JP6034741B2 - 型締力の低下を検出できる射出成形機 - Google Patents

型締力の低下を検出できる射出成形機 Download PDF

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Description

本発明は、射出成形機の型厚調整用モータの型締力発生時に型締力を低下する方向への回転を検出する装置を備える射出成形機に関する。
射出成形機で良好な製品を得るには型締力を所定値に保つことが重要である。射出成形機においては、型開閉モータが金型を締め上げる際の型締力発生に伴い、タイバーナットには型締力低下の方向に回転させようとする力が発生する。このとき、通常は型厚調整用モータの回転位置を保持するための駆動トルク、及びタイバーナットとリアプラテン接触面の摩擦力の方がタイバーナットを型締力低下の方向に回転させようとする回転力よりも大きいため、タイバーナットに結合した従動歯車、この従動歯車に結合している大歯車、及び型厚調整用モータが回転させられることはない。
しかしながら、長期間の機械の稼働により、タイバーナットとリアプラテンとの接触面の摩擦力が低下していくと、型締力発生時にタイバーナットが型締力を低下させる方向に回転しようとする。それらの逆方向への回転を防止する手段として、以下の特許文献に開示される技術がある。
特許文献1には、型締力を掛けるとタイバーナットがタイバーのねじれ角による型締力を低下させる方向へ回転するのを防ぐために、従動歯車に取り付けられたシリンダ機構のロックナットによるロックを掛け、タイバーナットが回転することを防ぐ技術が開示されている。
また、特許文献2には、タイバーナットのハウジングとの接触面に円周方向溝と放射状溝を形成し、型締力がかけられたときに接触面とハウジングとの間に存在する余分なグリスを接触面の外周方向へ排出するとともに、型締力がかけられたときに放射状溝のエッジ部に生じる局部応力によってハウジングに食い込み、タイバーナットの回転を防止する技術が開示されている。
特開2002−361698号公報 特開2007−112003号公報
特許文献1及び特許文献2のいずれも、なんらかの理由でタイバーナットの回転が生じた場合に、その回転を検知することはできない。型締力発生時にタイバーナットとリアプラテン接触面との摩擦力低下により、タイバーナットが回転させられ、このタイバーナットに連結されている型厚調整用モータが型締力低下の方向に回転してしまうことがある。型厚調整用モータが型締力低下方向に回転すると、型締時の型締力が低下してしまうが、タイバーナットを含むダイハイト機構は、安全のためにカバーで覆われていることが一般的であるため、型厚調整用モータの回転を目視で検出することは難しく、型厚調整用モータの回転に気づかずに成形を続けていると、最終的に射出圧力が実型締力を超えてしまい、成形品にバリが発生してしまうおそれもある。
そこで本発明は、型締力の低下による成形品のバリ発生などの成形不良を未然に防ぐことができる射出成形機を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明では、リアプラテンと、型厚調整用モータと、前記リアプラテンに接触するタイバーナットと、前記型厚調整用モータの回転を該タイバーナットに伝達する伝達手段とを備え、前記型厚調整用モータの回転による前記タイバーナットの回転により、前記リアプラテンを移動させて、型厚調整を行う、射出成形機において、前記タイバーナットの回転状態を直接的又は間接的に検出する回転状態検出手段と、型締力低下判定手段と、型締力低下警告手段とを備え、前記型締力低下判定手段は、前記型締力の発生時において前記回転状態検出手段が前記タイバーナットのバックラッシ分を超える回転を検出した際に型締力が低下したと判定し、前記型締力低下警告手段は、前記型締力低下判定手段が、型締力が低下したと判定したときに警告を行うことを特徴とする射出成形機が提供される。
すなわち、請求項1に係る発明では、型締力の発生時において、タイバーナットの回転を検出した際に型締力が低下したと判定して、型締力低下警告手段が警告を行うようにしたため、型締力の低下による成形品のバリ発生などの成形不良を未然に防ぐことができる。
また、タイバーナットのバックラッシ分を考慮して、回転状態検出手段がバックラッシ分を超える回転を検出した際に、型締力低下判定手段が型締力が低下したものと判定することによって、機械要素のスムーズな回転のために運動方向に設けられているバックラッシ分の動きを無視して型締力の低下判定を行うことができるため、型締力低下判定の誤動作の発生を防止することができる。
本願の請求項に係る発明では、前記回転状態検出手段は前記型厚調整用モータの回転を検出する回転検出器であることを特徴とする請求項1記載の射出成形機が提供される。
また、本願の請求項に係る発明では、前記回転状態検出手段は前記タイバーナットの回転を検出する回転検出器であることを特徴とする請求項1記載の射出成形機が提供される。
さらに、本願の請求項に係る発明では、前記回転状態検出手段は前記タイバーナットと共に回転する従動歯車の回転を検出する回転検出器であることを特徴とする請求項1記載の射出成形機が提供される。
すなわち、請求項に係る発明では、互いに連結している型厚調整用モータ、タイバーナット、従動歯車のいずれかの回転を、回転検出器によって検出することにより、直接的又は間接的にタイバーナットの回転を検出することができ、タイバーナットの回転の検出により、型締力の低下を検出することができる。
本願の請求項に係る発明では、リアプラテンと、型厚調整用モータと、前記リアプラテンに接触するタイバーナットと、前記型厚調整用モータの回転を該タイバーナットに伝達する伝達手段と、前記型厚調整用モータに設けられ、該型厚調整用モータの回転位置または回転速度を検出するエンコーダと、前記型厚調整用モータの回転位置を保持するように、前記型厚調整用モータの駆動トルクを制御する回転位置保持制御手段とを備え、前記型厚調整用モータの回転により、前記リアプラテンを移動させて型厚調整を行う、射出成形機において、前記型厚調整用モータの駆動トルクを検出する駆動トルク検出手段と、型締力低下警告手段とを備え、前記駆動トルク検出手段が、前記型締力の発生時において基準値以上の駆動トルクを検出した際に、前記型締力低下警告手段が警告を行うことを特徴とする射出成形機が提供される。
すなわち、請求項に係る発明においては、型締力の発生時において、基準値以上の駆動トルクを検出した際に型締力が低下したと判定して、型締力低下警告手段が警告を行うようにしたため、型締力の低下による成形品のバリ発生などの成形不良を未然に防ぐことができる。
本発明により、型締力の低下による成形品のバリ発生などの成形不良を未然に防ぐことができる射出成形機を提供することができる。
本発明の一実施形態の説明図である。 第1の実施形態におけるダイハイト機構の構成を示した図である。 図2におけるタイバーナットと従動歯車付近の断面図である。 第1の実施形態の変形例における回転検出手法を説明する図である。 図4における従動歯車付近の拡大図である。 第2の実施形態におけるダイハイト機構の構成を示した図である。 第1の実施形態における回転検出の方法を示すフローチャートである。 第3の実施形態における回転検出の方法を示すフローチャートである(その1) 第3の実施形態における回転検出の方法を示すフローチャートである(その2)
以下、本発明の一実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の説明図である。図1において、1はトグル式型締装置である。固定プラテン10とリアプラテン11とは複数のタイバー15で連結されている。そして、可動プラテン12が、固定プラテン10とリアプラテン11との間にタイバー15にガイドされるように配置されている。
固定プラテン10には固定側金型13aが取り付けられ、可動プラテン12には可動側金型13bが取り付けられるようになっている。また、リアプラテン11と可動プラテン12との間には、トグル機構14が配置されている。
リアプラテン11には、トグル機構14を駆動する可動プラテン前後進モータ18とボールねじ19が取り付けられている。可動プラテン前後進モータ18は型締用のサーボモータである。ボールねじ19は、リアプラテン11に回転自在で軸方向移動不能に取り付けられ、その後端(リアプラテン11を基準として可動プラテン12と反対側)に従動プーリ21を備えている。可動プラテン前後進モータ18の出力軸には駆動プーリ22が取り付けられている。駆動プーリ22と従動プーリ21との間にタイミングベルト23が掛けられており、ボールねじ19は可動プラテン前後進モータ18で回転駆動されるようにされている。
ボールねじ19の先端部には、トグル機構14のクロスヘッド20に固定されたナットが螺合している。ボールねじ19の回転によってナット、クロスヘッド20が図中左右に移動しトグル機構14を伸縮させ、可動プラテン12をタイバー15に沿って前後進(図中左右方向)させて、型閉じ、型締め、型開き動作をさせるものである。なお、24は可動プラテン前後進モータの位置を検出する位置検出器である。
リアプラテン11の後端面側(リアプラテン11の可動プラテン12と反対側)には、タイバー15に設けられたねじと螺合するタイバーナット16aが設けられている。このタイバーナット16aを軸方向移動不能に固定部材16がリアプラテン11に取り付けられている。さらに、リアプラテン11にはリアプラテン前後進モータ17が取り付けられている。リアプラテン前後進モータ17の出力軸に設けられた歯車と各タイバー15に設けられたタイバーナット16aに取り付けられた従動歯車32は、大歯車31を介して連結されている。
リアプラテン前後進モータ17は、型厚調整用モータである。リアプラテン前後進モータ17を駆動し大歯車31に連結された従動歯車32を回転させ、従動歯車32が取り付けられたタイバーナット16aがタイバー15に沿ってリアプラテン11を前進、または、後退させることにより、金型の厚さに応じて設定型締力が得られるように調整する。
トグル式型締装置1にあっては、タイバー15が伸びることによりその反力で型締力を発生させるものであり、このタイバー15の伸びと発生型締力は比例関係にある。また、タイバー15の伸びは、可動側金型13bが固定側金型13aに接触して閉鎖してから可動プラテン前後進モータ18が最前進位置まで移動して、トグル機構14が完全に伸びきる位置までの可動プラテンの移動量(可動側金型の移動量)に等しい。よって、金型タッチ位置から設定した型締力に対応するタイバー15の伸び量分だけ可動プラテン12を前進(固定プラテン10側への移動)させれば設定した型締力が得られる。
(第1の実施形態)
図2は、リアプラテン11を駆動するダイハイト機構の構成を示した図であり、図1と同一の部材については、同じ符号を付している。また、図3は図2におけるタイバーナット16aと従動歯車32付近の断面図である。タイバー15の周囲には、従動歯車32を有しており、大歯車31の回転によって回転するように構成されている。本実施形態においては、タイバーナット16aの回転を検出するのに、タイバーナット16aを駆動する駆動源であるリアプラテン前後進モータ17に設けられているエンコーダによって検出している。ここで、検出の際には、タイバーナットのバックラッシ分を考慮して、回転状態検出手段がバックラッシ分を超える回転を検出した際に、型締力低下判定手段が型締力が低下したものと判定することが好ましい。これによって、機械要素のスムーズな回転のために運動方向に設けられているバックラッシ分については動いたとしても無視して型締力の低下判定を行うことができるため、型締力低下判定の誤動作の発生を防止することができる。
次に本実施形態におけるタイバーナットの回転検出の方法について、図7に基づいてステップ毎に説明する。
・(ステップSA1)金型タッチを行う。
・(ステップSA2)型締力を発生させる。
・(ステップSA3)タイバーナットの回転を検出するために、リアプラテン前後進モータに設けられているエンコーダを用いて、型厚調整モータの逆方向の回転が検出されたかどうかを判定する。検出された場合(YES)はステップSA10に進み、検出されない場合(NO)はステップSA4に進む。
・(ステップSA4)射出動作を行う。
・(ステップSA5)保圧動作を行う。
・(ステップSA6)計量・冷却動作を行う。
・(ステップSA7)型開き、突出動作を行う。
・(ステップSA8)成形を続けるかどうかを判定する。成形を続ける場合(YES)はステップSA9に進み、続けない場合(NO)は終了する。
・(ステップSA9)型閉め動作を行う。
・(ステップSA10)タイバーナットの回転が検出された旨を警報報知して、成形動作を終了する。
第1の実施形態においては、タイバーナット16aの回転の検出を行うのに、リアプラテン前後進モータ17に設けられているエンコーダによって検出していたが、エンコーダを備えていない場合には、その他の方法によって回転の検出を行うことができる。
図4は第1の実施形態の変形例におけるタイバーナットの回転検出手法を説明するための図であり、図5は、図4における一の従動歯車32の拡大図である。従動歯車32には、回転を検出する回転検出器41が備えられており、従動歯車32の歯の移動を検出したときには、リアプラテン前後進モータ17に設けられているエンコーダによって回転を検出したときと同様に、警報報知するようにすることができる。
また、図4において回転検出器42として示したように、回転検出器41に代えてリアプラテン前後進モータ17付近に回転検出器42を設けることにより、リアプラテン前後進モータ17が回転したことを検出することも可能である。
さらに、図3において回転検出器44として示したように、回転検出器41に代えてタイバーナット16a付近に回転検出器44を設けることにより、タイバーナット16aが回転したことを検出することも可能である。
なお、エンコーダ又は回転検出器によってタイバーナット16aの回転状態を検出するにあたり、エンコーダ又は回転検出器で回転位置を検出し、回転位置が変化したことを検出して、タイバーナット16aが回転したことを検出してもよいし、エンコーダ又は回転検出器で回転速度を検出し、回転速度が発生したことを検出してタイバーナット16aが回転したことを検出してもよい。
(第2の実施形態)
図6は、ダイハイト機構において、リアプラテンを駆動する機構としてチェーンを使用した例を示したものである。本実施形態においては、第1の実施形態における大歯車31の代わりに、4つの従動歯車32にかけ渡されたチェーン35が設けられており、リアプラテン前後進モータ17からの回転力が、チェーン35を通じて従動歯車32とタイバーナット16aに伝達される。本実施形態におけるタイバーナット16aの回転の検出は、チェーン35の近傍にチェーンの回転を検出する回転検出器43を設け、回転検出機43によって、チェーンの逆回転を検出したときに、タイバーナット16aが回転したものと検出している。
なお、第2の実施形態においても、リアプラテン前後進用モータ17にエンコーダを設けてもよく、リアプラテン前後進用モータ17付近に回転検出器42を設けたり、従動歯車32の付近に回転検出器41を設けたり、タイバーナット16a付近に回転検出器44を設けてもよい。
(第3の実施形態)
第1の実施形態及び第2の実施形態においては、エンコーダや回転検出器によって、タイバーナット16aの回転を直接的又は間接的に検出していたが、本実施形態においては、回転の検出に代えて回転トルクの値の検出によってタイバーナット16aの回転状態を検出する。
電動モータの場合に、型締力が低下する方向に回転させられるような外力が働く場合には、トルクを増大させて回転を防止する。通常は、タイバーナット16aとリアプラテン11との接触面との間の摩擦力は、電動モータの保持トルクがタイバーナット16aを回転させようとする回転力よりも大きいので、型締力発生時に型締力が低下する方向に回転することはない。
しかしながら、機械を稼働して摩擦力が徐々に低下していくと、タイバーナット16aを回転させようとする回転力が外力として電動モータに加わるようになる。すると、電動モータは外力による回転を防止するため電動モータの保持トルクを増大させる。保持トルクの値は、電動モータに流れる電流量等の検出によって検出することが可能である。保持トルクの値が電動モータの最大トルクを超えたときに、警報報知を行って成形動作を終了するようにする。また、電動モータの最大トルクを超えてはいないものの、所定のトルクの値を上回っているときには、その旨を報知しつつ成形動作を継続することもできる。回転位置保持制御手段は、目標回転位置と検出回転位置との偏差を解消するように、位置ループ、速度ループ、電流ループの制御を行って、型厚調整用モータの駆動トルクを制御するものでもよく、目標回転速度と検出回転速度との偏差を解消するよう速度ループ、電流ループの制御を行って型厚調整用モータの駆動トルクを制御するものでもよい。
次に本実施形態におけるリアプラテン前後進モータの回転検出方法について、図8−1、図8−2に基づいてステップ毎に説明する。
・(ステップSB1)金型タッチを行う。
・(ステップSB2)型締力を発生させる。
・(ステップSB3)型締力発生時のリアプラテン前後進モータの保持トルクの値を検出する。
・(ステップSB4)金型を交換して初めての型締めかどうかを判定する。初めての型締めの場合(YES)にはステップSB5に進み、初めての型締めではない場合(NO)にはステップSB6に進む。
・(ステップSB5)ステップSB3で検出した保持トルクの値をメモリに記憶し、記憶した保持トルクの値をメモリに記憶されている保持トルクとして呼び出す。
・(ステップSB6)メモリに記憶されている保持トルクの値を呼び出す。
・(ステップSB7)ステップSB3で検出した保持トルクの値が、メモリから呼び出した保持トルクの値よりも大きいかどうかを判定する。大きい場合(YES)はステップSB8に進み、大きくない場合(NO)はステップSB10に進む。
