JP6022402B2 - リベット接合構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、異種金属部材の接合を、一方の部材を貫通して他方の部材に当接するリベットを介して溶接して行ったリベット接合構造体及びその製造方法に関するものである。
一般に、アルミニウムパネルと、鉄パネルなどの異種金属を溶接して構成される接合構造体は、一例として、車体部材の中で面積が大きなボンネット材、ドア材等に使用され剛性を維持してより軽量化するために使用されている。この接合構造体では、異種金属パネルが接合されることから、ピンやリベットが使用されている。そして、接合構造体では、例えば、リベットを鉄パネルと同種の材料で形成して、リベットと鉄パネルとをスポット溶接することで、異種金属パネルを接合することが従来行われている(例えば、特許文献1参照)。
ピンやリベットを使用する接合構造体では、異種金属パネルを強固に接合できるため、異種金属パネル同士を直接溶接することで接合する構造よりも接合強度が高くなる。また、接合構造体では、アルミニウムパネルに予めリベットを貫通させて打設しておき、リベット軸先端部をアルミニウムパネルから露出させ、露出しているリベット軸先端部に鉄パネルの表面を当接させた状態でスポット溶接する製造方法が示されている。この接合構造体の製造方法では、異種金属パネルの一方にリベットを打設した後に他方のパネルと当接させた状態でスポット溶接しているので、接合強度を維持して作業効率を向上させることができる。
特開2009−285678号公報
しかし、前記した従来の接合構造体及びその製造方法では、以下に示すような問題点が存在していた。
従来の接合構造体では、スポット溶接時の電極位置のずれにより、溶融ナゲットが融点の低いアルミニウム部材である第2部材の近傍に形成されることにより、第2部材の軟化を生じる場合があった。
また、接合構造体の製造方法では、リベットを複数打設する場合、リベットの打設位置がお互いに近いと、スポット溶接時に流れる電流が分流を起こし、必要な継手強度を確保するための溶融ナゲットの大きさがばらつくという問題が発生する場合があった。
さらに、接合構造体の製造方法では、スポット溶接により異種金属パネルを溶接して接合するため、パネルの表面及び裏面の両側に電極を配置する必要があり、溶接可能な構造体の形状・作業スペースに制限があり、より溶接施工性の良い工法が望まれていた。
本発明は、前記した問題点に鑑み創案されたものであり、第2部材の軟化が抑制され、溶接強度が安定したリベット接合構造体を提供すると共に、リベットの接合位置の影響を受けずに溶接作業が行え、かつ、作業スペースを異種金属パネルの両側に必要としないリベット接合構造体の溶接方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係るリベット接合構造体は、以下のように構成した。すなわち、リベット接合構造体は、第1部材と同種の金属で形成されたリベットを、前記第1部材と異材の第2部材を貫通させて、前記リベットと前記第1部材とを当接した状態で、前記第1部材と前記リベットを溶接して、前記第1部材と前記第2部材とを接合したリベット接合構造体であって、前記リベットは、第2部材から露出するリベット頭部方向から、前記リベットのリベット軸部を貫通し、かつ、前記第1部材を貫通しないように溶融部を形成して溶接された構成を備えることとした。
かかる構成により、リベット接合構造体は、第1部材と当接するリベットが、リベット頭部側又は第1部材側からリベット軸部に沿って溶融部を形成して溶接されているため、スポット溶接のように溶融部が第2部材の近くに形成されることがなくなり、第2部材の軟化が抑制され、かつ、第1部材との接合強度を確保することができる。なお、リベット接合構造体は、第1部材側からリベット軸部に沿って溶接する場合には、溶接ジグを利用して、あらかじめ溶接位置を決めておくことや、あるいは、ロボットに溶接位置を予め教示しておく事、レーザ溶接においてはリモート溶接法である、ミラー・スキャン法やロボット・スキャン法等を採用することによりビーム照射の正確な位置決めをして溶接されることになる。また、リベット接合構造体は、第1部材を貫通しない状態で溶接されているので、第1部材の表面の変形がほとんどなく溶接強度も確保できる。
