JP6011646B2 - 電力ケーブルの芯線露出装置、および、電力ケーブルの芯線露出方法 - Google Patents

電力ケーブルの芯線露出装置、および、電力ケーブルの芯線露出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6011646B2
JP6011646B2 JP2015006138A JP2015006138A JP6011646B2 JP 6011646 B2 JP6011646 B2 JP 6011646B2 JP 2015006138 A JP2015006138 A JP 2015006138A JP 2015006138 A JP2015006138 A JP 2015006138A JP 6011646 B2 JP6011646 B2 JP 6011646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core wire
power cable
insulator layer
engaging
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015006138A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016134940A (ja
Inventor
浩章 竹部
浩章 竹部
敬太郎 麻
敬太郎 麻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2015006138A priority Critical patent/JP6011646B2/ja
Publication of JP2016134940A publication Critical patent/JP2016134940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6011646B2 publication Critical patent/JP6011646B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

本発明は、電力ケーブルの芯線露出装置、および、電力ケーブルの芯線露出方法に関する。
発電所で発電した電力は、送電施設で超高圧に昇圧され、電力ケーブルを通して送電される。このような用途で使用される電力ケーブルとしては、超高圧CV(cross linked polyethylene insulated cable)ケーブルが知られている。超高圧CVケーブル(以下、単に「CVケーブル」という。)は、ケーブル中心部に芯線を配し、この芯線の周囲を絶縁体層で被覆した構造になっている。
この種の電力ケーブルを用いて、発電所で発電した電力を遠隔地に送る場合は、途中で電力ケーブル同士を接続する必要がある。また、電力ケーブルの接続作業を行うにあたっては、ケーブル端部で絶縁体層を除去することにより、芯線を露出させる必要がある。
そこで、従来においては、電力ケーブルの端部で絶縁体層を剥ぎ取ることにより芯線を露出させている。具体的には、電力ケーブルの絶縁体層の外周面に剥ぎ取り刃を当てて、電力ケーブルの周方向に剥ぎ取り刃を回転させることにより、その回転ごとに一皮ずつ剥くように絶縁体層を剥ぎ取っている。
なお、電力ケーブルの芯線を露出させる技術としては、たとえば、特許文献1,2に記載された技術が知られている。
特開平9−19023号公報 特開2014−79157号公報
一般に、CVケーブル等の電力ケーブルは、超高圧の電力の送電に対応するために、その周りを肉厚の絶縁体層で被覆した構造になっている。
これに対して、上記従来の方法では、電力ケーブルの絶縁体層の外周面に剥ぎ取り刃を徐々に切り込ませながら、電力ケーブルの周方向に剥ぎ取り刃を回転させている。このため、絶縁体層を所望の量だけ剥ぎ取るまでに、切り込み量を適宜設定しながら剥ぎ取り刃を何度も回転させる必要がある。したがって、絶縁体層の除去作業が、現場の作業者にとって大きな負担になっていた。
特に、絶縁体層の厚み寸法が大きい電力ケーブルを取り扱う場合は、その分、剥ぎ取り量が多くなるため、作業者の負担が増える。また、電力ケーブルの長さ方向で剥ぎ取り刃の刃幅よりも広範囲に絶縁体層を除去する場合は、剥ぎ取り刃を当てる位置を同方向にずらす必要があるため、作業者の負担がより大きくなる。
本発明の主な目的は、電力ケーブルの端部で絶縁体層を除去して芯線を露出させる際の作業負担を軽減することができる技術を提供することにある。
本発明の一態様は、芯線と当該芯線を被覆する絶縁体層とを備える電力ケーブルの端部で、前記芯線を覆っている前記絶縁体層を除去することにより、前記芯線を露出させる電力ケーブルの芯線露出装置であって、
前記絶縁体層の外周面に形成される周溝に係合可能な係合部を有する係合部材と、
前記電力ケーブルの端面に露出する前記芯線の部分を前記電力ケーブルの長さ方向に押圧する押圧機構と、
