JP6034767B2 - レール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法 - Google Patents

レール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6034767B2
JP6034767B2 JP2013181427A JP2013181427A JP6034767B2 JP 6034767 B2 JP6034767 B2 JP 6034767B2 JP 2013181427 A JP2013181427 A JP 2013181427A JP 2013181427 A JP2013181427 A JP 2013181427A JP 6034767 B2 JP6034767 B2 JP 6034767B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
line pattern
camera
image information
wide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013181427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015049740A (ja
Inventor
望 長峯
望 長峯
正人 鵜飼
正人 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP2013181427A priority Critical patent/JP6034767B2/ja
Publication of JP2015049740A publication Critical patent/JP2015049740A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6034767B2 publication Critical patent/JP6034767B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、レール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法に関する。
鉄道車両の最前部にカメラ装置を搭載し、列車前方の鉄道信号や標識を識別したり(たとえば特許文献1参照)、踏切の障害物等を検出することが行われている。
また、広角型カメラと望遠型カメラを併せて設置し、広角型カメラによって得られた広い視野の中から撮像すべき箇所を探し出し、その箇所に望遠型カメラを向けて撮像するという技術もある(たとえば特許文献2参照)。このような技術を鉄道車両の前方監視に利用することもできる。
特開2008−215938号公報 特許第5152758号
上述のように、広角型カメラによって得られた広い視野の中から撮像すべき箇所を探し出し、その箇所に望遠型カメラを向けて撮像する際に、撮像すべき箇所が速やかに定まらない場合がある。
たとえば、撮像すべき箇所に他の目標物が存在したり、撮像すべき箇所に太陽光等が反射して視認困難な場合など、撮像すべき箇所の誤検出が発生する場合がある。このような誤検出が発生すると、誤った撮像方向を指示したり、あるいは、撮像すべき箇所が短時間に頻繁に変化するなどして撮像すべき箇所が速やかに定まらないことがある。これにより、鉄道車両の前方監視に支障を来たす場合がある。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、撮像すべき箇所の誤検出を無くすことができるレール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第一の観点は、レール検出装置としての観点である。本発明は、鉄道車両の前方を撮像するカメラによる撮像の結果得られた画像情報からレールを検出するレール検出装置において、レールの曲率が異なる線路パターン群の中から、所定の線路パターンを選択する選択手段を有し、選択手段は、前回選択された線路パターンにおけるレールの曲率と今回選択予定の線路パターンにおけるレールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて線路パターン群の中から選択を許可する線路パターンを絞り込み、絞り込んだ線路パターンから、所定の線路パターンを選択するものである。
本発明の第二の観点は、鉄道用前方監視カメラ装置である。本発明は、鉄道車両の前方の画像を撮像する広角型カメラと望遠型カメラとを有し、広角型カメラの画像情報にしたがって、望遠型カメラの撮像方向を設定する鉄道用前方監視カメラ装置において、広角型カメラの画像情報上で、鉄道の2本のレールが重なり合って見えるかまたは途切れるレール消失点を広角型カメラの画像情報から検出し、検出したレール消失点の方向を望遠型カメラの撮像方向に決定して望遠型カメラを決定した撮像方向に移動させる制御手段を有し、制御手段は、レールの画像情報である線路パターンを線路パターン群として複数種類備え、広角型カメラが撮像する実際のレールの画像情報に近似する線路パターンを線路パターン群の中から選択し、選択した線路パターンを実際のレールの画像情報に替えてレール消失点の検出に採用する際に、前回選択された線路パターンにおけるレールの曲率と今回選択予定の線路パターンにおけるレールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて線路パターン群の中から選択を許可する線路パターンを絞り込む制御を実行するものである。
