端末を使用できなくなったユーザは、着呼先に自分の端末の番号を通知しながら、他の端末を用いて通信を行うことができる。
<ネットワーク例および装置構成>
図2は、ネットワークの例を示す。図2に示す例では、ネットワークには、携帯電話網100、IP網130、インターネット140が含まれているものとする。携帯電話網100には、基地局21(21a〜21c)、無線ネットワーク制御装置22(22a、22b)、交換機23、判定サーバ30が含まれる。基地局21a〜21cは、各々が形成するセル内に位置する携帯電話端末10(10a、10c)と通信する。無線ネットワーク制御装置22は、携帯電話端末10の位置に合わせてハンドオーバなどの処理を行う。判定サーバ30は、着信が要求されている電話番号に、仮想端末が対応付けられているかを判定する。判定サーバ30は、仮想端末に対応付けられた端末への発呼は、転送処理の対象となる発呼である可能性があると判定する。そこで、判定サーバ30は、仮想端末が対応付けられている端末への発呼を、対象番号への発呼に変換して、変換サーバに転送する。判定サーバ30の動作については後述する。
携帯電話網100は、ゲートウェイ160を介して、IP網130と接続されている。IP網130には、変換サーバ50とSession Initiation Protocol(SIP)サーバ70が含まれる。変換サーバ50は、判定サーバ30から転送された発呼が転送処理の対象となる通話の要求である場合に、通信を要求する端末と着呼先の端末の識別子を変換した通知メッセージを生成する。変換サーバ50、SIPサーバ70の動作については、後述する。
IP網130は、ルータ80を介してインターネット140に接続される。例えば、IP網130は、ルータ80aおよび80bを介してインターネット140に接続されている。インターネット140には、メールサーバ91などが含まれる。
図3は、判定サーバ30の構成の例を示す。判定サーバ30は、受信部31、送信部32、判定部33、判定テーブル34を備える。受信部31は、無線ネットワーク制御装置22a、22b、交換機23などから制御メッセージを受信する。判定部33は、受信部31が受信したメッセージから、着信が要求された電話番号を特定する。さらに、判定部33は、特定した電話番号が仮想端末に対応付けられている携帯電話端末10の番号であるかを、判定テーブル34を参照して決定する。判定テーブル34の例と判定部33の動作の例は後述する。着信が要求された番号が仮想端末に対応付けられた携帯電話端末10の番号である場合、送信部32は、変換サーバ50に、仮想端末に対して着信が要求されたことを通知する。
図4は、変換サーバ50の構成の例を示す。変換サーバ50は、受信部51、送信部52、認証部53、変換部54、転送条件更新部55、Webアプリ処理部56を備える。さらに、記憶部60は、認証データ61と転送条件テーブル62を記憶している。さらにオプションとして、記憶部60は、電話帳情報63、メールデータ64、発着信履歴情報65を記憶しても良い。
受信部51は、判定サーバ30などから送信されてきた制御メッセージを受信し、変換部54に出力する。また、受信部51は、ユーザが使用する装置から入力された情報を、認証部53や転送条件更新部55に出力する。送信部52は、制御メッセージを交換機23、SIPサーバ70などに送信する。認証部53は、認証データ61を参照することにより、仮想端末へのアクセスが正当なユーザから要求されているかを判定する。変換部54は、仮想端末を着呼先とした発呼を、転送条件テーブル62の情報を用いて転送先の携帯電話端末10に転送するために、着呼先の番号を変換する。さらに、変換部54は、変換後の着呼先に通知するための発呼元の番号を、変換前の着呼先に指定されていた仮想端末に対応付けられている携帯電話端末10の番号に変換する。転送条件テーブル62の例と詳しい使用方法については、後述する。
転送条件更新部55は、転送条件テーブル62の更新処理を行う。例えば、転送条件更新部55は、認証に成功したユーザからの入力に基づいて、転送条件テーブル62に転送条件を追加する。また、転送条件更新部55は、転送条件テーブル62に含まれている各エントリについて保持条件を満たしているかを判定し、保持条件を満たさなくなったエントリを転送条件テーブル62から削除する。Webアプリ処理部56は、認証に成功したユーザが転送条件を入力するために使用するアプリケーションに関する処理を行う。例えば、ユーザが使用している携帯電話端末10などの装置の画面にGUI(Graphical User Interface)を表示させるための処理を行う。
電話帳情報63、メールデータ64、発着信履歴情報65は、仮想端末ごとに登録されている。認証に成功したユーザは、電話帳情報63、メールデータ64、発着信履歴情報65のうちで、そのユーザのIDとパスワードから特定することができる仮想端末に対する情報を参照することができるものとする。ユーザが参照できる情報の特定方法や、ユーザがアクセスできない情報へのアクセスの防止方法には、任意の方法が用いられる。
図5は、サーバのハードウェア構成の例を示す。判定サーバ30、変換サーバ50、SIPサーバ60、メールサーバ91のいずれも、図5に示すようなハードウェア構成とすることができる。サーバは、プロセッサ201、メモリ202、入力装置203、出力装置204、バス205、外部記憶装置206、媒体駆動装置207、ネットワーク接続装置209を備える。例えば、判定サーバ30、変換サーバ50、SIPサーバ60、メールサーバ91のいずれもコンピュータにより実現される場合がある。プロセッサ201は、Central Processing Unit(CPU)を含む任意の処理回路とすることができる。
判定サーバ30では、プロセッサ201は、プログラムを実行することにより、判定部33として動作する。メモリ202は、判定テーブル34を格納する。また、判定サーバ30は、判定テーブル34に含める情報を、ネットワーク210もしくは可搬記憶媒体208から取得することもできる。判定サーバ30がアクセスするネットワーク210は、例えば、携帯電話網100である。ネットワーク接続装置209は、受信部31および送信部32として動作する。
