JP6055713B2 - 内部放出添加剤を含有する中間転写部材 - Google Patents

内部放出添加剤を含有する中間転写部材 Download PDF

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Description

本開示は一般的に、内部放出添加剤を含む中間転写部材、ならびにポリイミド、カルボン酸官能化フルオロ成分、任意のポリシロキサン、および任意の導電性成分からなる混合物を含む中間転写部材に関する。
乾式複写系における顕色した像を転写するために選択された中間転写部材は公知である。例えば、トナーで顕色した像の不適切な受理およびその後のこの顕色した像の、紙のような基材への部分的転写を結果として生じる公知の中間転写部材を脆性となるようにさせる特徴を有する材料を含む該中間転写部材がある。
また、液体フルオロ剤を含む中間転写部材は公知であるが、この薬剤は、ポリアミド酸被覆溶液から得られるポリイミドのようなポリマーと適合しないと考えられている。結果として生じるポリイミド相は分離しており、したがって、この被膜からのポリイミドの放出は制御することが困難である。
中間転写部材の調製に関する不利点は、通常、金属基材上に別個の放出層が沈積し、その後、中間転写部材成分を放出層に適用することであり、ここで、放出層は該成分を剥離によってまたは機械的装置の使用によって該部材から分離できる。その後、中間転写部材成分は、乾式複写撮像系のために選択することのできるフィルムの形態であり、または該フィルムは、ポリマー層のような支持基材上に沈積することができる。別個の中間放出層の使用は、中間転写部材の調製の経費および時間を増加させ、このような層は、中間転写部材の多くの特徴を変更することができる。
多くの公知の中間転写部材の不利点を実質的に回避または最少化する中間転写部材についての需要がある。
また、このような部材が調製される場合に選択される多くの基材から自己放出特徴を有する中間転写部材材料についての需要がある。
さらに、優れた寿命および許容し得る摩耗耐性を有しかつ、長い時間に劣化が全くないかまたは最小である改良された安定性を有する中間転写部材についての需要がある。
別の需要は、優れた導電性または抵抗性を有しかつ、最少の解像問題で顕色した像をもたらす許容し得る湿度非感受性特徴を有する中間転写部材に関する。
加えて、経済的かつ効率的に製造でき、かつ放出添加剤および均染剤は中間転写部材被膜組成物へと化学的に組み込まれる成分を含有する中間転写部材についての需要がある。
なおも別の需要は、放出添加剤が前記被覆混合物中に物理的に組み込まれる必要がなく、この点においてこのような組み込みは、該被覆混合物の放出後の金属基材上に望ましくない残留物を形成する傾向にある、中間転写部材を提供することに存する。
さらなる需要は、利用される被覆混合物中に化学的に相互作用した放出剤を含有し、それにより硬化後の中間転写部材からの放出流体の洗浄を削除する、中間転写部材を提供することに関する。
これらおよび他の需要は、本明細書に開示される中間転写部材およびその成分を用いて、複数の実施形態において達成可能である。
ポリイミド、任意の導電性成分、および以下の式
HOOC(CFCOOH または C2n+1COOH
(式中、nは約2〜約18の数である。)のカルボン酸官能化フルオロ成分を含む、中間転写部材が開示されている。
ポリイミド、導電性成分、およびカルボン酸官能化フルオロ成分からなる被膜を含み、かつこの中で、該カルボン酸官能化フルオロ成分は、該ポリイミドおよび該カルボン酸官能化フルオロ成分のポリマーネットワークを、およびその上に放出フルオロポリマー層を形成するために該ポリイミドと化学的に反応する、中間転写部材も開示されている。
熱硬化性ポリイミド、導電性成分、およびカルボン酸官能化フルオロ成分からなり、かつこの中で、該カルボン酸官能化フルオロ成分は、以下の式
HOOC(CFCOOH または C2n+1COOH
(式中、nは反復単位の数を表しており、かつ該ポリイミドおよび該カルボン酸官能化フルオロ成分のポリマーネットワークを形成するために該ポリイミドと化学的に反応し、かつこの中で、該ポリマーネットワークは、中間転写部材フィルムを形成するために、金属基材から自己放出する。)によって表される、中間転写部材がさらに開示されている。
図1は、本発明の開示の単層の中間転写部材の例示的な実施形態を説明している。 図2は、本発明の開示の2層の中間転写部材の例示的な実施形態を説明している。 図3は、本発明の開示の3層の中間転写部材の例示的な実施形態を説明している。
カルボン酸官能化フルオロ成分を含む中間転写部材が本明細書に開示されている。ドデカフルオロスベリン酸などのカルボン酸官能化フルオロ成分は、ステンレス鋼などの金属基材のような基材から中間転写部材フィルムの自己放出を可能にしまたは可能にするのを支援し、それにより基材上の別個の放出層についての必要性を回避する。
より詳細には、単層のポリイミド、より詳細には熱硬化性ポリイミド、導電性成分、および、ステンレス鋼などの金属基材からの自己放出を可能にするまたは可能にするのを支援するカルボン酸官能化フルオロ成分の構造における混合物を含み、かつ基材上の別個の放出層についての必要性が回避された中間転写部材が本明細書に提供されている。
図1において、ポリイミド3などのポリマー、カルボン酸官能化フルオロ成分4、任意のシロキサンポリマー5、および任意の導電性成分6からなる単層1を含む中間転写部材が説明されている。ポリマーおよびカルボン酸を加熱する際に、官能化フルオロ成分は、ポリマーネットワークを形成するよう反応すると考えられている。
図2において、ポリイミドなどのポリマーとカルボン酸官能化フルオロ成分の化学的に反応した混合物9を加熱する際に、任意のシロキサンポリマー10、および導電性成分11、および放出成分14を含む任意の上部または外側トナー放出層12を含む下部層7を含む2層の中間転写部材が説明されている。
