JP6023030B2 - 舵角補正方法、舵角補正装置、撮像装置、および舵角補正システム - Google Patents

舵角補正方法、舵角補正装置、撮像装置、および舵角補正システム Download PDF

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Description

本発明は、移動体のステアリングの舵角を補正する舵角補正方法、舵角補正装置、撮像装置、および舵角補正システムに関する。
従来、自動車等の移動体に車載カメラを設置して、撮像した移動体の周辺画像に運転を支援するための指標となる画像を重畳して表示する技術が知られている。このような指標を周辺画像に重畳するために、舵角センサ等により検出されるステアリング舵角が用いられる。検出されるステアリング舵角は、経年使用やステアリング交換等により実際の舵角とずれが生じる場合があるため、ステアリング舵角の中立点補正が行われる(例えば、特許文献1)。
特許第4323402号明細書
しかしながら、従来技術では、ステアリング舵角を補正するためにステアリングを最大舵角又は最小舵角に正確に操作する必要がある。このように、ステアリング舵角の中立点補正には特別な工程が必要であり、操作が煩雑となっていた。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、操作の煩雑さを低減して舵角を補正可能な舵角補正方法、舵角補正装置、撮像装置、および舵角補正システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る舵角補正方法は、
左右の操舵輪を同時にそれぞれ撮像した一組の画像と、前記一組の画像の撮像時における移動体のステアリング舵角と、を対応付けて取得するステップと、
前記一組の画像上の前記左右の操舵輪の対称度を算出するステップと、
前記対称度に基づいて前記ステアリング舵角を補正する補正値を算出するステップとを含む
ことを特徴とする。
また、本発明に係る舵角補正方法は、
異なるステアリング舵角において前記一組の画像を取得するステップを含み、
前記補正値を算出するステップでは、ステアリング舵角に対する前記対称度の分布に基づいて前記補正値を算出する
ことが好ましい。
また、本発明に係る舵角補正方法は、
前記一組の画像上の前記左右の操舵輪を楕円検出により抽出するステップを含み、
前記対称度を算出するステップでは、検出する楕円のパラメータを用いて前記対称度を算出する
ことが好ましい。
また、本発明に係る舵角補正方法は、
前記対称度を算出するステップでは、楕円の短辺および傾きの少なくとも一方を示すパラメータに対して、他のパラメータよりも大きな重付けを施して前記対称度を算出する
ことが好ましい。
また、本発明に係る舵角補正方法は、
前記対称度を算出するステップでは、前記一組の画像に基づく画像マッチングによる相関度を用いて前記対称度を算出する
ことが好ましい。
また、本発明に係る舵角補正装置は、
左右の操舵輪を同時にそれぞれ撮像した一組の画像と、前記一組の画像の撮像時における移動体のステアリング舵角と、を対応付けて取得する取得部と、
前記一組の画像上の前記左右の操舵輪の対称度に基づいて前記舵角を補正する補正値を算出する演算部とを備える
ことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、
左右の操舵輪を同時にそれぞれ撮像した一組の画像および前記一組の画像の撮像時における移動体のステアリング舵角を対応付けて取得する取得部と、前記一組の画像上の前記左右の操舵輪の対称度に基づいて前記舵角を補正する補正値を算出する演算部とを備える舵角補正装置と、
前記一組の画像を生成する第1の撮像部と、
前記移動体の周辺領域を撮像した周辺画像を生成する第2の撮像部と、
前記周辺画像上に、前記補正値に基づいて指標を重畳する画像重畳部とを備える
ことを特徴とする。
また、本発明に係る舵角補正システムは、
左右の操舵輪を同時にそれぞれ撮像した一組の画像を生成する第1の撮像部と、
前記一組の画像と、前記一組の画像の撮像時における移動体のステアリング舵角と、を対応付けて取得する取得部と、
前記一組の画像上の前記左右の操舵輪の対称度に基づいて前記舵角を補正する補正値を算出する演算部と、
前記移動体の周辺領域を撮像した周辺画像を生成する第2の撮像部と、
前記周辺画像上に、前記補正値に基づいて指標を重畳する画像重畳部と、
前記指標を重畳した周辺画像を表示する表示部とを備える
ことを特徴とする。