前記係合部材と前記押圧機構とを連結し、前記芯線の部分を前記押圧機構で押圧した際の反力を前記係合部材に伝達する連結部材と、
を備える電力ケーブルの芯線露出装置である。
本発明の他の態様は、芯線と当該芯線を被覆する絶縁体層とを備える電力ケーブルの端部で、前記芯線を覆っている前記絶縁体層を除去することにより、前記芯線を露出させる電力ケーブルの芯線露出方法であって、
前記絶縁体層の外周面に周溝を形成する第1の工程と、
前記周溝に係合可能な係合部を有する係合部材を用いて、当該係合部材の係合部を前記周溝に係合させるとともに、前記電力ケーブルの端面に露出する前記芯線の部分を押圧機構で前記電力ケーブルの長さ方向に押圧した際の反力を利用して前記係合部材を当該押圧方向と反対方向に移動させることにより、前記絶縁体層を前記芯線から抜き取る第2の工程と、
を備える電力ケーブルの芯線露出方法である。
本発明によれば、電力ケーブルの端部で絶縁体層を除去して芯線を露出させる際の作業負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態で処理の対象とする電力ケーブルの概略構造の一例を示すもので、図中(A)は電力ケーブルの側面図、(B)はM−M断面図である。 本発明の実施の形態に係る電力ケーブルの芯線露出装置の構成例を示す平面概略図である。 係合部材を正面方向から見た図である。 図3のN−N矢視断面図である。 連結部材の構造を説明する図である。 支持部材の構造を説明する図である。 第1の工程を説明する図である。 電力ケーブルと係合部材の配置関係を示す図である。 ケーブル芯線露出装置のセッティング状態を示す平面概略図である。 ケーブル芯線露出装置のセッティング状態を示す側面概略図である。 シリンダを駆動した際の動作状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
(電力ケーブル)
図1は本発明の実施の形態で処理の対象とする電力ケーブルの概略構造の一例を示すもので、図中(A)は電力ケーブルの側面図、(B)はM−M断面図である。
図示した電力ケーブル1は、芯線2と、この芯線2の周囲を被覆する絶縁体層3と、を備えている。芯線2は、電力ケーブル1の中心部に配された導体であって、たとえば銅などのように導電率の高い金属(合金を含む)によって構成されている。絶縁体層3は、電力ケーブル1の中心周りに配された絶縁体であって、たとえば、ポリエチレン(好ましくは、架橋ポリエチレン)などのように絶縁性能の高い樹脂によって構成されている。
また、電力ケーブル1は、芯線2および絶縁体層3を同心円状に配した単芯構造になっている。
なお、電力ケーブル1には、芯線2の外周面と絶縁体層3の内周面との間に、図示しない内部半導電層が設けられるが、図1では内部半導電層の表記を省略している。また、絶縁体層3の外周側には、図示しない外部半導電層などが設けられるが、図1では外部半導電層などを除去して絶縁体層3を露出させた状態を示している。
また、本明細書では、送電用の電力ケーブルのうち、耐電圧が154kVを超える電力ケーブルを「超高圧電力ケーブル」と定義する。上述した電力ケーブル1が超高圧電力ケーブルであるとすると、芯線2の導体断面積は1500mm以上(外径換算で約40mm)、絶縁体層3の厚み寸法は17mm以上となる。このため、絶縁体層3の外径は87mm以上の太さになる。
本発明は、上述した電力ケーブル1の接続作業に際して、電力ケーブル1の端部で芯線2を覆っている絶縁体層3を除去することにより、芯線2を外部に露出させる際に適用可能なものである。また本発明は、特に、超高圧電力ケーブルを処理の対象とする場合に好適なものである。その理由については、後述する。
(電力ケーブルの芯線露出装置)
図2は本発明の実施の形態に係る電力ケーブルの芯線露出装置の構成例を示す平面概略図である。
図示した電力ケーブルの芯線露出装置(以下、「ケーブル芯線露出装置」という。)10は、上述した電力ケーブル1の端部で、芯線2を覆っている絶縁体層3を除去することにより、芯線2を露出させる装置である。以降の説明では、図中のX方向をケーブル芯線露出装置10の長さ方向(または前後方向)、これに直交するY方向をケーブル芯線露出装置10の幅方向(又は左右方向)とし、これらX方向およびY方向に直交するZ方向をケーブル芯線露出装置10の高さ方向(又は上下方向)とする。この点は、以下に記述するケーブル芯線露出装置10の各構成要素についても同様とする。
ケーブル芯線露出装置10は、後述する第1の工程で電力ケーブル1の絶縁体層3に形成される周溝に係合される係合部材11と、電力ケーブル1の端面に露出する芯線2の部分を電力ケーブル1の長さ方向(以下、「ケーブル長さ方向」ともいう。)に押圧する押圧機構12と、これら係合部材11と押圧機構12とを連結する連結部材13と、電力ケーブル1の端部側で絶縁体層3を支持する支持部材14と、を備えている。
(係合部材)
