JP6041147B2 - 印字テープの表示処理プログラム、テープ印字装置 - Google Patents

印字テープの表示処理プログラム、テープ印字装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6041147B2
JP6041147B2 JP2013066344A JP2013066344A JP6041147B2 JP 6041147 B2 JP6041147 B2 JP 6041147B2 JP 2013066344 A JP2013066344 A JP 2013066344A JP 2013066344 A JP2013066344 A JP 2013066344A JP 6041147 B2 JP6041147 B2 JP 6041147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
plane
printing
print
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013066344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014188841A (ja
Inventor
広紀 井上
広紀 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013066344A priority Critical patent/JP6041147B2/ja
Publication of JP2014188841A publication Critical patent/JP2014188841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6041147B2 publication Critical patent/JP6041147B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

本発明は、箱体に貼り付けられる、印字テープの印字内容の編集操作を実行可能な印字テープの表示処理プログラム、テープ印字装置に関する。
従来、被印字テープ(タグテープ)に印字形成を行って対象物に貼り付け可能な印字テープ(タグラベル)を作成するテープ印字装置(タグラベル作成装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このテープ印字装置では、印字ヘッドが、被印字テープの所定の印字領域に対し順方向又はこの順方向と上下反転した回転方向での印字を行うかを、切り替え可能に制御される。
特開2006−309557号公報
上記従来技術のテープ印字装置では、所定の文字を回転方向に180°回転させた文字を印字することは可能であるが、印字テープ全体にわたって縦向き(縦書き)又は横向き(横書き)のいずれかの向きで印字テキストが形成されることとなり、これらを混在させることはできない。
ここで、作成された印字テープを、例えば段ボール箱のような略直方体形状の箱体に貼り付ける際に、複数の平面にまたがって貼り付けたい場合がある。このような場合には、印字テープがある1つの平面において貼り付けられるときのテープ面(当該1つの平面と平行)と、その平面から境界を超えて、隣接する次の平面において貼り付けられるときのテープ面(当該次の平面と平行)とが、略90°異なることとなる。すなわち、貼り付けた状態では印字テープは途中で略直角に曲げられた状態となる。この結果、印字テープ全体にわたって同一の向き(横向き又は縦向き)で印字テキストが形成されると、貼り付けた後において視覚的に一部の印字テキストが視えづらい場合があり、視認性の点でさらなる改善の余地があった。
本発明の目的は、箱体への貼り付け後において印字テープの印字テキストの視認性を良好とすることができる印字テープの表示処理プログラム及びテープ印字装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、互いに平行な1組の第1平面、それら前記第1平面に略直交する互いに平行な1組の第2平面、及び、前記第1平面と前記第2平面とに略直交する互いに平行な1組の第3平面、を含む略直方体の外形を備えた箱体に貼り付けられる、印字テープの印字内容の編集操作を実行可能に構成されるとともに、表示手段と、演算手段と、を備えた操作端末の前記演算手段に対し、前記箱体の前記第1平面、前記第2平面、前記第3平面のうち少なくとも2つの平面にまたがって貼り付けられる、1つの前記印字テープの貼り付け態様を指定する態様指定を取得する、態様指定取得手順と、前記箱体の外形寸法を取得する、外形寸法取得手順と、前記印字テープにおいてテープ長さ方向に配列される複数のブロックそれぞれの印字内容を表すテキストデータを取得する、テキストデータ取得手順と、前記態様指定取得手順で取得された前記態様指定により指定される貼り付け態様に対応して、前記テキストデータに基づき形成される前記ブロックの印字テキストの向きを各ブロックごとに決定する、テキスト向き決定手順と、前記外形寸法取得手順で取得された前記外形寸法で構築される前記箱体の外観イメージ、及び、前記テキストデータ取得手順で取得された前記テキストデータが前記テキスト向き決定手順で決定された向きで各ブロックごとに印字形成されて、前記少なくとも2つの平面に対し貼り付けられた状態の前記印字テープの外観イメージ、を仮想的に3次元描画して前記表示手段に表示する、貼り付けイメージ表示手順と、を実行させる。
本願発明では、貼り付け対象である箱体に貼り付けられる印字テープの印字内容が編集される。このとき、箱体は、略直方体の外形を備えており、互いに略直交する第1平面、第2平面、第3平面を、1組ずつ有している。このような外形形状の箱体に印字テープを貼り付けるとき、2つの平面にまたがって印字テープを貼り付けたい場合がある。このような場合には、印字テープがある1つの平面において貼り付けられるときのテープ面(当該1つの平面と平行)と、その平面から境界を超えて、隣接する次の平面において貼り付けられるときのテープ面(当該次の平面と平行)とが、略90°異なることとなる。すなわち、貼り付けた状態では印字テープは途中で略直角に曲げられた状態となる。この結果、印字テープ全体にわたって同一の向きで印字テキストが形成されると、貼り付けた後において視覚的に一部の印字テキストが視えづらい場合がある。そこで、本願発明では、上記を考慮し、箱体の複数の平面にまたがって印字テープが貼り付けられるとき、各平面ごとにテキストの向きを決定するようにし、かつ貼り付けた後の視覚的な外観を、仮想的に描画して表示する。
