JP6037782B2 - 取付け構造およびデスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、板部材を取付けるための取付け構造、およびこの取付け構造を備えるデスク装置に関する。
オフィス等においては、デスク装置の天板や壁などの支持部材に平板状の板部材を着脱可能に取付けて作業性を向上させることが行われている。
例えばデスク装置に関して、天板にパネル体を取付ける取付け構造としては、デスク装置に固定された前後一対の部材によってパネル体を挟持して取付ける方法が多く見られている(例えば、特許文献1および2参照。)。これらの取付け構造によれば、簡易的な構造でありながら確実、かつ安定的にパネル体を取付けることができる。
ただし、取付け作業に工具を用いらなければならないため、取付けの作業性が悪くなっている。
また、特許文献3には、デスク装置に形成された上下方向を向く嵌合溝部に、パネル体下端部を上方から嵌入することによって支持する取付け構造が開示されている。この取付け構造においては、ワーカーなどの使用者が嵌合溝部に沿った任意の位置にパネル体を嵌合させて取付けることが可能である。
特開2003−013520号公報 特開2010−082367号公報 実開平07−023122号公報
しかしながら、特許文献1および2の取付け構造では、取付け作業に工具を用いらなければならないため、取付けの作業性が悪い。
一方で、特許文献3の取付け構造では、嵌合溝部と、板状のパネル体との嵌合力によってのみパネル体が支持されているので、パネル体をデスク装置に取付けたときにパネル体が安定しにくくなっている。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、工具を用いることなく板部材を支持部材に容易に着脱できるとともに、板部材を安定させた状態で取付けることができる取付け構造、および、この取付け構造を備えるデスク装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の取付け構造は、支持部材に平板状の板部材を着脱可能に取付けるための取付け構造であって、前記支持部材の外面である取付け面から前記支持部材の内部側に向かう内部方向に凹むように形成された没入部と、前記板部材に対して、前記板部材の主面に沿った沿面方向に移動可能に取付けられた可動部材と、を備え、前記没入部の内側面には、前記没入部の内部空間側に突出した突部が形成され、前記可動部材には、弾性を有する材料で形成され前記突部に対して前記内部方向とは反対方向に係止可能な係止部が形成され、前記板部材に対して前記可動部材を前記沿面方向の一方側に配置して前記板部材と前記係止部とを離間させた状態で、前記内部方向と前記沿面方向とが平行になるとともに前記没入部に対して前記板部材を前記沿面方向の一方側に移動させたときに、前記没入部の内面に前記可動部材が当接して前記没入部に対する前記可動部材の前記内部方向への移動が規制され、前記可動部材に対して前記板部材が前記沿面方向の一方側に移動することで、前記板部材に対して前記可動部材が前記沿面方向の他方側に配置され、前記板部材が前記係止部に接触して前記係止部が弾性的に変形することで、前記突部に前記係止部が前記内部方向とは反対方向に係止することを特徴としている。
この発明によれば、支持部材に板部材を取付けるときには、使用者は、板部材に対して可動部材を沿面方向の一方側に配置して板部材と係止部とを離間させておく。沿面方向の一方側に移動させることで没入部に板部材を挿入していくと、没入部の内面に可動部材が当接して可動部材がこれ以上挿入できなくなる。板部材をさらに挿入していくと、板部材に対して可動部材が沿面方向の他方側に配置され、板部材が係止部に接触して係止部が弾性的に変形し、突部に係止部が内部方向とは反対方向に係止する。これにより、支持部材に対して可動部材が内部方向とは反対方向に移動できなくなる。係止部の反力により、板部材は係止部に対する板部材側に付勢される。このため、板部材と係止部との間に作用する摩擦力により、可動部材に対して板部材は、内部方向およびその反対方向に移動しにくくなる。
これにより、突部に係止部が係止している状態が維持され、支持部材に板部材を安定させた状態で取付けることができる。
一方で、支持部材から板部材を取外すときには、係止部の反力に抗して板部材を内部方向とは反対方向に移動させる。突部に係止部が係止して支持部材に対して可動部材が内部方向とは反対方向に移動できない状態で、可動部材に対して板部材が内部方向とは反対方向に移動する。板部材に対して可動部材が沿面方向の一方側に配置され、板部材と係止部とが離間した状態になる。係止部は自身の弾性力により突部から離間し、板部材とともに可動部材が内部方向とは反対方向に移動し、支持部材から板部材が取外される。
このように、板部材を没入部に挿入したり没入部から引き抜いたりすることで、工具を用いることなく、支持部材に板部材を容易に着脱することができる。
また、本発明の他の取付け構造は、支持部材に平板状の板部材を着脱可能に取付けるための取付け構造であって、前記支持部材の外面である取付け面から前記支持部材の内部側に向かう内部方向に凹むように形成された没入部と、前記板部材に対して、前記板部材の主面に沿った沿面方向に移動可能に取付けられた可動部材と、を備え、前記可動部材における前記板部材に対向する面には、前記板部材側に突出した突部が形成され、前記支持部材には、弾性を有する材料で形成され前記突部に対して前記内部方向に係止可能な係止部が形成され、前記板部材に対して前記可動部材を前記沿面方向の一方側に配置した状態で、前記内部方向と前記沿面方向とが平行になるとともに前記没入部に対して前記板部材を前記沿面方向の一方側に移動させたときに、前記没入部の内面に前記可動部材が当接して前記没入部に対する前記可動部材の前記内部方向への移動が規制され、前記可動部材に対して前記板部材が前記沿面方向の一方側に移動することで、前記板部材に対して前記可動部材が前記沿面方向の他方側に配置され、前記板部材が前記係止部に接触して前記係止部が弾性的に変形することで、前記突部に前記係止部が前記内部方向に係止することを特徴としている。
この発明によれば、支持部材に板部材を取付けるときには、使用者は、板部材に対して可動部材を沿面方向の一方側に配置しておく。沿面方向の一方側に移動させることで没入部に板部材を挿入していくと、没入部の内面に可動部材が当接して可動部材がこれ以上挿入できなくなる。板部材をさらに挿入していくと、板部材に対して可動部材が沿面方向の他方側に配置され、板部材が係止部に接触して係止部が弾性的に変形し、突部に係止部が内部方向とは反対方向に係止する。これにより、支持部材に対して可動部材が内部方向とは反対方向に移動できなくなる。係止部の反力により、板部材は係止部に対する板部材側に付勢される。このため、板部材と係止部との間に作用する摩擦力により、可動部材に対して板部材は、内部方向およびその反対方向に移動しにくくなる。
これにより、突部に係止部が係止している状態が維持され、支持部材に板部材を安定させた状態で取付けることができる。
一方で、支持部材から板部材を取外すときには、係止部の反力に抗して板部材を内部方向とは反対方向に移動させる。突部に係止部が係止して支持部材に対して可動部材が内部方向とは反対方向に移動できない状態で、可動部材に対して板部材が内部方向とは反対方向に移動する。板部材に対して可動部材が沿面方向の一方側に配置され、板部材と係止部とが離間した状態になる。係止部は自身の弾性力により突部から離間し、板部材とともに可動部材が内部方向とは反対方向に移動し、支持部材から板部材が取外される。
