JP6071574B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子の一部を位相差方式の焦点検出用素子として用いる撮像素子を有する撮像装置に関する。
撮像素子の一部を位相差方式の焦点検出用素子に兼用する撮像素子は従来から知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示の撮像装置は、図14に示すように、撮像素子の撮像面に、複数の位相差AFエリア101a,101b,101c・・・を配置している。また、焦点検出エリア103が決まると、焦点検出エリア103内において重複面積が最大となる位相差AFエリア101hを位相差AF焦点検出領域として決定し、この位相差AFエリア101hによって検出されたデフォーカス量を用いて、焦点調節を行う。
特許第4853071号公報
前述したように、特許文献1に記載の撮像装置では、被写体の検出領域と測距エリアの重複する面積の大きさのみで位相差AFの測距エリアを選択している。しかし、単に重複面積の大小だけで選択すると、低コントラストの測距エリアや被写体の輪郭成分の無い測距エリアを選択してしまう場合があり、この場合には、所望のピント位置に合焦しないおそれがある。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、注目する被写体に最適な位相差AFの測距エリアを選択し、精度よく合焦点を検出することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係る撮像装置は、撮像光学系により結像された光学像を電気信号に変換する光電変換部を有する複数の画素を備え、上記複数の画素は、上記画素へ入射する光束の入射方向を制限するよう構成された焦点検出用画素と、上記画素へ入射する光束が上記焦点検出用画素よりも制限されないように構成された撮像用画素と、を含み、上記複数の画素が2次元的に配列された撮像素子を有する撮像装置において、上記撮像素子の出力する画素信号に基づいて注目被写体の位置を検出する注目被写体検出手段と、上記注目被写体の位置に基づいて、上記焦点検出用画素の位置に対応する複数の測距点を設定する測距点設定手段と、上記複数の測距点に対応する上記焦点検出用画素の出力に基づいて複数のデフォーカス量を演算する演算手段と、上記設定された測距点の優先順位を決定する優先順位決定手段と、上記設定された測距点に対応して検出されるデフォーカス量の信頼性を判別する信頼性判定手段と、上記優先順位決定手段の出力と上記信頼性判定手段の出力に基づいて上記設定された複数の測距点のうちから測距点を選択する選択手段と、を有し、上記注目被写体検出手段は、顔に相当する領域を検出し、上記測距点設定手段は、上記顔に相当する領域の内部の特定の領域について、顔に相当する領域の他の領域に比較して測距点をより密に配置する。
第2の発明に係る撮像装置は、上記第1の発明において、上記優先順位決定手段は、上記複数の測距点のうち上記注目被写体の特定の位置により近い測距点の優先順位を高くする。
第3の発明に係る撮像装置は、上記第1または第2の発明において、上記信頼性判定手段は、上記デフォーカス量の信頼性を示す信頼性評価値を出力し、上記選択手段は、上記優先順位決定手段の決定する複数の測距点の優先順位に、上記信頼性判定手段の出力する信頼性評価値に重み付けした結果に基づいて測距点を選択する。
の発明に係る撮像装置は、上記第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、上記注目被写体検出手段は、顔の器官に相当する領域を検出し、上記測距点設定手段は、上記器官に相当する領域について、器官に相当しない領域に比較して測距点をより密に配置する。
本発明によれば、注目する被写体に最適な位相差AFの測距エリアを選択し、精度よく合焦点を検出することが可能な撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカメラのAF演算部の詳細を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカメラの撮像素子の位相差AF検出用画素と撮像用画素からなる画素の配置を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラの撮像素子の1つの測距エリアの拡大図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおける測距方法を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおける測距方法を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、相関演算結果を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、測距エリアの設定例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、測距エリアの設定例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、測距エリアの優先順位付けの例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、測距エリアの優先順位付けの例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカメラの動作を示すフローチャートである。 撮像素子の一部を焦点検出用フォトダイオードに兼用する撮像素子の従来例を示す図である。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタルカメラ(以下、「カメラ」と略記する)を用いて好ましい実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。本実施形態に係るカメラは、交換レンズ鏡筒10とカメラ本体20から構成されている。本実施形態においては、交換レンズ鏡筒10とカメラ本体20を別体に構成しているが、一般的なコンパクトカメラのように一体に構成しても勿論かまわない。
交換レンズ鏡筒10内には、撮影レンズ11が配置されている。撮影レンズ11は、被写体Sの光学像を形成するための複数の光学レンズから構成される。また、交換レンズ鏡筒10内には、アクチュエータ12およびレンズ制御部13が設けられている。レンズ制御部13は、カメラ本体20内のAF演算部23から、デフォーカス量を受信し、これらの情報に基づいて、アクチュエータ12の制御を行う。アクチュエータ12は、撮影レンズ11を光軸方向に移動し、ピント合わせを行う。
カメラ本体20内には、撮像素子21、画像処理部22、AF演算部23、記録部24が設けられている。撮像素子21は、撮影レンズ11の光軸上であって、被写体像の結像位置付近に配置されている。撮像素子21は、被写体像(光学像)を電気信号に変換する光電変換部を有する複数の画素を備えている。複数の画素は、画素へ入射する光束の入射方向を制限するよう構成された位相差AF検出用画素(焦点検出用画素とも称す)と、画素へ入射する光束が位相差AF検出用画素よりも制限されないように構成された撮像用画素を含み、複数の画素は2次元的に配列されている。撮像素子21の位相差AF検出用画素および撮像用画素の配置については、図3および図4を用いて後述する。
撮像素子21は、位相差AF検出用画素と撮像用画素から出力される画素値を画像処理部22およびAF演算部23に出力する。画像処理部22は、画素値の内、撮像用画素からの画素値を入力し、ライブビュー表示用画像および記録用画像のための画像処理を行う。また、画像処理部22は、記録用に処理された画像データを記録部24に出力する。記録部24は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリを有し、記録用の画像データを入力し、記録する。また、画像処理部22は、画素値を用いて、被写体の顔を検出し、この顔の中心座標位置を出力し、また顔の中の目等の器官を検出し、この器官の特定座標位置を出力する。
AF演算部23は、画素値の内、位相差AF検出用画素からの画素値を入力し、位相差AFに基づくAF演算を行う。AF演算にあたって、画像処理部22から取得した中心座標位置、特定座標位置に基づいて、位相差AF検出用画素の位置に対応する複数の測距点を設定し、この設定した測距点のそれぞれについて、デフォーカス量を演算する。そして、設定された測距点の優先順位を決定し、さらに測距点のデフォーカス量の信頼性を判別し、優先順位と信頼性に基づいて、複数の測距点の中から、撮影レンズ11のピント合わせのための測距点を選択する。
次に、図2を用いてAF演算部23の詳細について説明する。画素値21aは、撮像素子21から出力された画素値であり、SDRAM(不図示)等に一時記憶される。
また、画像処理部22内には、顔検出部22aが設けられている。この顔検出部22aは、撮像素子21からの撮像用画素の画素値に基づいて、被写体像の中に顔があるか否かを判定し、顔が含まれている場合には、その位置(中心座標位置)や大きさ等を検出する。さらに、右目、左目、鼻等の器官の検出を行い、その器官の特定座標位置も検出する。顔検出部22aは、撮像素子の出力する画素信号に基づいて注目被写体の位置を検出する注目被写体検出手段として機能する。顔検出部22aで検出された中心座標や特定座標位置は、AF演算部23内のAF測距点設定部33に出力する。
AF測距点設定部33は、顔検出部22aで検出された中心座標位置や特定座標位置に基づいて、これに対応する複数の測距点を設定する。後述するように、撮像素子21には複数の測距点の設定が可能であり、この複数の測距点から、中心座標位置や特定座標位置の近傍にある測距点を設定し、設定した各測距エリアの中心座標を、測距エリア優先順位設定部35および信頼性評価部36に出力する。このAF測距点設定部33は、注目被写体の位置について、焦点検出用画素の位置に対応する複数の測距点を設定する測距点設定手段として機能する。測距エリアの設定については、図8および図9を用いて後述する。
位相差画素生成部34は、画素値21aの内、位相差AF検出用画素の画像データを入力し、位相差AF検出用の画素列を生成し、デフォーカス量演算部/信頼性評価部37に出力する。
デフォーカス量演算部/信頼性評価部37は、位相差AF検出用の画素列の画像データを入力し、位相差AF法によってデフォーカス量を演算し、各測距エリアのデフォーカス量を測距点決定部38に出力する。また、位相差AF検出用の画素列の画像データを用いて各測距エリアのコントラスト値Aを算出し、測距点決定部38に出力する。また、位相差AF演算の際の値より、各測距エリアの信頼性評価値(相関値傾きFs)も求め、測距点決定部38に出力する。デフォーカス量演算部/信頼性評価部37は、複数の測距点に対応する上記焦点検出用画素の出力に基づいて複数のデフォーカス量を演算する演算手段として機能する。また、デフォーカス量演算部/信頼性評価部37は、設定された測距点に対応して検出されるデフォーカス量の信頼性を判別する信頼性判定手段としても機能する。位相差AFによるデフォーカス量の演算および信頼性の判定については、図5ないし図7を用いて後述する。
測距エリア優先順位設定部35は、AF測距点設定部33からの各測距エリアの中心座標を入力し、測距エリアの優先順位を決定し、各測距エリア優先順位リストを測距点決定部38に出力する。測距エリアの優先順位の決定の仕方については、図10を用いて後述する。この測距エリア優先順位設定部35は、設定された測距点の優先順位を決定する優先順位決定手段として機能する。
信頼性評価部36は、画素値21aから撮像用画素からの画素値を入力し、また、AF測距点設定部33から各測距エリアの中心座標を入力する。これらの情報を用いて、コントラスト値演算を行い、測距点決定部38に各測距エリアのコントラスト値Bを出力する。すなわち、顔検出部22aによって検出された顔や器官の座標とその近傍の測距エリアについて、撮像用画素からの画素値を用いてコントラスト値を演算する。デフォーカス量演算部/信頼性評価部37においてもコントラスト値Aを演算しているが、コントラストBは撮像用画素からの画素値を用いて演算するため、演算時間はかかるが精度のより高いコントラスト値を求めることができる。信頼性評価部36は、設定された測距点に対応して検出されるデフォーカス量の信頼性を判別する信頼性判定手段として機能する。
測距点決定部38は、前述したように、各測距エリア優先順位リスト、各測距エリアコントラスト値B、各測距エリアデフォーカス量、各測距エリアコントラスト値A、各測距エリア相関値傾きFsを入力し、測距点の選択を行う。測距点の選択については、図11を用いて説明する。測距点決定部38は、選択した測距点のデフォーカス量を出力する。測距点決定部38は、優先順位決定手段の出力と上記信頼性判定手段の出力に基づいて上記設定された複数の測距点のうちから測距点を選択する選択手段として機能する。なお、測距エリアの選択にあたっては、従来技術のように、測距エリアにかかる被写体の面積に、コントラスト値や相関値傾きFs等の信頼性評価値を重み付けるようにしてもよい。
