JP6071981B2 - 放射線検出装置及び放射線断層撮影装置 - Google Patents

放射線検出装置及び放射線断層撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6071981B2
JP6071981B2 JP2014236062A JP2014236062A JP6071981B2 JP 6071981 B2 JP6071981 B2 JP 6071981B2 JP 2014236062 A JP2014236062 A JP 2014236062A JP 2014236062 A JP2014236062 A JP 2014236062A JP 6071981 B2 JP6071981 B2 JP 6071981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
wind
heat radiating
wind shielding
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014236062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015104667A5 (ja
JP2015104667A (ja
Inventor
昂達 河口
昂達 河口
ジョセフ・ジェームズ・レイシー
リチャード・ポール・バンダウェイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2015104667A publication Critical patent/JP2015104667A/ja
Publication of JP2015104667A5 publication Critical patent/JP2015104667A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6071981B2 publication Critical patent/JP6071981B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/02Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
    • G01N23/04Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material
    • G01N23/046Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material using tomography, e.g. computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4488Means for cooling

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)

Description

本発明は、放射線断層撮影装置における放射線検出特性の安定化を図る技術に関する。
放射線断層撮影装置における放射線検出特性は、その放射線検出装置における検出素子、特に光電変換素子の温度に依存することが知られている。一方、検出素子の温度は、検出素子の周辺に配置された電気・電子部品の発熱により、徐々に上昇していく傾向が強い。そのため、一般的には、放射線検出装置に冷却システム(system)を設けて発熱部品等を冷却し、検出素子の温度を極力一定にするよう制御して、放射線検出特性の安定化を図る。
上記のような冷却システムとしては、冷却ファン(fan)による空冷方式が知られている。すなわち、冷却ファンによって風を作り出し、その風を、検出素子が設けられた基板やその基板に設置された放熱器などに当てて冷却する。この方式は、構造がシンプル(simple)で構築が比較的容易であることから、従来、よく用いられている(例えば、特許文献1,要約等参照)。
特開2004−57834号公報
しかしながら、電気・電子部品の発熱は、検出素子の近傍で行われることが多い。そのため、その熱が検出素子に伝わりやすく、空冷方式では検出素子の温度制御が思い通りにいかない事が多い。
また、放射線検出装置の外部から内部に入ってくる風の向きや量は、放射線検出装置が搭載されたガントリ(gantry)回転部の回転速度に大きく依存する。そのため、ガントリ回転部の回転速度が変化すると、検出素子の温度も変化しやすくなる。つまり、冷却ファンを用いた冷却方法では、検出素子の温度変化を十分に抑制することができず、検出特性の安定化を図ることが難しい。
このような事情により、放射線断層撮影装置における放射線検出装置の検出素子を空冷する際に、検出素子の温度変化を抑制し、検出特性をより安定にすることができる技術が望まれている。
第1の観点の発明は、
チャネル(channel)方向に配列されている当該複数の検出器モジュール(module)の各々が、チャネル方向及びスライス(slice)方向にマトリクス(matrix)状に配列された複数の検出素子と、該複数の検出素子と熱的に結合されており、該複数の検出素子のX線出射側に設けられている放熱部とを含む複数の検出器モジュールと、
前記複数の検出器モジュールの放熱部に対してスライス方向に風を送る送風手段と、
チャネル方向に隣り合う放熱部間において、該放熱部よりも放射線出射側に設けられており、放射線放射方向の風を遮蔽する第1の風遮蔽部と、前記放熱部よりも放射線入射側に設けられており、放射線放射方向の風を遮蔽する第2の風遮蔽部とを備える、放射線断層撮影装置用の放射線検出装置を提供する。
なお、第1及び第2の風遮蔽部は、放射線放射方向の風を完全に遮蔽する機能を求められるものではなく、当該風の主要部分を遮蔽する機能を有していればよい。
第2の観点の発明は、
前記第1の風遮蔽部が、放射線放射方向を実質的に板厚方向とする第1の板部材であって、チャネル方向の両端部に、前記隣り合う放熱部と直接的または間接的に係合する係合部を有している第1の板部材を含んでおり、
前記第1の板部材が、前記係合部における摩擦により、前記隣り合う放熱部に対して固定される、上記第1の観点の放射線検出装置を提供する。
第3の観点の発明は、
前記第2の風遮蔽部が、放射線放射方向を実質的に板厚方向とする第2の板部材であって、チャネル方向の両端部に、隣り合う放熱部と直接的または間接的に係合する係合部を有している第2の板部材を含んでおり、
前記第2の板部材が、前記係合部における摩擦により、前記隣り合う放熱部に対して固定される、上記第1の観点または第2の観点の放射線検出装置を提供する。
第4の観点の発明は、
前記第1及び第2の風遮蔽部が、プラスチック(plastic)により構成されている、上記第1の観点から第3の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第5の観点の発明は、
前記第1及び第2の風遮蔽部を構成するプラスチックが、導電性を有している、上記第4の観点の放射線検出装置を提供する。
第6の観点の発明は、
前記隣り合う放熱部間において、スライス方向の風を遮蔽する第3の風遮蔽部をさらに備える、上記第1の観点から第5の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第7の観点の発明は、
前記第3の風遮蔽部が、チャネル方向において、前記隣り合う放熱部間の幅の60%以上、90%以下の幅を一部に有する、上記第6の観点の放射線検出装置を提供する。
第8の観点の発明は、
前記第3の風遮蔽部が、プラスチックにより構成されている、上記第6の観点または第7の観点の放射線検出装置を提供する。
第9の観点の発明は、
前記第3の風遮蔽部を構成するプラスチックが、導電性を有している、上記第8の観点の放射線検出装置を提供する。
第10の観点の発明は、
前記複数の検出器モジュールが、それぞれ、検出信号を処理する電子回路部を有しており、
前記電子回路部が、前記放熱部と熱的に結合されている、上記第1の観点から第9の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第11の観点の発明は、
前記複数の検出素子が、それぞれ、放射線を光に変換する素子と、該光を電気信号に変換する素子とを含んでいる、上記第1の観点から第10の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第12の観点の発明は、
前記放熱部が、放射線放射方向に間隔を置いて設けられた複数の放熱板を含んでいる、上記第1の観点から第11の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第13の観点の発明は、
前記送風手段が、風を生成する冷却ファンと、該風を前記放熱部に案内する案内路とを含んでいる、上記第1の観点から第12の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第14の観点の発明は、
放射線源と、上記第1の観点から第13の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置とを備えており、該放射線源及び放射線検出装置を撮影対象の周り回転させながら放射線を放射して、前記撮影対象の断層撮影を行う放射線断層撮影装置を提供する。
上記観点の発明によれば、第1の風遮蔽部を備えているので、ガントリ回転部の回転時にX線検出装置の外部から流れ込む風を遮ることができる。また、第2の風遮蔽部を備えているので、送風が、検出素子側に直接当たらず、放熱部に当たるようにすることができる。その結果、検出素子の空冷を、より設計通りに、かつ、効率的に行うことができ、検出素子の温度変化を抑え、放射線検出特性の安定化を図ることができる。
X線CT装置の構成を概略的に示す図である。 X線検出装置の構成を示す図である。 検出器モジュールの構成を示す図である。 チャネル方向に配列された複数の検出器モジュールの拡大図である。 検出器モジュール及び風流調整部品群の構成を示す図である。 チャネル方向に配列された複数の検出器モジュールとこれらに取り付けられた風流調整部品群との拡大図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、これにより本発明は限定されない。
図1は、発明の実施形態に係るX線CT(Computed Tomography)装置の構成を概略的に示す図である。図1に示すように、X線CT装置100は、操作コンソール(console)1と、撮影テーブル(table)10と、走査ガントリ20とを具備している。
操作コンソール1は、操作者からの入力を受け付ける入力装置2と、撮影対象40の撮影を行うための各部の制御や画像を生成するためのデータ(data)処理などを行う中央処理装置3と、走査ガントリ20で取得したデータを収集するデータ収集バッファ(buffer)5と、画像を表示するモニタ(monitor)6と、プログラム(program)やデータなどを記憶する記憶装置7とを具備している。
撮影テーブル10は、撮影対象40を載せて走査ガントリ20の開口部Bに入れ出しするクレードル(cradle)12を具備している。クレードル12は、撮影テーブル10に内蔵するモータ(motor)で昇降および水平直線移動される。なお、ここでは、撮影対象40の体軸方向すなわちクレードル12の水平直線移動方向をz方向、鉛直方向をy方向、z方向およびy方向に垂直な水平方向をx方向とする。
