JP6013359B2 - 組合せ - Google Patents
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Description
材料及び方法
薬物及び試薬
塩酸トポテカン、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14(4H,12H)-ジオン一塩酸塩及びパゾパニブ一塩酸塩、(5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゾールスルホンアミドは、GlaxoSmithklineから入手可能である。トポテカン-d6は、Toronto Research Chemicalsから購入した(カタログ番号T542502)。
SK-N-BE(2)(MYCN分化型)及びSH-SY5Y(非MYCN分化型神経芽腫細胞株)をAmerican Type Culture Collection(ATCC)(Manassas, VA)から得、SK-N-BE(2)のBE(2)-cサブクローンをDr. Michelle Haber(Children's Cancer Institute for Medical Research, Lowry Cancer Research Centre, Randwick, Australia)から得、ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)をDr. Herman Yeger(The Hospital for Sick Children, Toronto, Ontario, Canada)から得、癌源細胞株NB12及びNB88をDr. David Kaplan(The Hospital for Sick Children, Toronto, Ontario,Canada)から得た。TICのNB12及びNB88を、神経芽腫再発のリスクが高い患者の骨髄転移から単離した。神経芽腫細胞株SK-N-BE(2)及びSH-SY5Yを、加湿済み雰囲気下、37℃、5% CO2において、10%ウシ胎児血清及び1%抗生物質混合物を含有するα-MEM中で増殖させた。NB12及びNB 88を先述したように培養した。
50,000個の細胞を48ウェルプレート中に蒔種して48hかけてインキュベートし、その後、それらをトポテカン及び/又はパゾパニブで72hかけて処理した。細胞生存性をアラマーブルーアッセイによって測定した。アラマーブルー(全体積の10%を蛍光検出の3時間前に各ウェルに加える)。蛍光検出を、540nmの励起波長及び590nmの発光波長においてSPECTRAmax gemini Spectrophotometerを用いて実施した。
1×106個のSK-N-BE(2)細胞又は30,000個のNB12細胞を、非肥満糖尿病マウス/重篤複合免疫不全マウス(NOD/SCID)のそれぞれの鼠径部脂肪体中に皮下移植した。腫瘍が直径0.5 cmに到達したとき、これらの動物を四つの群に無作為化して、強制経口投与(oral gavage)により毎日処置した。これらの動物は、対照群、「LDM」トポテカン群即ち「TP」(1.0mg/Kgのトポテカン)、パゾパニブ群即ち「PZ」(150mg/Kgのパゾパニブ)、及び組合せ群即ちTP+PZ(1.0mg/Kgのトポテカン+150mg/Kgのパゾパニブ)のように群化した。エンドポイントの基準は、腫瘍サイズが直径2.0 cmを超えること又は動物が罹患の徴候を示すこととしていた。腫瘍サイズを、エンドポイント又は屠殺まで日常的に計測した。長径(D)及び短径(d)をカリパスで測定した。腫瘍体積(cm3)は、V=0.5 × D × d2として計算した。エンドポイントに到達したとき、これらの動物を頸椎脱臼により屠殺した。腫瘍を切除して、10%ホルマリン溶液中に固定した。
1×106個のBE(2)-c細胞をNODマウス/SCIDマウスの側尾静脈に注射して、「実験的」転移を発生させた。14日間後、マウスを四つの群に無作為化して、鼠径部異種移植モデルと同じ方法で処置した。処置を死亡又はエンドポイントまで継続した。
ホルマリン固定した組織をパラフィン包埋して、切片を7umで切り分けた。これらのパラフィン包埋切片をキシレン及びエタノールにより脱パラフィンし、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)(#311-010-CL, Wisent Bioproducts)中で再水和させ、4℃において一次抗体によってインキュベートした。一次抗体は、抗HIF-1α(# NB100-131, Novus Biologicals、希釈率1:3000)、HIF-2α(# NB100-122, Novus Biologicals、希釈率1:100)、Oct-4(# 2890S, Cell Signalling、希釈率1:100)、ヴォンヴィレブランド因子(# A0082; DakoCytomation, Glostrup, Denmark)だった。一次抗体処置の後、すべてのスライドをPBSで3回洗浄し、広域スペクトルポリホースラディッシュペルオキシダーゼ(HRP)標識二次抗体(87-9663, Invitrogen)を用いて1hかけて室温でインキュベートした。PBSで3回洗浄した後、スライドをジアミノベンジジン(DAB)で染色し、ヘマトキシリンで対比染色した。血管密度の高い六つの範囲の顕微鏡画像を、vWF-染色スライドではデジタル方式でキャプチャし、一方で、HIF-1α、HIF-2α及びOct-4染色スライドでは、ランダムに選択した六つの領域の画像をキャプチャした。染色済み領域の画素値を、ImageJソフトウェアを用いて定量化した。腫瘍血管新生を、vWFに関して陽性の領域の画素数として定量化した。
