JP6032841B2 - サージ抑制システム、サージ抑制ケーブル、サージ抑制ユニット及びサージ抑制機能付きケーブル - Google Patents

サージ抑制システム、サージ抑制ケーブル、サージ抑制ユニット及びサージ抑制機能付きケーブル Download PDF

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Description

本発明は、サージ抑制システム、サージ抑制ケーブル、サージ抑制ユニット及びサージ抑制機能付きケーブルに関し、例えば、インバータによって3相モータの駆動が制御されるモータ駆動制御システムに適用し得るものである。
モータ駆動制御システムにおいては、インバータのスイッチング動作に起因して各相のモータ入力端子間にサージ電圧が生じてサージノイズが生じる。さらに、サージノイズによって、モータ駆動ケーブルから放射ノイズも発生する。
このようなサージノイズや放射ノイズなどの高周波ノイズを抑制するためのケーブルとして、特許文献1に記載のケーブルが提案されている。
特許文献1に記載のケーブルは、複数条の絶縁心線と、これらを覆うシースとを有するものであり、上述の絶縁心線が、導体と、第1の絶縁体であるフィルムと、導体の長手方向に沿ってフィルムを介して配置された抵抗体薄膜と、これらを覆う第2の絶縁体とを有している。そして、導体は、インバータ及びモータ入力端子間を接続する一方、抵抗体薄膜は、インバータにもモータ入力端子にも接続されていない。
高周波ノイズ電流は表皮効果によって導体の表面に集中して流れることから、導体の突起部(例えば、多角形における2つの面が交わる稜部(エッジ部)、撚線における凹凸表面の凸部、楕円における長径の両端部等)に高周波ノイズ電流が集中して流れる。そのため、突起部の周囲に電磁界変動が起きると(電磁界ベクトルに変化が起きると)、この変化を妨げるように導体に対向配置された抵抗体薄膜中に渦電流が発生し(電磁誘導の原理)、抵抗体薄膜による抵抗損によってエネルギーは消費され、導体を流れる高周波ノイズ(サージノイズなど)が効率よく減衰していく。
特開2012−221739号公報
しかしながら、特許文献1の記載のケーブルは、導体や抵抗体薄膜の形状や相対的な位置関係などに多くの制約があって製造条件が厳しく、性能が不十分な製品が製造される恐れがある。
また、抵抗体薄膜がインバータのスイッチングによる本来の高周波成分をも減衰させてしまう恐れがある。
さらに、既存のモータ駆動制御システムに、特許文献1の記載技術を適用しようとすると、インバータ及びモータ間のケーブルを張り替えなければならず、既存のモータ駆動制御システムに適用することは実際上かなり困難である。
そのため、本来の信号に影響を与えずに各種の不要な高周波ノイズを抑制できる新たな思想に基づいたサージ抑制のシステムなどが望まれている。
第1の本発明は、駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで生じるサージを抑制するサージ抑制システムにおいて、(1)上記駆動信号線間で生じる線間サージを抑制するものであって、全ての上記駆動信号線の駆動信号の中間レベルをとろうとする中間レベル箇所を有する線間サージ抑制部と、(2)導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線とを有し、(3)上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端が上記中間レベル箇所に接続されていると共に、他端が電気的に開放され、(4)上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続されたことを特徴とする。
第2の本発明は、駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで生じるサージを抑制するために用いられるサージ抑制ケーブルにおいて、(1)導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線と、(2)導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している、適用対象の上記駆動制御システムが有する駆動信号線の数と同数の線間サージ抑制線とをケーブルシース内に備え、(3)上記各線間サージ抑制線の上記導体の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続可能なようになされていると共に、他端が電気的に開放され、(4)全ての上記線間サージ抑制線の上記シールドが相互に接続されて上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続され、(5)上記対地間サージ抑制線の上記導体の他端が電気的に開放され、(6)上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続可能なようになされていることを特徴とする。