次に、撮像素子21について、図3および図4を用いて説明する。撮像素子21は、図3に示す例では、列方向X1−X7、行方向Y1−Y7に分割され、これらの49エリアの1つ1つが、測距エリアになる。符号21bで示すエリアは、(X1、Y1)で表す。各エリアの各測距エリアの中心点21cを測距エリアの中心座標とする。
図4は、1つの測距エリアの画素の配置例を示す。図3に示した各測距エリアの内部は、図4に示すように、位相差AF検出用画素と撮像用画素から構成されている。
図4に示す測距エリアの中に、左開口位相差AF検出用画素21d、撮像用画素21e、右開口位相差AF用画素21fが交互に並んでいる。すなわち、一番左側の列では、L11、L21、L31、L41が左開口位相差AF用画素21dであり、R11、R21、R31、R41が右開口位相差AF画素21fであり、これらの間に撮像用画素21eが並んでいる。そして、一番左側から2列目は、撮像用画素21eのみである。以後、位相差AF検出用画素を含む列と、撮像用画素のみからなる列が交互に繰り返して配置される。
なお、本実施形態においては、位相差AF検出用画素を含む列と撮像用画素のみからなる列が1列おきであったが、位相差AF検出用画素を含む列と位相差AF検出用画素を含む列の間に2列以上の撮像用画素のみからなる列を配置するようにしても勿論かまわない。
位相差画素生成部34(図2参照)によって生成されるAF画素列は、各画素列毎に、左開口AF検出用画素からの画素値の平均値、または右開口AF検出用画素からの画素値の平均値を算出する。すなわち、以下のような演算によって生成される。
左開口AF検出用画素列:
L1=(L11+L21+L31+L41)/4
L2=(L12+L22+L32+L42)/4
L3=(L13+L23+L33+L43)/4
・・・
Ln=(L1(n)+L2(n)+L3(n)+L4(n))/4
右開口AF検出用画素列:
R1=(R11+R21+R31+R41)/4
R2=(R12+R22+R32+R42)/4
R3=(R13+R23+R33+R43)/4
・・・
Rn=(R1(n)+R2(n)+R3(n)+R4(n))/4
また、図4に示す例では、左上座標は(X1,Y1)であり、右下座標は(Xr,Yr)であり、測距エリア中心座標21cは(Xk,Yk)である。測距エリアの中心座標(Xc[k],Yc[k])は、顔中心座標/特定座標(Xco,Yco)から各々測距エリア毎に任意の長さ(a[k],b[k])を付加した位置(本実施形態においては、k=1〜7)となるので、
Xc[k]=Xco+a[k]、 Yc[k]=Yco+b[k]
となる。なお、kは測距エリアの番号であり、k=0、1、2、・・・・、Area_num−1 (Area_num:測距エリア数)とする。
デフォーカス量演算部/信頼性評価部37は、測距エリアの中心(Xc[k],Yc[k])から(c[k],d[k])(c[k]、d[k]は、各エリアごとに予め決めた数値、相関演算のx、y方向範囲)加減算し、左上座標(X1[k],Y1[k])=(Xc[k]−c[k],Yc[k]−d[k])、右下座標(Xr[k],Yr[k])=(Xc[k]+c[k],Yc[k]+d[k])を定義し、この範囲内において、図5ないし図7を用いて説明する位相差AFに基づくデフォーカス量を求める演算を行う。
図6は、位相差AFの測距原理を示す図である。撮影レンズ11の光束中に右開口Rと左開口Lを設け、撮像素子21上で右開口Rのみの光束に基づく画素出力に相当する像ORと、左開口Lのみの光束に基づく画素出力に相当する像OLを比較すると、ピントが合っていない場合には、両像OR、OLはシフト量ZR分だけずれている。また、デフォーカス量dだけ離れた合焦位置では、両像INは一致している。したがって、シフト量ZRを求め、シフト量ZRに基づいてデフォーカス量dを求め、デフォーカス量dに基づいて撮影レンズ11を合焦位置に移動させればよい。なお、図6中の符号Gは、左右開口の重心間の距離を示し、Fは、撮像面から瞳までの距離を示す。
図5において、(a)(b)は、左開口位相差AF検出用画素列L1〜L(n)の配列位置と対応する画素値(画素エッジ成分)を示す(図6の像OLに相当する)。また(c)(d)は、右開口位相差AF検出用画素列R1〜R(n)の配列位置と対応する画素値(画素エッジ成分)を示す(図6の像ORに相当する)。これから、左右開口の画素列に投影された被写体像の相関を求める。被写体像の形状が最も類似している位相差AF検出用画素位置の差がシフト量(視差)ZRとなる。
