JP6059206B2 - ワタ植物の圃場における雑草を防除するための方法 - Google Patents

ワタ植物の圃場における雑草を防除するための方法 Download PDF

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Description

優先権主張
本出願は、「ワタ植物の圃場における雑草を防除するための方法」についての米国仮特許出願第61/479,538号(2011年4月27日出願)の出願日の利益を主張する。
本発明は、オーキシン除草剤抵抗性及びグリホサート除草剤抵抗性のワタ作物を含む圃場における望ましくない植生を防除する方法であって、防除が望まれる場所に対して、有効量の2,4−DB及びグリホサートの混合物を施用することを含む方法に関連する。
オーキシン除草剤抵抗性及びグリホサート除草剤抵抗性のワタ作物の圃場における望ましくない植生を防除するためのオーキシン除草剤及びグリホサート除草剤の混合物の使用は、作物に対する、その発育を遅らせ得る一過性損傷を引き起こす場合がある。認められる一過性損傷には、葉の下垂、葉の巻き及び葉柄の湾曲の組合せが含まれる場合がある(これらはまとめて、上偏生長と呼ばれる)。施用後10日〜14日で認められることがある他の一過性損傷には、葉のストラッピング(strapping)、奇形、及び、葉での上偏生長が含まれる。そのような一過性の、早い時期の損傷は、ワタ作物が成熟するまでの時間の望ましくない延長をもたらすことがあり、このことは、栽培者にさらなる費用を負わせることを引き起こすし得、また、場合によっては総作物収量を低下させ得る。
本発明は、早い時期の除草剤障害から生じる遅れた早生性を含めて、オーキシン除草剤抵抗性及びグリホサート除草剤抵抗性の作物を含む圃場における望ましくない植生を防除するためのオーキシン除草剤及びグリホサートの混合物の施用から生じる作物障害に伴う諸問題に対処しており、これらの問題を解決する。
本発明の1つの目的が、防除が望まれる場所に対して、有効量の2,4−DB及びグリホサートを施用することを含む、オーキシン除草剤抵抗性ワタ作物及びグリホサート除草剤抵抗性ワタ作物を含む圃場における望ましくない植生を防除するための方法である。
本発明の別の目的が、除草剤抵抗性ワタ作物に対する損傷が酸当量の2,4−D及びグリホサートの混合物の施用と比べて低減される方法である。
本発明のさらなる目的及び利点が下記の詳細な説明から当業者には容易に明らかになるものであるが、本発明の実施形態が、本発明を実施する際に意図される最良の形態を例示するものとして分かりやすく記載される。認識されるであろうが、本発明は他の実施形態及び異なる実施形態が可能であり、また、本発明のいくつかの細部は、様々な明白な点における改変が、すべてが本発明から逸脱することなく可能である。従って、説明は、本質において例示であると見なされるべきものであり、限定的であると見なされるべきものではない。
本発明は本明細書中下記においてより詳しく記載されるであろう。実際、これらの発明は多くの異なる形態で具体化されることがあり、本明細書中に示される実施形態に限定されるとして解釈してはならない。むしろ、これらの実施形態は、本開示により、施用すべき法的要件が満たされるように提供される。類似する数字は類似の要素を全体にわたって示す。
本明細書中に示される本発明の多くの改変及び他の実施形態が、上述の記載において示される教示の恩恵を有する、これらの発明が関連する当分野の当業者には思い浮かぶであろう。従って、これらの発明は、開示される具体的な実施形態に限定されるべきではないこと、そして、改変及び他の実施形態が、添付された特許請求の範囲に含まれることが意図されることを理解しなければならない。特定の用語が本明細書中では用いられるが、それらは、限定目的のためではなく、包括的かつ説明的な意味でのみ使用される。
本発明は、オーキシン除草剤抵抗性及びグリホサート除草剤抵抗性のワタ作物を含む圃場における望ましくない植生を防除する方法であって、防除が望まれる場所に対して、有効量の2,4−DB及びグリホサートを施用することを含む方法に関する。
本明細書において使用される場合、また、別途示される場合を除き、用語「除草剤」は、望ましくない不要な植物(例えば、有害又は迷惑な雑草、広葉植物、イネ科植物及びスゲ植物など、これらに限定されない)を妨げるか、又は、枯らす分子又はそのような分子の組合せを示し、作物保護のためにこの様式で使用されることがある。句「有効量」は、不要な植物の成長を弱めるための観測可能な所望される効果(これには、植物の壊死、植物の枯死、生長阻害、繁殖阻害、増殖の阻害、並びに、望ましくない不要な植物の除去、破壊、又は、望ましくない不要な植物の出現及び活動を減らすことが含まれる)を生じさせるために必要な除草剤の量を意味する。望ましくない不要な植物には、除草剤耐性又は除草剤抵抗性の雑草、例えば、グリホサート耐性又はグリホサート抵抗性の雑草などが含まれる。