図3において、支持基材15、熱硬化性ポリイミドとカルボン酸官能化フルオロ成分17との反応産物、導電性成分18、任意のシロキサンポリマー20を含む層16、および放出成分23を含む任意の放出層21を含む3層の中間転写部材が説明されている。
熱硬化性ポリイミド、ドデカフルオロスベリン酸などのカルボン酸官能化フルオロ成分、カーボンブラックなどの導電性成分、および任意のポリシロキサンを一般的に含む自己放出型中間転写部材組成物が開示されている。複数の実施形態においては、カルボン酸官能化フルオロ成分は、ポリイミド材料などのポリマーと混合し、反応し、相互作用することができる。したがって、特定の実施形態においては、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4−オキシジアニリンのようなポリアミド酸から生じるポリイミドなどのポリイミドと、カルボン酸官能化フルオロ成分内部放出添加剤/均染剤とを一般的に含む自己放出型中間転写部材が開示されている。カルボン酸官能化フルオロ成分は、例えば、ポリイミドカルボン酸官能化フルオロ成分ネットワークを形成するためにポリアミド酸と化学的に反応するよう加熱することによって生じ、該ネットワークの部材は、優れた放出特徴および安定性特徴、滑らかな高品質表面、ならびに許容し得る機械的特性を有する。
本明細書に開示された中間転写部材は、自己放出特徴を呈し、かつここで例えばステンレス鋼基材上に存在する外部放出層の使用は回避され、乾式複写法に関して顕色された像の約90〜約99%の迅速かつ完全な転写、および約95〜約100%の転写を可能にしながら、優れた機械的強度を有し、例えば約3,500〜約10,000メガパスカル(MPa)、または約5,000〜約9,000MPa、または約6,000〜約8,000MPaのヤング率、約150〜約300MPaまたは約175〜約250MPaの破壊強度、約10〜約50ppm/°Kまたは約15〜約30ppm/°KのCTE(温度膨張係数)、および例えば約10〜約1013Ω/平方、約10〜約1013Ω/平方、約10〜約1012Ω/平方、または約1010〜約1012Ω/平方の、公知の高抵抗率メーターで測定されるような優れた抵抗率を有する。
てこ上げ装置などの何らかの外部源の支援なしでの自己放出特徴は、効率的で経済的な形成、ならびに開示された中間転写部材組成物および、部材がフィルムの形態で初期的に調製された際のスチールなどの基材からのフィルムの約90〜約100%、および約95〜約99%の完全な分離を可能にし、ここで、放出材料および分離放出層の使用は回避することができる。自己放出特徴を得る時間は、例えば開示されたカルボン酸官能化フルオロ成分含有組成物について選択された成分およびその量に応じて変化する。しかしながら一般的に、該時間は、約1〜約60秒、約1〜約40秒、約1〜約25秒、約1〜約15秒、または約1〜約5秒であり、一部の場合においては、約1秒未満である。
本発明の開示の中間転写部材は、単層構造または多層構造などにおける種々の構造において提供することができる。より具体的には、最終的な中間転写部材は、エンドレスの可撓性ベルト、織物、可撓性ドラムもしくは可撓性ローラー、堅牢なローラーもしくは堅牢な注射器、シート、ドレルト(drelt;ドラムとベルトの間の中間物)、部材におけるいずれの縫い目も可視的接合部もない縫い目なしベルト、およびこれらに類するものの形態であってもよい。
(放出添加剤)
内部放出添加剤の例としては、以下の2つの式
HOOC(CFCOOH または C2n+1COOH
(式中、nは原子の数であり、より具体的にはnは約2〜約18、約2〜約12、約2〜約5、または約2〜約10の数であり、かつ該添加剤は、例えば約0.05〜約10重量%、約0.01〜約10重量%、約0.1〜約5重量%、約0.2〜約2重量%、約0.1〜3.5重量%、または約0.1〜約2.5重量%の量で存在し、かつ約1重量%未満または約1重量%に等しい実施形態においては、重量%は、反応したポリアミド酸官能化フルオロ成分の固体、および導電性成分の固体など、固体全体を基にしている。)のカルボン酸官能化フルオロ成分が挙げられる。
カルボン酸官能化フルオロ成分の具体的な例としては、オクタフルオロアジピン酸(HOOC(CFCOOH)、ドデカフルオロスベリン酸(HOOC(CFCOOH)、ヘキサデカフルオロセバシン酸(HOOC(CFCOOH)、ヘプタデカフルオロ−n−ノナン酸(CF(CFCOOH)、ノナデカフルオロデカン酸(CF(CFCOOH)、ノナフルオロ吉草酸(CF(CFCOOH)、ペンタデカフルオロオクタン酸(CF(CFCOOH)、およびウンデカフルオロヘキサン酸(CF(CFCOOH)およびこれらに類するもの、ならびにそれらの混合物が挙げられる。
理論によって限定されるよう望んではいないが、カルボン酸官能化フルオロ成分は、選択されたポリアミド酸と化学的に相互作用しまたは反応し、したがって、その物理的に混合または配合したものである代わりに、ポリイミドネットワークを生じると考えられている。それゆえ、本開示の複数の実施形態においては、カルボン酸官能化フルオロ成分のカルボン酸基が、アミド結合を形成するためにポリアミド酸のアニリン基とともに加熱または硬化させることによって化学的に反応すると考えられている。
(ポリイミドポリマー)
中間転写部材ポリイミドの例としては、Richard Blaine International社(米国ペンシルバニア州レディング市)からすべて入手可能なVTEC(商標)PI1388、080−051、851、302、203、201、およびPETI−5など、低温でかつ迅速に硬化する公知のポリイミドポリマーが挙げられる。これらの熱硬化性ポリイミドは、約180℃〜約260℃の温度で約10〜約120分間、または約20〜約60分間などの短い時間で硬化することができ、一般的には、公知のGPC分析によって決定されるように数平均分子量約5,000〜約500,000、または約10,000〜約100,000かつ重量平均分子量約50,000〜約5,000,000または約100,000〜約1,000,000を有する。
