JP6038351B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機に関するものである。
特許文献1には、圧縮機における圧縮機構を駆動する電動機が開示されている。このような圧縮機用の電動機では、圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動・騒音を低減するため、ロータに、バランスウエイトと呼ばれる部材が取り付けられている。
特開平9−200986号公報
上で述べたバランスウエイトには、電動機において生じている磁力を低下させないように、一般的には、非磁性体が使用されている。しかしながら、バランスウエイトを設けることなく、回転時の振動・騒音を低減することができれば、理想的である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる、圧縮機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の圧縮機は、電動機と、該電動機によって駆動される圧縮機構とを備えた圧縮機であって、前記電動機は、ステータと、該ステータに対向して回転可能に設けられたロータとを含み、前記ロータは、前記ロータの回転中心RCの延びる方向に並ぶ第1部分および第2部分を含み、前記第1部分と前記ステータとの間のエアギャップ、および、前記第2部分と前記ステータとの間のエアギャップは、それぞれ、周方向にわたって不均一であり、前記第1部分および第2部分のそれぞれの外周形状は、点対称であり、且つ、その点対称の外周形状の外周中心と前記ロータの回転中心RCとは、ずれており、前記第1部分の外周中心と、前記第2部分の外周中心とは、側方からみて、前記ロータの回転中心RCを挟んで、相互に反対側に位置している。
本発明の圧縮機によれば、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係るロータリ圧縮機の縦断面図である。 電動機を、回転軸線を垂線とする面でみた場合の内部構成を示す図である。 図2におけるロータ単体を示す図である。 図3のロータ単体を側方から示す図である。 本発明の実施の形態2に関する、図4と同態様の図である。 図5の矢印VIからみたロータコアの構成を示す図である。 ピストンを含めたシャフトを示す図である。 バランスウエイトが設けられたロータを示す図である。 図7のシャフトと、図8のロータとを組み合わせた構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に関し、ロータとピストンと回転軸(シャフト)との一体回転構造体を示す図である。 本発明の実施の形態3に関する、図5と同態様の図である。 図11の矢印VIIIからみたロータコアの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に関する、図3と同態様の図である。 本実施の形態4に関し、ロータコアの外周形状だけを抽出して示す図である。 本発明の実施の形態5に関する、図13と同態様の図である。 本実施の形態5に関する、図13及び図14と同態様の図である。 本発明の実施の形態6に関する、図15と同態様の図である。 本実施の形態6に関する、図16と同態様の図である。 本発明の実施の形態7に関する、図17と同態様の図である。 本実施の形態7に関する、図18と同態様の図である。
以下、本発明をロータリ圧縮機に適用した場合の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るロータリ圧縮機の縦断面図である。なお、本発明の圧縮機の種別は、ロータリ圧縮機に限定されるものではない。
ロータリ圧縮機100は、密閉容器101内に、電動機1と、圧縮機構103とを備えている。なお、図示省略するが、密閉容器101の底部には、圧縮機構103の各摺動部を潤滑する冷凍機油が貯留されている。
圧縮機構103は、主な要素として、シリンダ104と、電動機1により回転するシャフトである回転軸107(後述するシャフト13)と、回転軸107に嵌挿されるピストン109と、シリンダ104内を吸入側と圧縮側とに分けるベーン(図示せず)と、回転軸107が回転自在に嵌挿され、シリンダ104の上下端面を閉塞する上下一対の上部フレーム111及び下部フレーム113と、上部フレーム111及び下部フレーム113にそれぞれ装着されたマフラ115とを含んでいる。
電動機1のステータ3は、密閉容器101に焼嵌または溶接等の方法により直接取り付けられ保持されている。ステータ3のコイルには、密閉容器101に固定されるガラス端子から電力が供給される。
ロータ5は、ステータ3の内径側に、空隙を介して配置されており、ロータ5の中心部の回転軸107を介して圧縮機構103の軸受け部(上部フレーム111及び下部フレーム113)により回転自在な状態で保持されている。
