JP6036212B2 - ヘモグロビン測定装置およびヘモグロビン測定方法 - Google Patents

ヘモグロビン測定装置およびヘモグロビン測定方法 Download PDF

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本発明は、ヘモグロビン測定装置およびヘモグロビン測定方法に関する。
ヘモグロビンは、肺から体組織へ酸素を運搬し、逆に二酸化炭素を逆方向に運搬する球状タンパク質であり、主に赤血球に存在する。ヘモグロビンは赤血球細胞の構造維持に関与し、その異常は鎌状赤血球貧血症や、先天性溶血性貧血の一種であるサラセミア(ヘモグロビン構成遺伝子の異常による)を惹き起こす。更に、骨疾患、骨髄性疾患、腎疾患および糖尿病への関与も指摘されている。
ヘモグロビン濃度の測定方法としては、シアンメトヘモグロビン法が挙げられるが、予め血液を希釈する必要があり、操作が煩雑である。
より簡易的にヘモグロビン濃度を測定する装置が開示されている。特許文献1には、いわゆる電気化学的にヘモグロビン濃度を測定する技術が開示されている。
特開2008−076143号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、血液を希釈する作業が必要であり、作業が煩雑である点で問題がある。
本発明の課題は、血液を希釈することなくヘモグロビン濃度を測定する装置および測定方法を提供することである。
本発明者らは、鋭意研究の結果、コール酸系界面活性剤により溶血させた後、電子メディエータとの酸化還元反応により発生する電流値を測定することにより、血液中のヘモグロビンを定量的に測定できることを見いだした。
本発明に係るヘモグロビン測定装置は、バイオセンサが装置本体に着脱可能に設けられたものである。上記バイオセンサは、第1電極と、第2電極と、検体が該第1電極及び第2電極と接触可能に導入される試料空間と、少なくともコール酸系界面活性剤およびヘモグロビンにより還元され得る電子メディエータを含む試薬と、を備える。上記装置本体は、バイオセンサが装着された状態において、該バイオセンサの第1電極及び第2電極に電圧を印加する電圧印加手段と、該第1電極と該第2電極との間に生じた電流値を測定する電流測定手段と、を備える。
本発明の一実施態様としては、上記コール酸系界面活性剤が、コール酸、コール酸ナトリウム、コール酸メチルエステル、ケノデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸ナトリウム、ジフェニルグリコール酸(ベンジル酸)、デオキシコール酸、デオキシコール酸ナトリウム、グリコケノデオキシコール酸ナトリウム、グリココール酸、グリココール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸、グリコデオキシコール酸ナトリウム、グリコール酸、グリコール酸ナトリウム、グリコリトコール酸ナトリウム、リトコール酸、チオグリコール酸ナトリウム、タウロコール酸ナトリウム、タウロデオキシコール酸ナトリウム、タウロウルソデオキシコール酸ナトリウム、ウルソデオキシコール酸ナトリウムおよびウルソデオキシコール酸からなる群から選択される少なくとも一つである。
本発明の一実施態様としては、上記試薬は、さらに、ドデシル(トリエチル)アザニウムのハロゲン塩を含む。
本発明は、また、上記ヘモグロビン測定装置の装置本体にバイオセンサを挿入した状態で、バイオセンサの試料空間にヒトから採取した血液を導入する工程を含むヘモグロビン測定方法も提供する。
本発明によれば、血液を希釈することなくヘモグロビンを測定する装置および方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態であるヘモグロビン測定装置10の外観を示す斜視図である。 図2は、バイオセンサ11の分解斜視図である。
以下、図面が参照されつつ本発明の実施形態が説明される。なお、本実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨が変更されない範囲において、本実施形態が適宜変更されてもよいことは言うまでもない。
[ヘモグロビン測定装置]
図1に示されるように、ヘモグロビン測定装置10は、バイオセンサ11と装置本体12とを有する。バイオセンサ11が装置本体12の接続部13に差し込まれることによって、バイオセンサ11と装置本体12とが電気的に接続される。バイオセンサ11は、1回の測定毎に取り替えられるものである。
[装置本体12]