また、そこに開示された中間転写部材については、Industrial Summit Technology社(米国ニュージャージー州パーリン)からすべて市販されているPYRE M.L.(登録商標)RC−5019、RC−5057、RC−5069、RC−5097、RC−5053、およびRK−692、Unitech LLC(米国バージニア州ハンプトン市)から両方とも市販されているRP−46およびRP−50、FUJIFILM Electronic Materials U.S.A.社(米国ロードアイランド州ノースキングスタウン市)から市販されているDURIMIDE(登録商標)100、ならびに、E.I.DuPont社(米国デラウェア州ウィルミングトン市)からすべて市販されているKAPTON(登録商標)HN、VN、およびFNなど、300℃を超える温度で硬化することのできる熱硬化性ポリイミドを選択することができる。
加えて、開示された中間転写部材について選択されてもよい好適なポリイミドは、加熱および硬化によって、ポリアミド酸またはポリイミド前駆体のイミド化から形成される公知の熱硬化性ポリイミドである。これらの熱硬化性ポリイミドの例としては、ピロメリット酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸、ピロメリット酸二無水物/フェニレンジアミンのポリアミド酸、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸、ビフェニルテトラカルボン酸二水物/フェニレンジアミンのポリアミド酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二水物/4,4’−オキシジアニリン/フェニレンジアミンのポリアミド酸、およびこれらに類するもの、ならびにそれらの混合物のうちの少なくとも1種類のイミド化が挙げられる。加熱および硬化は、ポリアミド酸のイミド化を生じるのに好適な温度であってもよく、該温度は、約235℃〜約340℃、約260℃〜約325℃、約275℃〜約300℃、約260℃〜約325℃、または約260℃〜約325℃であると考えられている。
ピロメリット酸二無水物/4,4−オキシジアニリンの選択されたポリアミド酸の市販されている例は、Industrial Summit Technology社(米国ニュージャージー州パーリン)から入手可能なPYRE−ML(登録商標)RC5019(N−メチル−2−ピロリドン(NMP)における約15〜約16重量%)、RC5057(NMP:芳香族炭化水素(比80:20)における約14.5〜約15.5重量%)、およびRC5083(NMP/DMAc(比15:85)における約18〜約19重量%)、ならびにFUJIFILM Electronic Materials U.S.A.社から市販されているDURIMIDE(登録商標)100である。
開示された中間転写部材のためのポリイミドの生成のために選択されてもよいビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸の例としては、UBE America社(米国ニューヨーク州ニューヨーク市)から両方とも入手可能なU−VARNISH A(商標)、およびVARNISH S(商標)(NMPにおける約20重量%)が挙げられる。ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/フェニレンジアミンのポリアミド酸の例としては、HD MicroSystems(米国ニュージャージー州パーリン)から両方とも入手可能なPI−2610(NMPにおける約10.5重量%)、およびPI−2611(NMPにおける約13.5重量%)が挙げられる。
開示された中間転写部材のために選択されてもよいポリイミドのさらなる例は、Unitech社(米国バージニア州ハンプトン市)から両方とも入手可能なRP46およびRP50(NMPにおける約18重量%)など、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸の約260℃〜約325℃の温度での硬化から得ることができる。HD MicroSystems社(米国ニュージャージー州パーリン)から市販されている、選択することのできるベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリン/フェニレンジアミンのポリアミド酸の例は、PI−2525(NMPにおける約25重量%)、PI−2574(NMPにおける約25重量%)、PI−2555(NMP:芳香族炭化水素(比80:20)における約19重量%)、およびPI−2556(NMP:芳香族炭化水素:プロピレングリコールメチルエーテル(比70:15:15)における約15重量%)である。
硬化によってイミド化することのできるポリアミド酸またはポリアミド酸のエステルの例は、二無水物とジアミンとの反応によって生じることができる。該反応のために選択される好適な二無水物には、芳香族二無水物および芳香族テトラカルボン酸二無水物、例えば、9,9−ビス(トリフルオロメチル)キサンテン−2,3,6,7−テトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、2,2−ビス((3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシ−2,5,6−トリフルオロフェノキシ)オクタフルオロビフェニル二無水物、3,3’,4,4’−テトラカルボキシビフェニル二無水物、3,3’,4,4’−テトラカルボキシベンゾフェノン二無水物、ジ−(4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニル)エーテル二無水物、ジ−(4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニル)スルフィド二無水物、ジ−(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ジ−(