JP6053778B2 - 回転制御弁用ベローズ付勢型シールアセンブリ - Google Patents

回転制御弁用ベローズ付勢型シールアセンブリ Download PDF

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Description

本開示は、流体制御弁に関し、より厳密には、回転制御弁で用いるベローズ付勢型シールアセンブリに関する。
回転制御弁は、プロセス流体(これは液体、ガス、スラリーなどでもよい)の何らかのパラメータを制御するのに、数多くのプロセス制御システムの適用で使用されている。プロセス制御システムは、流体の圧力、レベル、pHまたは他の所望のパラメータを最終的に制御するために制御弁を使用することがあるが、制御弁は、基本的には、流体流れ率を制御する。
一般的には、回転制御弁は、ボール要素によって隔てられた流体流入口および流体流出口を備えた弁体を含んでいる場合があり、ボール要素は、固定軸の周囲を回転し、かつシールアセンブリに当接することで流体流れ量を制御する。作動中、プロセス制御システムまたは手動で制御弁を制御しているオペレータは、ボール要素をシールアセンブリの表面に接触させて、または、その表面から離して回転させ、それによって流通通路を露出させることで、所望の流体流れが流入口および流出口、したがって回転制御弁を通ることを可能にする。
回転制御弁構成要素は、ボール要素およびシールアセンブリを含んでいて、一般的には金属で構成されており、このことは、まさに高圧および/または高温の適用例で使用されるとき特に有効である。しかし、ボール要素およびシールアセンブリは、弁の開閉の際にボール要素およびシールアセンブリが繰り返し広範囲に係合することが原因で損耗が生じる。損耗に起因する問題には、弁構成要素の寿命の短縮、ボール要素とシールアセンブリの間の摩擦力の増大、ボール要素とシールアセンブリ間の望ましくない漏れが、これらに限定するわけではなく含まれる。同様に、構成要素が損耗されるにつれて、摩擦力が増大する傾向があるので、弁の中の動的性能および制御特性が低下して、結果的に、弁は、非効率的で不正確になる。
これまで、付勢した主シールをシールアセンブリに組み込むことで上述の問題を修正しようと試みられてきた。いくつかの設計は、テフロン(登録商標)製半径方向シールを組み込んで、高温作動下でのシーリング性能を強化した。テフロン(登録商標)製半径方向シールを備えたボール弁は、一般的には、約288℃までの温度の動作環境で使用される。テフロン(登録商標)は、約288℃を超えると劣化するので、288℃を越える場合、黒鉛ピストンリングが現在使われている。黒鉛ピストンリングは、高温度に耐えることが可能ではあるが、テフロン(登録商標)製半径方向シールほど満足にシールしない。
しかし、付勢した主シールは、第2の流路を形成し、第2の流路は、弁が閉じたときに流体が第2の流路の中を流れるのを防止するための第2のシールを必要とする。
周知の回転制御弁の1つの実施例では、図1−図4に示すように、ボール弁20は、流入口31と流出口32間の第1の流路33を備えた弁体またはハウジング30と、ハウジング30に取り付けられたシールアセンブリ50と、ハウジング30の中に配置される回転シャフト90および91上に載置されるボール要素80と、を含んでいる。
ハウジング30は、概ね円筒状形状を有していて、流体がその中を移動する第1の流路33を画定している。ハウジングの底30には、図2で配置されるように、第1の流路33の流出口32があり、流出口32は、流出口フランジ38に取り囲まれている。ハウジング30の中間部分では、貫通孔40が、ハウジング30の右側の壁を貫通しており、止まり穴41が、ハウジング30の室内に開口しており、穴40および41は、軸90および91をそれぞれ受け入れる。駆動シャフト90と、外側の右側壁またはハウジング30の駆動端部との間に配置されるのは、パッキン従動部42、一組のパッキン輪44およびベアリング43aである。ハウジング30の駆動端部上に位置していて、締結具35と係合するのは、アクチュエータ取り付けフランジ34である。次にハウジングの頂部30を参照すると、さらに図2に配置されるように、座ぐり39が、第1の流路33の流入口31を作って、シールアセンブリ50を受け入れている。流入口31を取り囲んでいるのは、流入口フランジ36であり、流入口フランジ36は、弁20を、差し込まれる管(図示せず)に固締するまたは取り付けるのに使用することができる。