次に、本実施の形態1に関する電動機1について説明する。図2は、電動機を、回転軸線を垂線とする面でみた場合の内部構成を示す図である。図3は、図2におけるロータ単体を示す図である。図4は、図3のロータ単体を側方から示す図である。
電動機1は、ステータ3と、ステータに対向して回転可能に設けられたロータ5とを備える。ステータ3は、複数のティース部7を有するステータコア17を備えている。複数のティース部7はそれぞれ、対応するスロット部9を介して別のティース部7と隣り合っている。複数のティース部7と複数のスロット部9とは、周方向に交互に且つ等間隔で並ぶように配置されている。複数のティース部7には、それぞれ、図示省略する公知のステータ巻線が公知の態様で巻回されている。
ティース部7はそれぞれ、径方向を延びており、回転中心RCに向けて突出する。また、ティース部7の大部分は、径方向外側から径方向内側にかけて略等しい周方向の幅を有しているが、ティース部7の最も径方向内側となる先端部には、ティース歯先部7aを有している。ティース歯先部7aはそれぞれ、その両側部が周方向に広がる傘状の形状に形成されている。さらに、ティース歯先部7aの先端面は、弧状に湾曲している。
ロータ5は、ロータコア11と、シャフト13とを有している。シャフト13は、ロータコア11に、焼嵌、圧入等により連結されており、ロータコア11に回転エネルギーを伝達する。ロータ5の外周面と、ステータ3の内周面との間には、エアギャップ15が確保されている。
ロータコア11及びステータコア17は、所定厚さの電磁鋼板を必要な形状に打ち抜き、所定枚数の電磁鋼板をカシメで締結しながら積層して構成される。
ロータコア11には、図示省略する複数の永久磁石が設けられている。永久磁石の設置態様は、特に限定されず公知の態様でよい。例えば、複数の永久磁石は、ロータコア11の外表面に張り付けられていたり、ロータコア11の内部に埋め込まれていたりしてもよい。
図2〜図4に示されるように、電動機1は、回転中心RCを有している。ロータ5は、この回転中心RCを中心に回転する。また、前述した複数のティース歯先部7aの先端面の弧状の湾曲は、回転中心RCを中心するとする一つの円上に位置するように形成されている。さらに、シャフト13の外径及びロータコア11の内径は、回転中心RCを中心するとする円で規定される。一方、電動機1は、ロータコア11の円形の外形形状の中心(図心)であるロータ外周中心ECを有している。このロータ外周中心ECは、回転中心RCに対して径方向にずれている。つまり、ロータ5は、外周形状の中心が回転の中心に対して偏心している。
次に、かかるロータリ圧縮機100の動作について説明する。アキュムレータ117から供給された冷媒ガスは、密閉容器101に固定された吸入パイプ119よりシリンダ104内へ吸入される。インバータの通電によって電動機1が回転されていることで、回転軸107に嵌合されたピストン109がシリンダ104内で回転される。それにより、シリンダ104内では冷媒の圧縮が行われる。冷媒は、マフラ115を経た後、密閉容器101内を上昇する。このとき、圧縮された冷媒には冷凍機油が混入している。この冷媒と冷凍機油との混合物は、ロータコア11に設けた風穴を通過する際に、冷媒と冷凍機油との分離を促進され、冷凍機油が吐出パイプ121へ流入するのを防止できる。このようにして、圧縮された冷媒が、密閉容器101に設けられた吐出パイプ121を通って冷凍サイクルの高圧側へと供給される。
また、本実施の形態1では、前述したように、ロータ5の外周形状の中心がロータ5の回転の中心に対して偏心している。このため、圧縮機の駆動中、ロータ5は振れながら回ることとなり、ステータ3とロータ5との間のエアギャップ15は周方向にわたって一様ではなくつまり周方向にわたって不均一になる。これにより、ロータ5に働く磁気吸引力に関してアンバランスが生じ、圧縮機の圧縮機構103の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することが可能となり、振動抑制のための専用部材であるバランスウエイトを削除または削減することが可能となる。また、本実施の形態1は、外周形状が対称なロータにおいて、ロータが振れ回ることによる磁気吸引力のアンバランスを利用するため、磁石挿入孔などのロータ外周と内周の間の形状には一切関係なく実施が可能である。
なお、ロータ外周中心ECと回転中心RCとを隔てる場合、金型のプレス精度を考えると、ロータ外周中心ECと回転中心RCとのずれの距離は、積層される板厚の5%以上であれば、実施可能であろう。
以上説明したように、本実施の形態1の圧縮機、及び、圧縮機の振動低減方法によれば、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる。
実施の形態2.