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物、1,2,4,5−テトラカルボキシベンゼン二無水物、1,2,4−トリカルボキシベンゼン二無水物、ブタンテトラカルボン酸二無水物、シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、1,2,3,4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−アントラセンテトラカルボン酸二無水物、1,2,7,8−フェナントレンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2’,3,3’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2’,3,3’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、2,2−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)スルホン2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパン二無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、1,1−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、4,4’−(p−フェニレンジオキシ)ジフタル酸二無水物、4,4’−(m−フェニレンジオキシ)ジフタル酸二無水物、4,4’−ジフェニルスルフィドジオキシビス(4−フタル酸)二無水物、4,4’−ジフェニルスルホンジオキシビス(4−フタル酸)二無水物、メチレンビス(4−フェニレンオキシ−4−フタル酸)二無水物、エチリデンビス(4−フェニレンオキシ−4−フタル酸)二無水物、イソプロピリデンビス−(4−フェニレンオキシ−4−フタル酸)二無水物、ヘキサフルオロイソプロピリデンビス(4−フェニレンオキシ−4−フタル酸)二無水物、およびこれらに類するものを含む。
前記二無水物との反応のために選択される例示的なジアミンには、4,4’−ビス−(m−アミノフェノキシ)−ビフェニル、4,4’−ビス−(m−アミノフェノキシ)−ジフェニルスルフィド、4,4’−ビス−(m−アミノフェノキシ)−ジフェニルスルホン、4,4’−ビス−(p−アミノフェノキシ)−ベンゾフェノン、4,4’−ビス−(p−アミノフェノキシ)−ジフェニルスルフィド、4,4’−ビス−(p−アミノフェノキシ)−ジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノ−アゾベンゼン、4,4’−ジアミノビフェニル、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノ−p−ターフェニル、1,3−ビス−(γ−アミノプロピル)−テトラメチル−ジシロキサン、1,6−ジアミノヘキサン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,3’−ジアミノジフェニルメタン、1,3−ジアミノベンゼン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、2,4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,3’−アジアミノジフェニルエーテル、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、1,4−ジアミノベンゼン、4,4’−ジアミノ−2,2’,3,3’,5,5’,6,6’−オクタフルオロ−ビフェニル、4,4’−ジアミノ−2,2’,3,3’,5,5’,6,6’−オクタフルオロジフェニルエーテル、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)−フェニル]スルフィド、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]ケトン、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル、2,2−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]−プロパン、2,2−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、1,1−ジ(p−アミノフェニル)エタン、2,2−ジ(p−アミノフェニル)プロパン、2,2−ジ(p−アミノフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、およびこれらに類するもの、ならびにそれらの混合物を含む。
前記二無水物反応体およびジアミン反応体は、種々の好適な量、例えば、約20:80〜約80:20、約40:60〜約60:40、および約50:50の重量比の二無水物:ジアミン重量比などで選択することができる。その上、カルボン酸官能化フルオロ成分との化学的相互作用のために選択することのできるポリイミドの例は、以下の式/構造
Figure 0006055713
(式中、nは、約30〜約300、約75〜約225、または約100〜約175など、反復セグメントの数を表す。)によって表される。
ポリイミドまたはその前駆体など、ポリマーフィルム形成材料は、本明細書において説明されるような比で、かつ例えばポリイミドポリマー、カルボン酸官能化フルオロ成分の存在する成分の重量を基にした約70〜約97重量%、約70〜約95重量%、約75〜約95重量%、または約80〜約90重量%など、種々の有効な量で中間転写部材カルボン酸官能化フルオロ成分ネットワーク組成物中に存在することができ、かつ導電性成分を示す場合、ポリイミドポリマーおよびカルボン酸官能化フルオロ成分の合計は約100%である。それゆえ、カルボン酸官能化フルオロ成分は、約30〜約3重量%、約30〜約5重量%、約25〜約5重量%、または約20〜約10重量%の量でポリイミドネットワーク中に存在する。
