JP6067634B2 - 駐車支援装置および経路決定方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、駐車支援装置および経路決定方法に関する。
車両の駐車を支援する技術においては、車両の初期位置から駐車領域内の駐車目標位置までの経路を決定して、車両を経路に沿って駐車目標位置まで移動させる駐車支援を行っている。このような従来の駐車支援装置では、経路として、初期位置を通り、かつ車両の進行方向に接する第1円を生成し、目標位置を通りかつ目標位置における車両の進行方向および第1円に接する第2円を生成して、第1円の円周から第2円の円周で経路を決定している。
特表2009−502646号公報
このような従来の駐車支援装置では、駐車可能領域のスペースが狭い場合、駐車目標位置で車両を傾ければ駐車可能か否かの判断、および駐車可能な場合の車両の傾き角度の算出を行う際に、半径が少しずつ異なる複数の第2円を生成することにより、駐車目標位置での車両の傾き角度を少しずつ変更しながら演算を行っているため、経路決定の際の演算量が膨大となる。
このため、経路決定の際の演算量の削減を図ることが望まれている。
上記課題を解決するため、実施形態の駐車支援装置は、車両の駐車領域への駐車の支援時に、前記車両の初期位置から目標位置までの経路を決定する経路決定部を備え、前記経路決定部は、前記経路として、前記初期位置を通り、かつ前記車両の進行方向に接する第1の円周を生成する第1生成部と、前方の駐車車両の後部角の位置と、前記車両の最小旋回時における旋回半径と、前記目標位置とに基づいて、中心位置を決定し、前記中心位置を中心として、前記目標位置を通り、かつ前記目標位置における前記車両の進行方向および前記第1の円周に接する第2の円周を、前記第1の円周に続く前記経路として生成する第2生成部と、を備えた。
上記構成によれば、経路決定の際の演算量の削減を図ることができる。
また、実施形態の駐車支援装置において、前記第2生成部は、前記後部角を中心に、前記後部角との衝突を回避するための前記後部角からの回避距離と前記車両の最小旋回時における前記車両の前部角の旋回半径である第1の半径との和を半径とした第1の円弧と、前記目標位置を中心に、前記車両の最小旋回時における前記車両の後輪軸中心の旋回半径である第2の半径を半径とした第2の円弧とが交わるか否かを判断し、前記第1の円弧と前記第2の円弧が交わる場合において、前記第1の円弧と前記第2の円弧の交点が、前記目標位置より後方に位置するか否かを判断し、前記交点が、前記目標位置より後方に位置する場合に、前記交点を前記中心位置として決定し、前記中心位置を中心として前記第2の半径を半径とした前記第2の円周を生成する。
上記構成によれば、経路決定の際の演算量の削減を図ることができる。
また、実施形態の駐車支援装置において、前記回避距離は、ドライバーの姿勢および座席の高さに基づいて変更可能である。
上記構成によれば、この場合には、ドライバーに所望の経路決定を行うことができる。
また、実施形態の駐車支援装置において、前記目標位置において、前記車両が傾いている場合には、切り返しを行うように制御する制御部をさらに備えた。
上記構成によれば、より適切な駐車支援を行うことができる。
また、実施形態の駐車支援装置において、前記経路決定部は、前記第1の円周および前記第2の円周からなる前記経路をもとに、クロソイド曲線を含む前記初期位置から前記目標位置までの経路を再生成する。
上記構成によれば、車両の移動の際に据え切りを行う必要がなくなる。
また、実施形態の経路決定方法は、車両の駐車領域への駐車の支援時に、前記車両の初期位置から目標位置までの経路を決定する経路決定方法であって、前記経路として、前記初期位置を通り、かつ前記車両の進行方向に接する第1の円周を生成し、前方の駐車車両の後部角の位置と、前記車両の最小旋回時における旋回半径と、前記目標位置とに基づいて、中心位置を決定し、前記中心位置を中心として、前記目標位置を通り、かつ前記目標位置における前記車両の進行方向および前記第1の円周に接する第2の円周を、前記第1の円周に続く前記経路として生成し、前記後部角を中心に、前記後部角との衝突を回避するための前記後部角からの回避距離と前記車両の最小旋回時における前記車両の前部角の旋回半径である第1の半径との和を半径とした第1の円弧と、前記目標位置を中心に、前記車両の最小旋回時における前記車両の後輪軸中心の旋回半径である第2の半径を半径とした第2の円弧とが交わるか否かを判断し、前記第1の円弧と前記第2の円弧が交わる場合において、前記第1の円弧と前記第2の円弧の交点が、前記目標位置より後方に位置するか否かを判断し、前記交点が、前記目標位置より後方に位置する場合に、前記交点を前記中心位置として決定し、前記中心位置を中心として前記第2の半径を半径とした前記第2の円周を生成する。
上記構成によれば、経路決定の際の演算量の削減を図ることができる。
