JP6037815B2 - 挟持用ホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、設置状態で袋などの被支持物を簡単かつ確実に挟持して支持できるようにした挟持用ホルダーに関する。
挟持用ホルダーは、例えば、被支持物が紙、布、袋などのごとく吊り下げや引っ掛け難い場合に用いられて、被支持物の一部を挟み込むことで簡単に支持できるようにするときに好適となる。従来品には、特許文献1や2に開示されているごとく、付勢部材を省略した3点構成、つまり一方挟持部を形成している第1部材と、他方挟持部を形成している第2部材と、両挟持部を接近した挟持状態と離れた離間状態とに切り換える操作部材とから構成したものがある。
特許第3942236号公報 特開平7−332319号公報
ところで、挟持用ホルダーとしては、上記従来品は付勢部材を省いて3点構成となっているが、部材数を更に少なくしたり組立性をより簡略化してコスト低減を図りたい。また、従来品は、パネルなどの設置部に取り付ける方式ではないため動き易く操作性を改善し難い。しかも、特許文献1や2の操作部材は、両挟持部の下側にも操作用空間を必要とするため設置部に取り付けるような構成を採用し難い構成となっている。
本発明の目的は、以上のような問題を解消して、部材数を減らして簡易性を実現したり、設置部に取り付けることで操作性を良好にし、しかも操作用空間を設置部側に不要とすることにある。他の目的は以下の内容説明の中で明らかにする。
上記目的を達成するため請求項1の本発明は、図面を参照して特定すると、設置部7に取り付けられた状態で袋などの被支持物8を両挟持部10,20の間に着脱可能に挟み込む挟持用ホルダー6において、前記両挟持部のうち、一方の挟持部10を形成している雄部材1及び他方の挟持部20を形成している雌部材2からなり、前記雄部材1は、軸部15と、前記軸部上端に設けられた前記一方の挟持部10と、前記一方の挟持部の上面に設けられて先端を該挟持部の両側面のうち、一方側面から外へ突出している回転操作部12と、前記軸部周囲に設けられた先端側の第1係合部18及びその第1係合部より上側の第2係合部19とを有しており前記雌部材2は、前記他方の挟持部20に設けられて前記軸部を挿通する孔部22、及び前記他方の挟持部の下面側に突出されて前記軸部が前記孔部を通って挿入可能な中空部を区画して、前記軸部に押されて外側へ向かって弾性変形することで前記設置部に設けられた取付孔7aに係合する複数の係止片部26と、前記係止片部と共に前記中空部を区画して、前記第1係合部18と係合して前記軸部を抜け止め可能にし、かつその状態から前記軸部の更なる挿入により前記第2係合部19と係合して前記被支持物を前記挟持部間に挟持した状態に維持可能にする複数の係合片部27とを有していることを特徴としている。
以上の本発明は、請求項2から5のように具体化されることがより好ましい。
(1)前記雌部材2は、前記係止片部26と前記係合片部27とを互い違いに配置している構成である(請求項2)。
(2)前記雌部材2に設けられたカム面23と、前記雄部材1に設けられて前記カム面に沿って摺動可能な突起14とからなり、前記雄部材1が前記係合片部27と第2係合部19との係合状態から一方向に回転されると、前記突起14が前記カム面23を摺動しながら前記雄部材を上昇移動する挟持解除手段3を有している構成である(請求項3)。
(3)前記挟持部同士の対向面にそれぞれ設けられて互いに嵌合可能な歯形状ないしは凹凸部11a,11bと21a,21bを有している構成である(請求項4)。
(4)前記雌部材2の他方挟持部に設けられて、前記雄部材の回転方向を一方向に規制する回転方向規制手段4、及び前記雄部材1の回転を所定の角度に規制する回転角度規制手段5を有している構成である(請求項5)