本発明に係る舵角補正方法、舵角補正装置、撮像装置、および舵角補正システムによれば、操作の煩雑さを低減して舵角を補正可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る舵角補正システムの構成要素の配置を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る舵角補正システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の右サイドカメラの撮像画像の例を示す図である。 図1の左サイドカメラの撮像画像の例を示す図である。 図1の表示部に表示される画像の例を示す図である。 図3のサイドカメラの撮像画像に対し楕円検出を施した例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る対称度の確率分布を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る舵角補正システムの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る対称度の確率分布を示す図である。 本発明の変形例による舵角補正システムの動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
はじめに、本発明の第1の実施形態に係る舵角補正システムについて説明する。図1は、第1の実施形態に係る舵角補正システムAの構成要素の移動体10における配置を示す概略図である。移動体10は、例えば車両である。
舵角補正システムAの2つのサイドカメラ11は、例えば、操舵輪15の側面中心から、鉛直上向きに対して、移動体10の側方からみて移動体10の後方に向かって45°(図1(b)参照)、後方からみて移動体10の左右外側に向かって15°となる位置に、移動体10の左右対称に配置される(図1(c)参照)。また、2つのサイドカメラ11は、例えば左右のサイドミラー16にそれぞれ配置される。左右のサイドカメラ11は、移動体10の左右の操舵輪15の一方を含む移動体10の周辺領域をそれぞれ撮像可能である。舵角補正システムAのリアカメラ12は、移動体10の後方周辺領域を撮像可能となるように配置される。舵角補正システムAの舵角補正装置13は、移動体10の任意の位置に配置される。舵角補正システムAの表示部14は、運転席から視認可能な位置に配置され、サイドカメラ11およびリアカメラ12が出力する画像を表示する。
次に、舵角補正システムAの構成および機能を、図2を用いて詳細に説明する。図2に示すように、舵角補正システムAは、サイドカメラ11、リアカメラ12、舵角補正装置13、および表示部14を備える。
サイドカメラ11は、光学系17と、サイドカメラ撮像部(第1の撮像部)18と、舵角判断部19と、サイドカメラ制御部20と、を備える。
光学系17は、複数のレンズを含んで構成され、被写体像を結像させる。
サイドカメラ撮像部18は、例えばCMOS撮像素子であって、光学系17によって結像する被写体像を撮像した画像を生成する。前述のように、左右のサイドカメラ11は、左右の操舵輪15の一方を含む移動体10の周辺領域をそれぞれ撮像可能となるように配置され、生成される画像は、多様な操舵輪舵角θである操舵輪15の画像を含み得る。ここで、操舵輪舵角θとは、操舵輪15の操舵可能範囲における舵角中立点を0°とする操舵輪15の切れ角である。本実施形態では、ステアリングの右方向回転により操舵輪舵角θが増加する。操舵輪舵角θRは、舵角中立点からステアリングの右方向回転により正の値、舵角中立点からステアリングの左方向回転により負の値となる。
ここで、サイドカメラ11が生成する画像について説明する。画像上の操舵輪15は、操舵輪舵角θによって形状が異なる。図3は、異なる操舵輪舵角θにおいて右サイドカメラ11が生成する画像の例を示し、図3(a)はθ=0°、図3(b)はθ=10°、図3(c)はθ=20°、図3(d)はθ=30°、図3(e)はθ=−30°である。画像上の操舵輪15の側面は、操舵輪15の舵角中立点(θ=0°)において楕円形状である(図3(a)参照)。操舵輪舵角θが0°から増加すると、操舵輪15の側面の一部が移動体10の影に隠れ、楕円の一部が欠けた形状となる(図3(b)−(d)参照)。一方、操舵輪舵角θが0°から減少すると、ある舵角以下で操舵輪15の側面は画像上に写らなくなる(図3(e)参照)。
左サイドカメラ11の生成する画像上の操舵輪15も同様に、操舵輪舵角θによって形状が異なる。図4は、異なる操舵輪舵角θにおいて右サイドカメラ11が生成する画像の例を示し、図4(a)はθ=0°、図4(b)はθ=−30°、図4(c)はθ=30°である。操舵輪舵角θが0°から減少すると、操舵輪15の側面の一部が移動体10の影に隠れ、楕円の一部が欠けた形状となる(図4(b)参照)。一方、操舵輪舵角θが0°から増加すると、ある舵角以上で操舵輪15の側面は画像上に写らなくなる(図4(c)参照)。操舵輪舵角θ=0°であるとき、左右のサイドカメラ11がそれぞれ生成する画像上の操舵輪15は左右対称となる(図3(a)及び図4(a)参照)。