変換サーバ50では、プロセッサ201は、プログラムを実行することにより、認証部53、変換部54、転送条件更新部55、Webアプリ処理部56として動作する。メモリ202は、記憶部60として動作し、認証データ61、転送条件テーブル62、電話帳情報63、メールデータ64、発着信履歴情報65を格納する。ネットワーク接続装置209は、受信部51および送信部52として動作する。変換サーバ50がアクセスするネットワーク210は、例えば、IP網130である。
入力装置203は、例えば、ボタン、キーボードやマウスなどであり、オペレータは、入力装置203を用いて判定サーバ30に仮想端末の情報などのデータを入力できる。同様に、仮想端末ごとの通信装置の動作に関する情報が入力装置203を介して変換サーバ50に入力されることもある。出力装置204は、ディスプレイなどとして実現される。バス205は、プロセッサ201、メモリ202、入力装置203、出力装置204、外部記憶装置206、媒体駆動装置207、ネットワーク接続装置209の間を、相互にデータの受け渡しが行えるように接続する。外部記憶装置206は、プログラムやデータなどを格納し、適宜、格納している情報をプロセッサ201などに提供する。媒体駆動装置207は、メモリ202や外部記憶装置206のデータを可搬記憶媒体208に出力することができ、また、可搬記憶媒体208からプログラムやデータ等を読み出すことができる。ここで、可搬記憶媒体208は、フロッピイディスク、Magneto-Optical(MO)ディスク、Compact Disc Recordable(CD−R)やDigital Versatile Disk Recordable(DVD−R)を含む、持ち運びが可能な任意の記憶媒体とすることができる。
<第1の実施形態>
図6は、通信方法の例を説明するシーケンス図である。以下、図2に示すネットワークにおいて、ユーザBがユーザCの携帯電話端末10cから、ユーザAの携帯電話端末10aに音声呼の発信を行う場合を例として、処理の例を説明する。ここで、ユーザAの携帯電話端末10aでは、ユーザCの携帯電話端末10cに割り当てられた電話番号からの着信を拒否する設定になっているものとする。このため、ユーザBは、ユーザCの携帯電話端末10cを発呼に用いているが、発呼元としてはユーザBの携帯電話端末10bに割り当てられた電話番号を通知するものとする。以下の説明では、ユーザBの携帯電話端末10bに割り当てられた電話番号は090−2222−3333であり、ユーザBの仮想端末に割り当てられている対象番号は333−2222−3333である場合を例として説明する。さらに、携帯電話端末10cに割り当てられた電話番号は090−3333−9999であり、携帯電話端末10aに割り当てられた電話番号は090−1234−5678であるものとする。
(1)ユーザBは、携帯電話端末10aへの発呼に携帯電話端末10cを使用することを決定すると、携帯電話端末10cを用いて変換サーバ50にアクセスする。以下、携帯電話端末10cを用いて変換サーバ50へのアクセスが行われる場合を例として説明するが、変換サーバ50へのアクセスに用いられる装置は、IP網130にアクセスできる任意の装置から選択され得る。ユーザBは、携帯電話端末10cから、ユーザBの仮想端末に関する契約に使用されているユーザIDとパスワードを入力する。
変換サーバ50の受信部51は、携帯電話端末10cから送信されてきた情報を認証部53に出力する。認証部53は、認証データ61を参照することにより、仮想端末に関する認証処理を行う。認証に成功すると、認証部53は、Webアプリ処理部56に認証の成功を通知する。Webアプリ処理部56は、送信部52を介して、携帯電話端末10cに、入力画面を表示するためのデータを送信する。例えば、Webアプリ処理部56は、図7(a)に示す入力画面の表示に使用されるデータを、携帯電話端末10cに送信する。ユーザBが携帯電話端末10cに表示されている画面中の「電話番号変換条件」ボタンを選択すると、変換サーバ50のWebアプリ処理部56に、電話番号の変換サービスで使用される条件の設定が要求されたことが通知される。なお、携帯電話端末10cに表示されたGUIを用いる処理は、任意の既知の方法で行われているものとする。
(2)Webアプリ処理部56は、電話番号の変換条件の設定が要求されると、変換条件の入力画面の表示に用いるデータを、携帯電話端末10cに送信する。携帯電話端末10cは、入力画面を表示させる。入力画面の例を図7(b)に示す。ユーザBは、発信元の欄に通信で使用する携帯電話端末10の識別子を入力し、転送先の欄に電話をかけようとしている携帯電話端末10の識別子を入力する。ここでは、発信元の欄には携帯電話端末10cの電話番号が入力され、転送先の欄には携帯電話端末10aの電話番号が入力される。さらに、ユーザBは、入力した変換条件を使用する期間や使用回数などの条件を保持条件として入力する。また、ユーザは、複数の条件を保持条件として入力することもできる。ユーザBは、入力が終わると、登録ボタンを選択する。携帯電話端末10cは、入力画面で入力された情報を変換サーバ50に送信する。
(3)変換サーバ50の受信部51は、入力画面によって入力されたデータを受信すると、転送条件更新部55に出力する。転送条件更新部55は、発信元の電話番号と転送先の電話番号を、認証に成功しているユーザの仮想端末に割り当てられた対象番号に対応付けて、転送条件テーブル62を生成する。図8に転送条件テーブル62の例を示す。図8のNo.1のように保持条件に複数の条件が含まれている場合、保持条件の1つ以上を満たさない条件は、転送条件テーブル62に保持対象ではないと判定されるものとする。保持対象ではない条件は、転送条件更新部55によって転送条件テーブル62から削除される。