図1は、実施形態の車両の車室の一部が透視された状態が示された例示的な斜視図である。 図2は、実施形態の車両の例示的な平面図(俯瞰図)である。 図3は、実施形態の車両のダッシュボードの一例の車両後方からの視野での図である。 図4は、実施形態の駐車支援システムの構成の例示的なブロック図である。 図5は、実施形態の駐車支援システムのECUの構成の例示的なブロック図である。 図6は、実施形態の概要処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、実施形態の駐車可能領域検出の説明図である。 図8は、実施形態の移動経路の設定例の説明図である。 図9は、実施形態の経路決定処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、実施形態の経路決定の概要を説明するための図である。 図11は、実施形態の経路決定における第2円の生成過程の一例を示す図である。 図12は、実施形態の経路決定における第2円の生成過程の一例を示す図である。 図13は、実施形態の経路決定における第2円の生成の一例を示す図である。 図14は、実施形態の経路決定における第2円の生成過程の一例を示す図である。 図15は、実施形態の経路決定における第2円の生成の一例を示す図である。 図16は、実施形態の駐車支援制御処理の手順を示すフローチャートである。 図17は、実施形態の変形例において、第1の円周および第2の円周からなる移動経路と再生成された移動経路の例を示す図である。 図18は、実施形態の変形例において再生成された移動経路に沿って車両が移動する場合の距離と舵角の関係の例を示す図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうちの少なくとも一つを得ることが可能である。
本実施形態の車両1は、例えば、不図示の内燃機関を駆動源とする自動車、すなわち内燃機関自動車であってもよいし、不図示の電動機を駆動源とする自動車、すなわち電気自動車や燃料電池自動車等であってもよいし、それらの双方を駆動源とするハイブリッド自動車であってもよいし、他の駆動源を備えた自動車であってもよい。また、車両1は、種々の変速装置を搭載することができるし、内燃機関や電動機を駆動するのに必要な種々の装置、例えばシステムや部品等を搭載することができる。また、車両1における車輪3の駆動に関わる装置の方式や、数、レイアウト等は、種々に設定することができる。
図1は、実施形態の車両の車室の一部が透視された状態が示された例示的な斜視図である。
図2は、実施形態の車両の例示的な平面図(俯瞰図)である。
図1に例示されるように、車体2は、不図示の乗員が乗車する車室2aを構成している。車室2a内には、乗員としての運転者の座席2bに臨む状態で、操舵部4や、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等が設けられている。
操舵部4は、例えば、ダッシュボード24から突出したステアリングホイールであり、加速操作部5は、例えば、運転者の足下に位置されたアクセルペダルであり、制動操作部6は、例えば、運転者の足下に位置されたブレーキペダルであり、変速操作部7は、例えば、センターコンソールから突出したシフトレバーである。なお、操舵部4や、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等は、これらには限定されない。
また、車室2a内には、表示出力部としての表示装置8や、音声出力部としての音声出力装置9が設けられている。表示装置8は、例えば、LCD(liquid crystal display)や、OELD(organic electroluminescent display)等である。音声出力装置9は、例えば、スピーカである。また、表示装置8は、例えば、タッチパネル等、透明な操作入力部10で覆われている。乗員は、操作入力部10を介して表示装置8の表示画面に表示される画像を視認することができる。また、乗員は、表示装置8の表示画面に表示される画像に対応した位置において手指等で操作入力部10を触れたり押したり動かしたりして操作することで、操作入力を実行することができる。これら表示装置8や、音声出力装置9、操作入力部10等は、例えば、ダッシュボード24の車幅方向すなわち左右方向の中央部に位置されたモニタ装置11に設けられている。モニタ装置11は、スイッチや、ダイヤル、ジョイスティック、押しボタン等の不図示の操作入力部を有することができる。また、モニタ装置11とは異なる車室2a内の他の位置に不図示の音声出力装置を設けることができるし、モニタ装置11の音声出力装置9と他の音声出力装置から、音声を出力することができる。なお、モニタ装置11は、例えば、ナビゲーションシステムやオーディオシステムと兼用されうる。
また、車室2a内には、表示装置8とは別の表示装置12が設けられている。
図3は、実施形態の車両のダッシュボードの一例の車両後方からの視野での図である。
図3に例示されるように、表示装置12は、例えば、ダッシュボード24の計器盤部25に設けられ、計器盤部25の略中央で、速度表示部25aと回転数表示部25bとの間に位置されている。表示装置12の画面12aの大きさは、表示装置8の画面8aの大きさよりも小さい。この表示装置12には、主として車両1の駐車支援に関する情報を示す画像が表示されうる。表示装置12で表示される情報量は、表示装置8で表示される情報量より少なくてもよい。表示装置12は、例えば、LCDや、OELD等である。なお、表示装置8に、表示装置12で表示される情報が表示されてもよい。
また、図1及び図2に例示されるように、車両1は、例えば、四輪自動車であり、左右二つの前輪3Fと、左右二つの後輪3Rとを有する。これら四つの車輪3は、いずれも転舵可能に構成されうる。
図4は、実施形態の駐車支援システムの構成の例示的なブロック図である。
