JP6064676B2 - 印刷システム、印刷システム用表紙設定方法、表紙設定プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、ジョブ定義フォーマット(以下、JDF:Job Definition Formatとする)の情報に基づいて印刷設定における表紙設定用のジョブチケットを生成出力する印刷システム、印刷システム用表紙設定方法、表紙設定プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、規模を問わないプリントショップ、印刷工場、並びに小さなワークグループ環境を含む多くの印刷環境において、特定の印刷ジョブを実行するために必要な印刷処理を定めたJDF情報を作成することが一般に知られている。
JDFは、印刷ジョブの処理に関する情報(印刷パラメータ)を提供するために汎用的に採用されている規格である。JDF情報は、通常は「ジョブチケット」と称されるオブジェクトファイルに含まれている。JDF情報は、ジョブチケットの記述によって、印刷ジョブのための印刷データと関連付けられている。ジョブチケットは、任意の数のJDF要素を含んでいる。JDF要素は、印刷する特定のジョブに関する印刷パラメータを示すために必要となる。印刷パラメータの例としては、印刷されるべき素材のコンテンツを特定する1つ以上のリソースの場所、印刷ジョブに関係する様々なタイプの対象のレンダリングのためのオプションを示すレンダリングパラメータ、レイアウトオプション、例えばn−up、両面、その他の利用できるプリントオプション、印刷のためのメディアパラメータ(用紙サイズ、重さ、色等)が挙げられる。
JDF標準は、CIP4(業界団体)によって公表され、業界関係者には周知な事項であって、業界団体のサイトから直ちに取得することができる。JDF要素は、一般に階層的なツリー構造になっている。また、様々なパラメータが木構造(ツリー)の論理的な枝に分類され、利用可能なパラメータ及びオプションが関連付けられている。木構造は共通の根(ルート)を有し、枝は複数のグループ付けされたパラメータに関連付けされている。パラメータは、ジョブチケットを作成する際にユーザやアプリケーションによって指定しても良いものである。最近の印刷システムでは、プリントサーバ機能や他の制御要素を有しており、JDFに基づくジョブチケットを受け取り、JDF要素によって指定された内容を処理して印刷ジョブを直接コントロールすることができる。
また、JDFは、主にプロダクションプリンティング業界で使われているが、このプロダクションプリンティング業界は、印刷出力そのものが製品となる場合が多いため、プロダクション向けのプリンタでは、従来のオフィス印刷のような簡易な印刷物ではなく、ページ毎に印刷メディアタイプや印刷設定が異なるような高付加価値の印刷物を出力することが望まれている。JDFとは別の視点でページ毎の印刷設定の実現を可能とするような技術として、例外ページや特殊ページと呼ばれる機能がある。
例外ページとは、ジョブとは異なる印刷設定を指定ページ範囲に適用することができる機能である。指定ページ範囲は開始ページと終了ページとを指定することで適用することができる。例外ページは、例えば用紙設定、両面設定、ステープル、パンチ、折り、印刷位置調整設定、カラーモノクロ設定、回転設定という具合の設定をジョブとは異なる設定値で適用することができる。また、ジョブにはなく追加で新たにページを追加するものとして、特殊ページと呼ばれる表紙(おもて表紙、うら表紙)、合紙、挿入ページ、インデックス印刷があることも既に知られている。
因みに、JDFに基づくジョブチケットの生成に関連する周知技術としては、例えば選択された印刷システムに対応するプリンタ定義ファイル(ポストスクリプトプリンタ定義PPD又は一般プリンタ定義GPD)を使用して、JDFジョブチケットを生成するための「プリンタ定義ファイルを用いてJDFを生成するための方法、システムおよびプログラム」(特許文献1参照)が挙げられる。
上述した特許文献1に開示された印刷サブシステムのJDF生成プリンタドライバを含め、既存のプロダクションプリンティング業界に普及している一般的なプリンタドライバには、表紙を設定する機能を備えたものがあり、表紙を生成出力する目的で特殊ページ設定のユーザーインターフェースで表紙設定する機能が実装されているタイプのものも知られているが、何れの場合もJDFに準拠したフォーマットでのジョブチケットを生成出力するものでなく、ベンダー独自のフォーマットで表紙を生成出力しているため、JDFに準拠したジョブチケットの生成出力には対応できないという問題がある。その理由は、JDFの標準仕様には表紙のパラメータが無いため、既存のプリンタドライバではJDF標準仕様に準拠したジョブチケットの生成出力には対応できないという事情による。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、ユーザーの利便性を考慮して簡易に表紙設定が行われると共に、JDF仕様に準拠した形態のジョブチケットを生成出力できる印刷システム、印刷システム用表紙設定方法、表紙設定プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の第1の手段は、ユーザー用のプリンタドライバ機能を持つクライアントコンピュータがネットワークを介してプリンタ用の制御部に接続されて構成されると共に、当該クライアントコンピュータにより印刷ジョブを実行するためのJDFに基づくジョブチケットを生成出力してユーザーインターフェースでの表紙設定を行う印刷システムであって、クライアントコンピュータは、表紙設定で印刷の有無の指定を行う印刷指定手段と、表紙設定で印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、JDFに準拠する挿入ページパラメータにマッピングしてジョブチケットを生成出力する第1のジョブチケット生成手段と、表紙設定で印刷指定手段による印刷有りの表紙印刷指定があったとき、JDFに準拠する例外ページ設定パラメータにマッピングしてジョブチケットを生成出力する第2のジョブチケット生成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の第2の手段は、ユーザー用のプリンタドライバ機能を持つクライアントコンピュータがネットワークを介してプリンタ用の制御部に接続されて構成されると共に、当該クライアントコンピュータにより印刷ジョブを実行するためのJDFに基づくジョブチケットを生成出力してユーザーインターフェースでの表紙設定を行う印刷システム用表紙設定方法であって、クライアントコンピュータが具備する印刷指定手段により、表紙設定で印刷の有無の指定を行う印刷指定ステップと、クライアントコンピュータが具備する第1のジョブチケット生成手段により、表紙設定で印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、JDFに準拠する挿入ページパラメータにマッピングしてジョブチケットを生成出力する第1のジョブチケット生成ステップと、クライアントコンピュータが具備する第2のジョブチケット生成手段により、表紙設定で印刷指定手段による印刷有りの表紙印刷指定があったとき、JDFに準拠する例外ページ設定パラメータにマッピングしてジョブチケットを生成出力する第2のジョブチケット生成ステップと、を有することを特徴とする。