シフト量は、例えば、左開口の像の画素列に対応するウインドウを固定し、右開口の像の画素列に対応するウインドウを1画素ずつずらし、このときのウインドウ内の左開口位相差AF検出用画素値と右開口位相差AF検出用画素の差分の累積値から評価値Fmを求める。この評価値Fmが最小値となるときのずらし量がシフト量ZRである。図7は、評価値Fmが最小値となる付近における位相差AF検出用画素の位置とFmを示すグラフである。このグラフで位相差AF検出用画素の位置がminにおいて評価値Fmは最小となっている。ここで、評価値Fmは離散的なデータであるので、最小値近傍の複数の評価値Fmを用いて補間処理を行い、真の最小値を求めてシフト量ZRを算出する。
シフト量ZRを求めると、シフト量ZRからデフォーカス量dを下記式により演算できる。
d=F*ZR/(G−ZR)
ここで、d:デフォーカス量
F:撮像素子から瞳までの距離
ZR:シフト量
G:左右開口の重心間の距離
デフォーカス量演算部/信頼性評価部37は、位相差AFの信頼値として、評価値Fmの相関値傾きFsを使用する。すなわち、図7に示す例において、評価値Fmの最小値(FMIN)とこの最小値の前後の2個のFmのうちで大きい方の評価値FMを通る直線の傾きFsを、信頼性を表す評価値として演算し、出力する。
次に、顔検出部22aによって検出された顔と、AF測距点設定部33によって設定される測距エリアの関係について、図8および図9を用いて説明する。図8は、各測距エリアがオーバラップしないように配置した例である。図8において、撮像素子21の測距エリアのうち、顔検出部22aによって検出された顔Faの顔中心Fc(中心座標位置)から所定範囲にある測距エリアa1〜d4が、AF測距点設定部33によって設定される。前述したように、測距エリアa1〜d4は、互いに重複しないように設定される。なお、Feは、顔検出部22aによって検出された顔器官としての目である。
図9は、各測距エリアの配置の他の例を示す。図9においては、顔の中心付近に測距エリアa1〜d4と同じ大きさのe1〜e5の測距エリアを密に配置している。測距エリアb2、b3、c2、c3の範囲は、図8と同様である。測距エリアe1は、測距エリアb2の右半部と測距エリアb3の左半分に重畳して設定されている。測距エリアe2は、測距エリアb2の下半分と測距エリアc2の上半分に重畳して設定されている。測距エリアe3は、測距エリアb2の右下の4半分と測距エリアb3の左下の4半分と測距エリアc2の右上の4半分と測距エリアc3の左上の4半分に重畳して設定されている。測距エリアe4は、測距エリアb3の下半分と測距エリアc3の上半分に重畳して設定されている。測距エリアe5は、測距エリアc2の右半分と測距エリアc3の左半分に重畳して設定されている。
なお、図9は、顔の中心付近に測距エリアを密に配置している。しかし、これに限らず、目や鼻や口等の器官の中心付近に測距エリアを密に配置するようにしても勿論かまわない。
このように、AF測距点設定部33は、顔検出部22aによって検出された注目被写体の位置(顔の中心位置、または目等の器官の特定位置)に基づいて、この近傍に複数の測距エリアを設定する。また、AF測距点設定部33は、図9に示すように、顔に相当する領域の内部の特定の領域について、顔に相当する領域の他の領域に比較して測距点をより密に配置する測距点設定部としての機能を有する。また、AF測距点設定部33は、器官に相当する領域について、器官に相当しない領域に比較して測距点をより密に配置する測距点設定部としての機能も有する。
次に、図10を用いて、測距エリア優先順位設定部35によって行われる測距エリアの優先順位のリスト作成について説明する。図10は、測距エリアの優先順位のリストの一例を示している。図10(a)は、顔検出部22aにおいて検出された器官検出の特定座標からの距離が近い順に、優先順位をつけた例である。ここでb2、e1、e2、・・・は、図9に示した測距エリアの位置を示す。このように、測距エリア優先順位設定部35は、複数の測距点のうち注目被写体の特定の位置により近い測距点の優先順位を高くする優先順位設定手段としての機能を有する。
図10(b)は、被写体中心座標との距離が近い順に優先順位をつけた例である。また、図10(c)は、デフォーカス位置の順(最至近順)に優先順位を付けた例である。デフォーカス位置は、デフォーカス量演算部/信頼性評価部37が各測距エリアについて演算するので、その情報を得て順位付けを行う。この場合には、カメラに近い被写体のある測距エリアほど優先順位が高くなる。