(4)ユーザBは、転送条件テーブル62に登録する情報の入力が終わると、携帯電話端末10cから、ユーザBの携帯電話端末10bに電話をかける。この場合の着呼先は携帯電話端末10bであるので、ユーザBは、090−2222−3333に電話をかけている。携帯電話端末10cは、基地局21b、無線ネットワーク制御装置22bを介して交換機23と通信する。このとき、携帯電話端末10cは、発呼元である携帯電話端末10cの電話番号と、着呼先として指定した携帯電話端末10bの電話番号を交換機23に通知する。従って、手順(4)の段階では、
発呼元電話番号:090−3333−9999(携帯電話端末10c)
着呼先電話番号:090−2222−3333(携帯電話端末10b)
となっている。
(5)交換機23は、呼制御の発呼元と着呼先の電話番号を判定サーバ30に通知する。判定サーバ30の受信部31は、交換機23から受信した通知を判定部33に出力する。判定部33は、判定テーブル34を参照して、着信が要求された携帯電話端末10に対応付けられた仮想端末があるかを判定する。図9は、判定テーブル34の例を示す。図9の例では、判定テーブル34は、携帯電話端末10ごとに、仮想端末の有無を記録している。図9の例では、No.1〜5のうち、No.2以外の端末はそれぞれの仮想端末に対応付けられている。判定テーブル34は、仮想端末が設定されている個々の携帯電話端末10について、携帯電話端末10に対応する仮想端末に割り当てられた電話番号を合わせて記録している。そこで、判定部33は、着信が要求された携帯電話端末10に対応付けられた仮想端末があると判定した場合、着信が要求されている端末の電話番号を、着信が要求された携帯電話端末10に対応付けられた仮想端末の電話番号に変更する。
例えば、図9のNo.1に示すように、携帯電話端末10bには仮想端末が対応付けられている。そこで、判定部33は、着呼先を携帯電話端末10bから携帯電話端末10bに対応付けられた仮想端末に変換する。このため、判定部33は、以下の情報を含む要求メッセージを生成する。
発呼元電話番号:090−3333−9999(携帯電話端末10c)
着呼先電話番号:333−2222−3333(携帯電話端末10bの仮想端末)
送信部32は、生成されたメッセージを変換サーバ50に送信する。
(6)変換サーバ50の受信部51は、ゲートウェイ160を介して、判定サーバ30からメッセージを受信する。図6の例では、変換サーバ50が判定サーバ30から発呼に関する制御メッセージを受信することにより、携帯電話端末10cから変換サーバ50に至るパスが形成される。
受信部51は、受信したメッセージを変換部54に出力する。変換部54は、着呼先の電話番号として指定されている仮想端末の電話番号に対応付けられた条件が、転送条件テーブル62にあるかを判定する。着呼先の仮想端末の番号が転送条件テーブル62に含まれている場合、変換部54は、着呼先の電話番号と発呼元の電話番号の組み合わせに対応付けられた条件が、転送条件テーブル62に含まれているかを、さらに判定する。転送条件テーブル62が図8に示す通りである場合、着呼先の電話番号と発呼元の電話番号の組み合わせに対応付けられた転送条件がNo.1に記録されている。そこで、変換部54は、転送条件テーブル62を用いて、通話の発呼元と着呼先の電話番号を
発呼元電話番号:090−2222−3333(携帯電話端末10b)
着呼先電話番号:090−1234−5678(携帯電話端末10a)
のように、変換する。
(7a)一方、着呼先の電話番号と発呼元の電話番号の組み合わせに対応する転送条件が転送条件テーブル62に記録されていない場合、変換部54は、判定サーバ30から通知された呼制御は変換処理の対象ではないと判定する。そこで、変換部54は、着呼先の電話番号を携帯電話端末10bに割り当てられた電話番号に変更するが、発呼元の電話番号は変更しない。変換部54は、携帯電話端末10bへの呼び出し処理を交換機23に要求し、交換機23が携帯電話端末10bの呼び出しに成功すると、変換サーバ50から着呼先の携帯電話端末10までの通信路が確立される。
(7)変換部54は、変換処理後の電話番号を用いて、転送先の電話の呼び出しに用いる制御メッセージを生成する。従って、変換部54で生成される制御メッセージでは、発呼元と着呼先は以下のとおりとなる。
変換後の発呼元:090−2222−3333(携帯電話端末10b)
変換後の着呼先:090−1234−5678(携帯電話端末10a)
変換部54は、生成したメッセージを送信部52に出力する。変換サーバ50は、ゲートウェイ160を介して、交換機23に制御メッセージを送信する。この処理により、変換サーバ50から携帯電話端末10aに至るパスの形成が開始される。
(8)交換機23は、変換サーバ50から制御メッセージを受信すると、着呼先に指定されている端末を呼び出す。ここでは、交換機23は、無線ネットワーク制御装置22aや基地局21aを介して、携帯電話端末10aを呼び出す。
(9)転送条件更新部55は、適宜、転送条件テーブル62中のエントリごとに指定されている保持条件を参照し、転送条件を保持するかを判定する。例えば、図8のNo.1のエントリは、No.1の条件が手順(3)の処理で使用されると、転送条件テーブル62に保持される対象ではなくなる。このため、転送条件更新部55は、図8のNo.1のエントリを転送条件テーブル62から削除する。
(10)ユーザAの携帯電話端末10aに対しては、手順(8)において、交換機23から呼び出しの際に、変換後の電話番号の条件が通知される。従って、携帯電話端末10aには、以下の条件が通知されている。
発呼元:090−2222−3333(携帯電話端末10b)
着呼先:090−1234−5678(携帯電話端末10a)
携帯電話端末10aのメモリ中には予め携帯電話端末10bが記録されている。このため、携帯電話端末10aは、着信拒否の対象となる通話ではないと判定して、呼処理を行う。ユーザAが携帯電話端末10aで応答すると、変換サーバ50から携帯電話端末10aに至るパスが生成される。変換サーバ50は、携帯電話端末10cから変換サーバ50に至るパスと、変換サーバ50から携帯電話端末10aに至るパスを接続することにより、携帯電話端末10cから携帯電話端末10aに至るパスを確保する。このため、ユーザAが携帯電話端末10aで呼の要求に応答すると、携帯電話端末10cを使用しているユーザBとの間の通話が開始される。
