JP6033240B2 - シートベルト用ベルト引込装置 - Google Patents

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Description

本発明は、枠体と、枠体に回転するように軸受支持されたベルト巻取部と、車両感応方式および/またはベルトウェビング感応方式で応答する連動機構と、ベルト巻取部と連動機構との間に作動可能に配置された力制限装置とを備えるシートベルト用ベルト引込装置に関する。
力制限装置を備えるベルト引込装置は、一般的に知られている。力制限装置は、過度な遅延力を防ぐために、制限している場合に、ベルト巻取部が阻止されても特定の長さのウェビングを解放するように作動する。しかしながら、ウェビングの伸び出しを所定の量に制限することも、基本的に望まれる。その量が制限されていない場合、力を制限する作動の間に、おそらくかなりのウェビングがベルト巻取部から巻き出される可能性があるため、シートベルトの抑える効果は、不利な条件(例えば、非常に重量のある車両の搭乗者、第1の衝撃の後の第2の衝撃、強く偏った衝撃)においては改善される可能性がある。
従来の技術では、異なる構成が知られており、その構成によって、力制限装置に組み込まれた停止装置を用いて、力を制限する作動の間にベルト巻取部の回転できる最大周回数を制限することが試みられている。しかしながら、このような機構は、所望の性能において、および、構造の簡素化において、常に優れているわけではない。
本発明の目的は、初めに記載した形式のベルト引込装置を、できるだけ少ない労力で、力を制限する作動の間のウェビングの伸び出しを所定の程度に確実に制限することができることを達成するように、さらに発展させることである。
本発明によれば、上記の目的を実現するために、ベルト巻取部と枠体との間に作動可能に配置された伸出制限装置が、初めに記載した形式のベルト引込装置において設けられる。本発明は、ベルト巻取部と枠体との間で直に作用する力制限装置から分けられた伸出制限装置を用いるという基本的な考えに基づいている。これにより、ベルト巻取部の回転が力を制限する作動の終わりで制限されるときに発生する高負荷を、確実に吸収することができる。
好ましくは、連動機構は、連動機構によって枠体に固定される方法で阻止され得る固定部材を備え、力制限装置は固定部材に接続される。固定部材は、連動機構が車両感応方式および/またはベルトウェビング感応方式で応答するときに、枠体に対して固定的に保持される。したがって、力を制限するために必要とされるベルト巻取部の回転は、固定部材に対して行われる。
実施形態によれば、力制限要素として捩り棒を用いる。この捩り棒は、場所を取らないような方法でベルト巻取部内に配置されてもよい。
伸出制限装置は、好ましくは、固定部材とベルト巻取部との間の相対回転に依拠して応答する始動機構を備える。したがって、外部センサや能動的な作動装置は、伸出制限装置を始動させるのに必要ない。代わりに、伸出制限装置は、関連するパラメータのみ、すなわち、力を制限する作動の間のベルト巻取部の回転の回数によって直接的に制御される。
好ましくは、始動機構は、固定部材に留められた制御要素を備える。これにより、固定部材に対するベルト巻取部の回転を直に用いて、伸出制限装置を始動させることができる。
始動機構は、固定部材と関連付けられたねじ部と、始動要素と関連付けられた相手ねじ部とを備えてもよい。ねじ部および相手ねじ部のピッチは、ベルト巻取部が固定部材に対して所望の周回数を回転した後に伸出制限装置が始動されるように、選択される。
好ましくは、相手ねじ部は、ねじの切られた筒材に設けられる。したがって、非常に簡素な構造となる。
実施形態によれば、始動機構は、固定部材とベルト巻取部との間の相対回転によって休止位置から作動位置へと回動される作動爪を備える。作動爪は、固定円板を、例えば、固定円板がベルト巻取部と連結することができるように、力を制限する作動の間に、ベルト巻取部と同期させることができる。
始動機構は、計数円板、ラップスプリング、または螺旋機構を備えていてもよく、それらはすべて、固定部材に対するベルト巻取部の所定の周回数の回転の後に、ベルト巻取部から枠体への負荷の伝達を行う。
好ましくは、伸出制限装置は、枠体と関連付けられた歯システムと係合することができる荷重爪を備える。このような荷重爪は非常に小さな構成部品であり、その構成部品によって、力を制限する作動の終わりにベルト巻取部の減速において作用する力が、確実に伝達される。
実施形態によれば、歯システムは、枠体において制限的に回転可能に設けられるねじの切られた環体に配置される。これにより、負荷を制限する作動の間にベルト巻取部が行えるベルト巻取部の回転の周回数を、構造的に定めることができる。
別の構成によれば、歯システムは、枠体において制限的に回転可能に配置されつつ減衰される環体に設けられる。減衰される休止運動は、環体を枠体で回転させることができるため、荷重爪は、実質的に荷重のない方法で歯システムと確実に係合することができる。したがって、荷重爪の先端および歯システムの先端は、荷重爪が係合されるときに、荷重を受けて当接することが防止され、損傷することが防止される。
代わりとして、歯システムは、枠体に直に配置され、具体的には、枠体と一体化される。この構成は、簡素な構造および低コストのために優れている。好ましくは、歯システムが切り下げられる。したがって、荷重爪の歯システムへの係合は、負荷を受けていても支援される。
本発明の別の構成によれば、伸出制限装置は、枠体と相互作用するように適合された摩擦円板を備えるように設けられる。この実施形態では、摩擦効果が、負荷を制限する作動の終わりに向けてベルト巻取部を阻止し、かつ、ウェビングのさらなる伸び出しを防ぐように用いられる。摩擦円板の有利性は、始動の際に、互いに対して移動する部品同士の間での同期が必要ないという点である。
好ましくは、摩擦円板には、少なくとも1つの傾斜された圧力面が設けられる。これにより、自動的に力の加わる制動効果を得ることができる。特に、ベルト巻取部と一緒に回転するように連結される圧力円板が用いられてもよい。これにより、摩擦円板を関連付けられた対向する面に押し付ける押圧力が、ベルト巻取部自体によって直接的に発生させられる。
ベルト巻取部は、好ましくは、枠体と相互作用するように適合された対向面が設けられる。したがって、この実施形態では、枠体は、2つの「ブレーキパッド」の間、すなわち、一方の摩擦円板と他方のベルト巻取部との間に挟みつけられる。
別の実施形態によれば、伸出制限装置は、ベルト巻取部に連結されるように適合された停止円板を備えるように設けられる。この構成は、通常の作動の間は固定されており、力を制限する作動の場合だけベルト巻取部に連結されて固定部材に対するベルト巻取部の回転を所望の値に制限する別体の構成部品として停止円板を提供するという基本的な考えに基づいている。
好みにより、停止円板は、ベルト巻取部の相補的な連結歯システムと噛み合うように適合された連結歯システム(86)を備えるように提供される。連結歯システムは、ベルト巻取部の回転を小さな入力で制限するために必要な力を伝達することができる。
作動爪は、好ましくは、停止円板をベルト巻取部と同期させるために用いられる。この目的のために、作動爪は、停止円板を引き摺るように、連結歯システムと係合することができる。
停止円板には、好ましくは、枠体にある相補停止部と係合するように適合される停止部が設けられる。これにより、作用する力が、ベルト巻取部から連結歯システムを介して停止円板へと、また、停止円板から枠体へと直に伝わることができる。
実施形態によれば、停止円板を軸線方向において停止位置まで移動させることができる調整傾斜部が設けられる制御円板が提供される。調整傾斜部によって、所望の時間の停止円板を、軸線方向に変位させることができ、停止円板の停止部は、枠体にある相補停止部と係合することができる。
実施形態によれば、連結機構が、ベルト巻取部が固定部材に対して所定の周回数に回転するまで、制御円板を停止円板に連結するために設けられる。停止円板と共に制御円板によって行われる回転の周回数の選択は、力を制限する作動の間に、ベルト巻取部から巻き出すことができるベルト巻取部の量を定める。
連結機構は、特に、停止円板と制御円板との間で所定のトルクを伝達するように適合されるせん断ピンまたは連結ばねであってもよい。これにより、非常にコンパクトな構造が得られる。
以降において、本発明が、添付された図面に示された様々な実施形態によって説明される。
本発明の第1の実施形態によるベルト引込装置の概略断面図である。 第1の実施形態によるベルト引込装置の概略斜視図である。 第1の実施形態によるベルト引込装置で用いられる制御要素の斜視図である。 本発明の第2の実施形態によるベルト引込装置の概略断面図である。 図4のベルト引込装置の概略斜視図である。 第2の実施形態の変形によるベルト引込装置の枠体の斜視図である。 始動機構の代替の構成の拡大した詳細図である。 本発明の第3の実施形態によるベルト引込装置の概略断面図である。 第3の実施形態によるベルト引込装置の詳細の拡大図である。 本発明の第4の実施形態によるベルト引込装置の概略断面図である。 第4の実施形態によるベルト引込装置のベルト巻取部の斜視図である。 第4の実施形態によるベルト引込装置の側面図である。 第4の実施形態で用いられる停止円板の斜視図である。 第4の実施形態によるベルト引込装置で用いられる制御円板の斜視図である。 第4の実施形態によるベルト引込装置で用いることができ、外郭に受け入れられる計数円板を備える外郭の斜視図である。 外郭に取り付けられた停止円板と制御円板とを備える図15の外郭の斜視図である。 第4の実施形態によるベルト引込装置の枠体の斜視図である。 代替の構成による始動機構を備えるベルト巻取部の斜視図である。 別の変形による始動機構の斜視分解図である。
図1〜図3には、第1の実施形態によるベルト引込装置が例示される。ベルト引込装置は、後方部12と、2つの側方フランジ14とを含む枠体10を備える。2つの側方フランジ14の間には、ベルト巻取部16が回転するように軸受支持されている。ベルト巻取部16には、シートベルトのウェビング(図示せず)を巻き付けることができる。(図1において)右側では、ベルト巻取部16に、概略的に示された固定歯システム20を備えた固定部材18が設けられている。固定部材18の内部には、捩り棒22の一端が固定的に収容されており、一方、捩り棒22の他端はベルト巻取部16と共に回転するように取り付けられている。ここで、概略的に示された連動機構26の一部である、概略的に示された阻止爪部24は、固定歯システム20と相互作用することができる。連動機構26は、ウェビングに感応する方式、または、車両に感応する方式、いわゆる公知とされている方法で固定部材18を阻止することでき、そのため、固定部材18は、枠体に対して、ウェビングの出ていく方向には回転しない。
連動機構26から離れて面する、ベルト巻取部16の側部には、ベルト巻取部の端面に支持された荷重爪30を備える伸出制限装置28が配置されている。荷重爪は、回動軸受32によってベルト巻取部の端面に支持されており、そのため、圧縮ばね34の働きによって、図2に示される定位置から回動させることができ、その結果、歯付部36は、回動軸受32とは反対を向く荷重爪30の端部で、歯システム38と係合させることができる。図2に示される定位置では、荷重爪30は、保護スリーブ42を備える制御要素40(特に、図3を参照)によって保持されている。保護スリーブ42には、一端において、固定部材18に固定して接続される連結歯システム44が設けられ、他端において、制御ピン46が設けられている。制御ピン46は、円形部分として形作られた楕円穴48を通って、ベルト巻取部16の端面の外側へと伸び出し、また、荷重爪30に隣接しており、そのため、荷重爪30は、捩り棒22が初期状態にあるときに定位置で保持される。
歯システム38は、ねじの切られた環体50の内周部に形成されており、環体50は、自身の雄ねじによって、枠体10の側方フランジ14に固定して保持される螺合環体52の雌ねじと係合している。螺合環体52は、図1に示される定位置において、ねじの切られた環体50が設けられた位置からねじ数ピッチ分離れている停止フランジ54を備える。
通常の作動では、荷重爪30が、ねじの切られた環体50の歯システム38と係合しない定位置において、制御ピン46によって保持されるため、ベルト巻取部16は妨げられることなく回転することができる。連動機構26が応答し、固定部材18が阻止爪部4によって固定されて保持されると、ベルト巻取部16も、それに作用するトルクが、捩り棒22が(著しく)捩られることなく捩り棒22によって伝達させられるトルクより小さい限り、固定されて保持される。しかしながら、ベルトのウェビングに作用する力が、捩り棒22が降伏するようなトルクを捩り棒22に対して発生する場合、ベルト巻取部16は、固定部材18に対して捩れ始める。制御ピン46が固定部材18に固定されて連結されているため、ベルト巻取部16と固定部材18との間のこのような相対回転の場合、荷重爪30も制御ピン46に対して回転させられ、ベルト巻取部16が図2の矢印Pの方向に回転する一方で、制御ピン46は停止している。このようにして、荷重爪30は解除され、その結果、圧縮ばね34の働きによって歯システム38と係合する。したがって、荷重爪30は、ねじの切られた環体50を引き摺るようにさせられ、そのため、環体50は停止フランジ54に向かう内向きで螺合環体52へと捩じ込まれる。この作動で、捩り棒22は捩られて、いわゆる、力を制限する作動が行われる。
ベルト巻取部が固定部材に対してさらに回転されると、制御ピンが切り落とされる。制御ピン46の示した構成に代わって、制御ピン46は、固定部材18とベルト巻取部16との間の相対回転が発生するときに、荷重爪30を外側へと能動的に調整するように構成されてもよい。代わりに、慣性力または遠心力が荷重爪を調整するために用いられてもよい。
力を制限する作動の間のベルト巻取部16の回転は、ねじの切られた環体50が螺合環体52に捩じ込められる限り可能である。停止フランジ54に到達すると、ねじの切られた環体50は回転し続けることができないため、ベルト巻取部16も、ねじの切られた環体と係合する荷重爪30のため、それ以上回転することはできない。その結果、ベルト巻取部16に作用するトルクは、ベルト巻取部16から、荷重爪30と、ねじの切られた環体50と、螺合環体52とを介して、枠体10の側面フランジ14へと伝わり、力を制限する作動が完結される。
ねじの切られた環体50について、初期状態から停止フランジ54とぴったりと接触するまでに可能な自由なねじピッチを設計することで、ベルト巻取部16が力を制限する作動の間に行うことができるベルト巻取部の固定部材18に対する回転の周回数を調整することができる。
図4および図5によって、第2の実施形態が説明される。第1の実施形態から理解された構成部品については、同じ参照符号が用いられ、前述の説明がこの点において参照される。
第1の実施形態と第2の実施形態との違いは、第2の実施形態では、力を制限する作動の間のベルト巻取部16の回転できる周回数が、枠体10に対して歯38を捩ることではなく、ベルト巻取部16内のねじ付き機構によって調整されるということである。この機構は、固定部材18に固定されて連結されたねじの切られた筒材56と、そのねじの切られた筒材56のねじに相補的に螺合するねじを備え、制御ピン46が設けられた切換筒材58とを備える。図4に示される定位置において、制御ピン46は、歯38と係合しない定位置にある荷重爪30を保持する。歯38は、第2の実施形態においては、枠体10の対応する側方フランジ14に直に形成されている。図5で見ることができるように、歯システム38は、大きく切り下げられている。
力を制限する作動の間、ベルト巻取部16は固定部材18に対して捩られ、ベルト巻取部16内に共に回転するために受け入れられた切換筒材58も、ねじの切られた筒材56に対して捩られる。したがって、切換筒材58の相手ねじ部が、ねじの切られた筒材56のねじ部に捩じ込まれ、それによって、制御ピン46は図4の矢印Sの方向で内向きに引っ張られる。制御ピン46が荷重爪30を解放すると、荷重爪30は、それの歯付部36が枠体における歯システムと係合する図5に示される位置となるように外向きに旋回する。これにより、ベルト巻取部16は枠体10に固定されて保持される。
ベルト巻取部16が固定部材18に対して行い得る荷重爪30が解放されるまでの回転の周回数は、荷重爪30における制御ピン46の係合する長さと、ねじの切られた筒材56と切換筒材58との間の係合のねじのピッチとによって定められる。
荷重爪30への影響がない大きく切り下げられた歯システム38によって、ベルト巻取部16は、荷重爪30の係合にも拘わらず、およそ定められた角度だけさらに回転することができ、そのため、荷重爪30は、係合の間にほとんど抵抗なく歯の根元面に留まる。したがって、歯システム38での負荷が低減される。
本実施形態および以降で説明される実施形態の有利性は、ベルト引込装置が力を制限する場合だけ利用可能である場合に、連動機構を、発生する最大力のレベルに応じて設計することができる点にある。伸出制限装置の構成のため、連動機構の設計は、伸出制限装置がベルト引込装置に内蔵されるかどうかということと無関係である。第1の実施形態および第2の実施形態の別の有利性は、伸出制限装置が、力を制限する作動の終わり近くで、固定部材18に対するベルト巻取部16の回転を制限したときに、ベルト巻取部によって吸収された負荷が、ベルト引込装置の枠体10の両側方フランジ14に分配されるという点にある。固定部材18の側部には、力を制限する作動の終わりに捩り棒22によって伝達されるトルクが伝えられ、荷重爪30の側部には、残りのトルクが伝達される。
図6には、第2の実施形態の変形によるベルト引込装置の枠体10が示される。図6に示される変形品と、図4および図5に示される第2の実施形態との違いは、変形品では、歯システム38が、減衰される休止運動環体60で形成されるという点にあり、その休止運動環体60は、図6に示される定位置から捩ることができ、停止部62によって枠体の対向停止部64に最終的に隣接するまで、対応する側方フランジ14に対しておよそ休止行程Lとされた特定の減衰がある。制限されて回転可能な歯システム38は、荷重爪30の歯付部36が歯システム38と実際に係合する状態で、休止運動環体60が共に回転するため、負荷がまだ伝達されないことになる。したがって、より長い時間枠が、荷重爪30を歯システム38と完全に係合させるまでに得られる。その結果、歯システム38は、第2実施形態の場合のように大きく切り下げられるように設計される必要はない。休止運動環体を変位させる上での減衰は、例えば、枠体10の適切に方向付けられた変形によって実施することができる。
