JP6037622B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6037622B2 JP6037622B2 JP2012031312A JP2012031312A JP6037622B2 JP 6037622 B2 JP6037622 B2 JP 6037622B2 JP 2012031312 A JP2012031312 A JP 2012031312A JP 2012031312 A JP2012031312 A JP 2012031312A JP 6037622 B2 JP6037622 B2 JP 6037622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- recess
- thrust
- orbiting scroll
- end plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
このスラスト軸受に滑り軸受が採用される場合、その滑り軸受は、典型的には、旋回スクロールに駆動力を伝達する駆動軸のラジアル軸受のケーシングであり、そのケーシングの端面が旋回スクロールの支持面とされている。
ここで、旋回スクロールの端板と、スラスト滑り軸受との間には、特許文献1および2に示されるように、平板状のスラストプレートが配置される。
また、潤滑性を向上させるため、特許文献1には、スラストプレートまたは旋回スクロールの端板に放射溝を形成し、放射溝内で油膜圧力を発生させている。
一方、特許文献2でも、スラストプレートに複数のディンプルを形成し、これらのディンプルに潤滑油を保持させている。
スラストプレートの回転を規制する手段としては、上記の他に、スラストプレートの外周に形成された切欠を、スラスト滑り軸受に立てられたピンに係合させることも知られている。この場合、スラスト滑り軸受にピンを固定する孔があけられるとともに、旋回スクロールの端板の側面にピンの頭部を逃す切欠きが形成される。
ここで、スラストプレートは、その回転が規制される必要があるため、スラストプレートに溝やディンプルを形成するだけでは済まず、何らかの回転規制手段の加工が必要となる。
しかしながら、特許文献1のようにスラストプレートの外周に形成された爪を曲げて、円筒状部材の切欠き溝に係合させたり、スラストプレートの切欠きにピンを係合させるのは、曲げ、切欠き・孔の加工や組み立ての手間を要するので製造コストが高くつく。ピンを用いる場合にはその部品コストも製造コストを押し上げる。
の圧縮空間を形成するとともに、固定スクロールに対して公転旋回運動する旋回スクロールと、旋回スクロールの端板を支持するスラスト滑り軸受と、旋回スクロールの端板とスラスト滑り軸受との間に配置されるスラストプレートと、を備えている。
そして本発明は、スラストプレートが、旋回スクロールの端板に対向する表面に流体に混入された状態で供給される潤滑油を溜め、裏面に予め突起として現れる油溜まりを有し、スラスト滑り軸受は、突起が挿入される凹部を有し、油溜まりおよび凹部によって、旋回スクロールの旋回に伴うスラストプレートの回転が規制されていることを特徴とする。
第1の形態は、油溜まりおよび凹部がそれぞれ2箇所以上に形成される。スラストプレート上の2箇所に形成された油溜まりが、スラスト滑り軸受上において、油溜まりの位置に対応する2箇所に形成された凹部に挿入されると、スラストプレートの面内方向の移動が妨げられる。これによってスラストプレートの回転が規制される。
油溜まりおよび凹部の数は、2以上であれば、求められる潤滑油の保持量などによって任意に決められる。
第2の形態によれば、溝が連続する方向のスラストプレートの剛性が向上するため、スラスト滑り軸受の支持面に押し付けられるスラストプレートが反って片当たりを起こすのを抑制できる。これによって軸受抵抗を低減できるので、信頼性および効率の向上に寄与できる。
このような端板の窪みにも潤滑油が保持されることにより、保持する潤滑油の量が増加するので、潤滑性をより向上させることができる。
車両の空気調和機などでは、潤滑油が、流体に混入された状態でスラストプレートの前記表面に供給される。
冷媒に潤滑油を混入させる潤滑方式では、液体の潤滑油を給油路により擦動面まで直接導く構成よりも、潤滑油を擦動面に十分に供給することが難しいため、スラストプレートに油溜まりを形成することによって潤滑油の油膜を十分に形成できる本発明の効果が顕著となる。
なお、既に説明した構成と同様の構成については、同じ符号を付し、その説明を省略または簡略する。
〔第1実施形態〕
本実施形態におけるスクロール型圧縮機10は、車両に搭載される空気調和機に適用される。スクロール型圧縮機10は、下部収容室111および上部収容室112を有するハウジング11を備えている。
下部収容室111は、第1収容部111aと第2収容部111bとが合わせ部111cで締結されることによって構成されている。第1収容部111aにはモータ20が収容され、第2収容部111bには圧縮機構30が収容されている。
上方に開口した上部収容室112には、インバータユニット12が収容されている。上部収容室112の開口はカバー17によって覆われている。
吸入ポートから導入される冷媒には潤滑油が混入されており、その冷媒がハウジング11内の各擦動面に接触することで、冷媒中の潤滑油が潤滑に供される。