このように、板部材を没入部に挿入したり没入部から引き抜いたりすることで、工具を用いることなく、支持部材に板部材を容易に着脱することができる。
また、上記の取付け構造において、前記板部材に前記沿面方向に延びるように形成された貫通孔と、前記可動部材に設けられ、前記貫通孔内に前記沿面方向に移動可能に配置された軸部材と、を備えることがより好ましい。
この発明によれば、板部材に対して可動部材が沿面方向に移動する機構を容易に構成することができる。
また、上記の取付け構造において、前記可動部材に設けられ、前記板部材に対して前記可動部材を前記沿面方向の一方側に配置したときに前記貫通孔内に配されるとともに、前記板部材に対して前記可動部材を前記沿面方向の他方側に配置したときに前記板部材の前記主面上に配されて、前記可動部材とともに前記板部材と前記没入部の内側面との間に圧入可能となる凸部を備えることがより好ましい。
この発明によれば、板部材に対して可動部材を沿面方向の他方側に配置したときには、可動部材は凸部を介して板部材によって外側に押される。このため、没入部においては、凸部が可動部材とともに板部材と没入部の内側面との間に圧入された状態になる。したがって、没入部と板部材とのガタつきを抑えるとともに、没入部から板部材を外れにくくすることができる。
一方で、板部材に対して可動部材を沿面方向の一方側に配置したときには、凸部と板部材の貫通孔とが沿面方向に同じ位置となるため、可動部材が板部材によって外側に押されることがなくなり、可動部材が取付けられた板部材が没入部に挿入しにくくなるのを防止することができる。
また、上記の取付け構造において、没入部には、前記内部方向に平行な案内面が形成されていることがより好ましい。
この発明によれば、没入部に板部材を内部方向に沿って挿入しやすくすることができる。
また、本発明のデスク装置は、上面が作業面とされた天板と、前記天板を支持する脚部と、前記作業面から前記天板の内部側へと広がるように形成された凹部と、前記凹部内に設けられた支持部材と、前記支持部材に着脱可能とされた板部材と、上記のいずれかに記載の取付け構造と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、凹部内に設けられた支持部材に板部材を容易に着脱できるとともに、板部材を安定させた状態で支持部材に取付けることができる。
本発明の取付け構造およびデスク装置によれば、工具を用いることなく板部材を支持部材に容易に着脱できるとともに、板部材を安定させた状態で取付けることができる。
本発明の第1実施形態のデスク装置の斜視図である。 同デスク装置における天板を取外したときの斜視図である。 同デスク装置の要部の側面の断面図である。 図3中の要部拡大図である。 同デスク装置のオプション取付け部材に取付けられる仕切り板に取付け補助具が取付けられた状態の要部の平面図である。 同取付け補助具を平面状に展開したときの平面図である。 図6中の切断線A1−A1の断面図である。 同デスク装置においてオプション取付け部材に仕切り板を取付ける手順を示す断面図である。 同デスク装置においてオプション取付け部材に仕切り板を取付ける手順を示す断面図である。 本発明の第2実施形態のデスク装置の要部の断面である。 同デスク装置のオプション取付け部材に取付けられる仕切り板に取付け補助具が取付けられた状態の要部の平面図である。 同デスク装置においてオプション取付け部材に仕切り板を取付ける手順を示す断面図である。 同デスク装置においてオプション取付け部材に仕切り板を取付ける手順を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係るデスク装置の第1実施形態を、図1から図9を参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態のデスク装置1は、上面が作業面10aとされた天板10と、天板10を支持する脚部20と、作業面10aから天板10の内部側へと広がるように形成された配線挿通部(凹部)50と、配線挿通部50内に設けられたオプション取付け部材(支持部材)60と、配線挿通部50の開口50a(図1参照。)に着脱可能に取付けられる配線カバー(蓋体)90とを備えている。なお、図2においては、天板10を仮想線で示している。
この例では、天板10は平面視で矩形状に形成されている。天板10の長辺は、ワーカー等である使用者が、天板10を使用する側の縁部である使用縁部10b、10cとなっている。すなわち、複数の使用者は、不図示の椅子などに着座した状態で天板10の使用縁部10b、10cに沿って並び、作業面10a上で作業を行うことになる。
以下では、使用縁部10b、10cに平行な方向を幅方向(一方向)X、天板10の短辺10dに平行な方向を奥行方向(直交方向)Yと称する。これら幅方向Xおよび奥行方向Yは、作業面10aに平行であるとともに、互いに直交する方向である。
天板10は、平面視で矩形状の4枚の天板部材11、12、13、14を有している。天板部材11、12、13、14の下面の所定位置には、図示しないナットが埋め込まれている。
天板部材11、12、13、14は、各2枚の天板部材11、12、および、天板部材13、14が長手方向の端面を突き合せて、奥行方向Yの幅を一定にした連続した机上面を形成している。これらの連続した机上面を形成する2組の天板部材の対(以下、「天板15、16」と称する。)が奥行方向Yの中央部に隙間S1を挟んで対向して配置されるようになっている。この隙間S1は、前述の配線挿通部50の開口50aとなっている。
天板15、16は、長尺な辺が互いに平行になるように対向配置され、隙間S1は幅方向Xに沿って連続している。
脚部20は、幅方向Xの両端部に配置される一対の脚体ユニット21と、その一対の脚体ユニット21の上部同士を連結する一対の外側連結杆22、一対の内側連結杆23と、を備えている。この実施形態では、一対の脚体ユニット21の間に中間脚24が配置され、中間脚24の上部に中継ユニット25が設けられている。
外側連結杆22は、脚部20の奥行方向Yの両側の端部に幅方向Xに沿うように平行に配置され、天板10の天板15、16の奥行方向Yの外側縁部を下方から支持するようになっている。この実施形態の場合、各外側連結杆22は、一対の金属製の角管部材22a、22bが中継ユニット25を介して一体に連結され、全体が幅方向Xに沿って直線状に延出している。
内側連結杆23は、脚部20の奥行方向Yの中央部に外側連結杆22と平行になるように配置され、天板10の天板15、16の奥行方向Yの各内側縁部を下方から支持するようになっている。内側連結杆23同士は奥行方向Yに所定距離離間して配置されている。この実施形態の場合、各内側連結杆23は、一対の金属製の角管部材23a、23bが中継ユニット25を介して一体に連結され、全体が幅方向Xに沿って直線状に延出している。
脚体ユニット21は、床面F上に設置されて、幅方向Xおよび奥行方向Yにそれぞれ直交する上下方向Zに延出する2本の脚本体部28と、奥行方向Yに沿って延出して脚本体部28の上部同士を連結する横梁部29とを備えている。各脚本体部28は、金属製の角パイプによって主要部を構成され、その角パイプの上下の端部にエンドプレートが溶接固定されている。
