JP6038613B2 - フロントアンダランプロテクタ - Google Patents

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Description

本発明は、トラックと乗用車の正面衝突時に、乗用車がトラックの下部にもぐり込んでしまうことを防止するフロントアンダランプロテクタに関する。
トラックと乗用車が正面衝突した場合、乗用車がトラックの下部にもぐり込んでしまう虞がある。
そこで、衝突した乗用車がトラックの下部にもぐり込むことを防止する衝突安全装置として、昨今、特許文献1または特許文献2に開示されるようなフロントアンダランプロテクタをフロントバンパの下方に装備することが義務づけられた。
フロントアンダランプロテクタは、トラックの車幅方向全体に配置される大型部品で、一例として角形の閉断面形状に形成された中空な鋼材からなり、その中央の車幅方向の2箇所に、図3に示す取付ブラケット1が取り付けられている。そして、図示しないシャシフレームの左右のサイドレールから下方へ突き出た左右一対の車両側ブラケット3に取付ブラケット1がボルト締めされて、フロントアンダランプロテクタ5がフロントバンパの下方に装備されている。
尚、フロントアンダランプロテクタは車両衝突時の荷重を受ける構造上、衝突時の荷重に耐え得る強度が要求され、その取付要件も衝突後の変位量が車両前端から400mm以下とされている。
ところで、昨今、性能の向上に伴う部品の増加や補器類の追加等により、フロントバンパの裏面側に例えばフィンチューブ(パワステ配管)が装着されている。そして、フィンチューブの後方にラジエータが配置されている。
特開2003−276536号公報 特開2000−272444号公報
しかし、例えばこのようにフロントバンパの裏面側にフィンチューブが装備されていると、車両の軽衝突時にフロントバンパが陥没し、これに伴いフィンチューブが後方へ移動してラジエータを損傷してしまう虞があった。
このため、軽衝突事故にも係わらず、フロントバンパの修理,交換に加え、ラジエータの交換も必要となって修理費がかかってしまう欠点があった。
また、既述したようにシャシフレームへのフロントアンダランプロテクタの取付け時に、フロントアンダランプロテクタに図3の取付ブラケット1を取り付ける必要があるが、フロントアンダランプロテクタの取付けに当たり、その作業性の改善が望まれていた。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、シャシフレームへのフロントアンダランプロテクタの取付けに当たり、部品点数の削除を可能としたフロントアンダランプロテクタを提供することを第一の目的とする。
そして、フロントバンパの下方に装備されたフロントアンダランプロテクタに着目し、これに改良を加えて、軽衝突時のラジエータの保護を図ったフロントアンダランプロテクタを提供することを第二の目的とする。
斯かる目的を達成するため、発明は、トラックに設けられ、押出成形で角形の閉断面形状に成形されるフロントアンダランプロテクタであって、前記トラックのシャシフレームが有する左右一対の車両側ブラケットに取り付けられ、前記車両側ブラケットに取り付けたときに前記トラックのフロントバンパの裏面側に装備された部品と、前記部品の後方に装備されたラジエータとの間に入り込むように、上方に突出するリブを設けたことを特徴とする。
発明によれば、シャシフレームへのフロントアンダランプロテクタの取り付けに当たり、フロントアンダランプロテクタへの取付ブラケットの取付けを省略し、リブへの車両側ブラケットの取付けを可能としたので、部品点数の削除によって作業性の改善が図られることとなる。
而も、押出成形によりフロントアンダランプロテクタの後方にリブを立てることで、余計な重量増加を防ぎつつ、フロントアンダランプロテクタの剛性を上げることができる。
さらに、車両の軽衝突時に、上方に突出するリブが、フロントバンパの裏面側に配置された部品によるラジエータの損傷を防止するので、従来に比し衝突の被害損失を最小限に抑えることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るフロントアンダランプロテクタと車両側ブラケットとの接続状態を示すフロントアンダランプロテクタの背面側斜視図である。 フロントアンダランプロテクタとフィンチューブ,ラジエータの位置関係の説明図である。 車両側ブラケットに接続される従来のフロントアンダランプロテクタの背面側斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はトラックのシャシフレームに取り付く本発明の一実施形態に係るフロントアンダランプロテクタの背面側斜視図を示し、図中、7はトラックのシャシフレーム9の左側サイドレールで、サイドレール7の先端に図3の車両側ブラケット3がボルト締めされている。また、図示しないがシャシフレームの右側サイドレールも車両側ブラケットがボルト締めされている。