舵角判断部19は(図2参照)、例えばCAN等の車載ネットワーク100を介して、サイドカメラ撮像部18による撮像時に舵角センサが検出するステアリング舵角θを取得する。ステアリング舵角θは、ステアリングの操舵可能範囲における舵角中立点を0°とするステアリングの切れ角である。本実施形態では、ステアリングの右方向回転により舵角センサが検出するステアリング舵角θが増加する。一般に、舵角センサが検出するステアリング舵角θおよび操舵輪舵角θは、一対一の対応関係を有する。
サイドカメラ制御部20は、サイドカメラ11の各部位の動作を制御する。例えば、サイドカメラ制御部20は、左右のサイドカメラ11の各サイドカメラ撮像部18に、周期的に、例えば30fpsで、左右の操舵輪15を同時にそれぞれ撮像した一組の画像を生成させる。また、サイドカメラ制御部20は、車載ネットワーク100を介して情報の送受信を行う。
リアカメラ12は、光学系21と、リアカメラ撮像部(第2の撮像部)22と、リアカメラ記憶部23と、画像重畳部24と、リアカメラ制御部25と、を備える。
光学系21は、サイドカメラ11の光学系17と同様に、複数のレンズを含んで構成され、被写体像を結像させる。
リアカメラ撮像部22は、サイドカメラ撮像部18と同様に、光学系21によって結像する周辺画像を撮像する。
リアカメラ記憶部23は、舵角補正装置13から取得する補正値θを記憶する。補正値θの詳細については後述する。
画像重畳部24は、車載ネットワーク100を介して、舵角センサが検出するステアリング舵角θを取得する。また、画像重畳部24は、舵角センサが検出するステアリング舵角θを用いて、リアカメラ撮像部22が撮像した周辺画像上の所定位置に運転支援のための指標を重畳する。好適には、画像重畳部24は、リアカメラ記憶部23が記憶する補正値θにより補正した舵角センサが検出するステアリング舵角θを用いて、運転支援のための指標を重畳する。
運転支援のための指標30とは、例えば図5に示すように、車幅延長線31および距離目安線32である。車幅延長線31は、後進時の移動体10の両端の通過する軌跡であり、ステアリングの舵角に応じて形状および表示位置が異なる。距離目安線32は、現在の移動体10から所定の距離、例えば1mおよび3mの距離を示す。運転者は、指標30によって移動体10の後進時の予測進行方向を認識可能となる。
リアカメラ制御部25(図2参照)は、リアカメラ12の各部位の動作を制御する。例えば、リアカメラ制御部25は、舵角補正装置13から補正値θを受信してリアカメラ記憶部23に記憶させる。また、リアカメラ制御部25は、車載ネットワーク100を介して情報の送受信を行う。
舵角補正装置13は、舵角センサが検出するステアリング舵角θをステアリングの実際の舵角θと一致させるように補正するための補正値θを算出する。補正値θの算出の詳細については後述する。舵角補正装置13は、取得部26と、補正装置記憶部27と、抽出部28と、演算部29と、を備える。
取得部26は、例えば車載ネットワーク100を介して、左右のサイドカメラ11から、左右の操舵輪15を同時にそれぞれ撮像した一組の画像および画像撮像時に舵角センサが検出したステアリング舵角θを対応付けて取得する。
補正装置記憶部27は、演算部29が算出する一組の画像上の左右の操舵輪15の対称度を、画像撮像時に舵角センサが検出したステアリング舵角θと対応付けて蓄積する。対称度の詳細については後述する。また、補正装置記憶部27は、演算部29が算出する補正値θを記憶する。
抽出部28は、取得部26が取得した一組の画像上の操舵輪15を抽出する。例えば、抽出部28は、エッジ検出および楕円検出(近似)により画像上の操舵輪15を抽出する。エッジ検出には、例えばcannyフィルタを用いて、画像上のエッジ部分を検出する。楕円検出には、例えばHough変換を用いて、操舵輪15を近似した楕円形状およびその楕円パラメータを算出する。楕円パラメータは、楕円の中心座標(x,y)、長辺の長さa、短辺の長さb、および画像上の水平軸と楕円の長軸とがなす傾きφである。
好適には、抽出部28は、操舵輪15が含まれ得る画像上の所定領域において、画像上の操舵輪15を抽出する。操舵輪15が含まれ得る画像上の所定領域は、例えばサイドカメラ11の取付け角度のばらつきを考慮して予め決定してもよく、抽出部28が任意の方法により自動的に決定してもよい。
ここで、楕円検出により検出される楕円について説明する。図6は、異なる操舵輪舵角θにおいて右サイドカメラ11が生成する画像について検出する楕円(図6太線)の例を示し、図6(a)はθ=0°、図6(b)はθ=10°、図6(c)はθ=20°、図6(d)はθ=30°である。また、図6は、操舵輪15のホイール部分について楕円検出を施す例を示すが、例えば操舵輪15のタイヤ部分について楕円検出を施してもよい。θが10°以上の例では、操舵輪15のホイール部分は楕円の一部が欠けた形状であったが(図3(b)−(d)参照)、楕円検出により操舵輪15のホイール部分に適合する楕円が検出される(図6(b)−(d)参照)。
検出される楕円は、撮像時の操舵輪舵角θによって形状が異なる。詳細には、検出される楕円は、操舵輪舵角θが0°から増加すると、画像上の水平軸と楕円の長軸とがなす傾きφが減少し、短辺の長さbが増加する。一方、操舵輪舵角θが増加しても、他の楕円パラメータ、すなわち中心座標(x,y)および長辺の長さaの変化が比較的小さい(図6参照)。また、異なる操舵輪舵角θにおいて左サイドカメラ11が生成する画像について検出する楕円も同様に、操舵輪舵角θが0°から減少すると、画像上の水平軸と楕円の長軸とがなす傾きφが減少し、短辺の長さbが増加する。
演算部29(図2参照)は、一組の画像上の左右の操舵輪15の対称度を算出する。対称度は、一組の画像上の左右の操舵輪15の形状の左右対称性の度合いを示す指標である。例えば、本実施形態において、対称度は、画像マッチングの相関度である。演算部29は、抽出部28が検出した一組の楕円画像のうち一方を左右反転させて画像マッチングを行い、画像マッチングの相関度を対称度として算出する。また、演算部29は、算出した対称度(相関度)と、対称度の算出に用いた一組の画像の撮像時に舵角センサが検出したステアリング舵角θとを対応づけたデータを、補正装置記憶部27に記憶させる。
また、演算部29は、補正装置記憶部27に記憶させた複数のデータに基づいて、舵角センサが検出したステアリング舵角θに対する対称度(相関度)の確率分布を算出する(図7参照)。確率分布には、任意の確率分布モデルを用いることができる。また、演算部29は、算出した確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θを算出する。好適には、演算部29は、確率分布を算出するのに十分なデータが蓄積されたときに、確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θを算出する。例えば、演算部29は、蓄積したデータの数が所定の閾値th以上であって、且つ、算出した確率分布の分散σが所定の閾値th未満であるときに、確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θを算出するように構成してもよい。
ここで、演算部29が算出する確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θは、ステアリングの実際の舵角θが0°であるときに舵角センサが検出するステアリング舵角θと推定される。舵角センサが検出するステアリング舵角θとステアリングの実際の舵角θとの間にずれ(以下、検出ずれという)が存在する場合には、ステアリングの実際の舵角θが0°であるときに舵角センサが検出するステアリング舵角θは、舵角センサの検出ずれに等しい。演算部29は、確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θを舵角センサの検出ずれΔθとして決定する。
演算部29は、決定した検出ずれΔθの絶対値が所定の閾値th以上であるとき、すなわち、舵角センサが検出するステアリング舵角θとステアリングの実際の舵角θとのずれが大きいとき、検出ずれΔθを補正値θとして補正装置記憶部27に記憶させる。あるいは、演算部29は、補正装置記憶部27が既に補正値θを記憶している場合には、検出ずれΔθから補正値θを減算した値の絶対値が所定の閾値th以上であるとき、検出ずれΔθを新たな補正値θとして更新し、補正装置記憶部27に記憶させる。演算部29は、車載ネットワーク100を介して、他の構成要素に補正値θを送信する。
次に、第1の実施形態に係る舵角補正システムAが実行する補正値算出処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。本処理は、例えば、移動体10が走行を開始したときに実行される。
はじめに、左右のサイドカメラ11のサイドカメラ撮像部18は、左右の操舵輪15の一方を含む移動体10の周辺領域をそれぞれ同時に撮像した一組の画像を生成する(ステップS100)。
次に、舵角判断部19は、車載ネットワーク100を介して、ステップS100の一組の画像の撮像と同時に舵角センサが検出したステアリング舵角θを取得する(ステップS101)。
