JP6075275B2 - 樹脂モールド付きケーブルの製造方法 - Google Patents

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本発明は、樹脂モールド付きケーブルの製造方法に関するものである。
従来より、ケーブルの先端部に樹脂モールドを形成した樹脂モールド付きケーブルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
樹脂モールド付きケーブルでは、ケーブルの先端部と、ケーブルの先端側に接続された部材(センサ部や端子や回路基板等)とを一括して覆うように樹脂モールドを形成し、樹脂モールドとケーブルのシース(ケーブル最外周に形成された絶縁体)とを溶着させて防水をとるように構成されている。
樹脂モールドにセンサ部を内蔵した樹脂モールド付きケーブルとして、例えば、ABSセンサやトルクセンサ等が知られている。
特許第4487851号公報
ところで、樹脂モールド付きケーブルを取り付ける際に、樹脂モールドからケーブルが延出される方向(ケーブル延出方向という)と垂直方向にケーブルを配索したい場合がある。
特に車両など配索スペースが小さい場合には、ケーブルの配索スペースをできるだけ小さくすることが望まれており、ケーブル延出方向と垂直方向にケーブルを配索する際において、ケーブル延出方向における樹脂モールドからのケーブルの突出長をできるだけ小さくすることが望まれる。
しかしながら、従来の樹脂モールド付きケーブルでは、樹脂モールドからの延出方向におけるケーブルの突出長を短くしようとすると、ケーブルが小さい曲率半径で曲げられることとなり、曲げの起点となるケーブルにおける樹脂モールドからの延出部分に応力が集中し、振動によりケーブルの延出部分に繰り返し応力がかかることにより、導体の断線やシース等の絶縁体の損傷が発生してしまう、という問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、樹脂モールドからケーブル延出方向と垂直方向にケーブルを配索する際に、ケーブル延出方向における樹脂モールドからのケーブルの突出長を短くでき、かつ、導体の断線や絶縁体の損傷を抑制することが可能な樹脂モールド付きケーブルを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、導体と該導体の周囲に設けられた絶縁体とを有するケーブルと、該ケーブルの先端部の外周を覆うように樹脂をモールドして形成された樹脂モールドと、を備えた樹脂モールド付きケーブルであって、前記樹脂モールドのケーブル延出部の周縁の少なくとも一部の角部を丸みを帯びるように形成し、前記ケーブルをその延出方向と垂直方向に屈曲させた際に前記ケーブルを沿わせるガイドとなるガイド部を形成した樹脂モールド付きケーブルである。
前記樹脂モールドのケーブル延出部の周縁の全周にわたって、前記ガイド部を形成してもよい。
前記ガイド部の曲率半径が0.1mm以上であってもよい。
前記ケーブル延出部の周囲に隙間を設け、その隙間の周縁に前記ガイド部を設けてもよい。
前記ケーブル長手方向に沿った前記隙間の深さが0.1mm以上であり、前記ケーブルの径方向に沿った前記隙間の幅が0.1mm以上であってもよい。
前記樹脂モールドは、前記ケーブルの先端に接続されたセンサ部、端子、または回路基板の外周を覆うように形成されていてもよい。
本発明によれば、樹脂モールドからケーブル延出方向と垂直方向にケーブルを配索する際に、ケーブル延出方向における樹脂モールドからのケーブルの突出長を短くでき、かつ、導体の断線や絶縁体の損傷を抑制することが可能な樹脂モールド付きケーブルを提供できる。
本発明の一実施形態に係る樹脂モールド付きケーブルを示す図であり、(a)はケーブルを曲げない状態での側面図、(b)はケーブルを曲げたときの側面図、(c)はケーブルを曲げたときの背面図、(d)はケーブルを曲げたときの要部拡大断面図である。 図1の樹脂モールド付きケーブルの一変形例を示す要部拡大断面図である。 図1の樹脂モールド付きケーブルの製造方法を説明する図である。 図1の樹脂モールド付きケーブルの一変形例を示す要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施形態に係る樹脂モールド付きケーブルを示す図であり、(a)はケーブルを曲げない状態での側面図、(b)はケーブルを曲げたときの側面図、(c)はケーブルを曲げたときの背面図、(d)はケーブルを曲げたときの要部拡大断面図である。
図1(a)〜(d)に示すように、樹脂モールド付きケーブル1は、ケーブル2と、ケーブル2の先端部の外周を覆うように樹脂をモールドして形成された樹脂モールド3と、を備えている。
ケーブル2は、導体4aの周囲に絶縁体4bを設けた複数の絶縁電線4と、複数の絶縁電線4の周囲を一括して覆うように形成された絶縁体であるシース5と、を備えている。なお、本実施形態では、ケーブル2の最外周に形成された絶縁体をシース5と呼称している。ここでは、絶縁電線4を2本備えた2心のケーブル2を用いる場合を説明するが、ケーブル2に備える絶縁電線4の本数は3本以上であってもよい。また、複数の絶縁電線4とシース5との間に外部導体等を設けてもよい。
樹脂モールド3は、ケーブル2の先端に接続されたセンサ部、端子、または回路基板等の部材の外周を覆うように形成されている。樹脂モールド3にセンサ部を内蔵した樹脂モールド付きケーブル1としては、例えば、ABSセンサやトルクセンサ、回転センサ、温度センサ等が挙げられる。
通常の樹脂モールド付きケーブルでは、ケーブル2のシース5を覆うように樹脂モールド3を形成するのが一般的であるが、この場合、樹脂モールド3からケーブル延出方向と垂直方向にケーブル2を配索する際に曲げる部分のケーブル2の径が太くなるため、ケーブル2を曲げる際の曲率半径が大きくなり、ケーブル延出方向における樹脂モールド3からのケーブル2の突出長dが大きくなってしまう。なお、ケーブル2の突出長dとは、より詳細には、屈曲前のケーブル2の中心軸O1と屈曲後のケーブル2の中心軸O2との交点Oと、樹脂モールド3の端面との間のケーブル延出方向に沿った距離を表すものである。
そこで、本実施形態では、ケーブル2の先端部にてシース5から複数の絶縁電線4を露出させ、その露出させた複数の絶縁電線4の外周を覆うように、樹脂モールド3を形成している。
これにより、外径の小さい絶縁電線4を屈曲させるのみでケーブル延出方向と垂直方向にケーブル2を曲げることが可能になり、ケーブル延出方向におけるケーブル2の突出長dを小さくすることが可能になる。
絶縁電線4の外径は、1.0mm以上3.0mm以下、好ましくは1.2mm以上1.7mm以下とするとよい。これは、絶縁電線4の外径が大き過ぎると、曲げる際の曲率半径が大きくなりケーブル延出方向におけるケーブル2の突出長dが大きくなってしまい、絶縁電線4の外径が小さ過ぎると、絶縁電線4の機械的強度が低下して信頼性が低下してしまうためである。ここでは、外径1.5mmの絶縁電線4を用いた。
また、絶縁電線4の絶縁体4bのショアA硬度は、40以上95以下とするとよい。絶縁体4bの硬度が大き過ぎると、曲げる際の曲率半径が大きくなりケーブル延出方向におけるケーブル2の突出長dが大きくなってしまい、絶縁体4bの硬度が小さ過ぎると、絶縁体4bにより導体4aを十分に保護できなくなるためである。
絶縁電線4の絶縁体4bの厚さは、0.2mm以上1.3mm以下とするとよい。絶縁体4bの厚さが大き過ぎると、曲げる際の曲率半径が大きくなりケーブル延出方向におけるケーブル2の突出長dが大きくなってしまい、絶縁体4bの厚さが小さ過ぎると、絶縁体4bにより導体4aを十分に保護できなくなるためである。
樹脂モールド付きケーブル1では、樹脂モールド3を形成する際に絶縁体4bが樹脂モールド3に溶着して、絶縁体4bと樹脂モールド3間を水密にシールするようになっている。絶縁体4bの材質としては、樹脂モールド3を形成する際に樹脂モールド3に溶着し易いものを用いる必要がある。例えば、樹脂モールド3としてナイロン樹脂を用いる場合、絶縁体4bとしてウレタン樹脂を用いることができる。また、樹脂モールド3としてPBT(ポリブチレンテレフタレート)を用いる場合、絶縁体4bとしてEVA(エチレンビニルアセテート)を用いることができる。
樹脂モールド3とシース5との距離、すなわちシース5の端部から樹脂モールド3に至るまで絶縁電線4が露出されている距離は、チッピングによる絶縁電線4の損傷を抑制すべくなるべく小さくすることが望ましく、20mm以下とすることが望ましい。ここでは、樹脂モールド3とシース5との距離を10mmとした。
なお、ケーブル2をその延出方向と垂直方向に屈曲させた際に、シース5が樹脂モールド3と干渉すると、ケーブル2の配索スペースが大きくなってしまうため、樹脂モールド3とシース5との距離は、ケーブル2をその延出方向と垂直方向に屈曲させた際に、樹脂モールド3とシース5とが干渉しない距離とされることが望ましい。
絶縁電線4は、樹脂モールド3から一直線状に整列された状態で延出されるようになっており、その配列方向およびケーブル延出方向に対して垂直方向に屈曲されて配索されるようになっている。このように構成することで、絶縁電線4が屈曲方向に重ならなくなるため、ケーブル延出方向におけるケーブル2の突出長dをより小さくすることが可能になる。
さて、本実施形態に係る樹脂モールド付きケーブル1では、上述のように、シース5の端部から露出させた絶縁電線4の先端に樹脂モールド3を設けている。樹脂モールド付きケーブル1では、外径の小さい絶縁電線4の部分で屈曲がなされることになるため、絶縁電線4を極端に小さい曲率半径で屈曲させたり、絶縁電線4の樹脂モールド3からの延出部分に応力が集中する構造となっていると、車両の振動等によりケーブル2の屈曲部分に繰り返し応力がかかったときに、導体4aの断線や絶縁体4bの損傷が発生し易い。
そこで、樹脂モールド付きケーブル1では、樹脂モールド3のケーブル延出部(ここでは絶縁電線4の延出部)の周縁の少なくとも一部の角部を丸みを帯びるように形成し、ケーブル2をその延出方向と垂直方向に屈曲させた際にケーブル2(ここでは絶縁電線4)を沿わせるガイドとなるガイド部6を形成している。
ガイド部6を形成することで、ガイド部6に沿ってケーブル2(ここでは絶縁電線4)が屈曲されることになるので、ケーブル延出方向と垂直方向に曲げた際の曲率半径が極端に小さくなることを抑制することが可能になる。また、ガイド部6によりケーブル2(ここでは絶縁電線4)の屈曲部分を面で支持することが可能になるため、樹脂モールド3からの延出部分に応力が集中することを抑制することが可能になり、車両の振動等により導体4aの断線や絶縁体4bの損傷が発生することを抑制することが可能になる。
本実施形態では、ケーブル2の屈曲方向を限定せずに汎用性を高めるために、樹脂モールド3のケーブル延出部の周縁の全周にわたってガイド部6を形成しているが、予めケーブル2を屈曲させる方向が決まっている場合は、その屈曲させる方向のみにガイド部6を形成するようにしてもよい。
ガイド部6の曲率半径は、0.1mm以上とすることが望ましい。ガイド部6の曲率半径が0.1mm未満と小さくなると、ガイド部6が丸みを帯びていない状態に近くなり、ガイド部6を形成することによる効果が十分に得られなくなるためである。ガイド部6の曲率半径を大きくし過ぎると樹脂モールド3の大型化を招くので、ガイド部6の曲率半径は0.1mm以上2.5mm以下、好ましくは0.3mm以上1.5mm以下とするとよい。
図1の樹脂モールド付きケーブル1では、ケーブル延出部の周囲に隙間7を設け、その隙間7の周縁にガイド部6を設けている。ただし、これに限定されるものではなく、図2に示すように、隙間7を省略してガイド部6のみを形成することも勿論可能である。
ここで、隙間7を設ける利点について説明しておく。
図3に示すように、樹脂モールド3は、金型31を用い、金型31の樹脂流入口32から樹脂を流入させることにより形成される。図3では、樹脂モールド3にセンサ部34を内蔵する場合を示している。金型31としては、ガイド部6を形成する部分に突起33を形成したものを用いる必要があるが、隙間7を形成せずガイド部6のみを形成する場合には、この突起33の部分の先端が細くなり充分な機械的強度が得られない場合がある。隙間7を形成しておくことで、この突起33の厚みを確保し機械的強度を向上させることが可能となり、安定した製造が可能になる。
突起33の機械的強度を維持するために、ケーブル長手方向に沿った隙間7の深さdは0.1mm以上であることが望ましく、ケーブル2の径方向に沿った隙間7の幅wは0.1mm以上であることが望ましい。なお、隙間7の幅wが大きくなると、ケーブル2(ここでは絶縁電線4)の隙間7への延出部分に応力が集中してしまうことも考えられるが、この場合、図4に示すように、さらにケーブル2(ここでは絶縁電線4)の隙間7への延出部の周縁を丸みを帯びた形状に形成して第2ガイド部41を形成することも可能である。
さらには、ガイド部6を3段以上形成するようにしてもよい。つまり、隙間7を階段状に径が大きくなるように形成し、径が変化する部分の角部にそれぞれ丸みを帯びたガイド部6を形成することで、ガイド部6を多段に構成することも可能である。隙間7とガイド部6を組み合わせる構成とすることにより、樹脂モールド3のケーブル延出部分でケーブル2(ここでは絶縁電線4)に印加される局所的な応力を分散し、導体4aの断線や絶縁体4bの損傷のおそれをより低減することが可能になる。
なお、金型31を用いて樹脂をモールドする際には、樹脂が最外の絶縁層(ここでは絶縁体4b)に溶着されるため、金型31に突起33を形成する等して意図的にガイド部6を形成しない限り、ケーブル延出部の周囲に偶然にガイド部6に相当する形状が形成されることはない。
以上説明したように、本実施形態に係る樹脂モールド付きケーブル1では、樹脂モールド3のケーブル延出部の周縁の少なくとも一部の角部を丸みを帯びるように形成し、ケーブル2をその延出方向と垂直方向に屈曲させた際にケーブル2(ここでは絶縁電線4)を沿わせるガイドとなるガイド部6を形成している。
ガイド部6を形成することで、樹脂モールド3からケーブル延出方向と垂直方向にケーブル2を配索する際に、ガイド部6に沿ってケーブル2(ここでは絶縁電線4)が屈曲されることになり、屈曲の際の曲率半径が極端に小さくなることを抑制できる。また、ガイド部6を形成することで、ケーブル2(ここでは絶縁電線4)の屈曲部分を面で支持することが可能となり、樹脂モールド3からの延出部分に応力が集中することを抑制することが可能になる。その結果、車両の振動等により導体4aの断線や絶縁体4bの損傷が発生することを抑制することが可能になる。
また、ガイド部6を形成することで断線等の不具合を抑制可能となるため、小径のケーブル2(ここでは絶縁電線4)を用いることが可能となり、ケーブル延出方向における樹脂モールド3からのケーブル2の突出長dを小さくして、限られた配索スペースを有効に利用することが可能になる。
また、本実施形態に係る樹脂モールド付きケーブル1では、ケーブル2の先端部にてシース5から複数の絶縁電線4を露出させ、その露出させた複数の絶縁電線4の外周を覆うように、樹脂モールド3を形成している。
これにより、外径の小さい絶縁電線4を屈曲させるのみでケーブル延出方向と垂直方向にケーブル2を曲げることが可能になり、ケーブル延出方向におけるケーブル2の突出長dを小さくすることが可能になる。
また、外径の小さい絶縁電線4を屈曲させるのみでケーブル延出方向と垂直方向にケーブル2を曲げることが可能になるため、樹脂モールド3のケーブル延出部分に大きな応力が集中することを抑制し、導体4aの断線や絶縁体4bの損傷を抑制することが可能になる。
さらに、樹脂モールド付きケーブル1では、シース5が樹脂モールド3と離間する構造となっているため、シース5として樹脂モールド3に溶着し難いものも用いることが可能になる。そのため、シース5として用いる材料として安価な材料を用いたり、特定の機能を付与した材料を必要に応じて用いること等が可能になる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、ケーブル2の先端部から延出した絶縁電線4の外周を覆うように樹脂モールド3を形成したが、例えば、使用するケーブル2の径が小さい場合等は、シース5の先端部の外周を覆うように樹脂モールド3を形成してもよい。つまり、本発明は、多心のケーブル2の最外周を覆うシース5の外周を覆うように樹脂モールド3を形成した一般的な構造においても当然に適用可能であり、同様の効果を得ることができる。
1 樹脂モールド付きケーブル
2 ケーブル
3 樹脂モールド
4 絶縁電線
4a 導体
4b 絶縁体
5 シース
6 ガイド部
7 隙間

Claims (6)

  1. 導体と該導体の周囲に設けられた絶縁体とを有するケーブルと、該ケーブルの先端部の外周を覆うように樹脂をモールドして形成された樹脂モールドと、を備え
    前記樹脂モールドのケーブル延出部の周囲に隙間を設けると共に、その隙間の周縁の少なくとも一部の角部を丸みを帯びるように形成し、前記ケーブルをその延出方向と垂直方向に屈曲させた際に前記ケーブルを沿わせるガイドとなるガイド部を形成した樹脂モールド付きケーブルの製造方法であって、
    前記ガイド部と前記隙間を形成する部分に突起を形成した金型を用い、前記金型の樹脂流入口から樹脂を流入させることにより前記樹脂モールドを形成する
    ことを特徴とする樹脂モールド付きケーブルの製造方法
  2. 前記樹脂モールドのケーブル延出部の周縁の全周にわたって、前記ガイド部を形成した
    請求項1記載の樹脂モールド付きケーブルの製造方法
  3. 前記ガイド部の曲率半径が0.1mm以上である
    請求項1または2記載の樹脂モールド付きケーブルの製造方法
  4. 前記樹脂モールドを形成する際に前記絶縁体を前記樹脂モールドに溶着させ、前記絶縁体と前記樹脂モールド間を水密にシールする
    請求項1〜3いずれかに記載の樹脂モールド付きケーブルの製造方法
  5. 前記ケーブル長手方向に沿った前記隙間の深さが0.1mm以上であり、前記ケーブルの径方向に沿った前記隙間の幅が0.1mm以上である
    請求項4記載の樹脂モールド付きケーブルの製造方法
  6. 前記樹脂モールドは、前記ケーブルの先端に接続されたセンサ部、端子、または回路基板の外周を覆うように形成されている
    請求項1〜5いずれかに記載の樹脂モールド付きケーブルの製造方法
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