次に、図5〜図9を用いて、本発明の実施の形態2について説明する。図5は、本実施の形態2に関する、図4と同態様の図である。また、図6は、図5の矢印VIからみたロータコアの構成を示す図である。また、図3は、上記実施の形態1を説明するものであったが、本実施の形態2に関し、図5の矢印IIIからみたロータコアの構成も、図3と同じである。なお、本実施の形態2は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様に構成されているものとする。
本実施の形態2おいては、圧縮機に設けられた電動機のロータ105は、回転中心RCの延びる方向に並ぶ第1段部(第1部分)としてのロータコア11aと、第2段部(第2部分)としてのロータコア11bとを含んでいる。第1部分であるロータコア11aとステータ3との間のエアギャップ、および、第2部分であるロータコア11bとステータ3との間のエアギャップは、それぞれ、周方向にわたって不均一である。ロータコア11aおよびロータコア11bのそれぞれの外周形状は、点対称である。また、ロータコア11aのロータ外周中心ECaと、ロータの回転中心RCとは、ずれており、且つ、ロータコア11bのロータ外周中心ECbと、ロータの回転中心RCとは、ずれている。第1段部としてのロータコア11aのロータ外周中心ECaと、第2段部としてのロータコア11bのロータ外周中心ECbとは、側方からみて、回転中心RCを挟んで相互に反対方向(一例であるが180反対)にずれている。なお、一例であるが、ロータコア11a及び11bは、同じ高さ寸法(回転中心RCの延びる方向の寸法)の部分として設けられている。
さらに、上記のように構成された本実施の形態2の優れた利点について説明する。まず、図7〜図9を用いて、偏心部として機能するピストンについて説明する。図7に、ピストンを含めたシャフトを示す。回転軸107(シャフト13)の回転中心RCに対し、ピストン109の中心軸PCは、偏心した位置にあるため、回転軸107(シャフト13)が回転中心RCを中心として回転すると、ピストン109には、偏心方向(図7の矢印方向)に遠心力が働く。このため、回転軸107(シャフト13)には、回転時に振れ回るような力が働く。
ここで、上述した回転時の振れを低減する手法の一つとして、図8に示されるように、バランスウエイトが設けられたロータを用いる手法がある。図8に示されるように、ロータ5’の軸方向両端面には、比重の大きい非磁性の部材から構成されたバランスウエイト6’が取り付けられる。
そして、図9に、図7のシャフトと、図8のロータとを組み合わせた構成を示す。図9に示されるように、ロータ5’の上方に取り付けられるバランスウエイト6’と、ロータ5’の下方に取り付けられるバランスウエイト6’とは、図9に示すように側方からみて、重心の位置が上下に揃わないように偏っている。さらに、ロータ5’の上方に取り付けられるバランスウエイト6’の重心と、ロータ5’の下方に取り付けられるバランスウエイト6’の重心とは、ともに、回転軸の回転中心RCから偏心した位置にある。このため、回転時には、ロータ5’のそれぞれのバランスウエイト6’にも、ピストンに関して述べたように、遠心力が働く。
このため、図9に示されるようなバランスウエイト6’、ロータ5’およびピストンが含まれる一体回転構造体においては、バランスウエイト6’およびピストンのそれぞれに、矢印で示すような遠心力が働き、これにより、ピストンにおける遠心力が、バランスウエイト6’における遠心力で打ち消される関係となり、一体回転構造体、全体でみて、回転時に振れ回る力が抑制され、低振動・低騒音化が促されている。
