JP6037653B2 - 処方薬提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、処方薬が必要な利用者に対し、その利用者がいる場所まで所望の処方薬を配達するサービスを実現するための処方薬提供システムに関するものである。
近年、訪問診療や訪問看護などの在宅医療サービスの利用者数が増加している。医療ITの進化に伴い、インターネット等の通信ネットワークを利用して医師による遠隔診療も行われている。在宅医療サービスは住み慣れた場所で医療サービスを受けられるという利点がある反面、様々な問題点も抱えている。例えば、利用者は自宅で医療行為を受けられるが、医師に処方された薬剤は、処方箋を調剤薬局まで持参して受け取らなければならない。
これに対し、調剤薬局等から処方薬を自宅まで配達する薬剤宅配サービスを実現するためのシステムが提案されている(特許文献1)。この薬剤宅配システムでは、医療機関から患者に発行された処方箋に関する情報をインターネット上のサーバで受け付け、保険証番号をキーとして患者に関する情報を検索し、患者の住所に最も近い調剤薬局に対して処方箋の情報が通知される。そして、通知を受けた調剤薬局では処方箋の情報に基づいて患者に提供する薬剤の調剤が行われ、患者の自宅へ薬剤が配達される。この仕組みにより、患者は病院や調剤薬局に出向かずに処方薬を受け取ることができる。
特開2002−279069号公報
ところで、処方薬を必要とする状況が常に自宅にいるときとは限らない。旅行などで長時間自宅を離れているときに処方薬が足らなくなってしまうことや、処方薬を紛失してしまうことがある。また、必要な薬剤を外出時に持ち出し忘れることもある。例えば糖尿病に対するインスリン分泌促進剤や狭心症に対する鎮静剤などは、必要時に投与できないと疾患者の命の危険に繋がる可能性がある。よって、外出中に処方薬が必要になった疾患者であっても迅速に疾患者の下へ所望の薬剤を届けるサービスが望まれる。
また、薬剤配達サービスを提供する上で誤配により処方薬を別の人物に渡してしまうことは重大な問題であり、特に外出中の疾患者に配達する場合、確実に疾患者の下へ処方薬を配達可能な仕組みが必要である。
本発明は上記問題を解決するために為されたものであり、利用者が何処にいても、利用者の下へ迅速かつ確実に処方薬を配達可能なサービスを実現するための処方薬提供システムを提供する。
上記目的を達成するために本発明の処方薬提供システムは、利用者が所持する携帯端末を用いて得た場所に処方薬を配達可能とする処方薬提供システムであって、各医薬機関の所在地が登録された医薬機関データベースと、処方薬の情報を含む利用者に関する医療情報が登録された医療情報データベースと、利用者固有の認証情報が利用者ごとに登録された利用者情報データベースと、利用者からの要請を受け付けるととともに、当該利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得する要請受付手段と、前記要請元の利用者の位置情報および前記医薬機関の所在地に基づいて配達依頼先の医薬機関を指定する医薬機関指定手段と、前記要請元の利用者に関する医療情報を特定する医療情報検索手段と、前記指定された医薬機関に対し、前記要請元の利用者に関する医療情報および当該利用者の位置情報を送信する配達依頼手段と、前記医薬機関の対処員が所持する対処用端末で読み取られた前記要請元の利用者の認証情報を取得し、当該認証情報と前記登録されている当該利用者の認証情報とを照合して当該対処用端末に照合結果を通知する利用者認証手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明の処方薬提供システムは、利用者からの要請を受け付ける薬剤提供サーバと、対処員が所持する可搬型の対処用端末とを備え、利用者が所持する携帯端末を用いて得た場所に処方薬を配達可能とする処方薬提供システムであって、前記薬剤提供サーバは、各医薬機関の所在地が登録された医薬機関データベースと、処方薬の情報を含む利用者に関する医療情報が登録された医療情報データベースと、利用者固有の認証情報が利用者ごとに登録された利用者情報データベースと、利用者からの要請を受け付けるととともに、当該利