図1に示されるように、装置本体12は、筐体50に電子部品が収容された電子装置である。筐体50の表側には、液晶ディスプレイ51及び操作キー52,53,54が配置されている。操作キー52,53,54は、ユーザの操作に基づいて対応するコマンドを発生させるためのものである。液晶ディスプレイ51は、装置本体12の状態や測定結果、エラー表示などを行う。各図には現れていないが、筐体50の内部には、電圧印加手段及び電流測定手段としての制御基板が内蔵されている。制御基板は、CPU、ROM、RAMなどを有する演算装置として構成されており、液晶ディスプレイ51及び操作キー52,53,54と電気的に接続されている。操作キー52,53,54からの入力に応じて、制御基板は、予めROMに格納されたプログラムを動作させる。また、筐体50の内部には、バイオセンサ11に電位を印加するための電源が内蔵されている。制御基板は、電源から所定の電位をバイオセンサ11に印加する。この電源及び制御基板によって、電圧印加手段が構成されている。また、制御基板は、所定の電位に応答してバイオセンサ11に流れた電流値からヘモグロビン濃度を演算する。演算されたヘモグロビン濃度は、液晶ディスプレイ51に表示される。
[バイオセンサ11]
図1に示されるように、バイオセンサ11は、細長なシート形状である。バイオセンサ11の長手方向101の一端が、装置本体12の接続部13に差し込まれることによって、バイオセンサ11が装置本体12に装着される。また、バイオセンサ11が長手方向101に引き抜かれることによって、バイオセンサ11が装置本体10から取り外される。
バイオセンサ11の表裏は相対的な関係なので、いずれが表であっても裏であってもよい。本実施形態においては、図1に現れる側が表と称され、図1に現れない側が裏と称される。
図2に示されるように、バイオセンサ11は、主として、第1基板23、第1電極24、スペーサ25、第2電極26、第3電極27及び第2基板28を有する。図2における上側、つまり表側から順に、第1基板23、スペーサ25、第1電極24、第2電極26及び第3電極27、第2基板28の順に積層されて、シート形状のバイオセンサ11が構成されている。
[第1基板23]
図2に示されるように、第1基板23は、平面視がバイオセンサ11と概ね同じ形状であって、長手方向101において第2基板24より若干短いシートである。第1基板23は、電気絶縁性の材料からなる。この電気絶縁性の材料として、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等のポリエステルや、フッ素樹脂及びポリカーボネイト、ガラスなどが挙げられる。
第1基板23の一方の面は、表面21を構成する。第1基板23の表面21には、方向102の両端に一対の着色部30,31が形成されている。着色部30,31は、表面21と色分けされたものである。着色部30,31は、後述される試料導入口41の位置の視認を容易にするためのものである。したがって、着色部30,31は、試料導入口41の直上に配置されている。第1基板23において、空間40に対応する領域42には、試薬の各成分が固定されている。試薬の各成分の詳細については、後述される。
[第2基板28]
図2に示されるように、第2基板28は、平面視がバイオセンサ11と概ね同じ形状のシートである。第2基板28は、電気絶縁性の材料からなる。この電気絶縁性の材料として、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等のポリエステルや、フッ素樹脂及びポリカーボネイト、ガラスなどが挙げられる。
第2基板28の一方の面は、裏面22を構成する。裏面22と反対側の面34には第1電極24,第2電極26及び第3電極27が設けられている。第2基板28において、装置本体12の接続部13に差し込まれる長手方向101の一端側は、第1基板23とは対向されていない。なお、各図には現れていないが、第2基板28の裏面22には、着色部30,31と同様の着色部が形成されている。
[第1電極24]
図2に示されるように、第1電極24は、第2基板28における裏面22と反対側の面34に設けられている。第1電極24は、第2基板28の面34において、長手方向101へ延出されており、方向102において第2基板28の1/3程度の幅を有する。面34において、第1電極24は、後述される第2電極26及び第3電極27と電気的に非接続に配置されている。第1電極24の素材としては、例えば、カーボンが挙げられる。第1電極24にカーボンが用いられることによって、銀/塩化銀、金、パラジウム、白金などが用いられた電極の抵抗値より、カーボン製の第1電極24の抵抗値が低くなるので、比較的弱い電位による小さな応答電流によっても、ヘモグロビン濃度の測定感度が維持され易くなる。第1電極24は、第1基板23に対して、スクリーン印刷法、インクジェット法、スパッタリング、真空蒸着、ゾルゲル法、クラスタビーム蒸着又はPLDなどの手法によって面34に積層されている。第1電極24において、装置本体12の接続部13側に対応する端部は、第1基板23と対向せずに露出されている。この端部が装置本体12と電気的に接続される接続端子33である。
[第2電極26]