図10は、第1の実施形態による通信方法の例を説明する図である。図中の破線の矢印は、発呼の前に行われる処理によるデータの流れを示し、実線で示す矢印は、発呼に際して行われる処理によるデータの流れを示すものとする。また、図10に示す括弧の中の番号は、図6の説明で用いた手順の番号を示している。
ユーザBは、ユーザCの携帯電話端末10cを用いて、転送処理の条件を変換サーバ50に通知する。転送条件テーブル62には、携帯電話端末10bに対応付けられた仮想端末宛の発呼の転送条件として、発信に使用される携帯電話端末10と転送先の携帯電話端末10の組み合わせが記録される。
携帯電話端末10cから携帯電話端末10bに電話をかけると、判定サーバ30により、携帯電話端末10bへの発呼は、携帯電話端末10bに対応付けられた仮想端末宛の発呼に変換される。変換サーバ50は、仮想端末宛の発呼について、着呼先の電話番号と発呼元の電話番号の組み合わせに対応付けられた転送条件が転送条件テーブル62に記録されているかを判定する。発呼先と着呼先の組み合わせが転送条件テーブル62に記録されている場合、変換サーバ50は、転送条件テーブル62に従って、転送先と転送先に通知する発信元の番号を変更する。図10の転送条件テーブル62では、転送先に通知する発信元の番号を、「変更後の発信元」と表記している。
このように、第1の実施形態によると、変換サーバ50において通話の発呼元と着呼先の電話番号が変換されるので、着呼先の携帯電話端末10で着信拒否に設定されている携帯電話端末10を用いて、着呼先との通話を行うことが可能になる。このため、例えば、携帯電話端末10の故障、置き忘れ、電池切れなどの要因により、携帯電話端末10を使用できなくなったユーザは、他の携帯電話端末10を用いて自分の携帯電話端末10に割り当てられた番号を用いた通信をすることができる。
なお、図6を用いて、携帯電話端末10cからの発呼についての例を述べたが、発呼元は固定電話やIP電話であっても良い。発呼元が固定電話やIP電話であっても、発呼元から仮想端末に対応付けられた携帯電話端末10への発呼は、これまでに説明した処理と同様に処理される。なお、発呼元が固定電話やIP電話である場合、ユーザはコンピュータを用いて、固定電話やIP電話の番号や転送先を、変換サーバ50に通知する。図8のNo.2に固定電話が発呼元である場合に生成されるエントリの例を示す。
<第2の実施形態>
次に、変換サーバ50において、電話帳情報63、メールデータ64、発着信履歴情報65が仮想端末に対応付けて保持されている場合について説明する。この場合、携帯電話端末10のユーザは、図6を用いて説明した処理を開始する前に、携帯電話端末10と仮想端末の間で、データの同期処理を行う。
図11は、データの同期方法と参照方法の例を説明する図である。図11(a)は、ユーザBが携帯電話端末10bに記録されているデータと、ユーザBの仮想端末に対応付けて変換サーバ50が保持するデータを同期させる場合を例として示している。ユーザBは、携帯電話端末10bから変換サーバ50にアクセスするために、インターネット140を介して認証処理を行う。認証処理は、図6を参照しながら説明した手順(1)と同様に行われる。認証に成功すると、Webアプリ処理部56の処理により、携帯電話端末10bの画面に、図7(a)に示す入力画面が表示される。ユーザBが「DB同期」を選択すると、携帯電話端末10bは、データの同期を要求するメッセージを生成し、変換サーバ50に送信する。すると、Webアプリ処理部56は、発着信履歴情報、メールの送受信履歴、送信メールのいずれを同期させるかをユーザに選択させるためのメニュー画面を、携帯電話端末10bに表示させる。ユーザがメニュー画面に示されているいずれかのメニューを選択すると、携帯電話端末10bは、変換サーバ50に、同期するデータを通知する。例えば、メニューが「発着信履歴情報」、「メールの送受信履歴」、「送信メール」、「メモリ中の全データ」であり、ユーザが「送信メール」を選択したとする。この場合、携帯電話端末10bは、携帯電話端末10bを用いて送信されたメールであり、かつ、携帯電話端末10bに保持されているメールを、変換サーバ50に送信する。Webアプリ処理部56は、携帯電話端末10bから送信されてきたメールのうち、メールデータ64に含まれていないメールのデータを、メールデータ64に記録する。また、Webアプリ処理部56は、メールデータ64に記録されている送信メールを全て携帯電話端末10bに送信する。すると、携帯電話端末10bは、受信したメールのうち、メモリ中に含まれていないメールのデータを記憶する。他の情報についても同様に同期処理が行われる。図11(a)を参照しながらユーザBが手動でデータを同期する場合について説明したが、携帯電話端末10bは一定期間ごとにデータの同期を行ってもよい。
図11(b)は、同期処理が終わった後で、ユーザBが携帯電話端末10cを用いて、ユーザBの仮想端末に対応付けて記録されているデータにアクセスする方法の例を示す。ユーザBは、携帯電話端末10cを用いて、図6を参照しながら説明した手順(1)と同様に認証処理を行う。認証に成功すると、Webアプリ処理部56の処理により、携帯電話端末10cの画面に、図7(a)に示す入力画面が表示される。ユーザBが「データ照会」を選択すると、携帯電話端末10cは、データの照会を要求するメッセージを生成し、変換サーバ50に送信する。すると、Webアプリ処理部56は、照会するデータをユーザに選択させるためのメニュー画面を、携帯電話端末10cに表示させる。ユーザがメニュー画面に示されているいずれかのメニューを選択すると、携帯電話端末10cは、変換サーバ50に、参照するデータの種類を通知する。すると、Webアプリ処理部56は、携帯電話端末10cから参照するデータとして指定されたデータのうち、ユーザBの仮想端末に対応付けられたデータを、携帯電話端末10cに送信する。