更に、本発明の第3の手段は、ユーザー用のプリンタドライバ機能を持つクライアントコンピュータがネットワークを介してプリンタ用の制御部に接続されて構成されると共に、当該クライアントコンピュータにより印刷ジョブを実行するためのJDFに基づくジョブチケットを生成出力してユーザーインターフェースの表紙設定を行う印刷システムにおける当該表紙設定をコンピュータにより実行させるための表紙設定プログラムであって、クライアントコンピュータが具備する印刷指定手段により、表紙設定で印刷の有無の指定を行う印刷指定ステップの手順と、クライアントコンピュータが具備する第1のジョブチケット生成手段により、表紙設定で印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、JDFに準拠する挿入ページパラメータにマッピングしてジョブチケットを生成出力する第1のジョブチケット生成ステップの手順と、クライアントコンピュータが具備する第2のジョブチケット生成手段により、表紙設定で印刷指定手段による印刷有りの表紙印刷指定があったとき、JDFに準拠する例外ページ設定パラメータにマッピングしてジョブチケットを生成出力する第2のジョブチケット生成ステップの手順と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、プリンタドライバ機能を持つクライアントコンピュータにユーザーインターフェースでの表紙設定を行う機能を持たせた上、JDFに基づくジョブチケットの生成時のロジックとして、表紙設定に際して印刷無しの表紙指定があるときの表紙を挿入ページ設定パラメータにマッピングし、印刷有りの表紙印刷指定があるときの表紙への印刷を例外ページ設定パラメータにマッピングするため、ユーザーの利便性を考慮して簡易に表紙設定が行われると共に、JDF仕様に準拠した形態のジョブチケットを生成出力することができるようになる。
本発明の実施例1に係る印刷システムの基本構成を例示した概略ブロック図である。 図1に示す印刷システムのクライアントコンピュータで表紙設定を行う際の表紙の概要を説明するための図である。 図1に示す印刷システムのクライアントコンピュータで表紙設定を行う際の表紙の片面(おもて面)を印刷指定した場合を説明するための図である。 図1に示す印刷システムのクライアントコンピュータで表紙設定を行う際の表紙の片面(うら面)を印刷指定した場合を説明するための図である。 図1に示す印刷システムのクライアントコンピュータで表紙設定を行う際の表紙の両面を印刷指定した場合を説明するための図である。 図1に示す印刷システムのクライアントコンピュータで表紙の印刷設定を行ったときの表示部の表示画面上に表示されるユーザーインターフェースでのおもて表紙設定を例示した図である。 図1に示す印刷システムのクライアントコンピュータで表紙の印刷設定を行ったときの表示部の表示画面上に表示されるユーザーインターフェースでの表紙の設定内容についての一覧表示を例示した図である。 図1に示す印刷システムのクライアントコンピュータの細部構成を示した機能ブロック図である。 図1に示す印刷システムの制御部の細部構成を示したブロック図である。 図1に示す印刷システムのクライアントコンピュータに係る表紙設定の動作処理を示したフローチャートである。 図1に示す印刷システムにおけるクライアントコンピュータの表紙設定に係る細部処理に応じた制御部のプリンタへのジョブ転送に至る動作処理を示したフローチャートである。 図11中のフローチャートの動作処理に含まれるクライアントコンピュータのジョブチケット生成部がジョブチケットを生成する処理についての細部を示したフローチャートである。
以下に、本発明の印刷システム、印刷システム用表紙設定方法、表紙設定プログラム、及び記録媒体について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る印刷システムの基本構成を例示した概略ブロック図である。この印刷システムは、ユーザー用のプリンタドライバ機能を持つ複数台(ここでは3台)のクライアントコンピュータ1A、1B、1Cがネットワーク2を介してプリンタ4用の制御部(DFE Controller)3に接続されて構成されるもので、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cの何れかにより印刷ジョブを実行するためのJDFに基づくジョブチケットを生成出力してユーザーインターフェースUIでの表紙設定を行う基本機能を持つものである。尚、ここでのクライアントコンピュータ1A、1B、1Cは、表示機能(表示手段)や操作入力機能等が具備された汎用的なパーソナルコンピュータPCを使用したもので、何れにおいてもプリンタドライバ機能を持つことによって表紙設定を含む印刷設定を行って制御部3へ転送することができる。
また、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cは、表紙設定に際して印刷の有無の指定を行う印刷指定手段と、表紙設定に際して印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、JDFに準拠する挿入ページパラメータ(InsertSheet)にマッピングしてジョブチケットを生成出力する第1のジョブチケット生成手段と、表紙設定に際して印刷指定手段による印刷有りの表紙印刷指定があったとき、JDFに準拠する例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparationParams)にマッピングしてジョブチケットを生成出力する第2のジョブチケット生成手段と、を備えている。また、表示手段では、表紙設定の内容を一覧表示することができる他、印刷指定手段による印刷有りの表紙指定があったとき、おもて表紙への印刷有りであればページ番号を表示することができる。
