JP6033188B2 - ゲーム機用蝶番 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲーム機扉を本体に対し開閉自在に支持する着脱形(ヒンジピン挿入形)のゲーム機用蝶番に関する。
従来、例えばスロットマシンの扉を開閉自在に支持する蝶番として、固定部材と可動部材とからなり、固定部材の取付板部の縁部に軸受部が設けられ、可動部材の巻付部にピンが下方に突出して固定され、そのピンを固定部材側の軸受孔に挿入して組み付ける構造の着脱形の蝶番が知られている。この蝶番は、通常、ゲーム機の形状が大きいこともあって、本体と前扉間の上部と下部の2箇所に取り付けられる。
スロットマシンの扉の開閉を円滑にするためには、その本体と前扉間に装着される2個の蝶番の回転軸の軸心位置を正確に合わせて取り付ける必要がある。従って、上記のように2個の蝶番を本体と前扉間に取り付ける場合、本体側に2個の固定部材をその軸受部の軸心位置を合わせて固定すると共に、前扉側の対応位置に2個の可動部材をそのピンの軸心位置を正確に合わせて、固定しなければならず、蝶番の取付け作業が難しく煩雑で、多くの時間や工数を必要とする問題があった。
そこで、本発明者らは、縦長の固定部材と可動部材とからなる蝶番であって、固定部材の取付板部における上部と下部の縁部に、各々軸受孔を持つ軸受部が軸心位置を1本の軸線上に一致させて設けられ、可動部材の取付板部における上部と下部の縁部に形成した巻付部に、各々ピンが軸心位置を1本の軸線上に一致させ且つ下方に突出して固定され、両ピンを固定部材の各軸受部に挿入して組み付けるようにした蝶番を提案した。
この蝶番は、縦長の固定部材の上部と下部に軸受部となる軸受孔を同一軸線上に設け、同様の縦長の可動部材の上部と下部にピンを同一軸線上に取り付けて構成されるため、蝶番を組み付ける際には、可動部材を取り付けた前扉を持ち上げながら、本体側の固定部材の上部と下部の軸受孔に、各々同時に挿入する。このため、重量の重いゲーム機の前扉であっても、比較的容易に上下のピンの軸を合わせて蝶番つまり前扉を組み付けることができる。
特開2000−213227号公報 特開2003−206666号公報
ところで、この種の蝶番として、上記とは逆に、縦長の固定部材の上部と下部にピンを同一軸線上に取り付け、縦長の可動部材の上部と下部に軸受部となる軸受孔を同一軸線上に設けた構成の蝶番が、上記特許文献1などで知られている。
この種の蝶番は、上下の軸受孔と上下のピンが各々の部材の同一軸線上に位置するため、比較的簡単に可動部材を持ってその上部と下部の軸受部を動かしながら、その軸受孔を固定部材の上部と下部のピンを上下の軸受孔と上下のピンに容易に嵌め込むことができるが、可動部材を固定部材に対しそのピンを軸受孔に嵌め込んだ後、可動部材は固定部材に対し所定の角度範囲内で、円滑に回動自在となる。
しかるに、この蝶番がスロットマシンなどのゲーム機の前扉のヒンジとして使用された場合、この種のゲーム機のキャビネットの前面の開口部は、その下部が前方に突き出し、その上部が後方に後退するように傾斜して形成される。このため、蝶番の軸が傾斜した開口部の縦縁部に沿って傾斜することから、保守点検などの際に、作業者が前扉を開いたとき、傾斜する蝶番の軸を支点に回動するため、前扉の開き角度が所定角度より小さい場合、その自重により閉じてしまう課題があった。
そこで、この種のゲーム機用の蝶番において、上記特許文献2などにおいて、扉を開いた状態で静止させて保持する機能を有した蝶番が提案されている。
しかしながら、この種の従来の蝶番は、弾性変形部材やばね部材などを用いて扉を開いた状態で静止させることはできるものの、予め設定した角度の他は任意の角度で扉を静止できず、使用によってばね弾性部材や保持部材が塑性変形した場合、扉の静止機能が不確実となるなどの課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、蝶番の回動軸が傾斜して取り付けられ、扉の自重が閉鎖方向にかかる場合でも、扉を軽く開くことができ、扉を任意の角度で静止させることができる着脱式のゲーム機用蝶番を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の蝶番は、
