JP6064604B2 - 情報処理装置、プログラム、および印刷設定方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、および印刷設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、および印刷設定方法に関する。
プリンタドライバは、例えばステープル機能やパンチ機能などの様々な項目の設定をユーザから受け付け、設定に従って印刷を行う。
項目の設定には、互いに同時に施せない関係すなわち禁則関係のものがある。
従来は、とある設定に当該設定と禁則関係にある設定を重ねようとすると、警告表示を行う、或いは、優先順位が低い方の設定の値を変更するなどの対処を行っている。
また、従来、禁則関係同士の優先順位付けをユーザにゆだね、これによって、同時に設定できない組み合わせの解決にユーザの意図を反映するようにしたものがある。
上述のような従来ある手法では、印刷データを一括りに取り扱っていて、つまり、部分毎の優先順位設定には対応していない。このため、例えば、複数ページの印刷物を出力する印刷データのうち、1ページ目と最終ページとでは用紙種類の設定を最優先し、その他のページでは両面印刷の設定を最優先とする、というような取り扱いをすることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、印刷データの印刷態様に関する設定項目の優先順位を、当該印刷データの部分毎に指定可能な情報処理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷態様を定める複数の項目間で同時に設定できない設定値を定めた禁則条件を記憶する記憶手段と、印刷データの一または複数の部分毎に前記項目の優先順位を受け付けて定める優先順位指定手段と、前記優先順位指定手段が前記優先順位を定めた前記印刷データの部分毎に前記項目の設定値を受け付けて設定する印刷設定手段と、複数の前記項目の設定値が前記禁則条件を満たす場合に、当該設定値を、前記優先順位に基づいて、前記禁則条件を満たさない設定値に変更する禁則解決手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷データの印刷態様に関する設定項目の優先順位を、当該印刷データの部分毎に指定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態におけるパーソナルコンピュータおよびその周辺装置を示すブロック図である。 図2は、実施形態のプリンタドライバのモジュール構成を示すブロック図である。 図3は、実施形態の印刷態様を定める複数の項目(機能)や、各項目の実施内容の選択肢を記憶した印刷機能テーブルを示す図である。 図4は、実施形態の項目(機能)間で同時実施不可の選択肢を禁則関係として定めた禁則条件を記憶した禁則条件テーブルを示す図である。 図5は、実施形態の優先順位テーブルを示す図である。 図6は、実施形態の優先順位指定一覧画面を示す図である。 図7は、実施形態の優先順位指定画面を示す図である。 図8は、実施形態のジョブ共通の印刷設定の例を示す図である。 図9は、実施形態のジョブ共通の印刷設定の例を示す図である。 図10は、実施形態の1ページ目の印刷設定の例を示す図である。 図11は、実施形態の1ページ目の印刷設定の例を示す図である。 図12は、実施形態の2〜7ページ目の印刷設定の例を示す図である。 図13は、実施形態の印刷設定テーブルを示す図である。 図14は、実施形態の禁則解決処理のフローチャートである。 図15は、実施形態の禁則解決を行った場合に最後に表示されるメッセージダイアログを示す図である。
図1は、実施形態におけるパーソナルコンピュータ100およびその周辺装置を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ(以下PCと称する)100には、キーボードやマウスなどの入力部201や、液晶ディスプレイなどの表示部202が接続されている。複数のPC100は、ネットワークNを介して通信可能に複数のプリンタ300に接続されている。なお、図1には、省略のため、PC100およびプリンタ300の図示は1台ずつに止めてある。
ネットワークNは、インターネット、ローカルエリアネットワークを含む各種の通信網であり、有線でも無線でもよい。