しかしながら、このようなバランスウエイトの存在に依拠した振動・騒音の低減手法は、ロータの大型化、ロータの重量増加、コスト増大といった別の問題を伴うこととなる。よって、バランスウエイトのような振動抑制作用のためだけの専用の振動抑制部材に依存することなく、圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができれば非常に好ましい。
そこで、本実施の形態2では、上述したロータ105が用いられている。図10は、本実施の形態2に関し、ロータとピストンと回転軸(シャフト)との一体回転構造体を示す図である。
図10に示されるように、本実施の形態2では、ロータコア11aのロータ外周中心ECaと、ロータの回転中心RCとは、ずれており、且つ、ロータコア11bのロータ外周中心ECbと、ロータの回転中心RCとは、ずれており、さらに、ロータコア11aのロータ外周中心ECaと、ロータコア11bのロータ外周中心ECbとは、側方からみて、回転中心RCを挟んで相互に反対方向にずれている。
特に、本実施の形態2の好ましい一例では、図10に示されるように、第2部分であるロータコア11bが、第1部分であるロータコア11aと、ピストン109との間(回転中心RCの延びる方向でみた間)に位置する関係において、ロータコア11aのロータ外周中心ECaと、ピストン109の中心軸PCとは、側方からみて、回転中心RCを基準に同じ側(図10においてみて回転中心RCの左側)に位置しており、ロータコア11bのロータ外周中心ECbは、側方からみて、回転中心RCを挟んで、ロータコア11aのロータ外周中心ECaおよびピストン109の中心軸PCと反対側(図10においてみて回転中心RCの右側)に位置している。
図10に示すような偏心態様の一体回転構造体によれば、ロータ105それ自体が、ピストン109に作用する遠心力を打ち消す作用を生み出すことができ、それにより、ロータ105に設けるバランスウエイトを大幅に縮小しても振動を低減することができるか、あるいは、バランスウエイト自体を設けることなく振動を低減することができる。
さらに、ロータコア11aのロータ外周中心ECaおよびロータコア11bのロータ外周中心ECbが、ロータの回転中心RCとずれていることは、単に、ロータコア11aの重心位置およびロータコア11bの重心位置が、ロータの回転中心RCとずれていることに止まるだけではなく、ロータコア11aとステータ3とのエアギャップの偏り方と、ロータコア11bとステータ3とのエアギャップの偏り方との間に、差異をもたらしている。つまり、慣性力(重心位置)に起因した力だけに止まらず、磁気(エアギャップ)に起因した力をも活用して、振動を低減することができる。すなわち、ロータコア11aおよびロータコア11bのそれぞれにおいて、ロータとステータ3との間のエアギャップは、周方向にわたって不均一であり、ロータコア11aおよびロータコア11bのそれぞれにおいて、エアギャップの不均一態様に応じ、磁気抵抗の差による磁気アンバランスが発生する。そして、この磁気アンバランスに起因し、ロータコア11aおよびロータコア11bのそれぞれにおいて、上述した重心位置に起因した遠心力と同じ向きの磁気吸引力が働く。よって、これらの磁気吸引力もまた、ピストンの遠心力を打ち消す働きをするように作用し、低振動・低騒音化が促される。
このような本実施の形態2によっても、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる。
実施の形態3.