係合部材11は、図3および図4に示すように、一対の係合板15,16によって構成されている。図3は係合部材を正面方向から見た図であり、図4は図3のN−N矢視断面図である。各々の係合板15,16は、たとえばSS400などの鉄鋼によって構成されている。また、各々の係合板15,16は、互いに同じ構造を有している。このため、ここでは一方の係合板15を例にとってその構造を詳しく説明する。
係合板15は、側面方向(Y方向)から見てL字形に形成されている。係合板15には、一つの係合部15aと、2つの取付用孔15bとが設けられている。係合部15aは、係合板15の幅方向の中央部を半円形に切り欠いて形成されている。係合部15aは、後述する絶縁体層3の周溝に係合板15を差し込んだときに、その周溝と同心状に係合される部分となる。取付用孔15bは、係合板15の幅方向の両側に一つずつ設けられている。取付用孔15bは、図示しないボルトとナットを用いて係合板15を連結部材13に取り付ける場合に、ボルトのネジ部を通すための貫通孔である。
係合板16は、上述した係合板15と同様に、側面方向から見てL字形に形成されている。また、係合板16には、一つの係合部16aと、2つの取付用孔16bとが設けられている。
これら一対の係合板15,16は、係合板15を上側、係合板16を下側にして、互いに係合部15a,16aを向かい合わせるように配置される。この配置状態では、2つの係合部15a,16aが、上記周溝の内径よりも若干(たとえば、数mmほど)大きい円を形成する。
(押圧機構)
押圧機構12は、シリンダ17を用いて構成されている。シリンダ17は、好ましくは油圧式のシリンダであって、ロッド17aを有している。シリンダ17は、ブラケット18を用いて連結部材13に取り付けられている。シリンダ17の本体17bは、全体に円筒状に形成されている。また、シリンダ17の本体17bは、X方向と平行に配置されている。シリンダ17のロッド17aは、X方向に伸縮動作する。ロッド17aの外径(最大径)は、電力ケーブル1の芯線2の外径よりも小さく設定されている。シリンダ17の最大ストロークは、電力ケーブル1の端部で芯線2を露出させるために除去される絶縁体層3の長さよりも長く確保されている。
ブラケット18は、側面方向(Y方向)から見てコ字形に形成されている。また、ブラケット18は、たとえばSUS304などのステンレス鋼によって構成されている。ブラケット18の幅方向の両端部は、図示しない固定手段(たとえば、ボルトとナット)により連結部材13の一端部に固定されている。ブラケット18の幅方向の中央部には、シリンダ17のロッド17aを通すための円孔(不図示)が形成されている。シリンダ17の本体17bは、ブラケット18の上記円孔の部分にネジ締結等により固定されている。また、シリンダ17の本体17bには、フレキシブル管19が接続されている。フレキシブル管19は、シリンダ17の本体17bに対して、ロッド17aを伸縮動作させるための作動油を供給したり排出したりするためのものである。
ちなみに、本実施の形態では、押圧機構12の駆動源として、単動型のシリンダ17を採用している。単動型のシリンダ17においては、所定の圧力が加えられた作動油をフレキシブル管19を通してシリンダ17の本体17bに供給することにより、シリンダ17のロッド17aが作動油の圧力を受けて押出動作する。また、ロッド17aを押出動作させた後に、作動油に加えていた圧力を開放すると、シリンダ17のロッド17aは、図示しないスプリング等の力を受けて引込動作する。その際、シリンダ17の本体17bからは、ロッド17aの引込動作にしたがって作動油が排出される。
ただし、本発明を実施するにあたっては、単動型のシリンダ17に代えて、複動型のシリンダを採用してもかまわない。
(連結部材)
連結部材13は、図5にも示すように、一対の連結フレーム21,22によって構成されている。各々の連結フレーム21,22は、たとえばSS400などの鉄鋼によって構成されている。また、各々の連結フレーム21,22は、互いに同じ構造を有している。このため、ここでは一方の連結フレーム21を例にとってその構造を詳しく説明する。
連結フレーム21は、フレーム本体部21aと、第1の連結部21bと、第2の連結部21cと、台座部21dと、を一体に有している。フレーム本体部21aは、X方向に長い長尺状に形成されている。第1の連結部21bは、フレーム本体部21aの長さ方向の一端部に設けられている。第1の連結部21bは、平面視三角形で、かつ、断面L字形に形成されている。第1の連結部21bは、上述した一対の係合板15,16が連結される部分となる。このため、第1の連結部21bには、上述した取付用孔15b,16bに対応する貫通孔21eが上下に対をなして形成されている。また、第1の連結部21bの上端部と下端部は、それぞれフレーム本体部21aよりも上下方向に突出する状態で配置されている。
