JP6070534B2 - ハイブリッド車の駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の動力源としてエンジンとモータとを搭載し、エンジンの動力を車輪に伝達する動力伝達系に変速機を配置したハイブリッド車の駆動制御装置に関する発明である。
近年、低燃費、低排気エミッションの社会的要請から車両の動力源としてエンジンとモータとを搭載したハイブリッド車が注目されている。このようなハイブリッド車においては、例えば、特許文献1(特許第5229385号公報)に記載されているように、エンジンの動力を車輪に伝達する動力伝達系にモータと自動変速機を配置するようにしたものがある。この特許文献1では、燃費優先走行状態である場合には、エンジン回転速度と車速により自動変速機の変速点を設定することで、動力伝達系の伝達効率を向上させて燃費を向上させるようにしている。
特許第5229385号公報
本出願人の研究によると、動力伝達系に配置される変速機の効率(又は損失)は、変速機の入力回転速度によって変化し、更に、変速機の暖機状態(例えば変速機の油温)によっても変化することが判明した。しかし、上記特許文献1の技術では、変速機の効率に対する入力回転速度や暖機状態の影響が全く考慮されていないため、動力伝達系の効率を効果的に向上させることができず、燃費を十分に改善することができない可能性がある。動力伝達効率を最大にする制御だけではPHVのようなエンジン間欠運転に対し、ATF暖機性が悪化する懸念がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、動力伝達系の効率とATF暖機性を効果的に向上させることができ、燃費改善効果を高めることができるハイブリッド車の駆動制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車両の動力源としてエンジン(11)とモータ(12)とを搭載し、エンジン(11)の動力を車輪(16)に伝達する動力伝達系に変速機(13)を配置したハイブリッド車の駆動制御装置において、変速機(13)の効率とモータ(12)の効率とを含むトータル効率が最大となるように変速機(13)の暖機状態に応じて変速機(13)の目標入力回転速度を設定し、該目標入力回転速度を実現するように変速機(13)を制御する制御手段(20)を備え、制御手段(20)は、変速機(13)の暖機状態に応じて入力回転速度設定用パラメータを変更し、該入力回転速度設定用パラメータに基づいて目標入力回転速度を設定する構成としたものである。
変速機の入力回転速度や暖機状態によって変速機の効率(又は損失)が変化するため、変速機の効率とモータの効率とを含むトータル効率も変速機の入力回転速度や暖機状態によって変化する。このような特性に着目して、本発明は、モータの効率と変速機の効率とを含むトータル効率を考慮して変速機の暖機状態に応じて変速機の目標入力回転速度を設定することで、そのときの変速機の暖機状態において適切なトータル効率となる目標入力回転速度を設定することができ、この目標入力回転速度を実現するように変速機を制御することで、トータル効率を効果的に向上させることができる。これにより、動力伝達系の効率を効果的に向上させることができ、燃費改善効果を高めることができる。
図1は本発明の実施例1におけるハイブリッド車の駆動制御システムの概略構成を示す図である。 図2は変速機の暖機中のトータル効率の特性を示す図である。 図3は変速機の暖機後のトータル効率の特性を示す図である。 図4は実施例1の変速制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図5は暖機中の目標入力回転速度のマップの一例を概念的に示す図である。 図6は暖機後の目標入力回転速度のマップの一例を概念的に示す図である。 図7は実施例1の変速制御の実行例を示すタイムチャートである。 図8は実施例2の変速制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図9は暖機中HVモードの目標入力回転速度のマップの一例を概念的に示す図である。 図10は暖機中EVモードの目標入力回転速度のマップの一例を概念的に示す図である。 図11は暖機後HVモードの目標入力回転速度のマップの一例を概念的に示す図である。 図12は実施例2の変速制御の実行例を示すタイムチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図7に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてハイブリッド車の駆動制御システムの概略構成を説明する。
車両の動力源として内燃機関であるエンジン11とモータジェネレータ(以下「MG」と表記する)12とが搭載されている。エンジン11の出力軸(クランク軸)の動力がMG12を介して変速機13に伝達され、この変速機13の出力軸の動力がデファレンシャルギヤ機構14や車軸15等を介して車輪16に伝達される。変速機13は、無段階に変速するCVT(無段変速機)である。