次に、図11及び図12に基づいて、本発明の実施の形態3について説明する。図11は、本実施の形態3に関する、図4や図5と同態様の図である。また、図12は、図11の矢印VIIIからみたロータコアの構成を示す図である。また、本実施の形態3に関し、図11の矢印IIIからみたロータコアの構成は、図3と同じであり、図11の矢印VIからみたロータコアの構成は、図6と同じである。なお、本実施の形態3は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態2と同様に構成されているものとする。
本実施の形態3おいては、圧縮機に設けられた電動機のロータ205は、回転中心RCの延びる方向に以下の順で並ぶ第1段部(第1部分)としてのロータコア11a、第3段部としてのロータコア11c及び第2段部(第2部分)としてのロータコア11bを有している。ロータコア11a及び11bは、共に、ロータ外周中心ECa及びECbが、回転中心RCに対して径方向にずれているが、第1段部としてのロータコア11aのロータ外周中心ECaと、第2段部としてのロータコア11bのロータ外周中心ECbとは、回転中心RCを挟んで反対方向(一例であるが180反対)にずれている。また、第3段部としてのロータコア11cは、第1段部としてのロータコア11a及び、第2段部としてのロータコア11bの間に位置しており、第3段部としてのロータコア11cのロータ外周中心ECcは、回転中心RCと一致している。なお、一例であるが、ロータコア11a及び11bは、同じ高さ寸法の部分として設けられており、第3段部としてのロータコア11cの高さ寸法は、第1段部としてのロータコア11a及び第2段部としてのロータコア11bの高さ寸法よりも大きくなっている。
このような本実施の形態3によっても、上記実施の形態1と同様、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる。また、本実施の形態3の図11のロータコア11aおよびロータコア11bもまた、本実施の形態2の図5のロータコア11aおよびロータコア11bと同様に機能し、本実施の形態3においても、上記実施の形態2と同様な利点が得られている。
実施の形態4.
本発明において、テータとロータとの間のエアギャップが周方向にわたって不均一であることは、第1の態様として、ロータの外周形状が点対称であり、且つ、その点対称の外周形状のロータ外周中心と回転中心とがずれていることで、達成されていてもよい。すなわち、本発明は、第1の態様としては、回転軸線を垂線とする面でみた場合、ロータの外周形状が点対称であり、且つ、その点対称の外周形状のロータ外周中心と回転中心とがずれていることによって、テータとロータとの間のエアギャップが周方向にわたって不均一にしている、圧縮機の振動低減の方法である。上述した実施の形態1〜3はそれぞれ、かかる第1の態様の例である。そして、かかる第1の態様の他の例として、本実施の形態4を説明する。なお、本実施の形態4は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様に構成されているものとする。
図13は、本実施の形態4に関する、図3と同態様の図である。図14は、実施の形態4に関し、ロータコアの外周形状だけを抽出して示す図である。図13に示されるように、ロータコア11dは、その外周面に、複数の切り欠き51が形成されているものの、その外周形状は、図14に示されるように、ロータ外周中心ECに関する点対称となっている。このようなロータコア11dは、シャフト13と組み合わされて、図13に示されるように、ロータ外周中心ECが、回転中心RCに対して径方向にずれている。
このような本実施の形態4によっても、上記実施の形態1と同様、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる。
実施の形態5.
本実施の形態5は、第1の態様の一例であって、上記実施の形態1〜4とはさらに異なる例である。図15及び図16は、本実施の形態5に関する、図13及び図14と同態様の図である。なお、本実施の形態5は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様に構成されているものとする。
図15に示されるように、ロータコア11eは、その外周面に、複数の突出部(膨らみ部)53が形成されているものの、その外周形状は、図16に示されるように、ロータ外周中心ECに関する点対称となっている。このようなロータコア11eは、シャフト13と組み合わされて、図15に示されるように、ロータ外周中心ECが、回転中心RCに対して径方向にずれている。なお、突出部53は、ロータコア11eの突出部53以外の外周部よりも径の小さな円弧形状を有しているが、これに限定されるものではない。
このような本実施の形態5によっても、上記実施の形態1と同様、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる。
なお、上述した本実施の形態4及び5は何れも、上述した実施の形態2及び3と組み合せて実施することもできる。すなわち、実施の形態4及び5のそれぞれのロータコアは、上述した実施の形態2又は3における第1段部としてのロータコア11a及び第2段部としてのロータコア11bの一方又は双方として用いられていてもよい。
実施の形態6.