図4に例示されるように、車両1は、少なくとも二つの車輪3を操舵する操舵システム13を有している。操舵システム13は、アクチュエータ13aと、トルクセンサ13bとを有する。操舵システム13は、ECU14(electronic control unit)等によって電気的に制御されて、アクチュエータ13aを動作させる。操舵システム13は、例えば、電動パワーステアリングシステムや、SBW(steer by wire)システム等である。操舵システム13は、アクチュエータ13aによって操舵部4にトルク、すなわちアシストトルクを付加して操舵力を補ったり、アクチュエータ13aによって車輪3を転舵したりする。この場合、アクチュエータ13aは、一つの車輪3を転舵してもよいし、複数の車輪3を転舵してもよい。また、トルクセンサ13bは、例えば、運転者が操舵部4に与えるトルクを検出する。
また、図2に例示されるように、車体2には、複数の撮像部15として、例えば四つの撮像部15a〜15dが設けられている。撮像部15は、例えば、CCD(charge coupled device)やCIS(CMOS image sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像部15は、所定のフレームレートで動画データを出力することができる。撮像部15は、それぞれ、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、水平方向には例えば140°〜190°の範囲を撮影することができる。また、撮像部15の光軸は斜め下方に向けて設定されている。よって、撮像部15は、車両1が移動可能な路面や車両1が駐車可能な領域を含む車体2の周辺の外部の環境を逐次撮影し、撮像画像データとして出力する。
撮像部15aは、例えば、車体2の後側の端部2eに位置され、リヤトランクのドア2hの下方の壁部に設けられている。撮像部15bは、例えば、車体2の右側の端部2fに位置され、右側のドアミラー2gに設けられている。撮像部15cは、例えば、車体2の前側、すなわち車両前後方向の前方側の端部2cに位置され、フロントバンパー等に設けられている。撮像部15dは、例えば、車体2の左側、すなわち車幅方向の左側の端部2dに位置され、左側の突出部としてのドアミラー2gに設けられている。ECU14は、複数の撮像部15で得られた画像データに基づいて演算処理や画像処理を実行し、より広い視野角の画像を生成したり、車両1を上方から見た仮想的な俯瞰画像を生成したりすることができる。なお、俯瞰画像は、平面画像とも称されうる。
また、ECU14は、撮像部15の画像から、車両1の周辺の路面に示された区画線等を識別し、区画線等に示された駐車区画を検出(抽出)する。
また、図1、2に例示されるように、車体2には、複数の測距部16,17として、例えば四つの測距部16a〜16dと、八つの測距部17a〜17hとが設けられている。測距部16,17は、例えば、超音波を発射してその反射波を捉えるソナーである。ソナーは、ソナーセンサ、あるいは超音波探知器とも称されうる。ECU14は、測距部16,17の検出結果により、車両1の周囲に位置された障害物等の物体の有無や当該物体までの距離を測定することができる。すなわち、測距部16,17は、物体を検出する検出部の一例である。なお、測距部17は、例えば、比較的近距離の物体の検出に用いられ、測距部16は、例えば、測距部17よりも遠い比較的長距離の物体の検出に用いられうる。また、測距部17は、例えば、車両1の前方および後方の物体の検出に用いられ、測距部16は、車両1の側方の物体の検出に用いられうる。
また、図4に例示されるように、駐車支援システム100では、ECU14や、モニタ装置11、操舵システム13、測距部16,17等の他、ブレーキシステム18、舵角センサ19、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等が、電気通信回線としての車内ネットワーク23を介して電気的に接続されている。
車内ネットワーク23は、例えば、CAN(controller area network)として構成されている。ECU14は、車内ネットワーク23を通じて制御信号を送ることで、操舵システム13、ブレーキシステム18等を制御することができる。また、ECU14は、車内ネットワーク23を介して、トルクセンサ13b、ブレーキセンサ18b、舵角センサ19、測距部16、測距部17、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等の検出結果や、操作入力部10等の操作信号等を、受け取ることができる。
ECU14は、例えば、CPU14a(central processing unit)や、ROM14b(read only memory)、RAM14c(random access memory)、表示制御部14d、音声制御部14e、SSD14f(solid state drive、フラッシュメモリ)等を有している。CPU14aは、例えば、表示装置8,12で表示される画像に関連した画像処理や、車両1の移動目標位置の決定、車両1の移動経路の演算、物体との干渉の有無の判断、車両1の自動制御、自動制御の解除等の、各種の演算処理および制御を実行することができる。CPU14aは、ROM14b等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行することができる。RAM14cは、CPU14aでの演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する。また、表示制御部14dは、ECU14での演算処理のうち、主として、撮像部15で得られた画像データを用いた画像処理や、表示装置8で表示される画像データの合成等を実行する。また、音声制御部14eは、ECU14での演算処理のうち、主として、音声出力装置9で出力される音声データの処理を実行する。また、SSD14fは、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、ECU14の電源がオフされた場合にあってもデータを記憶することができる。なお、CPU14aや、ROM14b、RAM14c等は、同一パッケージ内に集積されうる。また、ECU14は、CPU14aに替えて、DSP(digital signal processor)等の他の論理演算プロセッサや論理回路等が用いられる構成であってもよい。また、SSD14fに替えてHDD(hard disk drive)が設けられてもよいし、SSD14fやHDDは、ECU14とは別に設けられてもよい。