第2の実施形態では、ユーザ自身の携帯電話端末10に記録されているデータを予め仮想端末に対応付けて変換サーバ50に記憶させておくことができる。このため、ユーザは、自分の携帯電話端末10以外の装置を用いても、ユーザ自身の端末に記録されているデータを用いて通信を行うことができる。例えば、ユーザBが携帯電話端末10bの着信履歴を、携帯電話端末10cで確認した上で、図6の手順(2)以降の処理を行うこともできる。また、ユーザBは、発信先などの入力の際に、着信履歴情報やアドレス情報を参照できるように、入力画面が変更されても良い。
<第3の実施形態>
図12は、第3の実施形態にかかる通信方法の例を説明するシーケンス図である。以下、図2に示すネットワークにおいて、ユーザBがユーザCの携帯電話端末10cから、ユーザAの携帯電話端末10aにメールを送信する場合を例として、処理の例を説明する。以下の説明では、各ユーザの携帯電話端末10に割り当てられているアドレスは以下の通りであるとする。
携帯電話端末10a(ユーザA):[email protected]
携帯電話端末10b(ユーザB):[email protected]
携帯電話端末10c(ユーザC):[email protected]
(21)ユーザBは、携帯電話端末10cを用いて変換サーバ50にアクセスし、認証を要求する。認証処理は、図6を参照しながら説明した手順(1)と同様である。また、携帯電話端末10cが認証に成功すると、手順(1)と同様に、携帯電話端末10cの表示デバイスに入力画面が表示される。ユーザBが携帯電話端末10cに表示されている画面中の「メール設定」ボタンを選択すると、変換サーバ50のWebアプリ処理部56は、メールアドレスの変換サービスで使用される条件の設定が要求されたと認識する。
(22)Webアプリ処理部56は、メールアドレスの変換条件の設定が要求されると、携帯電話端末10cに、変換条件の入力画面(図7(b))を表示させる。ユーザBは、発信元の欄に通信で使用する携帯電話端末10cに割り当てられたメールアドレスを入力し、転送先の欄にメールを送信しようとしている携帯電話端末10aのメールアドレスを入力する。さらに、ユーザBは、入力した変換条件を使用する期間や使用回数などの条件も入力した後、登録ボタンを選択する。携帯電話端末10cは、入力画面で入力された情報を変換サーバ50に送信する。
(23)変換サーバ50は、携帯電話端末10cから受信したデータを手順(3)と同様に処理することにより、転送条件テーブル62bを生成する。図13に転送条件テーブル62bの例を示す。転送条件テーブル62bでも転送条件テーブル62と同様に、入力された保持条件の1つ以上を満たさない条件は、転送条件テーブル62bの保持対象ではないと判定される。転送条件テーブル62bの保持対象ではないデータは、転送条件更新部55によって転送条件テーブル62bから削除される。
(24)ユーザBは、転送条件テーブル62bに登録する情報の入力が終わると、携帯電話端末10cから、ユーザBの携帯電話端末10bに割り当てられたアドレスに、ユーザA宛のメールを送信する。従って、送信されたメールに含まれているアドレスの情報は以下のとおりになる。
送信元メールアドレス:[email protected]
宛先メールアドレス:[email protected]
携帯電話端末10cから送信されたメールは、メールサーバ91に送信される。
(25)メールサーバ91は、キャリアごとにメールを振り分けることができる。このため、ユーザB宛てのメールは、ユーザBが契約しているキャリアによって管理されているキャリア内メールサーバ93に転送される。なお、ユーザCとユーザBが同じキャリアと契約しているユーザである場合、ユーザCからユーザBに宛てたメールは、メールサーバ91を介さずに直接キャリア内メールサーバ93に送信される。
以下の説明では、キャリア内メールサーバ93は、携帯電話端末10宛てのアドレスに対応付けて、アドレスが割り振られている携帯電話端末10に対応する仮想端末があるかを記憶しているものとする。例えば、キャリア内メールサーバ93は、携帯電話端末10bのアドレス([email protected])に対応付けて、携帯電話端末10bに対応する仮想端末が設定されていることを記憶している。
(26)キャリア内メールサーバ93は、メールサーバ91から転送されてきたユーザメールのうちで、仮想端末が設定されている携帯電話端末10に宛てたメールを、変換サーバ50に転送する。従って、キャリア内メールサーバ93は、携帯電話端末10b宛([email protected])のメールを変換サーバ50に転送する。
(27)変換サーバ50は、手順(26)で転送されてきたメールの送信元と宛先に指定されたアドレスを抽出する。変換部54は、宛先メールアドレスと送信元メールアドレスの組み合わせに対応付けられた条件が、転送条件テーブル62bに含まれているかを判定する。転送条件テーブル62bが図13に示すとおりである場合、転送条件テーブル62bには宛先メールアドレスと送信元メールアドレスの組み合わせに対応付けられた転送条件がNo.1に記録されている。そこで、変換部54は、転送条件テーブル62を用いて、処理対象のメールのアドレス情報を以下のように変更する。
送信元メールアドレス:[email protected](携帯電話端末10b)
宛先メールアドレス :[email protected](携帯電話端末10a、ユーザA宛)
さらに、変換サーバ50は、アドレス情報の変更が終わったメールをキャリア内メールサーバ93に転送する。
(28)キャリア内メールサーバ93は、変換サーバ50から転送されてきたユーザA宛てのメールを携帯電話端末10aに送信する。この処理は、キャリア内メールサーバ93からメールを配信する場合に行われる任意の技術により実現される。携帯電話端末10aに送信されたメールの送信元は、手順(27)において[email protected]に変換されている。このため、ユーザAは、ユーザBからメールを受信したと認識する。
(29)一方、手順(27)において、転送条件テーブル62bには宛先メールアドレスと送信元メールアドレスの組み合わせに対応付けられた転送条件が記録されていないと判定された場合、変換部54はアドレスの変換処理を行わない。変換サーバ50は、アドレスの変換処理を行わなかったメールを、キャリア内メールサーバ93に返送する。すると、キャリア内メールサーバ93は、携帯電話端末10bにメールを送信する。