(ポリシロキサンポリマー)
中間転写部材は一般的に、ポリシロキサンポリマーも含むことができる。本明細書において開示される中間転写部材混合物のために選択されるポリシロキサンポリマーの例としては、BYK ChemicalからBYK(登録商標)333、BYK(登録商標)330(メトキシプロピルアセタートにおける約51重量%)、およびBYK(登録商標)344(比80:20のキシレン:イソブタノールにおける約52.3重量%)として市販されているポリエーテル修飾されたポリジメチルシロキサン;BYK(登録商標)−SILCLEAN3710およびBYK(登録商標)3720(メトキシプロパノールにおける約25重量%);BYK ChemicalからBYK(登録商標)310(キシレンにおける約25重量%)およびBYK(登録商標)370(比75:11:7:7のキシレン:アルキルベンゼン:シクロヘキサノン:モノフェニルグリコールにおける約25重量%)として市販されているポリエステル修飾したポリジメチルシロキサン;BYK ChemicalからBYK(登録商標)−SILCLEAN3700(メトキシプロピルアセタートにおける約25重量%)として市販されているポリアクリラートで修飾したポリジメチルシロキサン;BYK ChemicalからBYK(登録商標)375(ジ−プロピレングリコールモノメチルエーテルにおける約25重量%)として市販されているポリエステルポリエーテルで修飾されたポリジメチルシロキサンなど、公知の好適なポリシロキサン、およびこれらに類するもの、ならびにそれらの混合物が挙げられる。
ポリシロキサンポリマーまたはその共重合体は、ポリイミドポリマー、カルボン酸官能化フルオロ成分、ポリシロキサンポリマー、および存在する場合、導電性成分の混合物などの硬化の前の初期混合物中に存在する成分の重量を基にした約0.01〜約1重量%、約0.05〜約1重量%、約0.05〜約0.5重量%、または約0.1〜約0.3重量%など、種々の有効量で中間転写部材混合物中に存在することができる。
(任意の填材)
任意に、中間転写部材は、例えば中間転写部材の導電性を変更および調整するために、1種類以上の導電性成分または導電性填材を含有してもよい。中間転写部材が単層構造である場合、導電性填材は、本明細書に開示されるカルボン酸官能化フルオロ成分含有混合物中に含まれることができる。しかしながら、中間転写部材が多層構造である場合、導電性填材は、支持基材、該支持基材上を被覆するポリマー混合物層、ならびに支持基材およびポリマー混合物層の両方におけるなど、該部材の1つ以上の層中に含まれることができる。
所望の結果を提供する何らかの好適な填材を使用することができる。例えば、好適な填材には、カーボンブラック、金属酸化物、ポリアニリン、他の公知の好適な填材、および填材の混合物を含む。
本明細書に説明される中間転写部材のために選択することのできるカーボンブラック填材の例としては、Evonik−Degussa社から入手可能なスペシャルブラック4(BET表面積=180m/g、DBP吸収=1.8mL/g、一次粒径=25ナノメートル)、スペシャルブラック5(BET表面積=240m/g、DBP吸収=1.41mL/g、一次粒径=20ナノメートル)、Evonik−Degussa社からすべて入手可能なカラーブラックFW1(BET表面積=320m/g、DBP吸収=2.89mL/g、一次粒径=13ナノメートル)、カラーブラックFW2(BET表面積=460m/g、DBP吸収=4.82mL/g、一次粒径=13ナノメートル)、カラーブラックFW200(BET表面積=460m/g、DBP吸収=4.6mL/g、一次粒径=13ナノメートル)、Cabot社から入手可能なVULCAN(登録商標)カーボンブラック、REGAL(登録商標)カーボンブラック、MONARCH(登録商標)カーボンブラック、およびBLACK PEARLS(登録商標)カーボンブラックが挙げられる。導電性カーボンブラックの具体的な例は、BLACK PEARLS(登録商標)1000(BET表面積=343m/g、DBP吸収=1.05mL/g)、BLACK PEARLS(登録商標)880(BET表面積=240m/g、DBP吸収=1.06mL/g)、BLACK PEARLS(登録商標)800(BET表面積=230m/g、DBP吸収=0.68mL/g)、BLACK PEARLS(登録商標)L(BET表面積=138m/g、DBP吸収=0.61mL/g)、BLACK PEARLS(登録商標)570(BET表面積=110m/g、DBP吸収=1.14mL/g)、BLACK PEARLS(登録商標)170(BET表面積=35m/g、DBP吸収=1.22mL/g)、VULCAN(登録商標)XC72(BET表面積=254m/g、DBP吸収=1.76mL/g)、VULCAN(登録商標)XC72R(けば状のVULCAN(登録商標)XC72)、VULCAN(登録商標)XC605、VULCAN(登録商標)XC305、REGAL(登録商標)660(BET表面積=112m/g、DBP吸収=0.59mL/g)、REGAL(登録商標)400(BET表面積=96m/g、DBP吸収=0.69mL/g)、REGAL(登録商標)330(BET表面積=94m/g、DBP吸収=0.71mL/g)、MONARCH(登録商標)880(BET表面積=220m/g、DBP吸収=1.05mL/g、一次粒径=16ナノメートル)、およびMONARCH(登録商標)1000(BET表面積=343m/g、DBP吸収=1.05mL/g、一次粒径=16ナノメートル)、Evonik社から入手可能な特殊なカーボンブラック、ならびにEvonik−Degussa社から入手可能なチャネルカーボンブラックである。本明細書に具体的に開示されていない他の公知の好適なカーボンブラックは、本明細書に開示された中間転写部材のための填材または導電性成分として選択してもよい。