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得する要請受付手段と、前記要請元の利用者の位置情報および前記医薬機関の所在地に基づいて配達依頼先の医薬機関を指定する医薬機関指定手段と、前記要請元の利用者に関する医療情報を特定する医療情報検索手段と、前記指定された医薬機関に対し、前記要請元の利用者に関する医療情報、当該利用者の位置情報および前記登録されている認証情報を送信する配達依頼手段と、を具備し、前記対処用端末は、前記薬剤提供サーバから受信した前記要請元の利用者に関する登録認証情報を記憶する認証情報記憶手段と、利用者の認証情報を読み取る認証情報取得手段と、前記読み取った認証情報と前記登録認証情報とを照合して認証対象の利用者が前記要請元の利用者か否か判定する利用者認証手段と、前記認証結果を報知する報知手段と、を具備することを特徴とする。
かかる構成によれば、利用者の位置情報を利用して利用者の現在地まで処方薬を届けることができ、また、利用者の認証情報を利用して別の人物と間違うことなく確実に利用者本人に処方薬を提供することができる。また、利用者の位置情報や医薬機関の所在地を利用することで、利用者に処方薬を配達する最適な医薬機関を選定することができる。したがって、処方薬を必要とする利用者が何処にいても、迅速かつ確実に利用者の下へ所望の処方薬を配達可能なサービスを実現することができる。
また、上記構成において、前記医薬機関データベースには、さらに、各医薬機関における処方薬ごとの配達可否を示す配達可否情報が登録され、前記医薬機関指定手段は、前記要請元の利用者に提供すべき処方薬を配達可能な医薬機関の中から前記配達依頼先の医薬機関を指定する。例えば、前記配達可否情報は、処方薬ごとの在庫を示す在庫情報および配達可能な対処員の有無を示す在籍者情報の少なくとも何れか一方とする。
かかる構成によれば、医薬機関における薬剤の在庫情報や人員的な情報を利用することで、利用者に処方薬を配達可能な環境が整っている最適な医薬機関を選定することができる。
また、上記構成において、さらに、前記利用者認証手段で本人確認されたとき、前記提供すべき処方薬が入った電子ロック機能付きの収容体を遠隔から解錠制御する遠隔解錠手段を備える。
かかる構成によれば、利用者本人以外の下では処方薬を取り出すことができないため、より安全かつ確実に利用者への処方薬配達を行うことができる。
また、上記目的を達成するために本発明の処方薬提供方法は、各医薬機関の所在地が登録された医薬機関データベース、処方薬の情報を含む利用者に関する医療情報が登録された医療情報データベース、利用者固有の認証情報が利用者ごとに登録された利用者情報データベースを備えた処方薬提供システムを用い、利用者の場所に処方薬を配達する処方薬提供方法であって、利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得するステップと、要請元の利用者の位置情報および前記医薬機関の所在地に基づき配達依頼先の医薬機関を指定するステップと、前記要請元の利用者に関する医療情報を特定するステップと、前記指定された医薬機関に対して前記要請元の利用者に関する医療情報および位置情報を送信するステップと、対処員が所持する対処用端末から前記要請元の利用者の認証情報を取得するステップと、前記取得した認証情報と前記登録されている認証情報とを照合して前記対処用端末に照合結果を通知するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、処方薬を必要とする利用者が何処にいても、迅速かつ確実に利用者の下へ所望の処方薬を配達可能なサービスを実現することができる。
本実施形態の処方薬提供システムを適用して実現される処方薬配達サービスの概略の全体構成を表す図である。 薬剤提供サーバの概略構成を示す機能ブロック図である。 管理端末および対処端末の概略構成を示すブロック図である。 処方薬配達サービスの流れを表すフロー図である。 別実施形態における処方薬配達サービスの流れを表すフロー図である。