次に、舵角補正装置13の取得部26は、例えば車載ネットワーク100を介して、ステップS100の一組の画像およびステップS101の舵角センサが検出したステアリング舵角θを対応付けて取得する(ステップS102)。
次に、抽出部28は、ステップS102の一組の画像に対してエッジ検出を施す(ステップS103)。
続いて、抽出部28は、ステップS103においてエッジ検出を施した一組の画像に対して楕円検出を施す(ステップS104)。
次に、演算部29は、ステップS102の一組の画像上の左右の操舵輪15の対称度を算出する(ステップS105)。例えば、演算部29は、ステップS104において楕円検出を施した一組の画像のうち一方を左右反転させて画像マッチングを行ない、画像マッチングの相関度を対称度として算出する。
続いて、演算部29は、ステップS105で算出した対称度と、ステップS102において取得した舵角センサが検出したステアリング舵角θとを対応づけたデータを、補正装置記憶部27に記憶させる(ステップS106)。
続いて、演算部29は、ステップS106において補正装置記憶部27に記憶させたデータに基づいて、舵角センサが検出するステアリング舵角θに対する対称度(相関度)の確率分布を算出する(ステップS107)。
続いて、演算部29は、確率分布を算出するのに十分なデータが蓄積されたか否かを判定する(ステップS108)。例えば、演算部29は、補正装置記憶部27に記憶させたデータの数が所定の閾値th以上であって、且つ、ステップS107で算出した確率分布の分散σが所定の閾値th未満であるときに、十分なデータが蓄積されたと判定する。十分なデータが蓄積されたとき(ステップS108−Yes)、ステップS109に進む。一方、十分なデータが蓄積されていないとき(ステップS108−No)、ステップS100に戻って処理を反復し、データを蓄積する。
ステップS108において、十分なデータが蓄積されたとき(ステップS108−Yes)、演算部29は、ステップS107で算出した確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θを算出する(ステップS109)。
続いて、演算部29は、ステップS109において算出した確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θを検出ずれΔθとして決定する。さらに、演算部29は、検出ずれΔθの絶対値が、所定の閾値th以上であるか否かを判定する(ステップS110)。検出ずれΔθの絶対値が閾値th以上であるとき(ステップS110−Yes)、ステップS111に進む。一方、検出ずれΔθの絶対値が閾値th未満であるとき(ステップS110−No)、処理を終了する。
ステップS110において、検出ずれΔθの絶対値が閾値th以上であるとき(ステップS110−Yes)、演算部29は、検出ずれΔθを補正値θとして補正装置記憶部27に記憶させる(ステップS111)。
このように、第1の実施形態の舵角補正システムによれば、左右の操舵輪15を同時にそれぞれ撮像した一組の画像の対称度に基づいて、補正値θを算出する。このため、例えば移動体10の走行中に舵角センサが検出するステアリング舵角θの補正を自動的に行うことができ、操作者による操作の煩雑さを低減できる。また、例えば初期状態など、舵角センサに測定ずれΔθが発生する前の初期状態における情報を必要としないため、舵角補正システムを移動体10に搭載する時期によらず補正が可能である。
また、第1の実施形態の舵角補正システムによれば、舵角センサが検出するステアリング舵角θに対する対称度の確率分布に基づいて補正値θを算出するため、ステアリングの実際の舵角θが0°であるときに舵角センサが検出するステアリング舵角θを精度良く推定でき、補正値θの算出精度を向上できる。また、舵角センサが検出するステアリング舵角θの測定誤差の影響を低減し、補正値θの算出精度を向上できる。
また、第1の実施形態の舵角補正システムによれば、舵角センサが検出するステアリング舵角θに対する対称度の確率分布を算出するのに十分なデータが蓄積されているとき、確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θを算出し、θを用いて補正値θを算出する。このため、例えばデータ数が少ない場合や分散が大きい場合等、ピークを正しく検出できていない場合に補正値θの算出・更新を抑制し、補正値θの安定性を向上できる。
また、第1の実施形態の舵角補正システムによれば、舵角センサが検出するステアリング舵角θとステアリングの実際の舵角θとの間のずれ(検出ずれ)Δθの絶対値が閾値th以上であるときに、検出ずれΔθを補正値θとして記憶する。このため、舵角センサが検出するステアリング舵角θの測定誤差等の影響で生じる微小なずれによる補正値θの算出・更新を抑制し、補正値θの算出精度を向上できる。