更に、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cにおける第1のジョブチケット生成手段は、表紙設定で印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、表紙を挿入ページパラメータ(InsertSheet)にマッピングしてジョブチケットを生成出力する際、おもて表紙を指定していた場合には、挿入ページパラメータ(InsertSheet)のオプションである挿入ページの挿入位置を決定するパラメータ(SheetUsage)に対して先頭を指す属性名である“Header”を指定してジョブチケットを生成出力し、うら表紙を指定していた場合には、挿入ページパラメータ(InsertSheet)のオプションである挿入ページの挿入位置を決定するパラメータ(SheetUsage)に対して最後尾を指す属性名である“Trailer”を指定してジョブチケットを生成出力する。
加えて、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cにおける第2のジョブチケット生成手段は、表紙設定で印刷指定手段による印刷有りの表紙指定があったとき、例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparationParams)にマッピングしてジョブチケットを生成出力する際、印刷面が片面だった場合には、例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparetaionParams)のオプションであるページ範囲指定のパラメータ(RunIndex)に対しておもて表紙には“0”を指定しておもて表紙を1ページ目に設定し、うら表紙には“−1”を指定してうら表紙を最終ページの例外ページに設定するようにしてジョブチケットを生成出力し、印刷面が両面だった場合には、例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparetaionParams)のオプションであるページ範囲指定のパラメータ(RunIndex)に対しておもて表紙には“0〜1”を指定しておもて表紙を1〜2ページ目に設定し、うら表紙には“−2〜−1”を指定してうら表紙を最終ページより1ページ前のページと最終ページの例外ページとに設定するようにしてジョブチケットを生成出力する。
その他、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cにおける第2のジョブチケット生成手段は、表紙設定で印刷指定手段による印刷有りの表紙指定があったとき、例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparationParams)にマッピングしてジョブチケットを生成出力する際、表紙の片面のみを指定していた場合には、例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparationParams)のオプションである印刷面を指すパラメータ(Sides)に対しておもて面には“OneSideFront”、うら面には“OneSideBackFlipY”と指定してジョブチケットを生成出力し、表紙の両面を指定していた場合には、例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparationParams)のオプションである印刷面を指すパラメータ(Sides)に対して、短辺とじには“TwoSideFlipY”、長辺とじには“TwoSideFlipX”と指定してジョブチケットを生成出力する。
図2は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cで表紙設定を行う際の表紙の概要を説明するための図である。図2を参照すれば、表紙はドキュメントの前、又はドキュメントの後ろに付ける紙のことである。ドキュメントの前に挿入する表紙をおもて表紙と呼び、ドキュメントの裏に挿入する表紙をうら表紙と呼んでいる。表紙には、用紙種類としてドキュメントとは別に厚紙を指定したり、ドキュメントより一回り大きい用紙サイズを指定したりすることができる。また、表紙自体に印刷を指定することもできる他、予め印刷済みの表紙をプリンタの給紙トレイにセットしておいてから指定することもできる。
図3は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cで表紙設定を行う際の表紙の片面(おもて面)を印刷指定した場合を説明するための図である。図3を参照すれば、表紙には、更におもて面とうら面とがあり、片面印刷としておもて面のみ指定した場合は、例えば図示のような形態で印刷することができる。
図4は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cで表紙設定を行う際の表紙の片面(うら面)を印刷指定した場合を説明するための図である。図4を参照すれば、片面印刷としてうら面のみ指定した場合には、図3との対比で例えば図示のような形態で印刷することができる。
図5は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cで表紙設定を行う際の表紙の両面を印刷指定した場合について説明するための図である。図5を参照すれば、表紙の両面印刷を指定した場合は、図3及び図4との対比で例えば図示のような形態で印刷することができる。
図6は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cで表紙の印刷設定を行ったときの表示部の表示画面上に表示されるユーザーインターフェースUIでのおもて表紙設定を例示した図である。図6を参照すれば、表示部の表示画面上では、おもて表紙の設定でおもて表紙を挿入する時には、おもて表紙のチェックボックスをONに設定する。おもて表紙の用紙の設定には2種類の選択方法「ユーザー設定」と「用紙リスト」とがある。「ユーザー設定」は、給紙トレイ、用紙サイズ、坪量、用紙種類をそれぞれ個別に設定することができる。「用紙リスト」は、予め用意しておいた用紙リスト一覧の中から選択して設定する。うら表紙の設定はタブの「うら表紙」を選択すると、うら表紙に対しての設定を行うことができる。おもて表示及びうら表紙の設定はタブの「合紙」を選択すると、おもて表示及びうら表紙に対しての設定を行うことができる。