「オーキシン除草剤」には、アリールオキシアルカノエート型化学構造を有する除草剤、例えば、フェノキシアセタートオーキシン(例えば、2,4−D及びMCPA)、フェノキシブタノエートオーキシン(例えば、2,4−DB及びMCPB)及びピリジルオキシアセテートオーキシン(例えば、フルロキシプリ(fluroxypry)及びトリクロピル)などが含まれる。
数多くのオーキシン除草剤抵抗性遺伝子が本発明の植物とともに用いられる場合がある。ワタ作物は形質転換されて、オーキシン除草剤を植物体内で不活性化する酵素、すなわち、アリールオキシアルカノエートジオキシゲナーゼ(AAD)をコードする(AADと称される)抵抗性遺伝子の一群のいずれかを含有し得る。そのような除草剤抵抗性が、AAD−1遺伝子(最初はスフィンゴビウム・ヘルビシドボランス(Sphingobium herbicidovorans)から得られた)、AAD−12遺伝子(最初はデルフチア・アシドボランス(Delftia acidovorans)から得られた)、並びに、PCT公開WO2005/107437号、PCT公開WO2007/053482号及びPCT公開US2010/0251432号に開示されるようなAAD−13遺伝子によって付与される場合がある。
グリホサートは、作用様式がオーキシン除草剤とは異なる別の除草剤である。グリホサートに対する抵抗性が、EPSPS遺伝子により形質転換される植物にもたらされ、米国特許第4940835号に初めて開示されている。
グリホサート及びオーキシン除草剤(例えば、2,4−DBなど)の混合物が、雑草防除が望まれる場所に対して、好都合な方法によって施用される。「場所」は、定着した植生と同様に、土壌、種子及び実生を包含することが意図される。2,4−DB及びグリホサートの混合物が、成長のいずれかの段階において、或いは、植え付け又は出芽の前において植物又は植物の場所に対して直接に施用されたとき、除草剤活性が2,4−DB及びグリホサートの混合物によって示される。観測される効果は、施用される化学剤の量と同様に、防除されるべき植物種、植物の成長段階、希釈及び噴霧液滴サイズの施用パラメーター、固体成分の粒子サイズ、使用時の環境条件、用いられる具体的な化合物、用いられる具体的な補助剤及び担体、並びに、土壌タイプなどに依存する。これらの要因及び他の要因を、意図された除草剤作用を増進させるために当分野で公知であるように調節することができる。一般には、2,4−DB及びグリホサートの混合物を、雑草の最大防除を達成するために比較的幼若な望ましくない植生に対して出芽後に施用することが好ましい。
ワタ(Gossypium spp.)は世界の最も重要な織物繊維作物であり、また、世界の最も重要な油糧種子作物の1つである。ワタ植物は、人間の食料、家畜の餌、及び、産業における原料の供給源を提供する。ワタの種子が食用油のために圧搾され、残った綿実粕が動物飼料のために使用される。ワタの産業使用には、ロウソク芯、より糸、紙、及び、多数の繊維製品が含まれる。
ワタ属(Gossypium)は非常に大きく、現在、50の種を含む。ワタ属の2つの四倍体種が、リントと呼ばれる紡糸可能な種子繊維を有する。これら2つの種が、G.ヒルスタム(G. hirsutum)(これはアメリカアップランドワタと呼ばれる)及びG.バルバデンス(G. barbadense)(これはピマワタと呼ばれる)である。
ワタは、完全花を有する双子葉植物である。すなわち、ワタは雄性の花粉産生器官及び別個の雌性の花粉受容器官を同じ花に有する。栽培ワタの花は、スクエア(square)として一般に公知であるものを形成する3つの三角形の苞葉によって取り囲まれる。花は、5枚の花弁を有する開花冠と、雄ずいクラスターを有し、かつ、花柱を囲む管を形成する雄ずい柱(staminal column)とを含む。複合雌ずいが、柱頭が葯の上方に突き出ている3枚〜5枚の心皮からなる。子房が3室〜5室の▲さく▼又は丸莢に発達する。7個〜9個の種子がそれぞれの房(lock)又は室の内部に結実する。開花前日、ねじれた花冠がスクエアから現れる。開花当日、花冠が開き、花粉飛散が生じる。花冠は開花翌日には赤変し、その後、植物から落下する。受粉は、葯が開き、花粉が柱頭に飛散することにより、又は、花粉が昆虫によって柱頭に置かれることにより生じる。
