JP6020492B2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計 Download PDF

Info

Publication number
JP6020492B2
JP6020492B2 JP2014049077A JP2014049077A JP6020492B2 JP 6020492 B2 JP6020492 B2 JP 6020492B2 JP 2014049077 A JP2014049077 A JP 2014049077A JP 2014049077 A JP2014049077 A JP 2014049077A JP 6020492 B2 JP6020492 B2 JP 6020492B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
lining material
flange portion
ring
flow meter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014049077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015172550A (ja
Inventor
英暁 山下
英暁 山下
今井 洋一
洋一 今井
善彦 黒木
善彦 黒木
耕治 大村
耕治 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2014049077A priority Critical patent/JP6020492B2/ja
Priority to CN201510104336.7A priority patent/CN104913821B/zh
Priority to EP15158663.3A priority patent/EP2918979B1/en
Priority to US14/644,741 priority patent/US9541430B2/en
Publication of JP2015172550A publication Critical patent/JP2015172550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6020492B2 publication Critical patent/JP6020492B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/56Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
    • G01F1/58Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/56Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
    • G01F1/58Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters
    • G01F1/586Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters constructions of coils, magnetic circuits, accessories therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L23/00Flanged joints
    • F16L23/02Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L23/00Flanged joints
    • F16L23/16Flanged joints characterised by the sealing means
    • F16L23/18Flanged joints characterised by the sealing means the sealing means being rings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、電磁流量計に係り、特に、測定管内を覆うライニング材の変形抑制技術に関する。
電磁誘導を利用して導電性の流体の流量を計測する電磁流量計は、堅牢で精度もよいことから工業的用途に広く用いられている。電磁流量計は、直交方向に磁界がかけられた測定管内に導電性の被測定流体を流し、発生した起電力を計測する。この起電力は、被測定流体の流速に比例するため、計測された起電力に基づいて被測定流体の体積流量を得ることができる。
電磁流量計では、起電力測定用の電極等が取り付けられた測定管をプラント等に設置された配管に接続するが、接続形態によってフランジ型とウェハ型とに大別される。フランジ型は電磁流量計の測定管に大型のフランジが形成され、配管のフランジとともに測定管のフランジにもボルトを通して配管のフランジと接続する形式であり、ウェハ型は電磁流量計の測定管に小型のフランジが形成され。測定管のフランジにはボルトを通さずに配管のフランジと接続する形式である。
