JP6044056B2 - 簡易エプロンおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、略矩形のシートの両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部とを備える簡易エプロンに関する。
従来の簡易エプロンは、例えば、特許文献1に示すように、本体部と、一対の胴紐と、さらに、上部に開口部を備えてなる。そして、着用するときは、開口部に首を通した後、本体部で胸から腹部を覆いながら一対の胴紐を背中にまわして結ぶ。特許文献1のようなタイプの簡易エプロンでは、製造時に、胴紐と本体部とが一体的に形成されていないため、製造工程において胴紐がバタついてしまい、製造装置に巻きついてトラブルを起こす可能性があり、製造効率が落ちてしまうという問題がある。また、開口部を備えるため、この開口部を打ち抜いた打ち抜き片がゴミとして出てしまうという問題もある。
このような問題を解決するための、特許文献2のような簡易エプロンがある。特許文献2の簡易エプロンでは、略矩形のシートの上縁に沿って直線的に形成された一対のミシン目と、一対のミシン目を破断することで形成される一対の首紐と、ミシン目を介して首紐と一体的に形成された本体部とを備えてなる。このような簡易エプロンは、通常、ロール状に巻かれた長尺シートを送り出して、連続的にミシン目を形成し、再び、ロール状に巻き取って製造される。特許文献2のような簡易エプロンは、製造時に、首紐と本体部とがミシン目を介して一体的に形成されているので、製造工程において首紐がバタつくことがない。加えて、その構成がシンプルであるので、製造効率を上げることができる。また、開口部など、打ち抜きを必要とする箇所もなく、打ち抜き片のゴミが発生することもない。
実開平7−42780号公報 特開平2−119857号公報
しかし、特許文献2のような簡易エプロンでは、製造効率を上げたり、ゴミの発生を減らしたりすることに主眼がおかれ、着用性は軽視されてしまうという問題があった。特に、特許文献2の簡易エプロンは、本体部を着用者に取り付ける箇所が、一対の首紐だけであり着用性が悪い。したがって、例えば、本体部の胴回り部分が着用者から浮き上がってしまう可能性があり、汚れをガードするという本来の目的を十分に達成できなくなってしまうという問題があった。
そこでこの発明の目的は、効率よく製造でき、かつ、着用性のよい簡易エプロンおよび、その簡易エプロンの製造方法を提供することにある。
このため請求項1に記載の発明は、略矩形のシートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、
該側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、
前記2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部とを備える簡易エプロンにおいて、
前記シートの上部に切断線分である上部破断促進部を備え、
着用時に、前記上部破断促進部を破断することで開口形成部を形成し、
前記上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部を備え、
直線状の前記側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる側部破断停止部を前記シートの外側に向かって円弧状に備え、
該開口形成部を開いて頭を通すとともに、前記側部破断促進部を破断して前記一対の胴紐を形成し、該一対の胴紐を背中付近で結んで着用することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の簡易エプロンにおいて、前記開口形成部が下に向かって張り出した円弧状に形成されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至2のいずれか1項に記載の簡易エプロンにおいて、前記側部破断停止部は、前記側部破断促進部の形成される方向から180〜270度円弧状に切断されてなることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の簡易エプロンにおいて、前記上部破断停止部は、前記上部破断促進部の形成される方向から180〜270度円弧状に切断されてなることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の簡易エプロンにおいて、前記シートの下端中央部が下に向けて張り出した張出部を備えるとともに、該張出部の両側に上に向けて切り欠かれた切欠部を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、略矩形の個別シートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、