「印刷面」は表紙に印刷するかしないかの設定であり、「なし」、「片面(おもて面かうら面)」、「両面(長辺とじか短辺とじ)」の何れかを設定することができる。また、上述したユーザー設定/用紙リストの何れの場合でも印刷面の設定は可能である。
図7は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cで表紙の印刷設定を行ったときの表示部の表示画面上に表示されるユーザーインターフェースUIでの表紙の設定内容についての一覧表示を例示した図である。図7を参照すれば、表示部の表示画面上では、表紙を設定した後は、図示のように特殊ページリストの一覧が表示され、ここではおもて表紙に両面印刷を設定し、且つうら表紙に片面印刷を設定したときを示している。おもて表紙は両面印刷を指定しているので、ページ範囲として“1−2”と表示する。因みに、両面印刷を設定しない場合にはページ範囲を空白にしたままで良く、片面印刷を指定した場合には“1”のみ表示する。
うら表紙は片面印刷を指定しているが、最終ページについては実際に印刷してみないと状態が不明なために空白のままにしている。或いは、例えば最終ページを“N”と標記する定義をしておき、“N”表示を行っても良く、更に両面印刷を指定した場合には、“(N−1)−N”と表示しても良い。
図8は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cの細部構成を示した機能ブロック図である。クライアントコンピュータ1A、1B、1Cは、表紙を指定してJDFに基づいたジョブチケットを生成する機能を持つもので、アプリケーションプログラムAP(図8中ではアプリケーションと表記)に従ってプリンタドライバ10におけるグラフィカルユーザーインターフェースGUI12が立ち上げられ、ユーザーインターフェースUIでの印刷設定を行う。プリンタドライバ10では、このグラフィカルユーザーインターフェースGUI12を使用して表紙の設定を行うが、表紙の設定をするときの具体的な表示画面は図6に示した形態となる。プリンタドライバ10の各部について、プレビュー表示部11は印刷設定の簡易プレビュー表示を行うもので、グラフィカルユーザーインターフェースGUI12によって表示される。データ保存部13は、印刷設定の保存を行うもので、ここに保存された印刷設定に基づいてジョブチケットが生成される。ジョブチケット生成部15は、データ保存部13の印刷設定を反映したJDFに基づくジョブチケットを作成する(詳細は後述する)。描画部14はプリンタ言語データ(以下、PDLデータとする)を作成する。作成したJDFに基づくジョブチケット及びPDLデータはポートモニタ16のデータ転送部17を通じてネットワーク2を経由してプリンタ4に接続される制御部3へ転送される。因みに、上述した第1のジョブチケット生成手段及び第2のジョブチケット生成手段は、ここでのジョブチケット生成部15の持つ機能である。また、印刷指定手段は、グラフィカルユーザーインターフェースGUI12によって表示される表示部の表示画面上に表示されるユーザーインターフェースUIでの表紙の印刷設定に対するユーザーの操作入力部による選択的な操作入力指示の機能を示すものである。
以下は、ここでのジョブチケット生成機能を持つプリンタドライバ10によるJDFに準拠した表紙のジョブチケットの生成出力の概要について説明する。最初に、一般的なJDF技術に係るJDFに準拠したフォーマットでの「挿入ページ」と「例外ページ」とのジョブチケットの生成出力について説明する。
「挿入ページ」は、ジョブに新たにシートを挿入するという機能を有し、JDFでは(InsertSheet)というパラメータを利用する。例えば<RunList Page=“3”>、<InsertSheet SheetType=“InsertSheet” SheetUsage=“Header”/>、</RunList>という具合に表現されるジョブチケットを生成する。ここで、<RunList Page=“3”>は、3ページ目の前にシートを1枚追加するという意味である。<InsertSheet SheetType=“InsertSheet” SheetUsage=“Header”/>におけるSheetTypeは用紙のタイプを示し、ここでは挿入するための紙ということでInsertSheetという表現をする。また、SheetUsageは用紙の使われ方を示し、ここではHeaderで3ページ目の前という意味である。このようにJDFには様々なパラメータが存在する。
「例外ページ」は上記したようにジョブとは異なる設定値で適用することであり、例えば片面印刷が設定されたあるジョブのうち、2〜3ページ目のみだけを例外として両面印刷で設定したい場合は、LayoutPreparationParamsというレイアウト設定のパラメータを利用し、<LayoutPreparationParams NumberUp=“1 1” PartIDKeys=“RunIndex”Rotate=“Rotate0”Sides=“OneSideFront”>、<LayoutPreparationParams RunIndex=“1〜2”Sides=“TwoSideFlipY”/>、</LayoutPreparationParams>という具合に表現されるジョブチケットを生成する。
より詳細に説明すると、レイアウトパラメータは階層構造に配置されており、親側にあるレイアウトパラメータ(LayoutPreparationParams)は全体のジョブのレイアウトの設定に相当し、下位階層にある子供のレイアウトパラメータ(LayoutPreparationParams)は、ページパラメータRunIndexによって特定のページがレイアウトの対象になることを示す。ここでは2、3ページ目が両面印刷の対象なので、RunIndex=“1〜2”と記述する。JDFではページの概念として先頭ページ(1ページ目)は0、2ページ目は1、3ページ目は2、最終ページは−1、最終ページから1つ前のページは−2と表記するのがルールとなっているためである。親側のレイアウトパラメータ設定のオプションにJDFで印刷の面を指定するオプションSidesというのがあり、OneSideFrontを指定すると、片面が印刷される。同様にNumberUpというオプションはn−upを示し、ここでは1upという意味である。また、Rotateは用紙の回転のことを示し、Rotate0は回転角度が0度で回転はしないという意味である。子側のレイアウトパラメータ設定のオプションのSidesのTwoSideFlipYは両面印刷するという意味となり、例外で2、3ページ目のみ両面で印刷を行うというジョブチケットとなる。