ブレーキシステム18は、例えば、ブレーキのロックを抑制するABS(anti-lock brake system)や、コーナリング時の車両1の横滑りを抑制する横滑り防止装置(ESC:electronic stability control)、ブレーキ力を増強させる(ブレーキアシストを実行する)電動ブレーキシステム、BBW(brake by wire)等である。ブレーキシステム18は、アクチュエータ18aを介して、車輪3ひいては車両1に制動力を与える。また、ブレーキシステム18は、左右の車輪3の回転差などからブレーキのロックや、車輪3の空回り、横滑りの兆候等を検出して、各種制御を実行することができる。ブレーキセンサ18bは、例えば、制動操作部6の可動部の位置を検出するセンサである。ブレーキセンサ18bは、制動操作部6の可動部としてのブレーキペダルの位置を検出することができる。ブレーキセンサ18bは、変位センサを含む。
舵角センサ19は、例えば、ステアリングホイール等の操舵部4の操舵量を検出するセンサである。舵角センサ19は、例えば、ホール素子などを用いて構成される。ECU14は、運転者による操舵部4の操舵量や、自動操舵時の各車輪3の操舵量等を、舵角センサ19から取得して各種制御を実行する。なお、舵角センサ19は、操舵部4に含まれる回転部分の回転角度を検出する。舵角センサ19は、角度センサの一例である。
アクセルセンサ20は、例えば、加速操作部5の可動部の位置を検出するセンサである。アクセルセンサ20は、可動部としてのアクセルペダルの位置を検出することができる。アクセルセンサ20は、変位センサを含む。
シフトセンサ21は、例えば、変速操作部7の可動部の位置を検出するセンサである。シフトセンサ21は、変速操作部7の可動部としての、レバーや、アーム、ボタン等の位置を検出することができる。シフトセンサ21は、変位センサを含んでもよいし、スイッチとして構成されてもよい。
車輪速センサ22は、車輪3の回転量や単位時間当たりの回転数を検出するセンサである。車輪速センサ22は、検出した回転数を示す車輪速パルス数をセンサ値として出力する。車輪速センサ22は、例えば、ホール素子などを用いて構成されうる。ECU14は、車輪速センサ22から取得したセンサ値に基づいて車両1の移動量などを演算し、各種制御を実行する。なお、車輪速センサ22は、ブレーキシステム18に設けられている場合もある。その場合、ECU14は、車輪速センサ22の検出結果をブレーキシステム18を介して取得する。
なお、上述した各種センサやアクチュエータの構成や、配置、電気的な接続形態等は、一例であって、種々に設定(変更)することができる。
本実施形態では、ECU14は、ハードウェアとソフトウェア(制御プログラム)が協働することにより、駐車支援装置としての機能の少なくとも一部を実現している。
図5は、ECUの機能構成ブロック図である。
ECU14は、図5に示すように、検出部141、操作受付部142、目標位置決定部143や、移動経路決定部144、移動制御部145、出力情報決定部146及び記憶部147として機能する。
上記構成において、検出部141は、他の車両、柱等の障害物や、駐車区画線等の枠線等を検出する。
操作受付部142は、操作部14gの操作入力による操作信号を取得する。ここで、操作部14gは、例えば、押しボタンやスイッチ等で構成され、操作信号を出力する。
目標位置決定部143は、車両1の移動目標位置(駐車目標位置)を決定する。
移動経路決定部144は、車両1の移動目標位置への移動経路を決定する。本実施形態では、移動経路決定部144は、二つの円を生成して、移動経路を決定する。移動経路決定部144は、図5に示すように、第1生成部1441と第2生成部1442とを備えている。
第1生成部1441は、移動経路として、車両1の初期位置を通り、かつ車両1の進行方向に接する第1円の円周(第1の円周)を生成する。第2生成部1442は、前方の駐車車両の初期位置側の後部の角(後部角)の位置と、車両1の最小旋回時における旋回半径と、駐車目標位置とに基づいて、中心位置を決定し、中心位置を中心として、駐車目標位置を通り、かつ駐車目標位置における車両1の進行方向および第1円の円周(第1の円周)に接する第2円を生成し、第2円の円周(第2の円周)を、第1円の円周に続く移動経路として生成する。
移動制御部145(制御部)は、車両1が移動経路に沿って移動目標位置(駐車目標位置)へ移動するよう、車両1の各部を制御する。
出力情報決定部146は、表示装置12,8や、音声出力装置9等で出力する情報や、当該情報の出力態様等を決定する。
記憶部147は、ECU14での演算で用いられるあるいはECU14での演算で算出されたデータを記憶する。
次に実施形態の動作を説明する。図6は、実施形態の概要処理フローチャートである。まず、ECU14は、駐車可能領域検出(障害物検出)を行う(ステップS11)。