請求項1の発明は、挟持用ホルダーとして特許文献1や2のものと比較して、まず、雄部材及び雌部材の2点構成であるため、より簡易化して製造及び組立費を低減できる。また、この構造では、パネルなどの設置部に取り付けられるため使用時に動きに難くなって操作性を良好に維持し易くなり、雌部材が設置部の取付孔に係止片部の係合により取り付けられるため設置工数を最小限に抑えることも可能となる。しかも、この構造では、雄部材が雌部材に対して、図7(a)のごとく係合片部と第1係合部とが係合して抜け止めされた仮組み付け態様と、図8(a)の実線で示したごとく係止片部と第2係合部とが係合して挟持状態を維持する挟持維持態様とに切り換えられるとともに、雌部材に対する雄部材の押入により挟持維持態様となるため操作性を向上できる。また、雄部材が回転操作部を利用して回転操作されるため、その点からも操作性を向上できる。
請求項2の発明では、雌部材が係止片部と係合片部とを互い違いに配置しているため、設置部の取付孔に対する係止片部の安定した係合状態と、雄部材の第1係合部と第2係合部に対する係合片部の安定した係合状態とが得られる。
請求項3の発明では、雌部材のカム面と雄部材の突起とで挟持解除手段を構成し、雄部材が係合片部と第2係合部との係合状態つまり上記した挟持維持態様から一方向に回転されると、突起がカム面を摺動しながら雄部材を上昇移動して、雄部材側の挟持部を雌部材側の挟持部から離間する。この挟持解除手段は、雄部材を雌部材に対して回転するため操作用空間に制約され難い点でも優れている。
請求項4の発明では、挟持部同士の対向面にそれぞれ設けられて互いに嵌合可能な歯形状ないしは凹凸部を有しているため、挟持強度及び状態を確実かつ安定に維持できる。
請求項5の発明では、回転方向規制手段により雄部材を決められた一方向にだけ回転されるよう規制したり、回転角度規制手段により雄部材を過剰に回転する虞を防止し、それらにより操作性及び使い勝手を向上できる。
発明形態のホルダーを分解して示し、(a)は下側から見た状態での構成図、(b)は上側から見た状態での構成図である。 上記ホルダーを異なる態様で示し、(a)はパネルへの取付操作を説明する図、(b)は雄部材を雌部材に仮組み付けする操作を説明する図、(c)は被支持物を挟持した状態から挟持を解除する操作を説明する図である。 (a)はホルダーを図2(b)の状態で示す上面図、(b)はホルダーを図2(c)の状態で示す上面図である。 (a)はホルダーを図2(b)の状態で示す側面図、(b)はホルダーを図2(c)の状態で示す側面図である。 (a)は図2(a)のA−A線拡大断面図、(b)は図2(b)のA1−A1線拡大断面図、(c)は図2(c)のA2−A2線拡大断面図である。 (a)と(b)は図2(a)の状態において、図3(a)のB−B線とC−C線を想定して断面した拡大断面図である。 (a)と(b)は図3(a)のB−B線とC−C線に沿って断面した拡大断面図である。 (a)と(b)は図3(b)のB1−B1線とC1−C1線に沿って断面した拡大断面図である。
本発明の形態を図面を参照しながら説明する。この説明では、挟持用ホルダーの構造、使い方ないしは作動及び利点の順に詳述する。
(構造)形態例の挟持用ホルダー6は、互いに嵌り合う関係である雄部材1及び雌部材2の2点構成であり、雌部材2がパネル7に取り付けられた状態で袋などの被支持物8を雌部材2の挟持部20と雄部材1の挟持部10との間に着脱可能に挟み込む。
雄部材1及び雌部材2は共に樹脂成形体である。まず、雄部材1は、所定長さの軸部15と、軸部15の上端に設けられた一方の挟持部10、並びに軸部15の周囲に設けられた先端側の第1係合部18及び第1係合部18より基端ないしは上側の第2係合部19を有している。
挟持部10は、板状ないしは舌状からなり、歯形状ないしは凹凸部11a,11bを下面に形成していると共に、回転操作部12を上面に形成している。回転操作部12は、挟持部上面にあって軸部15の真上に設けられて、先端を挟持部10の両側面10a,10bのうち、一方側面10aから外へ突出している。挟持部下面にあって、凹凸部11a,11bは軸部15を突出している基端側を除き、略中間部から先端側に設けられている。下面の基端側には、円形の座部13が一体化されると共に、軸部15がその座部13から突設されている。座部13の下面には、挟持解除手段3を構成している突起14が各側面10a,10b側に突設されている。