旋回スクロール32は、円板状の端板321と、端板321の一面側に立設される渦巻状のラップ322とを備えている。固定スクロール33も、同様に、円板状の端板331と、端板331の一面側に立設される渦巻状のラップ332とを備えている。これら旋回スクロール32と固定スクロール33とは、ラップ322,332が噛み合わせられることにより、互いの間に冷媒の圧縮空間を形成している。
モータ20よりも圧縮機構30側に設けられる第1ベアリング41(ボールベアリング)のケーシング43の内部空間44には、主軸31の一端部に主軸31の軸心から偏心して設けられる偏心ピン45が突出している。ケーシング43は、第1収容部111aと第2収容部111bとの合わせ部111cに外周部が挟まれて固定されている。
ケーシング43の支持面43aと旋回スクロール32の端板321との間には、リング状のスラストプレート50が配置されている。
本実施形態のスラストプレート50は、鉄系材料から形成されており、いずれもアルミニウム系材料から形成される旋回スクロール32とケーシング43との焼付きを防止する。
本実施形態では、スラストプレート50の表面50aに、固体潤滑材からなる被膜52が設けられている。固体潤滑材は、種々のものを用いることができるが、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の粉体をエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂などに分散させたものを好適に用いることができる。この被膜52は、スクロール型圧縮機10の起動時や、液冷媒圧縮時などの貧潤滑条件での耐摩耗性を確保するために設けられている。
被膜52は、窪み51の形成後、固体潤滑材の粉体を含むペーストや溶液を塗布することによって形成されている。窪み51の内部には、被膜52が塗布されていても、塗布されていなくても、いずれでもよい。
なお、窪み51の直径、容積、平面および断面の形状は、任意に決められる。
窪み51は、スラストプレート50の裏面50bに突起511として現れている。本実施形態の窪み51は、平面視円形で、断面円弧状に形成され、突起511もそれに倣った形状とされている。
なお、スラストプレート50の回転を規制できる限り、突起511と凹部431との間に隙間(ガタ)があってもよい。後述する実施形態においても同様である。
モータ20が励磁されると主軸31が回転し、それに伴って旋回スクロール32が固定スクロール33に対して公転旋回運動する。すると、旋回スクロール32と固定スクロール33との間の圧縮空間で冷媒が圧縮されるとともに、旋回スクロール32および固定スクロール33の外周部から冷媒が旋回スクロール32と固定スクロール33との間に吸い込まれる。そして、圧縮空間内で圧縮された冷媒は、吐出ポートP2から外部へと吐出される。こうして、冷媒の吸入、圧縮、および吐出が連続して行われる。
スラストプレート50は、その突起511がケーシング43の支持面43aの凹部431に挿入されているので、旋回スクロール32の端板321と共に回転することなく、端板321に対して擦動する。スラスト荷重により、スラストプレート50は支持面43aに対して押し付けられているので、突起511は、その高さが僅かであっても凹部431に確実に係合されており、これによってスラストプレート50の回転規制も確実なものとなる。
ここで、窪み51内の潤滑油は、窪み51の中心部で圧力が最も大きくなるくさび効果を生じる。その窪み51内の潤滑油の圧力がスラスト荷重に抗するために、油膜53は、擦動面に微小な凹凸があったとしても、それらによる摩擦抵抗を抑制できる十分な厚みに形成される。
このような信頼性および効率の向上は、板金加工によってスラストプレート50に窪み51を形成するだけで遂げられる。しかも、この窪み51と同時に形成される突起511をケーシング43の凹部431に挿入するだけで、スラストプレート50の回転が規制されるので、スラストプレート50の回転規制を図るための別途の部品、加工を必要としない。
したがって、本実施形態によれば、油膜確保によって信頼性および効率を向上できる上、製造コストを抑えることもできる。
また、窪み51は、2箇所だけでなく、図6に示すように、多数の箇所に設けることもできる。端板321とスラストプレート50との潤滑のため、スラストプレート50が保持することが必要な潤滑油の量に応じて、窪み51の数を調整することができる。スラストプレート50のリングの幅方向(径方向)において複数の窪み51を設ければ、潤滑油が擦動面に均等に供給され易い。
このように構成しても、凹部431および孔55の内部に潤滑油を溜めることができるとともに、返し56および凹部431によってスラストプレート50の回転を規制できるので、第1実施形態と同様の効果が得られる。
但し、その底部が連続した窪み51を形成する方が、スラストプレート50の断面2次モーメントが高くなるために強度面で優れる上、くさび効果が得られる点でより好ましい。
図9および図10に示す第2実施形態では、窪み51とは異なる形態の油溜まりを示す。
第2実施形態のスラストプレート50の表面50aには、周方向に延びた溝57が1つ形成されている。溝57は、周方向の一部で途切れて円弧状に形成されている。溝57の径方向の断面は、窪み51と同様に円弧状に形成されている。
この溝57は、窪み51と同様に、表面50aからの板金曲げ加工によって形成されていて、この溝57は、裏面50b側には突条571として現れる。