すなわち、本願発明の表示処理プログラムが操作端末の演算手段で実行されると、まず、態様指定取得手順で、操作者の指定に基づき、上記第1平面、第2平面、第3平面のうち少なくとも2つに対する1つの印字テープの貼り付け態様の態様指定が取得される。また、外形寸法取得手順で、上記同様、操作者の指定に基づき、上記箱体の外形寸法が取得される。また、テキストデータ取得手順で、上記同様、操作者の操作入力に基づき、印字テープへ印字形成されるテキストデータが取得される。なおこの場合、上述のように、少なくとも2つの平面にまたがって印字テープが貼り付けられ、各平面ごとに印字テキストの向きが調整されることから、上記テキストデータは、テープ長さ方向に2つ又は3つのブロックに分かれた内容で取得される。
その後、テキスト向き決定手順で、上記態様指定で指定される貼り付け状態(例えば、側面視で略コの字状となるように3平面に貼り付け、側面視で略L字状となるように2平面に貼り付け、1頂点の近傍で1平面を斜めに横切るようにしつつ3平面に貼り付け、等)に対応して、各ブロックごとに、当該ブロック内の印字テキストの向きが決定される。
その後、貼り付けイメージ表示手順で、箱体の外観及びこの箱体の少なくとも2つの平面に貼り付けられた印字テープの外観が、仮想的に3次元的に描画され、表示される。このときの箱体の外観イメージは、上記外形寸法取得手順で取得された外形寸法を用いて、描画される。
また、印字テープの外観イメージでは、上記テキストデータ取得手順で取得されたテキストデータが、上記テキスト向き決定手順で決定された向きで、各ブロックごとに印字形成された状態で、描画される。例えば、印字テープのうち箱体の上面に(テープ面を略水平方向として)貼り付けられる部分にはテープ長手方向を左右方向とする水平文字列として印字テキストが形成される。かつ、その上面に隣接する鉛直方向の側面に(テープ面を略鉛直方向として)貼り付けられる部分にはテープ長手方向を上下方向とする鉛直文字列として印字テキストが形成される。
以上の結果、本願発明によれば、印字テープ全体にわたって同一の向きで印字テキストが形成される場合のような上記弊害を回避し、貼り付け後において印字テープの印字テキストの視認性を良好とすることができる。また、実際に印字テープにおいて印字形成するより前に、仮想的な3次元描画によって当該視認性を確認できるので、操作者の利便性を向上することができる。
本発明によれば、箱体への貼り付け後において印字テープの印字テキストの視認性を良好とすることができる。
本発明の一実施の形態の印字装置を備えた印字テープ作成システムの全体構成を模式的に表すシステム構成図である。 操作端末及び印字装置の構成を模式的に表すブロック図である。 印字テキストの向きが全て同一向きである比較例の場合の印字テープの外観の一例、及び印字テープの貼り付け対象である箱体を表す説明図である。 印字テープの3種類の貼り付け態様を説明するための説明図である。 第1貼り付け態様に対応して作成される印字テープの外観の一例を示す説明図である。 第2貼り付け態様に対応して作成される印字テープの外観の一例を示す説明図である。 第3貼り付け態様に対応して作成される印字テープの外観の一例を示す説明図である。 操作端末のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。 印字装置の制御回路が実行する印字作成処理の詳細手順を表すフローチャートである。 印字が英語文字の場合に、第1貼り付け態様に対応して作成される印字テープの外観の一例を示す説明図である。 印字が英語文字の場合に、第3貼り付け態様に対応して作成される印字テープの外観の一例を示す説明図である。 同一平面上に複数ブロックの印字を形成する変形例において、第1貼り付け態様に対応して作成される印字テープの外観の一例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<印字テープ作成システムの全体構成>
まず、図1を参照しつつ、本実施形態のテープ印字装置を備えた印字テープ作成システムの全体構成を説明する。
図1に示すように、印字テープ作成システム1は、操作端末2と、印字装置3(テープ印字装置)とを有する。操作端末2と印字装置3とは、相互通信可能に接続されている。
操作端末2は、印字装置3により作成される印字テープの印字内容の編集操作を実行可能に構成される。操作端末2としては、操作者が操作可能な端末であれば特に限定されるものではなく、例えば、汎用PCやタブレットPC、PDA、多機能携帯電話等が使用可能である。図1に示す例では、操作端末2として汎用PCを使用した場合を示している。
印字装置3は、操作者による操作端末2を介した適宜の操作に基づき、所望の印字Rを備えた印字テープの作成を行う。作成された印字テープは、後述する箱体に貼り付けられる。
<操作端末及び印字装置の機能構成>
次に、図2を参照しつつ、操作端末2及び印字装置3の構成を説明する。
図2に示すように、操作端末2は、CPU12と、例えばROMやRAM等からなるメモリ13と、各種操作が可能な操作部14と、各種表示を行う表示部17(表示手段)と、各種情報を記憶する記憶装置16と、印字装置3との間での各種情報・指示信号の授受の制御を行う通信制御部15とを有する。この操作端末2は、後述する印字テープTの印字R内容の編集操作を実行する。
CPU12(演算手段)は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROM又は記憶装置16に予め記憶されたプログラム(後述の図8に示すフローを実行する表示処理プログラム等)に従って信号処理を行うことで、操作端末2全体の制御を行う。例えば、CPU12は、通信制御部15を介して印字装置3との間で各種情報・指示信号の送受を行う。
印字装置3は、テープロールホルダ部210と、搬送装置209と、印字ヘッド205と、制御回路202と、各種操作が可能な操作部206と、各種表示を行う表示部211と、各種情報を記憶する記憶装置201と、操作端末2との間での各種情報・指示信号の授受の制御を行う通信制御部208とを有する。
テープロールホルダ部210は、被印字テープ203を巻回した(本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示する)テープロール204を着脱可能(又はテープロール204を備えたカートリッジを着脱可能)となっている。