シールアセンブリ50は、図4で最もわかりやすく示されるように、主シール64およびシールハウジング52を含んでいる。前述のとおり、シールアセンブリ50は、ハウジング30の座ぐり39内に配置されており、より厳密には、シールハウジング52の外面54は、座ぐり39の中に固定して取り付けられている。シールハウジング52の内面53上には、一対の環状肩部55a及び55bがあり、それぞれ、動的C字型シール60および波バネ70などの弾力付勢部材、を受けている。C字型シール60および弾力部材70は、主シール64をシールハウジング52に接続する。弾力部材70は、主シール64とシールハウジング52間の第2の流路7をさらに作り出すことで、主シール64をボール要素80の方へ付勢する。C字型シールは、第2の流路7を通る流体の流れ制限を構築している。C字型シールは、主シール上の環状肩部74とシールハウジング52上の環状棚部76の間に閉じ込められている。C字型シール63の開口部は、ボール80から離れた、流入流体の方へ向いている。
弁20が閉位置にあるとき、主シール64に当接しているのは、ボール要素80(図4)である。ボール要素80は、弁が閉位置にあるとき、主シール64と係合する球面82を含む。貫通孔84a及び84bをそれぞれ通っていて、ボール要素80に取り付けられているのは、従動部シャフト91および駆動シャフト90である。
弁を閉じるために、ボール要素80を回転させて、主シール64に当接させる。これによって、接触点66での第1の流路33の流れ制限を構築する。図4に示すように、ボール要素80が、主シール64を押圧するとき、主シール64は、弾力部材70を圧縮することによって、シールハウジング52の中に位置をずらすことができる。主シール64が、ボール要素80およびシールハウジング52に対して、適切に移動および作動することを確実にするように、所定のまたは算出した隙間71が、主シール64とシールハウジング52の間に作られる。隙間71は、弁20が閉位置にあるとき、主シール64がボール要素80と確実に接触するように設定される。隙間71と協働して働き、弁20が、適切に移動および作動することを確実にするのは、主シール64とハウジング30の間に作られる隙間73である。隙間73は、弁20が開閉しているとき、主シール64が、適切な時にハウジング30と直接に接触するようになることを確実にする。
ボール要素80が閉位置の方へ回転する際、ボール要素80は、主シール64に接触し、それによって、ボール要素80がさらに回転して完全閉位置になるとき、隙間71は、より小さくなる。さらに図4に示されるように、弾力部材70を収容するために主シール64とシールハウジング52の間に作られるのが、第2の流路7である。
ボール弁20が閉位置にあるとき、高い気圧力が、流入口31に作り出される。圧力が増加することで、強制的に、プロセス流体が、限定的な第1の流路の制限を迂回して、第2の流路7を通過するようにできる。流体が第2の流路7を通って貫通することを防止しているのは、動的なC字型シール60である。主シール64は、引き続き付勢されてボール要素80に押し当てられ、ついには、主シール64は、止められる、または、弾力部材70には完全に力がかからなくなる。
図1−図4に示されるボール弁などの周知の回転制御弁に関する1つの問題は、付勢された主シールによって作られた第2の流路は、弁が閉位置にあるとき、自体でシールされていなければならないことである。多くの場合動的な半径方向シールの形をしたシールがこのように追加されると、複雑さ、製造の難しさおよび故障点の追加が周知のボール弁に加わる。
第1の例示的な態様によれば、ベローズ付勢型シールアセンブリは、シール本体と、シール本体の中で軸方向に摺動可能である主シールと、シール本体および主シールに接続してあるベローズと、を含んでいる。ベローズは、主シールを付勢することと、シール本体と主シールとの間にシールを提供することの両方を行っている。
第2の例示的な態様によれば、回転制御弁は、ベローズ付勢型シールアセンブリと、流体流入口および流体流出口を備えた弁体と、ボール要素と、を含む。ベローズ付勢型シールアセンブリは、付勢される主シールと、主シールをボール要素に向かって付勢するベローズと、を含んでいる。ベローズ付勢型シールアセンブリでは、第2の流体流路がなく、そのような第2の流路をシールする必要性もない。
さらに前述の第1または第2の態様の何れか1つまたは両方によれば、ベローズ付勢型シールアセンブリまたはベローズ付勢型シールアセンブリを含む回転制御弁は、後述の好適な形態の1つまたはそれ以上をさらに含んでいてもよい。
いくつかの好適な形態では、ベローズ付勢型シールアセンブリは、シール本体から内向きに、ベローズ付勢型シールアセンブリの縦軸に対して実質的に垂直に伸張する本体環状フランジを含んでいてもよい。本体環状フランジは、主シール用止め部および/またはベローズ用座部を形成してもよい。
他の好適な形態では、ベローズ付勢型シールアセンブリは、シール本体から内向きに、ベローズ付勢型シールアセンブリの縦軸に対して実質的に垂直に伸張するシール環状フランジを含んでいてもよい。シール環状フランジは、ベローズ用座部を形成してもよい。