以下、本発明に係る処方薬提供システムの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、処方薬提供システムを適用して実現される処方薬配達サービスの概略の全体構成を表したものである。本実施形態の処方薬提供システムは、主として、インターネット等の通信ネットワーク上に設けられた薬剤提供サーバ1によって構成される。薬剤提供サーバ1には、サービス利用者に所望の処方薬を届ける為に必要な情報として、利用者本人を特定するための認証情報が記録された利用者情報データベース(以下、利用者情報DB)10、サービス利用者に処方されている処方薬に関する情報が記録された医療情報データベース(以下、医療情報DB)12、及び、処方薬の配達拠点となる医薬機関2に関する情報が記録された医薬機関データベース(以下、医薬機関DB)14が設けられる。医薬機関2に関する情報には、少なくとも各医薬機関2の所在地に関する情報が含まれる。医薬機関2とは、例えば調剤薬局や院内薬局を持つ病院等である。また、認証情報には例えば顔や指紋等の利用者固有の生体情報を用いることができる。
薬剤提供サーバ1は、随時、通信ネットワークを介して繋がる各医薬機関2から利用者の電子カルテデータを収集し、処方された薬剤の名称や投与する分量等を示す処方箋データを抽出して医療情報DB12を構築する。なお、利用者の電子カルテデータそのものを用いて医療情報DB12を構築してもよい。また、予め医療情報DB12を構築せず、必要時に薬剤提供サーバ1が利用者の電子カルテデータにアクセスできるように構成することもできる。
サービス利用者は、GPS等を利用した位置情報を取得可能な携帯端末3を常に携行し、自宅または外出先で新たに処方薬が必要になった場合、携帯端末3を使って薬剤提供サーバ1にアクセスし、処方薬の配達を要請する。このとき、利用者の現在地を示す位置情報を一緒に薬剤提供サーバ1へ通知する。
利用者からの要請を受けた薬剤提供サーバ1は、医療情報DB12を検索して要請元の利用者に関する処方薬の情報を特定する。また、一刻も早く利用者の下へ処方薬を配達するために、医薬機関DB14を参照して利用者の現在地の最も近くにある医薬機関2を選定する。そして、選定した医薬機関2に利用者の現在地および特定した処方薬に関する情報を通知することで、処方薬の配達依頼を行う。
処方薬の配達拠点となる医薬機関2には、利用者の認証情報を読み取ることができる対処用端末4が配備される。配達依頼受けた医薬機関2は必要な処方薬を調剤して用意し、要請元の利用者がいる場所に対処員を派遣して処方薬を配達する。このとき、薬剤提供サーバ1から通知された利用者の位置情報等を対処用端末4にダウンロードして携行すれば、利用者の下に迷わず迅速に辿り着くことができる。
対処員は目的の場所に到着すると、周囲の人物の中から要請元の利用者を特定する必要がある。要請元の利用者が自宅等の限られた空間にいれば容易に特定し得るが、公園など複数の人物が行き交う公衆の空間にいる場合は本人特定が難しい。特に、悪意を持って要請元の利用者であることを詐称する人物がいた場合には、誤って違う人物に処方薬を提供してしまうおそれがある。そこで、薬剤提供サーバ1に予め登録されている利用者の認証情報を用いて本人照合を行う。対処員は、対処用端末4を用いて要請元の利用者と思われる人物の認証情報を取得し、薬剤提供サーバ1に照合依頼をかけ、その結果、本人確認された場合に処方薬を受け渡す。なお、対処用端末4に照合機能を持たせ、認証情報の照合を対処用端末4で行う構成とすることもできる。
このように、本実施形態の処方薬提供システムは、要請元の利用者の現在地を取得し、最寄りの配達拠点である医薬機関2を選定して処方薬の配達依頼を行うとともに、処方薬を受け渡す相手の人物が要請元の利用者であるか認証情報を用いて本人確認する。したがって、本システムを利用した処方薬配達サービスによれば、迅速に利用者の下へ処方薬を届けることができ、且つ、別の人物と間違うことなく確実に要請元の利用者へ処方薬を受け渡すことができる。
なお、配達する処方薬を電子ロック機能付きの可搬型の金庫箱に収納して運ぶ構成を採用することもできる。この場合、認証情報の照合で本人確認されたことを条件に、対処用端末4または薬剤提供サーバ1が遠隔から金庫箱に解錠制御信号を送信し、電子錠を解錠させる。これにより、より安全、確実に処方薬を利用者の下へ届けることができる。