搬送装置209は、テープロール204に巻回された被印字テープ203を搬送する。
印字ヘッド205は、搬送装置209に対向して設けられ、搬送装置209によりテープロール204から繰り出されて搬送される被印字テープ203に対し所望の印字Rを継続して行い、印字済みのテープ203Aは、テープロール204Aに巻き取られる。
制御回路202は、図示しないRAMの一時記憶機能を利用しつつ図示しないROM又は記憶装置201に予め記憶されたプログラム(後述の図9に示すフローを実行するプログラム等)に従って信号処理を行うことで、印字装置3全体の制御を行う。例えば、制御回路202は、通信制御部208を介して操作端末2との間で各種情報・指示信号の送受を行う。
<箱体に貼り付ける際の問題点>
上記したようにテープロール204Aに巻き取られた印字済みのテープ203Aは、テープロール204Aごと印字装置3から取り外された後に所定の長さに切断された印字テープTとして使用される。この印字テープTの外観の一例を、図3(a)及び図3(b)に示す。なお、図3(a)及び図3(b)は比較例である。図3(a)に示す比較例では、印字テープTにおいてテープ長手方向に2つのブロックBL1,BL2として配列される印字R(この例では「プリンター」)が形成されている。これら2つのブロックBL1,BL2の印字テキストの向きは、同一向き(横向き)となっている。同様に、図3(b)に示す比較例では、印字テープTにおいてテープ長手方向に3つのブロックBL1,BL2,BL3として配列される印字Rが形成されている。これら3つのブロックBL1,BL2,BL3の印字テキストの向きは、同一向き(横向き)となっている。
この印字テープTは、図3(c)に示すように、例えば、互いに平行な左面Pl及び右面Pr(1組の第1平面)、それら左右面Pl,Prに略直交する互いに平行な上面Pu及び下面Pd(1組の第2平面)、及び、左右面Pl,Prと上下面Pu,Pdとに略直交する互いに平行な前面Pf及び後面Pb(1組の第3平面)を含む略直方体の外形を備えた箱体Pに貼り付けられる。尚、箱体Pの前・後・左・右・上・下というときは、図3〜図10の各図に示す方向を指すものとする。
ところで、上述した外形形状の箱体Pに印字テープTを貼り付けるとき、2つの平面に跨って印字テープTを貼り付けたい場合がある。
具体的には、図4(a)に示すように、箱体Pの左面Pl(1組の第1平面の一方)から、上面Puを経て、右面Pr(1組の第1平面の他方)に至る、側面視(前後方向視)で略コの字状となる第1貼り付け態様がある。
また、図4(b)に示すように、箱体Pの互いに隣接する2つの平面、例えばこの例では、上面Puと、これに隣接する左面Pl、右面Pr、前面Pf、及び後面Pbの各面に跨る、側面視で略L字状となる第2貼り付け態様がある。
さらに、図4(c)に示すように、箱体Pのなす略直方体の任意の1つの頂点の近傍で、上面Pu(第2平面)のうち当該頂点近傍の互いに直交する2辺を斜めに横切りつつ、当該2辺のうちの一方の1辺で折り曲がって当該上面Puに隣接する左面Pl又は右面Pr(第1平面)へと跨り、且つ、当該2辺のうちの他方の1辺で折り曲がって当該上面Puに隣接する前面Pf又は後面Pb(第3平面)へと跨る第3貼り付け態様がある。
このような貼り付け態様の場合には、印字テープTがある1つの平面において貼り付けられるときのテープ面(当該1つの平面と平行)と、その平面から境界を超えて、隣接する次の平面において貼り付けられるときのテープ面(当該次の平面と平行)とが、略90°異なることとなる。すなわち、箱体Pの境界を越えて両平面に貼り付けた状態では印字テープTは途中で略直角に曲げられた状態となる。この結果、上述の図3(a)及び図3(b)に示す比較例による印字テープTでは、印字テープ全体にわたって同一の向きで印字テキストが形成されているので、貼り付けた後において視覚的に一部の印字テキストが見えづらい場合がある。
例えば、図4(a)に示す第1貼り付け態様の場合、ブロックBL1及びブロックBL3(図3(b)参照)の印字Rのテキスト「プリンター」が箱体Pの左右面Pl,Prにおいて上下方向に横向きとなるので、見えづらい場合がある。
同様に、図4(b)に示す第2貼り付け態様の場合、ブロックBL2(図3(a)参照)の印字Rのテキスト「プリンター」が箱体Pの左右面Pl,Pr及び前後面Pf,Pbにおいて上下方向に横向きとなるので、見えづらい場合がある。
同様に、図4(c)に示す第3貼り付け態様の場合、ブロックBL1及びブロックBL3(図3(b)参照)の印字Rのテキスト「プリンター」が箱体Pの左右面Pl,Pr及び前後面Pf,Pbにおいて斜め方向となるので、見えづらい場合がある。
<本実施形態の特徴>
そこで、本実施形態では、操作端末2による印字テープTの印字Rの内容の編集操作を実行する際に、箱体Pの複数の平面にまたがって印字テープTが貼り付けられるときの各平面ごとに文字方向を変化させる、すなわち印字テキストの向きを適宜決定(選択)できるようにし、且つ、貼り付けた後の視覚的な外観イメージを全方向にわたって仮想的に描画して操作端末2の表示部17に表示できるようにした。以下、この詳細について図5〜図9に基づき説明する。
図5に、上記第1貼り付け態様に対応して作成される印字テープTの外観の一例を示す。図5に示すように、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rについては、テープ長手方向を上下方向とする鉛直文字列(縦書き)となり、ブロックBL2の印字Rについては、テープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)となる。また、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rは、印字テープTの長手方向両端側が下となるように、各々180°回転させた向きとなっている。これにより、印字テープTを箱体Pに貼り付けた際に、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rが箱体Pの左右面Pl,Prにおいて上下方向に縦書きとなるので、見やすくすることができる。