第3の本発明は、駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで生じるサージを抑制するために用いられるサージ抑制ユニットにおいて、(1)導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線と、(2)導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している、適用対象の上記駆動制御システムが有する駆動信号線の数と同数の線間サージ抑制線とを筐体内に備え、(3)上記各線間サージ抑制線の上記導体の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続可能なようになされていると共に、他端が電気的に開放され、(4)全ての上記線間サージ抑制線の上記シールドが相互に接続されて上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続され、(5)上記対地間サージ抑制線の上記導体の他端が電気的に開放され、(6)上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続可能なようになされていることを特徴とする。
第4の本発明は、駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで生じるサージを抑制するために用いられるサージ抑制ユニットにおいて、(1)導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線と、(2)上記駆動信号線の数と同数の、抵抗とコンデンサとの直列回路とを筐体内に備え、(3)上記各直列回路の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続可能なようにされており、(4)全ての上記直列回路の他端が相互に接続されて、上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続され、(5)上記対地間サージ抑制線の上記導体の他端が電気的に開放され、(6)上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続可能なようになされていることを特徴とする。
第5の本発明のサージ抑制機能付きケーブルは、駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで適用される、全ての上記駆動信号線と上記接地線とをケーブルシース内に有するケーブルであって、(1)導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線と、(2)導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している、適用対象の上記駆動制御システムが有する駆動信号線の数と同数の線間サージ抑制線とを上記ケーブルシース内にさらに備え、(3)上記各線間サージ抑制線の上記導体の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続可能なようになされていると共に、他端が電気的に開放され、(4)全ての上記線間サージ抑制線の上記シールドが相互に接続されて上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続され、(5)上記対地間サージ抑制線の上記導体の他端が電気的に開放され、(6)上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続可能なようになされていることを特徴とする。
本発明によれば、本来の信号に影響を与えずに各種の不要な高周波ノイズを抑制できる新たな思想に基づいたサージ抑制システムなどを提供できる。
第1の実施形態のサージ抑制システムを伴うモータ駆動制御システムを示す概略図である。 第1の実施形態のサージ抑制システムで利用されているサージ抑制線の長手方向に直交する平面による断面図である。 図1の構成から対地間サージの抑制構成を除外したサージ抑制システムの構成を示す概略図である。 第1の実施形態のサージ抑制システムの効果を明らかにするためのグラフである。 実施形態のサージ抑制ケーブルの長手方向に直交する平面による断面図である。 第1の実施形態のサージ抑制ユニットの外観を示す斜視図である。 実施形態のサージ抑制機能付きケーブルの長手方向に直交する平面による断面図である。 第2の実施形態のサージ抑制システムを伴うモータ駆動制御システムを示す概略図である。 変形実施形態のサージ抑制システムを伴うモータ駆動制御システムを示す概略図である。
(A)サージ抑制システムの第1の実施形態