第2の連結部21cは、フレーム本体部21aの長さ方向の他端部に設けられている。第2の連結部21cは、上述した押圧機構12のブラケット18が連結される部分となる。このため、第2の連結部21cには、たとえばボルトとナットを用いてブラケット18を取り付けるものとすると、ボルトのネジ部を通すための貫通孔(不図示)が形成されている。台座部21dは、上述した支持部材14が取り付けられる部分となる。支持部材14の取り付けには、4つのボルト20とこれに対応する4つのナット(不図示)が用いられる。このため、左右の台座部21dには、ボルト20を通すための貫通孔(不図示)が2ずつ形成されている。
連結フレーム22は、上述した連結フレーム21と同様に、アーム部22aと、第1の連結部22bと、第2の連結部22cと、台座部22dと、を一体に有している。また、第1の連結部22bには上下一対の貫通孔22eが形成されている。
これら一対の連結フレーム21,22は、係合板15,16の幅寸法に対応して、Y方向に適度な距離を隔てて配置されている。また、一対の連結フレーム21,22は、フレーム本体部21a,22aがX方向と平行となるように配置されている。
(支持部材)
支持部材14は、連結部材13を構成する一対の連結フレーム21,22の間に掛け渡すように配置されている。支持部材14の幅方向の両端部は、合計4つのボルト20を用いて、連結フレーム21,22の台座部21d,22dに固定されている。支持部材14の幅方向の両端部には、図6に示すように、上記ボルト20を通すための孔23が設けられている。また、支持部材14にはケーブル受け部24が形成されている。ケーブル受け部24は、電力ケーブル1の端部を下から支えるように受ける部分である。ケーブル受け部24は、絶縁体層3の外周面に沿うように円弧状に湾曲している。
ただし、ケーブル受け部24の形状は、X方向から見て略V字形であってもよい。
上記構成からなるケーブル芯線露出装置10においては、一対の連結フレーム21,22の間に、一対の係合板15,16を掛け渡すように取り付けることにより、各々の係合板15,16の係合部15a,16aが一つの円を形成するようになっている。そして、この円の中心を通る、X方向に平行な直線軸上で、シリンダ17のロッド17aが伸縮動作するようになっている。
(電力ケーブルの芯線露出方法)
続いて、本発明の実施の形態に係る電力ケーブルの芯線露出方法について説明する。
本実施の形態の電力ケーブルの芯線露出方法(以下、「ケーブル芯線露出方法」という。)は、電力ケーブル1の端部で、芯線2を覆っている絶縁体層3を除去することにより、芯線2を露出させる方法である。このケーブル芯線露出方法は、大きくは、第1の工程と、第2の工程と、を備える。以下、各工程について詳しく説明する。
(第1の工程)
第1の工程においては、図7に示すように、絶縁体層3の外周面に周溝5を形成する。具体的には、電力ケーブル1の端面1aから所定の寸法Lだけケーブル長さ方向にずれた位置に、溝切り刃25を用いて周溝5を形成する。溝切り刃25は、全体に板状に形成されている。溝切り刃25の刃先25aは、絶縁体層3に切り込むことができるように鋭利に形成されている。絶縁体層3の外周面に周溝5を形成する場合は、溝切り刃25の刃先25aを絶縁体層3の外周面に切り込む。このとき、電力ケーブル1自身を図中矢印で示すように回転させるか、あるいは電力ケーブル1の中心軸周りに溝切り刃25を回転させる。そうすると、絶縁体層3の外周面が、溝切り刃25の切り込み量に応じて切除される。このため、絶縁体層3の全周に一様な深さで周溝5が形成される。また、溝切り刃25の切り込み量を増加させると、それにしたがって周溝5の深さが深くなる。そこで、第1の工程では、溝切り刃25の刃先25aが芯線2の外周面に達しない程度の切り込み深さで周溝5を形成する。具体例として、芯線2と絶縁体層3との間に、薄い内部半導電層が介在している場合は、この内部半導電層の直近(たとえば、2〜3mmほど外側)まで溝切り刃25を切り込むことにより、絶縁体層3に周溝5を形成する。また、周溝5の幅寸法は、絶縁体層3の外側から係合板15,16を差し込めるように、係合板15,16の厚み(板厚)寸法よりも少し大きくする。周溝5の形成に使用する溝切り刃25の厚み寸法が、係合板15,16の厚み寸法よりも小さい場合は、溝切り刃25の位置をケーブル長さ方向に適宜ずらして溝加工を行うことにより、所望の溝幅を確保する。
なお、電力ケーブル1の長さ方向において、周溝5の形成位置よりも電力ケーブル1の端面寄りの絶縁体層(以下、「余剰絶縁体層」という。)3aは、芯線2を露出させるために除去する余剰部分となる。このため、余剰絶縁体層3aについては、電力ケーブル1の性能に何ら影響を及ぼさないが、それ以外の絶縁体層3については、異物等の付着や混入が電力ケーブル1の性能(絶縁性能など)に悪影響を及ぼす。したがって、第1の工程では、溝加工の前準備として、余剰絶縁体層3aを除く絶縁体層3の外周面を、図示しない防護シートの巻き付けによって防護しておくことが望ましい。また、電力ケーブル1の中心軸周りに溝切り刃25を回転させるにあたって、絶縁体層3の外周面にローラ(不図示)を接触させながら溝切り刃25を回転移動させる場合は、余剰絶縁体層3aの外周面にローラを接触させることが望ましい。