図7は、駐車可能領域検出の説明図である。具体的には、測距部16c,16dは、所定のサンプリングタイミングごとに他車両300等の障害物までの距離を算出し、障害物の反射部(音波等の反射点の集合)に対応するデータとして出力する。出力されたデータは、たとえば、出力周期毎にRAM14cに記憶される。
そして、ECU14は、検出部141として機能し、測距部16dの出力データに基づいて、車両1の側方に位置する駐車可能領域201を検出する。より具体的には、検出部141は、障害物に対応する出力データが第一の所定長さに相当する期間以上出力され、且つ、その後、車両1が駐車可能な領域として必要な最小幅に相当する第二の規定長さ以上の期間、障害物が存在しない(障害物までの距離が、車両の駐車に必要な車両前後方向の長さ、すなわち全長以上の場合を含む)場合に対応する出力データが出力された場合、駐車可能領域201が存在すると判断する。
また、検出部141は、車両1の左側方を撮像する撮像部15dの出力した撮像データに基づいて、地面、路面等の走行面に設けられた白線等の駐車区画線等の撮像データを用いてエッジ抽出を行うことで駐車可能領域201を検出することもできる。
続いて、ECU14は、操作受付部142として機能し、操作部14gを介して駐車支援モードへの移行指示がなされたか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、未だ操作部14gを介して駐車支援モードへの移行指示がなされていない場合には(ステップS12:No)、待機状態となる。
ステップS12の判別において、操作部14gを介して駐車支援モードへの移行指示がなされた場合には(ステップS12:Yes)、ECU14は、目標位置決定部143として機能し、車両1の移動目標位置(駐車目標位置)を決定する(ステップS13)。
続いて、ECU14は、移動経路決定部144として機能し、車両1の移動目標位置への移動経路を決定する(ステップS14)。
図8は、移動経路の設定例の説明図である。図8においては、操舵部4としてのステアリングホイールの切り返し位置がP1,P2の2カ所の移動経路である場合について説明する。
図8の移動経路RTPは、車両1の駐車支援制御処理開始時の初期位置PSから、操舵部4としてのステアリングホイールを左に所定量切って、後進し、操舵部4としてのステアリングホイールの切り返し位置P1に向かう。そして、移動経路RTPでは、ドライバーが切り返し位置P1で制動操作部6としてのブレーキペダルを踏んで、車両を停車させ、ギアを前進にチェンジし、操舵部4としてのステアリングホイールをわずかに右に切りつつ、操舵部4としてのステアリングホイールの切り返し位置P2に向かう。そして、移動経路RTPでは、ドライバーは切り返し位置P2で制動操作部6としてのブレーキペダルを踏んで、車両1を停車させ、ギアを後進にチェンジし、駐車目標位置PTに向かう構成となっている。
ここで、図8において、Lは、車両1が駐車可能領域201に入庫する間口の駐車スペース長である。検出部141が駐車可能領域201を検出する際に、駐車スペース長Lを算出する。
本実施形態では、さらに、以下のように移動経路RTPを決定している。図9は、本実施形態の経路決定処理の手順を示すフローチャートである。
ECU14は、移動経路決定部144の第1生成部1441として機能し、車両1の初期位置PSを円周に含む第1円S1を生成する(ステップS31)。
図10は、本実施形態の経路決定の概要を示す図である。図10では、駐車可能領域の前方の駐車車両を符号300a、後方の駐車車両を符号300bでそれぞれ模式的に示している。また、図10では、前方の駐車車両300aの初期位置PS側の後部の角(後部角)を符号OPで示している。
ステップS31では、図10に示す第1円S1を、特許文献1や特開2014−34230号公報に開示されている公知の手法で生成する。すなわち、図10に示すように、第1生成部1441は、移動経路として、車両1の初期位置PSを通り、かつ車両1の進行方向に接する第1円S1の円周(第1の円周)を生成し、初期位置PSから進行方向に進み、後述する第2円S2との接点までの円周(第1の円周)を移動経路とする。
本実施形態では、さらに、ECU14は、移動経路決定部144の第2生成部1442として機能し、図10に示す第2円S2を生成する。そして、第2生成部1442は、第1円S1との接点から駐車目標位置PTまでの第2円S2の円周(第2の円周)を、第1の円周から続く移動経路と決定する。
すなわち、本実施形態では、第2生成部1442は、前方の駐車車両300aの後部角OPの位置と、車両1の最小旋回時における旋回半径と、駐車目標位置PTとに基づいて、中心位置を決定し、中心位置を中心として、駐車目標位置PTを通り、かつ駐車目標位置PTにおける車両1の進行方向および第1円S1の円周(第1の円周)に接する第2円S2を生成し、第2円S2の円周(第2の円周)を、第1円S1の円周に続く移動経路として生成する。
ここで、最小旋回とは、車両1が操舵角を最大にして旋回することをいい、最小旋回半径とは、最小旋回したときに車両1が描く円弧の半径である。本実施形態の第2生成部1442による第2円S2の円周の移動経路の決定は、具体的には、以下のように行われる。
第2生成部1442は、前方の駐車車両300aの初期位置PS側の後部角OPを中心に、回避マージンaと車両1の最小旋回時の車両1の初期位置PSと反対側の先端(前部角)の旋回半径bとの和を半径とした円弧A1を、仮想的な駐車可能領域上に生成(描画)する(ステップS32)。