本発明の第三の観点は、鉄道車両としての観点である。本発明は、本発明の鉄道用前方監視カメラ装置を有することを特徴とする鉄道車両である。
本発明の第四の観点は、レール検出方法としての観点である。本発明は、鉄道車両の前方を撮像するカメラによる撮像の結果得られた画像情報からレールを検出するレール検出装置が実行するレール検出方法において、レールの曲率が異なる線路パターン群の中から、所定の線路パターンを選択する選択ステップを有し、選択ステップは、前回選択された線路パターンにおけるレールの曲率と今回選択予定の線路パターンにおけるレールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて線路パターン群の中から選択を許可する線路パターンを絞り込み、絞り込んだ線路パターンから、所定の線路パターンを選択するものである。
本発明の第五の観点は、鉄道用前方監視カメラ装置の制御方法である。本発明は、鉄道車両の前方の画像を撮像する広角型カメラと望遠型カメラとを有し、広角型カメラの画像情報にしたがって、望遠型カメラの撮像方向を設定する鉄道用前方監視カメラ装置の制御方法において、制御手段が、広角型カメラの画像情報上で、鉄道の2本のレールが重なり合って見えるかまたは途切れるレール消失点を広角型カメラの画像情報から検出し、検出したレール消失点の方向を望遠型カメラの撮像方向に決定して望遠型カメラを決定した撮像方向に移動させる制御ステップを有し、制御ステップは、レールの画像情報である線路パターンを線路パターン群として複数種類備え、広角型カメラが撮像する実際のレールの画像情報に近似する線路パターンを線路パターン群の中から選択し、選択した線路パターンを実際のレールの画像情報に替えてレール消失点の検出に採用する際に、前回選択された線路パターンにおけるレールの曲率と今回選択予定の線路パターンにおけるレールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて線路パターン群の中から選択を許可する線路パターンを絞り込むステップを有するものである。
本発明によれば、撮像する箇所の誤検出をなくすことができる。
本発明の実施の形態に係る鉄道用前方監視カメラ装置のブロック構成図である。 レール消失点を説明するための図であり、レールが直進状態を示す図である。 レール消失点を説明するための図であり、レールが左カーブしている状態を示す図である。 レール消失点を説明するための図であり、レールが右カーブしている状態を示す図である。 レール消失点を説明するための図であり、レールが前方で下り勾配になっている状態を示す図である。 レール消失点を説明するための図であり、レールが前方で上り勾配になっている状態を示す図である。 レール消失点の変化の過程を説明するための図であり、レールが直進状態を示す図である。 レール消失点の変化の過程を説明するための図であり、レールがやや左カーブの状態を示す図である。 レール消失点の変化の過程を説明するための図であり、レールが図8よりもさらに大きく左カーブしている状態を示す図である。 レール消失点の変化の過程を説明するための図であり、レールが図9よりもさらに大きく左カーブしている状態を示す図である。 レール消失点の変化の過程を説明するための図であり、レールが図10よりもさらに大きく左カーブしている状態を示す図である。 図7〜図11で説明したレール消失点の変化の状態をレール消失点を抜き出して示す図である。 図12で示したレール消失点の変化の状態を時間軸上で示す図である。 線路パターンの種類と線路パターンの遷移の状態とを望ましい遷移と総当りの遷移とを比較して示す図である。 線路パターンのデータを示す図である。 図15で示す線路パターンのデータの中心線に関するデータを示す図である。 図16で示す中心線に関するデータと数式との関係を示す図である。 線路パターンの類似度行列と選択可能範囲とを示す図である。 線路パターンの類似度行列と類似度順位と選択可能範囲とを示す図である。 本実施の形態に係る線路パターンの種類と線路パターンの遷移の状態とを示す図である。 図1の撮像位置決定部の動作を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る鉄道用前方監視カメラ装置1(以下では、カメラ装置1と略記する。)について、図1〜図12を参照しながら説明する。
カメラ装置1は、図1に示すように、鉄道車両2(以下では、車両2と略記する。)の進行方向前部に搭載され、レールRを含む車両2の前方の状況を撮像する。カメラ装置1が取得した車両2の前方の画像情報は、車両2の安全な運行を図るために、たとえば、線路上や踏切内の障害物の発見等に利用される。