さらに、リベット接合構造体は、第1部材と同種の金属で形成されたリベットを、前記第1部材と異材の第2部材を貫通させて、前記リベットと前記第1部材とを当接した状態で、前記第1部材と前記リベットを溶接して、前記第1部材と前記第2部材とを接合したリベット接合構造体であって、前記リベットは、第2部材から露出するリベット頭部方向から、又は、前記第1部材側から、前記リベットのリベット軸部及び前記第1部材を貫通するように溶融部を形成して溶接された構成を備える構成としてもよい。
かかる構成により、リベット接合構造体は、リベットから第1部材を貫通することで、ブローホール等の溶接欠陥が減少し、接合強度が大きくなる。
また、リベットの頭部に凹部を設けておくことにより、第1部材とリベットの溶融部が短くなり熱エネルギーの投入量が少なくてすみ、溶接熱による歪や第2部材の軟化を防止することができる。更に、凹部の形状を三角錐状や、放物線状にすることにより、レーザ光の狙い位置が若干ずれても凹部内でレーザ光が反射して中央に集中し、効率よく溶接を行うことができる。
また、上記課題を解決するために本発明に係るリベット接合構造体の接合方法として、以下に示す手順とした。すなわち、リベット接合構造体の接合方法は、第1部材と同種の金属で形成したリベットを、前記第1部材と接合する異材の第2部材を貫通させて打設する第1工程と、前記第1部材に対面して前記第2部材を貫通したリベットのリベット頭部方向から、リベット軸部の軸線に沿って前記リベットのリベット軸部を貫通し、かつ、前記第1部材を貫通しないように溶融する第2工程と、を行い溶接することとした。
また、リベット接合構造体の製造方法は、第1部材と同種の金属で形成したリベットを、前記第1部材と接合する異材の第2部材を貫通させて配置する第1工程と、前記第1部材に対面して前記第2部材を貫通したリベットのリベット頭部方向から、又は、前記第1部材側から、リベット軸部の軸線に沿って前記リベットのリベット軸部及び前記第1部材を貫通するように溶融部を形成して溶融する第2工程と、を行うこととしてもよい。
そして、前記リベットを溶融する溶融溶接手段として、前記リベット頭部側から、又は、前記第1部材側からの溶接となる片面施工で行うことがよい。さらに、前記接合を行う手段が、レーザ溶接手段、TIG溶接手段、MIG溶接手段のいずれかであることとしてもよい。
かかる手順により、リベット接合構造体の製造方法は、リベットを第2部材に貫通させ打設して、貫通したリベットのリベット軸部の軸線に沿って、リベット頭部側あるいは第1部材側のどちらか一方側から溶融させて接合するので、スポット溶接のように溶融ナゲットが第2部材に近接して配置されることにより生じる、第2部材の軟化が生じず、第1部材とリベットとの接合強度も安定する。また、リベット接合構造体の製造方法は、溶接時にリベット接合構造体の一方側からの作業であり、また、リベットと第1部材を電気的に接続する必要がない。特に、溶融溶接手段として、レーザ溶接手段等を使用することで、作業効率が一層向上する。
さらに、リベット接合構造体の接合方法において、前記リベット頭部に凹部を設けていてもよい。これにより、溶接の入熱を低減することができ接合体の歪及び第2部材の軟化が防止できる。
本発明に係るリベット接合構造体及びその製造方法は、以下に示すような優れた効果を奏するものである。
リベット接合構造体は、スポット溶接を行わずに、リベットの軸線に沿って溶融して同種金属の第1部材とリベットとが溶接されるため、変形が少なく安定した接合強度を確保することができる。
リベット接合構造体の製造方法では、第2部材にリベット打設(第2部材へのリベット穿孔、かしめ)して第1部材をリベット軸端面に当接するように第2部材に重ねて、第1部材側又は第2部材側のいずれか一方からリベット軸部に沿って溶融させて接合するので、スポット溶接のような溶融ナゲットのずれが生じず、第2部材の軟化が生じない。そのため、リベット接合構造体の製造方法では、溶接作業では片面施工で対応でき、また、安定した接合強度を確保してリベット接合構造体の製造をすることができる。
リベット接合構造体の製造方法では、特に、レーザ溶接手段を使用することでミラー等の使用により短時間で多数のリベットを精度よく溶接することができ、作業効率に優れている。