エンジン11の動力を車輪16に伝達する動力伝達系のうちのエンジン11と変速機13との間に、MG12の回転軸が動力伝達可能に連結されている。更に、エンジン11とMG12との間に、動力伝達を断続するためのクラッチ17が設けられている。このクラッチ17は、油圧駆動式の油圧クラッチであっても良いし、電磁駆動式の電磁クラッチであっても良い。また、MG12を駆動するインバータ18がバッテリ19に接続され、MG12がインバータ18を介してバッテリ19と電力を授受するようになっている。
ハイブリッドECU20は、車両全体を総合的に制御するコンピュータであり、アクセルセンサ、シフトスイッチ、ブレーキスイッチ、車速センサ等(いずれも図示せず)の各種のセンサやスイッチの出力信号を読み込んで、車両の運転状態を検出する。このハイブリッドECU20は、エンジン11を制御するエンジンECU21と、インバータ18を制御してMG12を制御するMG−ECU22と、変速機13やクラッチ17を制御するトランスミッションECU23との間で制御信号やデータ信号等を送受信し、各ECU21〜23によって車両の運転状態に応じて、エンジン11、MG12、変速機13、クラッチ17等を制御する。
その際、ハイブリッドECU20は、車両の運転状態(例えばバッテリ19の充電状態や要求トルク等)に応じて、車両の走行モードをHVモードとEVモードとの間で切り換える。HVモードは、エンジン11とMG12のうちの少なくともエンジン11の動力で走行するモード(エンジン11の動力のみで車輪16を駆動するか又はエンジン11の動力とMG12の動力の両方で車輪16を駆動するモード)である。EVモードは、エンジン11とMG12のうちのMG12の動力のみで走行するモード(エンジン11の燃焼を停止してMG12の動力で車輪16を駆動するモード)である。
ところで、変速機13の入力回転速度や暖機状態によって変速機13の効率(又は損失)が変化するため、変速機13の効率とMG12の効率とを含むトータル効率も変速機13の入力回転速度や暖機状態によって変化する(図2及び図3参照)。尚、トータル効率は次式により定義したものとする。
トータル効率=MG効率×TM効率
ここで、MG効率はMG12の効率とインバータ18の効率とを乗算した値とし、TM効率は変速機13の伝達効率とする。
本実施例1では、トータル効率が変速機13の入力回転速度や暖機状態によって変化するという特性に着目して、ハイブリッドECU20により後述する図4の変速制御ルーチンを実行することで、トータル効率を考慮して変速機13の暖機状態に応じて変速機13の目標入力回転速度を設定し、この目標入力回転速度を実現するように変速機13を制御する。つまり、トータル効率を考慮して変速機13の暖機状態に応じて変速機13の目標入力回転速度を設定することで、そのときの変速機13の暖機状態において適切なトータル効率となる目標入力回転速度を設定することができ、この目標入力回転速度を実現するように変速機13の変速比を制御することで、トータル効率を効果的に向上させることができる。
この場合、ハイブリッドECU20は、変速機13の暖機状態に応じて入力回転速度設定用パラメータを変更し、この入力回転速度設定用パラメータに基づいて目標入力回転速度を設定する。これにより、変速機13の暖機状態に応じた適切な入力回転速度設定用パラメータを用いて目標入力回転速度を設定することができる。
その際、ハイブリッドECU20は、入力回転速度設定用パラメータと目標入力回転速度との関係を規定するマップを予め記憶しておき、このマップを用いて目標入力回転速度を算出する。これにより、マップを用いた簡単な演算処理で目標入力回転速度を算出することができ、ハイブリッドECU20の演算負荷を軽減することができる。
具体的には、(1) 変速機13の暖機中には、入力回転速度設定用パラメータとして変速機13の温度(例えば変速機13の油温)と変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとを用い、これらの入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の温度と変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)に基づいてトータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定する。
この場合、入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の温度と変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)と目標入力回転速度との関係を規定する暖機中の目標入力回転速度のマップ(図5参照)を予め記憶しておき、この暖機中の目標入力回転速度のマップを用いて目標入力回転速度を算出することで、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を求める。
一方、(2) 変速機13の暖機後には、入力回転速度設定用パラメータとして変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとを用い、これらの入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)に基づいてトータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定する。
この場合、入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)と目標入力回転速度との関係を規定する暖機後の目標入力回転速度のマップ(図6参照)を予め記憶しておき、この暖機後の目標入力回転速度のマップを用いて目標入力回転速度を算出することで、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を求める。
以下、本実施例1でハイブリッドECU20が実行する図4の変速制御ルーチンの処理内容を説明する。
図4に示す変速制御ルーチンは、ハイブリッドECU20の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう制御手段としての役割を果たす。
本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、車両の走行中であるか否かを判定する。このステップ101で、車両の走行中ではないと判定された場合には、ステップ102以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ101で、車両の走行中であると判定された場合には、ステップ102に進み、変速機13の油温(変速機13の温度の代用情報)が所定値(例えば80℃)よりも高いか否かによって、変速機13の暖機後であるか否かを判定する。
このステップ102で、変速機13の油温が所定値以下である(変速機13の暖機中である)と判定された場合は、ステップ103に進み、図5に示す暖機中の目標入力回転速度のマップを参照して、変速機13の油温と変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとに応じた変速機13の目標入力回転速度を算出することで、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を設定する。
図5の暖機中の目標入力回転速度のマップは、変速機13の暖機中に油温や出力回転速度や要求トルクに応じてトータル効率が最大となる入力回転速度が変化するのに対応して、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を算出できるように設定されている。この暖機中の目標入力回転速度のマップは、予め試験データや設計データに基づいて作成され、ハイブリッドECU20のROMに記憶されている。
一方、上記ステップ102で、変速機13の油温が所定値よりも高い(変速機13の暖機後である)と判定された場合は、ステップ104に進み、図6に示す暖機後の目標入力回転速度のマップを参照して、変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとに応じた変速機13の目標入力回転速度を算出することで、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を設定する。
図6の暖機後の目標入力回転速度のマップは、変速機13の暖機後に出力回転速度や要求トルクに応じてトータル効率が最大となる入力回転速度が変化するのに対応して、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を算出できるように設定されている。この暖機後の目標入力回転速度のマップは、予め試験データや設計データに基づいて作成され、ハイブリッドECU20のROMに記憶されている。
上記ステップ103又は上記ステップ104で変速機13の目標入力回転速度を設定した後、ステップ105に進み、変速機13の入力回転速度が目標入力回転速度となるように変速機13の変速比を制御する。
次に、図7のタイムチャートを用いて本実施例1の変速制御の実行例を説明する。
変速機13の暖機中(変速機13の油温が所定値以下の期間)は、変速機13の油温(変速機13の温度の代用情報)も考慮して、変速機13の油温と変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクに基づいてトータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定する。このようにすれば、変速機13の暖機中に、変速機13の温度や出力回転速度や要求トルクに応じてトータル効率が最大となる入力回転速度が変化するのに対応して、トータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定することができる。この目標入力回転速度を実現するように変速機13の変速比を制御することで、トータル効率が最大となるように変速機13の変速比を制御することができ、変速機13の暖機中の燃費を低減することができる。