各PC100は、ネットワークNを介して互いにデータのやり取りが可能であり、また、各PC100は、ネットワークN上の各プリンタ300を利用して印刷が可能である。
プリンタ300は、設定情報に従い、印刷データに基づいて印刷を行う。設定情報および印刷データは、PC100から送信される。
プリンタ300は、モノクロ、カラーなどの別、また、インクジェット方式、電子写真方式などの別を問わない。さらに、プリンタ300は、実施にあたっては、印刷機能を備えたファクシミリ装置、複写機、複合機などの画像形成装置全般のいずれであってもよい。
PC100は、制御部110と記憶部120とを備えている。記憶部120は、記憶手段の一例であり、HDDなどにより実現される。
制御部110は、CPU、RAMおよびROM(不図示)からなるマイクロコンピュータによって実現される。記憶部120やROMに記憶された各種プログラムをCPUがRAMに読み出して実行することにより、制御部110はPC100の全体を制御する。
制御部110は、入力部201と表示部202を制御する。利用者が入力部201で入力した操作情報は、制御部110へ送られ、制御部110は操作情報に基づく各種の処理を実行する。表示部202は、制御部110の制御処理に従って、利用者に各種の作業画面や各種の情報を表示する。
制御部110は、PC100とプリンタ300との仲立ちを行うプリンタドライバ111を備える。プリンタドライバ111は、記憶部120に記憶されたプログラムをCPUがRAMに読み出して実行することにより、実現される。
また、制御部110は、記憶部120に記憶された各種プログラムをCPUがRAMに読み出して実行することにより、優先順位指定手段、印刷設定手段および禁則解決手段(後述)を実現する。
図2は、プリンタドライバ111のモジュール構成を示すブロック図である。プリンタドライバ111は、ユーザインタフェース(UI)モジュール400および描画モジュール500を備えている。描画モジュール500は、印刷設定に基づいて印刷データを描画する処理を行う(公知技術につき詳細な説明を省略する)。
UIモジュール400は、UI表示制御部410と、優先順位指定部420と、印刷設定部430と、禁則解決部440とを備えている。優先順位指定部420、印刷設定部430、および禁則解決部440は、それぞれ、優先順位指定手段、印刷設定手段および禁則解決手段の一例である。
UI表示制御部410は、表示部202に、優先順位指定部420、印刷設定部430、および禁則解決部440の各部に対応する作業画面を表示するとともに、ユーザが作業画面に対して行った操作を上記各部に伝達する。
優先順位指定部420、印刷設定部430、および禁則解決部440の説明に先立ち、これらの各部が用いる各種テーブルについての説明を行う。
記憶部120は、プリンタドライバ111が参照ないし編集する各種テーブルを記憶している(図3〜図5参照)。
図3は、印刷態様を定める複数の項目(機能)や、各項目の実施内容の選択肢を記憶した印刷機能テーブルである。機能には、例えば、ステープル機能や、パンチ(綴じ穴あけ)機能、フォールド(折り畳み)機能などがある。このテーブルは、印刷設定部430が参照するテーブルである。これら各機能の実施内容として、選択肢のうちの一つが、印刷設定部430により設定される。
図4は、上述の各機能(項目)間で同時実施不可の選択肢を禁則関係として定めた禁則条件を記憶した禁則条件テーブルである。例えば、ステープル機能とパンチ機能との間では、左上ステープルと右2穴パンチとは同時に実施不可、即ち禁則関係にある、と定めている。このテーブルは、禁則解決部440が参照するテーブルである。
図5は、優先順位テーブルの一例である。優先順位テーブルは、印刷データの印刷設定において、上記各機能の内容として禁則関係にある選択肢が設定されている場合に、優先して適用する順位を定める。また、図5(a)は、デフォルト設定の一例、図5(b)は、ユーザによるカスタマイズ設定の一例である。このテーブルは、優先順位指定部420が編集し、禁則解決部440が参照するテーブルである。
例えば、ある印刷データに対して、印刷設定部430が、ユーザ操作に従って、禁則関係にある左上ステープルと右2穴パンチとを設定した場合、図5(a)のように優先順位が定められていれば、禁則解決部440は、優先順位テーブルおよび禁則条件テーブルに定められた内容に従って、左上ステープルを適用し、右2穴パンチは行わない。