該側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、
前記2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部と、
前記個別シートの上部中央に形成された上部破断促進部と、
該上部破断促進部を破断することで形成される開口形成部と、
前記上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部と
直線状の前記側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる、前記個別シートの外側に向かって円弧状の側部破断停止部と
を備え、
前記胴紐が左右対称であるとともに、
前記開口形成部が、前記略矩形の個別シートの幅方向中心線に対して線対称に形成された簡易エプロンの製造方法であって、
ロール状に巻かれた長尺シートを送り出す送出工程と、
送り出された前記長尺シートを長手方向に2つ折りにする2つ折り工程と、
前記2つ折りにされた前記長尺シートに、前記側部破断促進部と前記上部破断促進部とを形成するとともに、前記長尺シートを前記略矩形の個別シートに切り離すための切離促進部を形成する、破断促進部形成工程と、
前記側部破断促進部、前記上部破断促進部および切離促進部が形成された長尺シートをロール状に巻き取る巻取工程とを備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、略矩形の個別シートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、
該側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、
前記2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部と、
前記個別シートの上部中央に形成された上部破断促進部と、
該上部破断促進部を破断することで形成される開口形成部と、
前記上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部と
直線状の前記側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる、前記個別シートの外側に向かって円弧状の側部破断停止部と
を備え、
前記胴紐が左右対称であるとともに、
前記開口形成部が、前記略矩形の個別シートの幅方向中心線に対して線対称に形成された簡易エプロンの製造方法であって、
ロール状に巻かれたチューブ状の長尺シートを送り出す送出工程と、
送り出された前記チューブ状の長尺シートに、前記側部破断促進部と前記上部破断促進部とを形成するとともに、前記チューブ状の長尺シートを前記略矩形の個別シートに切り離すための切離促進部を形成する、破断促進部形成工程と、
前記チューブ状の長尺シートの一側端を切り落として、長手方向の中心で2つに折り畳まれた長尺シートとする端部切断工程と、
前記側部破断促進部、前記上部破断促進部および切離促進部が形成された長尺シートをロール状に巻き取る巻取工程とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、略矩形のシートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部とを備える簡易エプロンにおいて、シートの上部に切断線分である上部破断促進部を備え、着用時に、上部破断促進部を破断することで開口形成部を形成し、上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部を備え、直線状の側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる側部破断停止部をシートの外側に向かって円弧状に備え、開口形成部を開いて頭を通すとともに、側部破断促進部を破断して一対の胴紐を形成し、一対の胴紐を背中付近で結んで着用する。
したがって、製造時には胴紐が本体部と一体となっており、製造工程において胴紐がバタついたり、製造装置に巻きついてトラブルを起こすことがなく、効率よく製造することができる。さらに、製造時には切断線分である開口形成部が形成されておらず、製造工程において開口形成部が、バタついたり製造装置に引っかかってトラブルを起こすことがなく、効率よく製造することができる。さらに、開口形成部を形成するとき、破断力は上部破断停止部の円弧に沿って逃がされ、破断が上部破断促進部の終端よりも先に進行することを防止することができる。このため、不必要に破断が本体部に進行して本体部本来の目的である身体を汚れからガードする機能を損ねることがない。したがって、着用者を汚れから確実に保護することができる。さらに、上部破断停止部を開口部などの打ち抜きが必要とされない構成とすることができる。また、上部中央の開口形成部に頭を通すとともに、一対の胴紐を背中付近で結んで着用するので、簡易エプロンをしっかりと着用することができる。これによって、着用者を汚れから確実にガードすることができる。よって、効率よく製造でき、かつ、着用性のよい簡易エプロンを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、開口形成部が下に向かって張り出した円弧状に形成されるので、開口形成部に頭を通したとき、開口形成部の円弧状の形状が首のラインにフィットし、着用性がよい。
請求項に記載の発明によれば、側部破断停止部は、側部破断促進部の形成される方向から180〜270度円弧状に切断されてなるので、側部破断停止部を開口部などの打ち抜きが必要とされない構成とするために、円弧内に十分な隙間を開けることができる。そして、側部破断促進部に沿ってシートを破断させるとき、破断の方向を側部破断停止部が効果的に逃がすので、側部破断促進部を越えて破断が直線的に拡がらない。
請求項に記載の発明によれば、上部破断停止部は、上部破断促進部の形成される方向から180〜270度円弧状に切断されてなるので、上部破断停止部を開口部などの打ち抜きが必要とされない構成とするために、円弧内に十分な隙間を開けることができる。そして、上部破断促進部に沿ってシートを破断させるとき、破断の方向を上部破断停止部が効果的に逃がすので、上部破断促進部を越えて破断が直線的に拡がらない。
請求項に記載の発明によれば、シートの下端中央部が下に向けて張り出した張出部を備えるとともに、張出部の両側に上に向けて切り欠かれた切欠部を備えるので、着用したときに、切欠部に着用者の脚部が位置し、歩く際に、簡易エプロンが脚部にまとわり付くことがない。
請求項に記載の発明によれば、略矩形の個別シートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部と、個別シートの上部中央に形成された上部破断促進部と、上部破断促進部を破断することで形成される開口形成部と、上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部と、直線状の側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる、個別シートの外側に向かって円弧状の側部破断停止部とを備え、胴紐が左右対称であるとともに、開口形成部が、略矩形の個別シートの幅方向中心線に対して線対称に形成された簡易エプロンの製造方法であって、ロール状に巻かれた長尺シートを送り出す送出工程と、送り出された長尺シートを長手方向に2つ折りにする2つ折り工程と、2つ折りにされた長尺シートに、側部破断促進部と上部破断促進部とを形成するとともに、長尺シートを略矩形の個別シートに切り離すための切離促進部を形成する、破断促進部形成工程と、側部破断促進部、上部破断促進部および切離促進部が形成された長尺シートをロール状に巻き取る巻取工程とを備える。
したがって、製造時には胴紐が本体部と一体となっており、製造工程において胴紐がバタついたり、製造装置に巻きついてトラブルを起こすことがなく、効率よく製造することができる。さらに、開口形成部を形成するとき、破断の方向を効果的に逃がす上部破断停止部が、開口部などの打ち抜きを必要としない構成であるため、製造工程において排出される打ち抜き片が異物として混入することがない。よって、効率よく製造できる簡易エプロンの製造方法を提供することができる。加えて、ロール状に巻かれた長尺シートに側部破断促進部、上部破断促進部、切離促進部を形成することで簡易エプロンを製造するので、効率よく製造することができる。さらに、側部破断促進部、上部破断促進部、切離促進部が形成された長尺シートを再びロール状に巻き取るので、多数の簡易エプロンをコンパクトに保管することができる。
