JP6009104B2 - シリンダブロック及び内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳造により製造されるシリンダブロック及び内燃機関に関する。
今日、アルミニウム合金などの軽合金製のシリンダブロックを鋳造成形することが行われている。このシリンダボアには、鋳鉄製のシリンダーライナを設けることなく、アルミニウムで構成されたシリンダボア壁部の内壁面に鉄系合金材料による溶射皮膜を形成してライナーレスとすることが行われつつある。
この場合、シリンダボア壁部の内壁面に巣が発生することなく、鋳造時の湯流れが正確に行われることが求められる。シリンダボア壁部の内壁面に巣が発生すると、溶射皮膜を内壁面に形成しても表面に凹部が残ってしまうため好ましくない。
このような状況下、複数の気筒を直列に配列した少なくとも一つのバンクを有する液冷式の内燃機関の本体を構成し、複数の気筒を形成する複数のシリンダボアを囲むように設けられたブロック側の冷却液ジャケットを有するシリンダブロックの製造方法が知られている(特許文献1)。当該方法では、鋳造された後に樹脂含浸加工が施される。製造されたシリンダブロックは、ライナーレスのエンジンにも適用できる、とされている。
特開2012−246831号公報
このようなシリンダブロックを鋳造成型するとき、必ずしも十分な湯流れが得られない虞がある。さらに、ライナーレス化したシリンダブロックをつくるために、鋳造成型後シリンダボア壁部の内壁面に溶射皮膜を形成したとき、ウォータジャケット外壁部が熱変形を受けて破損する虞もある。
そこで、本発明は、ライナーレス化したシリンダブロックに適するとともに、鋳造成型時の湯流れを改善することができる構成のシリンダブロック及びこのシリンダブロックを用いた内燃機関を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、鋳造により製造されるシリンダブロックである。当該シリンダブロックは、
一方向に配列した複数のシリンダボアを囲むシリンダボア壁部と、
前記シリンダボア壁部を覆うように、前記シリンダボア壁部の外周に設けられ、溝底を有するウォータジャケット溝と、
前記シリンダボア壁部とともに前記ウォータジャケット溝を画する、前記ウォータジャケット溝の外周に設けられたウォータジャケット外壁部と、を有する。
前記ウォータジャケット溝は、前記シリンダボアの配列方向における前記シリンダボア壁部の端部に近づくにつれて溝深さが浅くなる浅溝部を有し、前記ウォータジャケット外壁部のうち前記浅溝部が設けられる部分は、前記ウォータジャケット溝に面する第1内壁面と反対側の第1外壁面を有し、前記溝深さ方向のうち、溝が深くなる方向を下方向としたとき、前記シリンダボア壁部のうち前記浅溝部が設けられる部分は、前記ウォータジャケット溝に面する第2外壁面と、前記溝底よりも前記下方向に設けられ、前記ウォータジャケット外壁部の前記第1外壁面とともに前記シリンダブロックの外壁面を構成する第3外壁面と、を有し、前記第3外壁面は、前記第1外壁面に対して、前記シリンダボアに向かって窪んでいる。
前記第1外壁面には、前記第1外壁面から突出したリブが、前記浅溝部に沿うように、前記浅溝部の溝底の溝深さ方向の位置に対応して設けられている、ことが好ましい。この場合、前記溝底の溝深さが深くなる方向を下方向としたとき、前記リブは、前記浅溝部の溝底より下方向の位置に設けられている、ことが好ましい。
また、前記第1外壁面から突出した前記リブが、前記ウォータジャケット外壁部のうち前記浅溝部が設けられた部分の少なくとも一部に連続して設けられている、ことが好ましい。
また、前記リブから前記第3外壁面の窪んだ部分に向かって延びる傾斜面は、前記シリンダブロックの外側に向けてバルジ状に盛り上がった部分を有することにより、前記ウォータジャケット外壁部の厚さが厚くなっている、ことが好ましい。
また、前記浅溝部の最も溝深さが浅い部分は連続して続いている、ことが好ましい。
前記シリンダボアの配列方向における前記端部は、前記浅溝部の最も溝深さが浅い部分である、ことが好ましい。
