JP6024705B2 - ホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、ホルダーに関する。
例えば、ケーブル、或いはケーブルに装着されたクランプ(ケーブルのグランド線に接続され、且つ、ケーブルの外周を覆う金属)を保持するものとして、特許文献1に記載されているクランプの取り付け構造が知られている。
このクランプの取り付け構造では、一端が基板に接続された略U字状の可撓性のクランプ部が設けられている。このクランプ部で形成された内部空間に、ケーブルが配置されると、クランプ部は、ケーブルの外周を、基板と共に挟持する。
実開平2−39481号公報
特許文献1に記載されているクランプ部は、ケーブルが損傷したり、コネクタから抜け落ちること等を防止するため、挟持したケーブルが揺動しないように保持しなければならない。このため、このクランプ部で形成される内部空間は、その内部空間に配置されるケーブルの外周の大きさに対応していなければならない。
このような背景から、様々な外周の異なるケーブルが製品に採用される場合、クランプ部も、それらの外周の大きさに対応して、多種になる。よって、特許文献1に記載されているクランプ部を、ケーブル等の線状の対象物を挟持するホルダーに採用した場合、そのホルダーも、多種になる。従って、ホルダーの管理が煩雑である。
また、前述の通り、特許文献1に記載されているクランプ部で形成される内部空間は、その内部空間に配置されるケーブルの外周の大きさに対応していなければならない。よって、このクランプ部は、通常、特注品になる。そのため、このクランプ部をホルダーに採用した場合、そのホルダーも、特注品になる。従って、ホルダーが高価になる虞がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、管理が容易であり、コストを抑制することが可能なホルダーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係るホルダーは、
対向して配置された一対の歪曲した弾性平板を有し、その一対の弾性平板同士の間に配置された線状の対象物の外周を前記一対の弾性平板で挟持する挟持部を、前記線状の対象物の外周の大きさに対応して、複数備え、
前記挟持部のそれぞれは、前記一対の弾性平板の対向する方向に対して垂直な方向が一直線になるよう整列されており、
前記垂直な方向の両端には、平板状の実装部が配置され、
前記実装部は、その長手方向が、前記一対の弾性平板の対向する方向と同じ方向になるように配置されており、
前記実装部の長手方向の長さは、前記挟持部のそれぞれの、前記一対の弾性平板の外壁同士における間隔よりも、長い。
また、挟持部のそれぞれは、線状の対象物の外周の大きさに対応して、一対の弾性平板同士の間隔が異なる、
ものでもよい。
また、挟持部のそれぞれは、平板状の底部を備え、
底部は、弾性平板のそれぞれの一方端に接続されて、一対の弾性平板の間に配置されており、
一対の弾性平板の対向する方向における挟持部のそれぞれの断面は、略C字状である、
ものでもよい。
また、略C字状である挟持部は、その端部に、外方に向かって広がった一対の平板からなる縁部を備える、
ものでもよい。
また、挟持部は、
第1の対象物を、一対の弾性平板で挟持する第1の挟持部と、
第1の対象物よりも大きい外周である第2の対象物を、第1の挟持部の一対の弾性平板同士よりも広い間隔の一対の弾性平板で挟持する第2の挟持部と、
を備え、
第1の挟持部の一対の弾性平板には、その弾性平板のバネ定数を小さくするための孔が形成されている、
ものでもよい。
また、第1の挟持部の底部の幅広面は、吸着ノズルの先端が吸着可能な面積である、
ものでもよい。
また、底部は、略C字状の一部を構成する一対の弾性平板の端部で形成された開口に向かって突出した、一対の弾性を有する平板からなる突出部を備える、
ものでもよい。
また、実装部の一方は、垂直な方向に位置し、且つ、外側に位置する端部の両端の2箇所で、切り離し前キャリアに接続されていた一対の突出部の間から外部へ張り出す幅広面を有する、
ものでもよい。
また、導電体で構成されている、
ものでもよい。
本発明のホルダーは、挟持部を、線状の対象物の外周の大きさに対応して複数、備えている。よって、ホルダーは、外周が異なる多種の対象物を保持できる。これにより、外周が異なる対象物毎に、特注品のホルダーを多種用意する必要がない。従って、本発明のホルダーによれば、管理が容易であり、コストを抑制することが可能である。
本発明の実施の形態1に係るホルダーの斜視図である。 実施の形態1に係るホルダーの側面図である。 実施の形態1に係るホルダーの上面図である。 図2に示すホルダーのA−A線での断面図である。 図3に示すホルダーのB−B線での断面図である。 図2に示すホルダーのC−C線での断面図である。 直径0.81mmのケーブルをホルダーに保持させた時の側面図である。 (a)は、図7に示すホルダーのD−D線での断面図であり、(b)は、図7に示すホルダーのE−E線での断面図である。 直径0.95mmのケーブルをホルダーに保持させた時の側面図である。 (a)は、図9に示すホルダーのF−F線での断面図であり、(b)は、図9に示すホルダーのG−G線での断面図である。 クランプをホルダーに保持させた時の側面図である。 (a)は、図11に示すホルダーのH−H線での断面図であり、(b)は、図11に示すホルダーのJ−J線での断面図である。 エンボスの内部空間に収容されたホルダーを示す図である。 図13に示すエンボスおよびホルダーのL−L線での断面図である。 キャリアに連接されたホルダーを示す図である。 本発明の実施の形態1に係るホルダーの上面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係るホルダー10を説明する。なお、各図において、ホルダー10の短手方向をx軸方向、長手方向をy軸方向、高さ方向をz軸方向とする直交座標系を設定し、適宜参照する。また、各軸の矢印方向を+(プラス)で表し、その反対方向を−(マイナス)で表す。
ホルダー10は、ケーブル、或いはケーブルに装着されたクランプ(ケーブルのグランド線に接続され、且つ、ケーブルの外周を覆う金属)等の線状の対象物を保持する。ホルダー10は、金属等の導電体で構成されている。なお、以後、ホルダー10が保持する線状の対象物を、ケーブル等と称する。
ホルダー10は、図1〜3に示すように、第1の挟持部20と、第1の挟持部20の一方側に接続された第2の挟持部30と、第1の挟持部20の他方側に接続された第1の実装部40と、第2の挟持部30の一方側に接続された第2の実装部50とを、備えている。
第1の挟持部20は、外周が比較的小さいケーブル等を挟持する。第1の挟持部20は、第1の弾性平板21と、第1の弾性平板21の一方端に接続された底部22と、第1の弾性平板21の他方端に接続された縁部23とを、備えている。
第1の弾性平板21は、対向して配置された弾性を有する一対の歪曲した金属平板である。第1の弾性平板21には、孔24が形成されている。孔24が形成されているので、第1の弾性平板21は、孔24が形成されていない場合と比較して、バネ定数が小さく、可動域が広い。底部22は、第1の弾性平板21のそれぞれの一方端に接続されて、第1の弾性平板21の間(xy平面)に配置された金属平板である。
第1の弾性平板21は、図4(図2のA−A線での断面図)に示すように、縁部23に接続されている他方端を+z方向に向けて、内側に傾いた状態で、底部22に接続されている。よって、第1の弾性平板21は、底部22から離れるに連れて(縁部23に近づくに連れて)、第1の弾性平板21同士の間隔が狭くなる。このため、第1の弾性平板21と底部22とを備える第1の挟持部20の断面は、略C字状を示す。
また、第1の弾性平板21の括れ部分の間隔Kaは、ケーブル等の比較的小さい外周に対応している。よって、第1の弾性平板21は、その間に配置された、外周が比較的小さいケーブル等に当接することで、そのケーブル等の外周をバネの力で挟持する。
また、第1の弾性平板21の一方端に接続された底部22は、図5(図3のB−B線での断面図)に示すように、第1の挟持部20の開口(略C字状の開口)に向かって突出した突出部25を備えている。突出部25は、底部22の一部が曲げられて形成された、一対の弾性を有する平板である。
外周が比較的小さいケーブルを、第1の弾性平板21で挟持している場合、突出部25は、ケーブルの被覆に食い込む。これにより、ケーブルの長手方向に力が加えられても、突出部25は、ケーブルがその長手方向に移動することを規制できる。
また、外周が比較的小さいケーブルに装着されたクランプを、第1の弾性平板21で挟持している場合、突出部25は、そのクランプに当接し、更には、そのクランプを、第1の弾性平板21に圧接する。これにより、クランプとの接触箇所が3箇所になる。よって、突出部25は、クランプと第1の挟持部20との電気的接続の信頼性を向上させる。更には、突出部25によりケーブルを上方(+z方向)に位置させることで、ケーブルを括れ部分(間隔Kaの部分)で挟持させることが可能となり接続信頼性が向上する。
第1の弾性平板21の他方端に接続された縁部23は、図1〜5に示すように、外方に向かって広がった一対の金属板である。縁部23は、第1の弾性平板21の間にケーブル等が配置される際、組立者によって−z方向に移動しているケーブル等を、第1の弾性平板21の括れ部分に案内する。
第1の弾性平板21の括れ部分にケーブルが案内されるとき、第1の弾性平板21は、ケーブルに当接する。これにより、括れ部分の間隔Kaが広がる。そして、組立者が更に−z方向にケーブル等を移動させることで、ケーブルが括れ部分を通過すると、第1の弾性平板21は、括れ部分の間隔Kaを弾性力で元の間隔に狭める。このようにして、第1の挟持部20は、ケーブルをバネの力で挟持する。
第1の弾性平板21が対向する方向に対して垂直な方向となるy方向に位置するホルダー10の一端には、第1の実装部40が、配置されている。第1の実装部40は、xy平面に配置された金属平板である。第1の実装部40は、ホルダー10が実装される例えば金属製の筐体等にハンダ付けされる。
上述した第1の挟持部20のy方向における一方側に接続された第2の挟持部30は、第1の挟持部20で挟持されるケーブル等の外周よりも大きい外周のケーブル等を挟持する。第2の挟持部30は、第2の弾性平板31と、第2の弾性平板31の一方端に接続された底部32と、第2の弾性平板31の他方端に接続された縁部33とを、備えている。
なお、第2の挟持部30と第1の挟持部20とは、一対の弾性平板21,31がそれぞれ対向する方向に対して垂直な方向が一直線になるように、整列されている。具体的には、第1の挟持部20における一対の第1の弾性平板21,21の中心(略C字状の中心)と、第2の挟持部30における第2の弾性平板31,31の中心(略C字状の中心)とが、y方向に伸びた直線上に配置されている。
第2の弾性平板31は、対向して配置された一対の歪曲した弾性を有する金属平板である。底部32は、第2の弾性平板31のそれぞれの一方端に接続されて、第2の弾性平板31の間(xy平面)に配置された金属平板である。
第2の弾性平板31は、図6(図2のC−C線での断面図)に示すように、縁部33に接続されている他方端を+z方向に向けて、内側に傾いた状態で、底部32に接続されている。よって、第2の弾性平板31は、底部32から離れるに連れて(縁部33に近づくに連れて)、第2の弾性平板31同士の間隔が狭くなる。このため、第2の弾性平板31と底部32とを備える第2の挟持部30の断面は、略C字状を示す。
また、第2の弾性平板31の括れ部分の間隔Kbは、ケーブル等の比較的大きい外周に対応している。このため、第2の弾性平板31の括れ部分の間隔Kbは、第1の弾性平板21の括れ部分の間隔Kaよりも、広い。よって、第2の弾性平板31は、その間に配置された、外周が比較的大きいケーブル等に当接することで、そのケーブル等の外周をバネの力で挟持する。
第2の弾性平板31の他方端に接続された縁部33は、図1〜3,5〜6に示すように、外方に向かって広がった一対の金属板である。縁部33は、第2の弾性平板31の間にケーブル等が配置される際、組立者によって−z方向に移動しているケーブル等を、第2の弾性平板31の括れ部分に案内する。
第2の弾性平板31の括れ部分にケーブルが案内されるとき、第2の弾性平板31は、ケーブルに当接する。これにより、括れ部分の間隔Kbが広がる。そして、組立者が更に−z方向にケーブル等を移動させることで、ケーブルが括れ部分を通過すると、第2の弾性平板31は、括れ部分の間隔Kbを弾性力で元の間隔に狭める。このようにして、第2の挟持部30は、ケーブルをバネの力で挟持する。
上述した第2の弾性平板31が対向する方向に対して垂直な方向となるy方向に位置するホルダー10の他端には、第2の実装部50が、配置されている。第2の実装部50は、xy平面に配置された金属平板である。第2の実装部50は、ホルダー10が実装される例えば金属製の筐体等にハンダ付けされる。
上述したホルダー10に、図7に示すように、直径0.81mmのケーブルを保持させる場合、図8(a)(図7のD−D線での断面図)に示すように、比較的小さい外周に括れ部分の間隔Kaが対応している第1の弾性平板21は、ケーブルに当接し、ケーブルをバネの力で挟持する。
このとき、突出部25は、ケーブルの被覆に食い込む。これにより、ケーブルの長手方向に力が加えられても、突出部25は、ケーブルがその長手方向に移動することを規制する。
第1の弾性平板21にケーブルが挟持されているとき、比較的大きい外周に括れ部分の間隔Kbが対応している第2の弾性平板31は、図8(b)(図7のE−E線での断面図)に示すように、ケーブルに当接せず、ケーブルを挟持しない。このため、直径0.81mmのケーブルは、第1の挟持部20に挟持される。
また、ホルダー10に、図9に示すように、直径0.95mmのケーブルを保持させる場合、図10(a)(図9のF−F線での断面図)に示すように、比較的小さい外周に括れ部分の間隔Kaが対応している第1の弾性平板21は、ケーブルに当接して押し広げられた結果、塑性変形し、ケーブルに接した状態になる。このとき、突出部25は、ケーブルの被覆に食い込む。
第1の弾性平板21にケーブルが接しているとき、比較的大きい外周に括れ部分の間隔Kbが対応している第2の弾性平板31は、図10(b)(図9のG−G線での断面図)に示すように、ケーブルに当接し、ケーブルをバネの力で挟持する。このため、直径0.95mmのケーブルは、第2の挟持部30に挟持される。
また、ホルダー10に、図11に示すように、直径0.81mmのケーブルに取り付けられたクランプを保持させる場合、図12(a)(図11のH−H線での断面図)に示すように、比較的小さい外周に括れ部分の間隔Kaが対応している第1の弾性平板21は、クランプに当接し、クランプをバネの力で挟持する。
このとき、突出部25は、クランプに当接し、更には、そのクランプを、第1の弾性平板21に圧接する。これにより、クランプとの接触箇所が3箇所になる。よって、突出部25は、クランプと第1の挟持部20との電気的接続の信頼性を向上させる。
第1の弾性平板21にクランプが挟持されているとき、比較的大きい外周に括れ部分の間隔Kbが対応している第2の弾性平板31も、図12(b)(図11のJ−J線での断面図)に示すように、クランプに当接し、クランプを挟持する。このため、直径0.81mmのケーブルに取り付けられたクランプは、第1の挟持部20と第2の挟持部30とに挟持される。
上述のように、ホルダー10は、ケーブル等の外周の大きさに対応して、弾性平板21,31同士の間隔が異なる、第1の挟持部20と第2の挟持部30とを備えている。よって、ホルダー10は、外周が異なる多種のケーブル等を保持できる。これにより、外周が異なるケーブル等毎に、特注品のホルダーを多種用意する必要がない。従って、ホルダー10は、管理が容易であり、コストを抑制することが可能である。
また、ホルダー10は、例えば金属製の筐体等に実装される前は、図13に示すように、エンボスRLの内部空間に収納されている。エンボスRLの内部空間に収納されたホルダー10は、第1の実装部40の幅広面の中央部分が吸着ノズルで吸着されて、例えば金属製の筐体等まで運ばれる。
ここで、ホルダー10の、第1の実装部40と第2の実装部50とは、その長手方向が、弾性平板21,31の対向する方向と同じ方向となるx方向になるように配置されている。そして、第1の実装部40と第2の実装部50との長手方向の長さPaは、図14(図13のL−L線での断面図)に示すように、弾性平板21,31のそれぞれの外壁同士における間隔よりも、長い。
よって、第1の実装部40および第2の実装部50は、図13,14に示すように、エンボスRLの内部空間を構成する壁面との間隔を、狭くできる。
従って、第1の実装部40および第2の実装部50は、第1の実装部40および第2の実装部50の長手方向の長さが短いホルダーと比較して、エンボスRLの内部空間でホルダー10が、xy平面上で回転したり、或いは偏ったりすることを抑制できる。
これにより、吸着ノズルは、エンボスRLの内部空間に収納されているホルダー10を、少ない位置ずれで、吸着できる。
また、ホルダー10の長手方向(弾性平板21,31の対向する方向に対して垂直な方向)の長さは、エンボスRLの内部空間の長さと略同じである。これによっても、エンボスRLの内部空間でホルダー10が、xy平面上で回転したり、或いは偏ったりすることを抑制できる。
また、ホルダー10は、エンボスRLの内部空間に収納される前は、図15に示すように、複数のホルダー10が連接されるキャリアSTに接続されている。詳細には、ホルダー10の第1の実装部40が、キャリアSTに接続されている。
ここで、第1の実装部40は、弾性平板21,31の対向する方向に対して垂直な方向となるy方向に位置する端部であり、且つ、外側に位置する端部41の、両端の2箇所で、キャリアSTに接続されている。
これにより、ホルダー10がキャリアSTから切り離された際、第1の実装部40の幅広面の中央付近の面積を(吸着ノズルの先端が吸着される部分の面積を)、広くできる。結果、吸着ノズルは、エンボスRLに収納されているホルダー10を、より確実に吸着できる。
上述したように、本実施の形態1のホルダー10は、ケーブル等の外周の大きさに対応して、弾性平板21,31同士の間隔が異なる、第1の挟持部20と第2の挟持部30とを備えている。よって、ホルダー10は、外周が異なる多種のケーブル等を保持できる。これにより、外周が異なるケーブル等毎に、特注品のホルダーを多種用意する必要がない。従って、本実施の形態1のホルダー10によれば、管理が容易であり、コストを抑制することが可能である。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1のホルダー10では、吸着ノズルの先端は、第1の実装部40に吸着した。これに代えて、実施の形態2のホルダー11では、吸着ノズルの先端が、底部22に吸着する。
なお、実施の形態2のホルダー11のその他の構成は、実施の形態1のホルダー10の構成と同一である。
ホルダー11では、前述の通り、吸着ノズルの先端が底部22に吸着する。このため、図16に示すように、底部22の幅広面は、吸着ノズルの先端が吸着可能な面積であり、第1の実施の形態の底部22の幅広面よりも広い。
また、第1の弾性平板21には、底部22の幅広面に吸着したときの吸着ノズルの位置に対応して、その吸着ノズルとの当接を回避するための孔24が形成されている。この孔24によって、吸着ノズルは、第1の弾性平板21に当接することなく、底部22の幅広面に吸着できる。
上述したように、ホルダー11では、実施の形態1のホルダー10とは異なり、吸着ノズルの先端が、第1の実装部40に吸着しない。このため、ホルダー11の第1の実装部40の幅広面は、第1の実施の形態の第1の実装部40の幅広面よりも狭い。
これにより、ホルダー11では、第1の実装部40の短手方向の長さPbを、第1の実施の形態の第1の実装部40の短手方向の長さよりも、短縮できる。これにより、ホルダー11も、その長手方向の長さTaを、第1の実施の形態のホルダー10の長手方向の長さよりも、短縮できる。従って、本実施の形態2のホルダー11によれば、ホルダー11の小型化が可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、この発明は上記の実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
上述した実施の形態1のホルダー10、実施の形態2のホルダー11は、第1の挟持部20と第2の挟持部30との2つの挟持部を備えていたが、これに限られるものではない。
ホルダー10,11は、例えば、第1の挟持部20と第2の挟持部30とに加え、第2の弾性平板31の括れ部分の間隔Kbよりも、括れ部分の間隔が広い、一対の弾性平板を備えた第3の挟持部を備えていてもよい。
また、ホルダー10,11は、例えば、第1の挟持部20と第2の挟持部30とに加え、第1の弾性平板21の括れ部分の間隔Kaよりも、括れ部分の間隔が狭い、一対の弾性平板を備えた第4の挟持部を備えていてもよい。
即ち、ホルダー10,ホルダー11は、2以上の挟持部を備えていてもよい。
また、上述した実施の形態1のホルダー10、実施の形態2のホルダー11は、第1の挟持部20および第2の挟持部30の開口部分が底部22,32から見て+z方向に位置し、−z方向に移動したケーブル等を、第1の挟持部20、第2の挟持部30で挟持するよう、配置されていたが、これに限られるものではない。
例えば、ホルダー10,11は、第1の挟持部20および第2の挟持部30の開口部分が底部22,32から見て+y方向に位置し、−y方向に移動したケーブル等を、第1の挟持部20、第2の挟持部30で挟持するよう、配置されていてもよい。
即ち、ホルダー10,ホルダー11は、任意の位置に配置できる。
また、上述した実施の形態1のホルダー10、実施の形態2のホルダー11では、例えば図2に示すように、第1の弾性平板21のy方向における幅が、第2の弾性平板31のy方向における幅よりも長かったが、これに限られるものではない。