(30)転送条件更新部55は、図13のNo.1のエントリの保持条件を参照することにより、No.1のエントリを削除するかを判定する。図13の例では手順(27)において条件が使用されたので、転送条件更新部55は、No.1のエントリを削除する。
このように、第3の実施形態によると、変換サーバ50においてアドレス情報が変換されるので、ユーザは自分の携帯電話端末10以外の端末を用いても、自分の携帯電話端末に割り当てられたアドレスを送信元アドレスとしてメールを送信できる。このため、例えば、ユーザAの携帯電話端末10aにおいて、ユーザCの携帯電話端末10cからのメールの受信を拒否する設定がされていたとしても、ユーザBは、携帯電話端末10cを用いて携帯電話端末10aにメールを送信できる。この場合、携帯電話端末10aには、携帯電話端末10bに割り当てられたアドレスが送信元として通知されることになる。また、ユーザは、自分の携帯電話端末10が紛失した場合や故障した場合においても、自分の携帯電話端末10に割り当てられたメールアドレスを用いてメールを送信することができる。
図12の例では、携帯電話端末10cからメールが送信される場合を例として説明したが、送信元の機器は携帯電話端末10以外でも良い。例えば、ユーザBはコンピュータに割り当てられたメールアドレスを送信元として転送条件テーブル62bに登録することにより、コンピュータから携帯電話端末10bに割り当てられているアドレスを送信元としたメールを送信できる。図13のNo.2にコンピュータに割り当てられたメールアドレスの登録例を示す。送信元がコンピュータである場合も、図12を参照して説明した手順と同様に処理が行われる。
<その他>
なお、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、様々に変形可能である。以下にその例をいくつか述べる。
例えば、第1〜第3の実施形態を含む上記の各実施形態は、任意に組み合わせることができる。また、転送条件テーブル62は、図8に示すような電話番号の転送に関する条件とあわせて、図13に示すようなメールの転送の条件も保持することができる。
第1の実施形態の手順(6)において、発呼元と着呼先の組み合わせが転送条件テーブル62に記録されていない場合に、着信の要求が通知されたことを、携帯電話端末10b以外のユーザBが使用する装置にも合わせて通知するように変形することもできる。例えば、ユーザBは、携帯電話端末10bへの着信があった場合、携帯電話端末10bの他にもコンピュータ(Personal computer、PC)1、テレビ2、ゲーム機、固定電話4、IP電話6などに着信を通知するように設定することもできる。変形例が適用されるネットワークの例を図14に示す。図14に示すネットワークでは、図2に示すネットワークに、固定網110、X社のネットワーク120、ユーザBのネットワーク150が含まれている。変形例では、変換サーバ50の代わりに変換サーバ170が使用されるものとする。変換サーバ170の例を図15に示す。
変換サーバ170には、通知部171と通知先テーブル172が含まれている。通知先テーブル172は、電話番号の変換処理の対象ではない着信についての、着信の通知先と通知方法を記載している。通知部171は、通知先テーブル172を参照することにより、携帯電話端末10b以外の装置への通知を行う。通知先テーブル172には、例えば、PC1に設定されているメールアドレスと、通知のために使用するメールのタイトルや本文の情報が、対象番号に対応付けて記録されている。テレビ2やゲーム機についても、PC1と同様の情報が通知先テーブル172に記録されているものとする。一方、固定電話4やIP電話6については、電話番号が通知先テーブル172に登録されている。PC1と固定電話4についての、通知先テーブル172での登録例を以下に示す。テレビ2、ゲーム機3の情報はPC1と同様に登録され、IP電話6については固定電話4と同様に登録される。
通知対象の装置:PC
対象番号 :333−2222−3333
通知方法 :メール
アドレス :[email protected]
タイトル :電話がありました
本文 :なし
通知対象の装置:固定電話
対象番号 :333−2222−3333
通知方法 :電話転送
電話番号 :03−1234−5678
変換サーバ170では、変換部54が番号の変更の対象ではないと判定した発呼の情報が、通知部171に入力される。通知部171は、着呼先の番号となっている対象番号に対応付けられた条件を通知先テーブル172から抽出する。通知部171は、通知方法がメールとなっている装置については、通知先テーブル172に登録されている宛先に対して、通知先テーブル172に記録されているタイトルと本文を含むメールを送信する。一方、通知方法が電話の場合、通知部171は、発呼元の番号と、通知対象の装置の番号をSIPサーバ70に通知した上で、通知対象の番号への転送処理をSIPサーバ70に要求する。固定電話4の呼び出しは、SIPサーバ70からINVITEメッセージを受信した交換機41が行う。一方、IP電話6(6a、6b)の呼び出しは、SIPサーバ70がX社のネットワーク120やユーザBのネットワーク150にINVITEメッセージを送信することにより行われる。通話管理サーバ75は、携帯電話端末10b、固定電話4、IP電話6a、6bのいずれかが応答すると、電話の呼び出しを中止させ、課金等の処理を行う。
第3の実施形態についても、第1の実施形態と同様の方法により、アドレス情報の変更の対象ではないメールについては、通知部171に、他の装置への通知を要求することができる。メールについても、通知先テーブル172が設定されるが、メールの通知の場合は、対象番号の代わりに、携帯電話端末10bで使用されているメールアドレスが使用される。第3の実施形態の変形に用いることができる通知先テーブル172の登録データの例を示す。
通知対象の装置:PC
宛先アドレス :[email protected]
通知方法 :メール転送
転送先アドレス:[email protected]