これに対し、図8で説明したプリンタドライバ10によるJDFに準拠した表紙のジョブチケットの生成出力では、第1番目の表紙設定では、印刷物のイメージが図2に示した形態の印刷なしの表紙を設定する。表紙(印刷なし)は、上文で説明した挿入ページで当て嵌めると、おもて表紙はジョブの先頭ページの前に、うら表紙はジョブの最後尾ページの後ろに、用紙を新しく挿入すれば良いことになる。
例えば<RunListPages=“0〜−1”Run=“0”>、<LayoutElementRef rRef=“doc0”/>、<InsertSheet SheetType=“InsertSheet”SheetUsage=“Header”>、<Layout>、<MediaRef rRef=“Media0”/>、</Layout>、</InsertSheet>、</RunList>という具合に表現されるジョブチケットを生成する。
おもて表紙かうら表紙かの区別は、JDFで定義されているInsertSheetのオプションのSheetUsageというパラメータで、ドキュメントの先頭に挿入する場合はHeader、ドキュメントの最後尾に挿入する場合はTrailerと定義すれば良い。ここでInsertSheetの親タグ<RunListPage=“0〜−1”>は、先頭ページから最終ページまでの設定であることを表現しており、このページ範囲で、InsertSheetのオプションにHeaderが指定されていれば、先頭ページの前にページを挿入、即ちおもて表紙を挿入することになる。また、Trailerが指定されていれば、最終ページの後ろにページを挿入つまりうら表紙を挿入することになる。
次に、第2番目の表紙設定では、印刷物のイメージが図3や図4に示した形態の片面のみを印刷する表紙を設定する。この場合、ジョブとして投入する原稿データに表紙用のページのデータも含めておくことで実現できる。例えばおもて表紙片面のみを印刷する場合には、本文の前に表紙用のページを追加して編集しておく。うら表紙片面のみ印刷する場合には、本文の後ろに表紙用のページを追加して編集しておく。おもて表紙及びうら表紙の両方の片面に印刷する場合は、本文の前後にページを追加して編集しておく。そして、図3のように、おもて表紙を1ページ、2ページから本文、最終ページをうら表紙と定義し、上述したJDFに準拠する例外ページ設定をマッピングすることで、表紙のサポートが可能となる。
おもて表紙で片面のおもて面を指定する場合について、例えば<LayoutPreparationParamsClass=“Parameter”ID=“LPP0”NumberUp=“1 1”PartIDKeys=“RunIndex”Rotate=“Rotate0”Sides=“OneSideFront”Status=“Available”>、<FitPolicy RotatePolicy=“Rotate0rthogonal”SizePolicy=“FitToPage”/>、<ImageShift PositionX=“Left”PositionY=“Bottom” ShiftBack=“0.000000e+000 0.000000e+000”ShiftFront=“0.000000e+000 0.000000e+000”/>、<LayoutPreparationParamsRunIndex=“0”Sides=“OneSideFront”/>、</LayoutPreparationParams>という具合に表現されるジョブチケットを生成する。
ここではLayoutPreparationPramsタグの子タグとして<LayoutPreparationParamsRunIndex=“0”Sides=“OneSideFront”/>を入れて定義しておくことにより、例外ページ扱いとして実現できる。前項と同様にJDFのページ概念からRunIndex=0は先頭ページを意味し、Sides=“OneSideFront”はおもて面を印字するという意味である。うら面に印字する場合は、Sides=“OneSideBackFlipY”と指定する。その他、参考としてFitPolicyやImageShiftのタグついても、おもて表紙に対する設定を指定する部分であり、FitPolicyは印刷のポリシー、ImageShiftは印刷位置の調整を示す。因みに、うら表紙の場合には、<LayoutPreparationParamsRunIndex=“−1”Sides=“OneSideFront”/>と、最終ページとその1ページ前が印字対象であることを示す−1とを指定することで実現できる。
更に、第3番目の表紙設定では、印刷物のイメージが図5に示した形態の両面印刷する表紙を設定する。この場合、第2番目の場合と同様に、ジョブとして投入する原稿データに本文のデータとは別に表紙用のページデータも入れておくことで実現できる。図5に示したように見かけ上の表紙のページ番号は、おもて表紙は1ページ及び2ページ、裏表紙は、最終ページの前のページ及び最終ページであることから、原稿データも本文とは別に1ページ及び2ページと、最終ページの前及び最終ページに表紙用のページデータを編集しておく。そして、JDFに準拠する例外ページ設定を使用することで表示のサポートが可能となる。
おもて表紙で両面を指定する場合について、例えば<LayoutPreparationParamsNumberUp=“1 1” PartIDKeys=“RunIndex”Rotate=“Rotate0”Sides=“OneSideFront”>、<FitPolicyRotatePolicy=“Rotate0rthogonal”SizePolicy=“FitToPage”/>、<ImageShiftPositionX=“Left”PositionY=“Bottom” ShiftBack=“0.000000e+000 0.000000e+000”ShiftFront=“0.000000e+000 0.000000e+000”/>、<LayoutPreparationParamsRunIndex=“0〜1”Sides=“TwoSideFlipY”/>、</LayoutPreparationParams>という具合に表現されるジョブチケットを生成する。
ここではLayoutPreparationPramsタグの子タグとして、具体的には<LayoutPreparationParamsRunIndex=“0〜1”Sides=“TwoSideFlipY”/>を入れて定義しておくことで例外ページ扱いとなる。上述した第1番目並びに第2番目の場合と同様に、JDFのページ概念からRun Index=“0〜1”は、1ページから2ページを意味し、Sides=“TwoSideFlipY”は両面に印字するという意味である。TwoSideFlipYは短辺とじ、TwoSideFlipXは長辺とじを意味する。因みに、うら表紙の場合には、<LayoutPreparationParamsRunIndex=“−2〜−1”Sides=“TwoSideFlipY”/>と、最終ページ及びその1ページ前が印字対象であることを示す−2〜−1とを指定することで実現できる。
