JP6041101B2 - 製函方法 - Google Patents

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Description

本発明は、外側壁に所定空間を設けた二重壁を備えた箱を自動的に組み立てる製函方法に関する。
従来、段ボール紙により底板の周囲に二重壁とその上部の小幅帯部(後述の実施形態では額縁部と呼ぶ)を有する箱を組み立てる製函装置が公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の技術では、中央方形板Aに押圧線溝Bを介して、一方の対向外周壁Cと他方の対向外周壁Dとを連設し、その両外周壁C、Dに小幅帯体Fを介して内周壁H、Jを連設して製函原紙1を形成し、原紙1を上方より整形押えパッド9で押さえながら下降するときにガイドによりガイドされて、対向内外周壁D、J、C、Hを起立させ、更に、周壁折込回動部材14により押圧線溝Gより対向内周壁J、Hを折り込んで折りぐせを付加し、次に、整形押えパッド9を上昇させて、周壁折込回動部材14により押圧線溝Eより折り込んで内周壁H、Jの突片Kを差込孔Lに差し込んで製函するようにしていた。
特公平4−72690号公報
しかし、前記特許文献1における技術を、段ボール紙よりも薄い厚紙で小幅帯体Fの幅が狭い箱であって、突片Kを差込孔Lに差し込んで固定する代わりに、内周壁H、Jに連設する係止片を互いに係合させて固定する構造の箱の場合では、小幅帯体Fの一方の押圧線溝Gには折りぐせが付けられるが、他方の押圧線溝Eには折りぐせが付けられないため、組立折込時に押圧線溝Eにおける部分で直角に折られ難く、開こうとする復元力が働き、組み立て時に係止片同士で係合することができず、開いてしまい箱を組み立てることができなかった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、中央に配設される四角形の底壁1と、底壁1の左右前後の各辺に設けられる折目線12・12・16・16を介して連設される外側壁2・2・6・6と、該外側壁2・2・6・6の外側に折目線13・13・17・17を介して連設される細帯状の額縁片3・3・7・7と、該額縁片3・3・7・7の外側に折目線14・14・18・18を介して連設される内側壁4・4・8・8と、該内側壁4・4・8・8の外側に折目線15・15・19・19を介して連設される係止片5・5・9・9と、を有する原紙10を折り曲げて組み立てる製函方法であって、左右折曲体62・62を内方向に回動させて、左右の額縁片3・3をL字状の折型43・43の水平部43a・43aの側面に当接するように前記折目線13・13の位置で直角状に折り曲げ、左右の内側壁4・4を前記折型43・43の水平部43a・43aの上面に当接するように前記折目線14・14の位置で直角状に折り曲げ、左右の係止片5・5の外辺を前記折型43・43の垂直部43b・43bの側面に当接するように前記折目線15・15の位置で斜めに折り曲げて、それぞれ折りぐせを付け、前記左右折曲体62・62を逆方向に回動させて元の状態に戻して前記折型43・43と入れ替わるごとく上型51・51を下降させ、前記左右折曲体62・62を再び内方向に回動させて、左右の額縁片3・3と内側壁4・4をそれぞれ直角方向に折り曲げて二重壁とし、さらに前記上型51・51を下降させて、下型61・61とにより左右の外側壁2・2を前記折目線12・12で折り曲げた後に、前後の外側壁6・6を前記折目線16・16で折り曲げて起立させ、前後曲折体64・64を内方向に回動させて、前記額縁片7・7と前記内側壁8・8を折り曲げて、前後左右の係止片5・5・9・9を互いに係止させて箱11に組み立て成形するようにしたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
すなわち、厚紙自体の弾性力により箱成形後に元の状態に開くことがなく、失敗なく箱11をきれいに成形することができる。
本発明の製函方法により組み立てられる原紙の平面図。 製函装置の側面図。 成形部の正面図。 (a)折型に沿って額縁片3と内側壁4を折り曲げた状態を示す正面図、(b)折りぐせを付けた状態の正面図。 (a)上型で押さえて左右折曲体62で額縁片3と内側壁4と係止片5を折り曲げた状態を示す正面図、(b)上型を下降して外側壁2を折り曲げた状態を示す正面図。 前後曲折体64で額縁片7と内側壁8を折り曲げた状態を示す側面図。 折型に沿って額縁片3と内側壁4を折り曲げた状態を示す斜視図。 額縁片3と内側壁4を折り曲げた状態を示す斜視図。 外側壁6を折り曲げた状態を示す斜視図。 組立後の箱の斜視図。