横梁部29は、プレス成形された2枚の金属プレートが組み合わされ、その主要部が筒状に形成されている。横梁部29の長手方向の両端部は、脚本体部28の各上部側面に溶接固定されている。こうして、2本の脚本体部28の上部に横梁部29が連結された脚体ユニット21は、幅方向Xから見た側面視が門型状(開口側が下方を向くコ字形状)となっている。
横梁部29の幅方向Xの外側面には、奥行方向Yに沿って延出する凹状段部29aが形成されている。凹状段部29aにはカバー部材30が脱着可能に取付けられている。凹状段部29a内には、図示しない延長天板やキャビネット等の側方用オプション部品を取付けるための取付け座(符号省略。)が設けられている。カバー部材30は、横梁部29の凹状段部29aに側方用オプション部品を取付けるときに横梁部29から取外される。
横梁部29の幅方向Xの内側における上部コーナ部分には、凹状に窪む段差部31が奥行方向Yに沿って連続して設けられている。この段差部31には、外側連結杆22の角管部材22a、22bの幅方向Xの外側端部を結合するための金属製の支持アーム32と、内側連結杆23の角管部材23a、23bの幅方向Xの外側端部を結合するための金属製の支持アーム33とが溶接固定されている。
中間脚24は、フレーム枠に金属プレートが接合されてパネル状に形成されている。中間脚24の上端部には、前述の中継ユニット25が一体に取付けられている。中継ユニット25は、奥行方向Yに延出する角筒状のステー36の幅方向Xの両側の側面に、外側連結杆22の角管部材22a、22bの幅方向Xの内側端部を結合するための金属製の支持アーム37と、内側連結杆23の角管部材23a、23bの幅方向Xの内側端部を結合するための金属製の支持アーム38とが溶接固定されている。
支持アーム32、33、37、38の各上面には、天板15、16のナットに対応する位置にボルト挿通孔(符号省略。)が穿設されている。
外側連結杆22の各角管部材22aは、一方の脚体ユニット21の支持アーム32と中継ユニット25の一方の側面の支持アーム37とに架設され、各角管部材22bは、他方の脚体ユニット21の支持アーム32と中継ユニット25の他方の側面の支持アーム37とに架設されている。
同様に、内側連結杆23の各角管部材23aは、一方の脚体ユニット21の支持アーム33と中継ユニット25の一方の側面の支持アーム38とに架設され、各角管部材23bは、他方の脚体ユニット21の支持アーム33と中継ユニット25の他方の側面の支持アーム38とに架設されている。
天板15、16は、両者の間に隙間S1を設けるようにして、脚部20の上部に載置されている。そして、支持アーム32、33、37、38のボルト挿通孔、および天板15、16のナットに図示しない締結ボルトを挿入することで、脚部20に天板15、16が締結固定されている。
図2および図3に示すように、両角管部材23aの間、および両角管部材23bの間には、底部材51が溶接等によりそれぞれ固定されている。底部材51は、例えば、金属製の板材を中空の板状に折り曲げて構成することができる。底部材51には、上下方向Zに貫通する透孔51aが形成されている。
底部材51、角管部材23a、23b、および天板10で、配線挿通部50が構成されている。
底部材51の上面において、平面視で開口50aの奥行方向Yの中央部に対応する位置には、前述のオプション取付け部材60が固定されている。オプション取付け部材60は、幅方向Xに延びるレール状に形成され、配線挿通部50内に収容されている。
オプション取付け部材60は、図4に示すように、上方を向く主開口部(第二の開口部)61aを有する取付け部材本体61と、取付け部材本体61を奥行方向Yに挟むように一対設けられ、上方を向く補助開口部(開口部)62a、62bを有する取付け部材補助部62A、62Bとを有している。
取付け部材本体61は、板状の底部65と、互いに離間した状態で底部65から上方に延出する壁部66A、66Bとを備えている。
本実施形態では、壁部66A、66Bの構成は、壁部66A、66Bの間に規定される基準平面Pに対して対称(面対称)であるため、壁部66Aの構成については数字に英字「A」を付加し、壁部66Bの構成については同一の数字に英字「B」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。
なお、底部65、および壁部66A、66Bで、壁部66Aの上端面(取付け面)67Aから、上下方向Zの一方である下方(内部方向)Z1に凹むように形成された没入部63が構成される。言い換えれば、没入部63は、上端面67Aから取付け部材本体61の内部側に向かって凹むように形成されている。
壁部66Aにおける壁部66B側の側面(内側面)68Aと底部65との接続部分には、下方Z1に向かうにしたがって側面68Aから離間するように傾斜した傾斜面(符号省略。)を有する接続部69Aが設けられている。上下方向Zにおいて、壁部66A、66Bの上端部の位置は天板10の作業面10aの位置と等しく設定されている(図3参照。)。
側面68Aの接続部69Aよりも上方Z2の部分には、上方Z2に向かうにしたがって、突部72A、案内部73A、および縮幅部74Aがこの順で形成されている。
突部72Aは、没入部63の内部空間側、すなわち壁部66B側に突出するように、幅方向Xに直交する断面形状が三角形状になるように形成されている。
案内部73Aは、側面68Aから奥行方向Yに沿って壁部66B側に延びる本体75Aと、本体75Aの先端から下方Z1に延びる舌片76Aとで構成されている。舌片76Aにおける壁部66B側の面は、下方Z1に平行となるように形成された案内面77Aとなっている。
縮幅部74Aは、側面68Aから奥行方向Yに沿って壁部66B側に延びる板状に形成されている。縮幅部74Aの上面は、上端面67Aと面一になるように形成されている。縮幅部74Aの先端面の上部には、上方Z2に向かうにしたがって側面68Aに接近するように傾斜した傾斜面78Aが形成されている。
これら突部72A、案内部73A、および縮幅部74Aが側面68Aから壁部66B側に突出する長さは、ほぼ等しく設定されている。
取付け部材補助部62A、62Bの構成も基準平面Pに対して対称であるため、取付け部材補助部62Aの構成については数字に英字「A」を付加し、取付け部材補助部62Bの構成については同一の数字に英字「B」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。
取付け部材補助部62Aは、底部65から奥行方向Yに沿って延びる底部81Aと、底部81Aに対して上方Z2に離間して底部81Aと平行に延びる受け部82Aと、底部81Aの先端と受け部82Aの先端とを接続する接続部83Aとを有している。受け部82Aには、幅方向Xに延びる挿通開口部84Aが形成されている。この挿通開口部84Aは、前述の補助開口部62aとなっている。
受け部82Aの下面における挿通開口部84Aが形成された部分よりも取付け部材本体61側には、下方Z1に突出したガイド凸部85Aが設けられている。受け部82Aの上面の位置は、取付け部材本体61の上端部の位置よりも下方に設定されている。
詳しくは図示しないが、平面視において、オプション取付け部材60の主開口部61aは、補助開口部62aに対して、天板10の使用縁部10bとは反対側に配置されている。同様に、主開口部61aは、補助開口部62bに対して、天板10の使用縁部10cとは反対側に配置されている。
このように構成されたオプション取付け部材60の取付け部材本体61、および取付け部材補助部62A、62Bは、アルミニウムを押出し成形することなどで一体に形成されている。