走査ガントリ20は、開口部Bの周りを回転可能に支持された円環状の回転部15を有する。回転部15には、X線管21と、X線管21を制御するX線コントローラ(controller)22と、X線管21から発生したX線81をファンビーム(fan beam)或いはコーンビーム(cone beam)に整形するアパーチャ(aperture)23と、撮影対象40を透過したX線81を検出するX線検出装置24と、X線検出装置24の出力をX線投影データに変換して収集するデータ収集部(DAS;Data Acquisition System)25と、X線コントローラ22,アパーチャ23,X線検出装置24,データ収集部25の制御を行う回転部コントローラ26とが搭載されている。走査ガントリ20は、制御信号などを操作コンソール1や撮影テーブル10と通信する制御コントローラ29を備えている。回転部15は、これを支持する部分とスリップリング(slip ring)30を介して電気的に接続されている。
X線管21及びX線検出装置24は、撮影対象40が載置される撮影空間、すなわち走査ガントリ20の開口部Bを挟んで互いに対向して配置されている。回転部15が回転すると、X線管21及びX線検出装置24は、その位置関係を維持したまま、撮影対象40の周りを回転する。X線管21から放射されアパーチャ23で整形されたファンビーム或いはコーンビームのX線21xは、撮影対象40を透過し、X線検出装置24の検出面に照射される。このファンビーム或いはコーンビームのファン角方向、すなわち、X線21xのxy平面における広がり方向をチャネル方向(CH方向)、z方向における広がり方向もしくはz方向そのものをスライス方向(SL方向)という。また、X線管21からX線21xが放射される方向をX線放射方向(I方向)という。
ここで、X線検出装置24の構成について詳しく説明する。
図2は、X線検出装置24の構成を示す図である。図2(a)及び図2(b)は、それぞれ、X線検出装置24をI方向及びSL方向に見たときの図であり、構成が理解し易いよう一部を透過して描いている。また、図2(c)は、X線検出装置24をCH方向に見たときの図であり、I方向及びSL方向を含む面を断面とする断面図である。
X線検出装置24は、ベースフレーム(base frame)50と、複数のコリメータモジュール60と、複数の検出器モジュール70とを有している。
ベースフレーム50は、一対のX線入射側レール(rail)51と、一対のX線出射側レール52と、4本の第1接続部材53と、4本の第2接続部材54とを有している。一対のX線入射側レール51は、それぞれ、CH方向に沿って円弧状に湾曲して伸びており、SL方向に一定の間隔を置いて互いに平行になるよう配置されている。一対のX線出射側レール52は、それぞれ、CH方向に沿って円弧状に湾曲して伸びており、SL方向に一定の間隔を置いて互いに平行になるよう配置されている。また、一対のX線出射側レール52は、一対のX線入射側レール51とI方向にほぼ平行になるよう配置されている。4本の第1接続部材53は、それぞれSL方向に伸びており、一対のX線入射側レール51の各端部と一対のX線出射側レール52の各端部とを接続するように配置されている。また、4本の第2接続部材54は、それぞれ、I方向に伸びており、一対のX線入射側レール51の各端部と一対のX線出射側レール52の各端部とを接続するように配置されている。
複数のコリメータモジュール60は、ベースフレーム50におけるX線入射側レール51のX線出射側に配置されている。複数のコリメータモジュール60は、CH方向に沿って互いに隣接して並んでいる。コリメータモジュール60は、例えば、32個配置される。複数のコリメータモジュール60は、それぞれ、ベースフレーム50におけるX線入射側レール51に対してネジ締めで取り付けられている。複数のコリメータモジュール60は、それぞれ、後述の検出素子を少なくともCH方向に区分するように設けられた複数のコリメータ板(不図示)を有している。
複数の検出器モジュール70は、複数のコリメータモジュール60のX線出射側に配置されている。複数の検出器モジュール70は、CH方向に沿って互いに隣接して並んでいる。検出器モジュール70は、例えば、32個配置される。複数の検出器モジュール70は、それぞれ、コリメータモジュール60とCH方向において位置的に対応するよう、位置合せがなされている。複数の検出器モジュール70は、それぞれ、ベースフレーム50におけるX線入射側レール51に対してネジ締めで取り付けられている。
X線検出装置24は、また、複数の冷却ファン81と、ダクト(duct)82とを有している。ダクト82は、ベースフレーム50のSL方向における仮想的な端面側に設けられている。また、複数の冷却ファン81は、ダクト82のスライス面側に設けられている。複数の冷却ファン81は、ファンの回転により風を作り出す。この風は、ダクト82を通り、複数の検出器モジュール70に向かってほぼ均等に送り出される。なお、ダクト82は、発明における案内路の一例である。
X線検出装置24は、さらに、複数の検出器モジュール70の周辺における風の流れを調整するための風流調整部品群90を有している。
ここで、検出器モジュール70及び風流調整部品群90の構成について、詳しく説明する。
まず、検出器モジュール70の構成について説明する。
図3は、検出器モジュール70の構成を示す図である。また、図4は、チャネル方向(CH方向)に配列された複数の検出器モジュール70の拡大図である。
図3に示すように、検出器モジュール70は、検出素子アレイブロック(array block)72と、T−フレーム(T-frame)74と、電子回路ブロック76とを有している。
検出素子アレイブロック72は、主に、検出素子アレイ基板721と、シンチレータアレイ(scintillator array)722と、ダイオードアレイ(diode array)723とにより構成されている。
検出素子アレイ基板721は、直方体に近い板形状を有している。検出素子アレイ基板721は、互いに直交する各端辺が、CH方向、SL方向及びI方向とそれぞれ平行になるような姿勢で配置されている。検出素子アレイ基板721は、X線入射側に広い板面を有している。検出素子アレイ基板721は、例えば、セラミック(ceramic)等により構成されている。
検出素子アレイ基板721のX線入射側の板面には、シンチレータアレイ722とダイオードアレイ723とがI方向に積層して設けられている。