また、第1の実施形態の舵角補正システムによれば、一組の画像に対してエッジ検出を施すため、移動体10の走行中において、例えば天気や外の明るさ等の環境の変化による測定画像への影響を低減し、画像マッチングによる相関度の算出精度を向上できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係る舵角補正システムAの構成は第1の実施形態と同様であるが、舵角補正装置13が行う処理が異なる。
第2の実施形態に係る舵角補正装置13は、第1の実施形態と同様に、取得部26と、補正装置記憶部27と、抽出部28と、演算部29と、を備える。取得部26および補正装置記憶部27については、第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
抽出部28は、第1の実施形態と同様に、一組の画像上の操舵輪15を抽出して楕円パラメータを算出する。第2の実施形態に係る抽出部28は、一組の画像のうち一方を左右反転させて、両画像上の操舵輪15を抽出し、楕円パラメータをそれぞれ算出する。
演算部29は、第1の実施形態と同様に、一組の画像上の左右の操舵輪15の対称度を算出する。ここで、第2の実施形態に係る演算部29は、抽出部28が楕円検出により算出した楕円パラメータを用いて、対称度を算出する。詳細には、演算部29は、抽出部28が左右反転させた一方の画像から検出した操舵輪15の楕円パラメータにより定まる5次元パラメータ空間上の点αを算出する。同様に、演算部29は、他方の画像から検出した操舵輪15の楕円パラメータにより定まる5次元パラメータ空間上の点βを算出する。パラメータ空間上の2点間の距離dは、d=|α−β|により算出される。ここで、両画像からそれぞれ検出した楕円形状の相関が高いとき、各楕円パラメータは互いに近い値をとるため、距離dは小さな値となる。一方、2つの楕円形状の相関が小さいとき、各楕円パラメータは互いに異なる値をとるため、距離dは大きな値となる。演算部29は、楕円パラメータを用いて算出するパラメータ空間上の距離dを対称度として算出する。このとき、一般に、距離dの値が小さいほど対称性が高くなる。
好適には、演算部29は、複数の楕円パラメータに対して重付けを行った値を用いて対称度を算出する。前述のように、検出される楕円は、操舵輪舵角θによって異なる形状となる(図6参照)。ここで、操舵輪舵角θの変化に対し、楕円の傾きφおよび短辺の長さbの変化量が大きく、他の楕円パラメータ、すなわち中心座標と長辺の長さは変化量が小さい。すなわち、楕円の傾きφおよび短辺の長さbは、操舵輪舵角θの変化に対し感度が高い。例えば、楕円パラメータのうち傾きφおよび短辺の長さbの少なくとも一方に、他のパラメータ、すなわち座標(x,y)および長辺の長さaより大きな重付けを行ってパラメータ空間上の点aおよび点bを決定し、2点間の距離dを対称度として算出する。
また、演算部29は、第1の実施形態と同様に、対称度(距離d)の確率分布を算出し、算出した確率分布のピーク位置におけるステアリング舵角θに基づいて補正値θを算出する。本実施形態において、楕円パラメータを用いて算出するパラメータ空間上の距離dを対称度として用いるため、確率分布のピークは下向きにあらわれる(図9参照)。
このように、第2の実施形態の舵角補正システムによれば、一組の画像のうち一方を左右反転させて検出した楕円のパラメータに基づいて算出するパラメータ空間上の距離dを、一組の画像上の左右の操舵輪15の対称度として算出する。このため、画像マッチングにより対称度を算出する第1の実施形態と比較して処理負担を低減できる。また、複数の楕円パラメータのうち、操舵輪舵角θの変化に対し感度が高い楕円パラメータに大きな重付けをして対称度を算出することにより、対称度の算出精度を向上し、補正値θの算出精度を向上できる。
(変形例)
次に、本発明の実施形態の変形例に係る舵角補正システムについて説明する。変形例に係る舵角補正システムAの構成は第1の実施形態と同様であるが、対称度の確率分布を算出せず、一組の画像が左右対称であるときに補正値θを算出する点が異なる。
変形例に係る舵角補正装置13は、第1の実施形態と同様に、取得部26と、補正装置記憶部27と、抽出部28と、演算部29と、を備える。取得部26および抽出部28については、第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
補正装置記憶部27は、演算部29が算出する補正値θを記憶する。
演算部29は、第1の実施形態と同様に、一組の画像上の左右の操舵輪15の対称度を算出する。変形例において、画像マッチングによる相関度又は楕円パラメータ空間上の2点間距離dの何れを対称度として採用してもよい。以下においては、一組の画像のうち一方を左右反転させた画像と他方の画像との画像マッチングによる相関度を算出し、対称度として採用する例について説明する。