(第2の工程)
第2の工程においては、上述したケーブル芯線露出装置10を用いて、余剰絶縁体層3aを芯線2から抜き取る。その際、電力ケーブル1に対してケーブル芯線露出装置10を次のような手順でセットする。
まず、一対の連結フレーム21,22の第1の連結部21b,22bに図示しないボルトとナットを用いて係合板16を取り付ける。このとき、係合板16の係合部16aは、上向きに配置しておく。また、一対の連結フレーム21,22の台座部21d,22dに支持部材14の両端部を載せて、4つのボルト20により支持部材14を固定する。
一方、電力ケーブル1については、係合板16の係合部16aに絶縁体層3の周溝5を位置合わせしながら、支持部材14のケーブル受け部24に電力ケーブル1の端部を載せる。このとき、絶縁体層3の周溝5に係合板16が差し込まれる。このため、係合板16の係合部16aが周溝5に係合した状態となる。また、ケーブル受け部24には余剰絶縁体層3aの外周面が接触した状態となる。この状態では、支持部材14のケーブル受け部24によってY方向への電力ケーブル1の動きが適度に規制される。
次に、一対の連結フレーム21,22の第1の連結部21b,22bに図示しないボルトとナットを用いて係合板15を取り付ける。このとき、係合板15の係合部15aは、下向きに配置する。これにより、係合板15の係合部15aと係合板16の係合部16aとが上下方向で向かい合う。また、各々の係合部15a,16aは、図8に示すように、周溝5の内周を規定する円(図中、破線で示す)よりも一回り大きな円を形成するように、電力ケーブル1の芯線2と同心状に配置される。これにより、一対の係合板15,16は、絶縁体層3の周溝5に係合された状態になる。この係合状態では、一対の係合板15,16の係合部15a,16aが絶縁体層3の周溝5の中に入り込んで係合する。このため、一対の係合板15,16をケーブル長さ方向に移動させようとすると、余剰絶縁体層3aの端面に一対の係合板15,16の係合部15a,16aが引っ掛かることになる。
次に、連結部材13に押圧機構12を取り付ける。押圧機構12を取り付ける場合は、まず、シリンダ17の本体17bにブラケット18を取り付けた状態とし、次いで、ブラケット18を連結部材13に取り付ける。連結部材13にブラケット18を取り付ける場合は、左右の連結フレーム21,22の間にブラケット18を掛け渡すように配置して、ブラケット18の幅方向の両端部をそれぞれに対応する連結フレーム21,22の第2の連結部21c,22cにボルトとナットを用いて固定する。このとき、電力ケーブル1の端面に露出する芯線2の部分にシリンダ17のロッド17aを位置合わせすることにより、電力ケーブル1とシリンダ17(ロッド17a)とを同軸上に配置する。また、電力ケーブル1の端面に露出する芯線2の端面に対して、ロッド17aの先端面を接触または近接させて配置する。
これにより、ケーブル芯線露出装置10は、図9および図10に示すようにセッティングされる。
次に、フレキシブル管19を通してシリンダ17の本体17bに作動油を供給することにより、シリンダ17を駆動する。そうすると、フレキシブル管19を通して供給される作動油の圧力により、シリンダ17の本体17bからロッド17aが押出動作しようとする。ただし、ロッド17aの先端面は芯線2の端面に接触または近接している。このため、シリンダ17のロッド17aは芯線2の端面に接触しながら、その芯線2の部分をケーブル長さ方向X1に押圧することになる。
上述のようにシリンダ17のロッド17aが芯線2の部分を押圧すると、その反力が押圧機構12のブラケット18から連結部材13(一対の連結フレーム21,22)を介して係合部材11(一対の係合板15,16)に伝達される。このため、一対の係合板15,16は、シリンダ17の駆動力をもってロッド17aの押圧方向X1と反対方向X2に引き込まれる。また、一対の係合板15,16の係合部15a,16aは、周溝5の内部で余剰絶縁体層3aの端面に引っ掛かる。このため、余剰絶縁体層3aは、一対の係合板15,16によってX2方向に引き込まれる。
したがって、ケーブル長さ方向における余剰絶縁体層3aの移動抵抗力よりも大きな駆動力をもってシリンダ17を駆動すると、図11に示すように、ロッド17aの押出動作にともなって余剰絶縁体層3aが一対の係合板15,16とともにX2方向に移動する。これにより、余剰絶縁体層3aは、芯線2に案内されながら、芯線2の端部から徐々に抜けていく。一方、シリンダ17のロッド17aは、余剰絶縁体層3aの移動により、余剰絶縁体層3aの中に徐々に侵入していく。また、ケーブル芯線露出装置10全体でみると、芯線2に接触しているロッド17aの位置は変化せずに、それ以外の部分がX2方向に移動していく。そして、ロッド17aの押出動作にともなう余剰絶縁体層3aの移動量が所定量(余剰絶縁体層3aの長さ相当量)に達すると、余剰絶縁体層3aが芯線2から完全に抜き取られる。その結果、電力ケーブル1の端部で芯線2が露出した状態になる。このとき、芯線2の外周面に図示しない内部半導電層が残っている場合は、これを取り除いて芯線2を露出させる。