「植物」によって、全植物体、植物器官(例えば、葉、茎、根など)、種子、植物細胞、繁殖体、胚、及び、それらの後代が意図される。植物細胞は、分化したもの又は未分化のものが可能である(例えば、カルス、懸濁培養細胞、プロトプラスト、葉細胞、根細胞、師部細胞及び花粉)。
「遺伝子組換え植物」又は「形質転換(された)植物」、或いは「安定に形質転換された」植物、細胞又は組織は、外因性の核酸配列又はDNAフラグメントが植物細胞内に取り込まれているか、又は一体化されている植物を示す。「安定な形質転換」によって、植物に導入されたヌクレオチド構築物が当該植物のゲノムに一体化し、その後代によって受け継がれることが可能であることが意図される。
除草剤活性な化合物の4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸、すなわち、2,4−DB、及び、グリホサートが、例えば、Tomlin, Clive(editor) (2009) 「The Pesticide Manual」Fifteenth Edition, British Crop Protection Council(BCPC), pages 306-308及び587-589に記載される。
本発明の除草剤混合物を調製することにおいて有用である好適な農業用の補助剤及び担体が当業者に周知である。使用することができる液体担体には、水、トルエン、キシレン、石油ナフサ、作物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテル及びジエチレングリコールモノメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アミルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなどが含まれる。水が一般には、濃縮物を希釈するために選択される担体である。使用することができる固体担体には、タルク、パイロフィライト粘土、シリカ、アタパルジャイト粘土、カオリン粘土、キースラガー、チョーク、珪藻土、石灰石、炭酸カルシウム、ベントナイト粘土、フーラー土、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉、リグニンなどが含まれる。
1つ又はそれ以上の表面活性剤を本発明の組成物に取り込むことが通常、望ましい。そのような表面活性剤は、固体組成物及び液体組成物の両方において、とりわけ、施用前に担体により希釈されるように設計される組成物において都合よく用いられる。表面活性剤は、性質においてアニオン性、カチオン性又は非イオン性のものが可能であり、乳化剤、湿潤化剤、懸濁化剤として、或いは、他の目的のために用いることができる。典型的な表面活性剤には、アルキルスルフエートの塩、例えば、ジエタノールアンモニウムラウリルスルフエートなど;アルキルアリールスルホナート塩、例えば、カルシウムドデシルベンゼンスルホナートなど;アルキルフェノール−アルキレンオキシド付加生成物、例えば、ノニルフェノール−C18エトキシラートなど;アルコール−アルキレンオキシド付加生成物、例えば、トリデシルアルコール−C16エトキシラートなど;石けん、例えば、ステアリン酸ナトリウムなど;アルキルナフタレンスルホナート塩、例えば、ナトリウムジブチルナフタレンスルホナートなど;スルホスクシナート塩のジアルキルエステル、例えば、ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)−スルホスクシナートなど;ソルビトールエステル、例えば、ソルビトールオレエートなど;第四級アミン、例えば、ラウリルトリメチルアンモニウムクロリドなど;脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、例えば、ポリエチレングリコールステアラートなど;エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックコポリマー;並びに、モノアルキルホスフエートエステル及びジアルキルホスフエートエステルの塩が含まれる。
農業用組成物において一般に使用される他の補助剤には、相容化剤、消泡剤、金属イオン封鎖剤、中和剤及び緩衝剤、腐食防止剤、色素、臭気剤、展着剤、浸透助剤、粘着剤、分散剤、増粘剤、凝固点降下剤、抗菌剤などが含まれる。組成物はまた、他の適合し得る成分(例えば、他の除草剤、植物成長調節剤、殺真菌剤、殺虫剤など)を含有する場合があり、液体肥料又は固体の粒状肥料担体(例えば、硝酸アンモニウム、尿素など)とともに配合されることが可能である。
本発明の除草剤組成物における有効成分の濃度は一般に、約0.001重量パーセント〜約98重量パーセントである。約0.01重量パーセント〜約90重量パーセントの濃度が多くの場合、用いられる。濃縮物として用いられるために設計される組成物においては、有効成分は一般に、約5重量パーセント〜約98重量パーセントの濃度で存在し、好ましくは約10重量パーセント〜約90重量パーセントの濃度で存在する。そのような組成物は典型的には、不活性な担体(例えば、水など)により施用前に希釈される。希釈された組成物は通常、雑草又は雑草の場所に施用され、一般には約0.0001重量パーセント〜約1重量パーセントの有効成分を含有し、好ましくは約0.001重量パーセント〜約0.05重量パーセントの有効成分を含有する。
本発明の方法では、上記の2,4−DB及びグリホサートの除草剤混合物の施用を、作物の種まき前、出芽前及び出芽後において等しく行うことができる。出芽前及び/又は出芽後早期の施用が好ましい。「出芽前」は、作物植物が地面から現れる前の期間における除草剤の施用として定義される。「出芽後」は、作物植物が地面から現れた後の期間における除草剤の施用であって、作物植物の葉が除草剤と接触させられる施用として定義される。好ましくは、2,4−DB及びグリホサートの混合物は、出芽後のワタ作物に対して、また、ワタ作物の栄養成長段階の期間中に施用される。
本発明のオーキシン化合物及びグリホサート化合物の除草剤混合物は、より幅広い様々な望ましくない植生を防除するために、1つ又はそれ以上の他の除草剤との併用で施用することができる。他の除草剤との併用で使用されるとき、本発明において記載される混合物は他の除草剤とともに配合することができ、又は、他の除草剤とタンク混合することができ、又は、他の除草剤と連続して施用することができる。本発明の混合物との併用で用いることができる除草剤のいくつかには、グルホシナート、パラコート、ALS阻害剤(例えば、スルホニルウレア、イミダゾリノン、トリアゾロピリミジンスルホンアニリドなど)、HPPD阻害剤(例えば、メソトリオン、イソキサフルトールなど)、PPO阻害剤(例えば、ピラフルフェン、ホメサフェンなど)、ジカンバ、ブロモキシニル、アリールオキシアルカノエート、アリールオキシフェノキシプロピオナート(一般には「ホプス」と呼ばれる)及びオーキシンなどが含まれ、これらのいくつかは、これらの除草剤に対する選択性を作物に与えるために遺伝子工学を必要とする場合がある。
本発明の混合物は、従来の地上散布器又は空中散布器、噴霧器及び顆粒アプリケーターの使用によって、灌漑用水への添加によって、並びに、当業者に公知である他の従来の手段によって雑草又はその場所に施用することができる。
本発明の1つの態様において、有効量の2,4−DB及びグリホサートを施用することによって引き起こされる除草剤抵抗性ワタ作物に対する損傷が、有効量の2,4−D及びグリホサートの施用と比べて低減される。除草剤からの損傷の軽減は好都合には作物に対するストレスを軽減させ、それにより、おそらくは、作物が成熟するまでの時間を短くするか、又は、それどころか、費用を節約すること、及び、総作物収量を増大させることを栽培者に引き起こす。
何らかの理論によってとらわれることは意図されないが、2,4−DBは、植物体内でベータ−酸化を受けるまではロバストな(robust)除草剤でないことが仮定される。このさらなる代謝工程及び/又は他の要因により、2,4−Dと比較して、2,4−DBの施用に耐えるAAD形質転換植物の能力を増大させることがもたらされる。この考えは、すべてのAAD形質転換作物に対して施用することができるが、2,4−Dに対する抵抗性がより低いAAD形質転換作物(ワタを含む)に対して施用されたときには特に有用である。
「損傷」によって、当業者によって目視評価された場合、上偏生長性である(葉の下垂、葉の巻き、葉柄の湾曲を有する)葉の百分率が意味される。2,4−D及びグリホサートの混合物に対して、2,4−DB及びグリホサートの混合物からの低下した損傷が、これらの除草剤を施用した後の数分内に観測可能であり、その後も長期間にわたって、例えば、施用後3時間から施用後19日までを含めて、さらには、施用後6時間から施用後24時間までを含めて、施用後2時間から施用後30日まで観測可能であり続ける。