カメラ装置1は、車両1の前方の画像を撮像する広角型カメラ3と望遠型カメラ4とを有し、広角型カメラ3の画像情報にしたがって、望遠型カメラ4の撮像方向を設定する。望遠型カメラ4は、電動式の雲台5に載置される。雲台5は、撮像位置決定部6によって駆動を制御され、撮像位置決定部6に指示された方向に移動することで、望遠型カメラ4の撮像方向を設定する。望遠型カメラ4の画像情報は、前方監視用画像処理部7に取り込まれて画像解析され、画像解析結果は、車両2の前方の監視に利用される。なお、本実施の形態では、撮像方向の移動とは、地面に対してほぼ平行な面上で旋回することである。
撮像位置決定部6は、広角型カメラ3の画像情報上で、鉄道の2本のレールRが重なり合って見えるかまたは途切れるレール消失点を広角型カメラ3の画像情報から検出し、検出したレール消失点の方向を望遠型カメラ4の撮像方向に決定し、雲台5を駆動して望遠型カメラ4を決定した撮像方向に移動させる。
ここで、レール消失点について、図2〜図6を参照しながら詳細に説明する。図2は、真っ直ぐなレールR1,R2におけるレール消失点D1の例である。真っ直ぐなレールR1,R2の場合には、遠方で2本のレールR1,R2が分解能の限界を超えて画像情報上で重なり合って見える点がレール消失点D1になる。
図3は、左にカーブしているレールR3,R4におけるレール消失点D2の例である。左にカーブしているレールR3,R4では、レールR3,R4が画像情報上で重なり合って見える点がレール消失点D2になる。
図4は、右にカーブしているレールR5,R6におけるレール消失点D3の例である。右にカーブしているレールR5,R6では、レールR5,R6が画像情報上で重なり合って見える点がレール消失点D3になる。
図5は、前方で下り勾配になっているレールR7,R8におけるレール消失点D4の例である。前方で下り勾配になっているレールR7,R8では、2本のレールR7,R8が画像情報上で分解能の限界を超えて重なり合って見える以前に、レールR7,R8が共に画像情報上で途切れる。このような場合には、レールR7,R8が画像情報上から途切れたときのレールR7とレールR8との間の最遠方の中間点付近をレール消失点D4とする。
図6は、前方で上り勾配になっているレールR9,R10におけるレール消失点D5の例である。前方で上り勾配になっているレールR9,R10では、2本のレールR9,R10が画像情報上で分解能の限界を超えて重なり合って見える以前に、レールR9,R10が共に上り勾配の頂点に達する。このような場合には、レールR9,R10が上り勾配の頂点に達したときのレールR9とレールR10との間の中間点付近をレール消失点D5とする。
次に、レール消失点の位置の変化を図7〜図11を参照しながら説明する。図7〜図11は、鉄道のレールRが直進状態から左方にカーブするまでの一連のレール消失点D10〜D14の変化の様子を一例として示している。
図7は、レールRは、真っ直ぐの状態であり、レール消失点D10は、ほぼ水平方向の中央部で垂直方向の上部に位置する。図8は、レールRは、やや左に曲がり始めており、レール消失点D11は、レール消失点D10に比べると、水平方向の中央部からはやや左寄りで垂直方向の上部に位置する。図9は、レールRは、図8の状態よりもさらに左に曲がっており、レール消失点D12は、レール消失点D11に比べると、水平方向の中央部よりもさらに左寄りで垂直方向のやや上部に位置する。図10は、レールRは、図9の状態よりもさらに左に曲がっており、レール消失点D13は、レール消失点D12に比べると、水平方向の左寄りで垂直方向のやや上部に位置する。図11は、レールRは、図10の状態よりもさらに左に曲がっており、レール消失点D14は、レール消失点D13に比べると、水平方向の左寄りで垂直方向のやや下部に位置する。このような図7〜図11のレール消失点D10〜D14を同じ空間軸上にプロットすると図12に示すようになる。
図7に示すように、レールRが真っ直ぐな状態であるときには、レール消失点D10は、ほとんど動くことなく一点に留まっている。やがて、図8に示すように、左カーブに差し掛かると、新たなレール消失点D11が検出され、望遠型カメラ4の新たな撮像方向が決定される。さらに、図9〜図11に示すように、左カーブの中では、次々に新たなレール消失点D12〜D14が検出され、次々に望遠型カメラ4の新たな撮像方向が決定される。
このようなレール消失点D10〜D14の変化の様子を時間軸上でみると、図13に示すようになる。すなわち、左カーブに差し掛かったときは、レールの曲率は緩く、レール消失点D10からレール消失点D11に切り替わる時間t1は、比較的長い。やがて左カーブに突入すると、レール消失点D11からレール消失点D12に切り替わる時間t2は、時間t1よりも短くなる。続いて、レール消失点D12からレール消失点D13に切り替わる時間t3は、時間t2よりも短くなる。さらに、レール消失点D13からレール消失点D14に切り替わる時間t4は、時間t3よりも短くなる。
次に、レール消失点検出のためのレール検出について、図14を参照しながら説明する。図14は、予め用意されている複数種類の線路パターンを示す図である。図14の例では、5種類の線路パターンS,L1,L2,R1,R2を例示している。
撮像位置決定部6は、図14に示すように、線路パターン群を不図示のメモリ内に記憶している。撮像位置決定部6は、広角型カメラ3が撮像する実際のレールの画像情報に近似する線路パターンを線路パターン群の中から選択する。さらに、撮像位置決定部6は、選択した線路パターンを実際のレールの画像情報に替えてレール消失点の検出に採用する。これにより、実際のレールの画像情報にノイズが含まれている場合、この画像情報を、ノイズを含まない予め用意された線路パターンの画像情報に替えることができる。これにより、レール消失点の検出を、ノイズを含まないレールの画像情報に基づいて行うことができるため、レール消失点の検出を高い精度で行うことができる。