その後、変速機13の油温が所定値を越えた時点t1 で、変速機13の暖機後であると判定する。変速機13の暖機後(変速機13の油温が所定値よりも高い期間)は、変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクに基づいてトータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定する。このようにすれば、変速機13の暖機後に、出力回転速度や要求トルクに応じてトータル効率が最大となる入力回転速度が変化するのに対応して、トータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定することができる。この目標入力回転速度を実現するように変速機13の変速比を制御することで、トータル効率が最大となるように変速機13の変速比を制御することができ、変速機13の暖機後の燃費を低減することができる。
次に、図8乃至図12を用いて本発明をプラグインハイブリッド車(車両外部の電源からバッテリに充電可能なハイブリッド車)に適用した実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分については説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
プラグインハイブリッド車は、一般のハイブリッド車に比べてEVモードの頻度が高くなる傾向がある。そこで、本実施例2では、ハイブリッドECU20により後述する図8の変速制御ルーチンを実行することで、変速機13の暖機状態と車両の走行モードに応じて入力回転速度設定用パラメータを変更し、この入力回転速度設定用パラメータに基づいて目標入力回転速度を設定するようにしている。
具体的には、プラグインハイブリッド車において変速機13の暖機中でHVモードの場合には、MG効率よりもTM効率の方が極端に悪くなる(MG損失よりもTM損失の方が極端に大きくなる)傾向がある。そこで、(1) 変速機13の暖機中でHVモードの場合には、入力回転速度設定用パラメータとして変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとを用い、これらの入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)に基づいてTM効率が最大となるように目標入力回転速度を設定する。
この場合、入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)と目標入力回転速度との関係を規定する暖機中HVモードの目標入力回転速度のマップ(図9参照)を予め記憶しておき、この暖機中HVモードの目標入力回転速度のマップを用いて目標入力回転速度を算出することで、TM効率が最大となる目標入力回転速度を求める。
一方、プラグインハイブリッド車において変速機13の暖機中でEVモードの場合には、HVモードに比べて変速機13の暖機性が更に悪化する懸念がある。そこで、(2) 変速機13の暖機中でEVモードの場合には、入力回転速度設定用パラメータとして変速機13の温度(例えば変速機13の油温)と車両の要求トルクとを用い、これらの入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の温度と車両の要求トルク)に基づいてMG効率が最大よりも悪くなる(つまりMG12やインバータ18の発熱量が増加する)ように目標入力回転速度を設定する。
この場合、入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の温度と車両の要求トルク)と目標入力回転速度との関係を規定する暖機中EVモードの目標入力回転速度のマップ(図10参照)を予め記憶しておき、この暖機中EVモードの目標入力回転速度のマップを用いて目標入力回転速度を算出することで、MG効率が最大よりも悪くなる目標入力回転速度を求める。
また、(3) 変速機13の暖機後でHVモードの場合には、入力回転速度設定用パラメータとして変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとを用い、これらの入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)に基づいてトータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定する。
この場合、入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)と目標入力回転速度との関係を規定する暖機後HVモードの目標入力回転速度のマップ(図11参照)を予め記憶しておき、この暖機後HVモードの目標入力回転速度のマップを用いて目標入力回転速度を算出することで、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を求める。
