JP6019962B2 - 打抜き装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷シートの打ち抜かれるエリアを正確に打ち抜くための打抜き装置に関する。
従来は、印刷物に切込みを形成して打ち抜かれるエリアを正確に打ち抜く際に、印刷の位置合わせマークである十字マークに合わせるように切込みを形成し、位置合わせ精度を管理していた。
しかし、印刷による位置合わせマークに打抜き刃による切込みが形成されても、十字マークそのものが小さく、さらに、罫線で構成されているために目視では見え難く十分な位置精度管理が成されていなかった。
一方、抜き加工における各工程の抜き位置を目視で、合わす為のポイントがシート上に入っている「安心マーク」が提供されている(特許文献1参照)。
特開2009−107101号公報
特許文献1の発明による「安心マーク」によれば、抜き位置合わせが目視で容易に可能で、突発的に発生する不良品を目視で容易に発見でき、製造の段階で調整でき、不良品が良品中に混入しても検査工程で除去可能な安心マークを提供するとしている。
しかし、特許文献1の発明は、印刷物の打ち抜き位置精度を高めるものではない。
本発明は、印刷シートの打ち抜かれるエリアを正確に打ち抜くために、印刷シートの打ち抜かれるエリア(打ち抜かれる図柄周辺)に正確に切込みを形成するための打抜き装置を提供することを目的とするものである。
前記課題の目的を達成するために本発明の打抜き装置の第一の態様は、印刷シートを打ち抜く際に、印刷シートの打ち抜かれるエリアと打抜き刃との位置合わせが可能な打抜き装置において、前記印刷シートの裁ち落としエリア内には所定の形状を有する印刷位置合わせマークが印刷されており、前記打抜き装置は、前記印刷シートの打ち抜かれるエリアを打ち抜くための打抜き刃と、前記打抜き刃とは別に前記印刷シートの裁ち落としエリア内の対応する位置に前記印刷シートとの位置合わせを行う打抜き刃位置合わせマークとなる切込みを形成するための打抜き刃を備え、かつ、前記切込みを形成するための打抜き刃は、前記印刷シートを貫通しない状態で設けられていることを特徴とするものである。
また、第二の態様は、第一の態様において、前記印刷シートは、紙基材、粘着剤層又は擬似接着剤層、剥離基材の三層が少なくとも積層された印刷シートであり、かつ、前記切込みを形成するための打抜き刃は、前記印刷シートの少なくとも剥離基材を貫通しない状態で設けられていることを特徴とするものである。
また、第三の態様は、第一または第二の態様において、前記切込みと、前記印刷位置合わせマークとが対応する形状を有していることを特徴とするものである。
発明によれば、印刷シートの打ち抜かれるエリアに形成された切込みは、印刷シートを貫通する状態で形成され、印刷シートの裁ち落としエリア内に形成された打抜き刃位置合わせマークとなる切込みは印刷シートを貫通しない状態で形成される
これにより、打抜き刃位置合わせマークとなる切込みが印刷シートに残されるため、打ち抜かれるエリアが印刷シートから「外された」後でも「切込み」の位置精度を確認することができる。
本実施形態の打抜き刃位置合わせマークの一例について説明するための図である。 本実施形態の打抜き刃位置合わせマークの他の一例について説明するための図である。 図1の印刷シートを打ち抜く抜き型について説明するための図である。 本実施形態の打抜き刃位置合わせマークの一例について説明するための図である。 図1のA−A線断面について説明するための図である。
図1を参照して、本実施形態の打抜き刃位置合わせマークの一例について説明する。
図1は、印刷シート1の表出面に花の図柄が印刷され、花の図柄の境界から内側が打ち抜き刃によって打ち抜かれる「打ち抜かれるエリアに印刷された図柄2」になっている。
打ち抜き刃によって打ち抜かれる、打ち抜かれるエリアに印刷された図柄2の境界部分に打ち抜かれるエリアの切込み7が形成される。