図14の線路パターンSは、レールが直進状態の線路パターンである。図14の線路パターンL1は、比較的緩い左カーブの線路パターンである。図14の線路パターンL2は、比較的急な左カーブの線路パターンである。図14の線路パターンR1は、比較的緩い右カーブの線路パターンである。図14の線路パターンR2は、比較的急な右カーブの線路パターンである。
一般的に、鉄道のレールは、直進状態の区間を可能な限り多くし、カーブする箇所は、可能な限り緩いカーブとなるように敷設される。このようなレールの敷設状況に鑑みた場合、図14の各線路パターンS,L1,L2,R1,R2において、通常、線路パターンの遷移は、隣接する線路パターン間で行われる。すなわち、線路パターンの遷移が、たとえば、図14の線路パターンSから線路パターンL2または線路パターンR2に遷移するという状況は考えられない。仮に、このような線路パターンの遷移が行われたとすれば、それはレールの誤検出の結果であると判定することができる。
図14の各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の間の一点鎖線の矢印は、単純に、各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の組み合わせを示す。ここで、仮に、各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の全ての組み合わせについて、線路パターン間の遷移を許可することとすれば、撮像位置決定部6では、レールが誤検出された場合でも線路パターン間の遷移が行われる。その結果、撮像位置決定部6に無駄な処理時間が発生する。さらに、誤検出の結果がそのままレール消失点の検出に利用されるため、撮像位置決定部6のレール消失点の検出精度が劣化する。また、この場合、撮像位置決定部6の処理時間は、線路パターン群を構成する線路パターンの数が増えれば増えるほど長くなる。
これに対し、図14の各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の間の破線の矢印は、鉄道のレールを検出するのに際し、望ましい各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の間の遷移の組み合わせを示す。すなわち、図14の各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の間の破線の矢印は、隣接する線路パターン間での遷移しか許可していない。これによれば、撮像位置決定部6におけるレールの誤検出を無くすことができると共に、撮像位置決定部6の無駄な処理時間を無くすことができる。さらに、これによれば、線路パターン群を構成する線路パターン数が増えた場合でも撮像位置決定部6の処理時間が増えることはない。このようなことから、撮像位置決定部6は、図14の各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の間の破線の矢印で示す遷移を実現するために、以下に説明するような構成を有する。
撮像位置決定部6は、図15に示すように、左右のレールの上端と下端、および中央部分の位置を6つの数値データxLtop,xRtopとxLbottom,xRbottom、およびxLmid,xRmidによって表現する。これらのデータから各線路パターンの曲率を読み取って類似関係を算出し、現在の線路パターンから次に選択できる線路パターンの制約条件を設定する。これにより、図14の破線で示すような望ましい各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の間の遷移の組み合わせを実現することができる。これによれば、撮像位置決定部6のレールの誤検出を無くすことができると共に、処理速度が向上する。また、これによれば、予め用意しておく線路パターン群を構成する線路パターンの数が増えても撮像位置決定部6の処理速度が増えることがなくなる。
次に、線路パターンの曲率を用いて線路パターン同士の類似度を定義する方法について説明する。レール中心線の上端、下端、および中間位置は、線路パターンデータのxLtop,xRtopの平均、xLmid,xRmidの平均、およびxLbottom,xRbottomの平均によって求めることができる。すなわち、
Ctop=(xLtop+xRtop)/2
Cmid=(xLmid+xRmid)/2
Cbottom=(xLbottom+xRbottom)/2
として求められる。図16は、レール中心線のデータを示す。
図16に示すように、レール中心線のデータは3つであり、この点を2次方程式で近似する。垂直方向をy軸とするとき、下端のy=0でのレールはほぼ垂直であることからx(0)′=0である。この条件を考慮するとレール中心線は、
x(y)=a+cy2 …(1)