約160μlのマウス血液を、SK-N-BE(2)異種移植モデル(1週間の処置後)及びBE(2)-c転移モデル(1週間の処置後及び4週間の処置後)の動物から伏在静脈穿孔によりK2-EDTA管中に集めた。血液は、分析まで4℃で即座に保管しておいた。CEP/CECを先述した採血から48hr以内に、フローサイトメトリーによって計測した。CEPは、CD45-、VEGFR-2+、CD117+及びCD13+として規定し、一方で、CECは、CD45-、VEGFR-2+、CD117-及びCD13+として規定した。CEPの絶対数は、CEP enumeration gates中に収集された事象の百分率に総白血球(WBC)数を乗算したものとして計算した。
非担腫瘍動物を四つの群に無作為化した(n=3):対照、PZ、TP及びTP+PZ。薬物の用量は、上述した鼠径部異種移植片及び転移モデルと同じだった。
免疫組織化学的検査のためのin vitro用量-反応、in vivo腫瘍増殖曲線、及び画素数は、平均±SDとして存在する。統計的有意性は研究者のT試験により評価し、P≦0.05は有意であるとみなした。
薬物誘発性in vitro細胞毒性
パゾパニブは、5000ng/mlの高濃度(図1)においてさえ、樹立神経芽腫細胞株SK-N-BE(2)又はSH-SY5Yの生存性に影響しなかった。トポテカンとパゾパニブは両方ともが、用量に依存したHUVEC細胞の生存性の低下を起こし、それぞれIC50が4.87ng/ml及び398ng/ml(図2及び図3)だった。トポテカンは、用量に依存した神経芽腫細胞株及び患者由来TICの生存性の低下を実証した(図4から図8)。SH-SY5Y細胞(IC50=5.3ng/ml)は、トポテカンに対してBE(2)-c細胞(IC50= 45.6ng/ml)及びSK-N-BE(2)細胞(IC50= 65.0ng/ml)より鋭敏だった。TICの中でも、NB88(IC50=3.9ng/ml)は、トポテカンに対してNB12(IC50=63.1ng/ml)よりかなり鋭敏だった。5000ng/mlのパゾパニブを添加すると、SK-N-BE(2)細胞(IC50=35.12ng/ml, P=0.046)の場合にのみIC50の顕著な低下が起こった。
SK-N-BE(2)細胞を移植した動物の群では、触知できる腫瘍が細胞移植の約二週間後に現れ始め、更に1週間かけて直径0.5 cmに到達し、その後、処置を開始した。処置の影響を、腫瘍の退縮の測定及び生存時間により評価した。薬物を56日間の期間にわたって毎日投与し、TP+PZ群に属する動物を103日目からは更に再処置して、薬物耐性の逆転に対する処置再開の影響を評価した。再処置を125日目まで継続し、その後、マウスを屠殺した。
NB12異種移植モデルでは、触知できる腫瘍が移植の三週間後に現れ始めた。対照群とPZ群の間には顕著な差異が観察されなかった(図9B)。しかしながら、腫瘍増殖は、TP及びTP+PZ処置群では、対照群及びPZ群(P<0.005)と比較して顕著に低下し、生存が顕著に増進した。TP群及びTP+PZ群の動物を83日間まで処置し、その後、それらを屠殺した。
BE(2)-c細胞は、遊走及び転移する可能性が高いN-Myc分化型Iタイプ悪性細胞である。生存時間をパラメータとして用いて、本発明者らが使用したBE(2)-c転移モデルにおける処置の効能を評価した。BE(2)-c転移モデルでは、3種すべての処置群が、対照群(P<0.005)より寿命が顕著に長かった。TP処置した群の生存期間は、PZ処置した群(P<0.05)より長かった。TP+PZ群は、両方の単一作用物質(P<0.005)と比較して生存期間が顕著に長かった。TP+PZ群の動物の平均生存期間は、TP処置群(52.4日間)と比較して約二倍だった(100.8日間)(図9C)。器官の組織診(図10)により、死亡又はエンドポイントの時点において、対照群、PZ群及びTP群に属する動物は、巨視的に検出できる腫瘍を肝臓及び腎臓中に有していたことが明らかとなった。しかしながら、TP+PZに属する動物の肝臓には、微視的な腫瘍さえ存在していなかった。四種すべての群の動物に、副腎及び骨髄中に腫瘍が存在していた形跡があった。
血管密度が高い六つの範囲の画素数の比較(図11)は、すべての処置群が対照群と比較して腫瘍微小血管密度を顕著に低下させることを示した。しかしながら、3種の処置群の間には微小血管密度の差異が観察されなかった。
免疫組織化学的検査により計測されたHIF-1α及びHIF-2αの発現は、SK-N-BE(2)異種移植モデル(データは示していない)におけるいずれのレジメンにも影響されなかった。しかしながら、NB12異種移植モデルでは、PZはHIF-1αの増大を起こしたが、TP+PZはこの変化を抑制した(図12)。TP+PZはまた、対照と比較してOct-4のレベルをも低下させた(図14)が、どちらかの薬物の単一作用物質の介入も影響を与えない。いずれのレジメンも、HIF-2αの発現レベルを顕著には低下させなかった(図13)。
CEPは、骨髄に由来し且つ脂肪組織にも由来すると考えられている。VEGFは、腫瘍新生血管系におけるCEPの漸加を促進し、その結果として内皮の裏打ち(endothelial lining)に寄与する。したがって、VEGFシグナル伝達経路の遮断は、血液中のCEPレベルを低下させ、その結果として血管新生を阻害すると予想される。ここで、1週間の処置後では、CEPの平均値が3種すべての処置群において対照と比較して低下し、SK-N-BE(2)異種移植モデルのPZ処置した群では統計的に顕著な差異があった(図15)。BE(2)-c転移モデルでは、TP+PZも、1週間の処置後に生存CECレベルの顕著な低下を同様に示した(図16)。対照群のいずれの動物も、転移モデルにおいて4週間後には生存しておらず、したがって、処置群と対照群の比較は行うことができなかった。上記転移モデルでは、TP+PZによる4週間の処置は、PZのみによる処置と比較して、生存CEC及び全CEPのレベルを顕著に低下させた(図17及び図18)。