図9は、制御部3の細部構成を示したブロック図である。制御部3では、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cのデータ転送部17からネットワーク2を経由して転送された印刷データをデータ取得部32で受け取ると、その印刷データをジョブ表示部34にジョブとして表示する。また、受け取った印刷データのジョブチケットをチケット解析部33で解析して印刷設定を読み込む。解析した印刷設定とPDLデータとに基づいてプレビュー表示部31でプレビュー表示を行う。印刷を行う際には、データ転送部35を通して印刷データをネットワーク2を経由してプリンタ4へ転送することにより、プリンタ4での印刷が行われる。
図10は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cに係る表紙設定の動作処理を示したフローチャートである。ここでは、ユーザーの操作入力指示に応じてクライアントコンピュータ1A、1B、1Cのプリンタドライバ機能により表紙設定の動作処理が行われる様子を示している。
図10を参照すれば、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cで表紙設定を行う場合、まずユーザーがプリンタドライバ10(グラフィカルユーザーインターフェースGUI12)により図6に示したような表紙設定の画面を開く(ステップS11)処理を行った後、ユーザーが表紙設定の表示画面上でおもて表紙、うら表紙、選択方法(ユーザー設定/用紙リスト)、給紙トレイ、用紙サイズ、坪量、用紙種類、印刷面(なし/あり)等を入力することにより、表紙の設定を入力する(ステップS12)処理を行う。
表紙の設定を入力後、ユーザーがOKボタンを押して表紙設定を保存する(ステップS13)処理を行い、表紙設定についての表示画面上のダイアログを閉じた後、プリンタドライバ10により表紙の設定内容を確認して図7に示したような一覧表示を行う(ステップS14)処理へ移行する。
更に、表紙設定が完了し、ユーザーが印刷開始ボタンを押して印刷命令を出す(ステップS15)処理を行うと、JDFに基づくジョブチケットが生成出力される。
図11は、実施例1に係る印刷システムにおけるクライアントコンピュータ1A、1B、1Cの表紙設定に係る細部処理に応じた制御部3のプリンタ4へのジョブ転送に至る動作処理を示したフローチャートである。ここでは図10に示した動作処理に伴うクライアントコンピュータ1A、1B、1Cでの細部処理と、これを受けた制御部3の印刷設定に至る動作処理のシーケンスを示している。
図11を参照すれば、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cでの表紙設定の細部処理は、先の表紙設定の画面を開く(ステップS11)処理を要求されるとグラフィカルユーザーインターフェースGUI12により表紙設定ダイアログを表示する(ステップS21)処理が行われた後、先のユーザーがOKボタンを押して表紙設定を保存する(ステップS13)処理により表紙設定ダイアログが閉じられると、表紙設定をデータ保存部13に保存する(ステップS22)処理が行われる。更に、グラフィカルユーザーインターフェースGUI12が設定された表紙を一覧表示する(ステップS23)処理を行った後、先のユーザーが印刷開始ボタンを押して印刷命令を出す(ステップS15)処理により印刷開始命令を受けると、データ保存部13に保存されている表紙設定に基づいてジョブチケット生成部15がジョブチケットを生成する(ステップS24)処理を行う。更に、描画部14でジョブのPDLデータを生成する(ステップS25)処理を行った後、作成したPDLデータ及びジョブチケットを含むジョブ(印刷データ)をポートモニタ16のデータ転送部17を通してネットワーク2経由で制御部3に送る(ステップS26)処理を行う。以上の動作処理がクライアントコンピュータ1A、1B、1Cでの表紙設定の細部処理となる。
引き続き、制御部3のデータ取得部32によりクライアントコンピュータ1A、1B、1Cからジョブを受け取る(ステップS27)処理を行った後、制御部3では受け取ったジョブをジョブ表示部34にジョブ一覧として表示する(ステップS28)処理が行われる。また、制御部3ではジョブチケットをチケット解析部33により解析して表紙を含む印刷設定をプレビュー表示部31に反映する(ステップS29)処理を行ってプレビュー表示部31が印刷設定をプレビュー表示した後、制御部3のデータ転送部35によりジョブ(印刷データ)をプリンタ4に転送する(ステップS30)処理を行い、プリンタ4がジョブ(印刷データ)を印刷する。
図12は、図11中のフローチャートの動作処理に含まれるクライアントコンピュータ1A、1B、1Cのジョブチケット生成部15がジョブチケットを生成する(ステップS24)処理についての細部を示したフローチャートである。
図12を参照すれば、ジョブチケット生成部15によるジョブチケットの生成処理では、最初に表紙に印刷有りか無しかの判定(ステップS2411)を行う。この判定の結果、印刷有りであれば、片面か両面かの判定(ステップS2412)を行い、この判定結果が片面であれば、引き続いておもて表紙かうら表紙かの判定(ステップS2413)を行う。この判定の結果、おもて表紙であれば例外ページ設定用のパラメータ<LayoutPreparationParamsRunIndex=“0”>を生成する(ステップS2414)処理を行い、うら表紙であれば例外ページ設定用のパラメータ<LayoutPreparationParamsRunIndex=“−1”>を生成する(ステップS2415)処理を行い、何れの場合もその後は印刷面はおもて面かうら面かの判定(ステップS2416)を行う。この判定の結果、おもて面であればLayoutPreparationParamsRunIndexの属性にSides=“OneSidedFront”を追加する(ステップS2417)処理を行い、うら面であればLayoutPreparationParamsRunIndexの属性にSides=“OneSidedBackFlipY”を追加する(ステップS2418)処理を行い、何れの場合もその後に動作処理を終了する。