一方、プラグインハイブリッド車において変速機13の暖機後は、エンジン11をON/OFFする頻度が高くなる傾向がある(つまり、EVモードからエンジン11を再始動してHVモードに切り換える回数が多くなる傾向がある)。そこで、(4) 変速機13の暖機後でEVモードの場合には、HVモードの場合と同じように、入力回転速度設定用パラメータとして変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとを用い、これらの入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)に基づいて目標入力回転速度を設定するが、エンジン11の再始動に備えて、目標入力回転速度をHVモードの場合よりも低い値に設定する。
この場合、例えば、HVモードの場合と同じマップ、つまり、暖機後HVモードの目標入力回転速度のマップ(図11参照)を用いて目標入力回転速度を算出し、その目標入力回転速度から所定値を減算することで、HVモードの場合よりも低い目標入力回転速度を求める。或は、入力回転速度設定用パラメータ(変速機13の出力回転速度と車両の要求トルク)と目標入力回転速度との関係を規定する暖機後EVモードの目標入力回転速度のマップ(図示せず)を予め記憶しておき、この暖機後EVモードの目標入力回転速度のマップを用いて目標入力回転速度を算出することで、HVモードの場合よりも低い目標入力回転速度を求めるようにしても良い。
以下、本実施例2でハイブリッドECU20が実行する図8の変速制御ルーチンの処理内容を説明する。
図8に示す変速制御ルーチンでは、まず、ステップ201で、車両の走行中であるか否かを判定し、車両の走行中ではないと判定された場合には、ステップ202以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ201で、車両の走行中であると判定された場合には、ステップ202に進み、変速機13の油温(変速機13の温度の代用情報)が所定値(例えば80℃)よりも高いか否かによって、変速機13の暖機後であるか否かを判定する。
このステップ202で、変速機13の油温が所定値以下である(変速機13の暖機中である)と判定された場合は、ステップ203に進み、車両の走行モードがEVモードであるか否かを判定する。
このステップ203で、車両の走行モードがEVモードではない(HVモードである)と判定された場合には、ステップ205に進み、図9に示す暖機中HVモードの目標入力回転速度のマップを参照して、変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとに応じた変速機13の目標入力回転速度を算出することで、TM効率が最大となる目標入力回転速度を設定する。
図9の暖機中HVモードの目標入力回転速度のマップは、変速機13の暖機中でHVモードの場合に出力回転速度や要求トルクに応じてTM効率が最大となる入力回転速度が変化するのに対応して、TM効率が最大となる目標入力回転速度を算出できるように設定されている。この暖機中HVモードの目標入力回転速度のマップは、予め試験データや設計データに基づいて作成され、ハイブリッドECU20のROMに記憶されている。
これに対して、上記ステップ203で、車両の走行モードがEVモードであると判定された場合には、ステップ206に進み、図10に示す暖機中EVモードの目標入力回転速度のマップを参照して、変速機13の油温と車両の要求トルクとに応じた変速機13の目標入力回転速度を算出することで、MG効率が最大よりも悪くなる目標入力回転速度を設定する。
図10の暖機中EVモードの目標入力回転速度のマップは、変速機13の油温が低くなるほどMG効率が悪くなる(つまりMG12やインバータ18の発熱量が増加する)ように目標入力回転速度が設定されている。この暖機中EVモードの目標入力回転速度のマップは、予め試験データや設計データに基づいて作成され、ハイブリッドECU20のROMに記憶されている。
一方、上記ステップ202で、変速機13の油温が所定値よりも高い(変速機13の暖機後である)と判定された場合は、ステップ204に進み、車両の走行モードがEVモードであるか否かを判定する。
このステップ204で、車両の走行モードがEVモードではない(HVモードである)と判定された場合には、ステップ207に進み、図11に示す暖機後HVモードの目標入力回転速度のマップを参照して、変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクとに応じた変速機13の目標入力回転速度を算出することで、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を設定する。
図11の暖機後HVモードの目標入力回転速度のマップは、変速機13の暖機後でHVモードの場合に出力回転速度や要求トルクに応じてトータル効率が最大となる入力回転速度が変化するのに対応して、トータル効率が最大となる目標入力回転速度を算出できるように設定されている。この暖機後HVモードの目標入力回転速度のマップは、予め試験データや設計データに基づいて作成され、ハイブリッドECU20のROMに記憶されている。
これに対して、上記ステップ204で、車両の走行モードがEVモードであると判定された場合には、ステップ208に進み、目標入力回転速度をHVモードの場合よりも低い値に設定する。この場合、例えば、HVモードの場合と同じマップ、つまり、暖機後HVモードの目標入力回転速度のマップ(図11参照)を用いて目標入力回転速度を算出し、その目標入力回転速度から所定値を減算することで、HVモードの場合よりも低い目標入力回転速度を求める。或は、暖機後EVモードの目標入力回転速度のマップ(図示せず)を予め記憶しておき、この暖機後EVモードの目標入力回転速度のマップを用いて目標入力回転速度を算出することで、HVモードの場合よりも低い目標入力回転速度を求めるようにしても良い。
上記ステップ205〜208のいずれかで変速機13の目標入力回転速度を設定した後、ステップ209に進み、変速機13の入力回転速度が目標入力回転速度となるように変速機13の変速比を制御する。
次に、図12のタイムチャートを用いて本実施例2の変速制御の実行例を説明する。
変速機13の暖機中(変速機13の油温が所定値以下の期間)でHVモードの場合は、MG効率よりもTM効率の方が極端に悪くなる傾向があるため、TM効率に着目して、変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクに基づいてTM効率が最大となるように目標入力回転速度を設定する。このようにすれば、変速機13の暖機中でHVモードの場合に、出力回転速度や要求トルクに応じてTM効率が最大となる入力回転速度が変化するのに対応して、TM効率が最大となるように目標入力回転速度を設定することができる。この目標入力回転速度を実現するように変速機13の変速比を制御することで、TM効率が最大となるように変速機13の変速比を制御することができ、変速機13の暖機中でHVモードのときの燃費を低減することができる。
一方、変速機13の暖機中でEVモードの場合は、HVモードに比べて変速機13の暖機性が更に悪化する懸念があるため、変速機13の油温(変速機13の温度の代用情報)と車両の要求トルクとに基づいてMG効率が最大よりも悪くなるように目標入力回転速度を設定する。このようにすれば、変速機13の暖機中でEVモードの場合に、MG効率が最大よりも悪くなる(つまりMG12やインバータ18の発熱量が増加する)ように目標入力回転速度を設定することができ、この目標入力回転速度を実現するように変速機13の変速比を制御することで、MG12やインバータ18の発熱量を増加させて、変速機13の暖機を促進することができる。これにより、変速機13の暖機中でEVモードのときのTM効率を向上させて燃費を低減することができる。
その後、変速機13の油温が所定値を越えた時点t1 で、変速機13の暖機後であると判定する。変速機13の暖機後(変速機13の油温が所定値よりも高い期間)でHVモードの場合は、変速機13の出力回転速度と車両の要求トルクに基づいてトータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定する。このようにすれば、変速機13の暖機後でHVモードの場合に、出力回転速度や要求トルクに応じてトータル効率が最大となる入力回転速度が変化するのに対応して、トータル効率が最大となるように目標入力回転速度を設定することができる。この目標入力回転速度を実現するように変速機13の変速比を制御することで、トータル効率が最大となるように変速機13の変速比を制御することができ、変速機13の暖機後でHVモードのときの燃費を低減することができる。
また、変速機13の暖機後は、エンジン11をON/OFFする頻度が高くなる傾向がある(つまり、EVモードからエンジン11を再始動してHVモードに切り換える回数が多くなる傾向がある)ため、変速機13の暖機後でEVモードの場合には、目標入力回転速度をHVモードの場合よりも低い値に設定する。このようにすれば、変速機13の暖機中でEVモードの場合に、エンジン11の再始動に備えて、目標入力回転速度をHVモードの場合よりも低い値に設定することができ、この目標入力回転速度を実現するように変速機13の変速比を制御することで、変速機13の入力回転速度をHVモードの場合よりも低くして、エンジン11の再始動時の騒音や振動を抑制することができる。
尚、上記各実施例1,2では、変速機13として、無段階に変速するCVT(無段変速機)を搭載したシステムに本発明を適用したが、これに限定されず、複数段の変速段の中から変速段を段階的に切り換える有段変速機を搭載したシステムに本発明を適用しても良い。
また、上記各実施例1,2では、変速機13の温度の代用情報として、変速機13の油温を用いるようにしたが、これに限定されず、変速機13の温度の代用情報として、MG12の冷却水温、動力伝達系の潤滑油温や冷却油温を用いるようにしても良い。また、変速機13の出力回転速度の代用情報として車速を用いるようにしたり、要求トルクの代用情報として要求パワーを用いるようにしても良い。更に、「効率が最大」を「損失が最小」に置き換えても良い。