請求項に記載の発明によれば、略矩形の個別シートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部と、個別シートの上部中央に形成された上部破断促進部と、上部破断促進部を破断することで形成される開口形成部と、上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部と、直線状の側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる、個別シートの外側に向かって円弧状の側部破断停止部とを備え、胴紐が左右対称であるとともに、開口形成部が、略矩形の個別シートの幅方向中心線に対して線対称に形成された簡易エプロンの製造方法であって、ロール状に巻かれたチューブ状の長尺シートを送り出す送出工程と、送り出されたチューブ状の長尺シートに、側部破断促進部と上部破断促進部とを形成するとともに、チューブ状の長尺シートを略矩形の個別シートに切り離すための切離促進部を形成する、破断促進部形成工程と、チューブ状の長尺シートの一側端を切り落として、長手方向の中心で2つに折り畳まれた長尺シートとする端部切断工程と、側部破断促進部、上部破断促進部および切離促進部が形成された長尺シートをロール状に巻き取る巻取工程とを備える。
したがって、製造時には胴紐が本体部と一体となっており、製造工程において胴紐がバタついたり、製造装置に巻きついてトラブルを起こすことがなく、効率よく製造することができる。さらに、開口形成部を形成するとき、破断の方向を効果的に逃がす上部破断停止部が、開口部などの打ち抜きを必要としない構成であるため、製造工程において排出される打ち抜き片が異物として混入することがない。よって、効率よく製造できる簡易エプロンの製造方法を提供することができる。加えて、ロール状に巻かれた長尺シートに側部破断促進部、上部破断促進部、切離促進部を形成することで簡易エプロンを製造するので、効率よく製造することができる。さらに、側部破断促進部、上部破断促進部、切離促進部が形成された長尺シートを再びロール状に巻き取るので、多数の簡易エプロンをコンパクトに保管することができる。
また、チューブ状の長尺シートに、側部破断促進部、上部破断促進部、切離促進部を形成したのち、チューブ状の長尺シートの一側端を切り落とすので、端部切断工程を設けるだけでよく、長尺シートを長手方向に2つ折りにする2つ折り工程を設ける必要がない。したがって、製造装置を小規模化することができる。
この発明の簡易エプロンの一例の平面図である。 (a),(b)はそれぞれ、切断部の平面図である。 (a)はミシン目に沿って胴紐を本体部から分離する様子を示す図、(b)は開口形成部に切断線分を形成する様子を示す図である。 (a)〜(c)はそれぞれ、この発明の簡易エプロンの別の例を示す一部拡大平面図である。 この発明の簡易エプロンの製造方法の一例を示す図であり、(a)は送出工程、(b)は2つ折り工程、(c)は破断促進部形成工程、(d)は巻取工程を示す。 製品ロールから簡易エプロンを引き出す様子を示す図である。 この発明の簡易エプロンの製造方法の別の例を示す図であり、(a)は送出工程、(b)は破断促進部形成工程、(c)は巻取工程を示す。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の簡易エプロンの一例の平面図である。簡易エプロン10は、例えば、医療用、調理用、機械修理用など、汚れる可能性のあるあらゆる作業時に使用可能で、着用者を汚れから保護するためのものである。簡易エプロン10は、プラスチックフィルム製の略矩形のシートS(この例では、L1=1200mm、L2=710mmとするが、これに限定されるものではない)で形成され、シートSの両側縁SSに平行に直線状にミシン目(側部破断促進部)11,11を備える。ミシン目11は、シートSの上端SUから略中央にかけて形成される。左右のミシン目11,11と左右の側縁SSとの間には、それぞれ胴紐12L,12Rを備える。胴紐12L,12Rは同一形状で、ミシン目11を破断することで形成される。
2つのミシン目11,11の間、および、ミシン目11の下方には、汚れをガードするための本体部13を備える。また、2つのミシン目11,11の間で、かつ、シートSの上部には、下向きに張り出した円弧状のミシン目(上部破断促進部)14を備える。
ミシン目11の終端には、破断の進行を停止させるための円弧状の切断部(側部破断停止部)21が形成されている。図2(a)に示すように、切断部21は切断線分であり、ミシン目11の形成される方向から所定の角度α(αは180〜270度程度とする)だけ円弧状に切断されてなる。したがって、ミシン目11に沿ってシートSを破断させるとき、破断の方向を切断部21が逃がすので、ミシン目11を越えて破断が直線的に拡がらない。
また、ミシン目14の両端には、破断の進行を停止させるための円弧状の切断部(上部破断停止部)22が形成されている。図2(b)に示すように、切断部22は切断線分であり、ミシン目14の形成される方向から所定の角度β(βは180〜270度程度とする)だけ円弧状に切断されてなる。したがって、ミシン目14に沿ってシートSを破断させるとき、破断の方向を切断部22が逃がすので、ミシン目14を越えて破断が直線的に拡がらない。切断部22は、ミシン目14の左右で対称に形成される。