さらに他の好適な形態では、ベローズ付勢型シールアセンブリは、縦軸と実質的に平行な方向に伸張する外側本体部分と、縦軸と実質的に平行に伸張する外側シール部分と、を含んでおり、外側シール部分が、ベローズおよび外側の本体部分の間に配置されている。
さらに他の好適な形態では、ベローズは、シール環状フランジおよび本体環状フランジのうちの1つに溶接されてもよい。ベローズは、ステンレス鋼、インコネル/ハステロイ、チタンまたは他の類似材料から製造されてもよい。
さらに他の好適な実施形態では、主シールは、一つ以上のステンレス鋼、PEEK、黒鉛、無心炭素棒、PTFEおよびPTFE複合材料で被覆されるシール面を含んでいてもよい。
さらに他の好適な実施形態では、回転制御弁は、弁体とベローズ付勢型シールアセンブリの間に静止シールを含んでいてもよい。ベローズ付勢型シールアセンブリは、ねじ切り接続、締りばめおよび溶接の1つ以上を備えた弁体に固定されてもよい。
さらに他の好適な実施形態では、シール本体は、外側環状フランジを含んでいてもよく、外側環状フランジは、弁体上に着座している。O字形リングは、弁体と外側環状フランジの間の環状チャンネルの中に配置されてもよい。
周知のボール弁の上面図である。 図1の線2−2に沿う、図1のボール弁の断面図である。 図1の線3−3に沿う、図1のボール弁の断面図であり、ボール要素の場所は、弁が、幻影線で示してある開位置にあるときのものである。 図3のボール要素およびシールアセンブリの拡大図である。 ベローズ付勢型シールアセンブリの上面斜視図である。 図5Aのベローズ付勢型シールアセンブリの底面斜視図である。 図5Aのベローズ付勢型シールアセンブリの側面図である。 図6の線7−7に沿う、図5Aのベローズ付勢型シールアセンブリの断面図である。 図5Aのベローズ付勢型シールアセンブリを含む回転制御弁の断面図である。 ベローズ付勢型シールアセンブリの代替形態を含む回転制御弁の断面図である。
本開示は、さまざまな修正および代替構造を行うことができるが、それらの特定の例示的実施形態を図面に示しており、例示的な実施形態についてこの後詳細に説明してゆく。しかしながら、本開示を、開示する特定の形態に制限する意図はなく、むしろこれに反して、添付の請求の範囲によって画定される本開示の精神および範囲に含まれる修正、代替構造および等価物の全てを含むことを意図していると理解されたい。
次に、図5A、図5Bおよび図6を参照すると、ベローズ付勢型シールアセンブリ150が、例示されている。ベローズ付勢型シールアセンブリ150は、周知のボール弁のシールアセンブリ50(図1−図4)と置き換えて使用することができる。ベローズ付勢型シールアセンブリ150は、主シール152と、シール本体154と、主シール152をシール本体154に接続するベローズ156と、を含んでいる。主シール152は、シール本体154の中で軸方向に移動可能であり、ベローズ156は、主シール152をボール要素180(図8)に向かって付勢する。弁が閉じられるとき、ボール要素180は、シール面158で主シール152に接触して、弁を通る流体流れを制限する。シール面158は、面取りするまたは角度を付けることで、ボール要素180とのより大きなシーリング契約を可能にすることができる。
シール本体154は、一方の端部に本体環状フランジ160を含んでいてもよく、本体環状フランジ160は、内向きに、ベローズ付勢型シールアセンブリ150(図7)の縦軸Aに対して実質的に垂直に、伸張している。本体環状フランジ160は、主シール152用止め部を形成して、主シール152がボール要素180からの圧力によって、ある点を越えて引っ込むのを防止する。本体環状フランジ160は、さらに、ベローズ156の第1の端部用座部または付着点162を形成している。本体環状フランジ160の反対側に、主シール152は、シール環状フランジ164を含んでいる。シール環状フランジ164は、内向きに、縦軸Aに対して実質的に垂直に、伸張している。シール環状フランジ164は、ベローズ156の第2の端部用座部または付着点166を形成していて、ベローズ156は、シール環状フランジ164と本体環状フランジ160の間に配置されている。
シール本体154の外側本体部分167は、縦軸Aと実質的に平行に伸張している。同様に、シール本体152の外側シール部分168は、縦軸Aと実質的に平行に伸張していて、外側シール部分168は、ベローズ156と外側の本体部分167の間に実質的に配置されている。ベローズ156は、縦軸Aと実質的に平行な方向で作用する付勢力を生成するので、主シール152は、シール本体154の中で長手方向に移動可能である。さらに、ベローズ156は、プロセス流体が、主シール152およびシール本体154が接触する任意の場所に近づくのを防止しており、したがって、主シール152とシール本体154の間の流体漏れを防止している。1つの実施形態では、ベローズ156は、流体をシールする方法で、内側シールフランジ164および内側本体フランジ160に溶接されるまたはその他の方法で固着されてもよい。その結果、主シール152とシール本体154間の接合部は、プロセス流体流れに存在していることがある粒子状物質で詰まることがなくなる。したがって、主シール152とシールボディ154間の長手方向の摺動性は、非常に効率的で信頼性が高い状態を維持する。