演算部29は、算出した対称度(相関度)に基づいて、一組の画像上の左右の操舵輪15の形状が左右対称か否かを判定する。左右対称か否かの判定は、例えば、対称度である相関度が所定の閾値th以上であるとき、形状が左右対称と判定する。演算部29は、操舵輪15の形状が左右対称と判定するとき、対称度の算出に用いた一組の画像の撮像時に舵角センサが検出したステアリング舵角θを、舵角センサが検出するステアリング舵角θとステアリングの実際の舵角θとの間のずれ(検出ずれ)Δθとして決定する。また、演算部29は、第1の実施形態と同様に、決定した検出ずれΔθの絶対値が所定の閾値th以上であるとき、検出ずれΔθを補正値θとして補正装置記憶部27に記憶する。
次に、変形例に係る舵角補正システムAが実行する補正値算出処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
はじめに、左右のサイドカメラ11のサイドカメラ撮像部18は、左右の操舵輪15の一方を含む移動体10の周辺領域をそれぞれ同時に撮像した一組の画像を生成する(ステップS200)。
次に、舵角判断部19は、車載ネットワーク100を介して、ステップS200の一組の画像の撮像と同時に舵角センサが検出したステアリング舵角θを取得する(ステップS201)。
次に、舵角補正装置13の取得部26は、例えば車載ネットワーク100を介して、ステップS200の一組の画像およびステップS201の舵角センサが検出したステアリング舵角θを対応付けて取得する(ステップS202)。
次に、抽出部28は、ステップS202の一組の画像に対してエッジ検出を施す(ステップS203)。
続いて、抽出部28は、ステップS203においてエッジ検出を施した一組の画像に対して楕円検出を施す(ステップS204)。
次に、演算部29は、ステップS202の一組の画像上の左右の操舵輪15の対称度を算出する(ステップS205)。例えば、演算部29は、ステップS204において楕円検出を施した一組の画像のうち一方を左右反転させて画像マッチングを行ない、画像マッチングの相関度を対称度として算出する。
続いて、演算部29は、ステップS202の一組の画像上の左右の操舵輪15の形状が左右対称か否かを判定する(ステップS206)。例えば、演算部29は、対称度である相関度が所定の閾値th以上であるとき、形状が左右対称と判定する。形状が左右対称と判定するとき(ステップS206−Yes)、ステップS207に進む。一方、形状が左右対称でないと判定するとき(ステップS206−No)、ステップS200に戻る。
ステップS206において、形状が左右対称と判定するとき(ステップS206−Yes)、演算部29は、ステップS202の舵角センサが検出したステアリング舵角θを検出ずれΔθとして決定し、検出ずれΔθの絶対値が、所定の閾値th以上であるか否かを判定する(ステップS207)。検出ずれΔθの絶対値が閾値th以上であるとき(ステップS207−Yes)、ステップS208に進む。一方、検出ずれΔθの絶対値が閾値th未満であるとき(ステップS207−No)、処理を終了する。
ステップS207において、検出ずれΔθの絶対値が閾値th以上であるとき(ステップS207−Yes)、演算部29は、検出ずれΔθを補正値θとして補正装置記憶部27に記憶させる(ステップS208)。
このように、変形例の舵角補正システムによれば、一組の画像と舵角センサが検出するステアリング舵角θとを対応付けて取得するたび、算出する対称度に基づいて両画像上の左右の操舵輪15の形状が左右対称か否かを判定する。そして、形状が左右対称と判定するとき、補正値θを算出する。このため、第1の実施形態と異なり、舵角センサが検出するステアリング舵角θと対称度とを対応付けたデータを補正装置記憶部27に蓄積する必要がなく、記憶するデータ容量を低減できる。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
例えば、舵角補正システムにおける各構成要素は、分割および再配置が可能である。例えば、舵角補正装置13を撮像装置に包含させてもよい。また例えば、舵角補正システムは、運転者を支援するナビゲーション装置を更に備え、ナビゲーション装置が舵角補正装置13の演算部29や、リアカメラ12の画像重畳部24を備える構成であってもよい。
また、上述の実施形態において、舵角補正装置13の取得部26は、車載ネットワーク100を介してサイドカメラ11の画像を取得するが、専用線を介して取得するように構成してもよい。
