JP6027505B2 - 車両用照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、カメラを用いて乗員の移動状況を判定し、乗員の移動状況を考慮して照明をするシステムに関する。
例えば特許文献1には、車両用照明システムとして、乗員の車両に対する接近又は離れることに関する行動に応じて、ドアミラーランプ等の照明部の点灯制御を行うシステムが開示されている。特許文献1に示されるシステムは、乗員が所持する携帯機から一定の受信強度を超える応答信号を受信し、且つ、車両に設けられているレーンチェンジ支援カメラが人を検出した場合に、その人が検出された側のドアミラーランプ等の照明部を順次点灯させる。また、別実施形態では、携帯機からのユーザー認証信号の受信強度により乗員と車両の距離を算出し、算出された距離に基づいて、照明手段を点灯又は消灯し、又は点灯する照明手段を変更する。
ところで、特許文献1の記載によると、レーンチェンジ支援カメラが人を検出したか否かで照明部材を点灯させるか否かを判定している。よって、人を検出する制度は良いが、人を検出するためにレーンチェンジ支援カメラを常に起動しておく必要があるため、乗員が車両の近くに存在しないとき等に無駄な電力消費が発生する。また、別実施形態においては、システムは携帯機と車両との距離を計算しているが、例えば妨害電波等が存在する場合等、携帯機と車両との正確な距離を計算することができない状況が発生し得るため、演出感に優れたウェルカム照明をすることが困難な状況が存在する。
特開2002−211311号公報
本発明の1つの目的は、より演出感に優れたウェルカム機能及びリービング機能の少なくとも一方を有する車両用照明システムを提供することである。本発明のもう1つの目的は、演出感に優れたウェルカム機能及びリービング機能の少なくとも一方を低消費電力で実行することができる車両用照明システムを提供することである。本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び好ましい実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
本発明に従う第1の態様は、車両の外側に定期的にリクエスト信号を送信する送受信部と、
前記送受信部から送信される前記リクエスト信号を受信すると、前記リクエスト信号に対する応答信号を前記送受信部に対して送信する携帯機と、
前記車両に設けられ、車両の外側を撮像可能な少なくとも1つの車外カメラと、
前記送受信部が前記携帯機からの応答信号を受信すると前記車外カメラを起動させる制御部と、
前記車外カメラが撮像する画像に基づいて少なくとも1人の乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する判定部と、
前記車両の定位置に設けられ、光を発する少なくとも1つの灯体を含む照明部とを有し、
前記制御部は、前記判定部が判定した前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように前記照明部を制御するシステムに関係する。
送受信部が携帯機からの応答信号を受信したことをトリガとして、制御部が車外カメラを起動させるので、常に車外カメラを作動させておくことを抑えることができるので低消費電力化が図れる。また、車外カメラが撮像する画像に基づいて乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定するので、乗員が車両に接近する又は離れるだけでなく、車両に対して並行に移動する際の移動方向をも正確に判定することができる。よって、乗員の移動方向を照射するように照明部を点灯させることができるので、より演出感に優れたウェルカム照明又はリービング照明を行うことができる。
本発明に従う第2の態様では、第1の態様において、
前記制御部は、前記判定部が判定した前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように前記照明部が光を発する所定方向及び所定範囲の少なくとも一方を変化させてもよい。
乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように照明部が光を発する所定方向及び所定範囲の少なくとも一方を変化するので、より演出感に優れたウェルカム照明又はリービング照明を行うことができる。
本発明に従う第3の態様では、第2の態様において、
前記少なくとも1つの灯体は、複数の灯体であり、
前記制御部は、前記判定部が判定した前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように、前記複数の灯体のうち点灯させる少なくとも1つの灯体を決定することで前記照明部が光を発する所定方向及び所定範囲の少なくとも一方を変化させてもよい。
乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように点灯する灯体が決定されるので、乗員と車両の距離及び移動する方向の少なくとも一方を適切な照射範囲を有する灯体を点灯することができるので、より演出感に優れたウェルカム照明又はリービング照明を行うことができる。