と表現できる。図17は、式(1)と線路パターンにおけるレール中心線との関係を示す図である。このときaの値は、画像情報上でのx軸上の位置を表し、cの値は、画像情報上でのレールの曲率を表す指標となる。そこで、cの値を用いて線路パターンの類似度を定義する。cの値が0の場合は直線である。cの値が正の場合は右カーブ、負の場合は左カーブである。また、cの値が大きいほどカーブは急である。
曲率の指標となるcの値は、最小二乗法により、
c=(ΣxiΣyi 2−NΣxii 2)/((Σyi 22−NΣyi 4
と求められる。線路パターンのデータは、y方向の長さを1に基準化すると(xCbottom,0),(xCmid,0.5),(xCtop,1)と表すことができる。これを上の式に代入して、
c=(1.75xCtop−0.5xCmid−1.25xCbottom)/1.625
が求められる。
線路パターンi,jについて求めた類似度ci,cjの値の差を類似度di,jとして、
i,j=|cj―ci
と定義し、その値を成分とする類似度行列を作成する。類似度を近い順に順序付けを行い、対象線路パターン自身以外の上位M位までを選択できる線路パターンとして、
iから選択可能な線路パターン={j|iとdi,jの値が小さい上位M位}
という制約条件を設ける方法が考えられる。もしくは、類似度di,jの値に閾値dthを用いて、
iから選択可能な線路パターン={j|di,j<dth}
という方法も考えられる。各線路パターンで次の線路パターンを選択する際には、ここで定めた選択可能な線路パターンからのみ選択することで、線路パターン選択時の誤検出を無くすことができる。
選択可能な線路パターンの数Mと閾値dthについては、選択肢が少ないとカーブなどの状況変化への対応が緩慢になり過ぎるおそれがある。また、これによれば誤検出からの復帰にも時間がかかるおそれがある。反対に、選択肢が多過ぎると線路パターン間に遷移の制約を設けてもなお選択可能な線路パターン数が多くなり、誤検出を無くすことが難しくなる。このような点を考慮して適切な値への調整が必要である。以下では、類似度から選択可能な線路パターンを求める方法について図18および図19を参照しながら説明する。
図18は、左図に類似度行列を示し、右図に線路パターンの選択可能範囲を示す。類似度行列は、図18の左図に示すように、線路パターンL2,L1,S,R1,R2と同じ線路パターンL2,L1,S,R1,R2との間の類似度は当然ながら0.0である。その他は、類似度が低くなるほど数値が大きくなる。図18の例では、線路パターンL2と線路パターンL1との類似度は、0.1である。線路パターンL2と線路パターンSとの類似度は、0.2である。線路パターンL2と線路パターンR1との類似度は、0.4である。線路パターンL2と線路パターンR2との類似度は、0.6である。
図18の右図に示すように、類似度が0.2未満である線路パターン間の遷移は選択可能(図中の○印)とすると、線路パターンL2と線路パターンL1との間、線路パターンSと線路パターンL1または線路パターンL2との間、線路パターンR2と線路パターンR1との間、線路パターンSと線路パターンR1または線路パターンR2との間は、遷移が選択可能となる。
あるいは、図19の左図(図18の左図と同じ)に基づいて、図19の右図のように、類似度順位を決定する。すなわち、類似度が0である場合、類似度順位は0とし、類似度が0.1である場合、類似度順位は1とし、類似度が0.2である場合、類似度順位は2とし、類似度が0.4である場合、類似度順位は3とし、類似度が0.6である場合、類似度順位は4とする。
図19の右図の類似度順位の中で類似度順位が0または1の線路パターン間の遷移を選択可能(図中の○印)とすると、図19の下図に示すような選択可能範囲になる。なお、図19の下図と図18の右図とは同じになる。
以上のようにして線路パターン間の遷移の選択可能範囲を決定することにより、図20に実線の矢印で示すように、選択可能な線路パターンが制限され、破線の矢印で示す望ましい各線路パターンS,L1,L2,R1,R2の間の遷移の組み合わせと同じになる。なお、図20の二点鎖線の矢印は、制限された選択可能な線路パターンの組み合わせを示す。
次に、撮像位置決定部6の動作を図21のフローチャートを参照しながら説明する。図21の「START」の条件は、カメラ装置1が稼動中であり、撮像位置決定部6により既にいずれかの線路パターンが選択されているという条件である。なお、図21の「START」から「END」までの処理は、1周期分の処理であり、図21のフローが終了(END)したときに、「START」の条件が満たされているときには、フローは、再び開始される。「START」の条件が満たされていると、処理は、ステップS1に進む。
ステップS1において、撮像位置決定部6は、広角型カメラ3の画像情報に基づいて、線路パターンに変化があるか否かを判定する。ステップS1において、線路パターンに変化があると判定されると、処理は、ステップS2に進む。一方、ステップS1において、線路パターンに変化が無いと判定されると、処理は、ステップS1を繰り返す。
ステップS2において、撮像位置決定部6は、ステップS1での線路パターンの変化に基づいて選択予定の新しい線路パターンが予め定められている選択可能な範囲内か否かを判定する。ステップS2において、選択予定の新しい線路パターンが予め定められている選択可能な範囲内であると判定されると、処理は、ステップS3に進む。一方、ステップS2において、選択予定の新しい線路パターンが予め定められている選択可能な範囲外であると判定されると、ステップS1における判定には誤りが有るとして、処理は、ステップS1に戻る。