中間転写部材への組み込みのために選択することのできるポリアニリン填材の例は、Panipol Oy社(フィンランド国)で市販されているPANIPOL(商標)F、および公知のリグノスルホン酸グラフト結合型ポリアニリンである。これらのポリアニリンは通常、比較的小さな粒径、例えば約0.5〜約5ミクロン、約1.1〜約2.3ミクロン、または約1.5〜約1.9ミクロンを有する。
開示された中間転写部材のために選択することのできる金属酸化物填材には、例えば、酸化スズ、アンチモンでドープ処理された酸化スズ、酸化インジウム、酸化インジウムスズ、酸化亜鉛、および酸化チタン、ならびにこれらに類するものを含む。
存在する場合、前記填材は、例えばポリイミド、導電性成分、およびカルボン酸官能化フルオロ成分を含有するポリマー層の固体全体の約1〜約60重量%、約3〜約40重量%、約4〜約30重量%、約10〜約30重量%、約3〜約30重量%、約8〜約25重量%、または約13〜約20重量%の量で選択することができる。
(任意の放出層)
所望の場合、任意の放出層は、本明細書に説明されるドデカフルオロスベリン酸層混合物の上など、中間転写部材中に含むことができる。該放出層は、トナー洗浄を提供することを、および光導電体から中間転写部材までの追加的な顕色した像の転写効率を支援するために含むことができる。
選択される場合、前記放出層は、何らかの所望のかつ好適な厚さを有することができる。例えば、放出層は、約1〜約100ミクロン、約10〜約75ミクロン、または約20〜約50ミクロンの厚さを有することができる。
任意の放出層は、フッ素化エチレンプロピレン共重合体(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフルオロアルコキシポリテトラフルオロエチレン(PFA TEFLON(登録商標))、および他のTEFLON(登録商標)様材料を含むTEFLON(登録商標)様材料、フルオロシリコーンなどのシリコーン材料、ならびにSampson Coatings(米国バージニア州リッチモンド都)から入手可能なSilicone Rubber 552などのシリコーンゴム(ポリジメチルシロキサン/ジブチルスズジアセタート、100gのポリジメチルシロキサンゴム混合物あたり0.45gのDBTDA、分子量Mおよそ3,500)、ならびにVITON A(登録商標)、VITON E(登録商標)、VITON E60C(登録商標)、VITON E45(登録商標)、VITON E430(登録商標)、VITON B910(登録商標)、VITON GH(登録商標)、VITON B50(登録商標)、VITON E45(登録商標)、およびVITON GF(登録商標)として種々の名称の下で商業的に公知であるビニリデンフルオリド、ヘキサフルオロプロピレン、およびテトラフルオロエチレンからなる共重合体および三元重合体など、VITON(登録商標)として販売されているもののようなフルオロエラストマーを含むことができる。名称VITON(登録商標)は、E.I.DuPont de Nemours社の商標である。2つの公知のフルオロエラストマーは、(1)ビニリデンフルオリド、ヘキサフルオロプロピレン、およびVITON A(登録商標)として商業的に公知のテトラフルオロエチレンからなる共重合体の1クラス、(2)VITON B(登録商標)として商業的に公知のビニリデンフルオリド、ヘキサフルオロプロピレン、およびテトラフルオロエチレンからなる三元重合体の1クラス、ならびに(3)ビニリデンフルオリド、ヘキサフルオロプロピレン、テトラフルオロエチレン、ならびに35モル%のビニリデンフルオリド、34モル%のヘキサフルオロプロピレン、および29モル%のテトラフルオロエチレンを2%の硬化部位単量体とともに有する、VITON GF(登録商標)などの硬化部位単量体からなる四元重合体の1クラスから構成される。硬化部位単量体は、4−ブロモペルフルオロブテン−1、1,1−ジヒドロ−4−ブロモペルフルオロブテン−1、3−ブロモペルフルオロプロペン−1、1,1−ジヒドロ−3−ブロモペルフルオロプロペン−1、またはその他の好適な公知の市販の硬化部位単量体など、E.I.DuPont de Nemours社から入手可能なものであることができる。
(中間転写部材形成)
カルボン酸官能化フルオロ成分、ポリイミド、任意のポリシロキサン、および導電性填材成分を含む、本明細書に説明される中間転写部材混合物は、何らかの好適な方法によって中間転写部材へと製剤化することができる。例えば、公知の粉砕プロセスを使用して、中間転写部材混合物の均一な分散物を得ることができ、次に、ステンレス鋼基材もしくはそれに類するもののような個々の金属基材上を、公知の画線棒(draw bar)塗布方法もしくは流し塗り方法を使用して被覆することができる。結果として生じる個々のフィルムまたは複数のフィルムは、フィルムを約100℃〜約400℃、約75℃〜約320℃、または約160℃〜約320℃で、約20〜約180分間、約40〜約120分間、または約30〜約60分間などの好適な時間、基材上に残存しながら加熱することによるなど、高温で乾燥させることができる。乾燥および室温(約23℃〜約25℃)への冷却後、フィルムを鋼基材から自己放出し、すなわち、フィルムは何ら外部の支援を有することなく放出する。結果として生じる中間転写フィルム製品は、例えば約15〜約150ミクロン、約20〜約100ミクロン、または約25〜約75ミクロンの厚さを有することができる。
本明細書に開示された混合物の沈積のために選択された金属基材として、ステンレス鋼、アルミニウム、ニッケル、銅、およびこれらの合金、ガラス板、ならびに他の従来の典型的な公知の材料を選択することができる。