以下では、図面を参照して本発明に係る製函方法について説明する。
まず、二重壁を備えた箱11に組み立てられる原紙10について、図1より説明する。なお、本実施形態では箱11の上方が開放される直方体とする。
原紙10は所定の寸法のボール紙等の厚紙が図1の如く裁断され、折目線が溝状に形成される。詳しくは、原紙10は、中央に配設される四角形状の底壁1と、底壁1の左右の長辺に設けられる折目線12・12を介して連設される外側壁2・2と、該外側壁2・2の外側に折目線13・13を介して連設される細帯状の額縁片3・3と、該額縁片3・3の外側に折目線14・14を介して連設される内側壁4・4と、該内側壁4・4の外側に折目線15・15を介して連設される係止片5・5と、前記底壁1の前後の短辺に設けられる折目線16・16を介して連設される外側壁6・6と、該外側壁6・6の外側に折目線17・17を介して連設される細帯状の額縁片7・7と、該額縁片7・7の外側に折目線18・18を介して連設される内側壁8・8と、該内側壁8・8の外側に折目線19・19を介して連設される係止片9・9と、前記内側壁4・4の前後に折目線21・21・21・21を介して連設される耳片20・20・20・20と、前記外側壁2・2の前後に折目線23・23・23・23を介して連設される折片22・22・22・22と、前記外側壁6・6の左右に折目線25・25・25・25を介して連設される折片24・24・24・24とからなる。なお、折片22と折片24とは斜めの折目線26を介して連設されている。
製函装置100は、原紙10を適宜折目線で折り曲げることにより図10に示す箱11を成形する装置である。製函装置100は図2に示すように、本体フレーム90に、給紙部30、搬送部40、押圧部50、下型部60、駆動部70が配設される。
給紙部30は、原紙10を多数積み重ねたものを立てた状態で保持し、順次前方へ送り出すものである。給紙部30は本体フレーム90の後部左右中央上に配置され、原紙10がレール31上に載置され、レール31は前下がりに傾斜して配置されて、レール31に沿って前方へ原紙10が移動する。該レール31に原紙10の表側(箱11としたときの凹部側)が前方を向き、長辺が上下方向となるよう保持されている。
搬送部40は、原紙10の表側を吸着して前下方に配置される成形部60まで搬送するものである。図2、図3に示すように、搬送部40は搬送フレーム41と吸盤42と折型43を備える。搬送フレーム41は回動リンク機構44に連結されて、駆動部70のアクチュエータとなるモータ71の駆動により回動リンク機構44が作動されて、吸盤42に吸着された原紙10が給紙部30で略垂直状の姿勢から、前下方の成形部60まで搬送されて水平状に姿勢が変えられて載置される。搬送フレーム41は前後往復移動される。
搬送フレーム41には左右中央側に吸盤42・42が設けられ、吸盤42の左右両側に折型43・43が配置される。
折型43は、成形部60に搬送したときに額縁片3と内側壁4と係止片5に折りぐせを付けるものであり、図3、図4、図7示すように、下側の水平部43aと垂直部43bにより正面視(断面視)L字状に板材が折り曲げられて構成され、左右の折型43・43は左右対称に配置される。折型43・43の水平部43a・43aの両外端の左右方向の長さL1(図7)は、図1に示す原紙10の外側壁2・2の外側端間の長さ、つまり、折目線13・13間の距離と一致するように搬送フレーム41に取付固定されている。なお、折型43・43及び吸盤42・42は前記搬送フレーム41に左右位置調整可能に取り付けられている。
また、折型43の水平部43aの厚さ、つまり、上下高さL2は、額縁片3の幅と一致させている。
また、折型43の水平部43aの上平面の幅L3(図4)は、内側壁4の幅L4よりも長く、内側壁4の幅L4と係止片5の幅L5を加えた幅よりも短く(L4+L5>L3>L4)設定している。
押圧部50は、成形部60に搬送された原紙10を下型61内の下方に押し込んで成形するものである。押圧部50は、上型51と昇降機構52と備え、給紙部30の前方に配置される。押圧部50は前記回動リンク機構44と連動連結され、搬送部40により原紙10が成形部60に搬送されてきたときには干渉しないように前方に退避し(前方に揺動し)、搬送部40が原紙10を受け取るために給紙部30へ移動したときに、成形部60の上方に位置し、所定のタイミングで昇降機構52により上型51を下降させて、原紙10を成形する。
上型51は、図2に示すように、側面視略逆T字状の板体で構成され、左右一対平行に配置される。左右の上型51と上型51との間隔(左右幅)L7(図8)は、底壁1の幅L1から左右の額縁片3・3の幅(2×L2)を減じた長さよりも若干短く(L7<L1−2×L2)構成している。また、上型51の下端の原紙10に当たる部分の前後長L8(図2)は、係止片5の外側の前後長L6よりも短く(L8<L6)構成している。
成形部60は、図2、図3に示すように、下型61と、左右折曲体62・62と、ストッパー63と、前後曲折体64・64等を備える。
下型61は平面視で底壁1が上下方向に通過できる枠状に構成され、上部周囲が外方向に広がる傾斜面を有し、上型51による下方への押し込み時に、ガイドされて徐々に外側壁2・2・6・6が折り曲げられるようにしている。この上型51が下降して原紙10を下方に押したときに、外側壁2・2・6・6が下型61に当たり、折目線12・12・16・16で折り曲げられて、外側壁2・2・6・6が起立させられる。
左右折曲体62・62は、下型61の上方で下型61の左右側方に配置され、前後方向の軸を中心に板体を互いに左右内方向に回動するように構成される。左右折曲体62・62は、搬送部40により原紙10が下型61上に載置されたときに、折型43・43に沿わせて額縁片3・3と内側壁4・4と係止片5・5を折目線13・13・14・14・15・15で折り曲げて折りぐせを付けるとともに、次の工程で、搬送部40が給紙部30へ戻り上型51が下降した時に、同様に回動して額縁片3・3と内側壁4・4と係止片5・5を折り曲げる。
ストッパー63は、下型61の下方に配置され、上型51により原紙10が下型61内に折り曲げながら下降してきたときに、下面を受け止めるためのものであり、折り曲げが完了して箱が形成されると退避して、箱11を下方に排出するものである。
前後曲折体64は、上下方向において下型61とストッパー63との間で前後に配置され、左右方向の軸を中心に前後の板体を互いに前後内方向に回動するように構成される。上型51により原紙10が下型61内に折り曲げながら下降してストッパー63により受け止められると、前後曲折体64・64が内方向に回動して前後の額縁片7・7と内側壁8・8と係止片9・9を折り曲げて箱11に完成させる。
次に、原紙10の折り曲げ工程を図2乃至図10より説明する。
搬送部40の吸盤42に原紙10が吸着されて給紙部30から下型61の上面に搬送される(図2、図3)。この載置されるときに、左右折曲体62・62の上方に配置されるガイド体65・65に左右両側の内側壁4・4と係止片5・5が順に当たり、外側壁2・2は折型43・43の下面で押さえられているので左右両側下端に位置する折目線13・13の部分で折り曲げられる。つまり、原紙10が下型61の上面に載置された時には、左右両側が「く」字状に折り曲げられた状態となる。
原紙10が下型61の上面に載置されると、折型43・43により押さえつけられ、吸盤42・42により吸着されて位置固定された状態で、左右両側から左右折曲体62・62が左右内方向に回動されて、額縁片3・3が折目線13・13の位置で垂直方向に曲げられ、額縁片3・3は折型43・43の側面に当接して垂直となり、更に、内側壁4・4が折目線14・14の位置で折型43の水平部43aの上面に当接するように直角状に折り曲げられる(図4a、図7)。つまり、折型43・43は左右内方向へ回動して水平となるまで回動し、折目線13・13と折目線14・14で谷折り(以下、原紙10を開いた状態で上方から見て、折目が高くなると山折り、折目が低くなると谷折りとする)され、額縁片3・3と内側壁4・4は折型43の形状に合わせた正面視L字状(外側壁2・2と額縁片3・3と内側壁4・4では正面視コ字状)に折り曲げられる。そして同時に、係止片5・5の外辺が折型43・43の垂直部43b・43bの側面に当接するため、折目線15・15の位置で傾斜する程度に折り曲げられ、山折りされる。これは前述のL4+L5>L3>L4の関係となっているためである。
次に、左右折曲体62・62は逆方向に回転されて元の状態に戻り、搬送フレーム41の吸盤42・42による吸着が解除され折型43・43とともに上昇して給紙部30へ移動する。このとき、下型61上に載置された原紙10は、折り曲げが解放され元の状態に戻るように少し開くが(図4b)、折目線13・13・14・14・15・15において折れ曲がりが残っており、折りぐせが付けられた状態となっている。