また、上記各実施例1,2では、ハイブリッドECU20で変速制御ルーチンを実行するようにしたが、これに限定されず、ハイブリッドECU20以外の他のECU(例えばエンジンECU21やMG−ECU22やトランスミッションECU23等のうちの少なくとも一つ)で変速制御ルーチンを実行するようにしたり、或は、ハイブリッドECU20と他のECUの両方で変速制御ルーチンを実行するようにしても良い。
その他、本発明は、図1に示す構成のハイブリッド車に限定されず、車両の動力源としてエンジンとモータとを搭載し、エンジンの動力を車輪に伝達する動力伝達系に変速機を配置した種々の構成のハイブリッド車(プラグインハイブリッド車を含む)に適用して実施することができる。例えば、エンジンの動力を車輪に伝達する動力伝達系に複数のモータを配置したハイブリッド車、エンジンと複数のモータとを動力分割機構(例えば遊星ギヤ機構)を介して連結したハイブリッド車、エンジンで駆動する車軸とは別の車軸をモータで駆動するハイブリッド車等に本発明を適用しても良い。
11…エンジン、12…MG(モータ)、13…変速機、16…車輪、20…ハイブリッドECU(制御手段)

Claims (8)

  1. 車両の動力源としてエンジン(11)とモータ(12)とを搭載し、前記エンジン(11)の動力を車輪(16)に伝達する動力伝達系に変速機(13)を配置したハイブリッド車の駆動制御装置において、
    前記変速機(13)の効率と前記モータ(12)の効率とを含むトータル効率が最大となるように前記変速機(13)の暖機状態に応じて前記変速機(13)の目標入力回転速度を設定し、該目標入力回転速度を実現するように前記変速機(13)を制御する制御手段(20)を備え
    前記制御手段(20)は、前記変速機(13)の暖機状態に応じて入力回転速度設定用パラメータを変更し、該入力回転速度設定用パラメータに基づいて前記目標入力回転速度を設定することを特徴とするハイブリッド車の駆動制御装置。
  2. 前記制御手段(20)は、前記入力回転速度設定用パラメータと前記目標入力回転速度との関係を規定するマップを予め記憶しておき、該マップを用いて前記目標入力回転速度を算出することを特徴とする請求項に記載のハイブリッド車の駆動制御装置。
  3. 前記制御手段(20)は、前記変速機(13)の暖機中には、前記入力回転速度設定用パラメータとして前記変速機(13)の温度と前記変速機(13)の出力回転速度と前記車両の要求トルクとを用い、前記変速機(13)の温度と前記変速機(13)の出力回転速度と前記車両の要求トルクとに基づいて前記トータル効率が最大となるように前記目標入力回転速度を設定することを特徴とする請求項又はに記載のハイブリッド車の駆動制御装置。
  4. 前記制御手段(20)は、前記変速機(13)の暖機後には、前記入力回転速度設定用パラメータとして前記変速機(13)の出力回転速度と前記車両の要求トルクとを用い、前記変速機(13)の出力回転速度と前記車両の要求トルクとに基づいて前記トータル効率が最大となるように前記目標入力回転速度を設定することを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のハイブリッド車の駆動制御装置。
  5. 前記制御手段(20)は、前記変速機(13)の暖機中で前記エンジン(11)と前記モータ(12)のうちの少なくとも前記エンジン(11)の動力で走行するHVモードの場合には、前記入力回転速度設定用パラメータとして前記変速機(13)の出力回転速度と前記車両の要求トルクとを用い、前記変速機(13)の出力回転速度と前記車両の要求トルクとに基づいて前記変速機(13)の効率が最大となるように前記目標入力回転速度を設定することを特徴とする請求項又はに記載のハイブリッド車の駆動制御装置。
  6. 前記制御手段(20)は、前記変速機(13)の暖機中で前記エンジン(11)と前記モータ(12)のうちの前記モータ(12)の動力のみで走行するEVモードの場合には、前記入力回転速度設定用パラメータとして前記変速機(13)の温度と前記車両の要求トルクとを用い、前記変速機(13)の温度と前記車両の要求トルクとに基づいて前記モータ(12)の効率が最大よりも悪くなるように前記目標入力回転速度を設定することを特徴とする請求項のいずれかに記載のハイブリッド車の駆動制御装置。
  7. 前記制御手段(20)は、前記変速機(13)の暖機後で前記エンジン(11)と前記モータ(12)のうちの少なくとも前記エンジン(11)の動力で走行するHVモードの場合には、前記入力回転速度設定用パラメータとして前記変速機(13)の出力回転速度と前記車両の要求トルクとを用い、前記変速機(13)の出力回転速度と前記車両の要求トルクとに基づいて前記トータル効率が最大となるように前記目標入力回転速度を設定することを特徴とする請求項のいずれかに記載のハイブリッド車の駆動制御装置。
  8. 前記制御手段(20)は、前記変速機(13)の暖機後で前記エンジン(11)と前記モータ(12)のうちの前記モータ(12)の動力のみで走行するEVモードの場合には、前記目標入力回転速度を前記HVモードの場合よりも低い値に設定することを特徴とする請求項に記載のハイブリッド車の駆動制御装置。
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