図13は、フランジ型の電磁流量計における配管との接続形態を示す図である。本図に示すように、電磁流量計200は、変換器210と測定管220とを備えており、測定管220の両端にはフランジ部221が形成されている。それぞれのフランジ部221は、配管側フランジ部311とボルト321およびナット(不図示)によって接続される。
電磁流量計側のフランジ部221と配管側フランジ部311との接続の際には、アースリング222とガスケット312とを挟んだ状態で、ボルト321とナットで締め付ける。ガスケット312は接続箇所の液密性を確保するために用いられる。アースリング222は、管の大きさに対応した丸い穴の開いた円形の金属板(リング板)であり、被測定流体のアースとコモン電位との同一化のために用いられる。
ウェハ型の電磁流量計では、図14に示すように、測定管240のフランジ部241は径が小さく形成されており、測定管240のフランジ部241にはボルト342は通さない。このため、測定管240はボルト締結される両方の配管側フランジ部341から挟み付けられることで固定される。この際に、位置決め用のセンタリングデバイス344が用いられることもある。
ウェハ型の電磁流量計においても、電磁流量計側のフランジ部241と配管側フランジ部341との接続の際には、アースリング242とガスケット343とを挟んだ状態でボルト342とナットで締め付けを行なう。
図15は、電磁流量計側のフランジ部221と配管側フランジ部311との接続箇所の断面図である。ここでは、フランジ型の電磁流量計を例に説明する。本図に示すように、電磁流量計200の測定管220の内側には、フランジ部221の接続側の一部の領域を含めてライニング材223が接着あるいは溶着等されている。ライニング材223は、起電力に対する測定管220の絶縁性の確保に加え、被測定流体に対する測定管220の耐食性、耐摩耗性を確保するために用いられる。ライニング材223の材料は、被測定流体に合わせて選択されるが、例えば、フッ素樹脂(PFA、PTFE)、ポリウレタンゴム、軟質天然ゴム等である。
ライニング材223は、フランジ部221の接続側の所定の径の内周領域まで覆っているため、アースリング222は、ライニング材223の上から取り付けられ、電磁流量計側のフランジ部221と配管側フランジ部311とを接続すると、アースリング222とライニング材223とが密着することになる。
特開2010−151648号公報
ゴム等のように延性が大きいライニング材223を用いている場合、被測定流体の圧力が高いと図16に示すように、内圧によりライニング材223が外周方向に広がるように変形する。ライニング材223が外周方向に膨らむと、その分ライニング材223の厚さが薄くなるため、アースリング222とライニング材223との面圧が低下し、液密性に影響を与えるおそれがある。
安全性の観点からは、仮に非測定流体の圧力がスペック上の制限を超えて印加された場合でも、液密性が維持できるように、ライニング材223の変形は抑えることが望ましい。
そこで、本発明は、電磁流量計において、被測定流体の圧力によるライニング材の変形を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様である電磁流量計は、配管側のフランジとボルト締結により接続されるフランジ部が形成された測定管を備えた電磁流量計であって、前記測定管内と前記フランジ部の締結側面の所定径の内周領域とを覆うライニング材と、前記フランジ部と前記配管側のフランジとの間に取り付けられるアースリングとを備え、前記アースリングは、リング板部と、前記リング板部の外周に沿って形成された壁部とを備えることを特徴とする。
ここで、前記壁部の内径は、前記ライニング材の前記フランジ部の締結側面における前記所定径よりも大きくすることができる。
このとき、前記ライニング材は、前記フランジ部と前記配管側のフランジとがボルト締結により接続された際に、圧縮による変形により前記壁部に接触することができる。
あるいは、前記ライニング材は、前記フランジ部と前記配管側のフランジとがボルト締結により接続された後に、被測定流体からの圧力による変形により前記壁部に接触するものであってもよい。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様である電磁流量計は、配管側のフランジとボルト締結により接続されるフランジ部が形成された測定管を備えた電磁流量計であって、前記測定管内と前記フランジ部の締結側面の所定径の内周領域とを覆うライニング材と、前記フランジ部と前記配管側のフランジとの間に取り付けられるアースリングと、前記フランジ部と前記アースリングとの間に取り付けられ、前記ライニング材の前記フランジ部の締結側面における前記所定径よりも大きい内径を有する環状の壁リングとを備えることを特徴とする。
ここで、前記ライニング材は、前記フランジ部と前記配管側のフランジとがボルト締結された際に、圧縮による変形により前記壁リングに接触することができる。
あるいは、前記ライニング材は、前記フランジ部と前記配管側のフランジとがボルト締結により接続された後に、被測定流体からの圧力による変形により前記壁リングに接触するものであってもよい。
また、前記フランジ部のアースリング側の面あるいは前記アースリングのフランジ側の面に、前記壁リングを嵌め込む溝が形成されていてもよい。