続いて、本実施形態の処方薬提供システムについて、構成および動作を詳述する。
図2は、薬剤提供サーバ1の概略構成を示す機能ブロック図である。薬剤提供サーバ1は、利用者情報DB10、医療情報DB12、医薬機関DB14、通信部16、処理部18を含んで構成される。
利用者情報DB10には、サービス利用者に関する個人情報(利用者情報)が登録されている。具体的には、利用者を識別する利用者コード、利用者の氏名、及び利用者の認証情報が、利用者ごとに記録される。認証情報には、指紋、静脈、虹彩、顔などの本人に固有な各種の生体情報を用いることができるが、本実施形態では、顔を撮影した画像を用い、顔画像から得られる特徴情報を照合する方式を利用する。なお、認証情報は生体情報に限らず、本人を識別可能なものであればよい。例えば、利用者の携帯端末3にRFIDタグを設け、このタグ識別コードを識別情報とすることもできる。その他、別途用意したICカードや利用者の運転免許証番号を用いてもよい。
医療情報DB12には、サービス利用者に関する医療情報が登録されている。具体的には、利用者に処方されている薬剤に関する情報(処方薬情報)が、利用者コードと対応付けられて記録される。処方薬情報は医療機関から発行された処方箋に基づいて作成され、薬剤の種類のほか、投与する薬剤の量などの投薬方法を示す情報を含む。なお、本実施形態では医療機関外のサーバ上に記録されることを考慮して処方薬配達サービスに最低限必要な医療情報を記憶する構成とするが、各医療機関が発行した診断結果を含む利用者の電子カルテデータを記録する構成としてもよい。
医薬機関DB14には、処方薬の配達拠点となる調剤薬局、院内薬局を持つ病院やクリニック等の医薬機関2に関する情報(医薬機関情報)が登録されている。具体的には、医薬機関を識別する医薬機関コード、医薬機関の名称、医薬機関の所在地を示す情報、配達可能な薬剤の在庫に関する情報(在庫情報)、薬剤の配達を行う対処員に関する情報(在籍者情報)が、医薬機関2ごとに記録される。在庫情報は、各医薬機関2が取り扱っている薬剤の種類と、その薬剤の在庫の有無または在庫数を含む。また、在籍者情報には、医薬機関2に所属している対処員の保有スキル、各対処員の出勤状況が含まれる。薬剤は種類によって、内服薬のように経口投与するもの、皮下、筋肉、静脈に注射することで注入投与もの等、様々な投与方法があり、注射による注入投与には医師や看護師の資格が必要である。そこで、医薬機関2に在籍している対処員が各薬剤について取り扱いが可能か否かを示す情報として、対処員ごとの保有スキルを登録しておく。また、配達依頼時に対応可能な対処員が出勤しているか否かを示す情報として、対処員ごとの出勤状況を登録しておく。対処員ごとに保有スキル及び出勤状況を登録するのに代えて、各保有スキルと出勤者数とを医薬機関2ごとに登録しておいてもよい。
通信部16は、インターネット網や携帯電話網などの通信網を介して、医薬機関2に設けられた管理端末、医薬機関2から薬剤配達を行う対処員が所持する対処用端末、サービス利用者が所持する携帯端末3との間での通信処理を担う。特に、医薬機関2の管理端末5との間で送受する情報は秘匿性が高いため、VPN(Virtual Private Network)等のセキュアな通信を利用するのが好ましい。
処理部18は、CPU等で構成され、薬剤提供サーバ1の各部を制御する。処理部18は、各種プログラムを用いて実行する機能として、主として、要請受付手段100、医療情報検索手段102、医薬機関指定手段104、配達依頼手段106、認証処理手段108を有する。
要請受付手段100は、利用者が所持する携帯端末3から処方箋の配達を要請する要請情報を受信したとき、この要請を受け付け処理する。要請受付手段100は、要請情報に含まれる利用者コードを基に利用者情報DB10を検索し、予めサービス利用者として登録された人物か確認する。サービス利用者であれば、その利用者の利用者情報を読み出し、要請元の利用者に関する情報として要請情報と共に一次記憶しておく。