シール面158は、Alloy6、S31600 SSTまたはPEEKなどの耐磨耗性材料で被覆されていてもよい。高温シールでは、シール面158は、可撓性黒鉛または固体炭素で被覆されていても、またはそれで作られていてもよい。
ベローズ156は、任意の耐久性を有した、耐熱材料、例えばS31600 SST、インコネル/ハステロイ、チタン、AM350 SSまたは類似の耐熱材料でできていてもよい。ベローズ156が、主シール152のシールおよび付勢の2つのことを行うので、可撓性を有する温度感知性の付勢要素は、必要ではない。その結果、開示されるベローズ付勢型シールアセンブリ150は、付勢性能またはシーリング能力を失うことなく非常に高温の環境でも使用することができる。いくつかの実施形態では、ベローズ付勢型シールアセンブリ150は、最高で538℃までの温度に曝される回転弁で使用することができる。
必要に応じて、ガスケット180(図8)などの固定シールを、ベローズ付勢型シールアセンブリ150と弁体136の間に配置して、ベローズ付勢型シールアセンブリ150と弁体136間のシーリングに役立たせてもよい。
上記のように、ベローズ156は、主シール152およびシール本体154の両方と接続しており、ベローズ156は、主シール152をボール要素180に向けて付勢している。ベローズ156が、主シール152およびシール本体154と接続しているので、第2の流路は生じない。換言すれば、主シール152とシール本体154の間で流れる可能性のある如何なる流体も、ベローズ156によって止められている。したがって、周知のボール弁のような、第2の流路をシールする半径方向の動的シールの必要はない。さらに、ベローズ156は、2つの機能、すなわち主シール152およびシール本体154をシールすること、および主シール152を付勢すること、を行う。その結果、波バネなどの別個の付勢要素の必要はない。
ベローズ付勢型シールアセンブリ150は、周知のシールアセンブリと置き換えることができる。図8に示すように、ベローズ付勢型シールアセンブリ150は、ねじ切り接続170を介して弁体136に固着することができる。あるいは、他の接続方法を用いてもよい。例えば、ベローズ付勢型ボールシール150は、締りばめ172、接着剤または溶接174、締め付けナットまたは実質的に任意の他の取り付け機構によって弁体に取り付けられてもよい。さらに、ベローズ付勢型シールアセンブリ150は、ユニットまたは部分組立品として弁の中に取り付けてもよく、これにより製造効率は上がる。
シール本体154は、弁体136に対して長手方向には動かない。結果的には、ベローズ付勢型シールアセンブリ150は、シール本体154と弁体136の間に任意の動的シールを必要としないので好都合である。動的シールは、高温環境には適していない、かつ一般的には、固定シールほど耐久性がない。
図9に示される別の実施形態では、シール本体254は、外側環状フランジ290を含んでいてもよい。外側環状フランジ290は、止め部または座部面292を提供することができ、この止め部または座部面292は、ベローズ付勢型シールアセンブリ250が弁体236の中で完全に設置されたときに、弁体236に載置される。随意的に、Oリング294などの固定シールは、外側環状フランジ290と弁体236の間に置かれてもよい。Oリング294は、いくつかの実施形態の環状凹部296の中に配置されてもよい。
さらに別の実施形態では、ベローズは、位置決め穴を含んでいてもよく、ベローズ付勢型シールアセンブリ全体の圧力分布を等しくし、主シールをボール要素に向けて付勢することを支援する。
さらに他の実施形態では、ベローズ付勢型シールアセンブリは、弁トリムを除去せずに、置き換えることができ有利である。
さらに他の実施形態では、ベローズは、いくらかのレベルの処理圧力補助性能を含んでいてもよい。
さらに他の実施形態では、シール面は、より柔軟な材料で被覆されていて、密着した遮断シールに役立てられてもよい。かかる材料としては、PTFEまたはPTFE複合材料が挙げられるが、これらに限らない。
さらに他の実施形態では、ボール要素は、ボール要素から間隔を空けてベローズ付勢型シールアセンブリにカムを付ける耳部を含んでいてもよく、これは、閉時にベローズ付勢型シールアセンブリとボール要素の間の衝撃力を減らすことになる。
これまでの詳細な説明は、明瞭に理解いただくことを目的としたものにすぎず、当業者であれば変更が明らかであるように、不要に限定するためのものではないことを理解いただきたい。

Claims (19)

  1. 回転制御弁用ベローズ付勢型シールアセンブリにおいて、
    シール本体と、