ケーシング43の支持面43aには、溝57に倣った形状の支持溝451が形成されている。この支持溝451に突条571が挿入される。支持溝451に挿入された突条571の両端571a,571b(図9)は、支持溝451の両端の内壁に対向するので、スラストプレート50の回転が規制される。
本実施形態では、溝57を1つとしているが、溝57を分割し、周方向に隣り合う2以上の溝57を設けるとともに、各溝57に対応する2以上の支持溝451を設けることもできる。
また、溝57は、スラストプレート50の回転を規制できるとともに潤滑油を保持できる限り、延出する方向を問わない。例えば、径方向に延びる溝を設けることもできる。このように径方向に延びる溝を放射状に複数設けることにより、周方向に延びる溝57を設けるのとほぼ同様に、スラストプレート50の剛性が向上する。
図11および図12に示す本発明の第3実施形態では、旋回スクロール32の端板321にも、油溜まり(油保持部)として機能する窪み61を形成している。
窪み61は、端板321の背面321bから断面円弧状に窪んでおり、背面321b上にほぼ均等に、複数が形成されている。
これらの窪み61にも、冷媒中の潤滑油が保持されるので、油膜をより確実に形成できる。
その上、上述したスラストプレート50の窪み51内の潤滑油によるくさび効果に加えて、この窪み61内の潤滑油によっても、くさび効果が得られるので、より十分な厚みの油膜が得られる。
なお、窪み61は、その平面位置が窪み51と重なっていても重なっていなくても、いずれでもよい。
本発明は、上述の実施形態で挙げた横型のスクロール型圧縮機に限らず、その主軸が鉛直方向に配置される縦型のスクロール型圧縮機としても構成できる。
11 ハウジング
20 モータ
30 圧縮機構
31 主軸(駆動軸)
32 旋回スクロール
33 固定スクロール
36 ドライブブッシュ
41 第1ベアリング
42 第2ベアリング
43 ケーシング(スラスト滑り軸受)
45 偏心ピン
50 スラストプレート
50a 表面
50b 裏面
51 窪み(油溜まり)
52 被膜
53 油膜
57 溝(油溜まり)
321 端板
431 凹部
451 支持溝(凹部)
511 突起
571 突条(突起)
Claims (5)
- 固定スクロール、および前記固定スクロールとの間に流体の圧縮空間を形成するとともに、前記固定スクロールに対して公転旋回運動する旋回スクロールと、
前記旋回スクロールの端板を支持するスラスト滑り軸受と、
前記旋回スクロールの端板と前記スラスト滑り軸受との間に配置されるスラストプレートと、を備え、
前記スラストプレートは、前記旋回スクロールの端板に対向する表面に前記流体に混入された状態で供給される潤滑油を溜めるとともに、裏面に予め突起として現れる油溜まりを有し、
前記スラスト滑り軸受は、前記突起が挿入される凹部を有し、
前記油溜まりおよび前記凹部によって、前記旋回スクロールの旋回に伴う前記スラストプレートの回転が規制されている、
ことを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 前記油溜まりおよび前記凹部がそれぞれ2箇所以上に形成されることにより、回転規制が図られている、
請求項1に記載のスクロール型圧縮機。 - 前記油溜まりおよび前記凹部は、前記スラストプレート上の所定の方向に延びている、請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
- 前記旋回スクロールの端板の背面には、前記潤滑油を溜める窪みが形成されている、
請求項1から4のいずれか一項に記載のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012031312A JP6037622B2 (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012031312A JP6037622B2 (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | スクロール型圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013167216A JP2013167216A (ja) | 2013-08-29 |
JP6037622B2 true JP6037622B2 (ja) | 2016-12-07 |
Family
ID=49177790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012031312A Expired - Fee Related JP6037622B2 (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6037622B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2022009766A1 (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | ||
KR20230022986A (ko) | 2020-07-06 | 2023-02-16 | 이구루코교 가부시기가이샤 | 슬라이딩 부품 |