また、抽出部28が検出した楕円が正しく操舵輪15を抽出しているか否かを判別する構成を備えてもよい。例えば、画像上の検出した楕円内において、エッジ検出を施す前の画像の色情報を用いて操舵輪15を抽出しているか否か判断することが考えられる。このようにして、画像上の操舵輪15の抽出精度を向上して対称度の算出精度を向上することにより、補正値θの算出精度を向上できる。
また、上述の実施形態において、舵角補正装置13は、算出した補正値θを補正装置記憶部27に記憶させるが、ステアリング舵角センサに補正値θを送信し、ステアリング舵角センサの出力値を補正するように構成してもよい。この場合、画像重畳部24は、車載ネットワーク100を介して取得するステアリング舵角を補正する必要がないため、処理負担を軽減できる。
また、上述の実施形態において、画像重畳部24はリアカメラ12の撮像画像に指標30を重畳するが、例えば、移動体10の前方の周辺画像を撮像するフロントカメラの撮像画像に重畳するように構成してもよい。
また、上述の実施形態において、画像マッチングによる相関度又は楕円パラメータに基づくパラメータ空間上の2点間距離を対称度として用いたが、一組の画像上の左右の操舵輪15の形状の対称性の度合いを示す指標であれば任意の指標を採用可能である。
10 移動体
11 サイドカメラ
12 リアカメラ
13 舵角補正装置
14 表示部
15 操舵輪
16 サイドミラー
17 光学系
18 サイドカメラ撮像部
19 舵角判断部
20 サイドカメラ制御部
21 光学系
22 リアカメラ撮像部
23 リアカメラ記憶部
24 画像重畳部
25 リアカメラ制御部
26 取得部
27 補正装置記憶部
28 抽出部
29 演算部
30 指標
31 車幅延長線
32 距離目安線
100 車載ネットワーク

Claims (8)

  1. 左右の操舵輪を同時にそれぞれ撮像した一組の画像と、前記一組の画像の撮像時における移動体のステアリング舵角と、を対応付けて取得するステップと、
    前記一組の画像上の前記左右の操舵輪の対称度を算出するステップと、
    前記対称度に基づいて前記ステアリング舵角を補正する補正値を算出するステップとを含む
    ことを特徴とする舵角補正方法。
  2. 請求項1に記載の舵角補正方法であって、
    異なるステアリング舵角において前記一組の画像を取得するステップを含み、
    前記補正値を算出するステップでは、ステアリング舵角に対する前記対称度の分布に基づいて前記補正値を算出する
    ことを特徴とする舵角補正方法。
  3. 請求項1又は2に記載の舵角補正方法であって、
    前記一組の画像上の前記左右の操舵輪を楕円検出により抽出するステップを含み、
    前記対称度を算出するステップでは、検出する楕円のパラメータを用いて前記対称度を算出する
    ことを特徴とする舵角補正方法。
  4. 請求項3に記載の舵角補正方法であって、
    前記対称度を算出するステップでは、楕円の短辺および傾きの少なくとも一方を示すパラメータに対して、他のパラメータよりも大きな重付けを施して前記対称度を算出する
    ことを特徴とする舵角補正方法。
  5. 請求項1又は2に記載の舵角補正方法であって、
    前記対称度を算出するステップでは、前記一組の画像に基づく画像マッチングによる相関度を用いて前記対称度を算出する
    ことを特徴とする舵角補正方法。
  6. 左右の操舵輪を同時にそれぞれ撮像した一組の画像と、前記一組の画像の撮像時における移動体のステアリング舵角と、を対応付けて取得する取得部と、
    前記一組の画像上の前記左右の操舵輪の対称度に基づいて前記舵角を補正する補正値を算出する演算部とを備える
    ことを特徴とする舵角補正装置。
  7. 請求項6に記載の舵角補正装置と、
    前記一組の画像を生成する第1の撮像部と、
    前記移動体の周辺領域を撮像した周辺画像を生成する第2の撮像部と、
    前記周辺画像上に、前記補正値に基づいて指標を重畳する画像重畳部とを備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  8. 左右の操舵輪を同時にそれぞれ撮像した一組の画像を生成する第1の撮像部と、
    前記一組の画像と、前記一組の画像の撮像時における移動体のステアリング舵角と、を対応付けて取得する取得部と、
    前記一組の画像上の前記左右の操舵輪の対称度に基づいて前記舵角を補正する補正値を算出する演算部と、
    前記移動体の周辺領域を撮像した周辺画像を生成する第2の撮像部と、
    前記周辺画像上に、前記補正値に基づいて指標を重畳する画像重畳部と、
    前記指標を重畳した周辺画像を表示する表示部とを備える
    ことを特徴とする舵角補正システム。
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