医療情報検索手段102は、利用者コードを基に医療情報DB12を参照して、所望の利用者に関する処方薬情報を検索し、読み出す。医療情報DB12に記録されている医療情報は、利用者のプライバシーに関わるものであるため、通常、医療情報検索手段102による医療情報DB12へのアクセスは禁止しておく。そして、要請受付手段100によりサービス利用者からの要請を受け付けたことを条件に、該当する利用者に関する医療情報へのアクセス権を付与する。配達要請に対する一連の処理が完了したときには、再度アクセス禁止設定される。
医薬機関指定手段104は、要請情報に含まれる利用者の現在地を示す位置情報を基に医薬機関DB14を参照し、所望の処方薬を利用者に配達する医薬機関2を指定する。医薬機関指定手段104は、各医薬機関2の中から所在地が利用者の現在地の地域に合致する医薬機関2を抽出し、抽出した医薬機関2から一つの医薬機関2を配達依頼先に指定する。より短時間で処方薬を届けることを考慮すれば、利用者の現在地との距離が最も短い最寄りの医薬機関2を指定するのが好ましい。地域が合致する医薬機関2がなければ、隣接地域から順に候補を抽出する。
しかし、全ての医薬機関2が要請対象の処方薬を配達できる環境が整備されているとは限らない。そこで医薬機関指定手段104は、在庫情報および在籍者情報を参照して、要請対象の処方薬の在庫があること、及び、要請対象の処方薬に対応可能な保有スキルを持つ対処員が出勤中であること、を条件に配達依頼先の医薬機関2を選択する。これにより、緊急対応可能な医薬機関2のうち利用者の現在地の近くにある医薬機関2が配達依頼先に指定される。
配達依頼手段106は、配達依頼先として指定された医薬機関2の管理端末5に対し、要請元の利用者への処方箋の配達依頼を行う。配達依頼手段106は、要請元の利用者の氏名、利用者コード、現在地を示す位置情報、及び読み出してある要請対象の処方薬情報を、配達依頼情報として指定された医薬機関2の管理端末5に送信する。
認証処理手段108は、利用者情報DB10に登録されている利用者の認証情報(登録認証情報)と、照合対象の認証情報とを比較照合し、同一の利用者であるか判定する。認証処理手段108は、対処員が所持する対処用端末4から照合要求情報を受信すると、照合要求情報に含まれる利用者コードおよび認証情報を基に一次記憶している要請元の利用者情報を参照し、該当する利用者の登録認証情報を読み出す。そして、照合対象の認証情報と登録認証情報とを照合し、照合成功または照合失敗の照合結果を対処用端末4に通知する。なお、登録認証情報の読み出し処理は、照合要求を受けたときに行うようにしてもよい。
図3は、医薬機関2に設けられた管理端末5および対処端末の概略構成を示すブロック図である。医薬機関2には、1つの管理端末5と1又は複数の対処用端末4とが配備される。
対処用端末4は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PDA等の可搬型の通信端末で構成される。また、対処用端末4には利用者から認証情報を読み取る機能が搭載される。本実施形態では、認証情報として顔の画像を取得するためのカメラ機能が少なくとも搭載されている。
管理端末5は、端末通信部50、公衆通信部51、記憶部52、操作部53、表示部54、制御部55を含んで構成される。
端末通信部50は、対処用端末4との間で通信するための通信インタフェースである。例えば、ルータ等のアクセスポイントを介した無線または優先による通信や、規格化されている近距離直接通信を利用する。
公衆通信部51は、インターネット網などの通信網を介して薬剤提供サーバ1との間で通信するための通信インタフェースである。送受する情報の秘匿性を考慮し、VPN(Virtual Private Network)等のセキュアな通信を利用するのが好ましい。
記憶部52は、自己の医薬機関2に関する在庫情報および在籍者情報を更新可能に記憶する。また、管理下の対処用端末4を識別する情報を記憶するほか、薬剤提供サーバ1から受信した配達依頼情報を一次記憶する。
操作部53は、マウスやキーボード等で構成される操作手段である。
表示部54は、液晶ディスプレイ等で構成され、記憶部52の記憶データや受信した配達依頼情報を表示可能とする。
制御部55は、CPU等で構成され、管理端末5の各部を制御する。制御部55は、各種プログラムを用いて実行する機能として、主として、情報管理手段56と依頼受付手段57とを有する。
情報管理手段56は、自己の医薬機関2における薬剤の在庫情報を管理する。薬剤を使用したり、薬剤が新たに補充されたとき、医薬機関2の従事者は操作部53を介して薬剤の使用または補充の内容を入力する。情報管理手段56は、入力された情報を基に記憶部52に記憶されている各薬剤の在庫情報を更新する。
また情報管理手段56は、医薬機関2に所属する対処員の在籍者情報を管理する。対処員の出勤状況や保有スキルが変更されたり、所属対処員が増減したとき、医薬機関2の従事者は操作部53を介して変更データを入力する。情報管理手段56は、入力された情報を基に、記憶部52に記憶されている対処員の在籍者情報を更新する。対処員の出勤状況は、例えば、月ごとの勤務スケジュールや、出勤時や退勤時などに行う出退勤登録を利用することができる。
情報管理手段56は、在庫情報または在籍者情報が更新されると、更新内容を薬剤提供サーバ1に通知する。更新通知を受けた薬剤提供サーバ1は、医薬機関DB14の登録データを通知された更新内容に従って更新する。
依頼受付手段57は、薬剤提供サーバ1からの配達依頼の受け付け処理を実行する。依頼受付手段57は、公衆通信部51で受信した配達依頼情報を記憶部52に一次記憶するとともに表示部54に表示させ、医薬機関2の従事者に配達依頼を受けた旨を報知する。また、操作部53からの指示により、端末通信部50を介して所定の対処用端末4に配達依頼情報を転送する。依頼受付手段57は、配達依頼情報を対処用端末4に転送すると、記憶部52に一次記憶した配達依頼情報を消去する。または、一定時間経過後に配達依頼情報を自動消去させるか、利用者への処方薬の配達が完了した旨の通知を受けた時点で自動消去させる構成としてもよい。
次に、本実施形態の処方薬提供システムを用いて提供される処方薬配達サービスの流れを説明する。
図4は、処方薬配達サービスの流れを表すフロー図である。図4において縦破線で区切られた3つの領域は、処方薬を必要とする要請元の利用者がいる場所、配達を担当する医薬機関2、薬剤提供サーバ1、の空間的な位置を概念的に示している。
まず、自宅または外出先で処方薬が必要となった利用者は、携帯端末3を用いて要請操作を入力する。要請操作の方法は、例えば、携帯端末3に設けられた要請ボタンを操作する方法、薬剤提供サーバ1に設けられたWEBサーバにアクセスして要請コマンドを入力する方法などを採用できる。要求操作を受けた携帯端末3は、GPSや携帯電話基地局等を利用して測位処理を実行し、自端末の位置情報を取得する。そして、予め設定された利用者コード、取得した位置情報を含む要請情報を薬剤提供サーバ1へ送信する。
要請情報を受信した薬剤提供サーバ1は、予め登録されたサービス利用者からの要請か判定するとともに、要請元の利用者に関する利用者情報を読み出す。また、その利用者に関する処方薬情報を検索し、提供すべき処方薬を特定する。次に、要請対象の処方薬を配達可能な医薬機関2のうち利用者の現在地に最も近い医薬機関2を検索し、配達依頼先に指定する。そして、指定の医薬機関2の管理端末5に対し、利用者コード、利用者の位置情報、処方薬情報を含む配達依頼情報を送信する。
配達依頼を受けた指定の医薬機関2は、配達依頼情報を確認して要請対象の処方薬を調剤するとともに、対処用端末4に配達依頼情報をダウンロードさせる。医薬機関2で待機している対処員は、用意した処方薬と対処用端末4を持って配達情報に示された利用者の現在地まで処方薬を配達する。
指定された現在地に到着した対処員は、付近に要請元の利用者と思われる人物がいれば口頭で名前等を確認するとともに、対処用端末4のカメラ機能を使ってその人物の顔を撮影する。そして、対処用端末4にて照合要求の操作を入力する。対処用端末4は、照合要求操作が入力されると、利用者コード、撮影した顔画像を含む照合要求情報を薬剤提供サーバ1に送信する。
照合要求を受けた薬剤提供サーバ1は、その利用者の登録認証情報である顔画像と照合要求情報に含まれる照合対象の顔画像とを照合し、照合結果を対処用端末4に返信する。
対処員は、対処用端末4に表示された照合結果を確認し、目の前の人物が要請元の利用者であることが確認されたならば、要請対象の処方薬を利用者に提供する。そして処方薬の配達が完了した旨を、対処用端末4を操作して薬剤提供サーバ1に報告するとともに、ダウンロードした配達依頼情報を消去する。完了通知を受けた薬剤提供サーバ1は、該当する配達要請への一連の対応を終了させる。なお、配達完了操作がない場合であっても、対処用端末4にダウンロードされて一定時間経過したときに配達情報を自動消去してもよい。