本発明に従う第4の態様では、第3の態様において、
前記複数の灯体は、少なくとも1つの光源を含むドアミラーと、少なくとも1つの光源を含むアウターアウタードアハンドルとを有していてもよい。
例えば、乗員が車両から近い場所に存在する場合には、ドアミラーに設けられた光源を用いて、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照射することができる。さらに、乗員が車両のドアの近くに存在する場合は、アウターアウタードアハンドルに設けられた光源を用いて乗員に対しドアの周囲を照射することができ、アウターアウタードアハンドルの位置を乗員に知らせることができる。よって、より演出感に優れたウェルカム照明又はリービング照明を行うことができる。
本発明に従う第5の態様では、第4の態様において、
前記複数の灯体は、少なくとも1つの光源を含むヘッドライトをさらに有し、
前記判定部が、前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方と、ヘッドライトが光を発する所定方向及び所定範囲の少なくとも一方とが重ならないと判定した場合、
前記制御部は、前記ヘッドライトは点灯させなくてもよい。
例えば、乗員が車両から遠い場所に存在する場合は、例えばヘッドライトを用いて乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照射することができる。例えば乗員が移動する方向がヘッドライトの照射可能範囲と重ならない場合は、ヘッドライトは点灯されないので、必要のない点灯を抑えることができるので、低消費電力化を図ることができると共に、乗員の意に反した照射を抑えることができる。
本発明に従う第6の態様では、第1から第5のいずれかの態様において、
前記少なくとも1つの車外カメラは、複数の車外カメラであり、前記複数の車外カメラは、前記車両の周囲を撮像可能に前記車両に配置されてもよい。
複数の車外カメラが車両の周囲を撮像可能に車両に配置されているので、車両の略全周を撮像することができ、乗員が車両の周囲のどこに存在していても乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定することができる。
本発明に従う第7の態様では、第6の態様において、
前記乗員が前記車両から第1の距離より離れた位置に存在する場合は、前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する前記画像は、前記少なくとも1つの車外カメラが撮像した前記画像の原画像であり、
前記乗員が前記車両から第1の距離より接近した位置に存在する場合は、前記乗員の存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する前記画像は、前記少なくとも1つの車外カメラが撮像した前記画像から、上空から前記車両を見下ろしたように見えるように変換された鳥瞰画像でもよい。
例えば乗員が第1の距離より車両から離れた位置に存在するときは、表示範囲の広い原画像を用いて、車両に接近するのか離れるかを判定することができる。また、例えば、乗員が第1の距離より車両に接近したときは、乗員が車両の周囲のどこに存在するかを判定しやすい鳥瞰画像を用いて、乗員が移動する方向を判定することができる。
本発明に従う第8の態様では、第1から第7のいずれかの態様において、
前記車両のドアが施錠状態であるときに、前記判定部が、前記車外カメラが撮像した前記画像から前記乗員が前記車両から第2の距離より接近した位置に存在すると判定し、且つ、前記判定部が、前記送受信部が受信した前記携帯機からの応答信号に含まれるIDが正規のものであることを判定した場合には、
前記制御部は、前記車両の前記ドアを解錠してもよい。
車外カメラが撮像する画像により乗員が第2の距離より車両に接近した位置に存在すると判定され、且つ、乗員が所持する携帯機のIDが正規のものであると判定された場合に、乗員が動作をすることなく車両のドアが解錠される。よって、乗員の利便性が向上するウェルカム機能を実行することができる。
本発明に従う第9の態様では、第1から第8のいずれかの態様において、
前記車両のドアが解錠状態であるときに、前記判定部が、前記送受信部が受信した前記携帯機からの応答信号に含まれるIDが正規のものであると判定した後に、前記判定部が、前記車外カメラが撮像した前記画像から前記乗員が前記車両から第3の距離より離れた位置に存在すると判定した場合には、
前記制御部は、前記車両の前記ドアを施錠してもよい。
乗員が所持する携帯機のIDが正規のものであると判定された後に、車外カメラが撮像する画像により乗員が第3の距離より車両から離れた位置に存在すると判定された場合は、乗員が動作をすることなく車両のドアが施錠される。よって、乗員の利便性が向上するリービング機能を実行することができる。
本発明に従うシステムの構成の例を示すブロック図である。 本発明に従うシステムを採用した車両における車外カメラと照明部の配置の例を示す図である。 マルチビューモニタシステムにおける画像を表示する表示部の表示例を示す図である。 乗員の移動と照明部の照射方向の変化の関係例を示す図である。 第1の距離を基準に判定に用いられる画像が変更される様子を示す図である。 第2の距離より乗員が車両に接近した状況を示す図である。 第3の距離より乗員が車両から離れた状況を示す図である。
以下に説明する好ましい実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられている。従って、当業者は、本発明が、以下に説明される実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
1.全体の構成
図1を用いて、本発明に従う、車両用照明システムの構成の例について説明する。システムは、車両1に設けられ且つ少なくとも判定部11と送受信部12と制御部14を有するECU10と、携帯機20と、車外カメラ40と、照明部50とを備え、例えば、ドアロックユニット60、ナビゲーション装置110等をさらに備えることができ、またECU10は記憶部13、画像処理部15等をさらに備えることができる。
ECU10は、例えばマイクロコンピュータから構成され、図1に示されるように判定部11、送受信部12、記憶部13、制御部14、画像処理部15等を有する。図1では、説明を容易にするために、画像処理部15は車外カメラ40から信号を入力し、制御部14は車外カメラ40、照明部50、ドアロックユニット60、ナビゲーション装置110等へ信号を出力しているように示されている。しかし、実際はECU10が備える図示されていないI/Oインターフェース部が車内LANを介して信号を入力及び出力している。一方、送受信部12は、携帯機20の送受信部21と無線通信が可能で、車室内及び車外の少なくとも一方に設けられた図示されていない送受信アンテナを介して携帯機20の送受信部と信号の送受信を行っている。
携帯機20は、例えばECU10の送受信部12と無線通信することができる送受信部21と、ECU10のID情報を記憶する記憶部22とを備えている。また、携帯機20の大きさは、乗員が携帯することができるように設計されている。
車外カメラ40は、図1に示されているように、例えばフロントカメラ41、左サイドカメラ42、右サイドカメラ43、リアカメラ44等を有する。しかし、これに限らず車外カメラの数を増減してもよい。
照明部50は、図1に示されているように、例えば少なくとも1つの光源を有する左ヘッドライト51、少なくとも1つの光源を有する右ヘッドライト52、少なくとも1つの光源を有する左ドアミラーライト53、少なくとも1つの光源を有する右ドアミラーライト54、少なくとも1つの光源を有する左アウターハンドルライト55、少なくとも1つの光源を有する右アウターハンドルライト56等の灯体を有する。しかし、これに限らず少なくとも1つの後部座席側のアウターアウタードアハンドルに少なくとも1つの光源を有するアウターハンドルライトを設けたり、車両の後方を照射する少なくとも1つの光源を有するバックライトを設けたりと、灯体の数を増減してもよい。
ドアロックユニット60は、例えば各ドアに設けられている図示されていないドアロックアクチュエータと接続されており、例えばECU10の制御部から車両ドアの施錠又は解錠をする信号を入力すれば、ドアロックアクチュエータを制御し、車両ドアの施錠又は解錠をする。
ナビゲーション装置110は、例えばディスプレイ部111を有しており、車外カメラ40が撮像した画像を表示することができる。図1に示された車載機器の表示部はナビゲーション装置110のディスプレイ部111のみであるが、車両1が表示部を有する他の車載機器を備えていれば、その車載機器の表示部に車外カメラ40が撮像した画像、画像処理部15が生成した画像等を表示してもよい。
図2を用いて、車両用照明システムを採用した車両1における車外カメラ40及び照明部50の配置例について説明する。図2(a)は、車両1の車両前端部と左側面部が示された図であり、図2(b)は、車両1の車両後端部と右側面部が示された図である。
フロントカメラ41は、例えば車両1のフロントグリルの略中央に配置されたエンブレム取付部の上部にレンズ部が配置され、車両1から見て前方向を撮像可能に車両1に設けられている。左サイドカメラ42は、例えば左サイドミラーに内蔵されその下面のやや車幅方向の外側寄りにレンズ部が配置され、車両1から見て左側方向を撮像可能に車両1に設けられている。右サイドカメラ43は、例えば右サイドミラーに内蔵されその下面のやや車幅方向の外側寄りにレンズ部が配置され、車両1から見て右側方向を撮像可能に車両1に設けられている。リアカメラ44は、図2に示されるようなミニバンタイプの車両1であれば、例えばテールゲートのライセンスプレート取付部の上縁にレンズ部が配置され、車両1から見て後方向を撮像可能に設けられている。