KR20230025880A (ko) | 2020-07-06 | 2023-02-23 | 이구루코교 가부시기가이샤 | 슬라이딩 부품 |
JP2023113348A (ja) * | 2022-02-03 | 2023-08-16 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | スクロール圧縮機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2541227B2 (ja) * | 1987-07-08 | 1996-10-09 | 三菱電機株式会社 | スクロ−ル圧縮機 |
JPH0547467U (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-25 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機 |
JPH11336676A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-12-07 | Tokico Ltd | スクロール式流体機械 |
JP2007146762A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Sanden Corp | 電動圧縮機 |
JP2008274877A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Sanden Corp | 密閉型圧縮機 |
-
2012
- 2012-02-16 JP JP2012031312A patent/JP6037622B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013167216A (ja) | 2013-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8793870B2 (en) | Compressor having shell with alignment features | |
US8858196B2 (en) | Hermetic compressor | |
EP3199753B1 (en) | Scroll compressor | |
US6439867B1 (en) | Scroll compressor having a clearance for the oldham coupling | |
JP6037622B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
KR101212993B1 (ko) | 모터 압축기 윤활 | |
KR101907556B1 (ko) | 카운터웨이트 조립체를 가지고 있는 압축기 | |
JP6554926B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP6700691B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
CN111788394A (zh) | 压缩机 | |
CN112412792B (zh) | 压缩机及具有该压缩机的冷冻循环装置 | |
US20060233654A1 (en) | Compressor with radial compliance mechanism | |
JP5864883B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2006090180A (ja) | 密閉型圧縮機 | |
JP4281128B2 (ja) | スクロール形流体機械 | |
JP2543031B2 (ja) | スクロ−ル圧縮機 | |
JP4310827B2 (ja) | スクロール形流体機械 | |
JP2008215220A (ja) | 圧縮機 | |
CN213743981U (zh) | 压缩机 | |
JP3976070B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP4013992B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
WO2017141309A1 (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JP6758989B2 (ja) | 開放型冷媒圧縮機 | |
WO2018030065A1 (ja) | スクロール型流体機械 | |
WO2013145017A1 (ja) | スクロール圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150819 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160330 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161101 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6037622 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |