JP6019057B2 - ボールチェーン、ボールチェーンの製造方法及びブラインド - Google Patents

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Description

この発明は、ボールチェーンに関するものである。
横型ブラインドの一種類として、ヘッドボックスの一端に回動可能に支持されたプーリーに無端状のボールチェーンを掛装し、そのボールチェーンを操作してプーリーを回転させることにより、スラットを昇降操作及び角度調節可能としたものがある。
ボールチェーンは、例えば合成樹脂で紐状に形成されたコードに対し、同じく合成樹脂のボールを等間隔に成形して固定したものである。そして、プーリーの周面に形成された凹部に各ボールを順次係合させてプーリーを回転駆動可能となっている。
このようなボールチェーンは、多数のボールを成形して取着した直線状のコードの両端をコネクタで連結して無端状とする構成が一般的である。また、プーリーに対しボールチェーンを1回転以上周回させてスラットの昇降操作を行う横型ブラインドの場合には、ボールチェーンの結合部のボール形状及びボール間隔は他の部分のボール形状及びボール間隔と同一とする必要がある。
このような場合には、結合部のボールを2分割し、その分割部を互いに嵌合してボールを構成するものが提案されている。(特許文献1参照)
特開2003−184456号
上記のように無端状のボールチェーンがプーリーから垂下されていると、そのボールチェーンの無端縁が室内を移動する居住者やその他の移動物体に引っ掛かることがある。
従って、ボールチェーンには、ボールチェーンに通常の操作時に作用する引張り力を超えるような過大な引張り力が作用するときには、その引張り力によりボールチェーンを切断して居住者の安全を確保し、かつボールチェーンが掛装されるプーリー等の損傷を未然に防止するフェイルセーフ機能を備えることが必要となっている。
この発明の目的は、フェイルセーフ機能を備えたボールチェーンを簡単な構成で提供することにある。
請求項1では、コード上に合成樹脂のボール等間隔に成形されたボールチェーンであって、前記コードの両端部にそれぞれ成形された半球部互いに溶着されて無端状とされることにより、該ボールチェーンの全長に亘って同形状のボールが等間隔で形成され、前記ボールのいずれか一つのみに、該ボール内のコードの少なくとも一部切断されて該ボール内のコードの引張り強度を低下させる強度減衰手段を備えた。
求項では、前記強度減衰手段は、前記ボール内のコードの少なくとも一部が切断されて構成されており、前記コードに通常の引張り力を超える引張り力が作用したとき、該ボールから前記コードが外れるものである。
請求項では、ブラインドのプーリーに掛装されるボールチェーンであって、前記プーリーに対して制限なく周回可能である。
請求項では、請求項1〜のいずれか一項に記載のボールチェーンをブラインドに適用した。
請求項では、コード上に該コードを覆うようにボールを等間隔に成形し、該コードの両端部にそれぞれ成形した半球部を互いに溶着してボールチェーンの全長に亘って同形状のボールが等間隔で形成されるように無端状に接続し、前記ボールのいずれか一つにおいて該ボール内のコードの少なくとも一部を切断する。
本発明によれば、フェイルセーフ機能を備えたボールチェーンを簡単な構成で提供することができる。
一実施形態の横型ブラインドを示す正面図である。 ボールチェーン示す正面図である。 貫通孔を設けたボールを示す断面図である。
(第一の実施形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図面に従って説明する。図1に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1から吊下支持されるラダーテープ2に多数段のスラット3が支持され、そのラダーテープ2の下端にボトムレール4が取着されている。
前記スラット3には前記ラダーテープ2の支持位置近傍で昇降コード5が挿通され、その昇降コード5の下端に前記ボトムレール4が吊下支持されている。前記昇降コード5の上端は前記ヘッドボックス1内に配設される支持部材6に回転可能に支持された巻取軸7に巻着されている。
前記ヘッドボックス1の一端にはプーリー8が回転可能に支持され、そのプーリー8に無端状のボールチェーン9が掛装されている。そして、ボールチェーン9を操作してプーリー8を正逆方向に回転させると、ギヤボックス10及び昇降軸12a等を介して前記巻取軸7が回転され、昇降コード5が巻取軸7に巻き取られあるいは巻戻されて、スラット3及びボトムレール4が昇降される。
また、プーリー8を回転させると、ギヤボックス10、チルトユニット11、チルト軸12b等を介してチルトドラム13が回動され、前記ラダーテープ2を介して各スラット3が回動されるようになっている。
次に、前記ボールチェーン9の具体的構成を図2及び図3に従って説明する。図2に示すように、前記ボールチェーン9はポリエステルのコード14上に等間隔に合成樹脂のボール15が成形されている。各ボール15はコード14の表面上に成形機で長球状の充実体を成形したものであり、各ボール15がコード14に対し移動不能に固着されている。
前記コード14の両端部には半球部15aがそれぞれアウトサート成型され、その半球部15aが互いに溶着されて無端状のボールチェーン9が形成される。
前記ボール15のいずれか一つには、前記コード14と直交する方向に貫通孔16が例えばドリル等により穿設されている。前記貫通孔16の径は、前記ボール15内を貫通するコード14の径より大きい径で形成されている。従って、図3に示すように、貫通孔16が形成されたボール15内ではその貫通孔16によりコード14が切断されている。
また、前記貫通孔16はボール15の長軸方向の中央部に形成されて、貫通孔16の両側でボール15内に埋め込まれているコード14a,14bの長さが等しくなるように形成されている。
前記ボール15とコード14a,14bの保持力として、横型ブラインドの通常操作時にボールチェーン9に作用する引張り力ではコード14a,14bがボール15から外れない保持力が確保されている。また、通常操作時に作用する引張り力を超えるような過大な引張り力が作用するときには、コード14a,14bの少なくともいずれかがボール15から外れるようになっている。
このように構成されたボールチェーン9では、前記ボールチェーン9のコード14の全長に亘って同一形状のボール15が同一間隔で形成される。従って、ボールチェーン9はプーリー8に対し制限なく周回可能である。
上記のように構成されたボールチェーンでは、次に示す作用効果を得ることができる。(1)ボールチェーン9のコード14の全長に亘って同一形状のボール15が同一間隔で形成される。従って、ボールチェーン9をプーリー8に対し制限なく周回させて、スラットの昇降操作を行うことができる。
(2)ボールチェーン9に通常の引張り力を超える大きな引張り力が作用したとき、貫通孔16を形成したボール15からコード14が外れる。従って、ボールチェーン9の無端縁が室内を移動する居住者やその他の移動物体に引っ掛かったとき、ボールチェーン9を切断して居住者の安全を確保し、かつボールチェーン9が掛装されるプーリー8等の損傷を未然に防止するフェイルセーフ機能を備えることができる。
(3)いずれか一つのボール15に貫通孔16を設けることにより、簡単な追加工でセーフティ機能を備えることができる。従って、セーフティ機能を備えたボールチェーン9の製造コストを低減することができる。
上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・貫通孔16は、コード14の一部を切断するように設けてもよい。
・コード14をあらかじめ切断し、その切断端部を一つのボールで覆うように成形してもよい。
・コード14にあらかじめ切り込みを入れておき、その切り込み部分をボールで覆うように成形してもよい。
9…ボールチェーン、14,14a,14b…コード、15…ボール、16…強度減衰手段(貫通孔)。

Claims (5)

  1. コード上に合成樹脂のボール等間隔に成形されたボールチェーンであって、
    前記コードの両端部にそれぞれ成形された半球部互いに溶着されて無端状とされることにより、該ボールチェーンの全長に亘って同形状のボールが等間隔で形成され、
    前記ボールのいずれか一つのみに、該ボール内のコードの少なくとも一部切断されて該ボール内のコードの引張り強度を低下させる強度減衰手段を備えたことを特徴とするボールチェーン。
  2. 前記強度減衰手段は、前記ボール内のコードの少なくとも一部が切断されて構成されており、前記コードに通常の引張り力を超える引張り力が作用したとき、該ボールから前記コードが外れるものであることを特徴とする請求項記載のボールチェーン。
  3. ブラインドのプーリーに掛装されるボールチェーンであって、
    前記プーリーに対して制限なく周回可能である請求項1又は2に記載のボールチェーン。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のボールチェーンを適用したブラインド。
  5. コード上に該コードを覆うようにボールを等間隔に成形し、該コードの両端部にそれぞれ成形した半球部を互いに溶着してボールチェーンの全長に亘って同形状のボールが等間隔で形成されるように無端状に接続し、前記ボールのいずれか一つにおいて該ボール内のコードの少なくとも一部を切断することを特徴とするボールチェーンの製造方法。
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