縦長の可動部材と固定部材とからなり、該可動部材がゲーム機の扉に取り付けられ、該固定部材が該ゲーム機の本体に取り付けられる着脱形のゲーム機用蝶番において、
可動部材は縦長でチャンネル状の基枠体を有し、該基枠体内の少なくとも上部と下部に、軸受部を有する複数の軸受部材が、軸受孔の軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、
固定部材は縦長の取付板部を有し、該取付板部の少なくとも上部と下部の縁部に、該軸受部材に嵌入可能な複数のヒンジピンが軸保持部を介して且つ軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、
可動部材の基枠体内の軸受部材の下側、該固定部材のヒンジピンを該軸受部材の軸受孔に挿入して組み付けたとき、該可動部材と該固定部材の相互の回動を停止させる扉ストッパ装置が該可動部材と該固定部材間に取り付けられ、
該扉ストッパ装置は、該可動部材の該基枠体に取り付けられる可動ストッパ部と、該固定部材に取り付けられ該可動ストッパ部と連結される固定ストッパ部とを備え、
可動ストッパ部は、ケース本体内に固定される外筒内に、筒状の摩擦抵抗部材を介して可動軸を、摩擦抵抗を持って回動可能に挿入し、該可動軸の先端に嵌合連結部を設けて構成され、
固定ストッパ部は、固定軸の外周部にワンウエイクラッチを介して外筒ケースを一方向にのみ回転可能に外嵌し、該外筒ケースの先端に被嵌合連結部を設けて構成され、
前記可動部材と固定部材との組み付け時、該可動ストッパ部の嵌合連結部が該固定ストッパ部の該被嵌合連結部に嵌合して連結され、
動部材と該固定部材間を開く方向に回動する際、該可動ストッパ部の該可動軸は該ケース本体に対し回動せず、該固定ストッパ部の該ワンウエイクラッチを介して該外筒ケースが回転し、
可動部材と該固定部材間を閉じる方向に回動する際、該固定ストッパ部の該外筒ケースは該固定軸に対し回動せず、該可動ストッパ部の該ケース本体及び該外筒が該可動軸に対し該摩擦抵抗部材を介して摩擦回転することを特徴とする。
蝶番の可動部材は扉に固定され、固定部材は本体に固定される。扉を持って可動側の軸受部材の軸受孔を、固定部材側のヒンジピンに合わせるように、軸受部材をその軸線位置に合わせ、軸受孔の軸線とピンの軸線を一致させ、その状態で可動側の軸受部材の位置を少し下げ、固定部材側のピンを可動側の軸受部材の軸受孔に嵌入させる。このとき、上記扉ストッパ装置は、可動ストッパ部の嵌合連結部が、固定ストッパ部の被嵌合連結部に嵌合・連結される。
扉を開くと、蝶番の可動部材が固定部材に対し回動し、扉ストッパ装置の可動ストッパ部ではその可動軸が摩擦抵抗部材の摩擦抵抗によって摩擦抵抗部材に対し回転せず、可動軸は摩擦抵抗部材を含む可動ストッパ部とともに回転し、該可動軸と連結される固定ストッパ部の外筒ケースが、ワンウエイクラッチを介して回転許可方向に回転する。このため、扉は任意の角度まで軽く開くことができる。
扉が本体に対し傾斜して取り付けられ、蝶番の軸線が鉛直線に対し傾斜し、扉の自重が閉鎖する方向にかかる場合、扉から手を離して扉の自重が扉の閉鎖方向にかかると、扉ストッパ装置の固定ストッパ部の外筒ケースはワンウエイクラッチによって扉の閉鎖方向に制動がかかり、可動ストッパ部の可動軸は摩擦抵抗部材の摩擦抵抗によって摩擦抵抗部材に対し回転せず、扉はそのストッパ機能によって停止する。したがって、扉は任意の開放角度で止めることができる。
一方、開放状態の扉を閉じる場合、扉を閉じる側に少しの荷重で押すと、扉ストッパ装置の固定ストッパ部の外筒ケースはワンウエイクラッチによって扉の閉鎖方向には回転しないため、可動ストッパ部の可動軸は回転せず、可動ストッパ部の摩擦抵抗部材が外筒及びケース本体とともに、可動軸に対し摩擦抵抗をもって摩擦回転し、低速で閉鎖位置まで回動する。
このように、扉を本体に対し開く際には、扉ストッパ装置の固定ストッパ部の外筒ケースがワンウエイクラッチを介してその回転許可方向に回転し、扉から手を離し扉にその自重による閉鎖力がかかると、ワンウエイクラッチによる制動がかかり、扉は停止するので、任意の角度で扉を止めることができ、さらに、停止した扉を閉じる方向に押すと、扉ストッパ装置の可動ストッパ部の摩擦抵抗部材が外筒及びケース本体とともに、可動軸に対し摩擦抵抗を生じながら摩擦回転するので、閉鎖側に自重で付勢される扉であっても、安全に低速で閉鎖位置まで閉じることができる。