以下、本発明によるサージ抑制システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態のサージ抑制システムが適用可能なシステムは限定されるものではないが、以下では、第1の実施形態のサージ抑制システムがモータ駆動制御システムに適用された場合を説明する。
図1は、第1の実施形態のサージ抑制システムを伴うモータ駆動制御システムを示す概略図である。
図1において、モータ駆動制御システム1は、モータ駆動制御システム本体10と、第1の実施形態のサージ抑制システム20とを有する。
モータ駆動制御システム本体10は、直流電源電圧から駆動用パルス信号(例えば、PAM信号)を形成するインバータ11と、インバータ11からの駆動用パルス信号によって駆動される高インピーダンス負荷(インピーダンス不整合によって問題となるサージを生じる程度のインピーダンスをここでは高インピーダンスと呼んでいる)である3相モータ12と、インバータ11から3相モータ12へ駆動用パルス信号を供給する3相の駆動信号供給線13U、13V、13Wと、インバータ11及び3相モータ12間を接続している接地線14とを有する。
サージ抑制システム20は、各相間で生じる線間の過剰なサージ電圧の抑制を意図している3本の線間サージ抑制線21〜23と、3相モータ12の中性点の電圧変動に伴う各相と接地間で発生する対地間の過剰なサージ電圧の抑制を意図している1本の対地間サージ抑制線24とを有する。
線間サージ抑制線21〜23と対地間サージ抑制線24とは同一のものであることを要しないが、この第1の実施形態のサージ抑制システム20では、同一のサージ抑制線を、線間サージ抑制線21〜23として適用すると共に、対地間サージ抑制線24としても適用しているとする。
図2は、第1の実施形態のサージ抑制システム20で利用されているサージ抑制線30(21〜24)の長手方向に直交する平面による断面図である。
サージ抑制線30は、同心円状の断面形状を有する。サージ抑制線30は、中心から外周へ向けて、高周波成分の減衰を促進するように外周にめっき等で高抵抗導電材30Aaを被覆した中心導体30A(21A〜24A)と、中心導体30Aの外周に被覆された高誘電率絶縁体(若しくは高誘電体損失絶縁体)30B(21B〜24B)と、高誘電率絶縁体30Bの外周に施されたシールド30C(21C〜24C)とを順に有する構造を備える。なお、中心導体30Aに高誘電率絶縁体30Bを被覆した構造部分は、絶縁心線と呼ばれることがある。
中心導体30A、高抵抗導電材30Aa、高誘電率絶縁体30B及びシールド30Cの材料は限定されないが、例えば、以下のような材料を適用することができる。
中心導体30Aとして、亜鉛等を含有した銅線を適用することができる。高抵抗導電材30Aaとして、ニッケルめっきを適用することができる。高誘電率絶縁体30Bとして、ポリエチレン(PE)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などを適用できる。シールド30Cとして、編組シールドを適用することができる。
線間サージ抑制線21〜23の中心導体21A〜23Aの一端はそれぞれ、対応する駆動信号供給線13U、13V、13Wが接続されているモータ入力端子13Ua、13Va、13Waに接続されており、中心導体21A〜23Aの他端はそれぞれ電気的に開放されている。線間サージ抑制線21〜23のシールド21C〜23Cは、例えば、線間サージ抑制線21〜23の両端近傍において相互に接続されていると共に、対地間サージ抑制線24の中心導体24Aの一端(図1では、紙面の右側端に接続しているが、左側端に接続しても良い)に接続されている。対地間サージ抑制線24の中心導体24Aの他端は電気的に開放されている。対地間サージ抑制線24のシールド24Cは、接地線14が接続されている3相モータ12のフレームなどの接地レベル箇所14aに接続されている。
線間サージだけを考慮した場合には、図3に示すような、図1の構成から対地間サージ抑制線24を省略した構成で十分である。図3における線間サージ抑制線21〜23の接続構成は、後述する図8の線間サージ抑制フィルタ25の回路と同様な等価回路で表すことができ、図3に示す構成でも、各相におけるインピーダンスの差が小さくなり、インピーダンス不整合に伴う線間サージを抑制することができる。しかしながら、図3に示す構成では、接地(アース)に対する抑制用の回路部分がなくてインピーダンスが高く、対地間サージの抑制が不十分となる恐れがある。
この第1の実施形態のように、対地間サージ抑制線24を追加し、図1に示すように対地間サージ抑制線24を接続すると、接地に対する回路部分(等価的には接地に対してコンデンサが直列接続したと同様な回路)ができてインピーダンスが小さくなり、対地間サージも抑制することができる。
なお、図1では、線間サージ抑制線21〜23の長さと、対地間サージ抑制線24の長さとが同様なものを示した。同様な長さであることは好ましいが、長さの関係はこれに限定されず、線間サージ抑制線21〜23の長さと、対地間サージ抑制線24の長さとが異なっていても良い。異なる場合においては、対地間サージ抑制線24の長さの方が長いことが好ましい。