優先順位指定部420は、ユーザからの操作を受け付けて優先順位テーブルを編集することにより、印刷データの全体に適用する「ジョブ共通」の優先順位指定を行うとともに、印刷データの部分に適用するページ毎の優先順位指定も行う(図6および図7参照、後述)。
ページ毎の優先順位指定は、例えば、図5(b)に示すテーブルのように、単一ページ或いはページ範囲に対して行う。また、ページ毎の優先順位指定は、複数登録可能である。
次に、図6〜図15を用いて、実施形態のプリンタドライバ111の動作について説明する。まず、図6は、優先順位指定一覧画面600の一例を示す図である。プリンタドライバ111は、印刷データの印刷設定に際して、初めに、優先順位指定部420により、優先順位指定を行う。優先順位指定部420は、UI表示制御部410を介して、表示部202に、優先順位指定一覧画面600を表示させる。
優先順位指定一覧画面600は、指定一覧610、追加ボタン620、編集ボタン630、削除ボタン640、OKボタン650、およびキャンセルボタン660を備えている。優先順位指定一覧画面600に対してユーザが行った操作に基づいて、優先順位指定部420は、優先順位テーブルへのレコードの登録、更新および削除、すなわち優先順位指定を行う。
優先順位指定済みのページは、指定一覧610に、レコード611,612として表示される。
新規にページ毎の優先順位指定を行う場合には、追加ボタン620を押下して、優先順位指定画面700(図7参照)を表示させる。
指定済みの優先順位指定を変更する場合には、指定一覧610から該当のレコード611,612を選択した上で、編集ボタン630を押下して、優先順位指定画面700(図7参照)を表示させる。
指定済みの優先順位指定を解除する場合には、指定一覧610から該当のレコード611,612を選択した上で、削除ボタン640を押下する。
レコード611,612の追加、編集、または削除を行った後、これらの操作を確定するにはOKボタン650を押下し、操作をキャンセルするにはキャンセルボタン660を押下する。OKボタン650またはキャンセルボタン660を押下すると、優先順位指定一覧画面600が閉じられる。
図7は、優先順位指定画面700の一例を示す図である。プリンタドライバ111は、図6に示す優先順位指定一覧画面600からの操作を受けることにより、UI表示制御部410を介して、表示部202に、優先順位指定画面700を表示させる。
優先順位指定画面700は、開始ページ指定欄710、終了ページ指定欄720、項目一覧730、Upボタン740、Downボタン750、OKボタン760、およびキャンセルボタン770を備えている。
開始ページ指定欄710には、ページ毎の優先順位指定に際しては、ページ範囲の始めのページを指定する。終了ページ指定欄720には、ページ毎の優先順位指定に際しては、ページ範囲の終わりのページを指定する。
ここで、ページ範囲が単一のページである場合には、開始ページ指定欄710および終了ページ指定欄720に同じページを指定する。また、印刷データ全体(ジョブ共通)の優先順位指定に際しても、この優先順位指定画面700を用いるが、その際には、開始ページ指定欄710および終了ページ指定欄720はいずれも空白とする。
項目一覧730は、上述のように指定されたページ範囲または印刷データ全体における機能の優先順位を示す。図7の例では、2〜7ページにおいて、優先順位が、上位からパンチ731、フォールド732、ステープル733の順に設定されている。ここで例えば、フォールド732の優先順位を上位に上げる(または下位に下げる)場合には、フォールド732を選択した状態で、Upボタン740(またはDownボタン750)を押下する。
上記操作を確定するにはOKボタン760を押下し、操作をキャンセルするにはキャンセルボタン770を押下する。OKボタン760またはキャンセルボタン770を押下すると、優先順位指定画面700が閉じられ、優先順位指定一覧画面600が表示される。
上述のように、ジョブ共通の他にページ範囲での優先順位指定が行われた場合、当該ページ範囲については、印刷に際して、ジョブ共通の設定を無視する。
ここで、ユーザが、既に優先順位が指定されたページ範囲に含まれるページについて、重複して新たな優先順位指定を行おうとした場合、いくつかの対応が考えられる。例えば、新たな登録を優先して、既に登録された優先順位指定のページ範囲から新たな登録に含まれるページ範囲を取り除いてもよい。或いは、古い登録を優先して、新たに登録しようとするページ範囲が既に登録済みであることをユーザに知らせる警告ダイアログを表示するようにしてもよい。その他、適切な対応であれば、他の手法であってよい。
機能の優先順位指定が済んだら、プリンタドライバ111は、印刷設定部430により、印刷データ全体(ジョブ共通)、および、優先順位指定で設定したページ範囲のそれぞれについて、印刷設定を行う。印刷設定部430は、UI表示制御部410を介して、表示部202に、印刷設定画面800を表示させる。
図8〜図12は、印刷設定画面800の一例を示す図である。図8および図9は、ジョブ共通の印刷設定の例であり、図10および図11は、1ページ目の印刷設定の例であり、図12は、2〜7ページ目の印刷設定の例である。また、図13は、印刷設定テーブルの一例である。
印刷設定画面800は、対象ページ表示欄810、現設定表示欄820、詳細設定欄830、OKボタン840およびキャンセルボタン850を備えている。
対象ページ表示欄810は、コンボボックスになっており、リストに、「ジョブ共通」および優先順位指定で指定したページ範囲が表示され、リストからいずれか1つを選択できる。印刷設定画面800起動時の対象ページ表示欄810のデフォルト表示は、ジョブ共通である。
現設定表示欄820は、対象ページ表示欄810に表示されたページ範囲に現在なされている設定を示す。
詳細設定欄830は、対象ページ表示欄810の設定を行う欄である。詳細設定欄830は、基本設定タブ831、用紙設定タブ832、編集設定タブ833、および仕上げ設定タブ834を備えている。
基本設定タブ831、用紙設定タブ832、および編集設定タブ833については、詳細な説明を省略するが、概要としては、基本設定タブ831は、プリンタの給紙トレイの選択などの設定、用紙設定タブ832は、用紙サイズや向きなどの設定、編集設定タブ833は、集約印刷やヘッダー、フッターなどの設定を行うのにそれぞれ供されている。
仕上げ設定タブ834は、例えば、ステープル設定欄910、パンチ設定欄920、およびフォールド設定欄930を備えている。これら各欄910、920および930は、図9に示すように、コンボボックスとされていて、各機能(項目)の内容を、リストに表示させた選択肢から選択させるようになっている。
上記操作を確定するにはOKボタン840を押下し、操作をキャンセルするにはキャンセルボタン850を押下する。OKボタン840またはキャンセルボタン850を押下すると、印刷設定画面800が閉じられる。
印刷設定画面800が閉じられると、印刷設定部430は、印刷設定テーブル(図13参照)に、設定内容を書き込む。印刷設定テーブルは、優先順位指定部420で設定されたジョブ共通およびページ範囲のそれぞれについて、各機能の設定内容および禁則解決済みか否かの記録を保持する。
優先順位指定および印刷設定が済んだら、プリンタドライバ111は、禁則解決部440により、禁則関係の有無確認および解決を行う。図14は、禁則解決処理のフローチャートである。図15は、禁則解決を行った場合に最後に表示されるメッセージダイアログである。
禁則解決部440は、印刷設定部430により印刷設定変更が行われると(ステップS1のYes)、印刷設定テーブルの禁則解決フラグを参照し、「未済」があるか確認する(ステップS2)。禁則解決部440は、ステップS2で禁則解決フラグに「未済」のレコードがある場合には(ステップS2のYes)、それらのレコードのいずれかを選択する(ステップS3)。
禁則解決部440は、ステップS3で選択したレコードを禁則条件テーブルに照らし合わせて、機能間で禁則関係が生じていないか確認する(ステップS4)。ステップS4で、禁則関係があった場合には(ステップS4のYes)、禁則解決部440は、優先順位テーブルに照らし合わせて、優先順位が低い方の機能の設定内容を、禁則関係から外れるものに変更、すなわち禁則関係が解消するように変更する(ステップS5)。
禁則解決部440は、ステップS5に続けて、ステップS5での設定変更内容をユーザに通知するメッセージを蓄積する(ステップS6)。
禁則解決部440は、レコードを禁則条件テーブルに照らし合わせることにより、選択中のレコードにある禁則関係が全て解消したかを確認する(ステップS7)。ステップS7で、禁則関係が全て解消していれば(ステップS7のYes)、禁則解決部440は、印刷設定テーブルの該当レコードの禁則解決フラグを「済」に変更する(ステップS8)。
次に、禁則解決部440は、印刷設定テーブルの禁則解決フラグが全て「済」であるか確認する(ステップS9)。ステップS9で、禁則解決フラグが全て「済」であれば(ステップS9のYes)、ステップS6で蓄積されるメッセージが蓄積されているかを確認し(ステップS10)、蓄積されていれば(ステップS10のYes)、ダイアログに設定変更メッセージを表示して(ステップS11、図15参照)、処理を終了する。
ここで、ステップS11は、履歴表示手段の一実施例である。
ステップS1で印刷設定が変更されていなかった場合(ステップS1のNo)と、ステップS2で禁則解決フラグに「未済」がなかった場合(ステップS2のNo)とには、禁則解決部440は、処理をステップS10に進める。
ステップS4で、機能間で禁則関係が生じていない場合(ステップS4のNo)には、禁則解決部440は、処理をステップS8に進める。
ステップS7で、禁則関係が全て解消していない場合(ステップS7のNo)には、禁則解決部440は、処理をステップS5に戻す。
ステップS9で、禁則解決フラグが全て「済」でない場合(ステップS9のNo)には、禁則解決部440は、処理をステップS3に戻す。
ステップS10で、設定変更メッセージの蓄積がない場合(ステップS10のNo)には、禁則解決部440は、処理を終了する。
以上の処理を、図10および図11に示す1ページ目の印刷設定の例で説明すると、図10のようにステープルが「2 at Top」とされたところでパンチに「2 at Left」が選択されたとすると、パンチとステープルとが禁則関係であるので(ステップS4のYes)、ステープルが「Off」に変更される(ステップS5)。また、図12に示す2〜7ページ目の印刷設定の例で言うと、フォールドに「Open to Top」が選択されたとき、パンチが「Off」以外であれば、フォールドとパンチとが禁則関係であるので(ステップS4のYes)、パンチが「Off」に変更される(ステップS5)。そして、禁則解決処理の履歴をメッセージダイアログ(図15)にて表示し、処理を終了する。
上述のように、本実施形態によれば、印刷データの印刷設定間の優先順位を、ジョブ共通の優先順位とは別に、印刷データのページ毎に指定することができる。
また、本実施形態によれば、設定変更内容をユーザに通知するメッセージを表示するので、禁則解決部440が禁則関係の解決にあたって行った処理の履歴をユーザに知らせることができる。
さらに、本実施形態によれば、印刷データの全体にかかわるジョブ共通設定を温存しつつページ範囲についての設定を持つことができる。
そして、本実施形態によれば、禁則関係の解決にあたって、優先順位が低い方の内容を変更するので、ユーザの意思を損なう程度が低い。
なお、上記実施形態では、記憶手段としての記憶部120を1部品として図示しているが、実施にあたっては、記憶手段は1部品でなく分かれていてもよい。つまり、記憶手段に記憶すべき各種データが、複数のメモリに分かれて記憶されていてもよい。
また、上記実施形態では、ページ毎の優先順位指定を、単一ページまたはページ範囲で取り扱う例について説明したが、実施にあたっては、例えば「3,4,6ページ」などというような不連続の複数ページを一括して優先順位指定する手法をとってもよい。
さらに、上記実施形態では、説明の便宜のため、印刷設定を印刷設定テーブルに保持するようにしたが、実施にあたっては、一時的に設けたメモリ領域に印刷設定を保持するようにしてもよい。これによれば、テーブル編集に要する時間等が省ける。
そして、上記実施形態では、印刷設定画面800による印刷設定が完了した後に、完了した印刷設定の全てに対して禁則解決処理を行うようにしているが、実施にあたっては、例えば、印刷設定画面800の仕上げ設定タブ834において各機能のコンボボックスが操作される都度、禁則解決を行うなど、未完了の印刷設定変更に対して禁則解決処理を行ってもよい。この場合、図15のメッセージダイアログに相当するものも、都度表示させるのが望ましい。
本実施の形態の情報処理装置は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネットなどのネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態のプリンタドライバを実現するプログラムを、ROMなどに予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、上記各部(優先順位指定部、印刷設定部、禁則解決部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