図4および図5に示されたねじの切られた筒材56および切換筒材58を備える伸出制限装置の構成の代替として、ベルト巻取部16の固定部材に対する回転の所定の周回数の後に歯システム38と係合する荷重爪30を備える他の機構を用いることができる。例えば、それぞれが巻取部の回転を検出する、縮むラップスプリング、伝達装置、差動装置、段付きギア、または複数の計数円板を用いることができる。
圧縮ばねのような針金構造体66を利用する代替の構成が、図7に概略的に示されており、その針金構造体は、巻線によって、制御ピン46の保持凹部68と噛み合い、図7における左端部が、固定部材18に固定されて連結された保持スリーブ70に固定して配置された状態となっている。初期状態において、針金構造物66の中心巻線部は、保持凹部68と噛み合い、そのため、制御ピン46は定位置に保持される。ベルト巻取部16が固定部材18に対して回転すると、制御ピン46は、図7における針金構造物68の右側の最後の巻線が保持オリフィス68を最終的に離れるまで、針金構造物66の巻線に沿って「捩じ込まれる」。これにより、制御ピン46は解放されるため、制御ピン46は図7の矢印Pの方向でベルト巻取部16へと引っ込むことができ、それによって荷重爪30が解放される。
図8および図9によって、第3の実施形態が説明される。前述の実施形態から理解された構成部品については、同じ参照符号が用いられ、前述の説明がこの点において参照される。
第3の実施形態と前述の実施形態との間の基本的な違いは、第3の実施形態は、荷重爪30を用いていないが、ベルト巻取部16を、力を制限する作動の終わりで、枠体10に固定して係止することになる十分に大きな摩擦モーメントを付与するように適合された摩擦円板72を用いる点にある。摩擦円板72には、図8の左側にある側方フランジ14の外側と相互作用するように適合された摩擦面74が設けられている。さらに、摩擦円板72には傾斜された圧力面76が設けられ、その圧力面76は、等しく傾斜された噛合面78と向かい合わされている。噛合面78は、ベルト巻取部16と共に回転するために接続された圧力円板80に配置されている。
初期状態において、制御ピン46は摩擦円板72と係合するため、摩擦円板72は、ベルト巻取部16および圧力円板80と共に回転する。この状態では、摩擦面74と枠体10の側方フランジ14の外側壁との間には、ほとんど遊びがない。ベルト巻取部16が、力を制限する作動の間に、固定部材18に対して捩られると、切換筒材58は、制御ピン46が摩擦円板72を解放するまで、ねじの切られた筒材56上で捩じ込まれる。これにより、ヨークばね79は、圧力円板80に対して摩擦円板72を捩ることができ、そのため、圧力面76は噛合面78に当接し、それによって、摩擦円板72は、側方フランジ14に向かって、図9の矢印Pの方向に変位させられる。したがって、摩擦円板72は側方フランジ14と擦れるようにして噛み合わされ、それによって、摩擦円板72はさらに減速されて、圧力円板80の押し付ける効果を増加させる。また、側方フランジ14の内側に配置された端面が側方フランジ14に向けて引っ張られる制動効果が生じる。そのため、側方フランジ14は、2つのブレーキパッド(摩擦面74とベルト巻取部16の端面80と)の間に挟みつけられるブレーキディスクの同様に作用する。このようにして、力を制限する作動の終わった後のベルト巻取部のさらなる回転が、防止されている。
示されたヨークばね79の代わりに、他の能動的な制御要素、または、慣性力もしくは遠心力が用いられてもよい。さらに、ねじの切られた筒材56と切換筒材58との間のねじの作用に代えて、例えば、先に述べたラップスプリング、伝達装置、差動装置、段付きギア、計数円板または図7に例示された針金構造物といった他の計数機構を利用することもできる。
先に記載した有利性に加え、さらなる有利性は、部品の安価な設計が、負荷機構を計数機構から分けることで可能になるという点である。さらに、ベルト巻取部16から枠体10への負荷経路を、負荷を制限する作動の完結の後に遮断することは、同期を必要としない。
第4の実施形態は、図10〜図17を用いて説明される。前述の実施形態から理解された構成部品については、同じ参照符号が用いられ、前述の説明がこの点において参照される。
第4の実施形態では、連結歯システム86と停止部88とが設けられた停止円板84が、荷重爪の代わりに用いられる。連結歯システム86は、ベルト巻取部16に配置された相補的なベルト巻取連結歯システム90と噛み合わせることができるため、枠体10の外側に配置される。停止円板84の停止部88は、枠体停止部92と噛み合わせることができる。