ここで、回避マージンa(回避距離)は、予めドライバーにより設定されており、前方の駐車車両300aの後部角OPとの衝突を回避するために設定された距離のマージンである。また、車両1の最小旋回時の車両1の初期位置PSと反対側の先端(前部角)の旋回半径b(第1の半径)は、車両1の最大の操舵角と車両1の前後方向の長さ(全長)とから予め定まっている既知の値である。
次に、第2生成部1442は、駐車目標位置PTを中心に、車両1の最小旋回時の車両の後輪軸中心の旋回半径cの円弧A2を、仮想的な駐車可能領域上に生成(描画)する(ステップS33)。ここで、車両1の最小旋回時の車両1の後輪軸中心の旋回半径c(第2の半径)は、車両1の最大の操舵角と車両1の後輪軸の中心位置とから予め定まっている既知の値である。
そして、第2生成部1442は、円弧A1と円弧A2とに交点があるか否か(円弧A1と円弧A2とが交わるか否か)を判断する(ステップS34)。図11は、円弧A1と円弧A2が生成され、交点がない状態を示している。
そして、円弧A1と円弧A2との交点がない場合には(ステップS34:No)、図11に示すように、前方の駐車車両300aと後方の駐車車両300bとの間の駐車可能領域のスペースは充分広いため、駐車目標位置PTで車両1が傾いて駐車されることはない。このため、第2生成部1442は、本実施形態による第2円の生成を行わずに、特許文献1や特開2014−34230号公報に開示されている公知の手法で第2円を生成する(ステップS38)。
ステップS34において、円弧A1と円弧A2との交点がある場合には(ステップS34:Yes)、第2生成部1442は、当該交点Pが駐車目標位置PTより後方(後方の駐車車両300b側)に位置するか否かを判断する(ステップS35)。図12は、円弧A1と円弧A2の交点Pが駐車目標位置PTより前方(前方の駐車車両300a側)に位置している状態を示している。また、図14は、円弧A1と円弧A2の交点Pが駐車目標位置PTより後方(後方の駐車車両300b側)に位置している状態を示している。
そして、交点Pが駐車目標位置PTより前方若しくは図12における駐車目標位置PTと同じ高さ位置に位置する場合には(ステップS35:No)、図12に示すように、前方の駐車車両300aと後方の駐車車両300bとの間の駐車可能領域のスペースは充分広いため、駐車目標位置PTで車両1が傾いて駐車されることはない。このため、第2生成部1442は、本実施形態による第2円の生成を行わずに、特許文献1や特開2014−34230号公報に開示されている公知の手法で第2円を生成する(ステップS38)。
ここで、交点Pが駐車目標位置PTより前方若しくは図12における駐車目標位置PTと同じ高さ位置に位置する場合において、後述する方法により、本実施形態の手法により第2円S21を生成してもよい。しかしながら、この場合、図13に示すように、駐車目標位置PTにおいて車両1の傾きがない状態を通り越して、傾いてしまう。このため、車両1の傾きがなくなった時点等の第2円S21の経路の途中で、第2円S21に沿わずに直線的に後進して駐車目標位置PTに移動する経路を生成するように第2生成部1442を構成すればよい。
図9に戻り、ステップS35において、交点Pが駐車目標位置PTより後方に位置する場合には(ステップS35:Yes)、図14に示すように、前方の駐車車両300aと後方の駐車車両300bとの間の駐車可能領域のスペースは狭く、駐車目標位置PTにおいて車両1が傾く可能性がある。
このため、この場合には、第2生成部1442は、交点Pを第2円の中心位置として決定し、当該交点Pを中心に、最小旋回時の車両1の後輪軸中心の旋回半径cの円S21を第2円として生成(描画)する(ステップS36)。図15は、第2円が生成された状態を示す図である。図15には、交点Pを中心として、車両1の最小旋回時の車両1の初期位置PSと反対側の先端(前部角)の旋回半径bの円S22も点線で示している。さらに、図15には、前方の駐車車両300aの後部角OPを中心とした回避マージンaの円S3も示している。
そして、第2生成部1442は、初期位置PSから第1円S1の円弧(第1の円周)、第1円S1の円弧と第2円S21の円弧の接点から駐車目標位置PTまでの第2円S21の円弧(第2の円周)を移動経路として決定する(ステップS37)。
このとき、図15に示すように、駐車目標位置PTを原点としたxy座標系を考える場合、駐車目標位置PTと交点Pを結ぶ直線がx軸となす角θが、駐車目標位置PTにおける車両1の傾き角度θに等しくなる。このため、移動経路決定部144は、この傾き角θによって、車両1が駐車目標位置PTにおいて傾いて駐車されるか否かを判断すればよい。
図6に戻り、移動経路RTPが決定されると、ECU14は、駐車支援制御に移行する(ステップS15)。
図16は、駐車支援制御処理の処理フローチャートである。まず、ECU14は、移動制御部145として機能し、車両1が移動経路に沿って移動目標位置である駐車目標位置PTへ移動するよう、車両1の各部を制御するために、自動操舵を行う自動操舵モードを開始する(ステップS51)。
この自動操舵モードにおいて、ドライバーは、操舵部4の操作、具体的には、ステアリングホイールの操作は行う必要は無い。また、駐車支援制御処理時の車両1の前進駆動力及び後進駆動力は、加速操作部5の操作であるアクセルペダルの踏み込み操作を行うことなく、エンジンの駆動力が伝達されるクリーピングを利用している。
従って、ドライバーは、表示装置12の表示に従って、制動操作部6としてのブレーキペダル及び変速操作部7としてのシフトレバーの操作を行うだけとなる。
続いて、移動制御部145は、自車位置を検出する(ステップS52)。具体的には、移動制御部145(ECU14)による自車位置の検出は、舵角センサ19により検出された操舵部4の操舵量及び車輪速センサ22により検出された車速に基づいて初期位置PSからの移動量である距離及び方向を算出して検出することとなる。
これにより、ECU14は、設定経路と自車位置との比較を行い(ステップS53)、出力情報決定部146として、車両の状態情報及びドライバーに対する操作指示を決定し、表示装置12に表示する(ステップS54)。
続いてECU14は、移動制御部145として機能し、自車位置が目標位置としての駐車目標位置PTに至ったか否かを判別する(ステップS55)。
そして、未だ自車位置が目標位置としての駐車目標位置PTに至っていない場合(ステップS55:No)、ECU14は、再び、移動経路決定部144として機能し、移動経路の再計算を行い、移動経路を再設定する(ステップS56)。具体的には、図9で説明した経路決定処理が実行される。これは、車両1は、路面状況等により必ずしも設定した移動経路に従って進める訳ではないので、実際の状況に合わせてより最適な移動経路を保つためである。
そして、ECU14は、処理を再びステップS52に移行し、以下、同様の処理を繰り返す。
ステップS55で、自車位置が目標位置としての駐車目標位置PTに至っていると判断された場合(ステップS55:Yes)、移動制御部145は、自動操舵モードを解除し(ステップS60)、ECU14は、駐車支援処理の終了を表示装置12の画面12の指示表示領域(不図示)に表示して駐車支援処理を終了する。
このように、本実施形態では、移動経路決定部144が、移動経路として、車両1の初期位置PSを通り、かつ車両1の進行方向に接する第1円S1の円周を生成し、前方の駐車車両300aの初期位置PS側の後部角OPの位置と、車両1の最小旋回時における旋回半径と、駐車目標位置PTとに基づいて、中心位置P(交点P)を決定し、中心位置Pを中心として、駐車目標位置PTを通り、かつ駐車目標位置PTにおける車両1の進行方向および第1円S1の円周に接する第2円S21の円周を、第1円S1の円周に続く移動経路として生成する。
より具体的には、移動経路決定部144は、上記第1円S1を生成し、車両1の後部角OPとの衝突を回避するための後部角OPからの回避マージンaと車両1の最小旋回時における車両1の先端(前部角)の旋回半径bとの和を半径とした第1の円弧A1と、車両1の最小旋回時における車両1の後輪軸中心の旋回半径cを半径(第2の半径)とした第2の円弧A2とが交わるか否かを判断し、第1の円弧A1と第2の円弧A2が交わる場合において、その交点Pが、駐車目標位置PTより後方に位置するか否かを判断し、交点Pが、駐車目標位置PTより後方に位置する場合に、交点Pを中心位置として決定し、中心位置Pを中心として、車両1の最小旋回時における車両1の後輪軸中心の旋回半径c(第2の半径)を半径とした第2円S21の円周を生成し、第2円S21の円周を、第1円S1の円周に続く移動経路として生成する。
このため、本実施形態では、駐車可能領域のスペースが狭い場合に、駐車目標位置PTで車両1を傾ければ駐車可能か否かの判断、および駐車可能な場合の車両1の傾き角度の算出を行う際においても、上記交点Pである中心位置を求めて第2円S21を生成すれば、車両1の傾き角度θが分かるので、半径が少しずつ異なる複数の第2円を生成する必要がなく、経路決定の際の演算量の削減を図ることができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、回避マージンaは、ドライバーの姿勢および座席の高さに基づいて変更可能である。すなわち、ドライバーの姿勢に基づく目の高さや、座席の高さに応じて、回避マージンaの長短を、操作部14g等からドライバーが指定して設定するように構成してもよい。この場合には、ドライバーに所望の経路決定を行うことができる。
また、駐車目標位置PTにおいて、傾き角度θにより車両1が傾いていると判断される場合には、切り返しを行うような経路をさらに生成するように移動経路決定部144を構成し、切り返しを行うように移動制御部145を構成してもよい。これにより、より適切な駐車支援を行うことが可能となる。
また、上述のように、第1円S1の円周(第1の円周)および第2円S21の円周(第2の円周)からなる移動経路の生成後、この移動経路をもとに、クロソイド曲線を含む車両1の初期位置PSから目標位置PTまでの経路を再生成し、再生成した経路を車両1の移動経路として決定するように移動経路決定部144を構成してもよい。
すなわち、初期位置PSから第1の円周に沿った経路、および第2の円周に沿った経路に沿って車両1が移動する際には、初期位置PSおよび第1の円周と第2の円周の接点において、車両1の停止中にハンドルを回転させる据え切りが発生する。この据え切りを行わないようにするためには、移動経路決定部144は、第1の円周および第2の円周からなる移動経路をもとに、クロソイド曲線−円弧―クロソイド曲線からなる移動経路を引き直し(再生成し)、移動制御部145がこの移動経路をもとに車両1を移動させるように制御すればよい。これより、車両1が再生成された移動経路を移動することで、据え切りを行う必要がなくなる。
図17は、この変形例において、第1の円周および第2の円周からなる移動経路と再生成された移動経路とを示す図である。図17において、経路決定部144は、第1の円周および第2の円周からなる移動経路1701から、クロソイド曲線−円弧―クロソイド曲線からなる移動経路1702を引き直していることを示している。