(実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果が得られる。
(1)本実施の形態においては、一対の係合板15,16の係合部15a,16aを周溝5に係合させるとともに、電力ケーブル1の端面に露出する芯線2の部分を押圧機構12で押圧した際の反力を利用して、余剰絶縁体層3aを芯線2から抜き取る。このため、従来のように剥ぎ取り刃を用いて絶縁体層を剥ぎ取る場合に比べて、芯線2を露出させる際の作業負担を大幅に軽減することができる。特に、絶縁体層3の厚み寸法が大きい場合や、除去すべき余剰絶縁体層3aの長さが長い場合は、作業負担の軽減効果がより大きくなる。すなわち、上記従来の方法では、絶縁体層3の厚み寸法が大きくなると、それだけ剥ぎ取り刃を電力ケーブル周りに何度も回転させる必要があり、余剰絶縁体層3aの長さが長くなると、剥ぎ取り刃を何度もケーブル長さ方向にずらして剥ぎ取り作業を繰り返す必要がある。これに対して、本実施の形態では、周溝5の部分を境に余剰絶縁体層3aを抜き取る方式であるため、絶縁体層3の厚み寸法が大きくなった場合や、余剰絶縁体層3aの長さが長くなった場合でも、全体の作業負担はほとんど変わらない。したがって、作業負担の軽減効果がより顕著になる。
また、余剰絶縁体層3aを除去した後も、たとえば、微小な異物の検査やミリ単位での作業など、作業者にとって非常に神経を使う作業が継続するため、その前にできるだけ作業者の負担を軽減しておくことが有益なものとなる。
(2)本実施の形態によれば、電力ケーブル1に対して一対の係合板15,16を余剰絶縁体層3a以外の部分に接触させずに、余剰絶縁体層3aを除去することができる。また、電力ケーブル1の芯線2から余剰絶縁体層3aを抜き取るときは、電力ケーブル1が動かずに、余剰絶縁体層3aだけが移動する。このため、電力ケーブル1を強く把持する必要がない。したがって、電力ケーブル1にダメージを与えることなく、余剰絶縁体層3aを抜き取ることができる。
(3)本実施の形態では、一対の係合板15,16にそれぞれ半円形の係合部15a,16aを設け、この係合部15a,16aを絶縁体層3の周溝5に同心状に係合させる。このため、一対の係合板15,16を余剰絶縁体層3aの端面に広い面積で接触させることができる。また、シリンダ17の押圧による反力を、一対の係合板15,16でバランス良く余剰絶縁体層3aに加えることができる。
(4)本実施の形態では、周溝5よりも電力ケーブル1の端面側で余剰絶縁体層3aを支持部材14で支持し、この支持状態を維持しながら余剰絶縁体層3aを芯線2から抜き取る。このため、余剰絶縁体層3aが芯線2から完全に抜けるまで、余剰絶縁体層3aの姿勢を良好に保つことができる。また、余剰絶縁体層3aが芯線2から完全に抜けた後は、余剰絶縁体層3aの落下を防止することができる。
(5)本実施の形態では、絶縁体層3の周溝5に係合部材11を係合させたり、芯線2の部分にロッド17aを対向させてシリンダ17を取り付けたりするだけの簡単な作業で電力ケーブル1の端部にケーブル芯線露出装置10をセッティングすることができ、そのためのセッティング時間も短時間で済む。
(6)本実施の形態は、特に、処理の対象となる電力ケーブル1が超高圧電力ケーブルの場合に好適なものとなる。その理由は、次のとおりである。
超高圧電力ケーブルは、芯線2の導体断面積が広く、絶縁体層3の厚さも厚くなる。このため、通常であれば、細い電力ケーブルに比べて、余剰絶縁体層3aを除去するのが難しくなるところ、本実施の形態によれば、超高圧電力ケーブルの物理的な性質をうまく利用して余剰絶縁体層3aの除去を実現することができる。すなわち、超高圧電力ケーブルは、全体的に太くて曲げ剛性が非常に高くなるため、シリンダ17のロッド17aで芯線2の部分を強く押圧しても、この押圧力に屈して電力ケーブル1が曲がってしまうことがない。また、シリンダ17のロッド17aは、芯線2の端面をケーブル長さ方向(ケーブル中心軸方向)に押圧するため、芯線2には曲げ応力がほとんど加わらない。このため、芯線2と余剰絶縁体層3aとが強く結合していても、芯線2の軸を真っ直ぐに保ったままで、シリンダ17の駆動力によりそれらの結合を断ち、芯線2から余剰絶縁体層3aを抜き取ることができる。また、余剰絶縁体層3aは芯線2をガイド軸として真っ直ぐに引き込まれるため、余剰絶縁体層3aをスムーズに抜き取ることができる。また、芯線2の導体断面積が広くなると、その分だけ芯線2の外径が大きくなる。このため、シリンダ17のロッド17aを適度に太いものとし、このロッド17aを余剰絶縁体層3aに干渉しないように芯線2に接触させることができる。また、絶縁体層3の厚さが厚くなると、周溝5の形成部位で係合部材11の係合部(15a,16a)を余剰絶縁体層3aに広い面積で接触させることができる。このため、芯線2の部分をシリンダ17のロッド17aで押圧した際の反力を、係合部材11によって余剰絶縁体層3aに確実に伝えることができる。