ここで、上記固定ストッパ部は、固定された固定ケース内に、ワンウエイクラッチを介して回動軸を、一方向にのみ回動可能に配設し、回動軸の先端に被嵌合連結部を設けて構成することもできる。この場合、上記可動ストッパ部の可動軸の嵌合連結部は固定ストッパ部の回動軸の被嵌合連結部と連結することとなる。
また、上記蝶番において、上記可動ストッパ部の可動軸の端部に、締付ナットが螺合され、該可動軸上に外嵌された前記摩擦抵抗部材が座金により挟持されるとともに、該締付ナットの締付力により該座金を介して該摩擦抵抗部材を押圧して、該可動軸と該摩擦抵抗部材間の摩擦力を調整するように構成することができる。これによれば、蝶番を使用する開閉可能な扉の形状や荷重条件に合わせて、可動ストッパ部の可動軸の回動摩擦抵抗を、比較的容易に調整することができる。
さらに、上記ゲーム機用蝶番において、上記固定ストッパ部の固定軸は、末端部が取付金具を介して上記固定部材に固定され、該取付金具には該固定ストッパ部の外筒ケースの被嵌合連結部を回動可能に支持する回動支持部を設けることができる。
さらに、上記ゲーム機用蝶番において、上記可動ストッパ部のケース本体の
内側には、上記外筒の回動を阻止して該外筒を嵌合保持する嵌合保持部を設けることができる。これによれば、可動ストッパ部のケース本体内に、可動軸、摩擦抵抗部材、外筒等を組み付けた組付体、嵌入するのみで簡単に取り付けることができる。
本発明のゲーム機用蝶番によれば、蝶番の回動軸が傾斜して扉に取り付けられ、扉の自重が閉鎖方向にかかる場合でも、扉を軽く開くことができるとともに、扉を任意の角度で静止させることができる。



本発明の蝶番の一実施形態を示し、蝶番の斜視図である。 同蝶番の可動部材と固定部材を分離した状態の斜視図である。 同蝶番の可動部材と固定部材を分離した状態の、別の角度の斜視図である。 (a)は同蝶番の可動部材を閉じたときの平面図、(b)は同蝶番の可動部材を開いたときの平面図である。 図1のV-V拡大断面図である。 蝶番の可動部材の正面図である。 可動部材の右側面図である。 同可動部材の斜視図である。 同可動部材の分解斜視図である。 (a)(b)は可動ストッパ部の主要部の拡大斜視図である。 可動ストッパ部の分解斜視図である。 蝶番の固定部材の正面図である。 固定部材の左側面図である。 同固定部材の斜視図である。 同固定部材の分解斜視図である。 同固定部材の別の角度からみた分解斜視図である。 (a)(b)は固定ストッパ部の拡大斜視図である。 固定ストッパ部の拡大分解斜視図である。 他の実施形態を示す固定部材の斜視図である。 (a)は図19の固定ストッパ部の分解斜視図、(b)は図19の固定ストッパ部のb−b拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、この蝶番は、例えば上記第一部材となる可動部材1と、上記第二部材となる固定部材11を着脱可能に設けた縦長の蝶番であり、図4に示すように、例えば可動部材1がスロットマシン等のゲーム機の扉Dに固定され、固定部材11がゲーム機のキャビネットCの内側に固定されて使用される。可動部材1は、図8に示すように、縦長の鋼板を断面略コ字状に曲折してなるチャンネル状の基枠体2を有し、その基枠体2の内側の上部、中間部、及び下部に、各々、軸受孔3aを有する軸受部材3を、リベットかしめ加工等により固定して構成される。
可動部材1の基枠体2は、正面側を開口した断面略コ字状の長尺のチャンネル材形に形成され、その上部、中間部、及び下部の3箇所の内側に、各々、軸受部材3が固定される。軸受部材3は、硬質合成樹脂等により略直方体形状に一体成形され、中間部に凹部が形成され、その凹部の上面となる水平面部3bに、軸受孔3aが下向きに形成される。この軸受孔3aには固定部材11側のヒンジピン15が下方から嵌入されて軸受部を構成する。なお、軸受部材3は、可動部材1の上部と下部の2箇所の同一軸線上に設けてもよく、或いは4箇所に設けることもできる。
また、軸受部材3の下部には、軸保持部13またはヒンジピン15の下面に当接可能なストッパ部3cが突設され、固定部材11のヒンジピン15を軸受孔3aに嵌入して、固定部材11に対し可動部材1を組付け、且つ可動部材1を閉じた状態に回動させたとき、ヒンジピン15または軸保持部13の下面が当接し、可動部材1が外れない構造となっている。
3箇所の軸受部の軸受孔3aの位置は、基枠体2の一方の壁部と軸受部材3の背面壁の近傍に位置し、後述の軸保持部13のヒンジピン15を嵌入したとき、それらの軸心位置が、一致するように配置されている。このような軸受部材3は、基枠体2内の上部、中間部、下部の定位置に、リベット、固定ねじなどにより固定される。
横断面をコ字状に形成された基枠体2の左側壁は、右側壁に比べ幅広に形成され、可動部材1をゲーム機の扉Dに取り付けて使用した場合、軸受部材3と軸保持部13をこの左側壁で覆って、ゲーム機のキャビネットCと扉Dの隙間から異物を挿入するなどの行為を不正防止すると共に、長尺の基枠体2の曲げ強度を高めている。また、扉Dを閉じた際、基枠体2の左側壁が固定部材11の取付板部12の縁部に当接し、キャビネットCと扉Dの隙間を塞ぐ構造となっている。
さらに、可動部材1の基枠体2の内部には、扉ストッパ装置5の上記第一ストッパ部となる可動ストッパ部20が取り付けられる。可動ストッパ部20は、図5、10、11に示すように、ケース本体21内に、筒状の外筒24、筒状の摩擦抵抗部材23、及び下端部に嵌合連結部22aを有する可動軸22を組み付けて構成される。外筒24内には摩擦抵抗部材23を介して可動軸22が挿入され、可動軸22に外嵌される摩擦抵抗部材23は、可動軸22の外周部で2枚の座金25,26に挟持され、可動軸22の上端部に螺合する締付ナット28の締付動作によって、摩擦抵抗部材23と可動軸22間に調整された摩擦抵抗を生じさせるようになっている。
締付ナット28と座金25の間に複数のスプリングワッシャー27が介挿される。摩擦抵抗部材23は、図11に示すように、可動軸22が挿入される内孔が円形孔として形成される一方、外周部に複数の凸条を設けた異形断面を有して形成され、その異形断面と同様の形状の内孔を有する外筒24内に挿入されて装着される。また、摩擦抵抗部材23は、ポリアセタール樹脂等の軟質合成樹脂により、図11の如く上下に2分割されて成形され、その上端と下端にフランジが設けられ、外筒24の内孔に上方と下方から嵌挿され、摩擦抵抗部材23の内孔には、可動軸22が挿通される。
図5,11に示すように、外筒24の内孔に上下から挿入された摩擦抵抗部材23内には、可動軸22が挿入され、可動軸22の外周部には2枚の座金25,26、スプリングワッシャー27が外嵌され、摩擦抵抗部材23はその上下から座金25,26により挟持される。可動軸22の上端部には締付ナット28が螺合するため、締付ナット28の締付動作によって、2分割された軟質合成樹脂製の摩擦抵抗部材23が加圧され、摩擦抵抗部材23と可動軸22間に生じる摩擦抵抗が調整可能である。
可動ストッパ部20のケース本体21は、図11に示す如く、カバー状に形成され、その内部に嵌合保持部21aが形成される。可動ストッパ部20の外筒24はケース本体21内の嵌合保持部21aに回動を阻止されて嵌着され、ケース本体21は可動部材1の基枠体2の内側に固定される。また、可動ストッパ部20の可動軸22の下端に設けた嵌合連結部22aは、図5に示すように、固定部材11側の固定ストッパ部30の外筒ケース31の被嵌合連結部31aに嵌合する。
図11のように、ケース本体21には、係止爪21b及び取付孔21cが設けられる。ケース本体21は、その嵌合保持部21a内に図10に示す可動軸22の組付体を嵌入した状態で、図9のように、可動部材1内に挿入され、係止爪21bと固定ねじにより、可動部材1の基枠体2内の定位置に固定される。
この外筒ケース31はワンウエイクラッチ32を介して一方向(可動部材1の開く方向)にのみ回動可能に装着されるため、可動部材1が固定部材11に対し開く方向に回動したとき、可動ストッパ部20内では、摩擦抵抗部材23の摩擦抵抗によって、ケース本体21、外筒24、摩擦抵抗部材23及び可動軸22が一体となって回動し、可動軸22と連結される固定ストッパ部30の外筒ケース31はワンウエイクラッチ32の一方向に軽く回転する構造である。
一方、可動部材1が固定部材11に対し閉じる方向に回動し、可動ストッパ部20が同方向に回動したとき、固定ストッパ部30の外筒ケース31はワンウエイクラッチ32の非回転方向に回転しようとするので、可動ストッパ部20の摩擦抵抗部材23には可動軸22に対し可動部材1を閉じる方向に回動力がかかる。このとき、摩擦抵抗部材23と可動軸22との間で適度な回動摩擦抵抗が生じ、可動ストッパ部20つまり可動部材1が扉Dとともに適度な回動抵抗で閉じる方向に回動するようになっている。