前記ウォータジャケット溝は、前記浅溝部の他に、一定の溝深さを有する深溝部を有し、前記浅溝部のうち溝深さが最も浅い部分の溝深さは、前記深溝部の溝深さの20〜80%である、ことが好ましい。
前記浅溝部が設けられるウォータジャケット溝の領域の、前記浅溝部の設けられた前記端の側に位置するシリンダボアの円弧形状の中心点を基準とした見込み角は45〜180度である、ことが好ましい。
前記シリンダブロックは、鋳鉄製シリンダーライナを有さず、前記シリンダボア壁部の内壁面には、溶射皮膜が形成されている、ことが好ましい。
また、本発明の別の一態様は、前記シリンダブロックを用いたことを特徴とする内燃機関である。
上述したシリンダブロック及び内燃機関によれば、ライナーレス化したシリンダブロックに適するとともに、鋳造成型時の湯流れを改善することができる。
第1実施形態のエンジンのシリンダブロックの外観斜視図である。 (a)は、図1に示すシリンダブロックの上面図であり、(b)は、(a)に示すシリンダブロックの側面図である。 図2(b)に示すA−A線に沿って切断した矢視断面図である。 (a)、(b)は、図2(a)に示すB−B線、C−C線に沿ってシリンダブロックを切断したシリンダブロックの矢視斜視図である。 第2実施形態のシリンダブロックの側面図である。 (a)は、図5に示すD−D線に沿って切断したシリンダブロックの矢視断面図であり、(b)は、図5に示すD−D線に沿って切断したシリンダブロックの矢視斜視図である。 (a)は、図5に示すE−E線に沿って切断したシリンダブロックの矢視断面図であり、(b)は、図5に示すE−E線に沿って切断したシリンダブロックの矢視斜視図である。
以下、図面を参照しながら、第1実施形態及び第2実施形態のエンジンの構成部材であるシリンダブロックを説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の3気筒エンジンのシリンダブロック10の外観斜視図である。図2(a)は、シリンダブロック10の上面図であり、図2(b)は、シリンダブロック10の側面図である。シリンダブロック10は、アルミニウム合金からなり、図示されない鋳型を用いて鋳造されたものである。第1実施形態のシリンダブロック10はエンジン(内燃機関)に、その構成部品として用いられる。
シリンダブロック10は、シリンダボア壁部14と、ウォータジャケット外壁部16と、ウォータジャケット溝18と、を含む。
シリンダボア壁部14は、一方向に配列した3つのシリンダボア12のそれぞれを囲むように設けられた壁である。3つのシリンダボア12は、一方向に直列に配置している。したがって、シリンダボア壁14は、3つのシリンダボア12の外周を囲む。
シリンダボア壁部14のシリンダボア12に面する内壁面は、鉄系合金材料による溶射皮膜が形成されている。これにより、ライナーレスシリンダブロックとすることができる。すなわち、シリンダブロック10は、鋳鉄製シリンダーライナを有さず、シリンダボア壁部14の内壁面には、溶射皮膜が形成されている。
ウォータジャケット溝18は、シリンダボア壁部14を覆うように、シリンダボア壁部14の外周に設けられ、溝底を有する。ウォータジャケット溝18には、エンジン作動時冷却水が流れ、シリンダボア壁部14を冷却する。
ウォータジャケット外壁部16は、ウォータジャケット溝18の外周に設けられ、シリンダボア壁部14とともにウォータジャケット溝18を画する壁である。ウォータジャケット外壁部16は、シリンダボア壁部14の外側に、所定の間隔をあけて隙間を形成するように設けられている。この隙間が、ウォータジャケット溝18である。
図3は、図2(b)に示すA−A線に沿って切断した矢視断面図である。図4(a)、(b)は、図2(a)に示すシリンダブロック10をB−B線、C−C線に沿って切断した矢視断面図である。
シリンダボア壁部14とウォータジャケット外壁部16との間に形成されるウォータジャケット溝18は、図4(a),(b)に示すように、シリンダボア12の配列方向におけるシリンダボア壁部14の端部に近づくにつれて溝深さが浅くなる浅溝部20を有する。図3及び図4(a),(b)では、ウォータジャケット溝18の溝底は点線で示されている。このように浅溝部20を有するのは、シリンダブロック10を鋳造するとき、湯流れが向上するようにするためである。シリンダブロック10をアルミニウム合金の湯を用いて鋳造するとき、シリンダボア壁部14に対応する鋳型の対応部分には、シリンダボア壁部14の一方の端部の側からシリンダボア12の配列方向に沿って他方の端部の側に向かって(図2(a)の上側から下側に向かって)湯が流れるよう、シリンダブロック10の両端部に湯供給口及び湯排出口を設けている。また、ウォータジャケット外壁部16に対応する鋳型の対応部分にも、上記一方の端部の側から上記他方の端部の側に向かって流れる。このとき、シリンダボア壁部14及びウォータジャケット外壁部16に対応する鋳型の対応部分は、上記他方の端部近傍において、湯が合流して、最終的に上記他方の端部近傍に設けられた鋳型の湯排出口から気泡とともに湯が排出される。特に、シリンダボア壁部14の上記他方の端部近傍に位置するウォータジャケット溝18の鋳型の対応部分は、壁となっており湯流れの障害になって湯が排出口に向かって流れ難い部分である。しかも、上記他方の端部近傍においては、湯が両側から合流するので停留し易い。このため、第1実施形態では、湯の排出口に近い領域、すなわち湯流れ方向の下流側である上記他方の端を含む領域において、ウォータジャケット溝18は浅い溝底を有する浅溝部20を有する。このため、鋳型の浅溝部20に対応する領域では、壁となって湯流れの障害になり易いウォータジャケット溝18に対応する壁の高さが低くなっている。また、湯が流れ易いように、浅溝部20は、シリンダボア12の配列方向におけるシリンダボア壁部12の端部に近づくにつれて溝深さが浅くなっている。すなわち、浅溝部20の溝底は、シリンダボア壁部14の端部に近づくにつれ浅くなるように傾斜し、この端部を含む領域で溝底が最も浅くなっている。
ウォータジャケット外壁部16のうち浅溝部20が設けられる部分は、ウォータジャケット溝18に面する第1内壁面16aと、この第1内壁面16aと反対側の第1外壁面16bとを有する。
シリンダボア壁部14のうち浅溝部20が設けられる部分は、溝深さ方向のうち、溝が深くなる方向を下方向としたとき、ウォータジャケット溝18に面する第2外壁面14a(図4(a)参照)と、浅溝部20の溝底よりも下方向に設けられ、シリンダブロック10の外壁面を構成する第3外壁面14b(図4(a)参照)と、を有する。第3外壁面14bは、ウォータジャケット外壁部16の第1外壁面16bとともに、シリンダブロック10の外壁面を構成する。このとき、第3外壁面14bは、第1外壁面16bに対して、シリンダボア12に向かって窪んだ凹形状をなしていることが好ましい。このように、第3外壁面14bは、第1外壁面16bに対して窪んだ形状とするのは、湯流れの改善のためである。具体的には、第3外壁面14bを第1外壁面16bに対して窪ませることなく、すなわち第3外壁面14bに第1外壁面16bに対する段差を設けることなく外壁面を形成した場合、第3外壁面14bと、シリンダボア12に面するシリンダボア壁部14の内壁面14cとの間の壁の厚さがその周辺に比べて厚くなり、鋳造時、この部分に湯が多量にたまり易く、湯が停留し、さらには気泡がたまり易い。このため、この部分の壁の厚さを周辺の部分と同様に一定にするために、第3外壁面14bは、第1外壁面16bに対して、シリンダボア12に向かって窪んだ凹形状としている。また、窪んだ凹形状とすることで、質量を少なくできる。
いいかえると、シリンダボア12の配列方向におけるウォータジャケット外壁部16の端部(一方の端部)では、図3に示すように、シリンダボア壁部14が下方から上方に向かって延びて立設するとともに、シリンダボア壁部14が上方に延びる途中の部分から、ウォータジャケット溝18を形成するためにウォータジャケット外壁部16が外側に向かって分岐して下方から上方に延びる構成となっている。浅溝部20の溝底よりも下方のシリンダボア壁部14における第3外壁面14bは、この部分におけるシリンダボア壁部14の壁の厚さが厚くならないように、ウォータジャケット外壁部16の第1外壁面16bに対して、シリンダボア12に向かって窪んだ凹形状をなしている。