シートSの下端SBの中央部には、下に向けて円弧状に張り出した張出部23を備え、張出部23の両側にはそれぞれ上に向けて円弧状に切り欠かれた切欠部24,24を備える。
一方、シートSの上端SUの中央部には、下に向けて円弧状に切り欠かれた切欠部26を備え、切欠部26の両側にはそれぞれ上に向けて円弧状に張り出した張出部25,25を備える。なお、張出部25,25と切欠部24,24とは対称に形成される。換言すると、張出部25,25は切欠部24,24と嵌り合うように形成される。同様に、張出部23と切欠部26とは対称に形成される。
次に、このように形成された簡易エプロン10を着用する方法について説明する。まず、シートSの上端SUから左右のミシン目11,11を破断させて胴紐12L,12Rを形成する(図3(a))。このとき、ミシン目11の終端には切断部21が形成されているので、破断力は切断部21の円弧に沿って逃がされ、破断がミシン目11の終端よりも先には直線的には進行しない。
次に、ミシン目14の中央付近からミシン目14を両側に向かって破断させて、開口形成部14Oを形成する(図3(b))。このとき、ミシン目14の両端には切断部22が形成されているので、破断力は切断部22の円弧に沿って逃がされ、破断がミシン目14の終端よりも先には進行しない。なお、符号14L,14Lは、ミシン目14を破断したことによって形成される開口形成部14Oの切断線分である。
このようにして、簡易エプロン10が形成される。次に、簡易エプロン10の開口形成部14Oを開いて開口を形成し、そこに頭を通して開口形成部14Oを首に掛け、本体部13が胸から腹部を覆うようにする。さらに、一対の胴紐12L,12Rを背中側にまわして結び、簡易エプロン10を着用する。このとき、切欠部24,24は、両脚の大腿部付近に位置するため、歩くときに本体部13が脚にまとわり付くことがない。このように、シートSの長さは、開口形成部14Oに着用者が首を掛けて簡易エプロン10を着用したとき、簡易エプロン10の下端SBが着用者の脚部(大腿部付近から脛付近)に位置することが望ましい。
この例では、製造時には、開口形成部14Oをミシン目14で形成し、簡易エプロン10を使用する時に、ミシン目14を破断することで切断線分を形成したが、この発明はこれに限定されるものではなく、製造時に開口形成部14が切断されていてもよい(製造時に開口形成部14が開口して形成されていてもよい)。
また、この例では、シートSの上端SUより下方に向けてミシン目11を設け、一対の胴紐12L,12Rを形成したが、この発明はこれに限定されるものではなく、シートSの下端SBよりシートSの両側縁SSに沿って上方に向けて直線状にミシン目(側部破断促進部)を設け、一対の胴紐を形成してもよい。また、ミシン目11は、シートSの両側縁SSに平行に設けることに限定されるものではなく、胴紐が下方に向かって太くなるようにミシン目を形成してもよい。このようにすると、本体部13は、ウエスト付近のくびれに対応することができ、着用性がいっそう向上する。
さらに、この例では、シートSをプラスチックフィルム製としたが、この発明はこれに限定されるものではなく、あらゆる素材を使用しうる。例えば、紙、不織布などであってもよいし、紙又は不織布とプラスチックフィルムとのラミネートシートであってもよい。さらに、2層以上からなる素材を用いてもよく、例えば、表層が紙、天然繊維もしくは合成繊維の織布または不織布、脱脂綿、吸水性ポリマー、スポンジなどから選択された少なくとも1つからなり、裏層が熱可塑性樹脂またはゴムからなるものであってもよい。さらに、これらの構成の表層と裏層に加えて、吸水性ポリマーからなる中間層を備える3層構造であってもよい。
加えて、ミシン目(上部破断促進部)14は、下向きに円弧状に張り出した形状に限定されるものではなく、例えば、図4(a)に示すように、角張った略U字状のミシン目(上部破断促進部)114としてもよい。もちろん、この場合にも、両端に切断部(上部破断停止部)22,22を設けると好適である。この例では、ミシン目114を破断することで角張った略U字状の開口形成部を形成する。したがって、首のラインに略沿った形状の開口形成部を形成することができ、着用性がよい。
また、図4(b)に示すように、直線状のミシン目(上部破断促進部)214としてもよい。この例では、ミシン目214を破断することで、直線状の開口形成部を形成する。着用性は前2者には劣るが、ミシン目214の形状が直線状であるため、製造は容易である。
さらに、図4(c)に示すように、切欠部26からミシン目14に向けて下向きにミシン目30,30を形成してもよい。このミシン目30は、簡易エプロン10を着用し終えたときに、胴紐12L,12Rをほどいた後、本体部13を下に引っ張れば、ミシン目30で破断するので、開口形成部からを頭を外す必要がなく、簡易エプロンを容易に脱衣することができる。
