JP6052791B2 - 化粧料容器 - Google Patents
化粧料容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6052791B2 JP6052791B2 JP2013095006A JP2013095006A JP6052791B2 JP 6052791 B2 JP6052791 B2 JP 6052791B2 JP 2013095006 A JP2013095006 A JP 2013095006A JP 2013095006 A JP2013095006 A JP 2013095006A JP 6052791 B2 JP6052791 B2 JP 6052791B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dish
- cosmetic container
- lid
- bottom lid
- container according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
ファンデーション等の化粧料は、中皿に充填する際にプレスされ成形された状態で収容されるが、搬送中の振動による中皿のガタつきや、容器を落下させたときの衝撃などで化粧料にひび割れが生じたり欠損したりすることがある。
また、中皿2のガタつきや脱落がないように中皿2とクッション部材4との嵌合強度を強めると、中皿2を装着する際に嵌合時の衝撃で化粧料等が破損するなど、容器本体1への装着が困難になる場合があった。
また、中皿は、底蓋を開き底面側から挿入するだけでよく、底蓋を閉めることによって、上端が張出部に当接するまで底部から弾性的に押圧されながら押し上げられるから、容易かつ安全に容器本体に装着することができる。
容器本体1は、外周面を形成する側周壁7と底面を形成する底壁8を有する外枠部6と、底壁8に設けられた中皿3を出し入れする底開口部9を開閉する底蓋10と、外枠部6の内側に取り付けられ中皿3を収容する皿枠部12からなっている。
皿枠部12は、平面視で略長方形の中皿収容部15とパフ等の化粧具収容部16とを備えており、外周は接着、係合など適宜の手段で外枠部6に固定されている。
本実施例では、外枠部6を略直方体とし、皿枠部12に中皿収容部15と化粧具収容部16とを設けたが、本発明の化粧料容器は、このような形態に限定されず、外枠部6、中皿収容部15、化粧具収容部16は、楕円形や円形、多角形など適宜の形状でよく、化粧具収容部16は必ずしも必要ではない。
弾性体19の内周面には、中皿3の外周面に当接するように内方に突出する複数の突条片21を備えた変形当接部20が、それぞれ対向する辺部に設けられている。
本実施例では、変形当接部20は4辺にそれぞれ設けられているが、必ずしもこのように配置する必要はなく、対向する部位に少なくとも一対設けられていればよい。
なお、弾性体19は、皿枠体12とは別体で成形され、中皿収容部15の内周面とアンダーカット嵌合されたり、接合或いは接着等により形成されてもよい。
フック状突片25が外枠部6の係合凹部26に嵌合し、底蓋10が閉蓋されたとき、底蓋10の外周面は外枠部6と面一となるように形成されており、外観上目立たないようになっている。
また、底蓋10の下面には、手指を引っ掛けて底蓋10をスライドさせるための指掛け凹部27が形成されている。
切り起こし片30の上面には、中皿3の底部を安定して押圧するための複数の凸部31が設けられている。
本実施例では、切り起こし片30は長手方向を長辺方向として2片設けられているが、その方向や数は適宜決定しうる。
また、本実施例では、中皿3の底部を押圧する弾性押圧部として、底蓋10に切り起こし片30を設けたが、底蓋10とは別体のばねやゴムなどの弾性体を底蓋10の上面に取り付けるようにしてもよく、また、底蓋10の上面にインサート成形によりエラストマーを一体に形成してもよい。
上蓋2のヒンジ部4に対向する長辺側には、閉蓋時に係合端子13と係合するフック状係合部35が設けられている。
また、上蓋2の内面には、鏡36が取り付けられている。
まず、底蓋10を開蓋する態様を説明する。
図1〜4および図5(c)に示される底蓋10が閉蓋された状態から、底蓋10の指掛け凹部27に手指をかけて、フック状突片25と係合凹部26の嵌合を解除するように底蓋10を外方に引き出すと、突出ピン24が長溝23内を摺動して、底蓋10がスライドして、図5(b)に示す状態に移行する。
さらに図5(a)に示すように、フック状突片25と係合凹部26との係合が完全に解除されて、底蓋10が突出ピン24回りに回動して下方に垂下すると、底開口部9が現れる開蓋状態となる。
図5(a)に示すように、中皿3を下方から底開口部9を通って皿枠部12の中皿収容部15に挿入すると、中皿3の外周面が弾性体19の変形当接部20を圧縮変形するようになり、中皿3は手を離しても皿枠部12の内周に保持されるようになる。
その後、図5(b)に示すように、底蓋10を閉めて底開口部9を閉鎖すると、その過程で切り起こし片30が中皿3の底部を押圧するようになり、中皿3の上端が張出部18の下面の弾性体19に押し付けられるようになる。
閉蓋状態では、底蓋10は切り起こし片30によって下方に押圧されているから、底蓋10は不用意にスライドして開蓋するようなことはない。
このように底蓋10が完全に閉じた状態では、中皿3は、外周面と上端を弾性体19で支持され、底部を切り起こし片30で弾性的に押圧支持されているから、振動によってガタついたり、落下等により強い衝撃を受けても衝撃を吸収するとともに中皿3が脱落するようなことはない。
なお、実施例のように、張出部18の下面にも弾性体19を設けた方が、衝撃を緩和する上でより好ましい。
また、本実施例では、底蓋10は、スライドすることによってフック状突片25と係合凹部26が嵌合して外周面が外枠部6と面一となり、外観に優れるとともに切り起こし片30の押圧力によって係合強度の高いものになっているが、必ずしもこのようなスライド係合式のものでなくともよく、切り起こし片30等の弾性押圧部の押圧力に見合う係合強度を有するものであれば採用可能である。
2 上蓋
3 中皿
4 ヒンジ部
6 外枠部
7 側周壁
8 底壁
9 底開口部
10 底蓋
12 皿枠部
13 係合端子
15 中皿収容部
16 化粧具収容部
18 張出部
19 弾性体
20 変形当接部
21 突条片
23 長溝
24 突出ピン
25 フック状突片
26 係合凹部
27 指掛け凹部
30 切り起こし片(弾性押圧部)
31 突部
35 フック状係合部
36 鏡
Claims (7)
- 化粧料を充填する中皿を収容する容器本体と、容器本体に開閉自在な上蓋とを備えた化粧料容器であって、
容器本体は、外周面と底面を形成する外枠部と、内方に張り出し中皿の上端に当接する張出部を設けた皿枠部と、底面に中皿を出し入れ可能に開閉する底蓋とを備え、
皿枠部は、内周面と張出部の下面に中皿を保持する弾性体を設けるとともに、底蓋の上面には、閉蓋時に中皿の底部を弾性的に押圧する弾性押圧部を設けたことを特徴とする化粧料容器。 - 皿枠部内周面の弾性体には、対向する少なくとも一対の変形当接部が設けられ、変形当接部には内方に突出する複数の突条片が設けられていることを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