なお、印字テープTには、テキストである印字Rと、印字テープTが箱体Pの複数の平面に跨って貼り付けられるときの2つの平面の境界位置を表す折り曲げマークLも印刷される。操作者は、この折り曲げマークLが箱体Pの平面境界位置(この例では上面Puの左右両端の辺)と一致するように、印字テープTを位置あわせして貼り付ける。この例では、折り曲げマークLとして破線が印刷されているが、例えば適宜の記号やマークとしてもよい。
図6に、上記第2貼り付け態様に対応して作成される印字テープTの外観の一例を示す。図6に示すように、ブロックBL1の印字Rについては、テープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)となり、ブロックBL2の印字Rについては、印字テープTの長手方向端部が下となるように、テープ長手方向を上下方向とする鉛直文字列(縦書き)となる。これにより、印字テープTを箱体Pに貼り付けた際に、ブロックBL2の印字Rが箱体Pの左右面Pl,Pr及び前後面Pf,Pbにおいて上下方向に縦書きとなるので、見やすくすることができる。
図7に、上記第3貼り付け態様に対応して作成される印字テープTの外観の一例を示す。図7に示すように、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rについては、テープ長手方向に対して傾斜した方向を上下方向とする鉛直文字列(縦書き)となり、ブロックBL2の印字Rについては、テープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)となる。また、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rは、印字テープTの長手方向両端側が各々下となるように、図7中左右方向に対称となるように配置されている。これにより、印字テープTを箱体Pに貼り付けた際に、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rが箱体Pの左右面Pl,Pr及び前後面Pf,Pbにおいて上下方向に縦書きとなるので、見やすくすることができる。
<操作端末のCPUが実行する制御内容>
次に、図8を参照しつつ、上記を実現するために操作端末2のCPU12が実行する制御手順を説明する。このフローに示す処理は、ROM又は記憶装置16に予め記憶された表示処理プログラムに従って実行される。
まず、ステップS10で、CPU12は、操作者による操作入力に基づき、印字テープTの箱体Pに対する貼り付け態様指定を取得する。貼り付け態様は、前述したように、図4(a)及び図5に示す第1貼り付け態様、図4(b)及び図6に示す第2貼り付け態様、図4(c)及び図7に示す第3貼り付け態様があり、操作者が操作部14を用いてこれらのいづれかを指定すると、CPU12がその指定情報を取得する。なお、このステップS10が、各請求項記載の態様指定取得手順に相当する。
ステップS20で、CPU12は、操作者による操作入力に基づき、箱体Pの略直方体の外形に対応した、巾寸法W、高さ寸法H、奥行き寸法D(図5参照)を取得する。なお、ステップS20が、各請求項記載の外形寸法取得手順に相当する。
ステップS30で、CPU12は、ステップS20で取得された箱体Pの巾寸法W、高さ寸法H、奥行き寸法Dに基づき、作成する印字テープTのテープ長さを決定する。例えば、図5に示すように、第1貼り付け態様においては、箱体Pの巾寸法Wの長さと、箱体Pの高さHの3分の1の長さの2倍との合計が、印字テープTの全長となるように設定する。また例えば、図6に示すように、第2貼り付け態様においては、箱体Pの巾寸法Wの3分の1の長さと、箱体Pの高さHの3分の1の長さとの合計が、印字テープTの全長となるように設定する。なお、テープ長さはこれに限定されるものではなく、ユーザーにより適宜設定変更することが可能である。
ステップS40で、CPU12は、操作者の操作入力に基づき、印字テープTに形成される印字Rの印字内容を表すテキストデータ(例えば「プリンター」というテキスト文字)を取得する。この場合、上記テキストデータは、テープ長さ方向に配列される複数のブロックそれぞれに対応した内容で取得される。なお、ステップS40が、各請求項記載のテキストデータ取得手順に相当する。
ステップS50で、CPU12は、上記ステップ10で指定された貼り付け態様に対応して、テキストデータに基づき形成される各ブロック(BL1,BL2又はBL1,BL2,BL3)の印字テキストの向きを、各ブロックごとに決定する。このとき、CPU12は、上記ステップ10で指定された貼り付け態様に応じて、互いに異なる平面に貼り付けられる複数のブロックは互いに印字テキストの向きが異なり、かつ互いに同一の平面に貼り付けられる複数のブロックは印字テキストの向きが揃えられるように、印字テキストの向きを決定する。なお、ステップS50が、各請求項記載のテキスト向き決定手順に相当する。
具体的には、前述のように、第1貼り付け態様の場合には、図5に示すように、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rについてはテープ長手方向を上下方向とする鉛直文字列(縦書き)とし、ブロックBL2の印字Rについてはテープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)とする。また、第2貼り付け態様の場合には、図6に示すように、ブロックBL1の印字Rについてはテープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)とし、ブロックBL2の印字Rについてはテキストの向きをテープ長手方向を上下方向とする鉛直文字列(縦書き)とする。また、第3貼り付け態様の場合には、図7に示すように、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rについてはテープ長手方向に傾斜した方向を上下方向とする鉛直文字列(縦書き)とし、ブロックBL2の印字Rについてはテープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)とする。ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rの傾斜角度は、テープ長さやテキストデータ量等に応じて適宜設定される。