ここで、図3から図5に示すように、オプション取付け部材60に着脱可能に取付けられる仕切り板(板部材)300、および棚板ユニット(オプション部材、選択部材)350について説明する。なお、図5においては、後述する取付け補助具310が仕切り板300に係合している状態を明確に示すために、取付け補助具310を仮想線で示している。
仕切り板300は、平板状に形成された部材である。仕切り板300には、仕切り板300の主面301(図4参照。)に沿った沿面方向Uに延びるように一対の貫通孔302が形成されている。一対の貫通孔302は、主面301に平行であって沿面方向Uに直交する沿面直交方向Vに並べて形成されている。仕切り板300は、アクリル等の樹脂や、ガラス等で形成することができる。なお、使用者等の仕切り板300を通した目線を遮りたい場合には、仕切り板300の外面に微細な凹凸などを設けたり、表面をクロス貼りに構成したりしてもよい。
仕切り板300は、取付け補助具(可動部材)310が取付けられた状態で、オプション取付け部材60の取付け部材本体61に着脱可能となる。
ここで、取付け補助具310の構成について説明する。
取付け補助具310は、図4に示す沿面直交方向Vに見た側面視が、仕切り板300側が開口するコ字形状に形成されている。すなわち、取付け補助具310は、仕切り板300の縁部を3方から囲うように取付けられている。取付け補助具310は、樹脂等の弾性を有する材料で形成されている。
図6および図7は、取付け補助具310を平面状に展開した状態を示すものである。
取付け補助具310は、平板状に形成された第一の基板311および第二の基板312と、基板311、312の縁部同士を接続する連結片313とを備えている。取付け補助具310における、連結片313と第一の基板311との接続部314、および、連結片313と第二の基板312との接続部315の厚さは、近接する部分より薄く設定されている。このため、第一の基板311は、連結片313に対して接続部314周りに回動することができる。同様に、第二の基板312は、連結片313に対して接続部315周りに回動することができる。
第一の基板311における接続部314の近傍には、沿面直交方向Vの中央部に透孔318が形成されている。透孔318内には、爪部(係止部)319が形成され、この爪部319は透孔318の縁部における接続部314とは反対側の部分に設けられた接続部320により第一の基板311に接続されている。接続部320の厚さは、近接する部分より薄く設定されていて、爪部319は接続部320周りに回動することができる。この爪部319は、爪部319に重力以外の外力が作用していない自然状態において、第一の基板311における、仕切り板300に取付けられる側の一方の面311aとは反対側となる他方の面311bから外部に突出しないように設定されている。
透孔318の縁部における接続部314側の部分には、一方の面311aから突出する当接部321が設けられている。当接部321は、第一の基板311における沿面直交方向Vの全体にわたり形成されている。
第一の基板311の一方の面311aには、沿面直交方向Vにおいて透孔318を挟むように円柱状の係合部322が一対形成されている。一対の係合部322の沿面直交方向Vのピッチは、前述の仕切り板300に形成された一対の貫通孔302の沿面直交方向Vのピッチと等しく設定されている。一方の面311aにおいて、各係合部322に対する接続部314とは反対側の部分には、一方の面311aから突出した内側凸部(凸部)323が形成されている。一対の内側凸部323は、第一の基板311の接続部314とは反対側の縁部に形成されている。
第一の基板311の他方の面311bにおける接続部314とは反対側の縁部には、接続部314から離間するにしたがって他方の面311bから離間するように傾斜した傾斜面(符号省略。)を有する外側凸部324が設けられている。外側凸部324は、第一の基板311における沿面直交方向Vの全体にわたり形成されている。
第二の基板312における接続部315の近傍には、沿面直交方向Vの中央部に透孔328が形成されている。透孔328内には、爪部(係止部)329が形成され、この爪部329は透孔328の縁部における接続部315とは反対側の部分に設けられた接続部330により第二の基板312に接続されている。接続部330の厚さは、近接する部分より薄く設定されていて、爪部329は接続部330周りに回動することができる。この爪部329は、自然状態において第二の基板312における、仕切り板300に取付けられる側の一方の面312aとは反対側となる他方の面312bから外部に突出しないように設定されている。
透孔328の縁部における接続部315側の部分には、一方の面312aから突出する当接部331が設けられている。当接部331は、第二の基板312における沿面直交方向Vの全体にわたり形成されている。
第二の基板312の一方の面312aには、沿面直交方向Vにおいて透孔328を挟むように筒状の被係合部332が一対形成されている。各被係合部332の筒孔332aには、前述の係合部322が係合することができる。この被係合部332と係合部322とで、軸部材337を構成する(図4参照。)。
一方の面312aにおいて、各被係合部332に対する接続部315とは反対側の部分には、一方の面312aから突出した内側凸部(凸部)333が形成されている。一対の内側凸部333は、第二の基板312の接続部315とは反対側の縁部に形成されている。
第二の基板312の他方の面312bにおける接続部315とは反対側の縁部には、接続部315から離間するにしたがって他方の面312bから離間するように傾斜した傾斜面(符号省略。)を有する外側凸部334が設けられている。外側凸部334は、第二の基板312における沿面直交方向Vの全体にわたり形成されている。
取付け補助具310、没入部63、貫通孔302、内側凸部323、333、案内面77A、77Bで、本発明の取付け構造306を構成する。
このように平面状に展開した取付け補助具310をコ字形状に形成すると、係合部322と被係合部332とが係合して軸部材337となり、当接部321、331、爪部319、329、内側凸部323、333は、それぞれが対向するように配置される。取付け補助具310は、平面状に展開した形状を樹脂を用いた射出成形等で形成し、その後でコ字形状に折り曲げることで、容易に製造することができる。
コ字形状に形成した取付け補助具310を仕切り板300に取付けたときに、仕切り板300に取付け補助具310が以下のように係合する。
すなわち、仕切り板300の各貫通孔302に軸部材337がそれぞれ挿通される。貫通孔302は沿面方向Uに延びるように形成されているため、貫通孔302内で軸部材337が沿面方向Uに移動することで、仕切り板300に対して取付け補助具310は沿面方向Uに所定の範囲(貫通孔302の沿面方向Uの長さよりも短い範囲。)で移動することができる。
図5に示すように、仕切り板300のうち取付け補助具310の爪部319、329に挟まれる部分には、貫通孔302が形成されないようになっている。
図8に示すように、仕切り板300に対して取付け補助具310を沿面方向Uの一方側U1に配置すると、仕切り板300と爪部319、329とが離間する。このとき、内側凸部323、333は貫通孔302内に配置される。
棚板ユニット350は、図3および図4に示すように、取付け部材補助部62Aの補助開口部62aに当接可能な平板状の基部351と、基部351から上方Z2に向かって延出された平板状の上向き部352と、上向き部352の上部に設けられた棚板(支持台)353とを有している。