また、断裁仕上げマーク6と印刷シート1の外周に囲まれた、印刷シートの裁ち落としエリア内には、印刷図柄同士の位置合わせを行うための印刷位置合わせマーク5が印刷によって形成されている。
印刷位置合わせマーク5は、図4(a)に拡大表示しているように、印刷位置合わせマークの十字マーク51と所定の面積を有し所定の形状を有する印刷位置合わせマークの打抜き刃との位置合わせマーク(四隅ラウンドコーナ付きの正方形状の印刷位置合わせマーク)52が印刷されている。この印刷位置合わせマークの打抜き刃との位置合わせマーク52に重なる(食い込む)ように、打抜き刃位置合わせマーク71が切込みによって形成される。
図3は、図1の印刷シートを打ち抜く抜き型の平面図である。
抜き型800には、図1に示す印刷シート1の印刷位置合わせマーク5に対応する位置に、前述の印刷位置合わせマークの打抜き刃との位置合わせマーク52(所定の形状の印刷位置合わせマーク)と同一形状の打抜き刃位置合わせマークの打抜き刃81が抜き型800の左右下側に形成されている。
打抜き刃位置合わせマークの打抜き刃81は、図1に示した印刷シート1の断裁仕上げマーク6と印刷シート1の外周に囲まれた印刷シートの裁ち落としエリア、内の印刷図柄同士の位置合わせを行うための印刷位置合わせマーク5に対応している。
図1、図3において、抜き型800の打ち抜かれるエリアの打抜き刃8による打ち抜かれるエリアの切込み7が、印刷シート1の打ち抜かれるエリアに印刷された図柄2に対し正しく形成されたときに、打抜き刃位置合わせマーク71は印刷位置合わせマーク5の上に重なった状態で(印刷された印刷位置合わせマーク5の罫線に食い込むように)形成される。
図2は、本実施形態の打抜き刃位置合わせマークの他の一例である。
図2に示す、印刷シート10に印刷された「打ち抜かれるエリアに印刷された図柄4」の例は、例えば、製品に貼付される製品番号に当り、製品に貼付されるシールなどに使用される。図2に示すように同一番号のものは無く、製品に不具合が発見され、問い合わせが有った場合に、どのロットの製品であるか追跡するための重要な番号となる。
「打ち抜かれるエリアに印刷された図柄4」の外側に枠40が表示されているがこのような「打ち抜かれるエリアに印刷された図柄4」は最も打ち抜き精度を要求される。
例えば、打ち抜かれるエリアの切込み7が正しく形成されるべき位置から下に0.5mmずれたとすると、打ち抜かれるエリアの切込み7によって切り取られたシールの枠40の上下の余白が、上側が0.5mm狭く、下側が1mm広く仕上がってしまう。
このように、シールの品質と不具合品となってしまった製品の品質と重なった場合は、製品の品質がシールの品質と同等に評価され、抜き型による打ち抜き精度は重要な品質管理要素となる。
図示しないが、電卓などに使用されるキーボードパネルなどは高度な打ち抜き精度が要求され、本発明の打抜き刃位置合わせマークが好適に利用される。
図4を参照して、本実施形態の打抜き刃位置合わせマークの一例について説明する。
図4(a)に示す印刷位置合わせマーク5は、印刷位置合わせマークの十字マーク51を四隅ラウンドコーナ付きの正方形状「所定の面積を有し所定の形状を有する」の印刷位置合わせマークである。印刷位置合わせマークの十字マーク51を囲んだ四隅ラウンドコーナ付きの正方形状の印刷位置合わせマークの打抜き刃との位置合わせマーク52は、図4(c)の抜き型による打抜き刃位置合わせマーク71に対応する形状になっている。また、図4(b)は、図4(a)の印刷位置合わせマークの十字マーク51bが正方形状の印刷位置合わせマークの打抜き刃との位置合わせマーク52の外にはみ出したパターンの印刷位置合わせマーク5bである。