また、シートSの上端SUと下端SBは、張出部23,25、切欠部24,26を形成せず、直線的に形成されてもよい。
次に、簡易エプロン10の製造方法について図5(a)〜(d)を用いて説明する。まず、図5(a)に示すように、プラスチックフィルム製の長尺シートLS1を原反ロールRGより巻き出す(送出工程)。このときの長尺シートLS1の幅=2Wとし、両側端をそれぞれE1,E2とする。次に、図5(b)において、送り出された長尺シートLS1を長手方向の中央(すなわち、長尺シートLS1の幅方向中心線C)にて2つ折りにする(2つ折り工程)。このとき、側端E1,E2が重なるように合せられ、端部AWとなる。また、その反対側に2つ折りの折部Rが形成される。なお、2つ折りにされた長尺シートLS2の幅=Wとなる。
さらに、図5(c)に示すように、2つ折りにされた長尺シートLS2に、ミシン目(側部破断促進部)11とミシン目(上部破断促進部)14、さらに、後に略矩形の個別のシートSに切り離すためのミシン目(切離促進部)35とを形成する(破断促進部形成工程)。2つ折りに重ね合わさった長尺シートLS2の上下に同時にミシン目11、ミシン目14、ミシン目35を形成するので、胴紐12L,12Rが左右対称に形成されるとともに、開口形成部14Oが、略矩形の個別シートSの幅方向中心線に対して線対称に形成される(なお、後述するように、ミシン目35を破断することによって、シートSの上端SU(およびシートSの下端)が形成される)。この状態で、図5(d)に示すように、長尺シートLS2はロール状に巻き取られて、製品ロールREとなる(巻取工程)。製品ロールREは1ロールずつ箱に詰められて出荷される。
このようにして製造された製品ロールREから、簡易エプロン10を使用するときは、図6に示すように、箱Bの蓋Lを上げて、中に収められた製品ロールREの先端(すなわち、シートSの上端SU)を引き出す。そして、1つのシートS分だけ引き出したところで、ミシン目35に沿って製品ロールREから切り離す。その後は、前述した要領で、胴紐12L,12Rを形成し、開口形成部14Oを形成して、簡易エプロン10を形成する。
なお、原反ロールはシート状の長尺シートでなく、チューブ状の長尺シートであってもよい。この場合には、図7(a)に示すように、プラスチックフィルム製のチューブ状長尺シートTLS1をロール原反TRGより巻き出す(送出工程)。このときのチューブ状長尺シートTLS1の幅=Wとし、両側端をそれぞれTE1,TE2とする。次に、図(b)に示すように、チューブ状長尺シートTLS1に、ミシン目(側部破断促進部)11とミシン目(上部破断促進部)14、さらに、後に略矩形の個別のシートSに切り離すためのミシン目(切離促進部)35とを形成する(破断促進部形成工程)。したがって、重ね合わさったチューブ状長尺シートTLS1に同時に胴紐12L,12Rが左右対称に形成されるとともに、開口形成部14Oが、略矩形の個別シートSの幅方向中心線に対して線対称に形成される(なお、後述するように、ミシン目35を破断することによって、シートSの上端SU(およびシートSの下端SB)が形成される)。そして、側端TE2を幅Δdだけ長手方向に沿って切断する(端部切断工程)。これによって、チューブ状の長尺シートTLS1は、側端TE1にて折り畳まれた幅(2W−2Δd)の長尺シートTLS1´となる。この状態で、図(c)に示すように、長尺シートTLS1´はロール状に巻き取られて、製品ロールRE´となる(巻取工程)。製品ロールRE´は1ロールずつ箱に詰められて出荷される。
なお、製品ロールRE´の使用方法は、図6にて示した製品ロールREの使用方法と同じである。
10 簡易エプロン
11 ミシン目(側部破断促進部)
12L,12R 胴紐
13 本体部
14 ミシン目(上部破断促進部)
14O 開口形成部
21 切断部(側部破断停止部)
22 切断部(上部破断停止部)
23 張出部
24 切欠部
S シート
SS 側縁

Claims (7)

  1. 略矩形のシートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、
    該側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、
    前記2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部とを備える簡易エプロンにおいて、
    前記シートの上部に切断線分である上部破断促進部を備え、
    着用時に、前記上部破断促進部を破断することで開口形成部を形成し、
    前記上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部を備え、