図2に示されるように、第2電極26は、第2基板28における裏面22と反対側の面34に設けられている。第2電極26は、第2基板28の面34において、長手方向101へ延出されており、方向102において第2基板28の1/3程度の幅を有する。面34において、第2電極26は、第1電極24及び後述される第3電極27と電気的に非接続に配置されている。第2電極26の素材としては、例えば、カーボン、銀/塩化銀、金、パラジウム、白金などが挙げられる。第2電極26において、装置本体12の接続部13側に対応する端部は、第1基板23と対向せずに露出されている。この端部が装置本体12と電気的に接続される接続端子37である。
[第3電極27]
図2に示されるように、第3電極27は、第2基板28における裏面22と反対側の面34に設けられている。第3電極27は、第2基板28の面34において、長手方向101へ延出されており、方向102において第2基板28の1/3程度の幅を有する。面34において、第3電極27は、第1電極24及び第2電極26と電気的に非接続に配置されている。第3電極27の素材としては、例えば、カーボン、銀/塩化銀、金、パラジウム、白金などが挙げられる。第3電極27は、空間40へ血液が導入されたか否かを検出するための電極である。第3電極27において、装置本体12の接続部13側に対応する端部は、第1基板23と対向せずに露出されている。この端部が装置本体12と電気的に接続される接続端子39である。
[スペーサ25]
図2に示されるように、スペーサ25は、平面視がバイオセンサ11と概ね同じ形状のシートである。スペーサ25としては、電気絶縁性を有する両面テープが好適に用いられる。スペーサ25は、着色部30,31に対応する位置に、方向102へ延びる空間40を有する。つまり、スペーサ25は、長手方向101に対して空間40によって分断された2枚のシートから構成されている。空間40によって、領域38と領域42との間に、スペーサ25の厚み分の試料空間が形成される。つまり、空間40が試料空間となる。空間40には、第1電極24の一部、第2電極26の一部及び第3電極27の一部がそれぞれ露出されている。第1電極24において、空間40に対応する領域38には、試薬の各成分が固定されている。試薬の各成分の詳細については、後述される。
図1に示されるように、空間40は、バイオセンサ11の端に開口されており、この開口が試料導入口41となる。なお、図1には現れていないが、試料導入口41と対向する位置においても空間40が開口されている。試料導入口41が血液に曝されると、毛細管作用によって血液が空間40に流れ込む。
[領域38,42へ固定される試薬の成分]
領域38,42に固定される試薬は、少なくともコール酸系界面活性剤およびヘモグロビンにより還元され得る電子メディエータを含む。
コール酸系界面活性剤は、コール酸、コール酸ナトリウム、コール酸メチルエステル、ケノデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸ナトリウム、ジフェニルグリコール酸(ベンジル酸)、デオキシコール酸、デオキシコール酸ナトリウム、グリコケノデオキシコール酸ナトリウム、グリココール酸、グリココール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸、グリコデオキシコール酸ナトリウム、グリコール酸、グリコール酸ナトリウム、グリコリトコール酸ナトリウム、リトコール酸、チオグリコール酸ナトリウム、タウロコール酸ナトリウム、タウロデオキシコール酸ナトリウム、タウロウルソデオキシコール酸ナトリウム、ウルソデオキシコール酸ナトリウムおよびウルソデオキシコール酸などが挙げられる。
ヘモグロビンにより還元され得る電子メディエータとしては、例えば、フェリシアン化カリウム、ヘキサアミンルテニウムなどが挙げられる。
なお、試薬は、更に他の成分を含んでもよい。特に界面活性剤の1つであるドデシル(トリエチル)アザニウムのハロゲン塩を、さらに含むことにより、測定感度が向上することが判明している。
これら試薬の各成分は、領域38,42に任意に選択的に固定されてよい。また、試薬の各成分が、領域38,42にそれぞれ塗布される手法は、公知の手法が採用される。このような公知の手法として、例えば、ディッピング法やスクリーン印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法などが挙げられる。
[ヘモグロビンの測定方法]
以下、ヘモグロビン測定装置10を用いたヘモグロビンの測定方法が説明される。
ユーザは、ヘモグロビンの測定に際して、装置本体12の接続部13にバイオセンサ11を差し込む。ユーザは、指などから採取した血液を、希釈することなく、空間40に導入する。空間40において、血液が第1電極24及び第3電極27に接触すると、第1電極24と第3電極27との間の導電状態が変化する。制御基板により構成される演算装置は、この導電状態の変化によって、空間40に血液が導入されたと判断する。血液40は、コール酸系界面活性剤により溶血される。