ステップS3において、撮像位置決定部6は、ステップS1に判定に基づき線路パターンの変更を行って1周期分の処理を終了する(END)。
以上説明したように、撮像位置決定部6は、鉄道車両1の前方を撮像する広角型カメラ3による撮像の結果得られた画像情報からレールを検出する。このとき、撮像位置決定部6は、レールRの曲率が異なる線路パターン群の中から、所定の線路パターンを選択し、前回選択された線路パターンにおけるレールの曲率と今回選択予定の線路パターンにおけるレールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて線路パターン群の中から選択を許可する線路パターンを絞り込み、絞り込んだ線路パターンから、所定の線路パターンを選択する。これにより、撮像位置決定部6によれば、レールの誤検出を無くすことができる。また、これにより、レール消失点の誤検出を無くすことができる。また、撮像位置決定部6によれば、線路パターン群を構成する線路パターン数を増やしても選択可能な線路パターン数には変化が無く、撮像位置決定部6の処理時間が長くなることを無くすことができる。これにより、前方監視用画像処理部7は、誤検出の無い画像情報に基づき前方の監視を行うことができるので、信頼性が高い前方監視を行うことができる。さらに、レールの検出精度を高くするために線路パターン群を構成する線路パターンを増やしても撮像位置決定部6の処理時間が増加しないので、前方監視用画像処理部7は、監視の周期を変えることなく前方監視の信頼性を向上させることができる。
また、撮像位置決定部6は、情報処理装置が予めインストールされている所定のプログラムを実行することによって実現することができる。このような情報処理装置は、たとえば、メモリ、CPU(Central Processing Unit)、入出力ポートなどを有する。情報処理装置のCPUは、メモリなどから所定のプログラムとして制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、情報処理装置には、撮像位置決定部6の機能が実現される。なお、CPUの代わりにASIC(Application Specific Integrated Circuit)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSP(Digital Signal Processor)などを用いてもよい。また、前方監視用画像処理部7の機能についても同様である。
また、上述の所定のプログラムは、カメラ装置1の出荷前に、情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであっても、カメラ装置1の出荷後に、情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。また、プログラムの一部が、カメラ装置1の出荷後に、情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。カメラ装置1の出荷後に、情報処理装置のメモリなどに記憶されるプログラムは、例えば、CD−ROMなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶されているものをインストールしたものであっても、インターネットなどの伝送媒体を介してダウンロードしたものをインストールしたものであってもよい。
また、上述の所定のプログラムは、情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
このように、情報処理装置とプログラムによってカメラ装置1を実現することにより、大量生産や仕様変更(または設計変更)に対して柔軟に対応可能となる。
なお、情報処理装置が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
上述の実施の形態は、その要旨を逸脱しない限りにおいて、様々に変更が可能である。たとえば、上述の実施の形態では、雲台5は、左右方向への旋回のみの動作であるが上下方向への動作も併せて行うようにしてもよい。これによれば、望遠型カメラ4は、撮像方向を上下左右に動かすことができる。さらに、望遠型カメラ4は、ズーム機構を有してもよい。
1…鉄道用前方監視カメラ装置、2…鉄道車両、3…広角型カメラ、4…望遠型カメラ、5…雲台、6…撮像位置決定部(制御手段)、D1〜D5,D10〜D14…レール消失点、R,R1〜10…レール

Claims (5)

  1. 鉄道車両の前方を撮像するカメラによる撮像の結果得られた画像情報からレールを検出するレール検出装置において、
    レールの曲率が異なる線路パターン群の中から、所定の線路パターンを選択する選択手段を有し、
    前記選択手段は、前回選択された前記線路パターンにおける前記レールの曲率と今回選択予定の前記線路パターンにおける前記レールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて前記線路パターン群の中から選択を許可する前記線路パターンを絞り込み、絞り込んだ線路パターンから、所定の線路パターンを選択する、