    直線状の前記側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる側部破断停止部を前記シートの外側に向かって円弧状に備え、
    該開口形成部を開いて頭を通すとともに、前記側部破断促進部を破断して前記一対の胴紐を形成し、該一対の胴紐を背中付近で結んで着用することを特徴とする、簡易エプロン。
  2. 前記開口形成部が下に向かって張り出した円弧状に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の簡易エプロン。
  3. 前記側部破断停止部は、前記側部破断促進部の形成される方向から180〜270度円弧状に切断されてなることを特徴とする、請求項1乃至2のいずれか1項に記載の簡易エプロン。
  4. 前記上部破断停止部は、前記上部破断促進部の形成される方向から180〜270度円弧状に切断されてなることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1項に記載の簡易エプロン。
  5. 前記シートの下端中央部が下に向けて張り出した張出部を備えるとともに、該張出部の両側に上に向けて切り欠かれた切欠部を備えることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1項に記載の簡易エプロン。
  6. 略矩形の個別シートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、
    該側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、
    前記2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部と、
    前記個別シートの上部中央に形成された上部破断促進部と、
    該上部破断促進部を破断することで形成される開口形成部と、
    前記上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部と
    直線状の前記側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる、前記個別シートの外側に向かって円弧状の側部破断停止部と
    を備え、
    前記胴紐が左右対称であるとともに、
    前記開口形成部が、前記略矩形の個別シートの幅方向中心線に対して線対称に形成された簡易エプロンの製造方法であって、
    ロール状に巻かれた長尺シートを送り出す送出工程と、
    送り出された前記長尺シートを長手方向に2つ折りにする2つ折り工程と、
    前記2つ折りにされた前記長尺シートに、前記側部破断促進部と前記上部破断促進部とを形成するとともに、前記長尺シートを前記略矩形の個別シートに切り離すための切離促進部を形成する、破断促進部形成工程と、
    前記側部破断促進部、前記上部破断促進部および切離促進部が形成された長尺シートをロール状に巻き取る巻取工程とを備えることを特徴とする、簡易エプロンの製造方法。
  7. 略矩形の個別シートの上端から下端方向に向かって略中央まで両側縁に沿って形成された側部破断促進部と、
    該側部破断促進部を破断することで形成される一対の胴紐と、
    前記2つの側部破断促進部の間に形成され、汚れをガードするための本体部と、
    前記個別シートの上部中央に形成された上部破断促進部と、
    該上部破断促進部を破断することで形成される開口形成部と、
    前記上部破断促進部の両端に破断の進行を停止させる円弧状の上部破断停止部と
    直線状の前記側部破断促進部の終端に直に接続され、破断の進行を停止させる、前記個別シートの外側に向かって円弧状の側部破断停止部と
    を備え、
    前記胴紐が左右対称であるとともに、
    前記開口形成部が、前記略矩形の個別シートの幅方向中心線に対して線対称に形成された簡易エプロンの製造方法であって、
    ロール状に巻かれたチューブ状の長尺シートを送り出す送出工程と、
    送り出された前記チューブ状の長尺シートに、前記側部破断促進部と前記上部破断促進部とを形成するとともに、前記チューブ状の長尺シートを前記略矩形の個別シートに切り離すための切離促進部を形成する、破断促進部形成工程と、
    前記チューブ状の長尺シートの一側端を切り落として、長手方向の中心で2つに折り畳まれた長尺シートとする端部切断工程と、
    前記側部破断促進部、前記上部破断促進部および切離促進部が形成された長尺シートをロール状に巻き取る巻取工程とを備えることを特徴とする、簡易エプロンの製造方法。
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