JP6060759B2 - 差動信号伝送用ケーブルの接続構造およびケーブルコネクタアッセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、差動信号伝送用ケーブルと基板との接続構造に関する。
数Gbit/s以上の高速デジタル信号を扱うサーバ、ルータ、ストレージなどの電子機器においては、差動インターフェース規格(例えば、LVDS(Low Voltage Differential Signal)が採用され、各機器間あるいは機器内の各回路基板間では、差動信号伝送用ケーブルを用いた差動伝送が行われている。
一般的な差動信号伝送用ケーブルは一対の心線を備えている。それぞれの心線には、位相を180度反転させたプラス側(ポジティブ)信号およびマイナス側(ネガティブ)信号が伝送される。これらの2つの信号(プラス側信号およびマイナス側信号)の電位差が信号レベルとなって、例えば電位差がプラスであれば「High」、マイナスであれば「Low」として、当該信号レベルを受信側で認識できるようになっている。
図6は、差動信号伝送用ケーブルと基板との従来の接続構造の一例を示す斜視図である。図示されている差動信号伝送用ケーブル101は、所定間隔で平行に並ぶ一対の心線102a,102bを備え、これら心線102a,102bは絶縁体103によって覆われている。また、絶縁体103はシールド導体104によって覆われ、シールド導体104は外皮105によって覆われている。
図6に示される接続構造では、基板110の表面に形成された一対の差動グランテッドコプレーナ配線122,123に差動信号伝送用ケーブル101の2本の心線102a,102bがそれぞれ接続されている。また、差動信号伝送用ケーブル101のシールド導体104が同じく基板110の表面に形成された外側グラウンド層120に接続されている。この外側グラウンド層120は、不図示のビアを介して基板110の内側に形成されている不図示の内側グラウンド層と接続されている。
特開2012−64338号公報
差動信号の伝送モードには、“差動モード”と“同相モード”の2つが存在する。差動モードでは位相が180度反転した2つの信号が伝送され、同相モードでは位相が同一の2つの信号が伝送される。差動伝送では常に差動モードが維持されることが望ましいが、様々な要因によって差動モードから同相モードへ、または同相モードから差動モードへ伝送モードが変化する。
ここで、図6に示される差動グランテッドコプレーナ配線122,123のような表層配線を用いて差動信号を伝送する場合、差動モードのときの伝送速度は、表層配線間の実効誘電率で決まる。すなわち、差動モードのときの伝送速度は、空気および基板の誘電率に依存する。一方、同相モードのときの伝送速度は、表層配線とその下層のグラウンド層との間に介在する基板の誘電率に依存する。したがって、差動モードと同相モードで信号の伝搬速度が異なる。このため、差動モードと同相モードとの間の分散により信号が劣化する。また、信号が表層配線を伝搬するため、ノイズが放射されやすく、また、ノイズの影響を受けやすい。このため、複数の差動信号伝送用ケーブルが高密度に並べられた場合、クロストークによる信号劣化が発生しやすい。
本発明の目的は、差動信号の伝送品質をより一層向上させることである。
本発明の差動信号伝送用ケーブルと基板との接続構造では、基板の表面に設けられた外側グラウンド層と、前記基板の内側に設けられた内側グラウンド層と、前記基板の内側であって、前記内側グラウンド層と前記外側グラウンド層との間に設けられた配線層と、前記基板を貫いて前記外側グラウンド層と前記内側グラウンド層とを接続する層間接続導体と、が設けられる。そして、前記差動信号伝送用ケーブルの心線は前記基板の表面に露出している前記配線層の一部に接続され、前記差動信号伝送用ケーブルのシールド導体は前記基板の表面に露出している前記内側グラウンド層の一部に接続される。
本発明の一態様では、前記差動信号伝送用ケーブルの前記シールド導体が接続導体を介して前記外側グラウンド層に接続される。
本発明の他の態様では、前記差動信号伝送用ケーブルの前記心線および該心線が接続されている前記配線層の一部が前記接続導体によって覆われる。