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様である電磁流量計は、配管側のフランジとボルト締結により接続されるフランジ部が形成された測定管を備えた電磁流量計であって、前記測定管内と前記フランジ部の締結側面の所定径の内周領域とを覆うライニング材と、前記フランジ部と前記配管側のフランジとの間に取り付けられるアースリングとを備え、前記フランジ部の締結側の面に、前記ライニング材を囲む突起が円周状に形成されていることを特徴とする。
いずれの態様においても、前記アースリングは、前記ライニング材側の面について、厚さが変化しているものであってもよい。
このとき、前記アースリングの厚さは、外周部分が内周部分より厚くすることができる。
あるいは、前記アースリングに形成された溝あるいは突起により前記厚さが変化しているものであってもよい。
本発明によれば、電磁流量計において、被測定流体の圧力によるライニング材の変形を抑制することができる。
本発明の第1実施例に係る電磁流量計の測定管のフランジ部と配管側フランジ部との接続箇所の断面図である。 第1実施例のアースリングを示す図である。 アースリングの壁により、ライニング材の外周方向への変形が抑制されることを示す図である。 本発明をウェハ型の電磁流量計に適用した場合を説明する図である。 本発明の第2実施例に係る電磁流量計の測定管のフランジ部と配管側フランジ部との接続箇所の断面図である。 壁リング固定用の溝を示す図である。 本発明の第3実施例に係る電磁流量計の測定管のフランジ部と配管側フランジ部との接続箇所の断面図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 フランジ型の電磁流量計における配管との接続形態を示す図である。 ウェハ型の電磁流量計における配管との接続形態を示す図である。 電磁流量計側のフランジ部と配管側フランジ部との接続箇所の断面図である。 被測定流体の圧力によるライニング材の外周方向への変形を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る電磁流量計100の測定管120のフランジ部121と配管側フランジ部311との接続箇所の断面図である。なお、電磁流量計100と配管との接続形態は、図13に示した従来の形態と同様とすることができる。
本図に示すように、電磁流量計100の測定管120の内側には、フランジ部121の接続側の一部の領域を含めてライニング材123が接着あるいは溶着等されている。電磁流量計側のフランジ部121と配管側フランジ部311との接続の際には、アースリング122とガスケット312とを挟んだ状態で図示しないボルトとナットにより締め付ける。このとき、アースリング122とライニング材123とが面で接触することになる。
第1実施例では、図2に示すように、アースリング122は、リング板部122xの外周に沿って壁部122yが形成されている。アースリング122は、壁部122yの側をライニング材123方向に向けて、壁部122yがライニング材123を外周側から覆うように取り付けられる。
このようなアースリング122は、例えば、壁部122yの高さを有する円柱状の金属材料の内部を削ったり、リング板部122xと壁部122yとを別々に形成し、接着剤や溶接等により一体化することで形成することができる。
図3に示すように、ライニング材123が被測定流体の圧力よって外周方向に膨らもうとしても、アースリング122の壁部122yに接触することにより変形が抑制されるため、ライニング材123とアースリング122との面圧を高い状態で保つことが可能となる。これにより、液密状態の耐圧性が向上することになる。
壁部122yの内径のサイズは、電磁流量計側のフランジ部121と配管側フランジ部311とを接続する前においては、ライニング材123に接しない程度の大きさであることが望ましい。これは、接続時のボルトとナットによるボルト締結の際にライニング材123が両フランジ(121、311)からの圧力により圧縮した場合に、ライニング材123が外周方向に変形する余地を残しておくことにより、被測定流体の流れに影響を与える内周方向への変形を軽減させるためである。すなわち、このような外周方向に変形する余地がないと、ライニング材123が、被測定流体が流れる内周方向に大きく変形してしまうおそれがあり、好ましくない。
一方で、ライニング材123の外周方向への変形によるアースリング122との面圧低下を適切に防止するため、壁部122yの内径のサイズは、ボルト締結の締め付けによる圧縮でライニング材123と接する程度の大きさ、あるいは、締め付け後に、被測定流体からの圧力を受けてライニング材123が僅かに外周方向に変形した段階でライニング材123と接する程度の大きさとする。被測定流体からの圧力は、例えば、通常想定される圧力や電磁流量計100が仕様上許容する最高圧力であってもよいし、これを超える圧力であってもよい。
また、壁部122yの高さは、ボルト締結の締め付けの初期段階でフランジ部121と接触してしまい、ライニング材123とアースリング122との面圧が確保できなくなることを避けられる高さとする。すなわち、図3に示すように、ボルト締結の締め付け前において、アースリング122の壁部122yの頂上部分がフランジ部121に接触しないような高さとする。