そして、左右の車両側ブラケット3に、フロントアンダランプロテクタ11が取り付けられている。
図1,図2に示すようにフロントアンダランプロテクタ11は、アルミ押出成形によって閉断面四角形状に成形されるとともに、その背面側の側壁13に沿って上方と下方へ突出する2つのリブ15,17が、フロントアンダランプロテクタ11の全長に亘って設けられている。
そして、側壁13と上方に突出するリブ15にボルト挿通穴(図示せず)が形成されて、側壁13とリブ15に車両側ブラケット3がボルト締めされており、図2に示すようにシャシフレーム9に取り付くフロントアンダランプロテクタ11は、フロントバンパ19の下方に配置されている。
尚、本実施形態では、下方へ突出するリブ17にボルト挿通穴を設けていないが、車両側ブラケットの仕様に応じてリブ17にもボルト挿通穴が形成される。
図2に示すようにフロントバンパ19の背面側にはフィンチューブ(パワステ配管)21が装着され、フィンチューブ21の後方にオイルクーラ23とラジエータ25が前後に並列して配置されている。そして、図示するようにリブ15は、フィンチューブ21とオイルクーラ23との間に長尺に突出している。尚、下方に突出するリブ17は、アプローチアングルを考慮してその長さが設定されている。
その他、図2中、27はキャブ29のフロントパネル、31はキャブ29内に装着されたフレームで、フレーム31の下部にフィンチューブ21が支持されている。
本実施形態はこのように構成されており、図1に示すように側壁13とリブ15に車両側ブラケット3がボルト締めされてフロントアンダランプロテクタ11がシャシフレーム9に取り付き、図2に示すようにフロントアンダランプロテクタ11はフロントバンパ19の下方に配置されている。
そして、車両(図示せず)が正面からフロントアンダランプロテクタ11(トラック)に衝突すると、従来と同様、フロントアンダランプロテクタ11がこれを受けて車両がトラックの下部にもぐり込むことを防止する。
また、車両の軽衝突時にフロントバンパ19が陥没し、これに伴いフィンチューブ21が後方へ移動すると、リブ15がオイルクーラ23,ラジエータ25へのフィンチューブ21の衝突を阻止して、フィンチューブ21によるオイルクーラ23とラジエータ25の損傷を防止することとなる。
このように本実施形態は、車両の軽衝突時に、リブ15が、フロントバンパ19の裏面側に配置されたフィンチューブ21によるオイルクーラ23やラジエータ25の損傷を防止するので、従来に比し衝突の被害損失を最小限に抑えることが可能となる。
また、シャシフレーム9へのフロントアンダランプロテクタ11の取り付けに当たり、図3の取付ブラケット1を省略して、リブ15と側壁13への車両側ブラケット3の取付けを可能としたので、部品点数の削除によって作業性の改善が図られることとなる。
而も、アルミ押出成形により、フロントアンダランプロテクタ11の後方にリブ15,17を立てることで、余計な重量増加を防ぎつつ、フロントアンダランプロテクタ11の剛性を上げることができる利点を有する。
尚、前記実施形態では、フロントバンパ11の裏面側にフィンチューブ21を配置したが、フロントバンパ11の裏面側に装着される部品はフィンチューブ21に限定されるものではない。
3 車両側ブラケット
7 サイドレール
9 シャシフレーム
11 フロントアンダランプロテクタ
13 背面側の側壁
15,17 リブ
19 フロントバンパ
21 フィンチューブ
23 オイルクーラ
25 ラジエータ

Claims (1)

  1. トラックに設けられ、押出成形で角形の閉断面形状に成形されるフロントアンダランプロテクタであって、
    前記トラックのシャシフレームが有する左右一対の車両側ブラケットに取り付けられ、前記車両側ブラケットに取り付けたときに前記トラックのフロントバンパの裏面側に装備された部品と、前記部品の後方に装備されたラジエータとの間に入り込むように、上方に突出するリブを設けたことを特徴とするフロントアンダランプロテクタ。
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