固定部材11は、図12〜図16に示すように、縦長で帯状の鋼板からなる取付板部12と、その取付板部12の側部に延設されたL字状断面部12aとを基部として構成され、L字状断面部12aの側部の上部、中間部、及び下部に取付片12bが内側に曲折して設けられ、ヒンジピン15を保持する軸保持部13を取付片12bに取り付けて構成される。各軸保持部13は、ヒンジピン15を上向きに突出して保持するように、合成樹脂を成形して形成され、軸保持部13に取付孔が設けられ、図15に示す如く、取付片12bに対し固定ねじを用いて各軸保持部13は取り付けられる。このとき、各ヒンジピン15は、その軸が取付板部12の長手方向に沿った1本の軸線上を通るように、軸心位置を合わせて取り付けられる。なお、ヒンジピン15を有する軸保持部13は、上部と下部のみ2箇所に設けることもでき、4箇所に設けることもできる。
さらに、図15に示すように、固定部材11のL字状断面部12aの下部寄りに取付片12cが設けられ、この取付片12cには扉ストッパ装置5の固定ストッパ部30が取付金具34を用いて取り付けられる。固定ストッパ部30は、図16、17,18に示すように、固定部材11の取付片12cに固定される固定軸33と、固定軸33に対しワンウエイクラッチ32を介して外嵌される外筒ケース31と、外筒ケース31を回動支持するように、外筒ケース31を支持する取付金具34とから構成される。
固定ストッパ部30の固定軸33は、固定部材11の取付片12c上に固定ねじで縦に固定され、外筒ケース31はワンウエイクラッチ32を介してこの固定軸33の外周部に嵌挿される。取付金具34は図18に示すように、外筒ケース31を回動可能に支持するための回動支持部34aを設けて構成され、外筒ケース31の上端に設けた突出部を回動支持部34a内に挿入させ、外筒ケース31を回動可能に支持するように、取付金具34は、固定部材11の取付板部12の内側に固定ねじで取り付けられる。
ワンウエイクラッチ32には、例えばローラ形のワンウエイクラッチが使用される。このワンウエイクラッチ32は、その外筒の内周面にカム面が形成され、その内側に多数のローラが固定軸33と同じ軸方向に配置され、且つスプリングにより各ローラがカム面に押圧可能に配設され、各ローラは固定軸33の外周面を一方向にのみ転動し、他方向には固定軸33に対しロックされる構造である。図5に示すように、ワンウエイクラッチ32の外筒は外筒ケース31内に圧入されて嵌着され、ワンウエイクラッチ32の内筒内には固定軸33が圧入されて嵌着される。これにより、外筒ケース31は、固定軸33に対しワンウエイクラッチ32を介してその回転許容方向に回転可能で、その回転阻止方向には回転がロックされる。
図17に示すように、外筒ケース31の上端には、突出部が設けられ、この突出部の上面に、被嵌合連結部31aが矩形穴として形成される。蝶番の可動部材1と固定部材11の組み付け時、この被嵌合連結部31aには、上述の可動ストッパ部20の可動軸22下端の嵌合連結部22aが嵌入し、可動部材1の回動時つまり扉Dを開閉し可動軸22が回動したとき、その回動力が外筒ケース31に伝達される構造である。
すなわち、ワンウエイクラッチ32を備えた固定ストッパ部30は、扉DをキャビネットCに対し開く際、外筒ケース31がワンウエイクラッチ32を介してその回転許可方向に回転し、扉Dから手を離し扉Dにその自重による閉鎖力がかかると、ワンウエイクラッチ32による制動がかかり、可動部材1つまり扉Dが停止する構造である。
なお、上記実施形態では、可動ストッパ部20の可動軸22下端の嵌合連結部22aを角柱形状として形成し、外筒ケース31上端の被嵌合連結部31aを矩形穴として形成し嵌合させたが、それとは逆に、可動軸下端の嵌合連結部を矩形穴として形成し、外筒ケース上端の被嵌合連結部を角柱形状として形成し嵌合させることもできる。
このように構成された蝶番は、図4に示すように、その固定部材11がゲーム機のキャビネットCの開口部における左側壁の内側に、取付板部12の取付孔に取付ねじを挿入し締め付けて固定され、その可動部材1がゲーム機の扉Dの左端部内側における固定部材11と対応した位置に、その基枠体2を取付ねじにより締め付けて固定される。