トポテカン及びパゾパニブのPKを実施して、TP+PZ群におけるトポテカンとパゾパニブの間のあらゆる薬物動態学的相互作用を検出した。パゾパニブのピーク血漿濃度には、PZ群とTP+PZ群の両方において2hで到達した(図21)。Cmaxは、PZ群及びTP+PZ群ではそれぞれ133.50ng/ml及び122.43ng/mlだったが、トラフ濃度は、それぞれ9.46ng/ml及び14.56ng/mlだった。TP群及びTP+PZ群におけるトポテカンのピーク血漿濃度は、それぞれ19.75ng/ml及び33.05ng/mlだったが、トラフ濃度は0.77ng/ml及び2.79ng/mlだった(図22)。両方の薬物において、単一作用物質で処置した動物と組合せで処置した動物の任意の時点での血漿濃度間には顕著な差異が観察されなかった。顕著な動物間薬物濃度の可変性が検出されており、より大規模な群研究が、薬物と薬物の相互作用及びトラフ濃度の変化を検出するのに必要になり得る。パゾパニブの効果に関して予め報告されていた最適血漿濃度(40μM即ち約18μg/ml)を、PZ群とTP+PZ群の両方で少なくとも18 hまで維持した。
骨肉腫細胞株(KHOS)及び横紋筋肉腫細胞株(Rh30、Rh4及びRD)に対するトポテカンのin-vitro用量-反応
材料:上記細胞を、10%ウシ胎児血清(FBS; Life Technologies, Grand Island, NY)と、10000 IUのペニシリン及び10000μg/mlのストレプトマイシン(Multicell; Wisent, Inc., St. Bruno, Quebec, Canada)を含有する1%抗生物質混合物とを含んだa-MEM(Multicell; Wisent, Inc., St. Bruno, Quebec, Canada)中において、37℃、5%CO2下で培養した。0.05%トリプシン及び0.53mM EDTAを含有するトリプシン-EDTAもまた、Multicell; Wisent, Inc., St. Bruno, Quebec, Canadaから購入した。塩酸トポテカン及び塩酸パゾパニブをGlaxoSmithKlineから得た。
手順:1 × 106個のKHOS細胞を、各NOD/SCIDマウスの皮下脂肪体中に移植した。腫瘍が直径0.5cmに到達したときに処置を開始した。これらの動物を、4種の群に無作為化した(n=5):対照、パルストポテカン(15mg/Kg)、LDMトポテカン(1.0mg/kg)、及び組合せ(1.0mg/Kgのトポテカン及び150mg/Kgのパゾパニブ)。毎日の経口処置の継続期間は、骨肉腫に関しては27日間とし、その後、すべての動物を屠殺した。
手順:約160μlの血液を、伏在静脈穿孔術によって処置の21日目に、ヘパリン処置済み微小管中に試料採取した。これらの血液試料を分析まで4℃で保管した。CEC/CEP測定をフローサイトメトリーによって採血から48 h以内に行った。
手順:ホルマリン固定した組織をパラフィン包埋して、切片を7umで切り分けた。これらのパラフィン包埋切片をキシレン及びエタノールにより脱パラフィンし、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)(# 311-010-CL, Wisent Bioproducts)中で再水和させ、4℃において一次抗体によって一晩インキュベートした。一次抗体は、ヴォンヴィレブランド因子(# A0082; DakoCytomation, Glostrup, Denmark)だった。一次抗体処置の後、これらのスライドをPBSで3回洗浄し、広域スペクトルポリホースラディッシュペルオキシダーゼ(HRP)標識二次抗体(87-9663, Invitrogen)を用いて1hかけて室温でインキュベートした。PBSで3回洗浄した後、スライドをジアミノベンジジン(DAB)で染色し、ヘマトキシリンで対比染色した。血管密度の高い六つの範囲の顕微鏡画像をデジタル方式でキャプチャした。染色済み領域の画素値を、ImageJソフトウェアを用いて定量化した。腫瘍血管新生を、ヴォンヴィレブランド因子に関して陽性の領域の画素数として定量化した。
手順:1 × 106個のRh30細胞を、各NOD/SCIDマウスの皮下脂肪体中に移植した。腫瘍が直径0.5cmに到達したときに処置を開始した。これらの動物を、対照、パゾパニブ即ちPZ(150mg/Kg)、LDMトポテカン即ちTP(1.0mg/kg)、及び組合せ即ちTP+PZ(1.0mg/Kgのトポテカン及び150mg/Kgのパゾパニブ)のように無作為化した(n=5)。毎日の経口処置の継続期間は56日間又はエンドポイントまで(いずれか早い方)とした。56日間の処置後に生存していたマウスは、観察下に保たれる。パゾパニブ(150mg/Kg)及びトポテカン(7.5mg/Kg)の断続的投与(3日毎)によって処置した五番目の群(n=4)をこの研究に加えた。この群では、パゾパニブを投与した次の日にトポテカンを投与した。薬物の断続的投与に関する仮説は、断続的なパゾパニブの投与により、血管系を崩壊させることなく血管正常化が維持されるというものである。次の日にトポテカンの投与上限の半分にして投与されるトポテカンは、より良好に腫瘍中に浸透できる。その結果、腫瘍細胞に対する細胞毒性は、毎日の併用投与と比較して増進されることになる。
[実施形態1]
(i)構造(I)の化合物
(ii)構造(II)の化合物
を含む組合せ。
[実施形態2]
構造(I)及び構造(II)の化合物が、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態1に記載の組合せ。
[実施形態3]
薬学的に許容される担体と一緒に実施形態1又は実施形態2に記載の組合せを含む組合せキット。
[実施形態4]
構造(I)の化合物の量が5mgから800mgまでの量であり、この量が1個以上の錠剤において1日につき1回投与され、構造(II)の化合物の量が0.05mgから1mgまでの量であり、この量が1日につき1回投与される、実施形態1から3のいずれか一項に記載の組合せ。
[実施形態5]
神経芽腫の治療のための医薬の製造における、実施形態1から4のいずれかに記載の組合せの使用。
[実施形態6]
それを必要としているヒトの神経芽腫を治療する方法であって、このようなヒトに対する5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩との組合せの治療上有効な量のin vivo投与を含み、前記組合せが指定される期間内に投与され、前記組合せがある継続時間にわたって投与される、方法。
[実施形態7]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態6に記載の方法。
[実施形態8]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態6又は7に記載の方法。
[実施形態9]
指定される期間が約1時間から約12時間以内である、実施形態6から8のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態10]
継続時間が1連続日から30連続日までである、実施形態6から9のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態11]
ヒトが18歳未満である、実施形態6から10のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態12]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態6から11のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態13]
それを必要としているヒトの神経芽腫を治療する方法であって、このようなヒトに対する5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩との組合せの治療上有効な量のin vivo投与を含み、前記組合せの化合物が逐次投与される、方法
[実施形態14]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態13に記載の方法。
[実施形態15]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態13又は14に記載の方法。
[実施形態16]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩が1連続日から30連続日までにわたって投与され、1日間から14日間までの任意の休薬日が続き、その後、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩を1日間から30日間にわたって投与する、実施形態13から15のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態17]
ヒトが18歳未満である、実施形態13から16のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態18]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態13から17のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態19]
神経芽腫の治療に用いるための、5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩とを含む組合せ。
[実施形態20]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでである、実施形態19に記載の組合せ。
[実施形態21]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでである、実施形態19又は20に記載の組合せ。
[実施形態22]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態19から21のいずれか一項に記載の組合せ。
[実施形態23]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩との組合せを含む医薬組成物。
[実施形態24]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約200mgまでである、実施形態23に記載の医薬組成物。
[実施形態25]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでである、実施形態23又は24に記載の医薬組成物。
[実施形態26]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態23から25のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[実施形態27]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩とを含む組合せキット。