本発明において、テータとロータとの間のエアギャップが周方向にわたって不均一であることは、第2の態様として、外周形状が回転中心RCに関して非点対称であるロータを用いることで、達成されていてもよい。すなわち、本発明は、第2の態様としては、回転軸線を垂線とする面でみた場合、外周形状が非点対称であるロータを用いることによって、テータとロータとの間のエアギャップが周方向にわたって不均一にしている、圧縮機の振動低減の方法である。そして、かかる第2の態様の一例として、本実施の形態6を説明する。図17及び図18は、本実施の形態6に関する、図15及び図16と同態様の図である。なお、本実施の形態6は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様に構成されているものとする。
図17に示されるように、ロータコア11fは、その外周面に、突出部(膨らみ部)55が一つだけ形成されている。よって、ロータコア11fの外周形状は、図18に示されるように、非点対称となっている。なお、突出部55は、ロータコア11fの突出部55以外の外周部よりも径の小さな円弧形状を有しているが、これに限定されるものではない。さらに、ロータコア11fの外周形状と最も重なり範囲の多い近似の点対称外周形状Xを考えた場合、図17の図示では、近似点対称外周形状Xのロータ外周中心ECは、回転中心RCと一致しているが、本実施の形態6はこれに限定されず、ロータ外周中心ECが、回転中心RCに対して径方向にずれていてもよい。
このような本実施の形態6によっても、上記実施の形態1と同様、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる。
実施の形態7.
本実施の形態7は、第2の態様の一例であって、上記実施の形態6とはさらに異なる例である。図19及び図20は、本実施の形態7に関する、図17及び図18と同態様の図である。なお、本実施の形態7は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様に構成されているものとする。
図19に示されるように、ロータコア11gは、その外周面に、複数の突出部(膨らみ部)57が形成されているが、ロータコア11gの外周形状は、図20に示されるように、非点対称となっている。なお、突出部57は、ロータコア11gの突出部57以外の外周部よりも径の小さな円弧形状を有しているが、これに限定されるものではない。さらに、ロータコア11gの外周形状と最も重なり範囲の多い近似の点対称外周形状Xを考えた場合、図19の図示では、近似点対称外周形状Xのロータ外周中心ECは、回転中心RCと一致しているが、本実施の形態6はこれに限定されず、ロータ外周中心ECが、回転中心RCに対して径方向にずれていてもよい。
このような本実施の形態7によっても、上記実施の形態1と同様、専用の振動抑制部材に依存することなく圧縮機構の偏心部の回転に伴い発生する振動を低減することができる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
1 電動機、3 ステータ、105、205 ロータ、11 ロータコア、15 エアギャップ、100 ロータリ圧縮機、103 圧縮機構、107 回転軸、109 ピストン。

Claims (2)

  1. 電動機と、該電動機によって駆動される圧縮機構とを備えた圧縮機であって、
    前記電動機は、ステータと、該ステータに対向して回転可能に設けられたロータとを含み、
    前記ロータは、前記ロータの回転中心RCの延びる方向に並ぶ第1部分および第2部分を含み、
    前記第1部分と前記ステータとの間のエアギャップ、および、前記第2部分と前記ステータとの間のエアギャップは、それぞれ、周方向にわたって不均一であり、
    前記第1部分および第2部分のそれぞれの外周形状は、点対称であり、且つ、その点対称の外周形状の外周中心と前記ロータの回転中心RCとは、ずれており、
    前記第1部分の外周中心と、前記第2部分の外周中心とは、側方からみて、前記ロータの回転中心RCを挟んで、相互に反対側に位置している、
    圧縮機。
  2. 前記圧縮機構は、ピストンを含んでおり、
    前記第2部分は、前記第1部分と、前記ピストンとの間にあり、
    前記第1部分の外周中心と、前記ピストンの中心軸PCとは、側方からみて、前記ロータの回転中心RCを基準に同じ側に位置しており、
    前記第2部分の外周中心は、側方からみて、前記ロータの回転中心RCを挟んで、前記第1部分の外周中心と、前記ピストンの中心軸PCと反対側に位置している、
    請求項1の圧縮機。
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