左ヘッドライト51は、例えば車両1の車両前端部の左側に設けられており、車両から見て前方を照射可能に点灯し、上下左右方向に照射範囲を動かすことができることが好ましい。右ヘッドライト52は、例えば車両1の車両前端部の右側に設けられており、車両から見て前方を照射可能に点灯し、上下左右方向に照射範囲を動かすことができることが好ましい。左ドアミラーライト53は、例えば左サイドミラーのミラー部を支持する略お椀型形状のバイザー部の外壁面に設けられており、例えば車両1の左側面の前側を照射可能に点灯し、上下左右方向に照射範囲を動かすことができることが好ましい。右ドアミラーライト54、例えば右サイドミラーのミラー部を支持する略お椀型形状のバイザー部の外壁面に設けられており、例えば車両1の右側面の前側を照射可能に点灯し、上下左右方向に照射範囲を動かすことができることが好ましい。左アウターハンドルライト55は、例えば車両1の助手席側のドアのアウタードアハンドルの前面に設けられており、例えば車両1の助手席側のドア付近の地面を照射可能に点灯し、上下左右方向に照射範囲を動かすことができることが好ましい。右アウターハンドルライト56は、例えば車両1の運転席側のドアのアウタードアハンドルの前面に設けられており、例えば車両1の運転席側のドア付近の地面を照射可能に点灯し、上下左右方向に照射範囲を動かすことができることが好ましい。
2−1.第1の実施形態の動作例
車両用照明システムの動作例を説明する前に、図3を用いてシステムに用いられる乗員の移動する方向を判定する画像について説明する。図3は、特開2012−006551号公報に記載されているようなマルチビューシステムにおける画像の表示例が示されている。
図3に示されている画像P1は、例えばフロントカメラ41が車両1から見て前方向を撮像した画像の表示例である。図3に示されている画像P2は、例えば左サイドカメラ42が車両1から見て左方向を撮像した画像の表示例である。図3に示されている画像P3は、例えば右サイドカメラ43が車両1から見て右方向を撮像した画像の表示例である。図3に示されている画像P4は、例えばリアカメラ44が車両1から見て後方向を撮像した画像の表示例である。図3に示されている画像P5は、画像処理部15が、例えばフロントカメラ41、左サイドカメラ42、右サイドカメラ43、リアカメラ44によって撮像された画像をそれぞれ合成し車両1を上空から見下ろしたように見えるように変換された鳥瞰画像の表示例である。
上述した5つの表示例は、例えば表示部であるナビゲーション装置110のディスプレイ111に表示される。ディスプレイ111は、例えば画像P1から画像P5のうち複数の画像を一画面上に表示してもよいし、例えば画像P1から画像P5のいずれか1つの画像を表示してもよい。ここで、画像P1、P2、P3、P4はそれぞれの車外カメラが撮像した原画像である。また、P5は車両1を上空から見下ろしたように見えるように変換された鳥瞰画像である。
車両用照明システムにおいては、車外カメラ40で撮像された原画像の各々及び画像処理部15で生成された鳥瞰画像は、画像処理部15で画像処理が行われ、人の検出がなされる。その検出結果から判定部11が人の存在する位置を判定する。
図4を用いて、車両用照明システムの第1の実施形態における動作例を説明する。第1の実施形態は、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように照明部50を制御することにより、ウェルカム照明及びリービング照明の少なくとも一方をすることが可能な実施形態である。
例えば図4には(a)、(b)、(c)の順番に乗員が車両1に接近している様子が示されている。図4(a)では、車両1のECU10の送受信部12から送信されてくるリクエスト信号を、乗員が所持する携帯機20の送受信部21が受信すると、記憶部22が記憶しているECU10のID情報を含んだ応答信号を送受信部21から送信する。車両1のECU10の送受信部12が携帯機20からの応答信号を受信すると、判定部11は記憶部13が記憶するECU10のID情報と応答信号に含まれるID情報とが一致するか否かを判定する。記憶部13が記憶するECU10のID情報と応答信号に含まれるID情報とが一致すると判定されると、携帯機20の記憶しているID情報は正規のものであると判定され、制御部14は少なくとも1つの、好ましくは全ての車外カメラ40を起動させる。ここで車外カメラ40の起動とは、車外カメラ40の電源をOFF状態からON状態に変更させることと、車外カメラ40がスリープ状態であった場合はウェイクアップ状態に変更することを含む。
車外カメラ40が起動すると、各車外カメラ40の各々は例えば所定時間毎(例えば5秒毎)に車両1の周囲を撮像する。車外カメラ40の各々で撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方をECU10の判定部11が判定する。乗員が移動する方向においては、例えば異なる時間に撮像された少なくとも2枚の原画像又は異なる時間に生成された少なくとも2枚の鳥瞰画像で、判定部11により判定された乗員の位置の移動軌跡から、乗員が移動する方向が判定される。判定部11により例えば判定された乗員が存在する位置が車両1から所定距離である乗員照明距離より車両1に接近した位置であると判定された場合、及び判定された乗員が移動する方向が車両1に向かっていると判定された場合の少なくとも一方の場合に、乗員の存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように照明部50の制御が行われる。すなわち、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように制御部14が複数の灯体のうち点灯させる少なくとも1つの灯体を決定したり、灯体が光を発する方向を変更させたりすることで、照明部により光が発せられる所定方向及び所定範囲の少なくとも一方を変化させる。なお、乗員が存在する位置と車両1との距離が例えば乗員照明距離、後述する第1の距離、後述する第2の距離、後述する第3の距離等の所定距離内であるか否かの判定については後述する2−2.第2の実施形態の動作例において、詳しく説明する。
