JP6079053B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室外機に関し、特に、室外ファンのファンモータを設置するファンモータ台の取付構造に係るものである。
従来、空気調和装置の室外機は、特許文献1に示すように、ケーシング内に圧縮機の他、室外熱交換器及び室外ファンが収納されているものがある。
上記室外機のケーシングは、平面視矩形状に形成されている。該ケーシング内は、鉛直板からなる仕切り板によって、圧縮機や電装品が収納される機械室と、室外熱交換器及び室外ファンが収納される熱交換室とに仕切られている。機械室は、正面、側面及び背面がケーシングの側板によって覆われている。一方、熱交換室は、正面が空気の吹出口が形成されたケーシングの側板によって覆われ、側面及び背面は、開口し、空気の吸込口を形成している。該吸込口には、格子状の網部材が嵌め込まれている。
上記室外熱交換器は、平面視L字状に形成され、L字の2つの外側面が熱交換室の側面及び背面の開口にそれぞれ対向するように配置されている。上記室外ファンは、上記室外熱交換器の内側に配置されている。また、室外ファンは、熱交換室の正面と背面とに平行に延びるファンモータ台に取り付けられている。ファンモータ台は、下端がケーシングの底板に固定される一方、上端が熱交換室の正面から背面に亘って延びる連結板に固定されている。連結板は、前端部がケーシングの前側の側板に固定される一方、後端部は、室外熱交換器の上端部を前後方向に挟持するように該室外熱交換器の上に載置されている。
特開2010−181099号公報
ところで、室外ファンの風量が大きくなると、羽根の回転に伴って生じる振動が大きくなる。そのため、室外ファンの回転に伴う振動を低減することが必要となり、ファンモータ台のより強固な固定が望まれる。そこで、連結板の後端部と天板とをネジ止めすることで振動の低減を図ることが考えられる。
しかしながら、連結板の後端部は、室外熱交換器に載置されているにすぎず、天板にネジ止めされるまでは左右方向の位置が定まらない。また、連結板と天板とのネジ止めは連結板天板覆い被さった状態で行われるため、連結板のネジ孔と天板の挿通孔との位置合わせが困難となり、取り付け作業に手間取るおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、空気調和装置の室外機においてファンモータ台と天板との取り付け作業を容易にすることにある。
第1の発明は、平面視矩形状に形成された箱状のケーシング(10)と、上記ケーシング(10)の少なくとも背面に形成された吸込口(12a)に対向するように上記ケーシング(10)内に収容された室外熱交換器(22)と、上記ケーシング(10)内に収容されて上記室外熱交換器(22)に室外空気を導く室外ファン(23)と、垂直方向に延びて上記室外ファン(23)のモータが取り付けられる取付部材(30a)と、該取付部材(30a)の上端部に連結され、前端部が上記ケーシング(10)の前面に固定される一方、後端部が上記室外熱交換器(22)の上に載置された支持部材(30b)とを有するファンモータ台(30)とを備えた空気調和装置の室外機であって、上記支持部材(30b)の後端部には、上記室外熱交換器(22)の後方へ突出し、上記ケーシング(10)の天板(11)に固定するための雄ネジ(51)と螺合するネジ孔(35c)が形成された突出部(35)が設けられ、上記天板(11)には、上記雄ネジ(51)が挿通される挿通孔(14)と、上記天板(11)を上記ケーシング(10)の側板(12)の上方から下方に移動させて該側板(12)に組付ける際に、上記突出部(35)と当接して上記支持部材(30b)の後端部を上記ネジ孔(35c)と上記挿通孔(14)とが対向する設置位置まで導くガイド(15)とが形成されている。
第1の発明では、ケーシング(10)の天板(11)を側板(12)に組付けるために、側板(12)の上方から下方に移動させると、天板(11)に形成されたガイド(15)が、支持部材(30b)に形成された突出部(35)に当接して、支持部材(30b)の後端部を設置位置まで導く。支持部材(30b)の後端部が設置位置まで導かれると、突出部(35)に形成されたネジ孔(35c)と天板(11)に形成された挿通孔(14)とが対向する。
の発明は、上記構成に加え、上記ガイド(15)は、上記天板(11)の後端部に形成され、左右方向において互いに対向すると共に上下方向において上側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜した一対の板状片(15,15)によって構成されている。
の発明では、ケーシング(10)の天板(11)を側板(12)に組付けるために、側板(12)の上方から下方に移動させると、天板(11)の後端部に形成された一対の板状片(15,15)のいずれかが、支持部材(30b)に形成された突出部(35)と当接する。ここで、一対の板状片(15,15)は、左右方向において互いに対向すると共に上下方向において上側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜している。そのため、片側の板状片(15)が突出部(35)に当接したまま、天板(11)をさらに下方に移動させると、突出部(35)が他の片側の板状片(15)側へ押され、突出部(35)が形成された支持部材(30b)の後端部が他の片側の板状片(15)側へ移動する。支持部材(30b)の後端部は、突出部(35)が一対の板状片(15)に挟み込まれるまで移動し、所望の設置位置に至る。その結果、突出部(35)のネジ孔(35c)と天板(11)の挿通孔(14)とが対向する。