第1の実施形態のサージ抑制システム20によれば、インピーダンス不整合に伴う高周波の不要成分(線間サージ、対地間サージ、これらサージに伴う不要輻射等)を十分に抑制することができる。
図4は、第1の実施形態のサージ抑制システム20の対地間サージ電圧の抑圧効果を明らかにするためのグラフであり、インバータ11の駆動用パルス信号が立ち上がった前後の対地間サージ電圧の時間変化を示している。
図4において、1点鎖線は、サージ抑制構成を一切備えない場合の対地間サージ電圧の時間変化を示し、破線は、図3に示す線間サージの抑圧構成だけを備えた場合の対地間サージ電圧の時間変化を示し、実線は、第1の実施形態のサージ抑制システム20を適用した場合の対地間サージ電圧の時間変化を示している。この図4からは、第1の実施形態のサージ抑制システム20を適用した場合には、適用していない場合より、駆動用パルス信号が立ち上がった直後の数段のオーバーシュート(対地間サージ電圧)が大幅に小さく、過渡現象が安定するまでの時間も短いことが分かる。
なお、図示は省略するが、線間サージ電圧の時間変化は、図3に示す線間サージの抑圧構成だけを備えた場合も、第1の実施形態のサージ抑制システム20を適用した場合と同様なものであった。
また、第1の実施形態のサージ抑制システム20は、3相モータ12の種々の端子13Ua、13Va、13Wa、14aに対して接続して使用するものであるため、既存のモータ駆動制御システムに対して、追加して使用させることも可能である。言い換えると、サージ抑制構成を備えていないモータ駆動制御システムに対して、第1の実施形態のサージ抑制システム20を追加させることで、サージ抑制効果を発揮させることができる。
さらに、第1の実施形態のサージ抑制システム20は、3相モータ12の種々の端子13Ua、13Va、13Wa、14aに対して接続して使用するものであって、駆動用パルス信号を供給する3相の駆動信号供給線13U、13V、13Wから離間して設けることも可能であり、駆動用パルス信号の供給に悪影響を与えることがないということができる。
さらにまた、第1の実施形態のサージ抑制システム20における中心部材のサージ抑制線(21〜24)は、図2に示すような単純な構成であり、接続関係も簡単であるため、第1の実施形態のサージ抑制システム20を容易に構築若しくは製造することができる。
(B)サージ抑制ケーブルの一実施形態
次に、本発明によるサージ抑制ケーブルの一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
実施形態のサージ抑制ケーブル40は、図1において破線BLで囲繞されている部分を一つのケーブル化したものである。すなわち、サージ抑制ケーブル40は、4本のサージ抑制線21〜24を盛り込んでケーブル化したものである。ここで、実施形態のサージ抑制ケーブル40は、図1に示すサージ抑制線21〜24間の接続関係を実現しているものであっても良く、サージ抑制ケーブル40の両端において、図1に示すサージ抑制線21〜24間の接続関係を容易に実現できるような構造であっても良い。
図5は、実施形態のサージ抑制ケーブル40の、長手方向に直交する平面による断面図である。
サージ抑制ケーブル40は、サージ抑制線21〜24より大径の円筒状の3本のダミー線41〜43を正三角形状に配置して円筒状のシース(外被)44に内接するように納め、3本のサージ抑制線21〜23のそれぞれを、3本のダミー線41〜43の2本と接するように位置決めして配置すると共に、サージ抑制線24をシース44内の任意の位置に配置し、残った空間に介在45を充填したものである。
実施形態のサージ抑制ケーブル40を適用してサージ抑制システム20を構築した場合には、例えば、ばらのサージ抑制線21〜24を相互に接続するようなことが不要となり、サージ抑制システム20の構築時の作業量を減らし、作業時間を短いものとすることができる。
勿論、構築されたサージ抑制システム20は、上述したような効果を奏することができる。
(C)サージ抑制ユニットの第1の実施形態
次に、本発明によるサージ抑制ユニットの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態のサージ抑制ユニット50は、図6に示すように、上述した実施形態のサージ抑制ケーブル40を筐体51に収納し、サージ抑制ケーブル40を、3相モータ12側との接続を容易にするために、筐体51の外部端子若しくは外部に出ている引き出し線と接続したものである。サージ抑制ケーブル40は、例えば、巻き込んで筐体51に収納する。筐体51の材質は問われないが、電磁シールド機能を発揮するように金属製であることが好ましい。また、筐体51は、多数の放熱孔を有することが好ましい。
筐体内に収められていないサージ抑制ケーブル40を3相モータ12に接続するより、サージ抑制ユニット50のサージ抑制ケーブル40を3相モータ12に接続する方が、各種部材を適切に配置することができる。
なお、上述では、筐体51内にサージ抑制ケーブル40を収納したサージ抑制ユニット50を説明したが、ケーブル化されていないばらのサージ抑制線21〜24(の大半部分)を筐体51に収納してサージ抑制ユニットを構成するようにしても良い。
また、図6では、筐体51が直方体形状のものを示したが、筐体51の形状は直方体に限定されるものではなく、円筒状など他の形状であっても良い。
(D)サージ抑制機能付きケーブルの実施形態
次に、本発明によるサージ抑制機能付きケーブルの一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
実施形態のサージ抑制機能付きケーブル60は、図1において1点鎖線CHLで囲繞されている部分を一つのケーブル化したものである。すなわち、サージ抑制機能付きケーブル60は、駆動信号供給線13U、13V、13W、接地線14及びサージ抑制線21〜24を盛り込んでケーブル化したものである。
図7は、実施形態のサージ抑制機能付きケーブル60の、長手方向に直交する平面による断面図である。
サージ抑制機能付きケーブル60は、サージ抑制線21〜24より大径の、円筒状の駆動信号供給線13U、13V、13W及び接地線14の4本を正方形状に配置してシース61に内接するように納め、4本のサージ抑制線21〜24のそれぞれをシース61の内面に接するが、駆動信号供給線13U、13V、13W及び接地線14のいずれとも接しないように配置し、残った空間に介在62を充填したものである。
ここで、サージ抑制機能付きケーブル60の長手方向に沿って駆動信号供給線13U、13V、13W及び接地線14が撚ってある場合には、サージ抑制線21〜24もスパイラル状に延長するものであることを要する。
実施形態のサージ抑制機能付きケーブル60を適用してサージ抑制システム20を構築する場合には、モータ駆動制御システム1を構築する際に、併せて、サージ抑制システム20を構築することができ、モータ駆動制御システム1とサージ抑制システム20との双方を構築するための構築時の作業量を減らし、作業時間を短いものとすることができる。
また、実施形態のサージ抑制機能付きケーブル60においては、サージ抑制線21〜24が、駆動信号供給線13U、13V、13W、接地線14などとの間で電磁結合することが要件となっておらず、サージ抑制線21〜24の形状や位置の自由度は大きい。
(E)サージ抑制システムの第2の実施形態
次に、本発明によるサージ抑制システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図8は、第2の実施形態のサージ抑制システムを伴うモータ駆動制御システムを示す概略図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対応符号を付して示している。
図8において、モータ駆動制御システム1Aは、モータ駆動制御システム本体10と、第2の実施形態のサージ抑制システム20Aとを有する。なお、モータ駆動制御システム本体10は図1で説明したものと同一である。
サージ抑制システム20Aは、対地間サージ抑制線24と、線間サージ抑制フィルタ25とを有する。
線間サージ抑制フィルタ25は、U相の駆動信号供給線13Uが接続されているモータ入力端子13Uaに一端が接続されている、抵抗RU及びコンデンサCUの直列回路と、V相の駆動信号供給線13Vが接続されているモータ入力端子13Vaに一端が接続されている、抵抗RV及びコンデンサCVの直列回路と、W相の駆動信号供給線13Wが接続されているモータ入力端子13Waに一端が接続されている、抵抗RW及びコンデンサCWの直列回路とを有し、これら3つの直列回路の他端は相互にスター状に接続(スター結線)されている。対地間サージ抑制線24の中心導体24Aの一端(図8では、紙面の右側端に接続しているが、左側端に接続しても良い)は、3つの直列回路の他端の接続点(スター結線の中性点)に接続されている。対地間サージ抑制線24の中心導体24Aの他端は電気的に開放されている。対地間サージ抑制線24のシールド24Cは、接地線14が接続されている3相モータ12のフレームなどの接地レベル箇所14aに接続されている。
第2の実施形態のサージ抑制システム20Aによっても、対地間サージの抑制に関し、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
(F)サージ抑制ユニットの第2の実施形態
次に、本発明によるサージ抑制ユニットの第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態のサージ抑制ユニット(図面はないが、以下では符号70を用いる)は、図示は省略するが、図8において破線BL(70)で囲繞されている部分を筐体に収納したものである。すなわち、第2の実施形態のサージ抑制ユニット70は、対地間サージ抑制線24及び線間サージ抑制フィルタ25を同一筐体に収納してユニット化したものであり、収納された対地間サージ抑制線24及び線間サージ抑制フィルタ25の接続端子若しくは接続線が筐体外部に位置しているものである。
第2の実施形態のサージ抑制ユニット70を適用すると、第2の実施形態のサージ抑制システム20Aを適用したモータ駆動制御システム1Aを容易に構築することができる。
(G)他の実施形態
上記各実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上記実施形態では、本発明のサージ抑制システムをモータ駆動制御システムに適用した場合を示したが、本発明のサージ抑制システムの適用システムはこれに限定されるものではない。負荷は、モータに限定されず、線間サージ及び対地間サージを生じる負荷であれば、本発明のサージ抑制システムを適用できる。例えば、DC/DCコンバータなどの電源装置が負荷の場合にも、本発明のサージ抑制システムを適用できる。また、負荷に対して駆動信号を供給する側も、PAMパルスを出力するインバータに限定されず、例えば、PWMパルスを出力するインバータであっても良く、また、AC/ACコンバータであっても良い。
上記実施形態では、負荷が3相の駆動用パルス信号(駆動信号)の供給を受ける負荷(3相モータ)である場合を示したが、負荷への駆動信号の相数は3相に限定されない。図9は、負荷が平衡な駆動信号で動作する場合の構成例を示している。
上記説明では、各種のケーブルやサージ抑制線が同軸状のものを示したが、適用可能であれば、既存の他のケーブル構成(例えば、フラットケーブル構成)を適用しても良い。
1、1A…モータ駆動制御システム、
10…モータ駆動制御システム本体、11…インバータ、12…3相モータ、13U、13V、13W…駆動信号供給線、14…接地線、
20、20A…サージ抑制システム、21〜23…線間サージ抑制線、24…対地間サージ抑制線、25…線間サージ抑制フィルタ、
30…サージ抑制線、30A…中心導体、30Aa…高抵抗導電材、30B…高誘電率絶縁体(若しくは高誘電体損失絶縁体)、30C…シールド、
40…サージ抑制ケーブル、41〜43…ダミー線、44…シース(外被)、45…介在、
50…サージ抑制ユニット、51…筐体、
60…サージ抑制機能付きケーブル、61…シース、62…介在。

Claims (8)

  1. 駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで生じるサージを抑制するサージ抑制システムにおいて、
    上記駆動信号線間で生じる線間サージを抑制するものであって、全ての上記駆動信号線の駆動信号の中間レベルをとろうとする中間レベル箇所を有する線間サージ抑制部と、
    導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線とを有し、
    上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端が上記中間レベル箇所に接続されていると共に、他端が電気的に開放され、
    上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続された
    ことを特徴とするサージ抑制システム。
  2. 上記線間サージ抑制部は、導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している、上記駆動信号線の数と同数の線間サージ抑制線を備え、
    上記各線間サージ抑制線の上記導体の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続されていると共に、他端が電気的に開放され、
    全ての上記線間サージ抑制線の上記シールドが相互に接続され、上記中間レベル箇所として、上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のサージ抑制システム。
  3. 上記線間サージ抑制部は、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に一端が接続されている抵抗とコンデンサとの直列回路を、上記駆動信号線の数と同数だけ備え、
    全ての上記直列回路の他端が相互に接続され、上記中間レベル箇所として、上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のサージ抑制システム。
  4. 駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで生じるサージを抑制するために用いられるサージ抑制ケーブルにおいて、
    導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線と、