混合物成分全体の重量の例えば約60〜約95重量%、または約70〜約90重量%の量で溶媒を選択することのできる中間転写部材組成物の形成のために選択される該溶媒の例としては、塩化メチレンなどのハロゲン化アルキレン、テトラヒドロフラン、トルエン、モノクロロベンゼン、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、ジメチルスルホキシド(DMSO)、メチルイソブチルケトン、ホルムアミド、アセトン、酢酸エチル、シクロヘキサノン、アセトアニリド、これらの混合物、ならびにそれらに類するものが挙げられる。希釈剤は、中間転写部材混合物のために選択された溶媒と混合することができる。該溶媒および該希釈剤の重量を基にした約1〜約25重量%、および1〜約10重量%の量で溶媒に添加される希釈剤の例は、芳香族炭化水素、酢酸エチル、アセトン、シクロヘキサノン、およびアセトアニリドのような公知の希釈剤である。
本明細書に説明される中間転写部材は、複写印刷系を含む多くの印刷系および複写系のために選択することができる。例えば、開示された中間転写部材は、多重撮像乾式複写機へと組み込むことができ、そこで、転写されるべき顕色した各トナー像は像形成ステーションにおいて撮像ドラムまたは光導電性ドラム上に形成され、かつそこで、これらの各像は次に、顕色ステーションにおいて顕色され、中間転写部材に転写される。該像は、光導電体上に形成されて連続的に顕色されて、次に中間転写部材へと転写されてもよい。代替的な方法においては、各像は、光導電体または光受容ドラム上に形成された後に、中間転写部材への位置合わせにおいて転写されてもよい。一実施形態においては、多像システムはカラー複写系であり、この中で、複写中の像の各色は光受容ドラム上に形成され、顕色され、中間転写部材へと転写される。
トナー潜像が光受容ドラムから中間転写部材へと転写された後、中間転写部材は、熱および圧力の下で紙などの像受容基材と接触してもよい。中間転写部材上のトナー像は次に、像の形態において、紙などの基材へと転写および固定される。
(比較実施例1)
Evonik社から得たSpecial Carbon Black 4とKaneka社からBPDA樹脂として入手可能なビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸との、初期混合供給量を基にした12:88の比の混合物を、16重量固体のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)中で撹拌することによって、被膜組成物を調製した。得られた中間転写部材分散液で厚さ0.5mmのステンレス鋼基材を被覆した後、該混合物を125℃で30分間、190℃で30分間、および320℃で60分間加熱することによって硬化させた。示された比の先の成分から構成された結果と生じる中間転写部材フィルムは、ステンレス基材から自動放出せず、むしろこの基材に接着した。水中で3分間浸漬した後、得られた中間転写部材フィルムは最終的に、基材から自己放出した。
(実施例1)
Evonik社から得たSpecial Carbon Black 4、Kaneka社からBPDA樹脂として入手可能なビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸、およびTCI America社から得たドデカフルオロスベリン酸を、初期混合物供給量を基にした12:87:1の比で、約16重量固体のN−エチル−2−ピロリドン中に含む被膜組成物を撹拌しながら混合することによって調製した。得られた中間転写部材被膜分散液で厚さ0.5mmのステンレス鋼基材を被覆し、その後、該混合物を125℃で30分間、190℃で30分間、および320℃で60分間加熱することによって硬化させ、ここで、該硬化は、該化学反応が、形成されたポリイミドとドデカフルオロスベリン酸の間に生じることを可能にした。Special Carbon Black 4の上記成分、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’オキシジアニリンのポリアミド酸の加熱による硬化から形成されるポリイミド、およびドデカフルオロスベリン酸から示される比で構成された、結果として生じる中間転写部材フィルムは1秒未満で即時ステンレス鋼から何ら外的過程の支援なしに自己放出した。12:87:1の比の上記成分の厚さ80ミクロンの滑らかな中間転写フィルムが結果として生じ、該フィルムは次に、本明細書に開示されるようなポリマーなど、支持基材上に沈積することができる。
(実施例2)
中間転写部材を、実施例1の過程を反復することによって調製するが、例外は、BPDA樹脂として入手可能なビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸の代わりに、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸(UBE America社から得たU−VARNISH A)、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/フェニレンジアミンのポリアミド酸(HD MicroSystems社から得たPI−2610)、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸(Unitech社から得たRP50)、またはベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリン/フェニレンジアミンのポリアミド酸(HD MicroSystems社から得たPI−2525)から生成したポリイミドが選択される。
(測定)
実施例1および比較実施例1の上記の中間転写部材を、公知のASTM D882−97過程に従ってヤング率について測定した。各中間転写部材の試料(0.5インチ×12インチ)をInstron Tensile Tester測定装置の中に配置し、次に、試料を破壊するまで定常引っ張り速度で伸長させた。この間、結果として生じる負荷対試料の伸長を記録した。ヤング率を、記録した曲線結果の初期線形部分に正接するいずれかの地点を採取し、引張応力をそれに対応する応力によって除することによって算出した。引張応力を、各試験試料の平均横断面積によって除した負荷によって算出した。
High Resistivity Meterを使用して実施例1および比較実施例1の上記の中間転写部材の表面抵抗率も測定したので、この結果を表1に提供する。