そして、扉Dを開いた状態で、蝶番の可動部材1の上中下の軸受部材3の軸受孔3aを、キャビネットCの固定部材11の上中下のヒンジピン15に嵌合して、図1、2のように蝶番を組み付け、扉DをキャビネットCに対し装着する。このとき、扉Dを持って先ず軸受部材3を固定部材11側の軸保持部13に合わせ、軸受部材3の凹部内壁を、固定部材11の軸保持部13の側面に当てるように、扉Dを動かして、ヒンジピン15の軸心位置を軸受孔3aの軸心位置に合わせ、この状態で、扉Dの位置を少し下げれば、自動的にヒンジピン15が軸受孔3a内に進入して嵌め込まれ、これにより、容易に蝶番を組み付けることができる。
さらに、この蝶番の可動部材1と固定部材11の組み付け時、可動ストッパ部20の可動軸22下端の嵌合連結部22aが、固定ストッパ部30の固定軸33上端の被嵌合連結部31aに嵌入し、図5に示すように、扉ストッパ装置5は可動ストッパ部20と固定ストッパ部30が連結され、可動部材1の回動時つまり扉Dを開閉し可動ストッパ部20の可動軸22が回動したとき、その回動力が固定ストッパ部30の外筒ケース31に伝達される状態となる。
この状態で、扉Dを開くと、蝶番の可動部材1が固定部材11に対し回動し、扉ストッパ装置5の可動ストッパ部20はその可動軸22が摩擦抵抗部材23の摩擦抵抗によって摩擦抵抗部材23に対し回転せず、可動軸22は摩擦抵抗部材23を含む可動ストッパ部20とともに回転し、可動軸22と連結される固定ストッパ部30の外筒ケース31が、ワンウエイクラッチ32を介してその回転許可方向に回転する。このため、扉Dは任意の角度まで軽く開くことができる。
スロットマシンなどのゲーム機の場合、扉Dはそのヒンジピンの軸線がキャビネットCの垂線に対し傾斜して取り付けられ、ヒンジピン15の軸線が鉛直線に対し傾斜し、扉Dの自重が閉鎖する方向にかかる。このような場合、扉Dから手を離して扉Dの自重が扉Dの閉鎖方向にかかると、扉ストッパ装置5の固定ストッパ部30の外筒ケース31はワンウエイクラッチ32によって扉Dの閉鎖方向に制動がかかり、可動ストッパ部20の可動軸22は摩擦抵抗部材23の摩擦抵抗によって摩擦抵抗部材23に対し回転せず、扉Dはそのストッパ機能によって停止する。したがって、開かれた扉Dは、任意の開放角度で止めることができる。
一方、開放状態の扉Dを閉じる場合、扉Dを閉じる側に少しの荷重で押すと、扉ストッパ装置5の固定ストッパ部30の外筒ケース31はワンウエイクラッチ32によって扉Dの閉鎖方向には回転しないため、可動ストッパ部20の可動軸22は回転せず、可動ストッパ部20の摩擦抵抗部材23が外筒24及びケース本体21とともに、可動軸22に対し摩擦抵抗をもって摩擦回転し、低速で閉鎖位置まで回動する。
このように、扉DをキャビネットCに対し開く際には、扉ストッパ装置5の固定ストッパ部30の外筒ケース31がワンウエイクラッチ32を介してその回転許可方向に回転し、扉Dから手を離し扉Dにその自重による閉鎖力がかかると、ワンウエイクラッチ32による制動がかかり、扉Dは停止するので、任意の角度で扉Dを止めることができる。さらに、停止した扉Dを閉じる方向に押すと、扉ストッパ装置5の可動ストッパ部20の摩擦抵抗部材23が外筒24及びケース本体21とともに、可動軸22に対し摩擦抵抗を生じながら摩擦回転するので、閉鎖側に自重で付勢される扉Dであっても、安全に低速で閉鎖位置まで閉じることができる。
図19,20は、扉ストッパ装置における他の実施形態の固定ストッパ部40を示している。上記実施形態の固定ストッパ部30では、外筒ケース31が回動したが、この例の固定ストッパ部40では、外筒ケース31に代えて回動軸43が、ワンウエイクラッチ42を介して回動する構造としている。なお、上記実施形態と同様の部分については、図に上記と同様の符号を付してその説明は省略する。
この固定ストッパ部40は、固定された固定ケース41内に、ワンウエイクラッチ42を介して回動軸43を、一方向にのみ回動可能に配設し、回動軸43の先端に被嵌合連結部43aを設けて構成される。
図19、20に示すように、固定ケース41は、略筒状に形成されて、固定部材11の取付板部12に設けた取付片12cに固定され、固定ケース41内には、ワンウエイクラッチ42が圧入されてその外筒が固定ケース41に対し嵌着される。回動軸43は、ワンウエイクラッチ42内に挿入されてその回転許容方向にのみ回転可能とされ、回転阻止方向にはロックされるように取り付けられる。回動軸43の上端の大径部に、凹状の被嵌合連結部43aが設けられる。蝶番の可動部材1と固定部材11とを組み付けた状態で、上述の可動ストッパ部20の可動軸22の嵌合連結部22aが、この固定ストッパ部40の回動軸43の被嵌合連結部43aと連結されることとなる。
したがって、上記と同様に、扉Dを開くと、蝶番の可動部材1が固定部材11に対し回動し、扉ストッパ装置5の可動ストッパ部20はその可動軸22が摩擦抵抗部材23の摩擦抵抗によって摩擦抵抗部材23に対し回転せず、可動軸22は摩擦抵抗部材23を含む可動ストッパ部20とともに回転し、可動軸22と連結される固定ストッパ部40の回動軸43が、ワンウエイクラッチ42を介してその回転許可方向に回転する。このため、扉Dは任意の角度まで軽く開くことができる。
一方、開放した扉Dから手を離して、扉Dの自重が扉Dの閉鎖方向にかかると、扉ストッパ装置5の固定ストッパ部40の回動軸43はワンウエイクラッチ42によって扉Dの閉鎖方向に制動がかかり、可動ストッパ部20の可動軸22は摩擦抵抗部材23の摩擦抵抗によって摩擦抵抗部材23に対し回転せず、扉Dはそのストッパ機能によって停止する。したがって、開かれた扉Dは、任意の開放角度で止めることができる。
一方、開放状態の扉Dを閉じる場合、扉Dを閉じる側に少しの荷重で押すと、扉ストッパ装置5の固定ストッパ部40の回動軸43はワンウエイクラッチ42によって扉Dの閉鎖方向には回転しないため、可動ストッパ部20の可動軸22は回転せず、可動ストッパ部20の摩擦抵抗部材23が外筒24及びケース本体21とともに、可動軸22に対し摩擦抵抗をもって摩擦回転し、低速で閉鎖位置まで回動する。
なお、本発明の蝶番は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様でも実施することができる。
上記では可動部材1側に軸受孔3aを有する軸受部材3を設け、固定部材11側にヒンジピン15を有する軸保持部13を設けたが、反対に、固定部材側に軸受孔を有する軸受部材を固定し、可動部材側にヒンジピンを有する軸保持部を固定してもよく、その場合、可動部材側のヒンジピンは下向きに取り付けられる。この場合、扉ストッパ装置は、上記と同様に、可動部材内に可動ストッパ部を設け、固定部材側に固定ストッパ部を設ければよい。
1 可動部材
2 基枠体
3 軸受部材
3a 軸受孔
3b 水平面部
3c ストッパ部
5 扉ストッパ装置
11 固定部材
12 取付板部
12a L字状断面部
12b 取付片
12c 取付片
13 軸保持部
15 ヒンジピン
20 可動ストッパ部
21 ケース本体
21a 嵌合保持部
21b 係止爪
21c 取付孔
22 可動軸
22a 嵌合連結部
23 摩擦抵抗部材
24 外筒
25 座金
27 スプリングワッシャー
28 締付ナット
30 固定ストッパ部
31 外筒ケース
31a 被嵌合連結部
32 ワンウエイクラッチ
33 固定軸
34 取付金具
34a 回動支持部
40 固定ストッパ部
41 固定ケース
42 ワンウエイクラッチ
43 回動軸
43a 被嵌合連結部
C キャビネット
D 扉

Claims (5)

  1. 縦長の可動部材と固定部材とからなり、該可動部材がゲーム機の扉に取り付けられ、該固定部材が該ゲーム機の本体に取り付けられる着脱形のゲーム機用蝶番において、
    可動部材は縦長でチャンネル状の基枠体を有し、該基枠体内の少なくとも上部と下部に、軸受部を有する複数の軸受部材が、軸受孔の軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、
    固定部材は縦長の取付板部を有し、該取付板部の少なくとも上部と下部の縁部に、該軸受部材に嵌入可能な複数のヒンジピンが軸保持部を介して且つ軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、
    可動部材の基枠体内の軸受部材の下側、該固定部材のヒンジピンを該軸受部材の軸受孔に挿入して組み付けたとき、該可動部材と該固定部材の相互の回動を停止させる扉ストッパ装置が該可動部材と該固定部材間に取り付けられ、
    該扉ストッパ装置は、該可動部材の該基枠体に取り付けられる可動ストッパ部と、該固定部材に取り付けられ該可動ストッパ部と連結される固定ストッパ部とを備え、
    可動ストッパ部は、ケース本体内に固定される外筒内に、筒状の摩擦抵抗部材を介して可動軸を、摩擦抵抗を持って回動可能に挿入し、該可動軸の先端に嵌合連結部を設けて構成され、
    固定ストッパ部は、固定軸の外周部にワンウエイクラッチを介して外筒ケースを一方向にのみ回転可能に外嵌し、該外筒ケースの先端に被嵌合連結部を設けて構成され、
    前記可動部材と固定部材との組み付け時、該可動ストッパ部の嵌合連結部が該固定ストッパ部の該被嵌合連結部に嵌合して連結され、
    動部材と該固定部材間を開く方向に回動する際、該可動ストッパ部の該可動軸は該ケース本体に対し回動せず、該固定ストッパ部の該ワンウエイクラッチを介して該外筒ケースが回転し、
    可動部材と該固定部材間を閉じる方向に回動する際、該固定ストッパ部の該外筒ケースは該固定軸に対し回動せず、該可動ストッパ部の該ケース本体及び該外筒が該可動軸に対し該摩擦抵抗部材を介して摩擦回転することを特徴とするゲーム機用蝶番。
  2. 縦長の可動部材と固定部材とからなり、該可動部材がゲーム機の扉に取り付けられ、該固定部材が該ゲーム機の本体に取り付けられる着脱形のゲーム機用蝶番において、
    可動部材は縦長でチャンネル状の基枠体を有し、該基枠体内の少なくとも上部と下部に、軸受部を有する複数の軸受部材が、軸受孔の軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、
    固定部材は縦長の取付板部を有し、該取付板部の少なくとも上部と下部の縁部に、該軸受部材に嵌入可能な複数のヒンジピンが軸保持部を介して且つ軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、
    可動部材の基枠体内の軸受部材の下側、該固定部材のヒンジピンを該軸受部材の軸受孔に挿入して組み付けたとき、該可動部材と該固定部材の相互の回動を停止させる扉ストッパ装置が該可動部材と該固定部材間に取り付けられ、
    該扉ストッパ装置は、該可動部材の該基枠体に取り付けられる可動ストッパ部と、該固定部材に取り付けられ該可動ストッパ部と連結される固定ストッパ部とを備え、
    可動ストッパ部は、ケース本体内に固定される外筒内に、筒状の摩擦抵抗部材を介して可動軸を、摩擦抵抗を持って回動可能に挿入し、該可動軸の先端に嵌合連結部を設けて構成され、
    固定ストッパ部は、固定ケース内にワンウエイクラッチを介して回動軸を一方向にのみ回転可能に外嵌し、該回動軸の先端に被嵌合連結部を設けて構成され、
    前記可動部材と固定部材との組み付け時、該可動ストッパ部の嵌合連結部が該固定ストッパ部の該被嵌合連結部に嵌合して連結され、
    可動部材と該固定部材間を開く方向に回動する際、該可動ストッパ部の該可動軸は該ケース本体及び該外筒に対し回動せず、該固定ストッパ部の該ワンウエイクラッチを介して該外筒ケースが回転し、
    可動部材と該固定部材間を閉じる方向に回動する際、該固定ストッパ部の該回動軸は該固定ケースに対し回動せず、該可動ストッパ部の該ケース本体及び該外筒が該可動軸に対し該摩擦抵抗部材を介して摩擦回転することを特徴とするゲーム機用蝶番。
  3. 前記可動ストッパ部の前記可動軸の端部に、締付ナットが螺合され、該可動軸上に外嵌された前記摩擦抵抗部材が座金により挟持されるとともに、該締付ナットの締付けにより該座金を介して該摩擦抵抗部材を押圧して、該可動軸と該摩擦抵抗部材間の摩擦力を調整することを特徴とする請求項1または2記載のゲーム機用蝶番。
  4. 前記固定ストッパ部の固定軸は、末端部が取付金具を介して前記固定部材に固定され、該取付金具には該固定ストッパ部の外筒ケースの被嵌合連結部を回動可能に支持する回動支持部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機用蝶番。
  5. 前記可動ストッパ部のケース本体の内側には、前記外筒の回動を阻止して該外筒を嵌合保持する嵌合保持部が設けられたことを特徴とする請求項3記載のゲーム機用蝶番。
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