    導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している、適用対象の上記駆動制御システムが有する駆動信号線の数と同数の線間サージ抑制線とをケーブルシース内に備え、
    上記各線間サージ抑制線の上記導体の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続可能なようになされていると共に、他端が電気的に開放され、
    全ての上記線間サージ抑制線の上記シールドが相互に接続されて上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続され、
    上記対地間サージ抑制線の上記導体の他端が電気的に開放され、
    上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続可能なようになされている
    ことを特徴とするサージ抑制ケーブル。
  5. 駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで生じるサージを抑制するために用いられるサージ抑制ユニットにおいて、
    導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線と、
    導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している、適用対象の上記駆動制御システムが有する駆動信号線の数と同数の線間サージ抑制線と
    を筐体内に備え、
    上記各線間サージ抑制線の上記導体の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続可能なようになされていると共に、他端が電気的に開放され、
    全ての上記線間サージ抑制線の上記シールドが相互に接続されて上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続され、
    上記対地間サージ抑制線の上記導体の他端が電気的に開放され、
    上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続可能なようになされている
    ことを特徴とするサージ抑制ユニット。
  6. 上記対地間サージ抑制線と全ての上記線間サージ抑制線とをケーブルシース内に備えたケーブルを、上記筐体内に収納したことを特徴とする請求項5に記載のサージ抑制ユニット。
  7. 駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで生じるサージを抑制するために用いられるサージ抑制ユニットにおいて、
    導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線と、
    上記駆動信号線の数と同数の、抵抗とコンデンサとの直列回路と
    を筐体内に備え、
    上記各直列回路の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続可能なようにされており、
    全ての上記直列回路の他端が相互に接続されて、上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続され、
    上記対地間サージ抑制線の上記導体の他端が電気的に開放され、
    上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続可能なようになされている
    ことを特徴とするサージ抑制ユニット。
  8. 駆動信号供給装置からの駆動信号を複数本の駆動信号線を介して負荷に供給すると共に、上記駆動信号供給装置及び上記負荷が接地線を介して接続されている駆動制御システムで適用される、全ての上記駆動信号線と上記接地線とをケーブルシース内に有するケーブルにおいて、
    導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している対地間サージ抑制線と、
    導体とシールドとが絶縁体を挟んで位置している、適用対象の上記駆動制御システムが有する駆動信号線の数と同数の線間サージ抑制線とを
    上記ケーブルシース内にさらに備え、
    上記各線間サージ抑制線の上記導体の一端が、対応する上記駆動信号線が上記負荷に接続している箇所に接続可能なようになされていると共に、他端が電気的に開放され、
    全ての上記線間サージ抑制線の上記シールドが相互に接続されて上記対地間サージ抑制線の上記導体の一端に接続され、
    上記対地間サージ抑制線の上記導体の他端が電気的に開放され、
    上記対地間サージ抑制線の上記シールドが、上記負荷における接地レベル箇所に接続可能なようになされている
    ことを特徴とするサージ抑制機能付きケーブル。
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