- 皿枠部に設けられた弾性体は、インサートされて一体に成形されたエラストマーであることを特徴とする請求項1または2記載の化粧料容器。
- 底蓋は、一端に外枠部の対向する内面に設けられた一対の長溝にスライド可能かつ回動可能に嵌合する一対の突出ピンが設けられ、他端には外枠部の係合凹部に嵌合するフック状突片が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の化粧料容器。
- 底蓋の弾性押圧部は、底蓋から切り離されて上方に突出した板ばね状の切り起こし片であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の化粧料容器。
- 底蓋の弾性押圧部は、底蓋の上面に取り付けられた弾性体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の化粧料容器。
- 底蓋の弾性押圧部は、底蓋にインサート成形により一体に形成されたエラストマーであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013095006A JP6052791B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013095006A JP6052791B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 化粧料容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014213117A JP2014213117A (ja) | 2014-11-17 |
JP6052791B2 true JP6052791B2 (ja) | 2016-12-27 |
Family
ID=51939443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013095006A Active JP6052791B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6052791B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033848Y2 (ja) * | 1981-02-10 | 1985-10-08 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト |
JPH034171Y2 (ja) * | 1986-02-20 | 1991-02-04 | ||
JPH0646411Y2 (ja) * | 1989-01-30 | 1994-11-30 | 株式会社吉野工業所 | 化粧用コンパクト |
JP2598517Y2 (ja) * | 1993-11-19 | 1999-08-16 | 株式会社吉野工業所 | 化粧用コンパクト |
US5709232A (en) * | 1995-11-15 | 1998-01-20 | Charles Chang | Cosmetic jar and storage device |
JP2004283387A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Yoshida Industry Co Ltd | 化粧料容器 |
JP5424652B2 (ja) * | 2009-01-20 | 2014-02-26 | 紀伊産業株式会社 | 化粧料容器 |
-
2013
- 2013-04-30 JP JP2013095006A patent/JP6052791B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014213117A (ja) | 2014-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101318467B1 (ko) | 에어 타이트 타입의 리필 케이스를 갖는 화장품용기 | |
JP4762635B2 (ja) | 気密コンパクト容器 | |
KR200481842Y1 (ko) | 화장품 용기 | |
KR200436955Y1 (ko) | 화장품용기의 개폐구조 | |
JP6052791B2 (ja) | 化粧料容器 | |
US7314052B2 (en) | Vanity case | |
JP5165318B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JPH08347A (ja) | 気密化粧料容器 | |
KR101387265B1 (ko) | 거울 오염 방지용 색조 화장품 용기 | |
JP5165324B2 (ja) | 化粧料容器 | |
CN205952723U (zh) | 烟盒 | |
JP6830643B2 (ja) | 収納ケース | |
JP6730005B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP4509630B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JP2012115438A (ja) | 化粧料容器 | |
KR102038456B1 (ko) | 부피 가변형 담배케이스 | |
JP4191474B2 (ja) | 気密コンパクト | |
JP5420446B2 (ja) | 鏡付きコンパクト容器 | |
JP5165323B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JP4536414B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JP5243178B2 (ja) | 密閉容器 | |
JP2012029939A (ja) | 化粧料容器 | |
JP7204298B2 (ja) | コンパクト容器及びコンパクト容器の製造方法 | |
WO2024007339A1 (zh) | 化妆品容器 | |
JP7321640B2 (ja) | コンパクト容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151029 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20151125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160830 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6052791 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |