JP6015495B2 - 粉末成形装置 - Google Patents

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本発明は、金属粉末等を加圧成形する粉末成形装置に関する。
従来、ダイ及び下パンチ等から構成される金型のキャビティに投入された粉末材料を、装置に取り付けられた上パンチと金型の下パンチとの間で加圧成形する粉末成形装置が知られている。
例えば特許文献1に開示された粉末成形装置は、金型機能部として、ダイセットと複数のパンチセットからなるパンチセット群とを備えている。ダイセットは、ダイプレート及び連結ロッドを含み、パンチセットは、パンチプレート及び連結ロッドを含む。また、駆動機能部として、複数のパンチセットにそれぞれ対応する油圧シリンダ群を備えている。この粉末成形装置は、パンチを多段で構成することで、多段の成形品を成形可能である。
特開2005−296962号公報
特許文献1の装置では、油圧シリンダ群を、多重の筒状シリンダが中心シリンダを囲むように配置した構成とすることで、装置の高さ方向の小型化を図っている。しかし、金型機能部と駆動機能部とが独立して構成され、金型機能部が駆動機能部の上部に積み重なるように配置されているため、依然として装置の体格が十分に小型化されていない。
ここで、本願と特許文献1との用語の対比について触れておく。特許文献1の「複数のパンチ」に対応するものとして、本願では、主となる1つの「下パンチ」、及びその他の「コア」という用語を用いる。これは、特許文献1では同心階段状の成形品を代表的な実施形態としているのに対し、本願では複数の貫通孔を有する板状成形品を代表的な実施形態としているという違いに由来する。例えば、本願の代表的な実施形態における「コア」は、貫通孔に対応する部分をキャビティから除くための部材である。しかしながら、本願の「下パンチ及びコア」と特許文献1の「複数のパンチ」とは本質的な違いはない。したがって、本願の「下パンチ及びコア」を用いて、特許文献1に記載された同心階段状の成形品を成形することももちろん可能である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ダイ及び下パンチに加え少なくとも1つのコアを含む金型構成の粉末成形装置において、体格を小型にする粉末成形装置を提供することにある。
本発明は、キャビティに充填された粉末材料を、下パンチと、下パンチと対向するように設けられた上パンチとの間で加圧成形する粉末成形装置に係る発明である。キャビティは、型穴が形成されたダイ、型穴に内挿された下パンチ、及び、型穴の内側に下パンチと分離して設けられた複数のコアによって区画されている。
この粉末成形装置は、ベースプレートと、ダイを支持するダイプレートをベースプレートに対して昇降駆動可能なダイ駆動部と、上パンチを支持する上パンチプレートをベースプレートに対して昇降駆動可能な上パンチ駆動部と、下パンチユニットとを備える。下パンチユニットは、ベースプレートに搭載され、下パンチ、複数のコア、及び、複数のコアを下パンチに対して相対移動させることが可能なコアアクチュエータが一体に組み立てられている。ここで、コアアクチュエータは、例えば油圧シリンダである。
複数のコアは、下パンチの中心軸上に設けられるセンタコア、及び、センタコアの外側に周方向に沿って設けられる複数のサイドコアを含む。
複数のコアアクチュエータは、シリンダ室内を摺動可能なピストン、及び、基端がピストンに結合され、先端がコアのキャビティとは反対側の端部であるフランジ部を固定するコアプレートに結合されたピストンロッドを含む。
下パンチユニットの高さ方向において、サイドコアを駆動するコアアクチュエータのピストンは、センタコアを駆動するコアアクチュエータのピストンと、センタコアのフランジ部との間に配置されている。
本発明の下パンチユニットは、金型機能部としての下パンチ及びコア、並びに駆動機能部としてのコアアクチュエータが、独立して設けられるのでなく、一体に組み立てられている。したがって、金型機能部が駆動機能部の上部に積み重なるように配置された従来技術に対し、粉末成形装置の体格を小型にすることができる。
本発明の粉末成形装置は、装置本体を共通とし、適用する成形品毎に下パンチユニット等を交換することで汎用機として使用することができる。本発明の技術的特徴の要部は下パンチユニットの構成にあることから、下パンチユニットを生産、譲渡等する行為は、本発明の粉末成形装置のみに用いる物を生産、譲渡等する行為に該当すると考えられる。ここで、「のみに用いる」とは、本発明の粉末成形装置に用いる以外に、経済的、商業的又は実用的な他の用途がないことをいう。
本発明の一実施形態による粉末成形装置の全体模式図である。 本発明の一実施形態による粉末成形装置の下パンチユニットの断面図である。 下パンチユニット要部の(a)平面図、(b)断面図である。 本発明の一実施形態による粉末成形装置の充填準備工程の模式図である。 同上の充填工程の模式図である。 同上の加圧圧縮工程の模式図である。 同上の抜き出し工程の模式図である。 同上の取り出し工程の模式図である。 (a)、(b):本発明の一実施形態の粉末成形装置によって成形される成形品の模式図である。 (c)、(d)、(e):本発明のその他の実施形態の粉末成形装置によって成形される成形品の模式図である。
以下、本発明の実施形態による粉末成形装置について図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による粉末成形装置は、焼結工法の前工程として金属等の粉末材料を加圧圧縮成形する装置である。図1に示すように、粉末成形装置100は、ベースプレート11、上ラム12、ガイドポスト13、ダイ駆動部70、上パンチ駆動部80、下パンチユニット20、その他図示しない支持台、制御盤等を備えた縦型機である。
なお、図1を装置の正面視とすると、側面視はほぼ同様であるため、図示を省略する。また、図1において中心軸O上に図示された部材は、原則として同軸に配置されている。
ベースプレート11及び上ラム12は方形の板であり、四角のコーナーで4本のガイドポスト13の下部及び上部を支持する。ダイプレート17及び上パンチプレート18は、ガイドポスト13に対応する位置に設けられたスライドガイド19によって、ガイドポスト13に沿って昇降可能である。ダイプレート17は、型穴51が形成されたダイ5を支持する。上パンチプレート18は、下パンチ2と対向する上パンチ6を支持する。
ダイ駆動部70は、ダイプレート17とタイロッド72で連結された下部シリンダ71の動作によって、ダイプレート17をベースプレート11に対して昇降駆動可能である。また、上パンチ駆動部80は、上パンチプレート18とタイロッド72で連結された上部シリンダ81の動作によって、上パンチプレート18をベースプレート11に対して昇降駆動可能である。下部シリンダ71及び上部シリンダ81として、本実施形態では油圧シリンダが用いられる。
下パンチユニット20は、ベースプレート11に搭載され、下パンチ2、サイドコア3及びセンタコア4、並びに、サイドコアシリンダ37及びセンタコアシリンダ47等が一体に組み立てられている。
下パンチ2は、ダイ5の型穴51に内挿される。サイドコア3及びセンタコア4は、端面において下パンチ2の輪郭の内側に下パンチ2と分離して設けられている。すなわち、下パンチ2が型穴51に内挿された状態で、型穴51の内側に設けられている。
サイドコアシリンダ37及びセンタコアシリンダ47は、特許請求の範囲に記載の「コアアクチェータ」に相当し、それぞれサイドコア3及びセンタコア4を下パンチ2に対して相対移動させる。本実施形態では油圧シリンダが用いられる。
続いて、下パンチユニット20の詳細な構成について、図2を参照して説明する。
ベースプレート11上に、センタコアシリンダブロック471が固定部材48によって固定されている。センタコアシリンダブロック471の上には、サイドコアシリンダブロック371、圧受けシャフト27、下パンチプレート26及び下パンチ押え25が順に積み重ねられ、固定される。下パンチ押え25及び下パンチプレート26は、下パンチ2のフランジ部を挟んで固定する。したがって、本実施形態では下パンチ2は不動である。
センタコアシリンダブロック471に形成されたシリンダ室472にはピストンロッド474が結合したピストン473が摺動可能に収容されており、これらによってセンタコアシリンダ47が構成される。センタコアシリンダ47は、図示しない油圧供給経路からシリンダ室472に油圧が供給されることで、ピストンロッド474を昇降させる。
ピストンロッド474の先端には、センタコア4のフランジ部を挟んで固定するセンタコア押え45及びセンタコアプレート46が結合されている。これにより、センタコアシリンダ47の動作によって、センタコア4を下パンチ2に対して昇降駆動可能である。
サイドコアシリンダブロック371に形成されたシリンダ室372にはピストンロッド374が結合したピストン373が摺動可能に収容されており、これらによってサイドコアシリンダ37が構成される。サイドコアシリンダ37は、図示しない油圧供給経路からシリンダ室372に油圧が供給されることで、ピストンロッド374を昇降させる。
ピストンロッド374の先端には、サイドコア3のフランジ部を挟んで固定するサイドコア押え35及びサイドコアプレート36が結合されている。これにより、サイドコアシリンダ37の動作によって、サイドコア3を下パンチ2に対して昇降駆動可能である。
また、互いに固定された下パンチプレート26とサイドコアシリンダ37との間には、サイドコア押え35及びサイドコアプレート36、並びに、センタコア押え45及びセンタコアプレート46を貫通するガイドピン49が設けられている。これにより、センタコア4及びサイドコア3の動作時の位置精度を確保し、傾きやこじれを防止する。
なお、圧受けシャフト27、ガイドピン49等は、図2に示される断面以外の箇所を含め、バランスを考慮して複数配置されている。
このように、下パンチユニット20は、金型機能部としての下パンチ2、サイドコア3及びセンタコア4と、サイドコア3及びセンタコア4を下パンチ2に対して相対移動させる駆動機能部としてのサイドコアシリンダ37及びセンタコアシリンダ47とが、平面視における一定の範囲内において積層し、一体に組み立てられている。
ダイ5は、外壁53がダイプレート17の穴171に嵌合し、フランジ部56がダイ押え57に押えられることで、ダイプレート17に取り付けられる。ダイ5の中心に形成された型穴51の内壁52には下パンチ2の外壁21が嵌合する。装置の初期位置では、ダイ5の端面54の高さと下パンチ2の端面24の高さとが一致する。ダイ5の凹部55は、下パンチ押え25及び下パンチプレート26を収容する。
なお、ダイ5は、「ベースプレート11に搭載される」と定義される下パンチユニット20自体には含まれない。ただし、下パンチユニット20を交換するとき、下パンチ2の外径や嵌合長さが変わる場合等には、ダイ5は、下パンチユニット20とセットで交換される。
下パンチ2上部のさらに詳細な構成を図3に示す。下パンチ2は、外壁21がダイ5の型穴51の内壁52に嵌合している。センタコア4は下パンチ2の中心軸上に設けられ、外壁41が、下パンチ2の中心軸上に形成されたセンタコア嵌合穴22に嵌合している。サイドコア3は、センタコア4の外側に周方向に沿って8箇所設けられ、外壁31が、下パンチ2のセンタコア嵌合穴22の外側に形成されたサイドコア嵌合穴23に嵌合している。なお、本実施形態ではサイドコア3は周方向に等間隔に配置されているが、サイドコア3は不等間隔に配置されていてもよい。
装置の初期位置では、サイドコア3の端面32及びセンタコア4の端面42の高さは、下パンチ2の端面24及びダイ5の端面54の高さと一致する。この高さ位置は、後述するように、ダイ5の端面54の下限位置DLに相当する。
上記構成による粉末成形装置100は、図9(a)、(b)に示す円板状の成形品P1を成形する。成形品P1の外径は下パンチ2の外径に相当する。センタ貫通孔Hcはセンタコア4によって形成され、8個のサイド貫通孔Hsはサイドコア3によって形成される。これらの貫通孔Hc、Hsを有する成形品P1を成形し抜き出すための金型は、下パンチ2に対して相対移動可能なセンタコア4及びサイドコア3を設けることが必要となる。
この成形品P1は、例えば電磁アクチュエータの部材として用いられる。例えばセンタ貫通孔Hcはシャフトの挿通穴として、サイド貫通孔Hsは取付用ボルトの挿通穴として利用される。
次に、粉末成形装置100による粉末成形工程について、図4〜図8を参照して説明する。図4〜図8は、主に、下パンチユニット20の下パンチ2、サイドコア3、センタコア4、及びダイ5と、上パンチ6との相対移動によって、粉末材料Mから成形品P1が成形されるまでのプロセスを示している。本実施形態では、これらの各部材のうち下パンチ2は移動せず、サイドコア3、センタコア4及びダイ5と上パンチ6とは、共通の中心軸Oに沿って移動する。図中、上昇を「UP」、下降を「DN」の文字を付したブロック矢印で示す。なお、各部材を移動させるシリンダの構成については上述の通りであるので、ここでは説明を省略する。
また、下パンチユニット20における下パンチ2、サイドコア3、センタコア4及びダイ5の各端面24、32、42、54の下限位置をDL、上限位置をDHと示す。
<充填準備工程
図4に示すように、図3(b)に示す初期位置から、まずダイ5の端面54が上限位置DHまで上昇する。そして、ダイ5の内壁52と、下パンチ2、サイドコア3及びセンタコア4の各端面24、32、42とで区画された仮のキャビティC’に粉末材料Mが充填準備として投入される。
<充填工程>
続いて図5に示すように、サイドコア3の端面32及びセンタコア4の端面42が上限位置DHまで上昇し、下パンチ2の端面24から突出する。この状態で、ダイ5の内壁52、下パンチ2の端面24、サイドコア3及びセンタコア4の外壁31、41で区画された空間が真のキャビティCとなる。この例では、キャビティCの容積は、サイドコア3及びセンタコア4の突出分に相当する容積だけ仮のキャビティC’よりも小さい。したがって、投入された粉末材料Mの上面が持ち上がる。図5では、便宜上、粉末材料Mの上面が上限位置DHに一致するように図示してあるが、実際の工程では、キャビティCからあふれ出た粉末材料Mの上面を「すり切り」する場合等もある。こうして、粉末材料MはキャビティCに充填される。
<加圧圧縮工程>
次に、図6に示すように、上パンチ6が下降する。すると、上パンチ6の外壁61はダイ5の型穴内壁52に、上パンチ6のセンタコア嵌合穴62はセンタコア4の外壁41に、上パンチ6のサイドコア嵌合穴63はサイドコア3の外壁31にそれぞれ同時に嵌合する。この状態で上パンチ6がさらに所定位置まで下降し、所定の温度、圧力下で所定時間維持されることで、粉末材料Mは加圧圧縮されて硬化し、成形品P1となる。
<抜き出し工程>
その後、図7に示すように、上パンチ6が元の位置まで上昇し、また、サイドコア3、センタコア4及びダイ5の端面42が下限位置DLまで下降する。これにより、成形品P1が下パンチユニット20から抜き出される。
<取り出し工程>
最後に図8に示すように、成形品P1は、図示しない取り出し手段によって外部へ取り出される。
以上のように、本実施形態の粉末成形装置100では、ダイ5及び下パンチ2に加え、サイドコア3及びセンタコア4を含む金型構成を採用している。そして、下パンチ2とサイドコア3及びセンタコア4、並びに、下パンチ2とダイ5をそれぞれ相対移動させることができる。そのため、本実施形態の成形品P1のように、貫通孔Hs、Hcを有する成形品の抜き出しを適切に行うことができる。
このような金型構成の装置では、ダイ5を駆動する下部シリンダ71に加え、サイドコアシリンダ37及びセンタコアシリンダ47のように複数の駆動機能部が必要となる。そのため、金型機能部及び駆動機能部の配置は、装置の体格を決定する重要な要因となる。その点、本実施形態の粉末成形装置100は、下パンチユニット20において、金型機能部と駆動機能部とが平面視における一定の範囲内において積層し、一体に組み立てられているため、従来技術に対し装置の体格を小型にすることができる。
本実施形態の粉末成形装置100を、多種の成形品を成形する汎用機として使用する場合には、適用する成形品毎に下パンチユニット20及び上パンチ6、また、必要に応じてダイ5を交換すればよい。そのとき、交換するユニット側で圧縮量に関連する寸法を調整するか、或いはスペーサを用いることで、装置本体の下部シリンダ71及び上部シリンダ81のストロークを一定とすることができる。
(その他の実施形態)
(ア)本発明の粉末成形装置を有効に適用可能な成形品の他の例を、図9(c)、(d)、(e)に示す。
図9(c)に示す成形品P2は、センタ貫通孔Hcのみを有している。この場合、下パンチユニットは、コアとしてセンタコア4のみを備えればよい。また他の例では、3段以上のコアを備えることにより、成形品P1に対し、サイド貫通孔Hsの外側にさらに多重のサイド貫通孔を有する成形品等に適用することができる。
図9(d)に示す成形品P3は、下パンチ2の端面24に対するセンタコア4の突出量が比較的小さく、成形品に凹部Lmを形成するものである。