ホルダー10,11では、例えば、第1の弾性平板21のy方向における幅が、第2の弾性平板31のy方向における幅と同じであってもよい。
上述した実施の形態1のホルダー10、実施の形態2のホルダー11は、挟持したクランプとの導通を実現するために、導電体で構成されていたが、これに限られるものではない。例えばクランプを挟持せず、ケーブルを挟持する場合には、導電性が不要であるので、ホルダー10,11は、絶縁体で構成されていてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、上述した実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
10,11 ホルダー、20 第1の挟持部、21 第1の弾性平板、22,32 底部、23,33 縁部、24 孔、25 突出部、30 第2の挟持部、31 第2の弾性平板、40 第1の実装部、41 端部、50 第2の実装部、RL エンボス、ST キャリア。

Claims (9)

  1. 対向して配置された一対の歪曲した弾性平板を有し、その一対の弾性平板同士の間に配置された線状の対象物の外周を前記一対の弾性平板で挟持する挟持部を、前記線状の対象物の外周の大きさに対応して、複数備え、
    前記挟持部のそれぞれは、前記一対の弾性平板の対向する方向に対して垂直な方向が一直線になるよう整列されており、
    前記垂直な方向の両端には、平板状の実装部が配置され、
    前記実装部は、その長手方向が、前記一対の弾性平板の対向する方向と同じ方向になるように配置されており、
    前記実装部の長手方向の長さは、前記挟持部のそれぞれの、前記一対の弾性平板の外壁同士における間隔よりも、長い、
    ことを特徴とするホルダー。
  2. 前記挟持部のそれぞれは、前記線状の対象物の外周の大きさに対応して、前記一対の弾性平板同士の間隔が異なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のホルダー。
  3. 前記挟持部のそれぞれは、平板状の底部を備え、
    前記底部は、前記弾性平板のそれぞれの一方端に接続されて、前記一対の弾性平板の間に配置されており、
    前記一対の弾性平板の対向する方向における前記挟持部のそれぞれの断面は、略C字状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のホルダー。
  4. 前記略C字状である前記挟持部は、その端部に、外方に向かって広がった一対の平板からなる縁部を備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のホルダー。
  5. 前記挟持部は、
    第1の前記対象物を、前記一対の弾性平板で挟持する第1の挟持部と、
    第1の前記対象物よりも大きい外周である第2の前記対象物を、前記第1の挟持部の前記一対の弾性平板同士よりも広い間隔の前記一対の弾性平板で挟持する第2の挟持部と、
    を備え、
    前記第1の挟持部の前記一対の弾性平板には、その弾性平板のバネ定数を小さくするための孔が形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のホルダー。
  6. 前記第1の挟持部の前記底部の幅広面は、吸着ノズルの先端が吸着可能な面積である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のホルダー。
  7. 前記底部は、前記略C字状の一部を構成する前記一対の弾性平板の端部で形成された開口に向かって突出した、一対の弾性を有する平板からなる突出部を備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のホルダー。
  8. 前記実装部の一方は、前記垂直な方向に位置し、且つ、外側に位置する端部の両端の2箇所で、切り離し前キャリアに接続されていた一対の突出部の間から外部へ張り出す幅広面を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のホルダー。
  9. 電体で構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のホルダー。
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