停止円板84は、制御円板94(特に図14を参照)の内部に配置されており、その制御円板94には、内周部に沿って複数の制御傾斜部96が設けられている。制御傾斜部96は、制御円板94に配置された噛合傾斜部97と相互作用することができる。さらに、複数の保持突部98が制御円板94に設けられている。外周部において制御円板94には、計数環体102と噛み合う雄ねじ100が設けられている。計数環体102は、保持突部103を介して回転するように固定されつつ、枠体10の側方フランジ14に留められた筺体84において軸線方向に移動可能であるように収容される。図10および図16に示される定位置において、計数環体102は、制御円板94の端フランジ106から離して設けられており、また、停止円板84は、保持突部98の後ろに保持されるため、端フランジ106とは反対を向く制御円板94の軸線側に配置される。
図12に示される定位置から、停止円板84の連結歯システム86と係合する外側に回動された作動位置へと回動されるように適合された作動爪108は、ベルト巻取部16に支持されている。作動爪108は、連結部材110によって保持レバー112に連結されており、その保持レバー112は、初期位置では、すなわち、ベルト巻取部16が固定部材18に対して捩られていないときには、固定部材18の内側で支持される。それにより、作動爪108は、圧縮ばね34の作用に対して径方向内向きに回動されるように保持される。
ベルト巻取部16と固定部材18との間の相対回転の場合、保持レバー112は解放され、作動爪108は圧縮ばね34によって外向きに回動される。したがって、作動爪108は、停止円板84の連結歯システム86と噛み合い、それによって停止円板84はベルト巻取部16と同期して回転し始める。図16に概略的に示されている、例えば、せん断ピンといった捕獲部114のため、制御円板94も引き摺られる。これにより、計数環体102は、保持突部103を介して回転するように固定される方法で保持されているため、制御円板94の雄ねじ100に捩じ込まれる。計数環体102が制御円板94の端フランジ106に隣り合うとすぐに、制御円板94は保持されつつ、停止円板84はベルト巻取部によって駆動され続ける。したがって、捕獲部114の作用が断たれ、停止円板84と制御円板94との間で相対回転が起こる。停止円板84は、制御円板94に対して図16の矢印Pの方向に回転し、その結果、保持突部98から抜け出し、少し回転した後に制御傾斜部96に当接する。これにより、停止円板84は、軸線方向において、ベルト巻取部の連結歯システム90に押し当てられる。これは、作動爪108が、ベルト巻取部の連結歯システム90の、停止円板84の連結歯システム86との同期をもたらすため、容易に可能である。停止円板84の軸線方向の変位のため、停止部88は、回転方向において見た場合に枠体停止部92の前方に位置される、側方フランジ14の凹部116の領域へと入る。ベルト巻取部16が引き続き回転すると、停止円板84の停止部88は枠体停止部92に最終的に接し、それによって、ベルト巻取部16はさらに回転することが妨げられる。
停止円板84の枠体停止部92に対する適切な配置と、制御円板94の雄ねじ100のねじピッチの適切な選択とによって、作動の場合に同期されるときに、停止円板84の停止部88が、枠体停止部92のすぐ前方にある凹部116に確実に入り込む。
保持レバー112の代わりとして、作動爪108が能動的に制御されてもよいし、慣性力もしくは遠心力が用いられてもよい。捕獲部114の代わりとして、停止円板と制御円板との間に十分な摩擦力を付与するばね要素が用いられてもよい。
この実施形態においても、第1および第2の実施形態についての前述の有利性が生じる。別の有利性は、負荷機構を計数機構から分けることで、構成部品を安価な方法で製造することができるという点である。
図18には、設計上の変形品が示されており、その変形品は、計数環体102を用いる代わりに、停止円板84がベルト巻取連結歯システム(ここでは図示せず)に押し付けられる前に、2周回未満のベルト巻取部16の回転を許容する引摺環体120を採用している。引摺環体120は、内部停止部122と、外部停止部124とを備えている。外部停止部124は制御円板126と相互作用し、内部停止部122は、ベルト引込装置の枠体10に対して回転するように固定されるように保持される枠体停止部128と相互作用する。定位置において、制御円板停止部126は、点線で示された位置に置かれる。停止円板84がベルト巻取部16に連結されるとすぐに、制御円板94も共に回転する。制御円板停止部126が、点線で示された位置から、先ず、外部停止部124に隣り合う図18に実線で示された位置に移動し、さらに、矢印Pの方向に引き摺られる。このようにして、内部停止部122は枠体停止部128と接触し、それによって、引摺環体120ひいては制御円板94はそれ以上回転することができない。しかしながら、停止円板84がベルト巻取部16と共に回転し続けるにつれて、停止円板84の圧力傾斜部97は制御円板94に対して変位され、その結果、停止円板84は、軸線方向においてベルト巻取部16の中心に向かって変位され、ベルト巻取部の連結歯システム90と噛み合う。そして、停止円板84に設けられた停止部が枠体停止部と噛み合うことが許容される。