・(ステップSB8)ステップSB3で検出した保持トルクの値が、リアプラテン前後進モータのトルクの閾値以内かどうかを判定する。閾値以内の場合(NO)はステップSB9に進み、閾値を超えている場合(YES)はステップSB16に進む。
・(ステップSB9)保持トルクが上昇している旨の報知を行う。
・(ステップSB10)射出動作を行う。
・(ステップSB11)保圧動作を行う。
・(ステップSB12)計量・冷却動作を行う。
・(ステップSB13)型開き、突出動作を行う。
・(ステップSB14)成形を続けるかどうかを判定する。成形を続ける場合(YES)はステップSB15に進み、続けない場合(NO)は終了する。
・(ステップSB15)型閉め動作を行う。
・(ステップSB16)リアプラテン前後進モータの保持トルクの値が、トルクの閾値を超えた旨を警報報知して、成形動作を終了する。
これらの実施形態においては、タイバーナット、リアプラテン前後進モータ、タイバーナットと共に回転する従動歯車の回転を、エンコーダ又は回転検出器によって、位置の変化を検出したり、速度の変化を検出したりしているが、検出対象としてはこれらに限ったものではなく、タイバーナットの回転とともに回転する部材であれば、他の部材における位置や速度の検出によって、タイバーナットの回転を検出するようにすることもできる。
1 トグル式型締装置
10 固定プラテン
11 リアプラテン
12 可動プラテン
13a 固定側金型
13b 可動側金型
14 トグル機構
15 タイバー
16 固定部材
16a タイバーナット
17 リアプラテン前後進モータ
18 可動プラテン前後進モータ
19 ボールねじ
20 クロスヘッド
21 従動プーリ
22 駆動プーリ
23 タイミングベルト
24 位置検出器
31 大歯車
32 従動歯車
35 チェーン
41,42,43,44 回転検出器

Claims (5)

  1. リアプラテンと、
    型厚調整用モータと、
    前記リアプラテンに接触するタイバーナットと、
    前記型厚調整用モータの回転を該タイバーナットに伝達する伝達手段とを備え、
    前記型厚調整用モータの回転による前記タイバーナットの回転により、前記リアプラテンを移動させて、型厚調整を行う、射出成形機において、
    前記タイバーナットの回転状態を直接的又は間接的に検出する回転状態検出手段と、
    型締力低下判定手段と、
    型締力低下警告手段と、を備え、
    前記型締力低下判定手段は、前記型締力の発生時において前記回転状態検出手段が前記タイバーナットのバックラッシ分を超える回転を検出した際に型締力が低下したと判定し、
    前記型締力低下警告手段は、前記型締力低下判定手段が、型締力が低下したと判定したときに警告を行う
    ことを特徴とする射出成形機。
  2. 前記回転状態検出手段は前記型厚調整用モータの回転を検出する回転検出器であることを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  3. 前記回転状態検出手段は前記タイバーナットの回転を検出する回転検出器であることを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  4. 前記回転状態検出手段は前記タイバーナットと共に回転する従動歯車の回転を検出する回転検出器であることを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  5. リアプラテンと、
    型厚調整用モータと、
    前記リアプラテンに接触するタイバーナットと、
    前記型厚調整用モータの回転を該タイバーナットに伝達する伝達手段と、
    前記型厚調整用モータに設けられ、該型厚調整用モータの回転位置または回転速度を検出するエンコーダと、前記型厚調整用モータの回転位置を保持するように、前記型厚調整用モータの駆動トルクを制御する回転位置保持制御手段とを備え、
    前記型厚調整用モータの回転により、前記リアプラテンを移動させて型厚調整を行う、射出成形機において、
    前記型厚調整用モータの駆動トルクを検出する駆動トルク検出手段と、
    型締力低下警告手段と、を備え、
    前記駆動トルク検出手段が、前記型締力の発生時において基準値以上の駆動トルクを検出した際に、前記型締力低下警告手段が警告を行う
    ことを特徴とする射出成形機。
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