シンチレータアレイ722は、CH方向及びSL方向にマトリクス状に配列された複数のシンチレータ素子722aを有している。シンチレータ素子722aは、入射されたX線を光に変換する。シンチレータ素子722aは、例えば、1つの検出器モジュール当たり、64個(CH方向)×128個(SL方向)が配列されている。
ダイオードアレイ723は、CH方向及びSL方向にマトリクス状に配列された複数のフォトダイオード(photo diode)素子723aを有している。フォトダイオード素子723aは、入射された光を電気信号に変換する。フォトダイオード素子723aは、例えば、1つの検出器モジュール当たり、64個(CH方向)×128個(SL方向)が配列されている。
複数のシンチレータ素子722aと複数のフォトダイオード素子723aとは、I方向において位置的に対応しており、1個のシンチレータ素子722aと1個のフォトダイオード素子723aとが、1つの検出素子72aを構成する。すなわち、検出素子72aに入射されたX線は、シンチレータ素子722aで光に変換され、その光がフォトダイオード素子723aで電気信号に変換される。
T−フレーム74は、SL方向に見たときに、Tの字に近い形をしたフレームである。T−フレーム74は、例えば、アルミニウム(aluminum)合金等により構成されている。T−フレーム74は、基台部741と、柱板部742と、フィン(fin)部743とを有している。
基台部741は、直方体に近い板形状を有している。基台部741は、互いに直交する各端辺が、CH方向、SL方向及びI方向とそれぞれ平行になるような姿勢で配置されている。基台部741は、X線入射側に広い板面を有している。
柱板部742は、基台部741のX線出射側の面に配置され接続されている。柱板部742は、直方体に近い板形状を有している。柱板部742は、互いに直交する各端辺が、CH方向、SL方向及びI方向とそれぞれ平行になるような姿勢で配置されている。柱板部742は、SL方向において基台部741とほぼ同じ長さを有している。柱板部742は、CH方向の両側に広い板面を有している。
なお、柱板部742におけるX線出射側の端部近傍には、図3に示すように、CH方向+(プラス(plus))側に凹となり、SL方向に柱状に伸びる第1の凹部742aが形成されている。
フィン部743は、柱板部におけるCH方向+側の板面に配置されており、接続されている。フィン部743は、複数の放熱板743aにより構成されている。複数の放熱板743aは、それぞれ、直方体に近い板形状を有している。複数の放熱板743aは、それぞれ、互いに直交する各端辺が、CH方向、SL方向及びI方向とそれぞれ平行になるような姿勢で配置されている。複数の放熱板743aは、それぞれ、SL方向において基台部741とほぼ同じ長さを有している。複数の放熱板743aは、それぞれ、I方向の両側に広い板面を有している。複数の放熱板743aは、I方向にほぼ一定の間隔を置いて設けられている。
なお、本例では、基台部741、柱板部742及びフィン部743は、一体的に形成されている。
検出素子アレイ基板721は、T−フレーム74における基台部741のX線入射側の板面上に配置されており、基台部741に密着してネジ締めで固定される。
電子回路ブロック76は、T−フレーム74における柱板部742のCH方向−側の板面(フィン部743がない方の板面)に配置されており、柱板部742にネジ締めで固定されている。電子回路ブロック76は、検出素子アレイブロック72とケーブル(cable)(不図示)で接続されている。また、電子回路ブロック76は、データ収集部25とケーブル(不図示)で接続されている。電子回路ブロック76は、各検出素子72aからの検出信号を処理するための電子回路を含んでいる。電子回路ブロック76は、検出素子アレイブロック72から取得した検出信号を電子回路で処理し、処理済み信号をデータ収集部25に送る。電子回路ブロック76は、通電により発熱する。
図4に示すように、上述のように構成された検出器モジュール70では、電子回路ブロック76、検出素子アレイブロック72及びT−フレーム74は互いに熱的に結合され、T−フレーム74がバッファとなって熱平衡状態を取ろうとする。そのため、電子回路ブロック76や検出素子アレイブロック72などの局所での急激な温度変化が抑えられる。また、T−フレーム74は、冷却ファン81からダクト82を通って送られてくる風がフィン部743に当たることにより冷却されるので、電子回路ブロック76、検出素子アレイブロック72及びT−フレーム74の全体の温度上昇が抑えられる。
しかし、これだけの構成では、図4に示すように、走査ガントリ20の回転部15が回転したときに、X線検出装置24の外部から入り込む風の侵入を防ぐことができず、かつ、その風の入り方は、回転部15の回転速度に応じて変化するため予測が困難である。そのため、設計通りの温度制御が極めて難しくなる。また、冷却ファン81からの風の一部は、T−フレーム74の基台部741に直接当たり、検出素子アレイブロック72の温度変化を助長する場合がある。さらには、冷却ファン81からの風は、隣接するT−フレーム74同士の比較的広い空間を通り抜けるため、風がフィン部743だけに当たらず、冷却効率がよくない。本実施形態では、このような状況を改善するため、風流調整部品群90が設けられている。
これより、風流調整部品群90の構成について説明する。
図5は、検出器モジュール70及び風流調整部品群90の構成を示す図である。また、図6は、チャネル方向(CH方向)に配列された複数の検出器モジュール70とこれらに取り付けられた風流調整部品群90との拡大図である。
図5,図6に示すように、風流調整部品群90は、第1のカバー(cover)部91と、第1の風遮蔽板92と、第2のカバー部93と、第2の風遮蔽板94とを含んでいる。なお、第1のカバー部91及び第1の風遮蔽板92は、発明における第1の風遮蔽部の一例である。第2のカバー部93及び第2の風遮蔽板94は、発明における第2の風遮蔽部の一例である。第1のカバー部91は、発明における第3の風遮蔽部の一例である。第1の風遮蔽板92は、発明における第1の板部材の一例である。また、第2の風遮蔽板94は、発明における第2の板部材の一例である。
第1のカバー部91、第1の風遮蔽板92、第2のカバー部93及び第2の風遮蔽板94は、いずれも導電性プラスチックにより構成されている。導電性プラスチックは、本質的な導電性プラスチックであってもよいし、複合導電性プラスチックであってもよい。本質的な導電性プラスチックは、本来の高分子の構造に由来する導電性を保有するプラスチックであり、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェン及びポリアニリンなどが考えられる。)複合導電性プラスチックは、非導電性プラスチックに金属や炭素繊維などの無機導体を練り混んだり、非導電性プラスチックの表面に導体の薄膜を形成したりして導電性を持たせたプラスチックである。
第1のカバー部91は、電子回路ブロック76を内包可能な概ね箱形状を有している。第1のカバー部91は、SL方向において基台部741とほぼ同じ長さを有している。第1のカバー部91のCH方向の幅は、当該検出器モジュール70の柱板部742と、この隣に配置された検出器モジュール70のフィン部743との間の幅の60%〜90%程度の幅である。第1のカバー部91は、T−フレーム74における柱板部742のCH方向−(マイナス)側の板面上に、電子回路ブロック76を覆うように配置されており、柱板部742にネジ締めで固定されている。
第1のカバー部91におけるCH方向+側の面上であって、I方向においてフィン部743よりもX線出射側(+I方向)寄りの部分には、CH方向−(マイナス(minus))側に凹となり、SL方向に柱状に伸びる第2の凹部91aが形成されている。また、第1のカバー部91におけるCH方向+側の面上であって、I方向においてフィン部743よりもX線入射側(−I方向)寄りの部分には、CH方向−側に凹となり、SL方向に柱状に伸びる第3の凹部91bが形成されている。
第2のカバー部93は、T−フレーム74における柱板部742のCH方向−側の板面上領域であってフィン部743よりもX線入射側に位置する領域に配置されており、柱板部742にネジ締めで固定されている。第2のカバー部93におけるCH方向−側の部分には、CH方向+側に凹となり、SL方向に柱状に伸びる第4の凹部93aが形成されている。
第1の風遮蔽板92は、直方体に近い板形状を有している。第1の風遮蔽板92の板面は、矩形であり、その板面の互いに直交する2端辺は、CH方向及びSL方向とそれぞれほぼ平行である。したがって、第1の風遮蔽板92の板厚方向は、実質的にI方向に平行である。第1の風遮蔽板は、CH方向において隣り合う第1のカバー部91と第2のカバー部93との間の幅とほぼ同じ幅を有しており、SL方向において基台部741とほぼ同じ長さを有している。第1の風遮蔽板92のCH方向の両端部には、CH方向に凸となる第1の凸部92a及び第2の凸部92bが形成されている。これら第1及び第2の凸部92a,92bは、第1及び第2の凹部742a,91aと係合するような形状で成形されている。第1の風遮蔽板92は、第1及び第2の凸部92a,92bが第1及び第2の凹部742a,91aと係合した状態でSL方向に挿入されており、その係合部の摩擦により固定されている。
第2の風遮蔽板94は、直方体に近い板形状を有している。第2の風遮蔽板94の板面は、矩形であり、その板面の互いに直交する2端辺は、CH方向及びSL方向とそれぞれほぼ平行である。したがって、第2の風遮蔽板94の板厚方向は、実質的にI方向に平行である。第2の風遮蔽板94は、CH方向において隣り合う第1のカバー部91とT−フレーム74の柱板部742との間の幅とほぼ同じ幅を有しており、SL方向において基台部741とほぼ同じ長さを有している。第2の風遮蔽板94のCH方向の両端部には、CH方向に凸となる第3の凸部94a及び第4の凸部94bが形成されている。第3の凸部94a及び第4の凸部94bは、第1及び第2の凹部91b,93aと係合するような形状で成形されている。第2の風遮蔽板94は、第3の凸部94a及び第4の凸部94bが第1及び第2の凹部91b,93aとそれぞれ係合した状態でSL方向に挿入されており、その係合部の摩擦により固定されている。
このような本実施形態によれば、上述したような第1カバー部91及び第1の風遮蔽板92を備えているので、走査ガントリ20の回転部15の回転時にX線検出装置24の外部から内部に流れ込む風を遮ることができる。また、上述したような第2のカバー部93及び第2の風遮蔽板94を備えているので、冷却ファン81による送風が、検出素子72aが設けられた検出素子アレイブロック72が接続されたT−フレーム74の基台部741に直接当たらず、T−フレーム74のフィン部743に当たるようにすることができる。その結果、冷却ファン81の送風による冷却を、より設計通りに、かつ、効率的に行うことができ、検出素子72aの温度変化を抑え、放射線検出特性の安定化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、第2のカバー部93及び第2の風遮蔽板94が設けられているので、検出素子72aへの意図しない光の侵入を遮ることができ、ライトリーク(light leak)すなわち光の誤検出を抑えることができる。
また、本実施形態によれば、上述したような第1のカバー部91を備えているので、冷却ファン81による送風を、外部に漏らすことなく、ほぼ、T−フレーム74のフィン部743のみに当てることができる。その結果、さらに冷却効率を上げることができる。また、外部から侵入する光をより遮ることができ、ライトリークをより抑制することができる。
また、本実施形態によれば、第1のカバー部91及び第1の風遮蔽板92、第2のカバー部93及び第2の風遮蔽板94は、プラスチック製であるから、軽量であり、走査ガントリ20の回転部15の回転時に、X線検出装置24の大質量に起因する歪の発生を抑えることができ、X線検出精度が向上する。