軸部15は、図1と図5(b)及び(c)から分かるごとく、中心軸部分の周囲を概略4等分するよう設けられた4つの縦リブ16と、縦リブ16同士の間にそれぞれ対向して設けられた2箇所の第1係合部18及びその上側の第2係合部19と、第2係合部19より上側で隣接する縦リブ16同士の空間に設けられて全体が円鍔状となっている上下2段の補強部17a,17bとを有している。各第1係合部18は、軸部先端側に位置して突出部の上面を平坦に形成した箇所である。各第2係合部19は、軸部略中間に位置して突出部の上面を平坦に形成した第1係合部18より大きい箇所である。
符号15aは隣接する縦リブ16同士で中心軸部分の周囲を4分割したうち、第1係合部18及び第2係合部19を欠いた2箇所の周囲部分である。この周囲部分15aは、後述する雌部材2の係止片部26を拡径するための円弧状部であり、上側に行くほど径大となっている。符号15bは隣接する縦リブ16同士で中心軸部分の周囲を4分割したうち、第1係合部18及び第2係合部19を形成している箇所の周囲部分である この周囲部分15bは、後述する雌部材2の係合片部27を第1係合部18から第2係合部19に移動し易い傾斜となっている。
一方、雌部材2は、他方の挟持部20を形成し、挟持部20に設けられて軸部15を挿通する孔部22、及び挟持部20の下面側に突設されて軸部15が孔部22を通って挿入可能な中空部を区画している脚部25を有している。また、脚部25は、挟持部20の下面に設けられた矩形の座部25aに突設されて、軸部15に押されて内から外側へ向かって弾性変形することで取付孔7aに係合する複数(この例では2つ)の係止片部26、並びに係止片部26と共に前記中空部を区画して、第1係合部18と係合して軸部15を抜け止め可能にし、かつその状態から軸部15の更なる押入ないしは挿入により第2係合部19と係合して被支持物8の対応部を挟持部10,20同士の間に挟持した状態に維持可能にする複数(この例では2つ)の係合片部27を有している。
このうち、挟持部20は、挟持部10に比べて、長さがほぼ同じで、板幅が少し広くなっていて挟持部10を受け止め易くなっている。この上面には、幅方向に延びた歯形状ないしは凹凸部21a,21bと、凸部21b同士を一端側で連結している係止リブ21cと、孔部22の周囲に突出したボス24とが設けられている。なお、下面には脚部25と共に先端側にボス20aが設けられている。このボス20aは、雌部材2をパネル7に配置する際、パネル側に設けられた孔と嵌合することで位置決め可能にする。但し、ボス20aは補助用であり省略してもよい。
凹凸部21a,21bは、挟持部10が挟持部20に重ねられると、凹凸部11a,11bが嵌合することで間に配置される袋などの被支持部8の対応部を確実かつ強固に挟持可能にする。係止リブ21cは、挟持部10側の凸部11aが当接することにより、雄部材1の回転方向を一方向に規制、この例では図3(b)のごとく時計回りの方向だけに回転されるようにする回転方向規制手段4を構成している。ボス24は、雄部材1が正規位置から時計回りの方向へ回転されたとき、回転角度を規制する回転角度規制手段5を構成している。すなわち、この回転角度規制手段5は、雄部材1が雌部材2に対して時計回りの方向へ約45度だけ回転操作されると、雄部材側の挟持部10の一側部10aが雌部材側のボス24に当たることで更なる回転が不能となる。
孔部22には、座部13を回転可能に受け入れる入口側の径大な段差22aと、突起14を誘導ガイドするカム面23とが設けられている。カム面23は、段差22aより一段深くなった平らな逃げ面23a、及び逃げ面23aと段差22aの上面とを接続している傾斜面23bからなり、段差22aの180度変位した2箇所に設けられている。すなわち、突起14及びカム面23は、雄部材1が係合片部27と第2係合部19との係合状態(挟持部10,20同士が重なった挟持状態となっている)から一方向に回転されると、突起14がカム面23を摺動しながら雄部材1を逃げ面23aと段差22aとの高さの差寸法だけ上昇移動し、挟持部10を挟持部20から離間する挟持解除手段3を構成している。
係止片部26及び係合片部27は、それぞれ先端に内側へ屈曲した爪26a又は爪27aを有している。また、係止片部26及び係合片部27は、図5に示されるごとくそれぞれ2以上を互い違いに配置している。この例では、2つの係止片部26と2つの係合片部27とが共に対向配置している。各係止片部26の爪26a同士の間の距離nは、各係合片部27の爪27a同士の間の距離mよりも小さく設定されている(図6も参照)。これは、係止片部26と係合片部27の役割が相違しているためである。つまり、各係止片部26は、パネルの取付孔7aに対する係合用として作動する構成である。各係合片部27は、雄部材側の第1係合部18と係合して仮組み付け用として作動し、かつ、第2係合部19と係合して挟持部10,20同士を挟持状態に保つ挟持態様維持用として作動する構成である。
(作動及び利点)以上の雌部材2はパネル7に次のように簡単に取り付けられる。このパネル7は、設置部の一例であり、車両であれば、インストルメントパネル、コンソールや室内壁を構成している箇所などが対象となる。パネル7には取付孔7aが設けられている。取付孔7aは、後述する雌部材2の座部25aが嵌合する矩形となっている。
(ア)取付要領は、図2(a)に示されるごとく、まず、雌部材2が取付孔7aに挿入される。その際は、座部25aが取付孔7aに嵌るよう位置合わせしながら脚部25である係止片部26及び係合片部27を挿通する。その後、雄部材1がその軸部15を図2(b)に示されるごとく雌部材の孔部22に挿入すべく下向きに押操作される。すると、雌部材2は、図7(a)のごとく雄部材の各第1係合部18が対応する係合片部27の爪27aを弾性的に通り抜けて係合することで雄部材1を仮組み付けした状態となる。同時に、雌部材2は、図7(b)のごとく軸部15の周囲部分15bが各係止片部26の爪26a同士の間を押し広げ、その結果、各係止片部26が拡径されることで取付孔7aに係合し抜け止めされる。従って、以上のホルダー6は、パネル7に対してワンタッチ操作により取り付けることができる。
(イ)ホルダー6は、以上のごとくパネル取付孔7aに雌部材2を各係止片部26を介して係合し、かつ、雄部材1を各第1係合部18と係合片部27との係合を介して仮組み付けした状態から、袋などの被支持物8を挟持することも可能である。すなわち、その場合は、被支持物8の適宜な箇所を図2(b)及び(c)のごとく雌部材2の挟持部20と雄部材1の挟持部10との間に配置し、雄部材1を下向きに押操作する。すると、雌部材2は、図8(a)のごとく雄部材の各第2係合部19が対応する係合片部27の爪27aと弾性的に係合することで、被支持物8を挟持部10,20同士の間に挟持した状態を保つ挟持維持態様となる。なお、その際は、雌部材2は、図8(b)のごとく軸部15の周囲部分15bが各係止片部26の爪26a同士の間を更に押し広げ、その結果、各係止片部26がより大きく拡径されることで取付孔7aにより強固に係合し抜け止めされる。
(ウ)被支持物8は、図3(b)のごとく雄部材1が回転操作部12を介して同図の矢印つまり時計回りの方向へ押されると、一側面10aが雌部材側のボス24に当たって規制されるまで回転される。この回転過程では、挟持解除手段3が作動して、雄部材の各突起14がカム面23のうち、最も低い逃げ面23aから傾斜面23bに摺動し、最終的に最も高い段差22aまで摺動する。すると、雄部材1は、雌部材2に対し逃げ面23aと段差22aとの高さの差寸法だけ上昇移動され、それにより挟持部10が挟持部20から離間する非挟持状態ないしは離間状態となる。その結果、被支持物8は挟持部10,20同士の間から移動可能となる。
(エ)また、この構造では、挟持維持態様から非挟持状態ないしは離間状態に切り換える操作において、前記したごとく雄部材1が雌部材2に対し逃げ面23aと段差22aとの高さの差寸法だけ上昇移動される過程で、各係合片部の爪27aが対応する縦リブ16に当たり付勢力ないしは反力を蓄えながら第2係合部19から係合解除し、雄部材1の上昇移動を許容する。そして、雄部材1は、回転操作部12に対する回転用の押し力を解放すると、前記の蓄えられた付勢力ないしは反力により元の位置まで逆転されて、挟持部10が挟持部20の真上まで移動する。このため、このホルダー6は、雄部材1が自動的に図2(b)の状態に戻るため、被支持物8をいつでも挟み込むことができる。