次に、折型43・43と入れ替わるごとく上型51・51が下降されて、上型51・51の下端が原紙10の底壁1上面に当接すると、これと略同時に、左右折曲体62・62が左右内方向に回動されて、額縁片3・3と内側壁4・4が折目線13・13・14・14で谷折りされ、係止片5・5が折目線15で山折りされる(図5a、図8)。この時、係止片5・5の外側辺は上型51・51の外側面に当接し「く」字状に山折りされ、内側壁4・4は水平面よりも下がった状態となっている。
そして、左右折曲体62・62が逆回動して元の位置へ戻ると同時に、上型51・51が下降され、外側壁2・2が下型61にガイドされて折目線12・12で折り曲げられる(図5b)。なお、左右折曲体62・62が逆方向に回動した時に額縁片3・3と内側壁4・4は自身が有する弾性力により上方へ回動しようとするが、係止片5・5が上型51・51と接触しているために、その摩擦力により曲げ状態が保持される。
また、上型51・51の下降時に若干遅れて、前後の外側壁6・6が下型61・61に押し付けられて折目線16・16で谷折りされながら下降する(図9)。この外側壁2・2と外側壁6・6の内方向への折り曲げにより、外側壁2・2に連設される折片22・22・22・22は折目線23・23・23・23で谷折りされる。外側壁6・6に連設される折片24・24・24・24は折目線25・25・25・25で谷折りされる。更に、折片22・22・22・22と折片25・25・25・25との間の折目線26・26・26・26では山折りされる。そして更に、内側壁4・4に連設される耳片20・20・20・20が折目線21・21・21・21で谷折りされる。
こうして、上型51・51の下降により前後左右の外側壁2・2・6・6が凹状に折り曲げられながら下降すると、底壁1の下面がストッパー63に当接する位置で下降が停止され、次に、前後曲折体64・64が内方向に回動される。このとき折り曲げられた折片22・22・22・22・24・24・24・24の上側辺22a・22a・22a・22a・24a・24a・24a・24aが折目線17・17と高さがほぼ一致し、内側壁8・8が内方向に折り曲げられると、折目線17・17で谷折りされ、額縁片77・と内側壁8・8と係止片9・9が水平方向に折り曲げられる。
更に前後曲折体64・64を下方に回動させると、耳片20・20・20・20の上側辺20a・20a・20a・20aが折目線18・18とほぼ一致し、内側壁8・8が折目線18・18で谷折りされる。なお、耳片20・20・20・20の上側辺20a・20a・20a・20aの基部と額縁片3・3の前後端部との間には、額縁片7の幅より若干短い切れ目27・27・27・27が形成されて、耳片20・20・20・20が外側壁2・2の前後端よりも額縁片7・7の幅だけ内側で折り曲げられ、折目線18・18と略一致するようにしている。
そして、前後曲折体64・64が更に回転すると、係止片9・9が係止片5・5の間に入り込む。これは、係止片5・5の端辺は上型51・51の外側面に当接し、内側壁4と係止片5との間の角度が鋭角に折り曲げられた状態となっているため、係止片9・9が係止片5・5の間に入り込むことができる。
更に前後曲折体64・64が回動すると(図6、図10)、係止片9・9の端辺9a・9aは底壁1の上面に当接し、折目線19・19で山折りされる。前後曲折体64・64が180度回動すると、上型51・51は上昇され係止片5・5から外れ、係止片5・5は自身の弾性により水平方向に戻り、端部で係止片9・9の端部の上に位置して押え、内側壁8・8が上方へ回動して元の状態に開くことを阻止し、内側壁8・8が耳片20・20・20・20を押えることで内側壁4・4の開きを押さえて、結果として接着剤等を不要として箱11に組み立てることができるのである。組み立てられた箱11はストッパー63が退避して図示しない排出装置により機外に排出され、搬送部40により次の原紙10が給紙部30より搬送され、連続して箱11が組み立てられる。