Figure 0006055713
前記ポリイミドと反応するドデカフルオロスベリン酸の中間転写部材フィルムへの化学的組み込みは実質的に、実施例1の中間転写部材フィルムの機械的特性にも電気的特性にも負の影響を有さなかった。
また、実施例1の中間転写部材は、ステンレス鋼を追加的な放出層で塗布する必要なく、基材から迅速に自己放出したのに対し、比較実施例1は、自己放出せず、ステンレス鋼基材上に残存し、3か月間水中に浸漬した後でしか放出しなかった。
実施例1および比較実施例1の中間転写部材をさらに、熱機械分析装置(TMA)を使用して熱膨張係数(CTE)について試験した。中間転写部材試料をレーザー刃および金属ダイスを使用して4mm幅の片に切断し、これを次に、測定された8mmの空間を使用してTMAクランプの間に載せた。試料を0.05ニュートン(N)の力にあらかじめ課した。データを第二の熱周期から分析した。CTE値を、TMAソフトウェアを使用して−20℃〜約50℃の領域の関心対象の温度地点間のデータを通じての直線的な適合として得た。
実施例1の部材についてのCTEは約16.8ppm/°Kであり、これは、CTEが約19.0ppm/°Kである比較実施例1の部材と類似していた。
実施例1の中間転写部材が初期的に調製される場合に、ステンレス鋼基材上への追加的な放出層の被覆を必要としないので、該部材を、ドデカフルオロスベリン酸を含んでいない公知の中間転写部材のいくつかよりも約50%低い、より低コストで得た。
ステンレス鋼基材から放出した後、得られた実施例1の中間転写フィルムは、中間転写部材として使用することができ、ポリイミドなどの支持基剤を被覆することができ、または任意の放出層で実施例1の中間転写層フィルムの上部を被覆することができる。

Claims (12)

  1. ポリイミド、導電性成分、および約0.01〜約10重量%の量で存在するカルボン酸官能化フルオロ成分を含み、
    前記カルボン酸官能化フルオロ成分は、オクタフルオロアジピン酸(HOOC(CF24COOH)、ドデカフルオロスベリン酸(HOOC(CF26COOH)、ヘキサデカフルオロセバシン酸(HOOC(CF28COOH)、ヘプタデカフルオロ−n−ノナン酸(CF3(CF27COOH)、ノナデカフルオロデカン酸(CF3(CF28COOH)、ノナフルオロ吉草酸(CF3(CF23COOH)、ウンデカフルオロヘキサン酸(CF3(CF24COOH)、およびこれらの混合物からなる群から選択され、
    前記導電性成分は、カーボンブラックである、中間転写部材。
  2. 前記カルボン酸官能化フルオロ成分は、オクタフルオロアジピン酸(HOOC(CF24COOH)、ドデカフルオロスベリン酸(HOOC(CF26COOH)からなる群から選択される、請求項1に記載の中間転写部材。
  3. 前記カルボン酸官能化フルオロ成分は、ドデカフルオロスベリン酸、ヘキサデカフルオロセバシン酸、またはオクタフルオロアジピン酸である、請求項1に記載の中間転写部材。
  4. 前記カルボン酸官能化フルオロ成分は、前記ポリイミドと反応し、
    前記ポリイミドは、熱硬化性ポリイミドである、請求項1に記載の中間転写部材。
  5. 前記熱硬化性ポリイミドは、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸、およびピロメリット酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸からなる群から選択されるポリアミド酸を硬化させて生成される、請求項4に記載の中間転写部材。
  6. 前記熱硬化性ポリイミドは、ピロメリット酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸、ピロメリット酸二無水物/フェニレンジアミンのポリアミド酸、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物/フェニレンジアミンのポリアミド酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリンのポリアミド酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物/4,4’−オキシジアニリン/フェニレンジアミンのポリアミド酸、およびこれらの混合物からなる群から選択される成分を硬化させて生成される、請求項4に記載の中間転写部材。
  7. 前記カルボン酸官能化フルオロ成分は、ドデカフルオロスベリン酸であり、
    前記中間転写部材は、光導電性ドラムからトナー像を受容し、当該像を紙に転写して固定する、請求項1に記載の中間転写部材。
  8. 前記カルボン酸官能化フルオロ成分は、前記ポリイミドと反応し、
    前記ポリイミドは、熱硬化性ポリイミドである、請求項7に記載の中間転写部材。
  9. 前記カルボン酸官能化フルオロ成分は、約0.1〜約5重量%の量で存在する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の中間転写部材。
  10. 前記ポリイミドは約70〜約95重量%の量で存在し、
    前記カルボン酸官能化フルオロ成分は約0.1〜約2重量%の量で存在し、
    前記導電性成分は約3〜約40重量%の量で存在し、各成分の合計は約100重要%である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の中間転写部材。
  11. 前記中間転写部材は、109〜約1013Ω/平方の抵抗率を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の中間転写部材。
  12. 前記中間転写部材は、支持基材上に配置される、請求項1〜11のいずれか1項にに記載の中間転写部材。

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