制御基板及び電源により構成される電圧印加手段は、血液40に血液が導入されたと判断してから、10秒間待機し、その後に、第1電極24の接続端子33及び第2電極26の接続端子37に所定の電位を10秒間印加する。これにより、第1電極24が作用極となり、第2電極26が対極となる。空間40においては、溶血した血液から発生するヘモグロビンにより、フェリシアン化カリウムが還元され、フェロシアンイオンが生成される。このフェロシアンイオンが第1電極24において酸化されることにより、第1電極24と第2電極26との間に酸化応答電流が流れる。このようにして第1電極24及び第2電極26間に流れた酸化応答電流に基づいて、制御基板により構成される電流測定手段はヘモグロビン濃度を演算し、その結果を液晶ディスプレイ51に表示する。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、簡便にヘモグロビン濃度を測定することができる。
以下、本発明の実施例が説明される。
[実施例1]
バイオセンサとしては、前述された実施形態と同様の構成のバイオセンサ11を製造した。第1電極24、第2電極26及び第3電極27の素材としてはカーボンを用いた。バイオセンサ11の領域38には、12mMコール酸および100mMフェリシアン化カリウムを含むリン酸緩衝液の試薬を2μL塗布して乾燥させた。
[実施例2]
実施例1における試薬の代わりに、12mMコール酸、50mMドデシル(トリエチル)アザニウムブロマイドおよび100mMフェリシアン化カリウムを含むリン酸緩衝液の試薬を用いたこと以外は実施例1と同様にバイオセンサを製造した。
[比較例1]
実施例1における試薬の代わりに、50mMドデシル(トリエチル)アザニウムブロマイドおよび100mMフェリシアン化カリウムを含むリン酸緩衝液溶液の試薬を用いたこと以外は実施例1と同様にバイオセンサを製造した。
[実験例1]
ヘモグロビンを5.4g/dL,11.1g/dL,18.2g/dL,22.8g/dL含む血液試料2.2μLを希釈することなく、バイオセンサの試料空間に導入した。検体が検知された後に、第1電極24と第2電極26との間の電位を10秒間、0mVに保持し、その後、第1電極24と第2電極26との間の電位を10秒間、500mVに保持して、10秒後の応答電流を測定した。この測定を3回(n=3)繰り返した。3回の測定結果の平均値を表1に示す。
Figure 0006036212
表1に示されるように、試薬にコール酸を含む実施例1では、試料中のヘモグロビン濃度が上昇するにつれて、好感度かつ濃度依存的に電流値が増加した。これに対して、試薬にドデシル(トリエチル)アザニウムブロマイドを含む比較例1では、電流値はわずかであり、濃度依存的でもないことが明らかである。しかしながら、試薬にコール酸およびドデシル(トリエチル)アザニウムブロマイドの両方を含む実施例2は、実験例1よりさらに好感度で測定できることも明らかとなった。
10・・・ヘモグロビン測定装置
11・・・バイオセンサ
12・・・装置本体
24・・・第1電極
26・・・第2電極
40・・・空間(試料空間)

Claims (3)

  1. バイオセンサが装置本体に着脱可能に設けられたヘモグロビン測定装置であって、
    上記バイオセンサは、第1電極と、第2電極と、検体が該第1電極及び第2電極と接触可能に導入される試料空間と、少なくともコール酸系界面活性剤、ヘモグロビンにより還元され得る電子メディエータ、及びドデシル(トリエチル)アザニウムのハロゲン塩を含む試薬と、を備え、
    上記装置本体は、バイオセンサが装着された状態において、該バイオセンサの第1電極及び第2電極に電圧を印加する電圧印加手段と、該第1電極と該第2電極との間に生じた電流値を測定する電流測定手段と、を備えてなるヘモグロビン測定装置。
  2. 上記コール酸系界面活性剤が、コール酸、コール酸ナトリウム、コール酸メチルエステル、ケノデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸ナトリウム、ジフェニルグリコール酸(ベンジル酸)、デオキシコール酸、デオキシコール酸ナトリウム、グリコケノデオキシコール酸ナトリウム、グリココール酸、グリココール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸、グリコデオキシコール酸ナトリウム、グリコール酸、グリコール酸ナトリウム、グリコリトコール酸ナトリウム、リトコール酸、チオグリコール酸ナトリウム、タウロコール酸ナトリウム、タウロデオキシコール酸ナトリウム、タウロウルソデオキシコール酸ナトリウム、ウルソデオキシコール酸ナトリウムおよびウルソデオキシコール酸からなる群から選択される少なくとも一つである請求項1に記載のヘモグロビン測定装置。
  3. 請求項1または2に記載されたヘモグロビン測定装置を用いて血液中のヘモグロビン濃度を測定する方法であって、
    上記装置本体にバイオセンサを挿入した状態で、バイオセンサの試料空間にヒトから採取した血液を導入する工程を含むことを特徴とするヘモグロビン測定方法。

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