本発明の他の態様では、前記基板は、第1の誘電体層、前記内側グラウンド層を挟んで前記第1の誘電体層に積層された第2の誘電体層および前記配線層を挟んで前記第2の誘電体層に積層され、表面に前記外側グラウンド層が形成された第3の誘電体層を含む。そして、前記差動信号伝送用ケーブルの前記心線が接続されている前記配線層の一部は、前記第3の誘電体層の端面よりも外側に突出している前記第2の誘電体層の表面に延在し、前記差動信号伝送用ケーブルの前記シールド導体が接続されている前記内側グラウンド層の一部は、前記第2の誘電体層の端面よりも外側に突出している前記第1の誘電体層の表面に延在する。
本発明のケーブルコネクタアッセンブリは、上記態様のいずれかにおける基板と同一の構成を備えたコネクタ基板と、該コネクタ基板に接続された差動信号伝送用ケーブルとを有する。
本発明によれば、差動信号の伝送品質のさらなる向上が実現される。
本発明の接続構造によって接続された差動信号伝送用ケーブルおよび基板の一例を示す斜視図である。 (a)は図1に示される差動信号伝送用ケーブルおよび基板の模式的断面図であり、(b)は同平面図である。 本発明の接続構造によって接続された差動信号伝送用ケーブルおよび基板の他の一例を示す斜視図である。 本発明の接続構造によって接続された差動信号伝送用ケーブルおよび基板のさらに他の一例を示す斜視図である。 接続導体の変形例の一つを示す模式的平面図である。 従来の接続構造によって接続された差動信号伝送用ケーブルおよび基板の斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1,図2を参照しながら詳細に説明する。まず、接続対象である差動信号伝送用ケーブルおよび基板のそれぞれについて説明し、その後に両者の接続構造について説明する。
図1に示されるように、差動信号伝送用ケーブル1は、一対の心線2a,2bを備えている。これら心線2a,2bのいずれか一方には差動信号としてプラス側(ポジティブ)信号が伝送され、心線2a,2bのいずれか他方には差動信号としてマイナス側(ネガティブ)信号が伝送される。各心線2a,2bは、例えば、その表面に錫めっき処理が施された軟銅線(Tinned Annealed Copper Wire)によって形成されている。また、一対の心線2a,2bは共通の絶縁体3によって一括被覆されている。
絶縁体3は、差動信号伝送用ケーブル1に柔軟性を持たせるために、例えば、ポリエチレン系樹脂,フッ素系樹脂,ポリ塩化ビニル系樹脂などによって形成されており、差動信号伝送用ケーブル1の長手方向と直交する断面(横断面)における形状は略楕円形である。
絶縁体3は、一対の心線2a,2bが所定間隔で平行に並ぶようにこれら心線2a,2bを保持している。絶縁体3は、それぞれの心線2a,2bの周囲における肉厚が略同等となるように形成されている。本実施形態における絶縁体3の材料は発泡ポリエチレンであり、その溶融温度は110[℃]〜120[℃]に設定されている。
外来ノイズの影響を抑制するため、絶縁体3はシールド導体4によって覆われている。また、シールド導体4は外皮(シース)5によって覆われている。外皮5は、ポリエチレン系樹脂,フッ素系樹脂,ポリ塩化ビニル系樹脂などによって形成されている。図示は省略されているが、シールド導体4は、シート状の基材と、この基材の一面に形成された金属導体層とを含む二重構造を有している。金属導体層は、例えば銅箔によって形成される。
図1,図2に示されるように、基板10は、第1の誘電体層を形成する下基板11、第2の誘電体層を形成する中間基板12および第3の誘電体層を形成する上基板13がこの順で積層され、一体化された積層体である。下基板11、中間基板12および上基板13はいずれも誘電材料によって作られている。すなわち、基板10は誘電体基板である。
図1に示されるように、基板10の表面には外側グラウンド層20が形成されている。また、基板10の内側には内側グラウンド層21が形成されている。さらに、基板10の内側であって、内側グラウンド層21よりも上層には、一対の帯状の配線層22,23が形成されている。ここで、外側グラウンド層20および内側グラウンド層21は、平面視において配線層22,23と重複するように形成されている。すなわち、基板10にはストリップ線路が形成されている。
基板10の積層構造についてより詳しく説明する。主に図2(a),(b)に示されるように、下基板11と中間基板12と間に内側グラウンド層21が設けられている。また、中間基板12と上基板13との間に一対の配線層22,23が設けられている。さらに、上基板13の表面に外側グラウンド層20が設けられている。換言すれば、内側グラウンド層21は、第1の誘電体層と第2の誘電体層との層間に設けられている。また、配線層22,23は、第2の誘電体層と第3の誘電体層との層間に設けられている。さらに、外側グラウンド層20は、第3の誘電体層の表面に設けられている。外側グラウンド層20と内側グラウンド層21とは、基板10を貫く層間接続導体としてのビア24を介して接続されている。すなわち、外側グラウンド層20と内側グラウンド層21とは同電位(グラウンド電位)に保たれる。
図1に示されるように、下基板11、中間基板12および上基板13は同一の幅(W)を有する。一方、下基板11、中間基板12および上基板13の全長は互いに異なる。具体的には、下基板11の全長(L1)が最も長く、上基板13の全長(L3)が最も短い。また、中間基板12の全長(L2)は、下基板11の全長(L1)よりも短く、上基板13の全長(L3)よりも長い。
上記のように全長が異なる下基板11、中間基板12および上基板13は、互いの長手方向一方の端面が面一となるように積層されている。この結果、これら3つの基板11,12,13の長手方向他方の端部は階段状にずれている。具体的には、図2(a),(b)に示されるように、下基板11の紙面右側の端部は、中間基板12の紙面右側の端面よりも外側に突出している。また、中間基板12の紙面右側の端部は、上基板13の紙面右側の端面よりも外側に突出している。そして、下基板11と中間基板12との間に設けられている内側グラウンド層21は、中間基板12の端面から突出している下基板11の突出端部11aの表面にまで延在している。また、中間基板12と上基板13との間に設けられている配線層22,23は、上基板13の端面から突出している中間基板12の突出端部12aの表面にまで延在している。すなわち、内側グラウンド層21および配線層22,23の大部分は基板10の内側に埋設されているが、一部は基板10の表面に露出している。そこで、以下の説明では、基板10の表面に露出している内側グラウンド層21の一部を“露出部21a”と呼ぶ。また、基板10の表面に露出している配線層22,23のそれぞれの一部を“露出部22a”,“露出部23a”と呼ぶ。
次に、差動信号伝送用ケーブル1と基板10との接続構造について説明する。図1に示されるように、差動信号伝送用ケーブル1には端末処理が施され、心線2a,2bが絶縁体3の端面から突出している。また、外皮5の一部が除去されてシールド導体4の一部が露出されている。
図2を参照する。差動信号伝送用ケーブル1は、露出されたシールド導体4が下基板11の突出端部11aに載せられて内側グラウンド層21の露出部21aに重なり、心線2a,2bが中間基板12の突出端部12aに載せられて配線層22,23の露出部22a,23aに重ねられている。内側グラウンド層21の露出部21aに重ねられているシールド導体4の径方向下部は、半田によって露出部21aに接合されている。同じく、配線層22,23の露出部22a,23aに重ねられている心線2a,2bは、半田によってそれぞれの露出部22a,23aに接合されている。
図1に示されるように、差動信号伝送用ケーブル1のシールド導体4の径方向上部と上基板13の表面に設けられている外側グラウンド層20とは板状の接続導体30を介して接続されている。接続導体30は、シールド導体4の径方向上部に被さる被覆部31と、被覆部31の幅方向両側から外側グラウンド層20に向けて延びる一対の腕部32a,32bとを有し、平面視において略コ字形の形状を呈する。すなわち、一対の腕部32a,32bの間には開口部33が存在しており、この開口部33から差動信号伝送用ケーブル1の心線2a,2bが露出している。接続導体30の被覆部31は半田によってシールド導体4に接合されており、それぞれの腕部32a,32bは半田によって外側グラウンド層20に接合されている。ここで、外側グラウンド層20および内側グラウンド層21がグラウンド電位に保たれることは既述のとおりである。すなわち、内側グラウンド層21,外側グラウンド層20,接続導体30およびシールド導体4は同電位(グラウンド電位)に保たれる。
本実施形態では、差動信号伝送用ケーブル1の心線2a,2bが接続される配線層22,23が基板10の内側に設けられている。すなわち、差動信号伝送用ケーブル1から基板10に入力された信号は内層配線を介して伝送される。よって、差動モードおよび同相モードにおける実効誘電率が揃い、両モード間における伝搬速度が一致する。さらに、配線層22,23の上下にグラウンド層(内側グラウンド層21および外側グラウンド層20)が設けられているので、基板10からのノイズ放射が低減され、クロストークによる信号劣化が抑制される。加えて、内側グラウンド層21,外側グラウンド層20,接続導体30およびシールド導体4が同電位に保たれるのでインピーダンスの整合が容易になる。本件発明者らが行なったシミュレーションによれば、差動モードおよび同相モードの双方において特性インピーダンスの改善が確認された。具体的には、差動モードにおける特性インピーダンスの最大変動幅が7%前後から4%前後に低減された。また、同相モードにおける特性インピーダンスの最大変動幅が18%前後から7%前後に低減された。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。但し、既に説明した構成と同一の構成については図3中に同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示される基板10では、中間基板12の全長が拡張され、中間基板12の突出端部12aと反対側の端部も下基板11および上基板13の端面よりも外側に突出している。そして、中間基板12と上基板13との間に設けられている配線層22,23は、下基板11および上基板13の端面よりも外側に突出している中間基板12の突出端部12bの表面にまで延在している。すなわち、第1の実施形態では、それぞれの配線層22,23の長手方向一端側のみが基板10の表面に露出していたのに対し、本実施形態では、配線層22,23の長手方向他端側も基板10の表面に露出している。
上記構造の基板10はコネクタ基板として機能する。例えば、中間基板12の突出端部12bを不図示の相手方コネクタ(雌型コネクタ)に差し込むことにより、突出端部12bの表面に露出している配線層22,23の露出部22a,23aを相手方コネクタが備える配線層やコンタクト端子などに接続させることができる。すなわち、差動信号伝送用ケーブル1を同一機器内の他の基板や別の機器内の基板などに接続することができる。換言すれば、図3に示される基板10と該基板10に接続された差動信号伝送用ケーブル1は、全体としてケーブルコネクタアッセンブリを構成している。
図4に示されるように、図3に示される基板10を拡幅し、複数の差動信号伝送用ケーブル1を共通の基板10に接続することもできる。この場合、コネクタ基板として機能する基板10を介して複数の差動信号伝送用ケーブル1を一括して同一機器内の他の基板や別の機器内の基板などに接続することができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。上記実施形態の変形例の1つを図5に示す。図示されている変形例は、接続導体30に関して上記実施形態と異なる。具体的には、図1や図3などに示される接続導体30では、一対の腕部32a,32bの間に開口部33が存在しており、この開口部33から差動信号伝送用ケーブル1の心線2a,2bが露出していた。これに対し、図5に示される接続導体30には開口部が存在していない。すなわち、図5に示される接続導体30は平面視において矩形であり、配線層22,23の露出部22a,23aおよび露出部22a,23aに接合されている心線2a,2bは、接続導体30によって覆われている。配線層22,23と心線2a,2bとの接続部分が接続導体30によって覆われることで、インピーダンスの整合がより一層容易になるとともに、接続部分からのノイズの放射が低減され、クロストークによる信号劣化がより一層抑制される。すなわち、接続導体30はシールドカバーとしての機能も有する。
上記の実施形態では、下基板11、中間基板12および上基板13の全長が互いに異なることによって、内側グラウンド層21や配線層22,23の一部が露出されている(図1)。しかし、内側グラウンド層が形成されている第1の基板に重ねられる第2の基板の一部を切り欠いて内側グラウンド層を露出させることもできる。また、配線層が形成されている第2の基板に重ねられる第3の基板の一部を切り欠いて配線層の一部を露出させることもできる。
導体層が予め形成された複数の基板を重ね合わせるのではなく、誘電体膜および導体膜の形成とエッチングを繰り返して、第1の誘電体層と、内側グラウンド層を挟んで第1の誘電体層に積層された第2の誘電体層と、配線層を挟んで第2の誘電体層に積層され、表面に外側グラウンド層が形成された第3の誘電体層とを形成することもできる。