本発明はまた、グリホサート、ALS−(イミダゾリノン、スルホニルウレア)、アリールオキシアルカノエート、HPPD−、PPO−及びグリホサート抵抗性遺伝子(これらに限定されない)を含めて、1つ又はそれ以上のさらなる除草剤抵抗性遺伝子を含む遺伝子組換えのアリールオキシアルカノエート除草剤抵抗性ワタ作物に対して施用可能であり、その結果、より幅広く、かつ、よりロバストな雑草防除及び除草剤抵抗性管理の選択肢と両立し得る除草剤抵抗性植物を提供するようにする。
出芽後の施用のためには、約0.1グラム酸当量/ヘクタール〜約2,240グラム酸当量/ヘクタール(g ae/ha)の割合が一般に用いられ、好ましくは、1g ae/haから約1,120g ae/haまでである。出芽前の施用のためには、約1g ae/haから約2,240g ae/haまでの割合が一般に用いられる。示された大きい方の割合は一般には、幅広い様々な望まれない植生の非選択的な防除を与える。少ない方の割合は典型的には選択的な防除を与えており、ワタ作物の場所で用いることができる。本発明の実施形態において、出芽後の操作のための2,4−DBの好ましい施用割合が少なくとも280g ae/haであり、好ましくは約280g ae/haから約2,240g ae/haまでであり、一方、出芽後の操作のためのグリホサートの好ましい施用割合が少なくとも400g ae/haであり、好ましくは約560g ae/haから約2,300g ae/haまでである。
上記の記載において、数多くの具体的詳細が、本発明のより良い理解を提供するために示される(例えば、具体的な材料、構造、化学物質、プロセスなど)。しかしながら、本発明は、具体的に示される細部を用いることなく実施することができる。他の場合には、周知の処理構成は、本発明を必ずしも不明瞭にしないように詳しくは記載されていない。
本発明の好ましい実施形態のみ、及び、その融通性のほんの少数の例が本開示において示され、記載される。本発明は、様々な他の組合せ及び環境での使用が可能であること、及び、本明細書中に表されるような発明概念の範囲に含まれる変化又は改変が可能であることを理解しなければならない。
下記の実施例は、本発明の特定の好ましい実施形態を明らかにするために含まれる。これらの実施例は、特許請求の範囲に対する限定として解釈すべきではない。下記の実施例において開示される技術は、その実施のための好ましい形態を例示するために使用される具体的な取り組みを表すことが当業者によって理解されなければならない。しかしながら、当業者は本開示に照らして、多くの変化が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、同様な結果又は類似する結果を依然として得ながら、これらの具体的な実施形態において行われ得ることを理解しなければならない。
AAD−1遺伝子又はAAD−12遺伝子により形質転換されているワタ植物は、アリールオキシアルカノエートジオキシゲナーゼ(AAD)タンパク質をコードする。EPSPS遺伝子により形質転換されているワタ植物は、5−エノールピルビルシキミ酸−3−リン酸シンターゼ(EPSPS)タンパク質をコードする。結果として、AAD遺伝子及びEPSPS遺伝子により形質転換されているワタ植物は、オーキシン除草剤及びグリホサート除草剤の両方に対する抵抗性を有する。
そのような形質転換植物が、グリホサート除草剤と混合されたときのオーキシン除草剤(具体的には2,4−DB及び2,4−D)に対する抵抗性を明らかにするために下記の実施例において使用される。AAD−1、AAD−12又はEPSPSはまた、植物形質転換の期間中において、また、育種圃場で選択マーカーとして使用される場合がある。植物における除草剤抵抗性のためのAAD−1遺伝子自体は最初、国際公開第2005/107437号に開示された(米国特許出願公開第2009−0093366号もまた参照のこと)。植物における除草剤抵抗性のためのAAD−12遺伝子自体は最初、国際公開第2007/053482号に開示された(米国特許出願公開第2005731044号もまた参照のこと)。植物における除草剤抵抗性のためのEPSPS遺伝子自体は最初、米国特許第4940835号に開示された。
実施例1
2,4−DB及び2,4−Dは、グリホサートと混合されたとき、類似する雑草防除を、AAD−1及びEPSPSにより形質転換されたワタにおいてもたらす