[実施形態28]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでである、実施形態27に記載の組合せキット。
[実施形態29]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでである、実施形態27又は28に記載の組合せキット。
[実施形態30]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態27から29のいずれか一項に記載の組合せキット。
[実施形態31]
神経芽腫の治療のための医薬の製造における、5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩とを含む組合せの使用。
[実施形態32]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでである、実施形態31に記載の使用。
[実施形態33]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでである、実施形態31又は32に記載の使用。
[実施形態34]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態31から33のいずれか一項に記載の使用。
[実施形態35]
それを必要としているヒトの骨肉腫を治療する方法であって、このようなヒトに対する5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩との組合せの治療上有効な量のin vivo投与を含み、前記組合せが指定される期間内に投与され、前記組合せがある継続時間にわたって投与される、方法。
[実施形態36]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態35に記載の方法。
[実施形態37]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態35又は36に記載の方法。
[実施形態38]
指定される期間が約1時間から約12時間以内である、実施形態35から37のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態39]
継続時間が1連続日から30連続日までである、実施形態35から38のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態40]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態35から39のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態41]
それを必要としているヒトの骨肉腫を治療する方法であって、このようなヒトに対する5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩との組合せの治療上有効な量のin vivo投与を含み、前記組合せの化合物が逐次投与される、方法。
[実施形態42]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態41に記載の方法。
[実施形態43]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態41又は42に記載の方法。
[実施形態44]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩が、1連続日から30連続日までにわたって投与され、1日間から14日間までの任意の休薬日が続き、その後、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩を1日間から30日間までにわたって投与する、実施形態41から43のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態45]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態41から44のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態46]
骨肉腫の治療に用いるための、5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩とを含む組合せ。
[実施形態47]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでである、実施形態46に記載の組合せ。
[実施形態48]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでである、実施形態46又は47に記載の組合せ。
[実施形態49]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態46から48のいずれか一項に記載の組合せ。
[実施形態50]
骨肉腫の治療のための医薬の製造における、5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩とを含む組合せの使用。
[実施形態51]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでである、実施形態50に記載の使用。
[実施形態52]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでである、実施形態50又は51に記載の使用。
[実施形態53]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態50から52のいずれか一項に記載の使用。
[実施形態54]
それを必要としているヒトの横紋筋肉腫を治療する方法であって、このようなヒトに対する5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩との組合せの治療上有効な量のin vivo投与を含み、前記組合せが指定される期間内に投与され、前記組合せがある継続時間にわたって投与される、方法。
[実施形態55]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態54に記載の方法。
[実施形態56]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態54又は55に記載の方法。
[実施形態57]
指定される期間が約1時間から約12時間以内である、実施形態54から56のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態58]
継続時間が1連続日から30連続日までである、実施形態54から57のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態59]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態54から58のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態60]
それを必要としているヒトの横紋筋肉腫を治療する方法であって、このようなヒトに対する5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩との組合せの治療上有効な量のin vivo投与を含み、前記組合せの化合物が逐次投与される、方法。
[実施形態61]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態60に記載の方法。
[実施形態62]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでであり、この量が1日につき1回投与される、実施形態60又は61に記載の方法。
[実施形態63]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩が1連続日から30連続日までにわたって投与され、1日間から14日間までの任意の休薬日が続き、その後、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩を1日間から30日間までにわたって投与する、実施形態60から62のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態64]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態60から63のいずれか一項に記載の方法。
[実施形態65]
横紋筋肉腫の治療に用いるための、5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩とを含む組合せ。
[実施形態66]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでである、実施形態65に記載の組合せ。
[実施形態67]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでである、実施形態65又は66に記載の組合せ。
[実施形態68]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態65から67のいずれか一項に記載の組合せ。
[実施形態69]
横紋筋肉腫の治療のための医薬の製造における、5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩と、(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩とを含む組合せの使用。
[実施形態70]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド又は薬学的に許容されるその塩の量が約5mgから約800mgまでである、実施形態69に記載の使用。
[実施形態71]
(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオン又は薬学的に許容されるその塩の量が約0.05mgから約1mgまでである、実施形態69又は70に記載の使用。
[実施形態72]
5-[[4-[(2,3-ジメチル-2H-インダゾール-6-イル)メチルアミノ]-2-ピリミジニル]アミノ]-2-メチルベンゼンスルホンアミド及び(S)-10-[(ジメチルアミノ)メチル]-4-エチル-4,9-ジヒドロキシ-1H-ピラノ[3',4':6,7]インドリジノ[1,2-b]キノリン-3,14-(4H,12H)-ジオンが、それぞれ一塩酸塩の形態である、実施形態69から71のいずれか一項に記載の使用。
Claims (4)
- 構造(I)及び構造(II)の化合物が、それぞれ一塩酸塩の形態である、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬組成物。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201061424254P | 2010-12-17 | 2010-12-17 | |
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