図9(e)に示す成形品P4は、下パンチ2の端面24よりもセンタコア4の端面42が低く、成形品に凸部Lpを形成するものである。すなわち、従来技術である特許文献1に記載された同心階段状の成形品に相当する。この成形品P4に、成形品P1のような貫通孔Hs、Hcを組み合わせることも有効である。
(イ)(削除)
(ウ)数のコアシリンダを備えている場合、対応するコアを時間差で動かしたり駆動ストロークを変えたりする使い方が可能である。これにより、例えば、インサート成形等のように部位によって加圧ストロークや負荷が異なる場合等、成形品に応じた多様な粉末成形を実現することができる。
(エ)下パンチユニット20のサイドコアシリンダ37、センタコアシリンダ37、ダイ駆動部70の下部シリンダ71、及び上パンチ駆動部80の上部シリンダ81は、上記実施形態のような油圧シリンダに限らず、例えばサーボモータとボールねじを用いた電動アクチュエータ等で構成してもよい。この場合、前進限と後退限のみを規制する2位置のアクチュエータに限らず、ストロークを任意に調節可能なものとしてもよい。ストローク調節可能なアクチェータを用いた場合、下パンチユニット20等を交換したときの条件変更や、金型摩耗等に伴う微調整が容易となる。
以上、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施することができる。
100・・・粉末成形装置、 11 ・・・ベースプレート、
17 ・・・ダイプレート、 18 ・・・上パンチプレート、
20 ・・・下パンチユニット、 2 ・・・下パンチ、
3 ・・・サイドコア(コア)、
37 ・・・サイドコアシリンダ(コアアクチュエータ)、
4 ・・・センタコア(コア)、
47 ・・・センタコアシリンダ(コアアクチュエータ)、
5 ・・・ダイ、 51 ・・・型穴、
6 ・・・上パンチ、
70 ・・・ダイ駆動部、 80 ・・・上パンチ駆動部、
C ・・・キャビティ、 M ・・・粉末材料。

Claims (2)

  1. 型穴(51)が形成されたダイ(5)、前記型穴に内挿された下パンチ(2)、及び、前記型穴の内側に前記下パンチと分離して設けられた複数のコア(3、4)によって区画されたキャビティ(C)に充填された粉末材料(M)を、前記下パンチと、前記下パンチと対向するように設けられた上パンチ(6)との間で加圧成形する粉末成形装置(100)であって、
    ベースプレート(11)と、
    前記ダイを支持するダイプレート(17)を前記ベースプレートに対して昇降駆動可能なダイ駆動部(70)と、
    前記上パンチを支持する上パンチプレート(18)を前記ベースプレートに対して昇降駆動可能な上パンチ駆動部(80)と、
    前記ベースプレートに搭載され、前記下パンチ、前記複数のコア、及び、前記複数のコアを前記下パンチに対して相対移動させる複数のコアアクチュエータ(37、47)が一体に組み立てられた下パンチユニット(20)と、
    を備え
    前記複数のコアは、前記下パンチの中心軸上に設けられるセンタコア(4)、及び、前記センタコアの外側に周方向に沿って設けられる複数のサイドコア(3)を含み、
    前記複数のコアアクチュエータは、シリンダ室(372、472)内を摺動可能なピストン(373、473)、及び、基端が前記ピストンに結合され、先端が前記コアの前記キャビティとは反対側の端部であるフランジ部を固定するコアプレート(36、46)に結合されたピストンロッド(374、474)を含み、
    前記下パンチユニットの高さ方向において、前記サイドコアを駆動する前記コアアクチュエータ(37)の前記ピストン(373)は、前記センタコアを駆動する前記コアアクチュエータ(47)の前記ピストン(473)と、前記センタコアの前記フランジ部との間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の粉末成形装置。
  2. 前記キャビティは、前記型穴の内壁(52)、前記下パンチの端面(24)、及び、前記下パンチの端面から突出する前記コアの外壁(31、41)によって区画され、
    前記コアの形状に対応する貫通孔(Hs、Hc)を有する成形品(P1、P2)を成形可能であることを特徴とする請求項に記載の粉末成形装置。
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