AAD−1遺伝子及びEPSPS遺伝子により形質転換されたワタにおいて雑草を防除するための、グリホサートと混合された2,4−DBの効力と、グリホサートと混合された2,4−Dの効力とを比較するための実験を、下記の9箇所の圃場現場で行った:Greenville(MS)近郊にある圃場(3箇所);Chula(GA)近郊にある圃場;Macon郡(GA)近郊にある圃場;Attapulgus(GA)近郊にある圃場;Memphis(TN)近郊にある圃場;Newport(AR)近郊にある圃場;及びFresno(CA)近郊にある圃場。実験設計は、ランダム化された完全ブロックでの処置区画地に関して現場あたり4回の繰り返しであった。それぞれの区画地は、ワタ植物を、長さが6.1メートルであった2列で有した。雑草及びワタ植物は、4つの異なる除草剤ミックス(4つの実験処置)の1つによる単回施用のために、高さが5cm〜15cmで対象とされた。使用された除草剤は、Butyrac 200(2,4−DB)、Weedar 64(2,4−D)及びDurango DMA(グリホサート)であった。4つの除草剤処置は下記の通りであった:840g ae/haのグリホサートと混合された840g ae/haの2,4−DB、1120g ae/haのグリホサートと混合された1120g ae/haの2,4−DB、840g ae/haのグリホサートと混合された840g ae/haの2,4−D、及び、1120g ae/haのグリホサートと混合された1120g ae/haの2,4−D。雑草種を、枯れたか、又は、重度の除草剤関連損傷を示す植物割合について除草剤施用後3週間にわたって週に1回、目視評価した(この場合、0%は、活性がないことを表し、100%は、すべての標的植物が枯死したことを表す)。
標的とされたほぼすべての種について、また、測定の各週について、同等又はそれ以上の防除レベルが、1120g ae/haのグリホサートと混合された1120g ae/haの2,4−DB又は2,4−Dのより大きい施用割合により得られた。従って、効力に基づいて、1120g ae/haの施用割合が、この除草剤耐性ワタにおいて雑草を防除するためにグリホサートと混合された2,4−DB又は2,4−Dについての840g ae/haよりも好ましい。1120g ae/haでは、防除は、2つの例外を伴って、施用後3週間にわたって、枯れたか、又は、重度の損傷を受けた植物が95%超であった(表1)。グリホサートに対して抵抗性であるヒユ属(Amaranthus)の植物(AMAPA gly−res)について、防除が施用後1週間で70%前後であり、その後、施用後2週間で、2,4−DB+グリホサートに関しては18%に低下し、2,4−D+グリホサートに関しては37%に低下した。シダ・スピノサ(Sida spinosa)及びシダ・アルバ(Sida alba)の種について(ともにSIDSPである)、防除が施用後1週間で2,4−DB+グリホサートに関しては79%であり、その後、施用後2週間で95%に増大した(施用後2週間で2,4−D+グリホサートに関しては95%の防除に等しかった)。
Figure 0006059206
実施例2
AAD−1及びEPSPSにより形質転換されたワタ植物は、グリホサートと混合されたとき、2,4−Dと比較して、2,4−DBに対する有意に増大した抵抗性を有する
AAD−1遺伝子及びEPSPS遺伝子により形質転換されたワタ植物を、1回の温室実験で、グリホサートと混合される2,4−DB及び2,4−Dの除草剤化合物に対する抵抗性について評価した。Butoxone(登録商標)(2,4−DB)及びWeedar 64(2,4−D)の除草剤をDurango DMA(グリホサート)と混合し、4つの処置でワタ植物に施用した(ミックス及び割合が表2に示される)。実験設計は処置あたり1つの植物の4回の繰り返しであった。植物をポットで成長させ、処置はランダム化されなかった。植物は噴霧時において3葉期〜4葉期であった。噴霧されたワタ植物を、施用後1日目、3日目及び7日目に、除草剤関連損傷を示す葉の割合について目視評価した。
グリホサートと一緒での2,4−DB又は2,4−Dによる噴霧の後におけるワタ植物に関して認められた平均損傷の結果が表2に示される。植物に対する認められた損傷は、グリホサートと混合された2,4−DBについては、グリホサートと混合された2,4−Dの同一施用割合と比較して、施用後3日未満では統計学的に有意であった。
Figure 0006059206

Claims (16)

  1. 草剤抵抗性のワタ作物を含む圃場における望ましくない植生を防除する方法であって、防除が望まれる場所に対して、有効量の4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)及び有効量のグリホサートの混合物を施用することを含み、前記除草剤抵抗性ワタ作物は、グリホサート除草剤、および、フェノキシオーキシン除草剤、ピリジルオキシオーキシン除草剤、およびそれらの組合せからなる群から選択されるオーキシン除草剤に対し抵抗性のワタ作物である、方法。