(オ)このホルダー6は、以上のようにして、雄部材2が雌部材1に対して仮組み付けした状態から前記の挟持維持態様に切り換える操作、及び挟持維持態様から前記の非挟持状態ないしは離間状態に切り換える操作、何れもが操作し易い雄部材1の挟持部側で行えるため操作性に優れている。しかも、雄部材1が前記したごとく非挟持状態ないしは離間状態に切り換えた後、自動的に図2(b)の状態に戻るため、使い勝手に優れている。
なお、本発明の挟持用ホルダーは、請求項で特定される構成を備えておればよく、細部は以上の形態説明を参考にして色々に変形したり展開可能なものである。
1・・・雄部材(10は挟持部、15は軸部)
2・・・雌部材(20は挟持部、25は脚部)
3・・・挟持解除手段(14は突起、23はカム面)
4・・・回転方向規制手段(21cは係止リブ、11bは凸部)
5・・・回転角度規制手段(10aは一側部、24はボス)
6・・・ホルダー
7・・・パネル(設置部、7aは取付孔)
8・・・袋などの被支持物
11a,11b・・・凹凸部
12・・・回転操作部
18・・・第1係合部
19・・・第2係合部
21a,21b・・・凹凸部
22・・・孔部
26・・・係止片部(26aは爪)
27・・・係合片部(27aは爪)

Claims (5)

  1. 設置部に取り付けられた状態で袋などの被支持物を両挟持部の間に着脱可能に挟み込む挟持用ホルダーにおいて、
    前記両挟持部のうち、一方の挟持部を形成している雄部材及び他方の挟持部を形成している雌部材からなり、
    前記雄部材は、軸部と、前記軸部上端に設けられた前記一方の挟持部と、前記一方の挟持部の上面に設けられて先端を該挟持部の両側面のうち、一方側面から外へ突出している回転操作部と、前記軸部周囲に設けられた先端側の第1係合部及びその第1係合部より上側の第2係合部とを有しており
    前記雌部材は、前記他方の挟持部に設けられて前記軸部を挿通する孔部と、前記他方の挟持部の下面側に突出されて前記軸部が前記孔部を通って挿入可能な中空部を区画して、前記軸部に押されて外側へ向かって弾性変形することで前記設置部に設けられた取付孔に係合する複数の係止片部と、前記係止片部と共に前記中空部を区画して、前記第1係合部と係合して前記軸部を抜け止め可能にし、かつその状態から前記軸部の更なる挿入により前記第2係合部と係合して前記被支持物を前記挟持部間に挟持した状態に維持可能にする複数の係合片部を有している
    ことを特徴とする挟持用ホルダー。
  2. 前記雌部材は、前記係止片部と前記係合片部とを互い違いに配置していることを特徴とする請求項1に記載の挟持用ホルダー。
  3. 前記雌部材に設けられたカム面と、前記雄部材に設けられて前記カム面に沿って摺動可能な突起とからなり、前記雄部材が前記係合片部と第2係合部との係合状態から一方向に回転されると、前記突起が前記カム面を摺動しながら前記雄部材を上昇移動する挟持解除手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の挟持用ホルダー。
  4. 前記挟持部同士の対向面にそれぞれ設けられて互いに嵌合可能な歯形状ないしは凹凸部を有していることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の挟持用ホルダー。
  5. 前記雌部材の他方挟持部に設けられて、前記雄部材の回転方向を一方向に規制する回転方向規制手段、及び前記雄部材の回転を所定の角度に規制する回転角度規制手段を有していることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の挟持用ホルダー。
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