ステップS60で、CPU12は、上記ステップS20で取得された外形寸法で構築される箱体Pの外観イメージ、及び、上記ステップS40で取得されたテキストデータが上記ステップS50で決定された向きで各ブロックごとに印字形成され、上記ステップS10で指定された貼り付け態様で箱体Pに貼り付けられた状態の印字テープTの外観イメージを、仮想的に3次元描画して表示部17に立体的に表示する(図5〜図7参照)。このとき、例えば操作部14等の操作によって、表示部17上で箱体Pの外観イメージを回転可能であり、上下左右前後のあらゆる方向から印字テープTの貼り付けイメージを視ることができる。なお、このステップS60が、各請求項記載の貼り付けイメージ表示手順に相当する。
ステップS70で、CPU12は、操作者の所定の操作指示入力に基づき、印刷開始の指示が有ったか否かを判定する。印刷開始の指示がない場合には、ステップS70の判定は満たされず(S70:NO)、ステップS70の判定が満たされるまでループ待機する。一方、印刷開始の指示があった場合には、ステップS70の判定が満たされて(S70:YES)、ステップS80に移る。
ステップS80で、CPU12は、ステップS60で表示された印字テープTの貼り付けイメージに基づき、印字データを生成する。この印字データは、表示したテキストデータを印字形成するための第1印字データ(テキスト文字「プリンター」)に加えて、印字テープTが箱体Pの複数の平面に跨って貼り付けられるときの2つの平面の境界位置を表す上記折り曲げマークLを印刷形成するための第2印字データと、印字テープTを適宜の長さで操作者が切断するための不図示のカットライン(第3印字データ)とを含む。
ステップS90で、CPU12は、上記ステップS80で生成された印字データを印字装置3に出力する。なお、ステップS80が、各請求項記載の印字データ出力手順として機能する。その後、本フローを終了する。
<印字装置の制御回路が実行する制御内容>
次に、図9を参照しつつ、印字装置3の制御回路202が実行する印字作成処理の詳細手順を説明する。図9において、このフローに示す処理は、例えば印字装置3の電源がオンされたことを契機に開始される。
まずステップS200で、制御回路202は、操作端末2から印字データを受信したか否かを判定する。受信されない場合には、ステップS200の判定は満たされず(S200:NO)、ステップS200の判定が満たされるまでループ待機する。一方、受信された場合には、ステップS200の判定が満たされて(S200:YES)、ステップS210に移る。なお、この受信された印字データは、図示しないRAM又は記憶装置201に一時記憶される。
ステップS210で、制御回路202は、搬送装置209に制御信号を出力し、テープ203の搬送を開始させる。
その後、ステップS220に移り、制御回路202は、テープ203の搬送方向位置が所定の印字開始位置に達したか否かを公知の手法で判定する。印字開始位置に達するまでは、ステップS220の判定が満たされず(S220:NO)、上記ステップS210に戻り同様の手順を繰り返す。印字開始位置に達したら、ステップS220の判定が満たされて(S220:YES)、ステップS230に移る。
ステップS230では、制御回路202は、印字ヘッド205に制御信号を出力し、上記ステップS200で受信した印字データのテープ203への印字を開始する。
そして、ステップS240で、制御回路202は、テープ203の搬送方向位置が所定の印字終了位置に達したか否かを公知の手法で判定する。印字終了位置に達するまでは、ステップS240の判定は満たされず(S240:NO)、ループ待機する。印字終了位置に達したら、ステップS240の判定が満たされて(S240:YES)、ステップS250に移る。
ステップS250では、制御回路202は、印字ヘッド205に制御信号を出力し、テープ203への印字を終了させる。
ステップS270では、制御回路202は、搬送装置209に制御信号を出力し、テープ203の搬送を停止させる。その後、本フローに示す処理を終了する。
<本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態では、図3に示す比較例のように印字テープT全体にわたって同一の向きで印字テキストが形成される場合において、図4に示すように一部の印字テキストが見にくくなる弊害を回避し、箱体Pへの貼り付け後において印字テープTの印字テキストの視認性を良好とすることができる。また、実際に印字テープTにおいて印字R形成するより前に、仮想的な3次元描画によって当該視認性を確認できるので、操作者の利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、上記ステップS50において、互いに(隣接して)異なる平面に貼り付けられる複数のブロック(BL1とBL2、BL2とBL3)は互いに印字テキストの向きが異なるように、印字テキストの向きが決定される。これにより、確実に視認性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、上記ステップS20において、箱体Pの巾寸法W、高さ寸法H、奥行き寸法Dを取得する。これにより、操作者の用途やニーズに応じて、任意のサイズの箱体Pを貼り付け対象とし、当該箱体Pの外観イメージ及びこれに貼り付けられる印字テープTの外観イメージを精度よく表示することができる。
また、本実施形態では特に、直方体の箱体Pの複数面に対する典型的な3つの貼り付け態様を予め想定して準備しておき、上記ステップS10において、その中から操作者に1つを選択させるようにする。これにより、操作者の操作上の手間を軽減できるので、これによっても利便性を確実に向上することができる。
また、本実施形態では特に、上記ステップS90において、第1印字データと第2印字データとを印字装置3に出力する。これにより、印字Rが形成された印字テープTを実際に箱体Pに貼り付けるとき、操作者は、第2印字データにより印字形成された折り曲げマークLを、実際の箱体Pの平面境界位置に合わせつつ貼り付けることができる。これにより、イメージ表示された通りの貼り付け態様を、操作者が確実に実行することができる。
<変形例>
なお、本発明は、上記した本実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下に各種の変形例について説明する。
(1)印字Rが英語文字の場合(第1及び第2貼り付け態様)