上述の、印刷位置合わせマーク5、5bは目視で位置合わせするために、位置合わせマーク自体が大きい方が好都合なわけであるが、図1で説明した断裁仕上げマークと印刷シート1の外周に囲まれた裁ち落としエリア内に収めることが前提になる。したがって、印刷位置合わせマークの打抜き刃との位置合わせマーク52の大きさは、狭い方の一辺が10mm程度となってしまう。印刷シートの一辺に這うように形成させた場合は、長辺は10〜30mm程度まで広げることも可能である。また、印刷位置合わせマークの打抜き刃との位置合わせマーク52は、正方形、長方形に限らず断裁仕上げマークと印刷シート1の外周に囲まれた裁ち落としエリア内に収まればどのような形状でもよい。
図5を参照して、図1のA−A線断面について説明する。
図5に示す例は、印刷シート1の基材が、図示しないが上面から紙基材、粘着剤層又は擬似接着剤層、剥離基材が順次積層された三層紙の例である。
文字3や打ち抜かれるエリアに印刷された図柄2は、紙基材の表出面に印刷され、印刷シートの打ち抜かれるエリアに形成された打ち抜かれるエリアの切込み7は、紙と粘着剤層又は擬似接着剤層を貫通する状態で形成される。
また、打抜き刃位置合わせマーク71も同様、紙と粘着剤層又は擬似接着剤層を貫通する状態で形成される。
抜き型について説明する。
抜き型は、打ち抜き装置に合わせて用意される。例えば、シリンダで打ち抜かれる場合は、シリンダの周囲にフレキシブルな打ち抜き刃を貼り込み、抜き型を作製する。近年では、シリンダの表層を打ち抜きパターン(打ち抜かれるエリアに印刷された図柄)に合わせ、エッチングによって打ち抜き刃を作製し抜き型とする。後者のエッチングによる打ち抜き刃は、刃の高さの精度が得られるばかりか、微細なパターンの打ち抜きを可能とする。
シリンダによる打ち抜き刃は、枚葉輪転印刷装置を使用することによってシート状の印刷物に対しても対応できる。
一方、平坦な板状の基板に溝を形成し、フレキシブルな帯状の打ち抜き刃を嵌めこんで抜き型を作製する場合がある(例えば、図3参照)。このような打ち抜き装置では、厚さが比較的厚い基材の印刷シートに好適に対応できるが、前記微細なパターンの打ち抜きには向いていない。
印刷シートの打ち抜かれるエリアを正確に打ち抜くための印刷物に対する打抜き刃の位置合わせマークに利用できる。
1、10 印刷シート
2、4 打ち抜かれるエリア(打ち抜かれるエリアに印刷された図柄ともいう)
3 文字
5、5b 印刷位置合わせマーク
6 断裁仕上げマーク
7 打ち抜かれるエリアの切込み(打ち抜かれるエリアに形成された切込みともいう)
8 打ち抜かれるエリアの打抜き刃
40 枠
51、51b 印刷位置合わせマークの十字マーク
52 印刷位置合わせマークの打抜き刃との位置合わせマーク
71 打抜き刃位置合わせマーク
81 打抜き刃位置合わせマークの打抜き刃
800 抜き型

Claims (3)

  1. 印刷シートを打ち抜く際に、印刷シートの打ち抜かれるエリアと打抜き刃との位置合わせが可能な打抜き装置において、
    前記印刷シートの裁ち落としエリア内には所定の形状を有する印刷位置合わせマークが印刷されており、
    前記打抜き装置は、前記印刷シートの打ち抜かれるエリアを打ち抜くための打抜き刃と、前記打抜き刃とは別に前記印刷シートの裁ち落としエリア内の対応する位置に前記印刷シートとの位置合わせを行う打抜き刃位置合わせマークとなる切込みを形成するための打抜き刃を備え、
    かつ、前記切込みを形成するための打抜き刃は、前記印刷シートを貫通しない状態で設けられていることを特徴とする打抜き装置
  2. 前記印刷シートは、紙基材、粘着剤層又は擬似接着剤層、剥離基材の三層が少なくとも積層された印刷シートであり、
    かつ、前記切込みを形成するための打抜き刃は、前記印刷シートの少なくとも剥離基材を貫通しない状態で設けられていることを特徴とする請求項1記載の打抜き装置。
  3. 前記切込みと、前記印刷位置合わせマークとが対応する形状を有していることを特徴とする請求項1または2記載の打抜き装置。
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