    ことを特徴とするレール検出装置。
  2. 鉄道車両の前方の画像を撮像する広角型カメラと望遠型カメラとを有し、前記広角型カメラの画像情報にしたがって、前記望遠型カメラの撮像方向を設定する鉄道用前方監視カメラ装置において、
    前記広角型カメラの画像情報上で、鉄道の2本のレールが重なり合って見えるかまたは途切れるレール消失点を前記広角型カメラの画像情報から検出し、検出した前記レール消失点の方向を前記望遠型カメラの撮像方向に決定して前記望遠型カメラを決定した撮像方向に移動させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記レールの画像情報である線路パターンを線路パターン群として複数種類備え、前記広角型カメラが撮像する実際の前記レールの画像情報に近似する前記線路パターンを前記線路パターン群の中から選択し、選択した前記線路パターンを実際の前記レールの画像情報に替えて前記レール消失点の検出に採用する際に、前回選択された前記線路パターンにおける前記レールの曲率と今回選択予定の前記線路パターンにおける前記レールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて前記線路パターン群の中から選択を許可する前記線路パターンを絞り込む制御を実行する、
    ことを特徴とする鉄道用前方監視カメラ装置。
  3. 請求項2記載の鉄道用前方監視カメラ装置を有することを特徴とする鉄道車両。
  4. 鉄道車両の前方を撮像するカメラによる撮像の結果得られた画像情報からレールを検出するレール検出装置が実行するレール検出方法において、
    レールの曲率が異なる線路パターン群の中から、所定の線路パターンを選択する選択ステップを有し、
    前記選択ステップは、前回選択された前記線路パターンにおける前記レールの曲率と今回選択予定の前記線路パターンにおける前記レールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて前記線路パターン群の中から選択を許可する前記線路パターンを絞り込み、絞り込んだ線路パターンから、所定の線路パターンを選択する、
    ことを特徴とするレール検出方法。
  5. 鉄道車両の前方の画像を撮像する広角型カメラと望遠型カメラとを有し、前記広角型カメラの画像情報にしたがって、前記望遠型カメラの撮像方向を設定する鉄道用前方監視カメラ装置の制御方法において、
    制御手段が、前記広角型カメラの画像情報上で、鉄道の2本のレールが重なり合って見えるかまたは途切れるレール消失点を前記広角型カメラの画像情報から検出し、検出した前記レール消失点の方向を前記望遠型カメラの撮像方向に決定して前記望遠型カメラを決定した撮像方向に移動させる制御ステップを有し、
    前記制御ステップは、前記レールの画像情報である線路パターンを線路パターン群として複数種類備え、前記広角型カメラが撮像する実際の前記レールの画像情報に近似する前記線路パターンを前記線路パターン群の中から選択し、選択した前記線路パターンを実際の前記レールの画像情報に替えて前記レール消失点の検出に採用する際に、前回選択された前記線路パターンにおける前記レールの曲率と今回選択予定の前記線路パターンにおける前記レールの曲率とを比較し、両者の曲率の類似度に基づいて前記線路パターン群の中から選択を許可する前記線路パターンを絞り込むステップを有する、
    ことを特徴とする制御方法。
JP2013181427A 2013-09-02 2013-09-02 レール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法 Active JP6034767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013181427A JP6034767B2 (ja) 2013-09-02 2013-09-02 レール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013181427A JP6034767B2 (ja) 2013-09-02 2013-09-02 レール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015049740A JP2015049740A (ja) 2015-03-16
JP6034767B2 true JP6034767B2 (ja) 2016-11-30

Family

ID=52699692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013181427A Active JP6034767B2 (ja) 2013-09-02 2013-09-02 レール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6034767B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11210548B2 (en) 2017-04-21 2021-12-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Railroad track recognition device, program, and railroad track recognition method