の発明は、第の発明において、上記一対の板状片(15,15)は、上記天板(11)の一部を切り起こすことによって形成されている。
の発明では、一対の板状片(15,15)が、天板(11)の一部を切り起こすことによって容易に形成される。
第1の発明によれば、支持部材(30b)の室外熱交換器(22)に載置された後端部に、室外熱交換器(22)の後方へ突出してネジ孔(35c)が形成された突出部(35)を設ける一方、ケーシング(10)の天板(11)に、該天板(11)を側板(12)に組付ける際に、突出部(35)と当接して支持部材(30b)の後端部をネジ孔(35c)と挿通孔(14)とが対向する設置位置まで導くガイド(15)を設けることとした。これにより、天板(11)を側板(12)に組付けるために下方へ移動させるだけで、突出部(35)に形成されたネジ孔(35c)と天板(11)に形成された挿通孔(14)とを対向させることができる。従って、位置合わせ作業を別途行うことなく、雄ネジ(51)を締結して、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)とを容易に固定することができ、取り付け作業を容易化することができる。
また、第の発明によれば、支持部材(30b)の後端部を設置位置まで導くガイド(15)を、上述のような一対の板状片(15,15)によって容易に構成することができる。
また、第の発明によれば、一対の板状片(15,15)を、天板(11)の一部を切り起こして形成することにより、容易に構成することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機の概略構成を示す斜視図である。 図2は、ファンモータ台の支持部材の斜視図である。 図3は、ファンモータ台の支持部材と天板との取付構造を示す斜視図である。 図4(a)〜(c)は、ファンモータ台の支持部材と天板との取り付け動作を示す背面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〈発明の実施形態〉
図1及び図2に示すように、本実施形態の室外機(1)は、空気調和装置に用いられる空調用の室外機であって、図示しないが、室内機が接続されて蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回路を構成している。
上記室外機(1)は、例えば、ビルの屋上等に設置され、ケーシング(10)と圧縮機(21)と室外熱交換器(22)と室外ファン(23)とを備えている。
上記ケーシング(10)は、平面視矩形状に形成され、天板(11)と、側板(12)と、底板(13)とを有し、箱状に形成されている。ケーシング(10)内は、鉛直板からなる仕切板(16)によって、機械室(S1)と熱交換室(S2)とに仕切られている。
天板(11)は、矩形の板状の本体部(11a)と、該本体部(11a)の4つの端部が下方に折り返されてなる側壁部(11b)とを有している。背面側の側壁部(11b)には、後述するガイド(15)と挿通孔(14)とが形成されている。背面側の側壁部(11b)は、後述するファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)との取付構造(50)の一部を構成する。
側板(12)は、複数枚設けられ、支柱等に固定されている。具体的には、機械室(S1)の前面、側面及び背面が側板(12)によって覆われている。また、熱交換室(S2)の前面は、空気の吹出口(図示省略)が形成された側板(12)によって覆われている。吹出口には、グリル(図示省略)が填め込まれている。一方、熱交換室(S2)の側面及び背面は、側板(12)によって覆われずに開口し、空気の吸込口(12a)を形成している。該吸込口(12a)には、格子状の網部材(図示省略)が嵌め込まれている。
底板(13)は、平面視矩形状に形成されている。機械室(S1)の底板(13)には、圧縮機(21)が載置されている。また、機械室(S1)には、圧縮機(21)が接続された冷媒回路の一部と、各種機器を制御するための電装品が収納される電装品ユニット等が収納されている。一方、熱交換室(S2)の底板(13)には、室外熱交換器(22)と室外ファン(23)とが設けられている。
上記室外熱交換器(22)は、フィンアンドチューブ型熱交換器であって、室外空気と冷媒とを熱交換するように構成されている。上記室外熱交換器(22)は、平面視L字状に形成され、L字の2つの外側面が上記ケーシング(10)の背面と側面とに形成された空気の吸込口(12a)にそれぞれ対向するように設けられている。上記室外熱交換器(22)は、上記底板(13)に一端面を下端にして載置された状態でケーシング(10)に固定されている。
上記室外ファン(23)は、ケーシング(10)の熱交換室(S2)の上記室外熱交換器(22)の前側に収納されている。室外ファン(23)は、モータと、該モータの駆動軸に取り付けられる回転羽根とを有している。室外ファン(23)は、モータがファンモータ台(30)に取り付けられることによってケーシング(10)に固定されている。
上記ファンモータ台(30)は、取付部材(30a)と、支持部材(30b)とを有している。
取付部材(30a)は、垂直方向に延びる板状に形成され、上記室外ファン(23)のモータが取り付けられている。取付部材(30a)は、下端部がケーシング(10)の底板(13)にネジ等によって固定され、上端部は支持部材(30b)にネジ止めされている。
支持部材(30b)は、前端部がケーシング(10)の前面に固定される一方、後端部が上記室外熱交換器(22)の上に載置されることによって、ケーシング(10)と室外熱交換器(22)とに架け渡されて支持されている。
図2に示すように、支持部材(30b)は、長方形状の板状の本体部(31)と、該本体部(31)の前後方向の両端部がそれぞれ下方に折り返されてなる折り返し部(32,33)とを有している。
本体部(31)には、後方部分に一部を下方に切り起こすことによって形成された切り起こし片(31a)が形成されている。該切り起こし片(31a)は、支持部材(30b)の後端部を室外熱交換器(22)の上に載置した際に、該室外熱交換器(22)の内側面に当接するように形成されている。また、本体部(31)の切り起こし片(31a)の前側の部分には、上記切り起こし片(31a)よりも小さい3つの切り起こし片(31b)と、2つの挿通孔(31c)とが形成されている。3つの切り起こし片(31b)は、取付部材(30a)に係合して該取付部材(30a)を支持する。また、2つの挿通孔(31c)にはそれぞれ雄ネジが挿通されて取付部材(30a)と支持部材(30b)とを固定する。
前側の折り返し部(33)は、本体部(31)の前端部が全体的に折り返されてなり、ケーシング(10)の前面を構成する側板(12)に固定されている。一方、後側の折り返し部(32)は、本体部(31)の後端部の左右の両端がそれぞれ下方に折り返されてなる2つの折り返し片(32a,32a)によって構成されている。該2つの折り返し片(32a,32a)は、支持部材(30b)の後端部を室外熱交換器(22)の上に載置した際に、室外熱交換器(22)の上面と側面とによって形成される角部にひっかかるように形成されている。
このような構成により、支持部材(30b)は、前端部がケーシング(10)の前面に固定される一方、後端部が上記室外熱交換器(22)の上に載置されることによって、ケーシング(10)と室外熱交換器(22)とに架け渡されて支持されている。また、支持部材(30b)は、2つの折り返し片(32a,32a)と切り起こし片(31a)とによって上記室外熱交換器(22)を挟み込むように、該室外熱交換器(22)に載置されている。そのため、支持部材(30b)は、前後方向には移動できないが、左右方向には若干の移動が可能な状態で室外熱交換器(22)に載置されることとなる。
また、支持部材(30b)の上記2つの折り返し片(32a,32a)の間には、本体部(31)の後方に突出する突出部(35)が形成されている。突出部(35)は、本体部(31)の後方に延びる延出部(35a)と、該延出部(35a)の後端において下方に折り返された折り返し片(35b)とを有し、L字状の板状に形成されている。折り返し片(35b)は、天板(11)を取り付けると、外側面が天板(11)の背面側の側壁部(11b)の内側面に対向するように形成されている。折り返し片(35b)の中央部分には、後述するボルト(51)が締結されるネジ孔(35c)が形成されている。詳細については後述するが、このような構成により、突出部(35)は、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)との取付構造(50)の一部を構成する。
〈ファンモータ台と天板との取付構造〉
図3に示すように、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)との取付構造(50)は、ガイド(15)と挿通孔(14)とが形成された天板(11)の背面側の側壁部(11b)と、ネジ孔(35c)が形成された支持部材(30b)の突出部(35)と、ボルト(51)と、座金(52)とを有している。
ガイド(15)は、天板(11)の背面側の側壁部(11b)の一部を内側に切り起こして形成された一対の切り起こし片(15)によって形成されている。一対の切り起こし片(15)は、挿通孔(14)を挟むように形成されている。また、一対の切り起こし片(15)は、左右方向において互いに対向すると共に上下方向において上側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜している。より具体的には、一対の切り起こし片(15)は、上端部の互いの間隔が、支持部材(30b)の突出部(35)の幅と略等しくなる一方、下端部の互いの間隔が、支持部材(30b)の突出部(35)の幅よりも大きくなるように形成されている。
上記支持部材(30b)の突出部(35)は、一対の切り起こし片(15)に挟み込まれている。より具体的には、突出部(35)は、一対の切り起こし片(15)のそれぞれの上端部に当接することにより、一対の切り起こし片(15)の間に挟まっている。また、この状態において、突出部(35)のネジ孔(35c)と天板(11)の挿通孔(14)とは対向している。
上記ボルト(51)は、座金(52)及び挿通孔(14)に挿通され、該挿通孔(14)に対向するネジ孔(35c)に螺合されている。これにより、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)とが固定されている。
〈ファンモータ台の支持部材と天板との取付方法〉
以下、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)の取付方法について図4に基づいて説明する。
まず、室外ファン(23)が取り付けられたファンモータ台(30)が天板(11)のみが組付けられていない状態のケーシング(10)内に設置される。このとき、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)は、上述のように、前端部がケーシング(10)の前面に固定される一方、後端部が、2つの折り返し片(32a,32a)と切り起こし片(31a)とによって上記室外熱交換器(22)を挟み込むように、該室外熱交換器(22)の上に載置される。そのため、支持部材(30b)は、前後方向には移動できないが、左右方向には若干の移動が可能な状態となる。
ところで、上述のような状態では、支持部材(30b)の後端部は、室外熱交換器(22)の上に載置されているにすぎないため、左右方向の位置が定まらず、所望の設置位置からずれている可能性が高い。支持部材(30b)の後端部が所望の設置位置からずれると、天板(11)とネジ止めする際に、支持部材(30b)のネジ孔(35c)と天板(11)の挿通孔(14)との位置を合わせる作業が必要となり、手間がかかる。また、支持部材(30b)と天板(11)との固定は支持部材(30b)天板(11)覆い被さった状態で行われるため、支持部材(30b)のネジ孔(35c)と天板(11)の挿通孔(14)との位置合わせが困難となり、取り付け作業に手間取るおそれがある。
これに対し、本実施形態の取付構造(50)は、天板(11)を側板(12)の上方から下方へ移動させて該側板(12)に組付ける際に、支持部材(30b)の突出部(35)と当接するガイド(15)(一対の切り起こし片(15))によって、支持部材(30b)の後端部を、上記ネジ孔(35c)と上記挿通孔(14)とが対向する設置位置まで導くこととしている。そのため、天板(11)を側板(12)の上方から下方へ移動させて該側板(12)に組付けるだけで、支持部材(30b)の後端部がガイド(15)によって設置位置まで導かれ、上記ネジ孔(35c)と上記挿通孔(14)とが対向する。
具体的には、図4(a)に示すように、天板(11)が側板(12)に組付けられる前の状態において、支持部材(30b)のネジ孔(35c)と天板(11)の挿通孔(14)との左右方向の位置がずれている場合がある。図4(a)では、支持部材(30b)の後端部が、ネジ孔(35c)と挿通孔(14)とが対向する設置位置から距離dだけ左側にずれている。このような場合には、そのまま天板(11)を下方に移動させると、ガイド(15)を構成する一対の切り起こし片(15)のうちの左側の切り起こし片(15)が、支持部材(30b)の突出部(35)の左端部に当接する(図4(b)参照)。
ここで、一対の切り起こし片(15)は、左右方向において互いに対向すると共に上下方向において上側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜している。つまり、左側の切り起こし片(15)は、下端から上端に向かう程、右側に位置するように傾斜している。そのため、左側の切り起こし片(15)が突出部(35)の左端部に当接したまま、天板(11)をさらに下方に移動させると、突出部(35)が左側の切り起こし片(15)によって右側へ押され、突出部(35)が形成された支持部材(30b)の後端部が右側へ移動する(図4(b)参照)。
支持部材(30b)の後端部は、突出部(35)が一対の切り起こし片(15)に挟み込まれるまで右側へ移動する。上述の場合、支持部材(30b)の後端部は、突出部(35)の右端部が右側の切り起こし片(15)に当接するまで右側へ移動する(図4(c)参照)。このようにして、天板(11)が側板(12)に組付けられると共に、突出部(35)が一対の切り起こし片(15)の間に挟まるように支持部材(30b)の後端部が移動して所望の設置位置に至る。その結果、突出部(35)のネジ孔(35c)と天板(11)の挿通孔(14)とが対向する。
その後、ボルト(51)を座金(52)及び挿通孔(14)に挿通し、該挿通孔(14)に対向するネジ孔(35c)と螺合させる。これにより、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)とが固定される。
このようにして天板(11)を側板(12)の上方から下方へ移動させて該側板(12)に組付けるだけで、容易にネジ孔(35c)と挿通孔(14)とが対向する。そのため、位置合わせ作業を行うことなく、ボルト(51)を締結することができる。
−実施形態の効果−