上記実施形態では、印字Rのテキストデータが日本語文字であったため、例えば第1貼り付け態様の場合において、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rについては、テープ長手方向を上下方向とする鉛直文字列(縦書き)となるようにしたが、印字Rのテキストデータが例えば英語文字である場合には、テープ幅方向を左右方向とする水平文字列(横書き)としてもよい。図10に、この場合の一例を示す。
図10は、上記第1貼り付け態様に対応して作成される印字テープTの外観の一例であり、この例では印字Rが英語文字「Printer」となっている。図10に示すように、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rについては、テープ幅方向を左右方向とする水平文字列(横書き)となり、ブロックBL2の印字Rについては、テープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)となる。また、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rは、印字テープTの長手方向両端側が下となるように、各々180°回転させた向きとなっている。これにより、印字テープTを箱体Pに貼り付けた際に、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rが箱体Pの左右面Pl,Prにおいて左右方向に横書きとなるので、印字Rが英語文字「Printer」の場合にも、確実に視認性を向上することができる。
なお、図示は省略するが、第2貼り付け態様の場合にも、上記と同様に、ブロックBL2の印字Rについては、印字テープTの長手方向端部側が下となるように、テープ幅方向を左右方向とする水平文字列(横書き)とすることで、視認性を向上することができる。
(2)印字Rが英語文字の場合(第3貼り付け態様)
図11は、上記第3貼り付け態様に対応して作成される印字テープTの外観の一例であり、この例では印字Rが英語文字「Printer」となっている。図11に示すように、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rについては、テープ幅方向に対して所定の角度傾斜した方向を左右方向とする水平文字列(横書き)となり、ブロックBL2の印字Rについては、テープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)となる。また、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rは、印字テープTの長手方向両端側が各々下となるように、左右対称となるように配置されている。これにより、印字テープTを箱体Pに貼り付けた際に、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rが箱体Pの左右面Pl,Pr及び前後面Pf,Pbにおいて前後・左右方向に横書きとなるので、印字Rが英語文字「Printer」の場合にも、確実に視認性を向上することができる。
(3)同一平面上に複数ブロックの印字を形成する場合
上記実施形態では、箱体Pの同一平面上に1つのブロックのみ印字される場合を説明したが、同一平面上に複数のブロックが印字されてもよい。図12は、この場合において、上記第1貼り付け態様に対応して作成される印字テープTの外観の一例である。
図12に示す例では、上記第1貼り付け態様において、印字テープTのテープ長手方向に4つのブロックBL1,BL2a,BL2b,BL3の各印字R(日本語文字「プリンター」)が形成されている。前述の図5と同様に、ブロックBL1及びブロックBL3の印字Rについては、テープ長手方向を上下方向とする鉛直文字列(縦書き)となっている。一方、互いに同一の平面(この例では箱体Pの上面Pu)に貼り付けられる複数のブロックBL2a,BL2bは、印字テキストの向きが、テープ長手方向を左右方向とする水平文字列(横書き)として揃えられているが、その一方(この例ではブロックBL2a)の「プリンター」の印字Rを前後方向に180°回転させている。これによって、箱体Pを左右側面方向から視た場合の印字Rの表示が見やすいと同時に、箱体Pを前後いずれかの方向から視ても、箱体Pの上面Puに位置する2つのブロックBL2a,BL2bのいずれかの印字Rが容易に読み取れることとなり、確実に視認性を向上することができる。
(4)その他
以上においては、印字テープTを作成する印字装置3に有線あるいは無線による通信回線を介して操作端末2が接続されており、上記の編集処理(図8に示す処理手順)等を実行する機能を、操作端末2側において総括的に実行するようにしている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上記印字装置3を、操作端末2と同等の機能を果たす構成を組み込んだ、いわゆるスタンドアローンタイプの印字装置3とし、上記の編集処理等を実行する機能を当該印字装置3が実行するようにしても良い。この場合、印字装置3の制御回路202が図8のフローに示す制御内容を実行することとなり、ステップS10が各請求項記載の態様指定取得手段として機能し、ステップS20が外形寸法取得手段として機能し、ステップS40がテキストデータ取得手段として機能し、ステップS50がテキスト向き決定手段として機能し、ステップS60が貼り付けイメージ表示手段として機能する。このスタンドアローンタイプの印字装置3においても、上記した本実施形態と同様の作用効果を有する。
また、上記実施形態では、印字装置3が、所望の印字Rを備えた印字済みのテープ203Aの作成を行い、当該テープ203Aがテープロール204Aに巻き取られる場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、印字済みのテープ203Aが内蔵されたカッタ機構により所望の長さに切断されて印字ラベルが作成される場合にも適用可能であり、当該印字ラベルを箱体Pに貼り付けた際の視認性を良好とすることが可能である。
また、図2中に示す矢印は、信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図8及び図9に示すフローチャートは、本発明を図示する手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
2 操作端末
3 印字装置(テープ印字装置)
12 CPU(演算手段)
17 表示部(表示手段)
BL1,BL2,BL3 ブロック
D 奥行き寸法
H 高さ寸法
L 折り曲げマーク
P 箱体
R 印字