以上のように、本実施形態の処方薬提供システムを適用した処方薬配達サービスによれば、利用者の位置情報を利用して利用者の現在地まで処方薬を届けることができ、また、利用者の認証情報を利用して別の人物と間違うことなく確実に利用者本人に処方薬を提供することができる。また、利用者の位置情報や医薬機関の所在地、薬剤の在庫情報等を利用することで、利用者に処方薬を配達する最適な医薬機関を選定することができる。したがって、処方薬を必要とする利用者が何処にいても、迅速かつ確実に利用者の下へ所望の処方薬を配達可能なサービスを実現することができる。
なお、上記実施形態では、医薬機関2には管理端末5と対処用端末4とが設けられ、薬剤提供サーバ1からの配達依頼情報を管理端末5が受信して対処用端末4に転送する構成としたが、対処用端末4で直接配達依頼情報を受信する構成としてもよい。さらに対処用端末4に情報管理手段56の機能を持たせる構成とすれば、管理端末5の構成を省略することもできる。
また、上記実施形態では、利用者の認証情報の照合を薬剤提供サーバ1で行う構成としたが、対処用端末4で照合を行う別実施形態とすることもできる。この場合の対処用端末4には、人物の認証情報を取得する機能に加えて、認証情報を照合する機能が設けられる。
以下、別実施形態の処方薬提供システムを用いて提供される処方薬配達サービスの流れについて、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。図5は、別実施形態の処方薬配達サービスの流れを表すフロー図である。
携帯端末3から要請情報を受信した薬剤提供サーバ1は、予め登録されたサービス利用者からの要請か判定するとともに、要請元の利用者の利用者コードおよび登録認証情報を読み出す。また、その利用者に関する処方薬情報を検索し、提供すべき処方薬を特定する。次に、要請対象の処方薬を配達可能な医薬機関2のうち利用者の現在地に最も近い医薬機関2を検索し、配達依頼先に指定する。そして、指定の医薬機関2の管理端末5に対し、利用者コード、利用者の位置情報、処方薬情報、登録認証情報を含む配達依頼情報を送信する。
配達依頼を受けた指定の医薬機関2は、配達対象の処方薬を準備するとともに、登録認証情報を含む配達依頼情報を対処用端末4にダウンロードさせ、利用者の現在地まで処方薬を配達する。指定された現在地に到着した対処員は、対処用端末4のカメラ機能を使ってその人物の顔を撮影するとともに、対処用端末4にて照合要求の操作を入力する。対処用端末4は、照合要求操作が入力されると、ダウンロード記憶してある登録認証情報の顔画像と撮影された顔画像とを照合し、照合結果を表示する。
対処員はこの照合結果を確認し、目の前の人物が要請元の利用者であることが確認されたならば、要請対象の処方薬を利用者に提供する。そして処方薬の配達が完了した旨を、対処用端末4を操作して薬剤提供サーバ1に報告するとともに、ダウンロードした配達依頼情報を消去する。完了通知を受けた薬剤提供サーバ1は、該当する配達要請への一連の対応を終了させる。なお、配達完了操作がない場合であっても、対処用端末4にダウンロードされて一定時間経過したときに配達情報を自動消去してもよい。
1 薬剤提供サーバ、2 医薬機関、3 携帯端末、4 対処用端末、5 管理端末、10 利用者情報データベース、12 医療情報データベース、14 医薬機関データベース

Claims (5)

  1. 利用者が所持する携帯端末を用いて得た場所に処方薬を配達可能とする処方薬提供システムであって、
    各医薬機関の所在地が登録された医薬機関データベースと、
    処方薬の情報を含む利用者に関する医療情報が登録された医療情報データベースと、
    利用者固有の認証情報が利用者ごとに登録された利用者情報データベースと、
    利用者からの要請を受け付けるとともに、当該利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得する要請受付手段と、