図19では、別の変形品が示されており、その変形品は、ベルト巻取部が所定の周回数を回転した後に、停止円板84の軸線方向の変位を実現するための別の機構を用いている。この場合、制御円板94に加えて、計数歯システム132が設けられた中間環体130が用いられる。計数歯システム132は、段付きギアホイール134のピニオンと相互作用し、段付きギアホイール134の大きい方のギアホイールは態様歯車136と相互作用する。定位置において、中間環体130は、軸線方向において制御円板94に、2つの保持フック138によって固定されて保持される。作動爪が停止円板84および中間環体130をベルト巻取部に連結すると、停止円板84および中間環体130は制御円板94と共に回転する。しかしながら、段付きギアホイール134は、制御円板が軸線方向において解放され、軸線方向において制御傾斜部96によって変位されるまで、制御円板94と中間環体130との間の若干の相対回転を、制御円板94の太陽歯車136に対する周回ごとに発生させる。これにより、停止円板84はベルト巻取部の枠体連結歯システム90に係合され、その結果、停止円板84にある停止部88は、枠体に対してベルト巻取部を最終的に固定することができる。

Claims (27)

  1. 枠体(10)と、
    前記枠体(10)に回転可能に支持されたベルト巻取部(16)と、
    車両感応方式および/またはベルトウェビング感応方式で応答する、前記枠体(10)の一方の側部に配置される連動機構(26)と、
    前記ベルト巻取部(16)と前記連動機構(26)との間に作動可能に配置される力制限装置(22)と、
    前記ベルト巻取部(16)と前記枠体(10)との間に作動可能に配置される伸出制限装置(28)とを備えるシートベルト用ベルト引込装置であって、
    前記伸出制限装置(28)は、前記連動機構(26)とは離れて面する側の前記枠体(10)の側部に配置され、前記伸出制限装置(28)は、固定部材(18)と前記ベルト巻取部(16)との間の相対回転に依拠して応答する始動機構を備え、前記始動機構は、前記固定部材(18)に留められた制御要素(40)を備え
    前記固定部材(18)に、前記力制限装置(22)の一端が固定され、前記固定部材(18)は前記連動機構(26)により回転を阻止可能に構成され、該連動機構(26)が配置される一方の側部に配置される、
    ことを特徴とするシートベルト用ベルト引込装置。
  2. 請求項1に記載のベルト引込装置において、前記連動機構は、前記連動機構によって前記枠体に固定される方法で阻止されるようになっている前記固定部材(18)の制御ピン(46)を備え、前記力制限装置(22)は前記固定部材(18)に接続されることを特徴とする、ベルト引込装置。
  3. 請求項1または2に記載のベルト引込装置において、前記力制限装置は捩り棒(22)であることを特徴とする、ベルト引込装置。
  4. 請求項1に記載のベルト引込装置において、前記始動機構は、前記固定部材と関連付けられたねじ部(56)と、始動要素と関連付けられたねじ部(58)とを備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  5. 請求項4に記載のベルト引込装置において、前記相手ねじ部は、ねじの切られた筒材(58)に設けられることを特徴とする、ベルト引込装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記始動機構は、前記固定部材(18)と前記ベルト巻取部(16)との間で相対回転する場合に休止位置から作動位置へと回動される作動爪(108)を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記始動機構は、所定の周回数の回転の後に、停止部に当接する計数円板を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記始動機構はラップスプリングを備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記始動機構は螺旋機構(66)を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記始動機構は少なくとも1つの計数環体(102;134)を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記伸出制限装置は、前記枠体と関連付けられた歯システム(38)と係合することができる荷重爪(30)を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  12. 