(変形例等)
本発明の技術的範囲は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
たとえば、上記実施の形態においては、好ましい一つの形態として、押圧機構12の駆動源に油圧式のシリンダ17を用いたが、これに限らず、空圧式のシリンダや、シリンダ以外の駆動源を用いてもよい。
また、上記実施の形態においては、好ましい一つの形態として、一対の係合板15,16にそれぞれ半円形に切り欠かれた係合部15a,16aを形成したが、この切り欠き形状については半円形に限らず、たとえばV字形などの他の形状であってもよい。
また、電力ケーブル1の端面に露出する芯線2の部分をシリンダ17のロッド17aで押圧した際に、ケーブル芯線露出装置10全体の移動をスムーズにするために、ケーブル芯線露出装置10の下部にキャスターなどを配置してもよい。
また、ケーブル芯線露出装置10の各構成部材を相互に固定する手段としては、ボルトとナットを用いた締結構造に限らず、溶接等を利用してもよい。
また本発明は、超高圧電力ケーブル以外の電力ケーブルを処理する場合にも適用可能である。
1…電力ケーブル
2…芯線
3…絶縁体層
5…周溝
10…ケーブル芯線露出装置
11…係合部材
12…押圧機構
13…連結部材
14…支持部材
15,16…係合板
17…シリンダ
17a…ロッド
21,22…連結フレーム
25…溝切り刃

Claims (4)

  1. 芯線と当該芯線を被覆する絶縁体層とを備える電力ケーブルの端部で、前記芯線を覆っている前記絶縁体層を除去することにより、前記芯線を露出させる電力ケーブルの芯線露出装置であって、
    前記絶縁体層の外周面に形成される周溝に係合可能な係合部を有する係合部材と、
    前記電力ケーブルの端面に露出する前記芯線の部分を前記電力ケーブルの長さ方向に押圧する押圧機構と、
    前記係合部材と前記押圧機構とを連結し、前記芯線の部分を前記押圧機構で押圧した際の反力を前記係合部材に伝達する連結部材と、
    を備え
    前記押圧機構は、シリンダを用いて構成され、このシリンダのロッドの押出動作によって前記芯線の部分を押圧するものである
    電力ケーブルの芯線露出装置。
  2. 前記係合部材は、それぞれ半円形に切り欠かれた係合部を有する一対の係合板によって構成され、前記一対の係合板を前記絶縁体層の外側から前記周溝に差し込むことにより、当該周溝と同心状に前記係合部を係合可能に構成されている
    請求項1に記載の電力ケーブルの芯線露出装置。
  3. 前記周溝の形成位置よりも前記電力ケーブルの端面側で前記絶縁体層を支持し、前記芯線の部分を前記押圧機構で押圧した際に前記係合部材と一体に移動する支持部材を備える
    請求項1または2に記載の電力ケーブルの芯線露出装置。
  4. 芯線と当該芯線を被覆する絶縁体層とを備える電力ケーブルの端部で、前記芯線を覆っている前記絶縁体層を除去することにより、前記芯線を露出させる電力ケーブルの芯線露
    出方法であって、
    前記絶縁体層の外周面に周溝を形成する第1の工程と、
    前記周溝に係合可能な係合部を有する係合部材を用いて、当該係合部材の係合部を前記周溝に係合させるとともに、前記電力ケーブルの端面に露出する前記芯線の部分を押圧機構で前記電力ケーブルの長さ方向に押圧した際の反力を利用して前記係合部材を当該押圧方向と反対方向に移動させることにより、前記絶縁体層を前記芯線から抜き取る第2の工程と、
    を備え
    前記第2の工程では、前記押圧機構としてシリンダを使用し、このシリンダのロッドの押出動作によって前記芯線の部分を押圧することにより、前記絶縁体層を前記芯線から抜き取る
    電力ケーブルの芯線露出方法。
JP2015006138A 2015-01-15 2015-01-15 電力ケーブルの芯線露出装置、および、電力ケーブルの芯線露出方法 Active JP6011646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015006138A JP6011646B2 (ja) 2015-01-15 2015-01-15 電力ケーブルの芯線露出装置、および、電力ケーブルの芯線露出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015006138A JP6011646B2 (ja) 2015-01-15 2015-01-15 電力ケーブルの芯線露出装置、および、電力ケーブルの芯線露出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016134940A JP2016134940A (ja) 2016-07-25
JP6011646B2 true JP6011646B2 (ja) 2016-10-19

Family

ID=56434763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015006138A Active JP6011646B2 (ja) 2015-01-15 2015-01-15 電力ケーブルの芯線露出装置、および、電力ケーブルの芯線露出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6011646B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109659850A (zh) * 2018-12-27 2019-04-19 钱俊伟 一种高效电缆线切割结构
EP3977575A1 (de) * 2019-05-27 2022-04-06 Metzner Maschinenbau GmbH Vorrichtung und verfahren zum abisolieren eines kabels sowie system zur konfektionierung eines kabels

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60118011A (ja) * 1983-11-30 1985-06-25 富士通株式会社 ワイヤの皮剥き機構
JPH0640693B2 (ja) * 1987-03-13 1994-05-25 株式会社日立製作所 多芯同軸ケーブル剥離装置
JPH04101609A (ja) * 1990-08-16 1992-04-03 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd ケーブル被覆除去装置
JPH09191525A (ja) * 1995-11-09 1997-07-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電線被覆ストリッパ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016134940A (ja) 2016-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150246449A1 (en) Industrial robot
JP6108103B2 (ja) 巻線装置及び巻線方法
CN105252071A (zh) 一种钢管切割装置
JP6011646B2 (ja) 電力ケーブルの芯線露出装置、および、電力ケーブルの芯線露出方法
JP6096460B2 (ja) コイル製造システム
JP2012105479A (ja) ヤットコ用アダプタ
MX2020014192A (es) Dispositivo y método para desforramiento de cables.
KR101808653B1 (ko) 권선형 고정자 코어의 제거 및 교체를 위한 방법 및 장치
EP2406021B1 (de) Rohrbiegemaschine mit rohrmanipulator
JP2016123152A (ja) 碍子支持ユニット、及び碍子支持装置
JP2007330056A (ja) ケーブル保護外皮層剥ぎ取り装置及びケーブル保護外皮層剥ぎ取り方法
CN110814225A (zh) 全线径高压线缆切割装备
US9975167B2 (en) Process to cut coax cable
JP4625320B2 (ja) 曲げ加工装置
JP2007306697A (ja) ケーブル保護外皮層剥ぎ取り装置及びケーブル保護外皮層剥ぎ取り方法
KR102059600B1 (ko) 비드 코어에 대한 필러의 장착 방법 및 장착 장치
JP2014045622A (ja) 回転電機の巻線装置
JPH07222321A (ja) ケーブル曲げ装置
JP4266183B2 (ja) トランスコアの鉄心処理方法および積層板の折り曲げ加工装置
JP5606372B2 (ja) 撚り形ケーブルの分割装置
JP5323793B2 (ja) 曲げ加工装置及び曲げ加工方法
KR101841524B1 (ko) 절연피복 제거 장치와 그 방법
KR102554571B1 (ko) 케이블 하네스 제조를 위한 케이블 절단 자동화 장치
CN110137865A (zh) 一种电缆放线切割装置
CN210732328U (zh) 一种退外转子电机紧配轴承的工装

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6011646

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250