(a)は、本発明に係るリベット接合構造体の全体を模式的に示す斜視図、(b)は、本発明に係るリベット接合構造体の一部を模式的に断面で示す断面図である。 (a)は、本発明に係るリベット接合構造体に使用するリベットと第2部材であるルーフパネルの関係を模式的に断面にして示す断面図、(b)は本発明に係るリベット接合構造体を一部切欠いて模式的に示す断面図である。 (a)〜(d)は、本発明に係るリベット接合構造体の製造工程においてリベットを第2部材に打設して第1部材である車体フレームパネルを当接するまでの状態を模式的に断面で示す断面図である。 (a)、(b)は、本発明に係るリベット接合構造体の製造工程においてリベットを溶融して第1部材に溶接する状態を模式的に断面で示す断面図である。 本発明に係るリベット接合構造体の打設装置にリベットが収納された状態を模式的に断面で示す断面図である。 本発明に係るリベット接合構造体の第2部材をプレス加工すると共にリベットを打設した状態を一部断面にして模式的に示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明に係るリベット接合構造体においてリベットを打設する工程からリベットを溶接する工程までを一部省略して模式的に示す断面図である。 本発明に係るリベット接合構造体のリベットを溶接する状態を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(c)本発明に係るリベット接合構造体の他の溶接工程を模式的に示す斜視図、断面図、断面図である。 (a)、(b)は本発明に係るリベット接合構造体の他のリベットの構造をそれぞれ示す断面図である。 (a)、(b)は、本発明に係るリベット接合構造体の他の製造工程においてリベットを溶融して第1部材に溶接する状態を模式的に断面で示す断面図である。
以下、本発明に係るリベット接合構造体及びその製造方法について、図面を参照して説明する。なお、リベット接合構造体(以下、接合構造体という)は、その一例として、第1部材である車体フレームパネルに、第2部材であるルーフパネルを、接合部材であるリベットを介してレーザ溶接装置により接合したものを説明する。
図1に示すように、接合構造体1は、車体フレームパネル10にルーフパネル20を、リベット30を介して溶接して接合した構成を備えている。この接合構造体1は、車体フレームパネル10及びリベット30が例えば、鉄系金属材料で形成されると共に、ルーフパネル20がアルミニウム合金で形成されている。接合構造体1は、ここでは、鋼板から加工した車体フレームパネル10及びアルミニウム合金板から加工したルーフパネル20を異種金属として接合対象部材としている。
第1部材である車体フレームパネル10は、ここでは、車体に採用される鋼板である平パネルから折り曲げ加工等の加工が施されたものである。この車体フレームパネル10は、鉄系金属であり、車体として使用されている鉄を主成分とする鉄系金属であれば、特にその成分が限定されるものではない。そして、車体フレームパネル10は、接合される位置は、車体フレームパネル10のルーフサイドレール11の位置を接合位置としている。また、車体フレームパネル10は、その形状を車体のフレーム形状としている。この車体フレームパネル10は、その形状や、接合位置について特に限定されるものではない。
第2部材であるルーフパネル20は、ここでは、アルミニウム合金板の平パネルからプレス加工等が施されたものである。このルーフパネル20は、例えば6000系のアルミニウム合金が使用されているが、この他に、2000系、3000系、5000系、7000系等の任意の材種のアルミニウム合金が採用され、特にその成分が限定されるものではない。
ルーフパネル20は、一例として、リベット30が打設されて接合される接合位置として周縁部分として設定されている。ルーフパネル20は、車体フレームパネル10のルーフサイドレール11の位置に当接するよう形成されているが、その厚みや形状や大きさは特に限定されるものではない。
尚、本実施形態では、一例として自動車パネルへの適用例を説明するが、アルミニウム材の形態として板材に限らず、押出形材や鋳物も採用することができ、適用対象も自動車の各構成部品や建材等、様々な用途に適用することができる。
ここでは、ルーフパネル20は、リベット30が貫通する位置に溶接凹部(溶接用凹部)21が形成されることになる。
溶接凹部21は、リベット30が貫通する際にリベット30と相対して第2部材の反対側に配置されたカウンターパンチ(図7参照)により押し上げられて形成されるものであり、リベット30の溝部33へ第2部材を流動させてしっかりとかしめ固着するものである。又、この溶接凹部を設けることで第1部材と第2部材との間に空間を設けることができる。これによって第1部材やリベットからの溶接の熱の伝達を防止することでき第2部材の軟化を防止することができる。
図2に示すように、リベット30は、車体フレームパネル10とルーフパネル20とを接合させるものである。このリベット30は、リベット頭部である頭部31と、この頭部31の直径H1よりも小さく形成されたリベット軸部である軸部36と、を備えている。