例えば図4(a)では、フロントカメラ41で撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から、乗員が車両1から右前方向に離れた位置に存在し、車両1の方向に接近していることが判定部11により判定される。すると、制御部14は例えば右ヘッドライト52を点灯させ、車両1の右前方向を照射することで乗員の存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照射する。その後も、判定部11は、フロントカメラ41等の車外カメラ40で撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する。制御部14は判定部11が判定した乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように、例えば右ヘッドライト52の照射方向を動かしたり他の照明部50を点灯させたりする。
例えば図4(b)では、右サイドカメラ43で撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から、乗員が車両1の右側のフロント部付近の位置まで移動してきたことが判定部11より判定される。すると、制御部14は例えば右ドアミラーライト54を点灯させ、車両1の右側のフロント付近を照射することで乗員の存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照射する。その後も、判定部11は、右サイドカメラ43等の車外カメラ40で撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する。制御部14は判定部11が判定した乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように、例えば右ドアミラーライト54の照射方向を動かしたり他の照明部50を点灯させたりする。
例えば図4(c)では、右サイドカメラ43で撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から、乗員が車両1の右側のドア部付近の位置まで移動してきたことが判定部11より判定される。すると、制御部14は例えば右アウターハンドルライト56を点灯させ、運転席側ドア付近を照射することで乗員の存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照射する。その後も、判定部11は、右サイドカメラ43等の車外カメラ40で撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する。制御部14は判定部11が判定した乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように、例えば右アウターハンドルライト56の照射方向を動かしたり他の照明部50を点灯させたりする。このように、車外カメラ40で撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から乗員の存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定し、判定された位置を照射することができる照明部50を点灯することで、車両1から離れた位置から車両1の運転席側のドアまで移動する乗員に対してウェルカム照明をすることができる。
また、図4には(a)、(b)、(c)の順番で、車両1から離れた位置から車両1の運転席側のドアまで移動する乗員が示されているが、(c)、(b)、(a)の順番で乗員が移動したとしても、車両1の運転席側のドアから車両1から離れた位置まで乗員に対してリービング照明をすることができる。例えば、乗員が車両1から下車した際に、運転席側のドアの近くに存在すると判定されたときは右アウターハンドルライト56が点灯する。その後、乗員が例えば車両1の右側のフロント部付近の位置に存在すると判定されたときは右ドアミラーライト54が点灯する。そして、乗員が例えば車両1の右前方向の位置に存在すると判定されたときは右ヘッドライト52が点灯する。
さらに、乗員が図4に示されている乗員の移動方向とは異なった方向又は経路で車両1に接近又は車両1から離れたとしても、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように、ウェルカム照明又はリービング照明をすることができる。例えば、乗員が車両1から右方向に離れた位置から車両1の運転席側のドアまで接近した場合、乗員が車両1から右方向に離れた位置に存在すると判定されたときは、例えば右ドアミラーライト54及び右アウターハンドルライト56が点灯する。そして、乗員が車両1の運転席側のドア付近まで移動してきたと判定されたときは、例えば右ドアミラーライト54が消灯し、右アウターハンドルライト56のみが点灯する。このように、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方と、左ヘッドライト51又は右ヘッドライト52が光を発する所定方向及び所定範囲の少なくとも一方とが、重ならないと判定された場合は、左ヘッドライト51又は右ヘッドライト52は点灯しない。一方、ウェルカム照明又はリービング照明は、乗員が車両1に乗車又は車両1から下車するときになされるものなので、少なくとも右ドアミラーライト54と右アウターハンドルライト56、又は、左ドアミラーライト53と右アウターハンドルライト55は点灯する。
図5を用いて、乗員と車両1の距離と、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方の判定に用いる画像の関係について説明する。図5には、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方の判定に用いられる画像が第1の距離(所定距離)を基準に変更される様子が示されている。例えば乗員が車両1の右方向であって、車両1から第1の距離(所定距離)より離れた位置に存在している場合、例えば右サイドカメラ43が撮像する原画像P3を用いて乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方が判定される。一方、例えば乗員が車両1の右方向であって、車両1から第1の距離(所定距離)より接近した位置に存在する場合、例えば複数の車外カメラ40が撮像する原画像から画像処理部15が生成する鳥瞰画像P5を用いて乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方が判定される。なお、乗員が車両1から第1の距離(所定距離)より離れた位置に存在するか、接近した位置に存在するかの判定方法は、後述する2−2.第2の実施形態の動作例で説明する。
原画像は、距離方向に表示範囲が広いので、乗員が車両1から離れたところに存在していても乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を検出できる範囲が広い。よって、原画像は、例えば乗員が車両1から第1の距離(所定距離)より離れた位置に存在している場合、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を検出する際に使用される。一方、鳥瞰画像は、距離方向の表示範囲は原画像と比べると狭いが、車両1を上方から車両1を見下ろしたように見える画像なので、車両1の付近で乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を検出しやすい。よって、鳥瞰画像は、例えば乗員が車両1から第1の距離(所定距離)より接近した位置に存在している場合、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を検出する際に使用される。
2−2.第2の実施形態の動作例
図6及び図7を用いて、車両用照明システムの第2の実施形態における動作例を説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態におけるウェルカム照明及びリービング照明の少なくとも一方に加えて、オートアンロック機能及びオートロック機能の少なくとも一方をすることができる実施形態である。車両用照明システムがオートアンロック機能及びオートロック機能の少なくとも一方の機能を有している場合は、スマートエントリシステムと呼ぶこともできる。
図6を用いて、正規のID情報を記憶している携帯機20を所持している乗員が、車両1に第2の距離(所定距離)より接近した際に、車両1の少なくとも1つのドアを自動で解錠するオートアンロック機能について説明する。例えば右サイドカメラ43にて撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から判定部11が、乗員が図6に示される例えば第2の距離(所定距離)より車両1に接近したと判定したとする。それに加え、判定部11は、携帯機20から受信した応答信号に、車両1のECU10の記憶部13が記憶するECU10のIDと一致するID情報が含まれていたと判定したとする。すると、ECU10の制御部14は、車両1の少なくとも1つのドア、好ましくは全てのドアを解錠するようにドアロックユニット60を制御する。
ここで、原画像から、乗員が車両1から第2の距離(所定距離)より接近したことの判定方法について説明する。乗員が例えば車両1から第2の距離(所定距離)より離れた位置に存在するときの画像P3−aにおいて、画像処理部15にて人の検出がなされ、人として認識された範囲の面積を例えば面積ΔS1とする。一方、乗員が例えば車両1から第2の距離(所定距離)より接近した位置に存在するときの画像P3−bにおいて、画像処理部15にて人の検出がなされ、人として認識された範囲の面積を例えば面積ΔS2とする。
原画像においては、車外カメラ40と撮像された対象の距離が近い程、その対象が原画像上で示される面積は大きくなる。したがって、面積ΔS1と面積ΔS2との関係は、ΔS1<ΔS2が成り立つ。ここで、人として認識された範囲の面積ΔS1が、所定の面積ΔSXと等しくなるところを例えば第2の距離(所定距離)と設定しておくと、例えばΔS1≧ΔSXとなったときに乗員が車両1から第2の距離(所定距離)より接近したと判定することができる。
一方、鳥瞰画像は車両1を見下ろしたように見える画像なので、例えば鳥瞰画像の中に予め車両1から第2の距離(所定距離)を半径とした円を示しておけば、その円を基準として、乗員が第2の距離(所定距離)より接近したか又は離れたかを判定することができる。
図7を用いて、正規のID情報を記憶している携帯機20を所持している乗員が、車両1から第3の距離(所定距離)より離れた際に、車両1の少なくとも1つのドアを自動で施錠するオートロック機能について説明する。例えば、判定部11は、携帯機20から受信した応答信号に、車両1のECU10の記憶部13が記憶するECU10のIDと一致するID情報が含まれていたと判定したとする。その後に、例えば右サイドカメラ43にて撮像された原画像又は画像処理部15で生成された鳥瞰画像から判定部11が、乗員が図7に示される例えば第3の距離(所定距離)より車両1から離れたと判定したとする。すると、ECU10の制御部14は、車両1の少なくとも1つのドア、好ましくは全てのドアを施錠するようにドアロックユニット60を制御する。
ここで、原画像から乗員が車両1から第3の距離(所定距離)より離れたことの判定方法について説明する。乗員が例えば車両1から第3の距離(所定距離)より接近した位置に存在するときの画像P3−cにおいて、画像処理部15にて人の検出がなされ、人として認識された範囲の面積を例えば面積ΔS3とする。一方、乗員が例えば車両1から第3の距離より離れた位置に存在するときの画像P3−dにおいて、画像処理部15にて人の検出がなされ、人として認識された範囲の面積を例えば面積ΔS4とする。
原画像においては、車外カメラ40と撮像された対象の距離が近い程、その対象が原画像上に示される面積は大きくなる。したがって、面積ΔS3と面積ΔS4との関係は、ΔS3>ΔS4が成り立つ。ここで、人として認識された範囲の面積ΔS3が、所定の面積ΔSYと等しくなるところを例えば第3の距離(所定距離)と設定しておくと、例えばΔS3≦ΔSYとなったときに乗員が車両1から第3の距離(所定距離)より離れたと判定することができる。
一方、鳥瞰画像は車両1を見下ろしたように見える画像なので、例えば鳥瞰画像の中に予め車両1から第3の距離(所定距離)を半径とした円を示しておけば、その円を基準として、乗員が第3の距離(所定距離)より接近したか又は離れたかを判定することができる。
なお、人によって体格が異なるので、同じ距離に存在していたとしても原画像における人として認識される面積ΔSは異なる。したがって、例えばシステムに乗員の体格を学習させることで、適切な第2の距離(所定距離)及び適切な第3の距離(所定距離)を設定することができる。また、所定距離である乗員照明距離、第1の距離、第2の距離、第3の距離等はそれぞれ異なる距離であってもよいし、同じ距離であってもよい。ただし、乗員照明距離は、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように照明部50が制御される距離なので、他の所定距離より長い距離に設定されることが好ましい。また、第2の距離は乗員照明距離の次に長い距離に設定されることが好ましく、その次に第3の距離が長い距離で第1の距離が最も短い距離、又は第3の距離と第1の距離が同じ長さの距離に設定されることが好ましい。
3.変形例
第1の実施形態及び第2の実施形態においては、車外カメラ40で撮像された人をウェルカム照明の対象にするか否かの判定は、乗員照明距離に乗員が存在するか否か及び乗員が移動する方向が車両1に向かっているか否かの少なくとも一方の判定結果に基づく。しかし、車外カメラ40が撮像する画像から人として認識され、さらにその人により特定の動作が行われたと認識した場合に、その人を車両1の乗員として、乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように照明部50を制御してもよい。そうすることで、車両1の乗員のみを対象として、ウェルカム機能又はリービング機能を実行することができる。特定の動作とは例えば手を挙げる等の動作である。
また、鳥瞰画像を用いて乗員が乗車する際、又は、下車する際の移動の軌跡をシステムに学習させてもよい。そうすることで、学習した軌跡と一致する移動をする人を車両1の乗員として認識することができる。よって、車両1の乗員のみを対象として、ウェルカム機能又はリービング機能を実行することができる。
本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されず、また、当業者は、上述の例示的な実施形態を特許請求の範囲に含まれる範囲まで、容易に変更することができるであろう。