なお、全ての測距エリアの昇順リストを作成しなくてもよい。また、図10(a)(b)に示した特定座標または被写体の中心座標から近い順のリスト作成においては、ある距離(距離の閾値)以上のエリアや、図10(c)に示したデフォーカス量(無限方向の距離の閾値)以下のエリアはリストから除外してもよい。
次に、図11を用いて、測距点決定部38によって行われる最適な測距エリアの選択について説明する。測距点決定部38は、図10に示した測距エリアの優先順位リストと、各エリアの信頼性評価の重み付けの結果を用いて測距エリアの選択を行い、選択された測距エリアのデフォーカス量を出力する。
図11に示した例では、測距エリアの優先順位リストとして、図10(a)の器官検出結果に基づく特定座標を用いている(図11中の「測距エリアの優先順位」および「A:特定座標に近い順」参照)。また、重み付けのための信頼性評価値は、デフォーカス量演算部/信頼性評価部37で演算される各測距エリアのコントラスト値Aを使用している(図11中の「B:コントラスト値」参照)。図11中のAとBを用いて、重み付け演算1/(A*B)を行い、この演算結果が一番大きいエリア、すなわち図11では、測距エリアe1を選択している。
なお、図11に示した例では、重み付けのための信頼性評価値としてコントラスト値Aを使用しているが、これに限らず、信頼性評価部36で演算されるコントラスト値Aの代わりにコントラスト値Bを使用してもよく、またデフォーカス量演算部/信頼性評価部37で演算される相関値傾きFsを使用してもよい。また、重み付けは、本実施形態においては、1/(A*B)のように乗算演算で行っているが、これに限らず、信頼性の値を複数重み付けしてもよい。
このように、本実施形態においては、測距エリア優先順位設定部35によって設定された優先順位と、信頼性評価部36またはデフォーカス量演算部/信頼性評価部37によって演算された信頼性評価値(コントラスト値A、コントラスト値B、相関値傾きFs)を用いて、測距点決定部38は測距点の選択を行っている。このため、注目被写体に近く、かつデフォーカス量の演算結果の信頼性の高い測距エリアを選択することができる。したがって、測距点決定部38は、優先順位決定手段の決定する複数の測距点の優先順位に、信頼性判定手段の出力する信頼性に重み付けした結果に基づいて測距点を選択する選択手段としての機能を有する。
次に、本実施形態における動作について、図12および図13に示すフローチャートを用いて説明する。
測距動作を開始すると、先ず顔中心または特定座標を取得し、この座標を(Xco,Yco)とする(S1)。ここでは、顔検出部22aによって顔を中心した場合には、中心座標を取得し、また顔の器官(右目、左目、鼻、口等)を検出した場合には、特定座標を取得し、この座標を(Xco,Yco)とする。なお、顔の器官等については、予め撮影者がメニュー画面等により指定できる場合には、その指示に従う。
顔中心または特定座標を取得すると、次に、測距エリア数(Area_Num)の設定を行う(S3)。AF測距点設定部33が、図8、9を用いて説明したように、中心座標または特定座標の周囲に測距エリアを設定する。このステップでは、このとき設定された測距エリア数の設定を行う。
測距エリア数の設定を行うと、次に、変数kを0にリセットする(S7)。kは設定されている測距エリアの番号を示しており、このステップでは、測距エリアの番号をリセットする。
測距エリアの番号を示すkを0にリセットすると、次に、k=Area_numか否かを判定する(S9)。Area_numは、測距エリアの数を示しており、このステップでは、ステップS11〜S21におけるデフォーカス量の算出を、全測距エリアについて行ったか否かを判定する。
ステップS9における判定の結果、k=Area_numでなかった場合には、各測距エリアの中心座標の設定を行う(S11)。測距エリアの中心座標(Xc[k],Yc[k])は、顔中心座標または特定座標(Xco,Yco)から各々測距エリアごとに任意の長さa[k],b[k]を付加した位置としているので、下記の式より求める。
(Xc[k],Yc[k])=(Xco+a[k],Yco+b[k])
各測距エリアの中心座標を設定すると、次に、AF測距点設定部33は、各測距エリアの領域を設定する(S13)。各測距エリアの領域は、測距エリアの中心座標(Xc[k],Yc[k])に、(c[k],d[k])加減算して、左上座標(X1[k],Y1[k])と右下座標(Xr[k],Yr[k])を求めるので、各座標は以下の通りとなる。
(X1[k],Y1[k])=(Xc[k]−c[k],Yc[k]−d[k])