さらに、十分な締め付けを行ない、ライニング材123がある程度圧縮した段階で壁部122yの先端がフランジ部121と接触する高さとして、壁部122yを過剰締め付けのストッパとして用いるようにしてもよい。
なお、第1実施例では、フランジ型の電磁流量計を例に説明したが、本発明は、ウェハ型の電磁流量計にも同様に適用することができる。図4に示すように、ウェハ型の電磁流量計101においても測定管140の内側に、フランジ部141の接続側の一部の領域を含めてライニング材143が接着あるいは溶着等されている。
ここで、フランジ部141は、フランジ型の電磁流量計100のフランジ部121に比べて小さく形成されており、フランジ部141の外側にボルトが通されることになるが、配管側のフランジ部341とボルト締結により接続されることにおいてはフランジ型と同様である。
そして、ウェハ型の電磁流量計101においてもライニング材143の変形を抑えるために、アースリング142に壁部142yを形成すればよい。以下に説明する実施例、変形例についてもウェハ型の電磁流量計に適用することができる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。図5は、本発明の第2実施例に係る電磁流量計100の測定管120のフランジ部121と配管側フランジ部311との接続箇所の断面図である。第2実施例では、リング板部122xと壁部122yとを独立させ、従来と同様のリング板状のアースリング124と環状の壁リング125とを用い、壁リング125でライニング材123の外周方向への変形を抑制するようにしている。壁リング125の内径と厚さは、壁部122yの内径と高さと同様の扱いとすることができる。
壁リング125として種々の厚さを用意しておくことで、ライニング材123の厚さのばらつきやバリエーション等に容易に対応できるようになる。また、ライニング材123の経年による摩耗、クリープ等による厚さに変化にも、適切な厚さの壁リング125に交換することで容易に対応することができる。さらには、壁部と一体となったアースリング122よりも安価に製造することができる。壁リング125の材質は、十分な強度と耐久性(耐腐食性等)とを有しておれば足り、アースリング124の材質と同一でなくてもよい。
第2実施例では、電磁流量計側のフランジ部121と配管側フランジ部311との接続の際に、壁リング125の位置を固定するために、図6(a)に示すように、アースリング124のライニング材123と接する側の面に、壁リング125を嵌める円周状の溝を形成してもよい。
あるいは、図6(b)に示すように、測定管120のフランジ部121のライニング材123被膜側の面に、壁リング125を嵌める円周状の溝を形成してもよい。溝の幅は、壁リング125が嵌れば足りるため、壁リング125の幅と同等であってもよいし、壁リング125の幅より大きくてもよい。なお、この場合、壁リング125の厚さは溝の深さを考慮して定めるようにする。
次に、本発明の第3実施例について説明する。図7は、本発明の第3実施例に係る電磁流量計100の測定管120のフランジ部121と配管側フランジ部311との接続箇所の断面図である。第3実施例では、ライニング材123の外周方向への変形を抑制する壁を、測定管120のフランジ部121に形成している。
すなわち、フランジ部121のライニング材123被膜側の面に、ライニング材123を囲むような突起121aを円周状に形成する。突起121aのサイズ、内径、高さは、実施例1におけるアースリング122の壁部122yと同様の扱いとすることができる。
次に、本発明の変形例について説明する。以下に示す変形例は、実施例1に適用した場合を例に説明するが、実施例2、実施例3に適用することも可能である。
上述の実施例では、アースリング122のリング板部122xのライニング材123と接触する面は平らで、一律の厚さであったが、変形例では、ライニング材123と接触する面について、リング板部122xの厚さを径方向で変化させる。
ライニング材123と接触する面について、アースリング122の厚みを変化させることで、電磁流量計側のフランジ部121と配管側フランジ部311とを接続する際にボルト締結による締め付けを行なうと、ライニング材123の圧縮率が場所によって変化することになる。
例えば、図8に示したアースリング122では、壁部122yを除いたリング板部122xでは、外周部分の厚さを厚くし、内周部分の厚さを薄くしている。この場合、ライニング材123の外周部分の圧縮率が高く、内周部分の圧縮率が低くなる。
一般に、ライニング材123の圧縮率を高くすることで、液密性が高まる反面、過大な力が加わるため劣化の進行が速くなる。ライニング材123が劣化することにより、弾性力が低下し、当初の液密性能の維持が困難となるおそれがある。そこで、変形例では、アースリング122の厚さを変化させることにより、ライニング材123の圧縮率を場所によって変化させ、高い液密性の確保と液密性能の長期間維持とを両立させるようにしている。すなわち、圧縮率の高い部分で高い液密性を確保し、圧縮率の低い部分で長期間の液密性能の維持を図っている。ただし、圧縮率の高い部分も、当初の液密性能が低下した場合であっても、ある程度の液密性能を長期間保つことが可能である。