また、本実施形態によれば、第1のカバー部91及び第1の風遮蔽板92、第2のカバー部93及び第2の風遮蔽板94及びは、導電性を有しているので、外来の電磁波ノイズ(noise)を遮蔽することができ、検出信号の精度を高めることができる。
また、本実施形態によれば、第1のカバー部91は、フィン部743との間に、検出器モジュール70の柱板部742と、この隣に配置された検出器モジュール70のフィン部743との間の幅の60%〜90%程度の幅を有するように形成されている。このように一定の幅が確保されているため、冷却ファン81からの送風のフィン部743に対する空気摩擦を低減し、冷却ファン81の負担を軽減することができる。
また、第1及び第2の風遮蔽板92,94は、ネジ等を使わずに、摩擦のみで固定するので、組み立てにおける工数やコスト(cost)を減らすことができる。また、メンテナンス(maintenance)対象となる検出器モジュール70に取り付けられた第1及び第2の風遮蔽板92,94を取り外すだけで、対象の検出器モジュール70を他の検出器モジュール70と切り離すことができ、メンテナンス性が非常によい。
なお、発明は、本実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、第2のカバー部93と第2の風遮蔽板94とが組み合わさって、T−フレーム74の基台部741に風が直接当たらないようにしているが、一体的に形成された風遮蔽板を用いて、同様の効果を得るようにしてもよい。
また例えば、第1及び第2の風遮蔽板92,94におけるSL方向の両端部の係合部分については、摩擦によって固定できる構造であれば、どのような構造であってもよい。
また例えば、発明は、X線CT装置とPET(Polyethylene Terephthalate)またはSPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)とを組み合わせたPET−CT装置やSPECT−CT装置などにも適用可能である。
100 X線CT装置
1 操作コンソール
2 入力装置
3 中央処理装置
5 データ収集バッファ
6 モニタ
7 記憶装置
10 撮影テーブル
12 クレードル
15 回転部
20 走査ガントリ
20b ガントリ筐体
21 X線管
21a X線
22 X線コントローラ
23 アパーチャ
24 X線検出装置
25 データ収集部
26 回転部コントローラ
29 制御コントローラ
30 スリップリング
40 撮影対象
50 ベースフレーム
51 X線入射側レール
52 X線出射側レール
53 第1接続部材
54 第2接続部材
60 コリメータモジュール
70 検出器モジュール
72 検出素子アレイブロック
72a 検出素子
721 検出素子アレイ基板
722 シンチレータアレイ
722a シンチレータ素子
723 ダイオードアレイ
723a フォトダイオード素子
74 T−フレーム
741 基台部
742 柱板部
742a 第1の凹部
743 フィン部
743a 放熱板
76 電子回路ブロック
81 冷却ファン
82 ダクト
90 風流調整部品群
91 第1のカバー部
91a 第2の凹部
91b 第3の凹部
92 第1の風遮蔽板
92a 第1の凸部
92b 第2の凸部
93 第2のカバー部
93a 第4の凹部
94 第2の風遮蔽板
94a 第3の凸部
94b 第4の凸部
B 開口部

Claims (13)

  1. チャネル方向に配列されている当該複数の検出器モジュールの各々が、チャネル方向及びスライス方向にマトリクス状に配列された複数の検出素子と、該複数の検出素子と熱的に結合されており、該複数の検出素子のX線出射側に設けられている放熱部とを含む複数の検出器モジュールと、
    前記複数の検出器モジュールの放熱部に対してスライス方向に風を送る送風手段と、
    チャネル方向に隣り合う放熱部間において、該放熱部よりも放射線出射側に設けられており、放射線放射方向の風を遮蔽する第1の風遮蔽部と、前記放熱部よりも放射線入射側に設けられており、放射線放射方向の風を遮蔽する第2の風遮蔽部とを備えており、
    前記第1の風遮蔽部は、放射線放射方向を実質的に板厚方向とする第1の板部材であって、チャネル方向の両端部に、前記隣り合う放熱部と直接的または間接的に係合する係合部を有している第1の板部材を含んでおり、
    前記第1の板部材は、前記係合部における摩擦により、前記隣り合う放熱部に対して固定される、放射線断層撮影装置用の放射線検出装置。
  2. チャネル方向に配列されている当該複数の検出器モジュールの各々が、チャネル方向及びスライス方向にマトリクス状に配列された複数の検出素子と、該複数の検出素子と熱的に結合されており、該複数の検出素子のX線出射側に設けられている放熱部とを含む複数の検出器モジュールと、
    前記複数の検出器モジュールの放熱部に対してスライス方向に風を送る送風手段と、
    チャネル方向に隣り合う放熱部間において、該放熱部よりも放射線出射側に設けられており、放射線放射方向の風を遮蔽する第1の風遮蔽部と、前記放熱部よりも放射線入射側に設けられており、放射線放射方向の風を遮蔽する第2の風遮蔽部とを備えており、
    前記第2の風遮蔽部は、放射線放射方向を実質的に板厚方向とする第2の板部材であって、チャネル方向の両端部に、隣り合う放熱部と直接的または間接的に係合する係合部を有している第2の板部材を含んでおり、
    前記第2の板部材は、前記係合部における摩擦により、前記隣り合う放熱部に対して固定される、放射線断層撮影装置用の放射線検出装置。
  3. 前記第1及び第2の風遮蔽部は、プラスチックにより構成されている、請求項1または請求項に記載の放射線検出装置。
  4. 前記第1及び第2の風遮蔽部を構成するプラスチックは、導電性を有している、請求項に記載の放射線検出装置。