通知対象の装置:固定電話
宛先アドレス :[email protected]
通知方法 :電話呼び出し(2秒間call)
電話番号 :03−1234−5678
通知部171は、通知方法がメール転送となっている装置については、通知先テーブル172に登録されている宛先に対して、メールを転送する。一方、通知方法が電話呼び出しの場合の処理は第1の実施形態を変形した場合と同様である。
さらに、転送条件テーブル62や転送条件テーブル62bに登録した条件を手動で削除できるように変形が行われても良い。この場合、認証が成功したときに携帯電話端末10などの装置に表示されるメニュー画面には、図7(a)に示すメニューに加えて、「データ削除」というメニューが表示される。ユーザがデータ削除を選択すると、携帯電話端末10は、変換サーバ50に転送条件テーブル62または転送条件テーブル62bの変更を要求するメッセージを送信する。Webアプリ処理部56は、削除対象の情報を指定する画面を表示するためのデータを携帯電話端末10に送信する。図7(c)は、削除対象の条件を指定する指定画面である。ユーザは、削除対象の発信元と転送先の組み合わせを入力し、消去ボタンを選択する。携帯電話端末10は、入力された情報を変換サーバ50に送信する。転送条件更新部55は、受信部51を介して携帯電話端末10からの情報を取得し、転送条件テーブル62を変更する。
上述の各実施形態に対し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
発呼の要求を受信する受信部と、
転送処理の対象とする呼の着呼先に指定される電話番号である対象番号に、前記対象番号を使用するユーザが保持する端末の番号であるユーザ番号、前記対象番号への発呼に使用される端末である使用端末の電話番号である発呼元番号、前記使用端末からの呼の転送先に割り当てられた電話番号である転送先番号を対応付けて登録する転送条件テーブルと、
前記発呼元番号からの前記対象番号への呼の要求を取得すると、要求された呼の発呼元を前記発呼元番号から前記ユーザ番号に変換するとともに、着呼先を前記対象番号から前記転送先番号に変換する変換部と、
前記ユーザ番号から前記転送先番号への発呼を要求する要求メッセージを前記着呼先に向けて送信する送信部
を備える通信装置。
(付記2)
前記転送条件テーブルにアクセスしようとする装置との間の認証を行うとともに、変換処理に用いられる対象番号を一意に特定できる情報を前記装置から取得する認証部と、
前記認証に成功した装置から、前記使用端末に割り当てられている電話番号と、前記転送先番号を取得することにより、前記転送条件テーブルを更新する更新部
を備えることを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記受信部は前記対象番号を使用するユーザが保持する端末に割り当てられた第1のアドレスを宛先としたメールを受信し、
前記使用端末は、前記第1のアドレスへのメールの送信に使用され、
前記転送条件テーブルは、前記第1のアドレスに対応付けて、前記使用端末のアドレスである第2のアドレス、前記使用端末から受信したメールの転送先のアドレスである転送先アドレスを登録し、
前記変換部は、前記第2のアドレスから前記第1のアドレスに送信されたメールについて、送信元アドレスを前記第2のアドレスから前記第1のアドレスに変換するとともに、宛先アドレスを前記第1のアドレスから前記転送先アドレスに変換する
ことを特徴とする付記1または2に記載の通信装置。
(付記4)
前記更新部は、前記認証に成功した装置から、前記第2のアドレスと前記転送先アドレスの組み合わせを取得すると、前記第2のアドレスと前記転送先アドレスの組み合わせを、前記第1のアドレスに関連付けて前記転送条件テーブルに登録する
ことを特徴とする付記3に記載の通信装置。
(付記5)
前記対象番号に対応付けて、前記ユーザ番号が割り当てられている端末に記録されている電話帳情報を記録する記録部をさらに備え、
前記認証に成功した装置から、前記ユーザの対象番号を一意に特定できる情報と共に前記電話帳情報の閲覧要求を受信すると、前記認証に成功した装置に、前記ユーザの対象番号に対応付けられた電話番号と通信先を送信する
ことを特徴とする付記2〜4のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記6)
前記対象番号に対応付けて、前記ユーザ番号が割り当てられている端末に記録されている通信の履歴情報を保持し、
前記認証に成功した装置から、前記ユーザの対象番号を一意に特定できる情報と共に前記通信の履歴情報の閲覧要求を受信すると、前記認証に成功した装置に、前記ユーザの対象番号に対応付けられた履歴情報を送信する
ことを特徴とする付記2〜5のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記7)
前記対象番号に対応付けて、前記ユーザ番号が割り当てられている端末に記録されているメールデータを保持し、
前記認証に成功した装置から、前記ユーザの対象番号を一意に特定できる情報と共に前記メールデータの閲覧要求を受信すると、前記認証に成功した装置に、前記の対象番号に対応付けられたメールデータを送信する
ことを特徴とする付記2〜6のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記8)
転送処理を行うサーバは、
転送処理の対象とする呼の着呼先に指定される電話番号である対象番号に、前記対象番号を使用するユーザが保持する端末の番号であるユーザ番号、前記対象番号への発呼に使用される端末である使用端末の電話番号である発呼元番号、前記使用端末からの呼の転送先に割り当てられた電話番号である転送先番号を対応付けて記憶し、
発呼の要求を受信し、
前記発呼元番号からの前記対象番号への呼の要求を取得すると、要求された呼の発呼元を前記発呼元番号から前記ユーザ番号に変換するとともに、着呼先を前記対象番号から前記転送先番号に変換し、
前記ユーザ番号から前記転送先番号への発呼を要求する要求メッセージを前記着呼先に向けて送信する
ことを特徴とする通信方法。