以上のように、中央に配設される四角形の底壁1と、底壁1の左右前後の各辺に設けられる折目線12・12・16・16を介して連設される外側壁2・2・6・6と、該外側壁2・2・6・6の外側に折目線13・13・17・17を介して連設される細帯状の額縁片3・3・7・7と、該額縁片3・3・7・7の外側に折目線14・14・18・18を介して連設される内側壁4・4・8・8と、該内側壁4・4・8・8の外側に折目線15・15・19・19を介して連設される係止片5・5・9・9と、を有する原紙10を折り曲げて組み立てる製函方法であって、左右の額縁片3・3の両側に位置する折目線13・13・14・14で折型43・43に沿わせて左右の額縁片3・3と内側壁4・4を直角方向に折り曲げて折りぐせを付けた後、折型43・43を退避し、次に、左右折曲体62・62により左右の額縁片3・3と内側壁4・4をそれぞれ直角方向に折り曲げて二重壁とし、上型51・51を下降させて、下型61・61とにより左右の外側壁2・2を折目線12・12で折り曲げた後に、前後の外側壁6・6を折目線16・16で折り曲げて起立させ、前後曲折体64・64を内方向に回動させて額縁片7・7と内側壁8・8を折り曲げて、前後左右の係止片5・5・9・9を互いに係止させて箱11に組み立て成形するようにしたので、細い額縁片3・3の両側の折目線13・13・14・14で予め折りぐせが付けられて、内側壁8・8、外側壁2・2と順に折り曲げるときに、確実に折目線12・12・13・13・14・14で略直角方向に折り曲げることができ、厚紙自体の弾性力により箱成形後に元の状態に開くことがなく、失敗なく箱11をきれいに成形することができる。
また、前記折型43は水平部43aと垂直部43bを有し、左右折曲体62の回動により額縁片3と内側壁4は水平部43aで直角方向に折り曲げられ、内側壁4の外側に連設される係止片5は端辺が垂直部43bに当接して折目線15で斜めに折り曲げられて折りぐせがつけられるので、折型43を解放させた後に上型51・51を下降させて下型61により左右の外側壁2・2と内側壁4・4とを起立させるときに係止片5・5が確実に上方に折れ曲がり、その後、前後の額縁片7・7と内側壁8・8を内方向へ折り曲げた時に、前後の係止片9・9が左右の係止片5・5の下側に入り込ませることができて、確実に固定して箱を成形できる。
1 底壁
2・6 外側壁
3・7 額縁片
4・8 内側壁
5・9 係止片
10 原紙
11 箱
12・13・14・15・16・17・18・19 折目線
43 折型
51 上型
61 下型
62 左右折曲体
64 前後曲折体

Claims (1)

  1. 中央に配設される四角形の底壁1と、底壁1の左右前後の各辺に設けられる折目線12・12・16・16を介して連設される外側壁2・2・6・6と、該外側壁2・2・6・6の外側に折目線13・13・17・17を介して連設される細帯状の額縁片3・3・7・7と、該額縁片3・3・7・7の外側に折目線14・14・18・18を介して連設される内側壁4・4・8・8と、該内側壁4・4・8・8の外側に折目線15・15・19・19を介して連設される係止片5・5・9・9と、を有する原紙10を折り曲げて組み立てる製函方法であって、
    左右折曲体62・62を内方向に回動させて、左右の額縁片3・3をL字状の折型43・43の水平部43a・43aの側面に当接するように前記折目線13・13の位置で直角状に折り曲げ、左右の内側壁4・4を前記折型43・43の水平部43a・43aの上面に当接するように前記折目線14・14の位置で直角状に折り曲げ、左右の係止片5・5の外辺を前記折型43・43の垂直部43b・43bの側面に当接するように前記折目線15・15の位置で斜めに折り曲げて、それぞれ折りぐせを付け、
    前記左右折曲体62・62を逆方向に回動させて元の状態に戻して前記折型43・43と入れ替わるごとく上型51・51を下降させ、前記左右折曲体62・62を再び内方向に回動させて、左右の額縁片3・3と内側壁4・4をそれぞれ直角方向に折り曲げて二重壁とし、
    さらに前記上型51・51を下降させて、下型61・61とにより左右の外側壁2・2を前記折目線12・12で折り曲げた後に、前後の外側壁6・6を前記折目線16・16で折り曲げて起立させ、
    前後曲折体64・64を内方向に回動させて、前記額縁片7・7と前記内側壁8・8を折り曲げて、前後左右の係止片5・5・9・9を互いに係止させて箱11に組み立て成形するようにした製函方法。
JP2013184019A 2013-09-05 2013-09-05 製函方法 Active JP6041101B2 (ja)

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