(Xr[k],Yr[k])=(Xc[k]+c[k],Yc[k]+d[k])
各測距エリアの中心座標を設定すると、各測距エリアの領域設定と並行して、信頼性評価部36は、コントラスト値Bを取得する(S25)。ここでは、撮像用画素の画像データを入力し、この撮像用画素の画像データを用いてコントラスト値Bを算出する。
各測距エリアの領域を設定すると、次に、位相差画素生成部34は、位相差画素列Lk、Rkの生成を行う(S15)。ここでは、測距エリア内の座標(X1[k],Y1[k])から(Xr[k],Yr[k])の範囲内で位相差画素列LkとRkを生成する。
各測距エリアの領域を設定すると、位相差画素列Lk,Rkの生成と並行して、測距エリア優先順位設定部35は、各測距エリア優先順位リストを生成する(S27)。たとえば、図10に示したように、所定の優先順位を付け、List[0]から順次、測距エリアを並べた優先順位リストを生成する。
位相差画素列Lk、Rkを生成すると、次に、LまたはR列コントラスト値Aを取得する(S17)。ここでは、L列またはR列のエッジ成分の累積値を算出する。すなわち、隣接する位相差AF検出用画素の差分値の累積値を演算し、この値をコントラスト値A contrast_A[k]としてメモリに格納する。
L列またはR列のコントラスト値Aを取得すると、次に、デフォーカス量演算部/信頼性評価部37は、相関値の変化率(傾き)Fs[k]を取得する(S19)。図7に一例を示したように、左開口の位相差AF検出用画素列と、右開口の位相差AF検出用画素列の画像データの間で相関演算を行った結果、最小相関値FMINとその左右の相関値のうちで大きい方の相関値FMを通る直線の傾きを変化率Fs[k]とする。
相関値の変化率Fsを取得すると、次に、デフォーカス量演算部/信頼性評価部37は、デフォーカス量d[k]を取得する(S21)。デフォーカス量d[k]は、図6を用いて説明したように、
d=F*ZR/(G−ZR)
より算出する。
なお、d:デフォーカス量、F:撮像素子から瞳までの距離、ZR:シフト量、G:左右の開口の重心間の距離である。
ステップS21にてデフォーカス量の算出を行うと次に、ステップS23にて測距エリアの番号を示すkに1を加算する。ステップS23にてkに1を加算し、またはステップS25においてコントラスト値Bを取得し、またはステップS27において各測距エリア優先順位リストを作成すると、ステップS9に戻る。
ステップS9における判定の結果、測距エリアの番号を示すkが測距エリア数を示すArea_numに達すると、信頼性評価値(S_k)を選択する(S31)。信頼性評価値Skとしては、前述したように、デフォーカス量演算部/信頼性評価部37が算出するコントラスト値Aおよび相関値傾きFsと、信頼性評価部36が算出するコントラスト値Bがある。ここでは、これらの3つの値の中から1つを選択してS[k]とする。
信頼性評価値S_kを選択すると、次に、測距点決定部38は、優先度(List[k])*信頼性S[k]の演算を行う(S33)。ここでは、図11の例に示したように、最適な測距エリアを選択するために、優先度に対して信頼性の重み付けを行う。
優先度に信頼性の重み付け演算を行うと、次に、測距点決定部38は、最適測距エリアを選択し、その最適測距エリアで演算されたデフォーカス量を選択する(S35)。デフォーカス量を選択すると、このフローを終了する。
なお、ステップS31において、信頼性評価値(S_k)を3種類の中から1つだけ選択していたが、これに限らず、3種類の全てまたは一部を用いて最適な測距エリアを選択するようにしても構わない。また、優先順位として、図10に示したように、3種類の順位付けを行ったが、3種類の全てまたは一部を用いて、最適な測距エリアを選択するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の一実施形態においては、注目被写体を検出し(顔検出部22a、図12のS1)、この注目被写体の位置に基づいて複数の測距エリアを設定する(AF測距点設定部33、図12のS5)と共に測距エリアの優先順位を決定し(測距エリア優先順位設定部35、図12のS27)、設定された測距エリアのデフォーカス量の信頼性を求めている(信頼性評価部36、デフォーカス量演算部/信頼性評価部37、図12のS25、S17、S19)。そして、測距エリアの優先順位とデフォーカス量の信頼性に基づいて最適な測距エリアを選択し(測距点決定部38、図12のS35)、この選択された測距エリアのデフォーカス量に基づいて、ピント合わせを行うようにしている。このため、本実施形態においては、注目する被写体に最適な位相差AFの測距エリアを選択し、精度よく合焦点を検出することが可能となる。