100…パーソナルコンピュータ(PC)、
110…制御部、
111…プリンタドライバ、
120…記憶部、
201…入力部、202…表示部、
N…ネットワーク、
300…プリンタ、
400…UIモジュール、
410…UI表示制御部、420…優先順位指定部、
430…印刷設定部、440…禁則解決部、
500…描画モジュール、
600…優先順位指定一覧画面、
610…指定一覧、
611,612…レコード、
620…追加ボタン、630…編集ボタン、640…削除ボタン、
650…OKボタン、660…キャンセルボタン、
700…優先順位指定画面、
710…開始ページ指定欄、720…終了ページ指定欄、
730…項目一覧、
731…パンチ、732…フォールド、733…ステープル、
740…Upボタン、750…Downボタン、
760…OKボタン、770…キャンセルボタン、
800…印刷設定画面、
810…対象ページ表示欄、820…現設定表示欄、
830…詳細設定欄、
831…基本設定タブ、832…用紙設定タブ、
833…編集設定タブ、834…仕上げ設定タブ、
840…OKボタン、850…キャンセルボタン、
910…ステープル設定欄、920…パンチ設定欄、930…フォールド設定欄。
特開2011−022679号公報

Claims (5)

  1. 印刷態様を定める複数の項目間で同時に設定できない設定値を定めた禁則条件を記憶する記憶手段と、
    印刷データの一または複数の部分毎に前記項目の優先順位を受け付けて定める優先順位指定手段と、
    前記優先順位指定手段が前記優先順位を定めた前記印刷データの部分毎に前記項目の設定値を受け付けて設定する印刷設定手段と、
    複数の前記項目の設定値が前記禁則条件を満たす場合に、当該設定値を、前記優先順位に基づいて、前記禁則条件を満たさない設定値に変更する禁則解決手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記優先順位指定手段は、前記印刷データの全体における前記項目の優先順位をも受け付けて定め、
    前記印刷設定手段は、前記印刷データの全体についての前記項目の設定値をも受け付けて設定し、
    前記禁則解決手段は、前記印刷データの全体についての前記項目の設定値が前記禁則条件を満たす場合に、当該設定値を、前記優先順位に基づいて、前記禁則条件を満たさない設定値に変更する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記禁則解決手段が行った設定値の変更の履歴を表示する履歴表示手段をさらに備える
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    印刷態様を定める複数の項目間で同時に設定できない設定値を定めた禁則条件を記憶する記憶手段と、
    印刷データの一または複数の部分毎に前記項目の優先順位を受け付けて定める優先順位指定手段と、
    前記優先順位指定手段が前記優先順位を定めた前記印刷データの部分毎に前記項目の設定値を受け付けて設定する印刷設定手段と、
    複数の前記項目の設定値が前記禁則条件を満たす場合に、当該設定値を、前記優先順位に基づいて、前記禁則条件を満たさない設定値に変更する禁則解決手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  5. 情報処理装置で実行される印刷設定方法であって、
    前記情報処理装置は、
    印刷態様を定める複数の項目間で同時に設定できない設定値を定めた禁則条件を記憶する記憶手段を備え、
    印刷データの一または複数の部分毎に前記項目の優先順位を受け付けて定める優先順位指定工程と、
    前記優先順位指定工程で前記優先順位を定めた前記印刷データの部分毎に前記項目の設定値を受け付けて設定する印刷設定工程と、
    複数の前記項目の設定値が前記禁則条件を満たす場合に、当該設定値を、前記優先順位に基づいて、前記禁則条件を満たさない設定値に変更する禁則解決工程と、
    を含むことを特徴とする印刷設定方法。
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