図8に示したように、ライニング材123の外周部分の圧縮率を高く、内周部分の圧縮率を低くするために、アースリング122の外周方向の厚さを厚くし、内周方向の厚さを薄くしたことで、ライニング材123が被測定流体の圧力により外周方向に変形しようとした際に、アースリング122の厚さが変化することにより形成される斜面が、壁部122yとともに抵抗する力として働くようになる。これにより、ライニング材123の外周方向への変形が一層抑制されることも期待される。
また、図8に示した例では、アースリング122の厚さの変化が鋭角な部分を持たずに連続的になるようにしている。これにより、ライニング材123の圧縮率がいずれかの部分で最適になるとともに、角部と接触することによるライニング材123への負荷集中を避けることができる。
ただし、アースリング122の厚さの変化の態様は図8に示した例に限られない。例えば、図9に示すように、三角形の溝をアースリング122に形成してもよい。この場合、溝に対応する部分のライニング材123の圧縮率が低くなる。厚さの変化は、直線状でも曲線状でもよく、両者を混合してもよい。
また、図10に示すように、アースリング122の外周部分の厚さを薄くし、内周部分の厚さを厚くしてもよい。この場合、ライニング材123の外周部分の圧縮率が低く、内周部分の圧縮率が高くなる。
さらには、図11(a)〜(c)に示すように、各種形状の溝をアースリング122に形成してもよい。具体的には、アースリング122に四角形の溝(図11(a))や半円状の溝(図11(b))、その他の形状の溝(図11(c))を形成してもよい。これらの場合には、ライニング材123の溝に対応する部分の圧縮率が低くなる。
また、図12(a)〜(c)に示すように、各種形状の突起をアースリング122に形成してもよい。具体的には、アースリング122に四角形の突起(図12(a))や半円状の突起(図12(b))、その他の形状の突起(図12(c))を形成してもよい。これらの場合には、突起がライニング材123に食い込むことになり、ライニング材123の突起に対応する部分の圧縮率が高くなるとともに、液密性の向上が期待できる。
なお、アースリング122の径方向の厚さを変化させるようにしていたが、アースリング122の円周方向の厚さを変化させたり、測定管120のフランジ部121の厚さを変化させるようにしてもよい。
100…電磁流量計、101…電磁流量計、120…測定管、121…フランジ部、122…アースリング、122x…リング板部、122y…壁部、123…ライニング材、124…アースリング、125…壁リング、140…測定管、141…フランジ部、142…アースリング、142y…壁部、143…ライニング材

Claims (11)

  1. 配管側のフランジとボルト締結により接続されるフランジ部が形成された測定管を備えた電磁流量計であって、
    前記測定管内と前記フランジ部の締結側面の所定径の内周領域とを覆うライニング材と、
    前記フランジ部と前記配管側のフランジとの間に取り付けられるアースリングとを備え、
    前記アースリングは、リング板部と、前記リング板部の外周に沿って形成された壁部とを備え、
    前記壁部の内径は、前記ライニング材の前記フランジ部の締結側面における前記所定径よりも大きく、
    前記ライニング材は、前記フランジ部と前記配管側のフランジとがボルト締結により接続された際に、圧縮による変形により前記壁部に接触することを特徴とする電磁流量計。
  2. 配管側のフランジとボルト締結により接続されるフランジ部が形成された測定管を備えた電磁流量計であって、
    前記測定管内と前記フランジ部の締結側面の所定径の内周領域とを覆うライニング材と、
    前記フランジ部と前記配管側のフランジとの間に取り付けられるアースリングと、
    前記フランジ部と前記アースリングとの間に取り付けられ、前記ライニング材の前記フランジ部の締結側面における前記所定径よりも大きい内径を有する環状の壁リングとを備えることを特徴とする電磁流量計。
  3. 前記ライニング材は、前記フランジ部と前記配管側のフランジとがボルト締結により接続された際に、圧縮による変形により前記壁リングに接触することを特徴とする請求項2に記載の電磁流量計。
  4. 前記ライニング材は、前記フランジ部と前記配管側のフランジとがボルト締結により接続された後に、被測定流体からの圧力による変形により前記壁リングに接触することを特徴とする請求項2に記載の電磁流量計。
  5. 前記アースリングは、前記ライニング材側の面について、厚さが変化していることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の電磁流量計。
  6. 前記フランジ部のアースリング側の面あるいは前記アースリングのフランジ側の面に、前記壁リングを嵌め込む溝が形成されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の電磁流量計。
  7. 配管側のフランジとボルト締結により接続されるフランジ部が形成された測定管を備えた電磁流量計であって、
    前記測定管内と前記フランジ部の締結側面の所定径の内周領域とを覆うライニング材と、