接続導体の形状は特定の形状に限定されない。例えば、接続導体は平面視でT字形やU字形であってもよい。要するに、接続導体の形状は、基板の外側グラウンド層と差動信号伝送用ケーブルのシールド導体とを接続可能な形状であればよく、配線層と心線との接続部分を覆うことが可能な形状であればさらによい。
1 差動信号伝送用ケーブル
2a,2b 心線
4 シールド導体
10 基板
11 下基板
12 中間基板
13 上基板
11a,12a,12b 突出端部
20 外側グラウンド層
21 内側グラウンド層
22,23 配線層
21a,22a,23a 露出部
24 ビア
30 接続導体

Claims (6)

  1. 差動信号伝送用ケーブルと基板との接続構造であって、
    前記基板の表面に設けられた外側グラウンド層と、
    前記基板の内側に設けられた内側グラウンド層と、
    前記基板の内側であって、前記内側グラウンド層と前記外側グラウンド層との間に設けられた配線層と、
    前記基板を貫いて前記外側グラウンド層と前記内側グラウンド層とを接続する層間接続導体と、を有し、
    前記基板は、第1の誘電体層、前記内側グラウンド層を挟んで前記第1の誘電体層に積層された第2の誘電体層および前記配線層を挟んで前記第2の誘電体層に積層され、表面に前記外側グラウンド層が形成された第3の誘電体層を含み、
    前記差動信号伝送用ケーブルの心線は、前記第3の誘電体層の端面よりも外側に突出している前記第2の誘電体層の表面に延在している前記配線層の一部に接続され、
    前記差動信号伝送用ケーブルのシールド導体は、前記第2の誘電体層の端面よりも外側に突出している前記第1の誘電体層の表面に延在している前記内側グラウンド層の一部に重ねられて接続されると共に、前記シールド導体の径方向上部に被せられた接続導体を介して前記外側グラウンド層に接続される、差動信号伝送用ケーブルと基板との接続構造。
  2. 請求項1に記載の差動信号伝送用ケーブルと基板との接続構造において、
    前記接続導体は、前記シールド導体の径方向上部に被さる被覆部と、前記被覆部の幅方向両側から前記外側グラウンド層に向けて延びる一対の腕部とを有する、差動信号伝送用ケーブルと基板との接続構造。
  3. 請求項に記載の差動信号伝送用ケーブルと基板との接続構造において、
    前記差動信号伝送用ケーブルの前記心線および該心線が接続されている前記配線層の一部が前記接続導体によって覆われる、差動信号伝送用ケーブルと基板との接続構造。
  4. コネクタ基板および該コネクタ基板に接続された差動信号伝送用ケーブルを備えるケーブルコネクタアッセンブリであって、
    前記コネクタ基板の表面に設けられた外側グラウンド層と、
    前記コネクタ基板の内側に設けられた内側グラウンド層と、
    前記コネクタ基板の内側であって、前記内側グラウンド層と前記外側グラウンド層との間に設けられた配線層と、
    前記コネクタ基板を貫いて前記外側グラウンド層と前記内側グラウンド層とを接続する層間接続導体と、を有し、
    前記基板は、第1の誘電体層、前記内側グラウンド層を挟んで前記第1の誘電体層に積層された第2の誘電体層および前記配線層を挟んで前記第2の誘電体層に積層され、表面に前記外側グラウンド層が形成された第3の誘電体層を含み、
    前記差動信号伝送用ケーブルの心線は、前記第3の誘電体層の端面よりも外側に突出している前記第2の誘電体層の表面に延在している前記配線層の一部に接続され、
    前記差動信号伝送用ケーブルのシールド導体は、前記第2の誘電体層の端面よりも外側に突出している前記第1の誘電体層の表面に延在している前記内側グラウンド層の一部に重ねられて接続されると共に、前記シールド導体の径方向上部に被せられた接続導体を介して前記外側グラウンド層に接続される、ケーブルコネクタアッセンブリ。
  5. 請求項に記載のケーブルコネクタアッセンブリにおいて、
    前記接続導体は、前記シールド導体の径方向上部に被さる被覆部と、前記被覆部の幅方向両側から前記外側グラウンド層に向けて延びる一対の腕部とを有する、ケーブルコネクタアッセンブリ。
  6. 請求項に記載のケーブルコネクタアッセンブリにおいて、
    前記差動信号伝送用ケーブルの前記心線および該心線が接続されている前記配線層の一部が前記接続導体によって覆われる、ケーブルコネクタアッセンブリ。
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