さらに、第1外壁面16bには、第1外壁面16bから突出したリブ22が、浅溝部20に沿うように、浅溝部20の溝底の溝深さ方向の位置に対応して設けられている。より具体的には、溝底の溝深さが深くなる方向を下方向としたとき、図3に示すように、第1外壁面16b上の、浅溝部20の溝底の位置よりも下方向の位置にリブ22が設けられている。
このようなリブ22を設けるのは、溝底部20の機械的強度を補強するためである。シリンダブロック10をライナーレスシリンダブロックとして用いるために、アルミニウム合金で鋳造した後シリンダボア壁部14の内壁面に溶射皮膜を形成するとき、シリンダボア壁部14及びウォータジャケット外壁部16は高温になり、ウォータジャケット外壁部16が熱変形を受けて破損し易くなる。具体的には、熱膨張により一部分が塑性変形したウォータジャケット外壁部16が冷却されると、塑性変形した部分が溶射前の形状に戻らずウォータジャケット外壁部16の浅溝部20の溝底周りの部分に亀裂が入り、破損し易くなる。このため、リブ22が、浅溝部20に沿うように、浅溝部20の溝底の溝深さ方向の位置に対応して、浅溝部20の溝底より下方の、第1外壁面16b上に設けられる。これにより、浅溝部20の溝底周りの機械的強度を確保することができる。なお、リブ22のように局部的にウォータジャケット外壁部16の壁の厚さを厚くせず、全体的に壁の厚さを厚くしても、浅溝部20の溝底周りのウォータジャケット外壁部16の機械的強度は向上するが、同時に質量も増加してしまう。本願発明者は、このようなリブ22を設けることが機械的強度を確保する上で効率的であることを見出している。
なお、リブ22は、ウォータジャケット外壁部16のうち浅溝部20が設けられた部分に対応して連続して設けられているが、かならずしも連続して設けられなくてもよい。部分的にリブ22が途切れてもよい。しかし、浅溝部20の溝底周りのウォータジャケット外壁部16の機械的強度を確保して、溶射皮膜を形成する際の加熱に起因する熱変形に耐え得る点で、リブ22は、連続して設けられていることが好ましい。この場合、好ましい一形態として、ウォータジャケット外壁部16のうち浅溝部20が設けられた領域全体に連続して設けられる。あるいは、他の好ましい一形態として、浅溝部20の領域全体のうち、一部分において連続して設けられる。また、浅溝部20の最も溝深さが浅い部分は連続していることが好ましい。
(第2実施形態)
図5は、図1〜図4に示す3気筒エンジンのシリンダブロック10と異なる第2実施形態のシリンダブロック10の側面図である。図5に示すシリンダブロック10の側面図は、図2(a)中の紙面上方向に対応する方向からシリンダブロック10を見た図である。すなわち、第2実施形態は、図2(b)に示すシリンダブロック10の第3外壁面14bに窪みが設けられた側(図中下側)と反対側のシリンダボア12の配列方向の端に浅溝部20が設けられた形態である。この形態のシリンダブロック10では、鋳造時、第1実施形態のシリンダブロック10の湯流れと異なり、図2(a)の紙面下側から上側に向かう方向に対応する方向(図5の紙面奥行き方向の奥側から手前側に向く方向)に湯が流れるよう、シリンダブロック10の両端部に湯供給口及び湯排出口が設けられる。すなわち、第2実施形態においても、鋳造時の湯が排出される側のシリンダボア12の配列方向の端に浅溝部20が設けられる。
第2実施形態のシリンダブロック10においても、第1実施形態のシリンダブロック10と同じ構成のシリンダボア12、シリンダボア壁部14、ウォータジャケット外壁部16、ウォータジャケット溝18、浅溝部20、リブ22、第1内壁面16a、第1外壁面16b、第3外壁面14b、及び、内壁面14cを有するので、それらの説明は省略する。なお、第2実施形態においても第1実施形態と同じように、第3外壁面14bは、第1外壁面16bに対して、シリンダボア12に向かって窪んでいる。