  5. 前記隣り合う放熱部間において、スライス方向の風を遮蔽する第3の風遮蔽部をさらに備える、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の放射線検出装置。
  6. 前記第3の風遮蔽部は、チャネル方向において、前記隣り合う放熱部間の幅の60%以上、90%以下の幅を一部に有する、請求項に記載の放射線検出装置。
  7. 前記第3の風遮蔽部は、プラスチックにより構成されている、請求項または請求項に記載の放射線検出装置。
  8. 前記第3の風遮蔽部を構成するプラスチックは、導電性を有している、請求項に記載の放射線検出装置。
  9. 前記複数の検出器モジュールは、それぞれ、検出信号を処理する電子回路部を有しており、
    前記電子回路部は、前記放熱部と熱的に結合されている、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の放射線検出装置。
  10. 前記複数の検出素子は、それぞれ、放射線を光に変換する素子と、該光を電気信号に変換する素子とを含んでいる、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の放射線検出装置。
  11. 前記放熱部は、放射線放射方向に間隔を置いて設けられた複数の放熱板を含んでいる、請求項1から請求項1のいずれか一項に記載の放射線検出装置。
  12. 前記送風手段は、風を生成する冷却ファンと、該風を前記放熱部に案内する案内路とを含んでいる、請求項1から請求項1のいずれか一項に記載の放射線検出装置。
  13. 放射線源と、請求項1または請求項2に記載の放射線検出装置とを備えており、該放射線源及び放射線検出装置を撮影対象の周りに回転させながら放射線を放射して、前記撮影対象の断層撮影を行う放射線断層撮影装置。
JP2014236062A 2013-11-29 2014-11-21 放射線検出装置及び放射線断層撮影装置 Active JP6071981B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361910184P 2013-11-29 2013-11-29
US61/910,184 2013-11-29

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015104667A JP2015104667A (ja) 2015-06-08
JP2015104667A5 JP2015104667A5 (ja) 2015-12-03
JP6071981B2 true JP6071981B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=53266527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014236062A Active JP6071981B2 (ja) 2013-11-29 2014-11-21 放射線検出装置及び放射線断層撮影装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9513236B2 (ja)
JP (1) JP6071981B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111050651B (zh) * 2017-09-06 2023-08-25 上海联影医疗科技股份有限公司 Ct探测器模块及散热结构
JP6907078B2 (ja) * 2017-09-13 2021-07-21 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線ct装置
EP3698154A4 (en) * 2017-10-19 2021-07-21 Spectrum Dynamics Medical Limited COOLING A NUCLEAR MEDICAL TOMOGRAPHY SYSTEM
CN108186040B (zh) * 2017-12-27 2021-05-14 上海联影医疗科技股份有限公司 Pet探测模块及具有该模块的pet探测设备
JP7140500B2 (ja) 2018-01-31 2022-09-21 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線ct装置及び検出器モジュール
JP7094808B2 (ja) * 2018-07-09 2022-07-04 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線検出器及びx線ct装置
JP7166833B2 (ja) * 2018-08-03 2022-11-08 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 放射線検出器及び放射線検出器モジュール
CN109100776B (zh) * 2018-08-28 2022-11-08 上海联影医疗科技股份有限公司 一种探测器组件及探测器***
CN110664422A (zh) 2019-09-09 2020-01-10 东软医疗***股份有限公司 探测器模块、探测器及医疗成像设备
CN111557680A (zh) * 2020-06-01 2020-08-21 南京安科医疗科技有限公司 一种用于头部ct***的ct探测器
US11726220B2 (en) * 2021-01-19 2023-08-15 Analogic Corporation Radiation detectors for scanning systems, and related scanning systems

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2330194B (en) 1997-09-30 2002-05-15 Oxford Magnet Tech A cryogenic pulse tube refrigerator