    前記フランジ部と前記配管側のフランジとの間に取り付けられるアースリングとを備え、
    前記フランジ部の締結側の面に、前記ライニング材を囲む突起が円周状に形成され、
    前記円周状の突起の内径は、前記ライニング材の前記フランジ部の締結側面における前記所定径よりも大きく、
    前記ライニング材は、前記フランジ部と前記配管側のフランジとがボルト締結により接続された際に、圧縮による変形により前記円周状の突起に接触することを特徴とする電磁流量計。
  8. 配管側のフランジとボルト締結により接続されるフランジ部が形成された測定管を備えた電磁流量計であって、
    前記測定管内と前記フランジ部の締結側面の所定径の内周領域とを覆うライニング材と、
    前記フランジ部と前記配管側のフランジとの間に取り付けられるアースリングとを備え、
    前記アースリングは、リング板部と、前記リング板部の外周に沿って形成された壁部と備え、
    前記アースリングのリング板部は、前記ライニング材側の面について、厚さが変化していることを特徴とする電磁流量計。
  9. 前記アースリングのリング板部の厚さは、外周部分が内周部分より厚いことを特徴とする請求項8に記載の電磁流量計。
  10. 前記アースリングのリング板部に形成された溝あるいは突起により前記厚さが変化していることを特徴とする請求項8に記載の電磁流量計。
  11. 配管側のフランジとボルト締結により接続されるフランジ部が形成された測定管を備えた電磁流量計であって、
    前記測定管内と前記フランジ部の締結側面の所定径の内周領域とを覆うライニング材と、
    前記フランジ部と前記配管側のフランジとの間に取り付けられるアースリングとを備え、
    前記フランジ部の締結側の面に、前記ライニング材を囲む突起が円周状に形成され、
    前記アースリングは、前記ライニング材側の面について、厚さが変化していることを特徴とする電磁流量計。
JP2014049077A 2014-03-12 2014-03-12 電磁流量計 Active JP6020492B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014049077A JP6020492B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 電磁流量計
CN201510104336.7A CN104913821B (zh) 2014-03-12 2015-03-10 电磁流量计
EP15158663.3A EP2918979B1 (en) 2014-03-12 2015-03-11 Electromagnetic flow meter
US14/644,741 US9541430B2 (en) 2014-03-12 2015-03-11 Electromagnetic flow meter having an earth ring with a ring plate part and a wall part formed along an outer periphery

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014049077A JP6020492B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 電磁流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015172550A JP2015172550A (ja) 2015-10-01
JP6020492B2 true JP6020492B2 (ja) 2016-11-02

Family

ID=52633168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014049077A Active JP6020492B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 電磁流量計

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9541430B2 (ja)
EP (1) EP2918979B1 (ja)
JP (1) JP6020492B2 (ja)
CN (1) CN104913821B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10961787B2 (en) * 2017-01-30 2021-03-30 National Oilwell Varco, L.P. Enhanced welded pipe, threaded connections, and methods for achieving the same
USD848584S1 (en) * 2018-02-07 2019-05-14 Michael Jenzeh Apparatus for magnetic treatment of fluids
US20220018481A1 (en) * 2020-07-15 2022-01-20 Core Linepipe Inc. Compression Ring Apparatus and Method for Sealing a Pipe Liner