頭部31は、軸部36の直径A1よりも大きく形成されたフランジ部32と、このフランジ部32の下面側で軸部36の外周縁回りに環状に形成された環状凹部33と、フランジ部32の上面側で軸部36とは反端側に突出するように形成した段部34と、この段部34の軸線中心に向かって傾斜するように凹ませた凹部35とを備えている。
環状凹部33は、リベット30がルーフパネル20に打設されたときに、そのルーフパネル20の表面部分22を流動させて噛み込むためのものである。この環状凹部33は、基端軸部37の外周縁の位置に軸基端に連続するように形成されている。また、この環状凹部33の凹部幅H3は、フランジ部32の直径方向におけるフランジ幅H2の2/3を超えないように設定されている。さらに、環状凹部33の凹部深さHTは、フランジ部32の板厚HRの1/2を超えないように形成されている。環状凹部33の凹部幅H3及び凹部深さHTは、前記した値を超えてしまうとフランジ部32の強度を低下させてしまうことになり好ましくない。
段部34は、本発明において必須の構成ではなく、フランジ部32は平坦であっても差し支えないが、段部34を設けることで、例えば摩擦撹拌接合の撹拌棒が当接して摩擦撹拌の処理を行う目安となる位置や、レーザ溶接装置Ls(図7(c)参照)のレーザ照射位置等を特定しやすいという効果を奏するものである。この段部34は、フランジ部32の表面側から連続して段外縁が円形状に突出して形成されている。なお、段部34の直径は、後記する先端軸部38の直径A2と同じ大きさになるようにここでは形成されている。
段部34に形成された凹部35は、溶融された金属の変形状態を吸収して頭部31側に当接する他の部材がある場合には、当接状態を揃えるためにも有効となる。この凹部35の窪み形状はここでは断面V字型に形成されている。
軸部36は、ルーフパネル20を貫通して車体フレームパネル10に当接させるためのものである。この軸部36は、ここでは、基端軸部37と、先端軸部38と、円錐頂部39とを備えている。
基端軸部37は、頭部31の下面から連続して形成され、その先端側に連続して当該基端軸部37の直径A1より小さな直径A2の先端軸部38が形成されている。そして、先端軸部38は、その先端側に連続して、先端面の中心が突出するように形成した円錐頂部39を備えている。
円錐頂部39は、ルーフパネル20に貫通させる際に、材料に食い込み易くするためのものである。また、先端軸部38及び円錐頂部39の長さAPは、ルーフパネル20を貫通したときに、車体フレームパネル10の表面に当接した状態となるように設定されることが望ましい。ここでは、軸部36において、フランジ部32下面から円錐頂部39の先端までの長さARが、ルーフパネル20の板厚TAと同等か同等以上となるように設定されている。また、先端軸部38及び円錐頂部39の長さAPは、ルーフパネル20の穴深さTdと同等あるいは同等以上となるように設定されている。尚、材料への食い込み易さが必要でなければ、軸部36の先端はフラット形状、フラット形状に溝を設けた形状、円弧状、多角錐状であってもよい。
図2(b)に示すように、接合構造体1は、リベット30を打設してルーフパネル20及び車体フレームパネル10を当接させた状態でリベット30を溶接することで構成されている。接合構造体1は、リベット30の頭部31から車体フレームパネル10の一部まで例えばレーザ溶接により溶融した溶融部30Mにより溶接される。したがって、接合構造体1は、溶融部30Mが第2部材側に偏ることなく配置されるため第2部材の軟化が生じず、溶接強度が高く安定した構造が得られる。また、接合構造体1は、溶接凹部21が溶接部31を形成するときに熱の伝達を抑制するため、車体フレームパネル10の熱による変形を抑えることができる。
以上の構成を備える接合構造体1の製造工程について図3及び図4を主として図5乃至図8を参照して説明する。接合構造体1は、片面施工で作業を行うことができる溶接手段で溶接される。ここでは、一例として、レーザ溶接装置Ls(図7(c)参照)による溶接作業で接合される構成として説明する。
車体フレームパネル10とルーフパネル20とは、プレス加工等が別々のラインで行われその基本形状が形成されている。車体フレームパネル10は、ここでは、車体の骨格となる形状に鉄パネルから各加工工程を経て形成されている。そして、車体の天井となる部位が開放された状態の車体フレームパネル10として組み立てられた状態で搬送ラインに沿って送られてくる。また、ルーフパネル20は、ここでは、平坦パネルをプレス加工装置に設置され、プレス加工作業とリベット30の打設作業が同じ場所で行われている。