基部351には、上下方向Zに透孔351aが形成されている。この例では、基部351および上向き部352は、ステンレス鋼や樹脂などで形成された板状部材により一体に形成されている。棚板353には、下方Z1に向かって凹んだ収容部353aが形成されている。棚板353は、基部351と同一の材料で形成されている。
棚板ユニット350には、一体に形成された基部351および上向き部352が2組備えられている(図1参照。ただし、図1中には基部351は示していない。)。棚板353は、それぞれの上向き部352に不図示の接着剤等により固定されている。
棚板ユニット350は、図4に示すように、取付け板361および固定ビス362により、取付け部材補助部62Aの補助開口部62aに取付けられる。
より具体的には、取付け板361に形成された透孔の内周面には、雌ネジ部361aが形成されている。取付け板361は、取付け部材補助部62A内に透孔が受け部82Aの挿通開口部84Aに連通するように配置される。取付け部材補助部62Aにはガイド凸部85Aが設けられているため、取付け板361の奥行方向Yの位置が規制される。
取付け部材補助部62Aの受け部82Aに棚板ユニット350の基部351を当接させ、基部351側から基部351の透孔351a、受け部82Aの挿通開口部84Aに固定ビス362の雄ネジ部362aを挿通させる。取付け板361の雌ネジ部361aに固定ビス362の雄ネジ部362aを螺合させ、受け部82Aおよび棚板ユニット350の基部351を、取付け板361および固定ビス362で上下方向Zに挟むことで、取付け部材補助部62Aに棚板ユニット350が取付けられる。
なお、取付け部材補助部62Aの挿通開口部84Aは幅方向Xに延びるように形成されているため、取付け部材補助部62Aに対して棚板ユニット350を幅方向Xの任意の位置に取付けることができる。
この例では、オプション取付け部材60の主開口部61aに仕切り板300を取付けたときの仕切り板300の上端の高さは、補助開口部62aに棚板ユニット350を取付けたときの棚板ユニット350の上端の高さよりも高く設定されている。
棚板ユニット350は、取付け部材補助部62Bの補助開口部62bにも着脱可能となっている。
図2および図3に示すように、各底部材51における幅方向Xの両端部には、カバー支持部材54がそれぞれ固定されている。
カバー支持部材54は、図3に示すように、底部材51に固定されたベース55と、ベース55から奥行方向Yに互いに離間するように上方Z2に延びる腕部56、57とを有している。腕部56の上端部には、幅方向Xに延びるボス56aが設けられている。カバー支持部材54は、腕部56がオプション取付け部材60側となるように底部材51に固定されている。
配線カバー90では、平板状に形成されたカバー本体91のオプション取付け部材60側の縁部の下面にフック部92が設けられている。
カバー本体91におけるフック部92とは反対側の縁部には、ゴムなどの柔軟な材料で形成されたヒレ93が取付けられている。
配線カバー90は、カバー支持部材54のボス56aにフック部92を係合させるとともに腕部57上にカバー本体91を載置したときに、カバー本体91が奥行方向Yにほぼ平行に配置され、配線カバー90が配線挿通部50の開口50aの一部を塞いだ塞ぎ状態となる。このとき、配線カバー90は、幅方向Xに延びるように開口50aに配置され、オプション取付け部材60の取付け部材本体61と配線カバー90との間に、隙間S2が形成される。なお、ヒレ93は天板15、16の側面に近接もしくは当接して配置されている。
一方で、カバー支持部材54のボス56aとフック部92との係合を解除させることで、カバー支持部材54から配線カバー90を取外すと、配線カバー90は開放状態となる。開放状態では、塞ぎ状態に比べて配線カバー90が開口50aを塞ぐ範囲が小さくなる。このように、配線カバー90は、塞ぎ状態と開放状態との間で配置を切替え可能となっている。
なお、この例では、ボス56aとフック部92との係合を維持しつつ、ヒレ93が上方Z2に移動するように配線カバー90をボス56a周りに回動させると、配線カバー90は位置Qに移動する。このように、カバー支持部材54に配線カバー90を係合させた状態で、配線カバー90を回動させて開けることができようになっている。
オプション取付け部材60に棚板ユニット350を取付けるとともに配線カバー90を塞ぎ状態にしたときに、棚板ユニット350の上向き部352が開口50aのうち配線カバー90に塞がれていない部分、すなわち隙間S2を通り、上向き部352の上部および棚板353が天板10の作業面10aの上方に配置される。このとき、上向き部352の厚さ方向と奥行方向Yとが一致するように上向き部352が隙間S2を通る。上向き部352の奥行方向Yの長さは、隙間S2の奥行方向Yの長さに等しく設定されていてもよいし、隙間S2の奥行方向Yの長さよりもやや短寸となるように設定されていてもよい。
上向き部352の長手方向に直交する平面による断面において、上向き部352は厚さ方向の長さの方が幅方向(厚さ方向に直交する方向。)の長さよりも短く設定されている。これにより、上向き部352の曲げ強度(特に、奥行方向Yの周りの曲げ強度。)を維持しつつ、配線カバー90により配線挿通部50の開口50aを奥行方向Yに広く覆って隙間S2を小さくすることができる。
詳細に図示はしないが、前述の床面Fや壁面に設けられたコンセントに接続された配線Cは、底部材51の透孔51aを通して配線挿通部50内に配置される。そして、天板10の作業面10a上に配置された不図示の電子機器等の幅方向Xの位置に応じてヒレ93を変形させることで、配線カバー90のカバー本体91と天板15、16との間から上方Z2に引き出され、前述の電子機器等に接続される。
次に、以上のように構成されたデスク装置1において、オプション取付け部材60に仕切り板300や棚板ユニット350を着脱する手順について説明する。以下では、使用者が天板10の使用縁部10b側から、オプション取付け部材60の主開口部61a、補助開口部62aに仕切り板300、棚板ユニット350をそれぞれ着脱する場合で説明する。
まず、オプション取付け部材60の取付け部材本体61に仕切り板300を取付けるときには、使用者は仕切り板300を把持し、図8に示すように仕切り板300に対して取付け補助具310を沿面方向Uの一方側U1に配置した状態で、仕切り板300の沿面方向Uと下方Z1とが平行になるようにする。内側凸部323、333は貫通孔302内に配されるため、基板311、312が仕切り板300から離間するように移動しにくくなる。
仕切り板300の沿面方向Uの一方側U1を没入部63側に向け、没入部63に対して仕切り板300を沿面方向Uの一方側U1、すなわち下方Z1に移動させる。これにより、没入部63に仕切り板300を挿入していく。
図9に示すように、取付け部材本体61には下方Z1に平行な案内面77A、77Bが形成されているため、仕切り板300に取付けられた取付け補助具310は上下方向Zに沿って移動するように案内される。没入部63を構成する取付け部材本体61の底部65の上面に取付け補助具310の連結片313が当接し、没入部63に対する取付け補助具310の下方Z1への移動が規制される。すなわち、取付け補助具310がこれ以上下方Z1に挿入できなくなる。
また、接続部69A、69Bにはそれぞれ傾斜面が形成されているため、取付け部材本体61に対して取付け補助具310が奥行方向Yにガタつくことが抑制される。