図6(a)は、図5に示すD−D線に沿って切断したシリンダブロック10の矢視断面図であり、図6(b)は、図5に示すD−D線に沿って切断したシリンダブロック10の矢視斜視図である。図7(a)は、図5に示すE−E線に沿って切断したシリンダブロック10の矢視断面図であり、図7(b)は、図5に示すE−E線に沿って切断したシリンダブロック10の矢視斜視図である。
第2実施形態のシリンダブロック10は、第1実施形態のシリンダブロック10に対して、リブ22の設けられる領域が異なっている。図5に示すように、シリンダブロック10には、大きな半径の円弧形状に延びた円弧状リブ24がシリンダブロック10の外壁に設けられている。この円弧状リブ24の一部が第1外壁面16bから突出したリブ22となって、浅溝部20溝底の溝深さ方向の位置に対応して設けられている。より具体的には、リブ22は、浅溝部22の溝底より下方向の位置に設けられていることが好ましい。リブ22は、ウォータジャケット外壁部16のうち浅溝部20が設けられた領域に設けられていることが好ましい。リブ22は、第1実施形態と異なり、浅溝部20の領域全体に設けられておらず、浅溝部20の領域のうち、少なくとも一部に設けられており、例えば、浅溝部20の溝深さが最も浅い領域に設けられている。このようにリブ22が浅溝部20の領域のうち一部に設けられた場合であっても、浅溝部20の溝底周りの機械的強度を確保することができる。また、図7(a),(b)に示すように、リブ22から第3外壁面14bの窪みに向かって延びる傾斜面は、シリンダブロック10の外側に向けてバルジ状に盛り上がった部分26を有することが好ましい。このように、バルジ状に盛り上がった部分26が設けられることによりウォータジャケット外壁部16の厚さは(部分的に)厚くなっている。これにより、浅溝部20の溝底周りの機械的強度をより高くすることができる。以上が第2実施形態の説明である。
なお、図1〜4に示す第1実施形態のシリンダブロック10及び、図5〜7に示す第2実施形態のシリンダブロック10のいずれにおいても、ウォータジャケット溝18は、浅溝部20の他に、一定の溝深さを有する深溝部21を有する。浅溝部20のうち溝深さが最も浅い部分の溝深さは、油流れを改善するためには、浅いほど好ましく、ウォータジャケット外壁部16の熱変形による破損を防ぐためには、深いほど好ましい。これらの要求から、浅溝部20のうち溝深さが最も浅い部分の溝深さは、特に限定されないが、深溝部21の上記一定の溝深さの20〜80%であることが好ましい。
第1実施形態のシリンダブロック10及び、第2実施形態のシリンダブロック10のいずれにおいても、浅溝部20が設けられるウォータジャケット溝18の領域を、浅溝部20の設けられた端部の側に位置するシリンダボア12の円弧形状の中心点を基準とした見込み角でみたとき、浅溝部20が設けられるウォータジャケット溝18の領域の見込み角は、広ければ広いほど好ましい。これにより、ウォータジャケット溝18の溝深さが滑らかに変化するので、ウォータジャケット外壁部16の熱変形による破損を防ぐことができる。また、湯流れを滑らかに行うことができる。しかし、冷却水の経路の制約から、上記見込み角を大きくできない場合もある。したがって、ウォータジャケット溝18の領域の見込み角は、特に限定されないが、45〜180度であることが好ましい。
また、第1実施形態のシリンダブロック10及び、第2実施形態のシリンダブロック10のいずれにおいても、浅溝部20の最も溝深さが浅い部分は連続して続くことが好ましい。この場合、浅溝部20から深溝部21へは、浅溝部20の溝深さが滑らかに変化し、シリンダボア12の配列方向における端部は、浅溝部の最も溝深さが浅い部分であることが、湯流れを改善する点で好ましく、ウォータジャケット外壁部16の熱変形による破損を防ぐ点でも好ましい。
以上のように、第1実施形態及び第2の実施形態のシリンダブロック10をまとめると以下のように説明される。シリンダブロック10では、ウォータジャケット溝18は、シリンダボア12の配列方向におけるシリンダボア壁部14の端部に近づくにつれて溝深さが浅くなる浅溝部20を有する。シリンダボア壁部14のうち浅溝部20が設けられる部分は、ウォータジャケット溝18に面する第2外壁面14aと、溝底よりも下方向に設けられ、シリンダブロック10の外壁面を構成する第3外壁面14bと、を有する。このとき、第3外壁面14bは、ウォータジャケット外壁部16の第1外壁面16bに対して、シリンダボア12に向かって窪んでいる。このため、シリンダブロック10の鋳造時、湯がたまる部分を作らず、滑らかに湯が流れる。すなわち、シリンダブロック10は、鋳造時の湯流れを改善することができる。