図3(a)に示すように、ルーフパネル20は、アルミニウム合金から所定の大きさ、所定の形状に切り出された平板の状態で準備される。なお、ルーフパネル20は、リベット30を打設する際に、リベット30の頭部31が当接する面とは反対側からカウンターパンチ(図5のDu)で第2部材を押し上げ、その打設する位置に溶接凹部21が形成されることになる。この溶接凹部21は、リベット30の軸部36の先端軸部38と同等あるいは、先端軸部38よりも穴深さTdが浅く形成されている。平板の状態のルーフパネル20は、アームロボット等によりプレス加工装置Psに搬送されて加工位置に設置される。
ルーフパネル20に打設されるリベット30は、図5に示すように、供給用のカセット収納体130に収納された状態で、作業者の手作業あるいはアームロボット(図示せず)により、プレス加工装置Psの打設位置に着脱自在に装着される。カセット収納体130は、筒状の収納本体131と、この収納本体131の先端に設けた保持手段132とを備えている。そして、収納本体131は、リベット30の軸部36を他方の開口に向けた状態で軸線方向に一列に収納する空間を有している。また、保持手段132は、Cリング状の弾性部材が装着されており、押型ポンチDpにより押されることで、弾性部材のCリング開口が弾性力に抗して拡張させられて、収納本体131の先端に収納されているリベット30を打設位置に供給する構成を備えている。
そして、カセット収納体130が装着される位置の上下には、打設手段Dsの押型ポンチDpと、この押型ポンチDpに対向して設けたカウンターパンチDuが設置されている。なお、押型ポンチDpとカウンターパンチDuとは、プレス加工装置Psとは異なるタイミング、あるいは、同じタイミングで動作できるように構成されている。
ルーフパネル20は、プレス加工装置Psの下金型142及び上金型141によりプレス加工が施される。また、ルーフパネル20がプレス加工装置Psでプレス加工された状態において、図3(c)に示すように、リベット30の打設作業も併せて行われる(第1工程)。そして、リベット30の打設作業が行われたときに、溶接凹部21がルーフパネル20に形成され、溶接凹部21が形成されることでリベット30の環状凹部33内にルーフパネル20の部材がかしめられて入り込むことになる。なお、プレス加工作業及び打設作業は、作業のタイミングについて、どちらか一方が先あるいは同時のいずれであっても構わない。
図5及び図7(a)に示すように、打設作業は、カセット収納体130に収納されているリベット30が、押型ポンチDpで直接押されるかまたは整列する他のリベット30を介して押される。図5に示すように、押されたリベット30は、カセット収納体130の保持手段132の弾性力に抗してCリング状の保持手段132を押し広げて打設位置に供給され、かつ、カウンターパンチDuに向かって押型ポンチDpで押圧される。そのため、リベット30は、軸部36がルーフパネル20を貫通し、環状凹部33内にルーフパネル20の部材をかしめる。打設作業でリベット30がルーフパネル20に打設されたときに、ルーフパネル20の打ち抜かれた打ち抜き片20aが下方に落下して廃棄される。
ルーフパネル20は、プレス加工が施されると共に予め設定された数のリベット30が打設して取り付けられると、次の作業位置に図示しないハンドラ等の搬送手段により搬送される。ここでは、ルーフパネル20は、図示しない搬送手段により搬送され、図7(b)に示すように、車体フレームパネル10の所定位置に設置される。
ルーフパネル20が車体フレームパネル10に設置されると、図7(c)及び図8に示すように、レーザ溶接装置Lsのレーザ溶接トーチTcがロボットアームRaで移動してリベット30の頭部31側からレーザ溶接作業が行われる(第2工程)。レーザ溶接装置Lsによりリベット30を溶接する場合には、XYZ座標空間において溶接位置を設定して、かつ、レーザ照射時間、レーザ照射幅、レーザ溶接深さ等を設定することで、レーザ溶接トーチTcを支持するロボットアームRaの移動を迅速に行い、レーザ溶接作業をスムーズにすることができる。
レーザ溶接作業は、レーザ溶接深さ等が既に設定されているので、溶接個所が複数存在しても短時間で車体フレームパネル10にルーフパネル20がリベット30を介して溶接される。また、図4(a)、(b)に示すように、レーザ溶接装置Lsでは、レーザ光の幅であるレーザ照射幅が軸部36の直径よりも小さく、かつ、接合に必要な範囲となるように設定されているので、リベット30の頭部31の露出している部分の変形を最小限に抑えることができる。