請求項11に記載のベルト引込装置において、前記歯システム(38)は、前記枠体(10)において制限的に回転可能に設けられるねじの切られた環体(50)に配置されることを特徴とする、ベルト引込装置。
  13. 請求項11に記載のベルト引込装置において、前記歯システム(38)は、前記枠体(10)において制限的に回転可能に配置された減衰される休止運動環体(60)に設けられることを特徴とする、ベルト引込装置。
  14. 請求項11に記載のベルト引込装置において、前記歯システム(38)は前記枠体(10)に直に配置されることを特徴とする、ベルト引込装置。
  15. 請求項14に記載のベルト引込装置において、前記歯システム(38)は前記枠体(10)に形成されることを特徴とする、ベルト引込装置。
  16. 請求項15に記載のベルト引込装置において、前記歯システム(38)は切り下げられることを特徴とする、ベルト引込装置。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記伸出制限装置は、前記枠体(10)と相互作用するように適合された摩擦円板(72)を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  18. 請求項17に記載のベルト引込装置において、前記摩擦円板には、少なくとも1つの斜めに向けられた圧力面(76)が設けられることを特徴とする、ベルト引込装置。
  19. 請求項17または18に記載のベルト引込装置において、前記ベルト巻取部(16)に固定的に接続された圧力円板(80)が設けられることを特徴とする、ベルト引込装置。
  20. 請求項17から19のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記ベルト巻取部(16)には、前記枠体(10)と相互作用するように適合された端面が設けられることを特徴とする、ベルト引込装置。
  21. 請求項1から16のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記伸出制限装置は、前記ベルト巻取部(16)に連結されるように適合された停止円板(84)を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  22. 請求項21に記載のベルト引込装置において、前記停止円板(84)は、前記ベルト巻取部(16)の相補的な連結歯システム(90)と噛み合うことができる連結歯システム(86)を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  23. 請求項22と組み合わされた請求項6に記載のベルト引込装置において、前記作動爪(108)は、前記停止円板(84)の前記連結歯システム(86)と係合するように適合されることを特徴とする、ベルト引込装置。
  24. 請求項21から23のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記停止円板(84)は、前記枠体にある相補停止部(92)と係合するように適合される停止部(88)を備えることを特徴とする、ベルト引込装置。
  25. 請求項21から24のいずれか一項に記載のベルト引込装置において、前記停止円板(84)を軸線方向において停止位置へと動かすように前記停止円板(84)に作用することができる制御傾斜部(96)を備えた制御円板(94)が設けられることを特徴とする、ベルト引込装置。
  26. 請求項25に記載のベルト引込装置において、前記ベルト巻取部(16)が前記固定部材(18)に対して所定の周回数に回転するまで、前記制御円板(94)を前記停止円板(84)に連結する連結機構(116)が設けられることを特徴とする、ベルト引込装置。
  27. 請求項26に記載のベルト引込装置において、前記連結機構(116)は、前記停止円板と前記制御円板との間で所定のトルクを伝達するように適合されるせん断ピンまたは連結ばねであることを特徴とする、ベルト引込装置。
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