また、ウォータジャケット外壁部16のうち浅溝部20が設けられる部分は、ウォータジャケット溝18に面する第1内壁面16aと、第1外壁面16bとを有し、第1外壁面16bには、第1外壁面16bから突出したリブ22が、浅溝部20に沿うように、浅溝部20の溝底の溝深さ方向の位置に対応して設けられている。このため、浅溝部20により、浅溝部20がない場合に比べて、シリンダブロック10の鋳造時の湯流れを向上することができる。さらに、リブ22を浅溝部20に沿うように、ウォータジャケット外壁部16の周上に設けられる場合、浅溝部20の溝底周りの機械的強度は確保され、したがって、溶射皮膜をシリンダボア12の内壁面に形成するときの高温により破損しない。
また、第1実施形態及び第2の実施形態では、ウォータジャケット外壁部16の第1外壁面16bから突出したリブ22が、ウォータジャケット外壁部16のうち浅溝部20が設けられた部分に連続して設けられている。このため、浅溝部20の溝底周りの強度を確保することができ、溶射皮膜形成時の加熱に起因する熱変形に耐えることができる。リブ22は、浅溝部20の領域全体に設けられる必要はなく、浅溝部20の領域のうち少なくとも一部に設けられるとよい。
浅溝部20の最も溝深さが浅い部分は連続して続くことが好ましい。この場合、浅溝部20から深溝部21へは溝深さが滑らかに変化し、シリンダボア12の配列方向における浅溝部20が設けられた側の端部は、浅溝部20の最も溝深さが浅い部分とすることにより、湯流れを改善することができる。
ウォータジャケット溝18は、浅溝部20の他に、一定の溝深さを有する深溝部21を有し、浅溝部20のうち溝深さが最も浅い部分の溝深さを、深溝部21の溝深さの20〜80%とすることにより、湯流れ改善と熱負荷による破損防止を両立することができる。
浅溝部20が設けられるウォータジャケット溝18の領域を、浅溝部20の設けられた端の側に位置するシリンダボア12の円弧形状の中心点より見込み角でみたとき、前記領域の見込み角を45〜180度とすることにより、湯流れ改善及び熱負荷による破損防止と、冷却水の経路の確保とを両立できる。
以上、本発明のシリンダブロック及び内燃機関について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更してもよいのはもちろんである。第1及び第2実施形態では、3つのシリンダボアを用いたが、少なくともシリンダボア12は2つ以上あればよく、4つ、5つあるいはそれ以上であってもよい。
また、第1及び第2実施形態では、シリンダボア12の配列方向の一方の端部側から他方の端部側に湯が流れるよう、シリンダブロック10の両端部に湯供給口及び湯排出口を設けたが、湯供給口をシリンダブロック10の中央付近に設け、湯排出口をシリンダブロック10の両端部に設ける場合にも適用できる。その場合には、第1及び第2実施形態の構成を、湯流れ方向の下流側であって、湯排出口に近いシリンダブロック10の両端部(図2(a)の上部及び下部)に適用することができる。このように、第1及び第2実施形態の構成を、湯供給口の位置にはかかわらず、湯流れ方向の下流側であって、湯排出口に近いシリンダブロック10の端部に適用することができる。第1及び第2実施形態では、シリンダボア壁部14の内壁面に溶射皮膜が形成されているライナーレスシリンダブロックについて詳細に説明したが、鋳鉄製シリンダーライナが用いられるシリンダブロックにおいても、鋳造時の湯流れの改善のために、第1及び第2実施形態の構成を適用することができる。
10 シリンダブロック
12 シリンダボア
14 シリンダボア壁部
14a 第2外壁面
14b 第3外壁面
14c 内壁面
16 ウォータジャケット外壁部
16a 第1内壁面
16b 第1外壁面
18 ウォータジャケット溝