仕切り板300をさらに下方Z1に挿入していくと、図4に示すように、貫通孔302内で軸部材337が下方Z1に移動する。これにより、取付け補助具310に対して仕切り板300が下方Z1に移動し、仕切り板300に対して取付け補助具310が沿面方向Uの他方側U2に配置される。
仕切り板300のうち爪部319、329に挟まれる部分には貫通孔302は形成されていないため、仕切り板300が爪部319、329に接触して爪部319、329が弾性的に変形することで、突部72Bに爪部319が、突部72Aに爪部329がそれぞれ上方Z2に係止する。すなわち、弾性的に変形した爪部319、329により取付け部材本体61に対して取付け補助具310が上方Z2に移動できなくなる。
爪部319、329の反力により、仕切り板300は基準平面P側に付勢される。このため、仕切り板300と爪部319、329との間に作用する摩擦力により、取付け補助具310に対して仕切り板300は上下方向Zに移動しにくくなる。これにより、突部72B、72Aに爪部319、329が係止している状態が維持される。
当接部321、331内に仕切り板300が圧入、すなわち、強い圧力で押し込まれることで、取付け補助具310に対して仕切り板300が奥行方向Yおよび上下方向Zにガタつくことが抑制される。
縮幅部74Bの傾斜面78Bに外側凸部324の傾斜面が接触し、壁部66Bに対して第一の基板311の上端部が面接触により支持される。壁部66Bの上端面67Bと第一の基板311の上端面とが面一になる。同様に、縮幅部74Aの傾斜面78Aに外側凸部334の傾斜面が接触し、壁部66Aに対して第二の基板312の上端部が面接触により支持される。壁部66Aの上端面67Aと第二の基板312の上端面とが面一になる。
貫通孔302内に配置されていた取付け補助具310の内側凸部323、333が貫通孔302よりも上方Z2に移動して、仕切り板300の主面303上に内側凸部323が、主面301上に内側凸部333がそれぞれ配される。
内側凸部323は、第一の基板311とともに壁部66Bの縮幅部74Bと仕切り板300との間に圧入される。一方で、内側凸部333は、第二の基板312とともに壁部66Aの縮幅部74Aと仕切り板300との間に圧入される。これにより、取付け部材本体61に対して取付け補助具310および仕切り板300が奥行方向Yにガタつくことが抑制されるとともに、オプション取付け部材60の上端面67A、67Bが面一になって体裁が良くなる。
以上の手順により、取付け部材本体61に仕切り板300が取付けられる。
なお、オプション取付け部材60の主開口部61aは配線カバー90では塞がれないため、取付け部材本体61に対する仕切り板300の着脱は、配線カバー90の開放状態/塞ぎ状態によらず、使用者が行うことができる。
一方で、取付け部材本体61から仕切り板300を取外すときには、使用者は爪部319、329の反力に抗して仕切り板300を上方Z2に引き抜く。すると、突部72B、72Aに爪部319、329が係止していることで取付け部材本体61に対して取付け補助具310が上方Z2に移動できないため、図9に示すように仕切り板300のみが上方Z2に移動し、仕切り板300に対して取付け補助具310が沿面方向Uの一方側U1に配置される。すると、仕切り板300と爪部319、329とが離間する。爪部319、329は自身の弾性力により突部72B、72Aから離間して、他方の面311b、312bから外部に突出しない位置に戻る。これにより、爪部319、329と突部72B、72Aとの係止が解除される。内側凸部323、333は貫通孔302内に配置される。
軸部材337が貫通孔302の下方Z1の縁部に係止され、図8に示すように仕切り板300とともに取付け補助具310が上方Z2に移動し、取付け部材本体61から仕切り板300が取外される。
このように、取付け部材本体61の主開口部61aに、取付け補助具310が取付けられた仕切り板300が着脱可能となっている。
取付け部材本体61は幅方向Xに延びるように形成されているため、取付け部材本体61に対して仕切り板300を幅方向Xの任意の位置に取付けることができる。
オプション取付け部材60の取付け部材補助部62Aに棚板ユニット350を取付けるときには、配線カバー90を取外して開放状態にして、図4を用いて説明したように取付け板361および固定ビス362で受け部82Aおよび棚板ユニット350の基部351を上下方向Zに挟む。棚板ユニット350を取付け終えたら、配線カバー90を塞ぎ状態にしておく。
一方で、取付け部材補助部62Aから棚板ユニット350を取外すときには、まず、配線カバー90を開放状態にしておく。固定ビス362を回して取付け板361の雌ネジ部361aと固定ビス362の雄ネジ部362aとの螺合を解除し、取付け板361から固定ビス362を取外すことで、取付け部材補助部62Aから棚板ユニット350を取外す。棚板ユニット350を取外し終えたら、配線カバー90を塞ぎ状態にしておく。
使用縁部10b側から作業をする使用者にとって、オプション取付け部材60に取付けられた仕切り板300よりも手前側で棚板ユニット350を取付け部材補助部62Aに着脱させることになる。このため、仕切り板300は棚板ユニット350を着脱する使用者の作業の支障とはなりにくい。
なお、配線カバー90を開放状態にしておき、配線挿通部50内のオプション取付け部材60よりも手前側に配線Cを配置するため、配線作業性は良好となる。配線Cを配置する作業は、前述のように配線カバー90を開けた状態で行ってもよい。
オプション取付け部材60に仕切り板300や棚板ユニット350を着脱する作業は、工具を用いることなく、仕切り板300を下方Z1に挿入したり上方Z2に引き抜いたり、固定ビス362を回したりすることで使用者が容易に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態の取付け構造306によれば、オプション取付け部材60に仕切り板300を取付けるときには、使用者は、仕切り板300に対して取付け補助具310を沿面方向Uの一方側U1に配置して仕切り板300と爪部319、329とを離間させておく。仕切り板300を下方Z1に移動させることで没入部63に仕切り板300を挿入していくと、没入部63の内面に取付け補助具310が当接して取付け補助具310がこれ以上挿入できなくなる。仕切り板300をさらに挿入していくと、仕切り板300に対して取付け補助具310が沿面方向Uの他方側U2に配置され、仕切り板300が爪部319、329に接触して爪部319、329が弾性的に変形し、突部72B、72Aに爪部319、329が上方Z2に係止する。これにより、オプション取付け部材60に対して取付け補助具310が上方Z2に移動できなくなる。爪部319、329の反力により、仕切り板300は基準平面P側に付勢される。このため、仕切り板300と爪部319、329との間に作用する摩擦力により、取付け補助具310に対して仕切り板300は上下方向Zに移動しにくくなる。
これにより、突部72B、72Aに爪部319、329が係止している状態が維持され、オプション取付け部材60に仕切り板300を安定させた状態で取付けることができる。
一方で、オプション取付け部材60から仕切り板300を取外すときには、爪部319、329の反力に抗して仕切り板300を上方Z2に移動させる。突部72B、72Aに爪部319、329が係止してオプション取付け部材60に対して取付け補助具310が上方Z2に移動できない状態で、取付け補助具310に対して仕切り板300が上方Z2に移動する。仕切り板300に対して取付け補助具310が沿面方向Uの一方側U1に配置され、仕切り板300と爪部319、329とが離間した状態になる。爪部319、329は自身の弾性力により突部72B、72Aから離間し、仕切り板300とともに取付け補助具310が上方Z2に移動し、オプション取付け部材60から仕切り板300が取外される。