図18は、変形例において再生成された移動経路に沿って車両1が移動する場合の距離と舵角の関係を示す図である。図17に示す引き直された移動経路1702において、クロソイド曲線の経路が、図18に示す舵角が増加または減少する経路に該当する。図17に示す引き直された移動経路1702において、円弧の経路が、図18に示す舵角が一定のときの経路に該当する。
また、移動制御部145によって、車両1を第2の円周に沿って目標位置PTまで移動させると、車両1は、操舵輪が操舵された状態で目標位置PTに達する。目標位置PTにおいて操舵輪の舵角を0にしたい場合には、第2の円周をもとに、円弧−クロソイド曲線−円弧−直線、または、円弧−クロソイド曲線−直線からなる経路を引き直す(再生成する)ように移動経路決定部144を構成すればよい。あるいは、目標位置PTにおいて、車両1を反転して切り返しを行うように車両1を制御して舵角を0に戻すように移動制御部145を構成してもよい。
また、車両1の初期位置PSは、第1の円周の開始点をさすものであって、車両1の駐車支援の開始から初期位置PSまでの車両1の制御を除外するものではない。例えば、車両1の初期位置PSにおいて目標位置PTにおける方位に差異がある場合、車両1が初期位置PSに至る前に、車両1の角度を調整するような移動経路で車両1を初期位置PSまで移動させてから、第1の円周と第2の円周に基づく移動経路に沿った車両1の移動を行うように移動経路決定部144および移動制御部145を構成してもよい。
1…車両、4…操舵部、5…加速操作部、6…制動操作部、7…変速操作部、12…表示装置、13…操舵システム、13a…アクチュエータ、14…ECU、100…駐車支援システム、141…検出部、142…操作受付部、143…目標位置決定部、144…移動経路決定部、145…移動制御部、146…出力情報決定部、1441…第1生成部、1442…第2生成部、201…駐車可能領域。

Claims (5)

  1. 車両の駐車領域への駐車の支援時に、前記車両の初期位置から目標位置までの経路を決定する経路決定部を備え、
    前記経路決定部は、
    前記経路として、前記初期位置を通り、かつ前記車両の進行方向に接する第1の円周を生成する第1生成部と、
    前方の駐車車両の後部角の位置と、前記車両の最小旋回時における旋回半径と、前記目標位置とに基づいて、中心位置を決定し、前記中心位置を中心として、前記目標位置を通り、かつ前記目標位置における前記車両の進行方向および前記第1の円周に接する第2の円周を、前記第1の円周に続く前記経路として生成する第2生成部と、
    を備え
    前記第2生成部は、
    前記後部角を中心に、前記後部角との衝突を回避するための前記後部角からの回避距離と前記車両の最小旋回時における前記車両の前部角の旋回半径である第1の半径との和を半径とした第1の円弧と、前記目標位置を中心に、前記車両の最小旋回時における前記車両の後輪軸中心の旋回半径である第2の半径を半径とした第2の円弧とが交わるか否かを判断し、
    前記第1の円弧と前記第2の円弧が交わる場合において、前記第1の円弧と前記第2の円弧の交点が、前記目標位置より後方に位置するか否かを判断し、
    前記交点が、前記目標位置より後方に位置する場合に、前記交点を前記中心位置として決定し、前記中心位置を中心として前記第2の半径を半径とした前記第2の円周を生成する、
    駐車支援装置。
  2. 前記回避距離は、ドライバーの姿勢および座席の高さに基づいて変更可能である、
    請求項に記載の駐車支援装置。
  3. 前記目標位置において、前記車両が傾いている場合には、切り返しを行うように制御する制御部、
    をさらに備えた請求項1または2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記経路決定部は、前記第1の円周および前記第2の円周からなる前記経路をもとに、クロソイド曲線を含む前記初期位置から前記目標位置までの経路を再生成する、
    請求項1〜のいずれか一つに記載の駐車支援装置。
  5. 車両の駐車領域への駐車の支援時に、前記車両の初期位置から目標位置までの経路を決定する経路決定方法であって、
    前記経路として、前記初期位置を通り、かつ前記車両の進行方向に接する第1の円周を生成し、
    前方の駐車車両の後部角の位置と、前記車両の最小旋回時における旋回半径と、前記目標位置とに基づいて、中心位置を決定し、前記中心位置を中心として、前記目標位置を通り、かつ前記目標位置における前記車両の進行方向および前記第1の円周に接する第2の円周を、前記第1の円周に続く前記経路として生成
    前記後部角を中心に、前記後部角との衝突を回避するための前記後部角からの回避距離と前記車両の最小旋回時における前記車両の前部角の旋回半径である第1の半径との和を半径とした第1の円弧と、前記目標位置を中心に、前記車両の最小旋回時における前記車両の後輪軸中心の旋回半径である第2の半径を半径とした第2の円弧とが交わるか否かを判断し、
    前記第1の円弧と前記第2の円弧が交わる場合において、前記第1の円弧と前記第2の円弧の交点が、前記目標位置より後方に位置するか否かを判断し、
    前記交点が、前記目標位置より後方に位置する場合に、前記交点を前記中心位置として決定し、前記中心位置を中心として前記第2の半径を半径とした前記第2の円周を生成する、
    ことを含む経路決定方法。
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