20 浅溝部
21 深溝部
22 リブ
24 円弧状リブ
26 部分

Claims (11)

  1. 鋳造により製造されるシリンダブロックであって、
    一方向に配列した複数のシリンダボアを囲むシリンダボア壁部と、
    前記シリンダボア壁部を覆うように、前記シリンダボア壁部の外周に設けられ、溝底を有するウォータジャケット溝と、
    前記シリンダボア壁部とともに前記ウォータジャケット溝を画する、前記ウォータジャケット溝の外周に設けられたウォータジャケット外壁部と、を有し、
    前記ウォータジャケット溝は、前記シリンダボアの配列方向における前記シリンダボア壁部の端部に近づくにつれて溝深さが浅くなる浅溝部を有し、
    前記ウォータジャケット外壁部のうち前記浅溝部が設けられる部分は、前記ウォータジャケット溝に面する第1内壁面と反対側の第1外壁面を有し、
    前記溝深さ方向のうち、溝が深くなる方向を下方向としたとき、
    前記シリンダボア壁部のうち前記浅溝部が設けられる部分は、前記ウォータジャケット溝に面する第2外壁面と、前記溝底よりも前記下方向に設けられ、前記ウォータジャケット外壁部の前記第1外壁面とともに前記シリンダブロックの外壁面を構成する第3外壁面と、を有し、前記第3外壁面は、前記第1外壁面に対して、前記シリンダボアに向かって窪んでいる、ことを特徴とするシリンダブロック。
  2. 前記第1外壁面には、前記第1外壁面から突出したリブが、前記浅溝部に沿うように、前記浅溝部の溝底の溝深さ方向の位置に対応して設けられている、請求項1に記載のシリンダブロック。
  3. 前記溝底の溝深さが深くなる方向を下方向としたとき、前記リブは、前記浅溝部の溝底より下方向の位置に設けられている、請求項2に記載のシリンダブロック。
  4. 前記第1外壁面から突出した前記リブが、前記ウォータジャケット外壁部のうち前記浅溝部が設けられた部分の少なくとも一部に連続して設けられている、請求項2又は3に記載のシリンダブロック。
  5. 前記リブから前記第3外壁面の窪んだ部分に向かって延びる傾斜面は、前記シリンダブロックの外側に向けてバルジ状に盛り上がった部分を有することにより、前記ウォータジャケット外壁部の厚さが厚くなっている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシリンダブロック。
  6. 前記浅溝部の最も溝深さが浅い部分は連続して続いている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシリンダブロック。
  7. 前記シリンダボアの配列方向における前記端部は、前記浅溝部の最も溝深さが浅い部分である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のシリンダブロック。
  8. 前記ウォータジャケット溝は、前記浅溝部の他に、一定の溝深さを有する深溝部を有し、前記浅溝部のうち溝深さが最も浅い部分の溝深さは、前記深溝部の溝深さの20〜80%である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のシリンダブロック。
  9. 前記浅溝部が設けられるウォータジャケット溝の領域の、前記浅溝部の設けられた前記端の側に位置するシリンダボアの円弧形状の中心点を基準とした見込み角は45〜180度である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のシリンダブロック。
  10. 前記シリンダブロックは、鋳鉄製シリンダライナを有さず、前記シリンダボア壁部の内壁面には、溶射皮膜が形成されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載のシリンダブロック。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のシリンダブロックを用いたことを特徴とする内燃機関。
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