T 印字テープ
W 巾寸法

Claims (6)

  1. 互いに平行な1組の第1平面、それら前記第1平面に略直交する互いに平行な1組の第2平面、及び、前記第1平面と前記第2平面とに略直交する互いに平行な1組の第3平面、を含む略直方体の外形を備えた箱体に貼り付けられる、印字テープの印字内容の編集操作を実行可能に構成されるとともに、表示手段と、演算手段と、を備えた操作端末の前記演算手段に対し、
    前記箱体の前記第1平面、前記第2平面、前記第3平面のうち少なくとも2つの平面にまたがって貼り付けられる、1つの前記印字テープの貼り付け態様を指定する態様指定を取得する、態様指定取得手順と、
    前記箱体の外形寸法を取得する、外形寸法取得手順と、
    前記印字テープにおいてテープ長さ方向に配列される複数のブロックそれぞれの印字内容を表すテキストデータを取得する、テキストデータ取得手順と、
    前記態様指定取得手順で取得された前記態様指定により指定される貼り付け態様に対応して、前記テキストデータに基づき形成される前記ブロックの印字テキストの向きを各ブロックごとに決定する、テキスト向き決定手順と、
    前記外形寸法取得手順で取得された前記外形寸法で構築される前記箱体の外観イメージ、及び、前記テキストデータ取得手順で取得された前記テキストデータが前記テキスト向き決定手順で決定された向きで各ブロックごとに印字形成されて、前記少なくとも2つの平面に対し貼り付けられた状態の前記印字テープの外観イメージ、を仮想的に3次元描画して前記表示手段に表示する、貼り付けイメージ表示手順と、
    を実行させるための、印字テープの表示処理プログラム。
  2. 請求項1記載の印字テープの表示処理プログラムにおいて、
    前記テキスト向き決定手順は、
    前記態様指定取得手順で取得された前記態様指定により指定される貼り付け態様に応じて、互いに異なる平面に貼り付けられる複数のブロックは互いに印字テキストの向きが異なり、かつ互いに同一の平面に貼り付けられる複数のブロックは印字テキストの向きが揃えられるように、前記印字テキストの向きを決定する
    ことを特徴とする印字テープの表示処理プログラム。
  3. 請求項2記載の印字テープの表示処理プログラムにおいて、
    前記外形寸法取得手順は、
    前記略直方体の外形に対応した、前記箱体の巾寸法、前記箱体の高さ寸法、及び、前記箱体の奥行き寸法を取得する
    ことを特徴とする印字テープの表示処理プログラム。
  4. 請求項2又は請求項3記載の印字テープの表示処理プログラムにおいて、
    前記態様指定取得手順は、
    前記1組のうち一方の第1平面から、前記第2平面を経て、前記1組のうち他方の前記第1平面に至る、側面視で略コの字状となる第1貼り付け態様と、
    前記第1〜第3平面のうち互いに隣接する2つの平面にまたがる、側面視で略L字状となる第2貼り付け態様と、
    前記箱体のなす前記略直方体の任意の1つの頂点の近傍で、前記第2平面のうち当該頂点近傍の互いに直交する2辺を斜めに横切りつつ、当該2辺のうちの一方の1辺で折り曲がって当該第2平面に隣接する前記第1平面へとまたがり、かつ、当該2辺のうちの他方の1辺で折り曲がって当該第2平面に隣接する前記第3平面へとまたがる、第3貼り付け態様と、
    のいずれか1つの貼り付け態様を指定する前記態様指定を取得する
    ことを特徴とする印字テープの表示処理プログラム。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の印字テープの表示処理プログラムにおいて、
    前記演算手段に対し、
    前記貼り付けイメージ表示手順で前記表示手段に前記箱体の外観イメージ及び前記印字テープの外観イメージが表示され、所定の操作指示の入力がなされたことを契機に、当該表示されたテキストデータを印字形成するための第1印字データと、前記印字テープがまたがって貼り付けられるときの2つの平面の境界位置を表す第2印字データと、をテープ印字装置に出力する印字データ出力手順をさらに実行させる
    ことを特徴とする印字テープの表示処理プログラム。
  6. 互いに平行な1組の第1平面、それら前記第1平面に略直交する互いに平行な1組の第2平面、及び、前記第1平面と前記第2平面とに略直交する互いに平行な1組の第3平面、を含む略直方体の外形を備えた前記箱体に貼り付けられる、印字テープの印字形成を行うテープ印字装置であって、
    前記箱体の、前記第1平面、前記第2平面、前記第3平面のうち少なくとも2つの平面にまたがって貼り付けられる、1つの印字テープの貼り付け態様を指定する態様指定を取得する、態様指定取得手段と、
    前記箱体の外形寸法を取得する、外形寸法取得手段と、
    前記印字テープにおいてテープ長さ方向に配列される2ブロック若しくは3ブロックそれぞれの印字内容を表すテキストデータを取得する、テキストデータ取得手段と、
    前記態様指定取得手段により取得された前記態様指定により指定される貼り付け態様に対応して、前記テキストデータに基づき形成される前記ブロックの印字テキストの向きを各ブロックごとに決定する、テキスト向き決定手段と、
    前記外形寸法取得手段により取得された前記外形寸法で構築される前記箱体の外観イメージ、及び、前記テキストデータ取得手段により取得された前記テキストデータが前記テキスト向き決定手段により決定された向きで各ブロックごとに印字形成されて、前記少なくとも2つの平面に対し貼り付けられた状態の前記印字テープの外観イメージ、を仮想的に3次元描画して表示する、貼り付けイメージ表示手段と、
    を有することを特徴とする、テープ印字装置。
JP2013066344A 2013-03-27 2013-03-27 印字テープの表示処理プログラム、テープ印字装置 Active JP6041147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013066344A JP6041147B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 印字テープの表示処理プログラム、テープ印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013066344A JP6041147B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 印字テープの表示処理プログラム、テープ印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014188841A JP2014188841A (ja) 2014-10-06
JP6041147B2 true JP6041147B2 (ja) 2016-12-07

Family

ID=51835635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013066344A Active JP6041147B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 印字テープの表示処理プログラム、テープ印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6041147B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6264661B2 (ja) * 2014-12-26 2018-01-24 ブラザー工業株式会社 テープ印字装置及び装飾テープ作成プログラム
JP6679832B2 (ja) * 2015-03-20 2020-04-15 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム
JP6621332B2 (ja) * 2016-01-14 2019-12-18 セイコーエプソン株式会社 リボン作成方法、テープ印刷装置およびプログラム
JP2017149011A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 ブラザー工業株式会社 テープ印字装置及び装飾テープ作成プログラム
JP7409161B2 (ja) * 2020-03-06 2024-01-09 セイコーエプソン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6452694B1 (en) * 1998-08-14 2002-09-17 3M Innovative Properties Company Design of text and graphic imagery on flag or tab media
JP2007217043A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Sato Corp Rfidラベルの角貼り装置およびその角貼り方法
JP2008272994A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Brother Ind Ltd 補強用テープ及び印刷装置
JP5062153B2 (ja) * 2008-12-02 2012-10-31 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014188841A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6041147B2 (ja) 印字テープの表示処理プログラム、テープ印字装置
KR102120101B1 (ko) 디스플레이 장치 및 그 제어 방법
US10289366B2 (en) Image editor, and method and computer-readable medium therefor
US9804806B2 (en) Ribbon preparation method, tape printing device and program
US7649651B2 (en) Print data editing apparatus and print data editing program stored in computer readable medium
US9639301B2 (en) Printing device and control method of a printing device and print templates
JP6226239B2 (ja) 包装表示プログラム
US9833923B2 (en) Cut data generating device, method of generating cut data, and non-transitory computer readable storing medium
WO2017141553A1 (ja) 三次元データ処理装置および三次元データ処理方法
JP5557043B2 (ja) 仮想ラベル表示処理プログラム
JP7097008B2 (ja) 印刷処理プログラム
JP6536231B2 (ja) ラベル作成装置、ラベル作成方法、およびラベル作成プログラム
US9617101B2 (en) Tape printing device, tape length calculation method, and computer-readable recording medium
JP2016221940A5 (ja)
JP2014160969A (ja) 立体視画像出力システム
JP7013882B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP6003926B2 (ja) 表示制御装置、印刷装置、制御方法、及びプログラム
JP2014174599A (ja) ラベル作成用処理プログラム及びラベル作成用処理方法
JP2004180267A (ja) 画像編集方法、画像編集装置、プログラム及び記録媒体
JP2020197969A (ja) データ処理装置、及びデータ処理プログラム
JP7354655B2 (ja) プログラムおよび情報処理装置
JP7413814B2 (ja) プログラムおよび情報処理装置
US10459681B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
JP6844567B2 (ja) 編集方法、編集プログラム及び編集装置
JP2009239850A (ja) トリミング範囲の最適化方法、装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6041147

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150