そして、レーザ溶接装置Lsは、ここでは、レーザ光の照射条件が、車体フレームパネル10をリベット30側から貫通しないで溶接するように設定されている。したがって、車体フレームパネル10及びルーフパネル20は、リベット30の頭部31側から軸線に沿って連続して溶融されて、車体フレームパネル10とリベット30とが溶融部30Mを形成して溶接され、接合構造体1として常に一定の溶接強度を確保できる。
リベット30がレーザ溶接装置Lsにより溶接される場合、図4(a)、(b)に示すように、軸部36の軸線に沿ってレーザ光(点線矢印で示す)が照射されることで、リベット30の軸線に沿った位置及び車体フレームパネル10の表面側が溶融して溶融部30Mを形成する。また、溶融した溶融部30Mは、溶接凹部21があることで熱の伝達が緩和されて車体フレームパネル10の熱による変形を抑制することができる。溶融された溶融部30Mは、接合構造体1は、レーザ溶接装置Lsで溶接されると、そのリベット30の頭部31の凹部から軸部36に沿って円錐頂部39を超えて車体フレームパネル10側までレーザ光が連通して溶接が行われる。そのため、接合構造体1では、スポット溶接のような溶融ナゲットの偏在が生じず第2部材の軟化が生じない。
また、接合構造体1は、リベット30と車体フレームパネル10とを溶接する際に溶接位置に対して片面施工で溶接作業を行うことができるので、車体フレームパネル10の溶接姿勢を変更させることや、あるいは、溶接個所を電極で挟み込むような溶接設備を必要としない。
そして、レーザ溶接作業が終了した車体フレームパネル10は、搬送レールに沿って次の作業工程に送られる。
このようにして溶接された接合構造体1は、リベット30の頭部31側から軸部36側にレーザ光により溶融して接合されているので、溶接強度が安定しており、また、リベット30の設置間隔が互いに近い位置にあっても、電流を部材間に流す必要がないので、スポット溶接のような溶接電流の分流現象による接合強度の低下は生じることがない。
なお、レーザ溶接装置Lsによりリベット30の軸部36に沿って溶接する場合、頭部31とは反対側となる第1部材である車体フレームパネル10側から溶接作業を行うようにしても構わない。つまり、図9に示すように、リベット30の軸部36の位置は、作業空間におけるXYZ座標において設定されているので、レーザ溶接装置Lsのレーザ作業開始位置を車体フレームパネル10側から特定でき(図9(a)参照)、前記したレーザ溶接の条件により作業が行われる(図9(b)参照)。溶接されたリベット30は、図9
c)に示すように、車体フレームパネル10側からリベット30の軸部36及び頭部31まで軸部36に沿って溶融して溶接されることであっても構わない。
また、図10に示すように、使用されるリベット30B、30Cの構成であっても構わない。なお既に説明したリベット30と同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。図10(a)に示すように、リベット30Bは、頭部31Bの段部34bがフランジ部32から段差を形成した円柱状に突出するように形成されている。このように、リベット30Bは、段部34bのように凹部がない場合も本発明の効果を奏する。また、図10(b)に示すように、リベット30Cは、頭部31Cのフランジ部32cの上面が平坦に形成されている。そして、リベット30Cは、軸部36Cの基端軸部37cと、その基端軸部37cの端面に円錐頂部39とを備えるように構成されている。このように、リベット30Cは、構成がシンプルに形成されることで、製造が容易で、かつ、TIG溶接等を行うときに、溶接開始面が基端軸部37cの延長線上におけるフランジ部32cの位置となり都合がよい。
さらに、図11に示すように、レーザ溶接作業を行う場合に、リベット30から第1部材である車体フレームパネル10まで貫通して溶融部30Mを形成するようなキーホール溶接とする構成であっても構わない。図11(a)、(b)に示すように、レーザ溶接作業は、リベット30の頭部31から車体フレームパネル10の裏面までに溶融部30Mが形成されるようにレーザ溶接条件を設定して行われる。溶融部30Mがリベット30の軸部36に沿ってリベット30、ルーフパネル20及び車体フレームパネル10までの全ての部分に形成されることで、溶接凹部21に入り込んで接合するために有効となる溶接面積を大きくすることができる。
なお、図11で説明したレーザ溶接方法は、図10に示すリベット30B、30Cにおいても適用することができることはもちろんである。