また、先の片面か両面かの判定(ステップS2412)の結果が両面であれば、引き続いておもて表紙かうら表紙かの判定(ステップS2419)を行う。この判定の結果、おもて表紙であれば例外ページ設定用のパラメータ<LayoutPreparationParamsRunIndex=“0〜1”>を生成する(ステップS2420)処理を行い、うら表紙であれば例外ページ設定用のパラメータ<LayoutPreparationParamsRunIndex=“−2〜−1”>を生成する(ステップS2421)処理を行い、何れの場合もその後はLayoutPreparationParamsRunIndexの属性にSides=“TwoSidedFlipY”又は“TwoSidedFlipX”を追加する(ステップS2422)処理を行ってから動作処理を終了する。
更に、最初の表紙に印刷有りか無しかの判定(ステップS2411)の結果、印刷無しであれば、<RunListPage=“0〜1”>の下階層にページ挿入パラメータ<InsertSheet SheetType=“InsertSheet”>を生成する(ステップS2423)処理を行った後、おもて表紙かうら表紙かの判定(ステップS2424)を行う。この判定の結果、おもて表紙であればInsertSheetの属性にSheetUsage=“Header”を追加する(ステップS2425)処理を行い、うら表紙であればSheetUsage=“Trailer”を追加する(ステップS2426)処理を行い、何れの場合もその後は動作処理を終了する。
以上に説明した実施例1に係る印刷システムでは、プリンタドライバ機能を持つクライアントコンピュータ1A、1B、1CにユーザーインターフェースUIでの表紙設定を行う機能を持たせた上、JDFに基づくジョブチケットの生成時のロジックとして、表紙設定に際して印刷無しの表紙指定があるときの表紙を挿入ページ設定パラメータ(InsertSheet)にマッピングし、印刷有りの表紙印刷指定があるときの表紙への印刷を例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparationParams)にマッピングするため、ユーザーの利便性を考慮して簡易に表紙設定が行われると共に、JDF仕様に準拠した形態のジョブチケットを生成出力することができる。
因みに、ここでのクライアントコンピュータ1A、1B、1Cに係る処理機能は、技術概要上で印刷システム用表紙設定方法として換言することができる。この場合の印刷システム用表紙設定方法は、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cが具備する印刷指定手段により、表紙設定に際して印刷の有無の指定を行う印刷指定ステップと、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cが具備する第1のジョブチケット生成手段により、表紙設定に際して印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、JDFに準拠する挿入ページパラメータ(InsertSheet)にマッピングしてジョブチケットを生成出力する第1のジョブチケット生成ステップと、クライアントコンピュータ1A、1B、1Cが具備する第2のジョブチケット生成手段により、表紙設定に際して印刷指定手段による印刷有りの表紙印刷指定があったとき、JDFに準拠する例外ページ設定パラメータ(LayoutPriparationParams)にマッピングしてジョブチケットを生成出力する第2のジョブチケット生成ステップと、を有するものとなる。また、これらの各ステップの手順を有する表紙設定プログラムは、コンピュータにより実行させることが可能である。更に、この表紙設定プログラムを記録媒体に格納してコンピュータで読み取るようにしても良い。
1A、1B、1C クライアントコンピュータ
2 ネットワーク
3 制御部(DFE Controller)
4 プリンタ
10 プリンタドライバ
11、31 プレビュー表示部
12 グラフィカルユーザーインターフェースGUI
13 データ保存部
14 描画部
15 ジョブチケット生成部
16 ポートモニタ
17、35 データ転送部
32 データ取得部
33 チケット解析部
34 ジョブ表示部
特開2009−271930号公報

Claims (12)

  1. ユーザー用のプリンタドライバ機能を持つクライアントコンピュータがネットワークを介してプリンタ用の制御部に接続されて構成されると共に、当該クライアントコンピュータにより印刷ジョブを実行するためのジョブ定義フォーマットに基づくジョブチケットを生成出力してユーザーインターフェースでの表紙設定を行う印刷システムであって、
    前記クライアントコンピュータは、前記表紙設定に際して印刷の有無の指定を行う印刷指定手段と、前記表紙設定に際して前記印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、前記ジョブ定義フォーマットに準拠する挿入ページパラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する第1のジョブチケット生成手段と、前記表紙設定に際して前記印刷指定手段による印刷有りの表紙印刷指定があったとき、前記ジョブ定義フォーマットに準拠する例外ページ設定パラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する第2のジョブチケット生成手段と、を備えたことを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1記載の印刷システムにおいて、前記クライアントコンピュータは、前記表紙設定の内容を一覧表示する表示手段を備えたことを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項1記載の印刷システムにおいて、前記第1のジョブチケット生成手段は、前記表紙設定で前記印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、表紙を前記挿入ページパラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する際、おもて表紙を指定していた場合には、当該挿入ページパラメータのオプションである挿入ページの挿入位置を決定するパラメータに対して先頭を指す属性名を指定して当該ジョブチケットを生成出力することを特徴とする印刷システム。