なお、本発明の一実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもミラーレスカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話、スマートフォーンや携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、撮像素子の一部を位相差方式の焦点検出用素子として用いる撮像素子を有する機器であれば、本発明を適用することができる。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず」、「次に」等の順番を表現する言葉を用いて説明したとしても、特に説明していない箇所では、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10・・・交換レンズ鏡筒、11・・・撮影レンズ、12・・・アクチュエータ、13・・・レンズ制御部、20・・・カメラ本体、21・・・撮像素子、21a・・・画素値、21c・・・測距エリア中心点、21d・・・左開口位相差AF検出用画素、21e・・・撮像用画素、21f・・・右開口位相差AF検出用画素、22・・・画像処理部、22a・・・顔検出部、23・・・AF演算部、24・・・記録部、33・・・AF測距点設定部、34・・・位相差画素生成部、35・・・測距エリア順位設定部、36・・・信頼性評価部、37・・・デフォーカス量演算部/信頼性評価部、38・・・測距点決定部、Fc・・・顔中心、Fs・・・相関値傾き、S・・・被写体、ZR・・・シフト量、d・・・デフォーカス量

Claims (4)

  1. 撮像光学系により結像された光学像を電気信号に変換する光電変換部を有する複数の画素を備え、上記複数の画素は、上記画素へ入射する光束の入射方向を制限するよう構成された焦点検出用画素と、上記画素へ入射する光束が上記焦点検出用画素よりも制限されないように構成された撮像用画素と、を含み、上記複数の画素が2次元的に配列された撮像素子を有する撮像装置において、
    上記撮像素子の出力する画素信号に基づいて注目被写体の位置を検出する注目被写体検出手段と、
    上記注目被写体の位置に基づいて、上記焦点検出用画素の位置に対応する複数の測距点を設定する測距点設定手段と、
    上記複数の測距点に対応する上記焦点検出用画素の出力に基づいて複数のデフォーカス量を演算する演算手段と、
    上記設定された測距点の優先順位を決定する優先順位決定手段と、
    上記設定された測距点に対応して検出されるデフォーカス量の信頼性を判別する信頼性判定手段と、
    上記優先順位決定手段の出力と上記信頼性判定手段の出力に基づいて上記設定された複数の測距点のうちから測距点を選択する選択手段と、
    を有し、
    上記注目被写体検出手段は、顔に相当する領域を検出し、
    上記測距点設定手段は、上記顔に相当する領域の内部の特定の領域について、顔に相当する領域の他の領域に比較して測距点をより密に配置する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記優先順位決定手段は、上記複数の測距点のうち上記注目被写体の特定の位置により近い測距点の優先順位を高くすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記信頼性判定手段は、上記デフォーカス量の信頼性を示す信頼性評価値を出力し、
    上記選択手段は、上記優先順位決定手段の決定する複数の測距点の優先順位と、上記信頼性判定手段の出力する信頼性評価値に重み付けした結果に基づいて測距点を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 上記注目被写体検出手段は、顔の器官に相当する領域を検出し、
    上記測距点設定手段は、上記器官に相当する領域について、器官に相当しない領域に比較して測距点をより密に配置する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
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