また、ここでは、レーザ溶接作業を主として説明したが、摩擦撹拌溶接手段、TIG溶接手段、MIG溶接手段のいずれかであっても構わない。すなわち、片面施工で行うことができる溶接手段であれば、特に限定されるものではない。
また、ここでは、第2部材の材料としてアルミニウム合金を一例として示したが、リベット30(30B、30C)により接合できるものであれば、マグネシウム合金、チタン合金等の他の金属であることや、あるいは、炭素繊維強化プラスチック等の金属以外の素材であっても構わない。また、第1部材及びリベット30(30B、30C)も同系の素材であれば鉄系金属に限定されるものではない。
1 リベット接合構造体
10 車体フレームパネル
11 ルーフサイドレール
20 ルーフパネル
20a 打ち抜き片
21 溶接凹部
22 表面部分
30 リベット
30M 溶融金属
31 頭部
32 フランジ部
33 環状凹部
34 段部
34b 段部
35 凹部
36 軸部
37 基端軸部
38 先端軸部
39 円錐頂部
42 収納本体
130 カセット収納体
131 収納本体
132 保持手段
141 上金型
142 下金型
Dp 押型ポンチ
Ds 打設手段
Du カウンターパンチ
Ls レーザ溶接装置
Ps プレス加工装置
Ra ロボットアーム
Tc レーザ溶接トーチ

Claims (8)

  1. 第1部材と同種の金属で形成されたリベットを、前記第1部材と異材の第2部材を貫通させて、前記リベットと前記第1部材とを当接した状態で、前記第1部材と前記リベットを溶接して、前記第1部材と前記第2部材とを接合したリベット接合構造体であって、
    前記リベットは、第2部材から露出するリベット頭部方向から、前記リベットのリベット軸部を貫通し、かつ、前記第1部材を貫通しないように溶融部を形成して溶接された構成を備えることを特徴とするリベット接合構造体。
  2. 第1部材と同種の金属で形成されたリベットを、前記第1部材と異材の第2部材を貫通させて、前記リベットと前記第1部材とを当接した状態で、前記第1部材と前記リベットを溶接して、前記第1部材と前記第2部材とを接合したリベット接合構造体であって、
    前記リベットは、第2部材から露出するリベット頭部方向から、又は、前記第1部材側から、前記リベットのリベット軸部及び前記第1部材を貫通するように溶融部を形成して溶接された構成を備えることを特徴とするリベット接合構造体。
  3. 前記リベットは、リベット頭部に凹部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリベット接合構造体。
  4. 請求項1又は請求項3いずれか一項のリベット接合構造体の製造方法であって、
    第1部材と同種の金属で形成したリベットを、前記第1部材と接合する異材の第2部材を貫通させて配置する第1工程と、
    前記第1部材に対面して前記第2部材を貫通したリベットのリベット頭部方向から、リベット軸部の軸線に沿って前記リベットのリベット軸部を貫通し、かつ、前記第1部材を貫通しないように溶融する第2工程と、を行い前記第1部材と前記リベットとを溶接することを特徴とするリベット接合構造体の製造方法。
  5. 請求項2又は請求項3いずれか一項のリベット接合構造体の製造方法であって、
    第1部材と同種の金属で形成したリベットを、前記第1部材と接合する異材の第2部材を貫通させて配置する第1工程と、
    前記第1部材に対面して前記第2部材を貫通したリベットのリベット頭部方向から、又は、前記第1部材側から、リベット軸部の軸線に沿って前記リベットのリベット軸部及び前記第1部材を貫通するように溶融する第2工程と、を行い前記第1部材と前記リベットとを溶接することを特徴とするリベット接合構造体の製造方法。
  6. 前記リベットを接合する接合手段として、前記リベット頭部側からの溶接となる片面施工で行うことを特徴とする請求項4に記載のリベット接合構造体の製造方法。
  7. 前記リベットを接合する接合手段として、前記リベット頭部側から、又は、前記第1部材側からの溶接となる片面施工で行うことを特徴とする請求項5に記載のリベット接合構造体の製造方法。
  8. 前記接合が、レーザ溶接、TIG溶接、MIG溶接のいずれかであることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のリベット接合構造体の製造方法。
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