(付記9)
転送処理の対象とする呼の着呼先に指定される電話番号である対象番号に、前記対象番号を使用するユーザが保持する端末の番号であるユーザ番号、前記対象番号への発呼に使用される端末である使用端末の電話番号である発呼元番号、前記使用端末からの呼の転送先に割り当てられた電話番号である転送先番号を対応付けて記憶し、
発呼の要求を受信し、
前記発呼元番号からの前記対象番号への呼の要求を取得すると、要求された呼の発呼元を前記発呼元番号から前記ユーザ番号に変換するとともに、着呼先を前記対象番号から前記転送先番号に変換し、
前記ユーザ番号から前記転送先番号への発呼を要求する要求メッセージを前記着呼先に向けて送信する
処理を通信装置に行わせることを特徴とする通信プログラム。
1 PC
2 テレビ
4 固定電話
6 IP電話
10 携帯電話端末
21 基地局
22 無線ネットワーク制御装置
23、41 交換機
30 判定サーバ
31、51 受信部
32、52 送信部
33 判定部
34 判定テーブル
50、170 変換サーバ
53 認証部
54 変換部
55 転送条件更新部
56 Webアプリ処理部
60 記憶部
61 認証データ
62 転送条件テーブル
63 電話帳情報
64 メールデータ
65 発着信履歴情報
70 SIPサーバ
75 通話管理サーバ
80 ルータ
91 メールサーバ
93 キャリア内メールサーバ
100 携帯電話網
110 固定網
120 X社のネットワーク
130 IP網
140 インターネット
160 ゲートウェイ
171 通知部
172 通知先テーブル
201 プロセッサ
202 メモリ
203 入力装置
204 出力装置
205 バス
206 外部記憶装置
207 媒体駆動装置
208 可搬記憶媒体
209 ネットワーク接続装置
210 ネットワーク

Claims (6)

  1. 発呼の要求を受信する受信部と、
    転送処理の対象とする呼の着呼先に指定される電話番号である対象番号に、前記対象番号を使用するユーザが保持する端末の番号であるユーザ番号、前記対象番号への発呼に使用される端末である使用端末の電話番号である発呼元番号、前記使用端末からの呼の転送先に割り当てられた電話番号である転送先番号を対応付けて登録する転送条件テーブルと、
    前記発呼元番号からの前記対象番号への呼の要求を取得すると、要求された呼の発呼元を前記発呼元番号から前記ユーザ番号に変換するとともに、着呼先を前記対象番号から前記転送先番号に変換する変換部と、
    前記ユーザ番号から前記転送先番号への発呼を要求する要求メッセージを送信する送信部
    を備える通信装置。
  2. 前記転送条件テーブルにアクセスしようとする装置との間の認証を行うとともに、変換処理に用いられる対象番号を一意に特定できる情報を前記装置から取得する認証部と、
    前記認証に成功した装置から、前記使用端末に割り当てられている電話番号と、前記転送先番号を取得することにより、前記転送条件テーブルを更新する更新部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記受信部は前記対象番号を使用するユーザが保持する端末に割り当てられた第1のアドレスを宛先としたメールを受信し、
    前記使用端末は、前記第1のアドレスへのメールの送信に使用され、
    前記転送条件テーブルは、前記第1のアドレスに対応付けて、前記使用端末のアドレスである第2のアドレス、前記使用端末から受信したメールの転送先のアドレスである転送先アドレスを登録し、
    前記変換部は、前記第2のアドレスから前記第1のアドレスに送信されたメールについて、送信元アドレスを前記第2のアドレスから前記第1のアドレスに変換するとともに、宛先アドレスを前記第1のアドレスから前記転送先アドレスに変換する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記対象番号に対応付けて、前記ユーザ番号が割り当てられている端末に記録されている電話帳情報を記録する記録部をさらに備え、
    前記認証に成功した装置から、前記ユーザの対象番号を一意に特定できる情報と共に前記電話帳情報の閲覧要求を受信すると、前記認証に成功した装置に、前記ユーザの対象番号に対応付けられた電話番号と通信先を送信する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
  5. 転送処理を行うサーバは、
    転送処理の対象とする呼の着呼先に指定される電話番号である対象番号に、前記対象番号を使用するユーザが保持する端末の番号であるユーザ番号、前記対象番号への発呼に使用される端末である使用端末の電話番号である発呼元番号、前記使用端末からの呼の転送先に割り当てられた電話番号である転送先番号を対応付けて記憶し、
    発呼の要求を受信し、
    前記発呼元番号からの前記対象番号への呼の要求を取得すると、要求された呼の発呼元を前記発呼元番号から前記ユーザ番号に変換するとともに、着呼先を前記対象番号から前記転送先番号に変換し、
    前記ユーザ番号から前記転送先番号への発呼を要求する要求メッセージを送信する
    ことを特徴とする通信方法。
  6. 転送処理の対象とする呼の着呼先に指定される電話番号である対象番号に、前記対象番号を使用するユーザが保持する端末の番号であるユーザ番号、前記対象番号への発呼に使用される端末である使用端末の電話番号である発呼元番号、前記使用端末からの呼の転送先に割り当てられた電話番号である転送先番号を対応付けて記憶し、
    発呼の要求を受信し、
    前記発呼元番号からの前記対象番号への呼の要求を取得すると、要求された呼の発呼元を前記発呼元番号から前記ユーザ番号に変換するとともに、着呼先を前記対象番号から前記転送先番号に変換し、
    前記ユーザ番号から前記転送先番号への発呼を要求する要求メッセージを送信する
    処理を通信装置に行わせることを特徴とする通信プログラム。
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