    前記シール本体の中で軸方向に摺動可能な主シールと、
    前記シール本体および前記主シールに接続されるベローズであって、前記ベローズは、前記主シールをボール要素に向けて付勢すること、および前記シール本体と前記主シール間にシールを提供することを両方行うベローズと、を備え
    前記シール本体は、前記ベローズ付勢型シールアセンブリの縦軸と実質的に平行に伸張している外側本体部分を含んでおり、前記主シールは、前記ベローズ付勢型シールアセンブリの前記縦軸と実質的に平行に伸張している外側シール部分を含んでおり、前記外側シール部分は、前記ベローズと前記外側本体部分の間に配置されているベローズ付勢型シールアセンブリ。
  2. 前記シール本体は、本体環状フランジを含んでいる、請求項1に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  3. 前記本体環状フランジは、内向きに、かつ前記ベローズ付勢型シールアセンブリの縦軸に対して実質的に垂直に伸張している、請項2に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  4. 前記本体環状フランジは、前記ベローズ用座部を形成している、請項2又は3に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  5. 前記本体環状フランジは、前記主シール用止め部を形成しており、それによって、前記シール本体に対する前記主シールの長手方向の位置ずれを制限している、請項2〜4の何れか1項に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  6. 前記主シールは、シール環状フランジを含んでいる、請項1〜5の何れか1項に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  7. 前記シール環状フランジは、内向きに、前記ベローズ付勢型シールアセンブリの縦軸に対して実質的に垂直に伸張している、請項6に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  8. 前記シール環状フランジは、前記ベローズ用座部を形成している、請項6又は7に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  9. 前記シール本体は、本体環状フランジを含み、
    前記主シールは、シール環状フランジを含み、
    前記ベローズは、前記本体環状フランジと前記シール環状フランジの間に配置される、請項1に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  10. 前記主シールは、ステンレス鋼、PEEK、黒鉛、固体炭素、PTFEおよびPTFE複合材料のうちの1つで被覆されるシール面を含んでいる、請求項1〜9の何れか1項に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  11. 前記ベローズは、ステンレス鋼、インコネル/ハステロイおよびチタンのうちの1つから作られる、請求項1〜10の何れか1項に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  12. 前記ベローズは、前記シール本体および前記主シールの1つに溶接される、請求項1〜11の何れか1項に記載のベローズ付勢型シールアセンブリ。
  13. 請求項1〜12の何れか1項に記載の前記ベローズ付勢型シールアセンブリを備えている回転制御弁において、
    流体流入口および流体流出口を備えた弁体と、
    前記弁体の中に配置されるボール要素と、を備えており、
    前記ボール要素は、前記ベローズ付勢型シールアセンブリの前記主シールと協働して、前記回転制御弁を通る流体流れを制御する、回転制御弁
  14. 前記弁体と前記ベローズ付勢型シールアセンブリの間に固定シールをさらに備えている、請求項13に記載の回転制御弁。
  15. ねじ切り接続と、締りばめと、前記弁体と前記ベローズ付勢型シールアセンブリ間の溶接部と、のうちの1つをさらに備えている、請求項13又は14に記載の回転制御弁。
  16. 前記シール本体は、外側環状フランジを含んでいる、請求項13〜15の何れか1項に記載の回転制御弁。
  17. 前記外側環状フランジは、前記弁体に載置される、請求項16に記載の回転制御弁。
  18. 前記外側環状フランジと前記弁体の間にOリングシールをさらに備えている、請求項16〜18の何れか1項に記載の回転制御弁。
  19. 前記Oリングは、前記弁体の環状凹部内に配置される、請求項18に記載の回転制御弁。
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