1・・・車両、10・・ECU、11・・・判定部、12・・・送受信部、13・・・記憶部、14・・・制御部、15・・・画像処理部、20・・・携帯機、21・・・送受信部、22・・・記憶部、40・・・車外カメラ、41・・・フロントカメラ、42・・・左サイドカメラ、43・・・右サイドカメラ、44・・・リアカメラ、50・・・照明部、51・・・左ヘッドライト、52・・・右ヘッドライト、53・・・左ドアミラーライト、54・・・右ドアミラーライト、55・・・左アウターハンドルライト、56・・・右アウターハンドルライト、60・・・ドアロックユニット、110・・・ナビゲーション装置、111・・・ディスプレイ。

Claims (9)

  1. 車両の外側に定期的にリクエスト信号を送信する送受信部と、
    前記送受信部から送信される前記リクエスト信号を受信すると、前記リクエスト信号に対する応答信号を前記送受信部に対して送信する携帯機と、
    前記車両に設けられ、車両の外側を撮像可能な少なくとも1つの車外カメラと、
    前記送受信部が前記携帯機からの応答信号を受信すると前記車外カメラを起動させる制御部と、
    前記車外カメラが撮像する画像に基づいて少なくとも1人の乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する判定部と、
    前記車両の定位置に設けられ、光を発する少なくとも1つの灯体を含む照明部とを有し、
    前記制御部は、前記判定部が判定した前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように前記照明部を制御するシステム。
  2. 前記制御部は、前記判定部が判定した前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように前記照明部が光を発する所定方向及び所定範囲の少なくとも一方を変化させる請求項1に記載のシステム。
  3. 前記少なくとも1つの灯体は、複数の灯体であり、
    前記制御部は、前記判定部が判定した前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を照らすように、前記複数の灯体のうち点灯させる少なくとも1つの灯体を決定することで前記照明部が光を発する所定方向及び所定範囲の少なくとも一方を変化させる請求項2に記載のシステム。
  4. 前記複数の灯体は、少なくとも1つの光源を含むドアミラーと、少なくとも1つの光源を含むアウターアウタードアハンドルとを有する請求項3に記載のシステム。
  5. 前記複数の灯体は、少なくとも1つの光源を含むヘッドライトをさらに有し、
    前記判定部が、前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方と、ヘッドライトが光を発する所定方向及び所定範囲の少なくとも一方とが重ならないと判定した場合、
    前記制御部は、前記ヘッドライトは点灯しない請求項4に記載のシステム。
  6. 前記少なくとも1つの車外カメラは、複数の車外カメラであり、前記複数の車外カメラは、前記車両の周囲を撮像可能に前記車両に配置される請求項1から5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記乗員が前記車両から第1の距離より離れた位置に存在する場合は、前記乗員が存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する前記画像は、前記少なくとも1つの車外カメラが撮像した前記画像の原画像であり、
    前記乗員が前記車両から第1の距離より接近した位置に存在する場合は、前記乗員の存在する位置及び移動する方向の少なくとも一方を判定する前記画像は、前記少なくとも1つの車外カメラが撮像した前記画像から、上空から前記車両を見下ろしたように見えるように変換された鳥瞰画像である請求項1から6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記車両のドアが施錠状態であるときに、前記判定部が、前記車外カメラが撮像した前記画像から前記乗員が前記車両から第2の距離より接近した位置に存在すると判定し、且つ、前記判定部が、前記送受信部が受信した前記携帯機からの応答信号に含まれるIDが正規のものであることを判定した場合には、
    前記制御部は、前記車両の前記ドアを解錠する請求項1から7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記車両のドアが解錠状態であるときに、前記判定部が、前記送受信部が受信した前記携帯機からの応答信号に含まれるIDが正規のものであると判定した後に、前記判定部が、前記車外カメラが撮像した前記画像から前記乗員が前記車両から第3の距離より離れた位置に存在すると判定した場合には、
    前記制御部は、前記車両の前記ドアを施錠する請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
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