  4. 請求項1記載の印刷システムにおいて、前記第1のジョブチケット生成手段は、前記表紙設定で前記印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、表紙を前記挿入ページパラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する際、うら表紙を指定していた場合には、当該挿入ページパラメータのオプションである挿入ページの挿入位置を決定するパラメータに対して最後尾を指す属性名を指定して当該ジョブチケットを生成出力することを特徴とする印刷システム。
  5. 請求項1記載の印刷システムにおいて、前記第2のジョブチケット生成手段は、前記表紙設定で前記印刷指定手段による印刷有りの表紙指定があったとき、前記例外ページ設定パラメータにマッピングしてジョブチケットを生成出力する際、印刷面が片面だった場合には、当該例外ページ設定パラメータのオプションであるページ範囲指定のパラメータに対しておもて表紙には“0”を指定して当該おもて表紙を1ページ目に設定し、うら表紙には“−1”を指定して当該うら表紙を最終ページの例外ページに設定するようにして当該ジョブチケットを生成出力することを特徴とする印刷システム。
  6. 請求項1記載の印刷システムにおいて、前記第2のジョブチケット生成手段は、前記表紙設定で前記印刷指定手段による印刷有りの表紙指定があったとき、前記例外ページ設定パラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する際、印刷面が両面だった場合には、当該例外ページ設定パラメータのオプションであるページ範囲指定のパラメータに対しておもて表紙には“0〜1”を指定して当該おもて表紙を1〜2ページ目に設定し、うら表紙には“−2〜−1”を指定して当該うら表紙を最終ページより1ページ前のページと最終ページの例外ページとに設定するようにして当該ジョブチケットを生成出力することを特徴とする印刷システム。
  7. 請求項1記載の印刷システムにおいて、前記第2のジョブチケット生成手段は、前記表紙設定で前記印刷指定手段による印刷有りの表紙指定があったとき、前記例外ページ設定パラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する際、表紙の片面のみを指定していた場合には、当該例外ページ設定パラメータのオプションである印刷面を指すパラメータに対しておもて面には“OneSideFront”、うら面には“OneSideBackFlipY”と指定して当該ジョブチケットを生成出力することを特徴とする印刷システム。
  8. 請求項1記載の印刷システムにおいて、前記第2のジョブチケット生成手段は、前記表紙設定で前記印刷指定手段による印刷有りの表紙指定があったとき、前記例外ページ設定パラータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する際、表紙の両面を指定していた場合には、当該例外ページ設定パラメータのオプションである印刷面を指すパラメータに対して、短辺とじには“TwoSideFlipY”、長辺とじには“TwoSideFlipX”と指定して当該ジョブチケットを生成出力することを特徴とする印刷システム。
  9. 請求項2記載の印刷システムにおいて、前記表示手段は、前記表紙設定の内容を一覧表示する際、前記印刷指定手段による印刷有りの表紙指定があったとき、おもて表紙への印刷有りであればページ番号を表示することを特徴とする印刷システム。
  10. ユーザー用のプリンタドライバ機能を持つクライアントコンピュータがネットワークを介してプリンタ用の制御部に接続されて構成されると共に、当該クライアントコンピュータにより印刷ジョブを実行するためのジョブ定義フォーマットに基づくジョブチケットを生成出力してユーザーインターフェースでの表紙設定を行う印刷システム用表紙設定方法であって、
    前記クライアントコンピュータが具備する印刷指定手段により、前記表紙設定に際して印刷の有無の指定を行う印刷指定ステップと、前記クライアントコンピュータが具備する第1のジョブチケット生成手段により、前記表紙設定に際して前記印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、前記ジョブ定義フォーマットに準拠する挿入ページパラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する第1のジョブチケット生成ステップと、前記クライアントコンピュータが具備する第2のジョブチケット生成手段により、前記表紙設定に際して前記印刷指定手段による印刷有りの表紙印刷指定があったとき、前記ジョブ定義フォーマットに準拠する例外ページ設定パラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する第2のジョブチケット生成ステップと、を有することを特徴とする印刷システム用表紙設定方法。
  11. ユーザー用のプリンタドライバ機能を持つクライアントコンピュータがネットワークを介してプリンタ用の制御部に接続されて構成されると共に、当該クライアントコンピュータにより印刷ジョブを実行するためのジョブ定義フォーマットに基づくジョブチケットを生成出力してユーザーインターフェースでの表紙設定を行う印刷システムにおける当該表紙設定をコンピュータにより実行させるための表紙設定プログラムであって、
    前記クライアントコンピュータが具備する印刷指定手段により、前記表紙設定に際して印刷の有無の指定を行う印刷指定ステップの手順と、前記クライアントコンピュータが具備する第1のジョブチケット生成手段により、前記表紙設定に際して前記印刷指定手段による印刷無しの表紙指定があったとき、前記ジョブ定義フォーマットに準拠する挿入ページパラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する第1のジョブチケット生成ステップの手順と、前記クライアントコンピュータが具備する第2のジョブチケット生成手段により、前記表紙設定に際して前記印刷指定手段による印刷有りの表紙印刷指定があったとき、前記ジョブ定義フォーマットに準拠する例外ページ設定パラメータにマッピングして前記ジョブチケットを生成出力する第2のジョブチケット生成ステップの手順と、を有することを特徴とする表紙設定プログラム。
  12. 請求項11記載の表紙設定プログラムをコンピュータが読み取り可能に格納したことを特徴とする記録媒体。
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