本実施形態によれば、支持部材(30b)の室外熱交換器(22)に載置された後端部に、室外熱交換器(22)の後方へ突出してネジ孔(35c)が形成された突出部(35)を設ける一方、ケーシング(10)の天板(11)に、該天板(11)を側板(12)に組付ける際に、突出部(35)と当接して支持部材(30b)の後端部をネジ孔(35c)と挿通孔(14)とが対向する設置位置まで導くガイド(15)を設けることとした。これにより、天板(11)を側板(12)に組付けるために下方へ移動させるだけで、突出部(35)に形成されたネジ孔(35c)と天板(11)に形成された挿通孔(14)とを対向させることができる。従って、位置合わせ作業を別途行うことなく、雄ネジ(51)を締結して、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)とを容易に固定することができ、取り付け作業を容易化することができる。また、このように、ファンモータ台(30)の支持部材(30b)と天板(11)とを固定することにより、室外ファン(23)の回転に伴う振動を低減することができる。
また、本実施形態によれば、ガイド(15)を、天板(11)の後端部に形成され、左右方向において互いに対向すると共に上下方向において上側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜した一対の板状片(15,15)によって構成することとした。これにより、支持部材(30b)の後端部を設置位置まで導くガイド(15)を、上述のような一対の板状片(15,15)によって容易に構成することができる。
また、本実施形態によれば、一対の板状片(15,15)を、天板(11)の一部を切り起こして形成することにより、容易に構成することができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態では、一対の板状片(15,15)は、天板(11)の背面側の側壁部(11b)に形成されていたが、例えば、本体部(11a)の後端部に形成することとしてもよい。この場合であっても、一対の板状片(15,15)を、左右方向において互いに対向すると共に上下方向において上側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜させて形成することにより、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明に係る空気調和装置の室外機は、上記実施形態において図示したものに限られない。上記実施形態における冷媒回路機器の配置などは一例に過ぎず、適宜変更することが可能である。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、空気調和装置の室外機について有用である。
1 室外機
10 ケーシング
11 天板
12 側板
12a 吸込口
14 挿通孔
15 ガイド、板状片
22 室外熱交換器
23 室外ファン
30 ファンモータ台
30a 取付部材
30b 支持部材
35 突出部
35c ネジ孔
51 ボルト(雄ネジ)

Claims (2)

  1. 平面視矩形状に形成された箱状のケーシング(10)と、
    上記ケーシング(10)の少なくとも背面に形成された吸込口(12a)に対向するように上記ケーシング(10)内に収容された室外熱交換器(22)と、
    上記ケーシング(10)内に収容されて上記室外熱交換器(22)に室外空気を導く室外ファン(23)と、
    垂直方向に延びて上記室外ファン(23)のモータが取り付けられる取付部材(30a)と、該取付部材(30a)の上端部に連結され、前端部が上記ケーシング(10)の前面に固定される一方、後端部が上記室外熱交換器(22)の上に載置された支持部材(30b)とを有するファンモータ台(30)とを備えた空気調和装置の室外機であって、
    上記支持部材(30b)の後端部には、上記室外熱交換器(22)の後方へ突出し、上記ケーシング(10)の天板(11)に固定するための雄ネジ(51)と螺合するネジ孔(35c)が形成された突出部(35)が設けられ、
    上記天板(11)には、
    上記雄ネジ(51)が挿通される挿通孔(14)と、
    上記天板(11)を上記ケーシング(10)の側板(12)の上方から下方に移動させて該側板(12)に組付ける際に、上記突出部(35)と当接して上記支持部材(30b)の後端部を上記ネジ孔(35c)と上記挿通孔(14)とが対向する設置位置まで導くガイド(15)とが形成され
    上記ガイド(15)は、上記天板(11)の後端部に形成され、左右方向において互いに対向すると共に上下方向において上側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜した一対の板状片(15,15)によって構成されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室外機。
  2. 請求項において、
    上記一対の板状片(15,15)は、上記天板(11)の一部を切り起こすことによって形成されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室外機。
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