  2. 記除草剤抵抗性ワタ作物に対する損傷が、酸当量の2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)及びグリホサートの混合物の施用と比べて低減される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記除草剤抵抗性ワタ作物に対する損傷が、施用酸当量の2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)及びグリホサートの混合物の施用と比べて、施用後6時間で低減される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記除草剤抵抗性ワタ作物に対する損傷が、酸当量の2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)及びグリホサートの混合物の施用と比べて、施用後24時間で低減される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記フェノキシオーキシン除草剤が、2,4−D(2,4−ジクロロフェノキシ酢酸)、MCPA(2−メチル−4−クロロフェノキシ酢酸)、2,4−DB(4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸)、またはMCPB(4−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)酪酸)を含み、前記ピリジルオキシオーキシン除草剤がフルロキシプリ([(4−アミノ−3,5−ジクロロ−6−フルオロ−2−ピリジニル)オキシ]酢酸)またはトリクロピル(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジニルオキシ酢酸)を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記除草剤抵抗性ワタ作物に対する損傷が、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)及びグリホサートの混合物の同量の施用と比べて、施用後3日までのいずれの時点においても低減される、請求項2に記載の方法。
  7. 記除草剤抵抗性ワタ作物が遺伝子組換え除草剤抵抗性ワタ作物である、請求項5に記載の方法。
  8. 前記遺伝子組換え除草剤抵抗性ワタ作物が、少なくとも1つのさらなる除草剤耐性遺伝子をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記除草剤抵抗性ワタ作物が、AAD−1(アリールオキシアルカノエートジオキシゲナーゼ)をコードする遺伝子を含む、請求項に記載の方法。
  10. 記除草剤抵抗性ワタ作物が、AAD−12(アリールオキシアルカノエートジオキシゲナーゼ)をコードする遺伝子を含む、請求項に記載の方法。
  11. 前記有効量の4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)が少なくとも840グラム酸当量/ヘクタールであり、前記有効量のグリホサートが少なくとも400グラム酸当量/ヘクタールである、請求項1に記載の方法。
  12. 前記有効量の4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)が840グラム酸当量/ヘクタール〜2,240グラム酸当量/ヘクタールであり、前記有効量グリホサートが400グラム酸当量/ヘクタール〜2300グラム酸当量/ヘクタールである、請求項1に記載の方法。
  13. 前記4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)及びグリホサートの混合物が前記除草剤抵抗性ワタ作物に対して出芽後施用される、請求項1に記載の方法。
  14. 前記4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)及びグリホサートの混合物が、出芽後の前記除草剤抵抗性ワタ作物に対して、前記除草剤抵抗性ワタ作物の栄養成長期の期間中に施用される、請求項1に記載の方法。
  15. 前記望ましくない植生がグリホサート抵抗性雑草を含む、請求項1に記載の方法。
  16. さらなる除草剤を防除が望まれる前記場所に施用することを含む、請求項1に記載の方法。
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