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116488Y2 (ja) * 1980-05-21 1986-05-21
JPS58193220U (ja) * 1982-06-18 1983-12-22 愛知時計電機株式会社 電磁流量計のア−ス電極部の構造
JPS6453921U (ja) * 1987-09-30 1989-04-03
JPH0184020U (ja) * 1987-11-27 1989-06-05
JPH02278124A (ja) * 1989-04-20 1990-11-14 Toshiba Corp 電磁流量計測定管のアース構造
DE4239956C2 (de) * 1991-11-29 1997-05-07 Hitachi Ltd Elektromagnetischer Durchflußmesser
EP0554059B1 (en) 1992-01-31 2002-07-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Electromagnetic flowmeter
JPH08178719A (ja) * 1994-12-20 1996-07-12 Toshiba Corp 電磁流量計
JP2004233203A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Yamatake Corp 電磁流量計用測定管
JP2007009986A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Asahi Techno Glass Corp ガラスライニング管
JP5091691B2 (ja) * 2008-01-15 2012-12-05 株式会社東芝 電磁流量計
JP2009288026A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Toshiba Corp 電磁流量計
JP2010151648A (ja) 2008-12-25 2010-07-08 Toshiba Corp 電磁流量計
JP2012008108A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Toshiba Corp 電磁流量計
DE102012103685A1 (de) * 2012-04-26 2013-10-31 Endress + Hauser Flowtec Ag Messrohr für ein Durchflussmessgerät

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015172550A (ja) 2015-10-01
CN104913821B (zh) 2019-01-08
EP2918979B1 (en) 2021-11-24
EP2918979A1 (en) 2015-09-16
US9541430B2 (en) 2017-01-10
CN104913821A (zh) 2015-09-16
US20150260554A1 (en) 2015-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3198239B1 (en) Magnetic flowmeter flowtube assembly with spring-energized seal rings
JP6046812B2 (ja) フランジ結合構造及びこれに用いるシール体
JP6020492B2 (ja) 電磁流量計
CN106197578B (zh) 磁流量计流管组件
EP2290331A1 (en) Electromagnetic flowmeter
JP2012008108A (ja) 電磁流量計
JP2011122692A (ja) 管路構成部材のフランジ接合構造
JP6962729B2 (ja) 漏洩防止装置
JP6428239B2 (ja) 電磁流量計
JPH1122825A (ja) ガスケット
JP6247126B2 (ja) 管接続構造
WO2016072087A1 (ja) ガスケット
JP5719529B2 (ja) ユニオン継手およびユニオン継手のシール構造
JP5031951B2 (ja) 渦巻形ガスケット
JP2017049129A (ja) 電磁流量計用パンチプレートおよび電磁流量計
JP6151626B2 (ja) 熱交換器用の流路の接続装置
JP2017049128A (ja) ウエハ型電磁流量計
RU154210U1 (ru) Фланцевое соединение
EP2472159A1 (en) Flange seal
JP2597863Y2 (ja) 電磁流量計
JP2015083886A5 (ja)
KR20130006981U (ko) 다중 씰 링

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6020492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250