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6570904B2 (ja) * 2015-07-10 2019-09-04 株式会社東芝 補正情報出力装置、画像処理装置、補正情報出力方法、撮像制御システム及び移動体制御システム
JP7301035B2 (ja) * 2020-11-12 2023-06-30 株式会社日立製作所 障害物検知システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3486239B2 (ja) * 1994-11-11 2004-01-13 東日本旅客鉄道株式会社 軌道狂い測定装置及び方法並びに曲率測定方法
JP4287532B2 (ja) * 1999-03-01 2009-07-01 矢崎総業株式会社 車両用後側方監視装置
WO2005120924A1 (en) * 2004-06-11 2005-12-22 Stratech Systems Limited Method and system for rail track scanning and foreign object detection
JP2007015483A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Odakyu Dentetsu Kk 鉄道車両の走行位置検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11210548B2 (en) 2017-04-21 2021-12-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Railroad track recognition device, program, and railroad track recognition method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015049740A (ja) 2015-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6328369B2 (ja) 車載用制御装置
JP4710981B2 (ja) 区画線認識装置、及び当該装置で用いられる区画線認識方法
JP6034767B2 (ja) レール検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール検出方法ならびに制御方法
JP6109593B2 (ja) 危険情報処理方法、装置及びシステム、並びにプログラム
JP5092774B2 (ja) 制限速度報知装置および制限速度報知装置用のプログラム
JP6214995B2 (ja) 駐車車両検出装置、車両管理システム、制御方法及び制御プログラム
JP3977802B2 (ja) 障害物検出装置、障害物検出方法および障害物検出プログラム
US20200175693A1 (en) Image processing device, image processing method, and program
CN107000749A (zh) 车辆的行驶控制装置以及行驶控制方法
JP6295859B2 (ja) 車載システム、情報処理装置、及びプログラム
JP2020067698A (ja) 区画線検出装置及び区画線検出方法
JP5423567B2 (ja) 電気鉄道保守用車両位置測定装置
JP2018169888A (ja) 道路パラメータ推定装置
JP2020187474A (ja) 走行車線認識装置、走行車線認識方法およびプログラム
JP5995808B2 (ja) レール消失点検出装置、鉄道用前方監視カメラ装置、鉄道車両、およびレール消失点検出方法ならびに制御方法
JP2016122966A (ja) データ再生装置、データ再生方法及びプログラム
JP2012175483A (ja) 車線認識装置及び車線認識方法
JP5637735B2 (ja) 歩行者検出装置
JP4358147B2 (ja) 車両及びレーンマーク認識装置
JP6201798B2 (ja) システム、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
KR20180004196A (ko) 영상 저장 방법 및 이를 이용한 영상 저장 장치
JP2011081567A (ja) 撮像システム
JP6102213B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP6235956B2 (ja) 画像合成方法、プログラム、及び装置
JP4842301B2 (ja) 歩行者検出装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6034767

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150