US6330153B1 (en) * 1999-01-14 2001-12-11 Nokia Telecommunications Oy Method and system for efficiently removing heat generated from an electronic device
US20040022351A1 (en) 2002-07-30 2004-02-05 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Thermoelectrically controlled x-ray detector array
JP4341375B2 (ja) 2003-11-06 2009-10-07 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置
DE102005049455B4 (de) 2005-10-15 2007-11-22 Ziehm Imaging Gmbh Wärmetauscher für einen Einkessel-Generator einer Röntgendiagnostikeinrichtung mit einer Drehanodenröhre mit Glasgehäuse
DE102006025764B4 (de) * 2006-05-31 2008-07-31 Siemens Ag Röntgen-Detektor
DE102006025765A1 (de) * 2006-05-31 2008-03-20 Siemens Ag Röntgen-Detektor und Detektormodul
KR101637616B1 (ko) * 2008-03-20 2016-07-07 디에스엠 아이피 어셋츠 비.브이. 열전도성 플라스틱 물질의 히트싱크
CN102688055B (zh) * 2011-03-23 2016-08-31 Ge医疗***环球技术有限公司 数据采集***及使用该数据采集***的ct设备
JP5965665B2 (ja) 2012-02-23 2016-08-10 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 検出器モジュール、遮光部材および放射線検出装置並びに放射線断層撮影装置
US8890079B2 (en) 2012-06-29 2014-11-18 General Electric Company Radiation detection device and radiation tomographic apparatus, and method for assembling radiation detection device

Also Published As

Publication number Publication date
US20150156920A1 (en) 2015-06-04
JP2015104667A (ja) 2015-06-08
US9513236B2 (en) 2016-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6071981B2 (ja) 放射線検出装置及び放射線断層撮影装置
CN106880373B (zh) Pet成像设备及pet-ct成像设备
US9125613B2 (en) Detector system for imaging device
JP5294763B2 (ja) 放射線撮影装置、放射線撮影装置の撮影方法
JP2015104667A5 (ja)
US8106359B2 (en) Radiation imaging apparatus
US8890080B2 (en) Detector module, light shielding member, radiation detecting apparatus, and radiation imaging apparatus
KR102384472B1 (ko) Ct 검출기용 패키지 디자인
US20070280410A1 (en) X-ray detector and detector module
JP2019015628A (ja) 放射線撮影装置
JP5917315B2 (ja) 産業用機器に用いられるカメラ
BR102015030401B1 (pt) Sistema de formação de imagem por radiação
JP5986523B2 (ja) 放射線画像撮影装置
JP2015137882A5 (ja)
WO2017000108A1 (en) Interchangeable module for thermal control in detector systems
CN113100804B (zh) 一种ct探测器的散热装置及ct机
JP2010203786A (ja) 二次元画像検出装置
CN108065946B (zh) 放射线图像摄影装置及热扩散方法
JP5606273B2 (ja) 放射線画像撮影装置
JP7390192B2 (ja) X線ct装置
JP6786330B2 (ja) X線検出器及びx線ct装置
JP7182400B2 (ja) X線ct装置
JP2019050921A (ja) X線ct装置
US10186340B2 (en) Anti-scatter collimator for high speed rotation
US10823684B2 (en) X-ray detector and X-ray CT apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6071981

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250