    前記要請元の利用者の位置情報および前記医薬機関の所在地に基づいて配達依頼先の医薬機関を指定する医薬機関指定手段と、
    前記医療情報データベースを参照して、前記要請元の利用者に関する医療情報を特定する医療情報検索手段と、
    前記指定された医薬機関に対し、前記要請元の利用者に関する医療情報および当該利用者の位置情報である配達依頼情報を送信する配達依頼手段と、
    前記医薬機関の対処員が所持する対処用端末で読み取られた前記要請元の利用者の認証情報を取得し、当該認証情報と前記登録されている当該利用者の認証情報とを照合して当該対処用端末に照合結果を通知する利用者認証手段と、
    を備え
    前記医療情報検索手段は、通常、前記医療情報データベースへのアクセスが禁止されており、前記要請受付手段にて利用者からの要請を受け付けたことを条件に、当該利用者に関する前記医療情報データベースへのアクセス権が付与され、配達要請に対する処理が完了するとともに再度前記医療情報データベースへのアクセスが禁止され、
    前記対処用端末において取得した前記配達依頼情報は、配達完了操作または取得から所定時間経過により自動的に消去されることを特徴とする処方薬提供システム。
  2. 利用者からの要請を受け付ける薬剤提供サーバと、対処員が所持する可搬型の対処用端末とを備え、利用者が所持する携帯端末を用いて得た場所に処方薬を配達可能とする処方薬提供システムであって、
    前記薬剤提供サーバは、
    各医薬機関の所在地が登録された医薬機関データベースと、
    処方薬の情報を含む利用者に関する医療情報が登録された医療情報データベースと、
    利用者固有の認証情報が利用者ごとに登録された利用者情報データベースと、
    利用者からの要請を受け付けるとともに、当該利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得する要請受付手段と、
    前記要請元の利用者の位置情報および前記医薬機関の所在地に基づいて配達依頼先の医薬機関を指定する医薬機関指定手段と、
    前記医療情報データベースを参照して、前記要請元の利用者に関する医療情報を特定する医療情報検索手段と、
    前記指定された医薬機関に対し、前記要請元の利用者に関する医療情報、当該利用者の位置情報および前記登録されている認証情報を送信する配達依頼手段と、を具備し、
    前記対処用端末は、
    前記薬剤提供サーバから受信した前記要請元の利用者に関する登録認証情報を記憶する認証情報記憶手段と、
    利用者の認証情報を読み取る認証情報取得手段と、
    前記読み取った認証情報と前記登録認証情報とを照合して認証対象の利用者が前記要請元の利用者か否か判定する利用者認証手段と、
    前記認証結果を報知する報知手段と、
    を具備し、
    前記医療情報検索手段は、通常、前記医療情報データベースへのアクセスが禁止されており、前記要請受付手段にて利用者からの要請を受け付けたことを条件に、当該利用者に関する前記医療情報データベースへのアクセス権が付与され、配達要請に対する処理が完了するとともに再度前記医療情報データベースへのアクセスが禁止され、
    前記対処用端末において取得した前記配達依頼情報は、配達完了操作または取得から所定時間経過により自動的に消去されることを特徴とした処方薬提供システム。
  3. 前記医薬機関データベースには、さらに、各医薬機関における処方薬ごとの配達可否を示す配達可否情報が登録され、
    前記医薬機関指定手段は、前記要請元の利用者に提供すべき処方薬を配達可能な医薬機関の中から前記配達依頼先の医薬機関を指定する、請求項1又は2に記載の処方薬提供システム
  4. 前記配達可否情報は、処方薬ごとの在庫を示す在庫情報および配達可能な対処員の有無を示す在籍者情報の少なくとも何れか一方である、請求項3に記載の処方薬提供システム。
  5. さらに、前記利用者認証手段で本人確認されたとき、前記提供すべき処方薬が入った電子ロック機能付きの収容体を遠隔から解錠制御する遠隔解錠手段を備える、請求項1乃至4に記載の処方薬提供システム。
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