このように、仕切り板300を没入部63に挿入したり没入部63から引き抜いたりすることで、工具を用いることなく、オプション取付け部材60に仕切り板300を容易に着脱することができる。
取付け構造306が、仕切り板300の貫通孔302、および取付け補助具310の軸部材337を備える。これにより、仕切り板300に対して取付け補助具310が沿面方向Uに移動する機構を容易に構成することができる。
取付け構造306が、取付け補助具310に設けられた内側凸部323、333を備える。仕切り板300に対して取付け補助具310を沿面方向Uの他方側U2に配置したときには、取付け補助具310の第一の基板311は内側凸部323を介して仕切り板300によって外側(仕切り板300から離間する方向。)に押される。このため、没入部63においては、内側凸部323が第一の基板311とともに仕切り板300と壁部66Bとの間に圧入された状態になる。したがって、没入部63と仕切り板300とのガタつきを抑えるとともに、没入部63から仕切り板300を外れにくくすることができる。
一方で、仕切り板300に対して取付け補助具310を沿面方向Uの一方側U1に配置したときには、仕切り板300の貫通孔302と内側凸部323とが沿面方向Uに同じ位置となるため、第一の基板311が仕切り板300によって外側に押されることがなくなり、取付け補助具310が取付けられた仕切り板300が没入部63に挿入しにくくなるのを防止することができる。
没入部63には案内面77A、77Bが形成されているため、没入部63に仕切り板300を上下方向Zに沿って挿入しやすくすることができる。
また、本実施形態のデスク装置1によれば、配線挿通部50内に設けられたオプション取付け部材60に仕切り板300を容易に着脱できるとともに、仕切り板300を安定させた状態でオプション取付け部材60に取付けることができる。
なお、本実施形態では、取付け構造306に内側凸部323、333や、案内面77A、77Bは備えられなくてもよい。取付け部材本体61と仕切り板300とのガタつきが問題とならない場合や、没入部63の主開口部61aが奥行方向Yに広くて仕切り板300の没入部63への挿入性が問題とならない場合があるからである。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図10から図13を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図10および図11に示すように、本実施形態のデスク装置に用いられる取付け構造371は、没入部101、取付け補助具380、および前述の貫通孔302を備えている。なお、図11においては、取付け補助具380が仕切り板300に係合している状態を明確に示すために、取付け補助具380を仮想線で示している。
仕切り板300としては、第1実施形態と同一のものを用いることができる。
没入部101は、オプション取付け部材120の取付け部材本体121に形成されていて、この取付け部材本体121は、前述の底部65、および壁部66A、66Bを備えている。底部65には、爪部(係止部)124、125が形成されている。爪部124、125は、自然状態では、互いにわずかに奥行方向Yに離間した状態に配置されている(図12参照。)。爪部124、125は、幅方向Xに間隔を開けて複数形成されていることが好ましい(図11参照。)。
この例では、爪部124、125を含むオプション取付け部材120は、樹脂等の弾性を有する材料で一体に形成されている。
取付け補助具380は、第1実施形態の取付け補助具310の透孔318、328、爪部319、329、当接部321、331、内側凸部323、333、および外側凸部324、334に代えて、切欠き部381、腕部382、383を備えている。
切欠き部381は、基板311、312、および連結片313に、直交方向Vにおいて一対の係合部322、および一対の被係合部332の間となる位置に形成されている。切欠き部381は、取付け補助具310と爪部124、125との干渉を避けるために形成されている。
腕部382は、第一の基板311の他方の面311bに先端部が対向するように第一の基板311に設けられたものである。腕部382の先端部であって、切欠き部381に対向する面には、突部382aが形成されている。腕部383は、第二の基板312の他方の面312bに先端部が対向するように第二の基板312に設けられたものである。腕部383の先端部であって、切欠き部381に対向する面には、突部383aが形成されている。
このように構成された取付け補助具380を仕切り板300に取付けたときに、仕切り板300の各貫通孔302に軸部材337がそれぞれ挿通される。
このとき、仕切り板300は突部382a、383aに対向するように取付けられる。
次に、以上のように構成されたオプション取付け部材120に、取付け補助具380を取付けた仕切り板300を着脱する手順について説明する。以下では、第1実施形態の取付け構造306を用いた場合とは異なる点を中心に説明する。
まず、オプション取付け部材120の取付け部材本体121に仕切り板300を取付けるときには、使用者は、仕切り板300を把持し、図12に示すように仕切り板300に対して取付け補助具380を沿面方向Uの一方側U1に配置した状態で、仕切り板300の沿面方向Uと下方Z1とが平行になるようにする。
仕切り板300の沿面方向Uの一方側U1を没入部101に向け、没入部101に仕切り板300を挿入していく。
図13に示すように、没入部101を構成する取付け部材本体121の底部65の上面に取付け補助具380の連結片313が当接し、取付け補助具380がこれ以上下方Z1に挿入できなくなる。
仕切り板300をさらに下方Z1に挿入していくと、図10に示すように、仕切り板300に対して取付け補助具380が沿面方向Uの他方側U2に配置される。
オプション取付け部材120の爪部124、125に仕切り板300が接触し、爪部124、125が互いに離間するように弾性的に変形することで、突部383aに爪部124が、突部382aに爪部125がそれぞれ下方Z1に係止する。すなわち、弾性的に変形した爪部124、125により取付け部材本体121に対して取付け補助具380が上方Z2に移動できなくなる。
爪部124、125の反力により、仕切り板300は基準平面P側に付勢される。このため、仕切り板300と爪部124、125との間に作用する摩擦力により、取付け補助具380に対して仕切り板300は上下方向Zに移動しにくくなる。これにより、突部383a、382aに爪部124、125が係止している状態が維持される。
以上の手順により、取付け部材本体121に仕切り板300が取付けられる。
一方で、取付け部材本体121から仕切り板300を取外すときには、使用者は爪部124、125の反力に抗して仕切り板300を上方Z2に引き抜く。すると、突部383a、382aに爪部124、125が係止していることで取付け部材本体121に対して取付け補助具380が上方Z2に移動できないため、図13に示すように仕切り板300のみが上方Z2に移動し、仕切り板300に対して取付け補助具380が沿面方向Uの一方側U1に配置される。すると、仕切り板300と爪部124、125とが離間する。爪部124、125は自身の弾性力により突部383a、382aから離間する。これにより、爪部124、125と突部383a、382aとの係止が解除される。
図12に示すように仕切り板300とともに取付け補助具380が上方Z2に移動し、取付け部材本体121から仕切り板300が取外される。
取付け部材本体121に仕切り板300を取付ける幅方向Xの位置を変える場合には、幅方向Xに位置をずらした爪部124、125の組に仕切り板300を取付けることになる。
このように構成された本実施形態の取付け構造371によれば、工具を用いることなく仕切り板300をオプション取付け部材120に容易に着脱できるとともに、仕切り板300を安定させた状態でオプション取付け部材120に取付けることができる。
使用者が操作する部材である取付け補助具380側に爪部124、125が形成されていないため、使用者が取付け補助具380を扱いやすくなる。
以上、本発明の第1実施形態および第2実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせなども含まれる。さらに、各実施形態で示した構成のそれぞれを適宜組み合わせて利用できることは、言うまでもない。
たとえば、前記第1実施形態では、オプション取付け部材60に一対の突部72A、72Bが形成され、仕切り板300に取付けられる取付け補助具310が一対の爪部319、329を備えるとした。しかし、オプション取付け部材60に突部72Aが形成されず、取付け補助具310に爪部329が形成されないように構成してもよい。これは、前記第2実施形態でも同様である。
前記第1実施形態では、取付け部材本体61の底部65に取付け補助具310が当接することで、取付け補助具310がこれ以上下方Z1に挿入できなくなるとした。しかし、取付け部材本体61における取付け補助具310が当接する部分、および、取付け補助具310における取付け部材本体61に当接する部分はこれに限定されない。例えば、取付け部材本体61の縮幅部74B、74Aに外側凸部324、334が当接することで、取付け補助具310が下方Z1に挿入できなくなるとしてもよい。このときに、取付け部材本体61の底部65に取付け補助具310が当接しなくてもよい。これは、前記第2実施形態でも同様である。
前記第1実施形態および第2実施形態では、デスク装置の配線挿通部50に設けられたオプション取付け部材に仕切り板300を着脱する例で説明したが、本発明の取付け構造が用いられる対象はデスク装置に限定されない。例えば、オフィス等の壁や、装置の側面などに板部材を取付ける場合などにも本発明の取付け構造を好適に用いることができる。
1 デスク装置
10 天板
10a 作業面
20 脚部
50 配線挿通部(凹部)
60、120オプション取付け部材(支持部材)
63、101 没入部
67A、67B 上端面(取付け面)
68A、68B 側面(内側面)
72A、72B、382a、383a 突部
77A、77B 案内面
124、125、319、329 爪部(係止部)
300 仕切り板(板部材)
301、303 主面
302 貫通孔
306、371 取付け構造
310、380 取付け補助具(可動部材)
323、333 内側凸部(凸部)
337 軸部材
U 沿面方向
U1 一方側
U2 他方側
Z1 下方(内部方向)

Claims (6)

  1. 支持部材に平板状の板部材を着脱可能に取付けるための取付け構造であって、
    前記支持部材の外面である取付け面から前記支持部材の内部側に向かう内部方向に凹むように形成された没入部と、
    前記板部材に対して、前記板部材の主面に沿った沿面方向に移動可能に取付けられた可動部材と、
    を備え、
    前記没入部の内側面には、前記没入部の内部空間側に突出した突部が形成され、
    前記可動部材には、弾性を有する材料で形成され前記突部に対して前記内部方向とは反対方向に係止可能な係止部が形成され、
    前記板部材に対して前記可動部材を前記沿面方向の一方側に配置して前記板部材と前記係止部とを離間させた状態で、前記内部方向と前記沿面方向とが平行になるとともに前記没入部に対して前記板部材を前記沿面方向の一方側に移動させたときに、
    前記没入部の内面に前記可動部材が当接して前記没入部に対する前記可動部材の前記内部方向への移動が規制され、
    前記可動部材に対して前記板部材が前記沿面方向の一方側に移動することで、前記板部材に対して前記可動部材が前記沿面方向の他方側に配置され、前記板部材が前記係止部に接触して前記係止部が弾性的に変形することで、前記突部に前記係止部が前記内部方向とは反対方向に係止することを特徴とする取付け構造。
  2. 支持部材に平板状の板部材を着脱可能に取付けるための取付け構造であって、
    前記支持部材の外面である取付け面から前記支持部材の内部側に向かう内部方向に凹むように形成された没入部と、
    前記板部材に対して、前記板部材の主面に沿った沿面方向に移動可能に取付けられた可動部材と、
    を備え、
    前記可動部材における前記板部材に対向する面には、前記板部材側に突出した突部が形成され、
    前記支持部材には、弾性を有する材料で形成され前記突部に対して前記内部方向に係止可能な係止部が形成され、
    前記板部材に対して前記可動部材を前記沿面方向の一方側に配置した状態で、前記内部方向と前記沿面方向とが平行になるとともに前記没入部に対して前記板部材を前記沿面方向の一方側に移動させたときに、
    前記没入部の内面に前記可動部材が当接して前記没入部に対する前記可動部材の前記内部方向への移動が規制され、
    前記可動部材に対して前記板部材が前記沿面方向の一方側に移動することで、前記板部材に対して前記可動部材が前記沿面方向の他方側に配置され、前記板部材が前記係止部に接触して前記係止部が弾性的に変形することで、前記突部に前記係止部が前記内部方向に係止することを特徴とする取付け構造。
  3. 前記板部材に前記沿面方向に延びるように形成された貫通孔と、
    前記可動部材に設けられ、前記貫通孔内に前記沿面方向に移動可能に配置された軸部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の取付け構造。
  4. 前記可動部材に設けられ、前記板部材に対して前記可動部材を前記沿面方向の一方側に配置したときに前記貫通孔内に配されるとともに、前記板部材に対して前記可動部材を前記沿面方向の他方側に配置したときに前記板部材の前記主面上に配されて、前記可動部材とともに前記板部材と前記没入部の内側面との間に圧入可能となる凸部を備えることを特徴とする請求項3に記載の取付け構造。
  5. 前記没入部には、前記内部方向に平行な案内面が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の取付け構造。
  6. 上面が作業面とされた天板と、
    前記天板を支持する脚部と、
    前記作業面から前記天板の内部側へと広がるように形成された凹部と、
    前記凹部内に設けられた支持部材と、
    前記支持部材に着脱可能とされた板部材と、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の取付け構造と、
    を備えることを特徴とするデスク装置。
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