JP6007759B2 - 画像形成装置および回転制御方法 - Google Patents

画像形成装置および回転制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置および回転制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、トナー像が形成される像担持体(以下、感光体ドラム)の表面上にクリーニングブレードを摺接させることにより、感光体ドラムの表面上に付着した残留トナーを除去することが行われる。また、クリーニングブレードにより感光体ドラム上の残留トナーを除去する際には、残留トナーの感光体ドラムへの付着力を低減させてクリーニング性能を上げるために、潤滑剤を感光体ドラムの表面に塗布して付着させることが行われる。
特許文献1には、モノクロ画像形成からカラー画像形成に移り変わるときに、中間転写ベルトモーターの負荷トルクの急激な増加を回避し、画像劣化を防止する技術が開示されている。特許文献1に記載の技術では、モノクロ画像形成モードからカラー画像形成モードへ画像形成モードを変更するときに、感光体ドラムと接して画像が転写される中間転写ベルトを駆動するモーターのモーター電流が、モノクロ画像形成モード時のモーター電流と同等になるように感光体ドラムの回転速度を変更する。
特開2010−217436号公報
ところで、環境条件に応じて、感光体ドラム表面(樹脂層)とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦は変動する。例えば、環境条件が高温高湿環境である場合、クリーニングブレードを構成する弾性体(ゴム等)が柔らかくなり、感光体ドラム表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦が増大する。その結果、図6に示すように、感光体ドラムの回転駆動に必要な駆動トルクが増大する。一方、環境条件が低温低湿環境である場合、クリーニングブレードを構成する弾性体が硬くなり、感光体ドラム表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦が減少する。その結果、図6に示すように、感光体ドラムの駆動トルクが減少する。
図6に示したように、画像形成装置におけるプリント数が多くなればなるほど、クリーニングブレードのうち感光体ドラム表面との接触部分が摩耗して鋭角でなくなる。その結果、感光体ドラム表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦がより増大または減少するように遷移し、ひいては感光体ドラムの駆動トルクがより増大または減少するように遷移する。そして、感光体ドラムの駆動トルクが増大または減少して正常動作範囲(感光体ドラムの回転速度を制御することが可能な範囲)から外れた場合には、感光体ドラムを回転駆動するモーターが停止し、ひいては感光体ドラムの回転制御が不能に陥ってしまうという問題があった。
なお、潤滑剤を感光体ドラムの表面に塗布して付着させる場合においても、環境条件に応じて、感光体ドラム表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦は変動する。例えば、環境条件が高湿環境である場合、感光体ドラムの表面に塗布された潤滑剤が水分を多く吸水することによって、感光体ドラム表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦が増大する。その結果、感光体ドラムの回転駆動に必要な駆動トルクが増大する。一方、環境条件が低湿環境である場合、感光体ドラムの表面に塗布された潤滑剤が水分をほとんど吸水しないことによって、感光体ドラム表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦が減少する。その結果、感光体ドラムの駆動トルクが減少する。
上記特許文献1に記載の技術は、モノクロ画像形成モードからカラー画像形成モードへ遷移する場合に感光体ドラムの回転速度を過渡的に変更する技術であり、環境条件に応じて感光体ドラム表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦が変動する場合、感光体ドラムの制御が不能に陥ることを防止する技術ではない。
本発明は、環境条件に応じて像担持体表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦が変動する場合、像担持体の回転制御が不能に陥ることを防止することが可能な画像形成装置および回転制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、
回転可能な第1の像担持体と、
前記第1の像担持体に圧接して転写ニップ部を形成する回転可能な第2の像担持体と、
前記第1の像担持体の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する制御部と、
を備える画像形成装置において、
前記画像形成装置内の温度を検知する温度検知部を備え、
前記取得部は、前記温度検知部により検知された温度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
前記制御部は、前記取得部により取得された前記温度が第1の所定温度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記温度が前記第1の所定温度より低い第2の所定温度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給し、
前記入力信号は、前記第1および第2の像担持体を駆動するモーターの速度設定値である
本発明に係る画像形成装置は、
回転可能な第1の像担持体と、
前記第1の像担持体に圧接して転写ニップ部を形成する回転可能な第2の像担持体と、
前記第1の像担持体の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する制御部と、
を備える画像形成装置において、
前記画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知部を備え、
前記取得部は、前記湿度検知部により検知された湿度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
前記制御部は、前記取得部により取得された前記湿度が第1の所定湿度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記湿度が前記第1の所定湿度より低い第2の所定湿度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給し、
前記入力信号は、前記第1および第2の像担持体を駆動するモーターの速度設定値である。
本発明に係る回転制御方法は、
回転可能な第1の像担持体と、
前記第1の像担持体に圧接して転写ニップ部を形成する回転可能な第2の像担持体と、
を備える画像形成装置における回転制御方法であって、
前記第1の像担持体の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報を取得する第1のステップと、
前記第1のステップにより取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する第2のステップと、
を有する回転制御方法において、
前記画像形成装置は、前記画像形成装置内の温度を検知する温度検知部を備え、
前記第1のステップは、前記温度検知部により検知された温度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
前記第2のステップは、前記第1のステップにより取得された前記温度が第1の所定温度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記温度が前記第1の所定温度より低い第2の所定温度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給し、
前記入力信号は、前記第1および第2の像担持体を駆動するモーターの速度設定値である
本発明に係る回転制御方法は、
回転可能な第1の像担持体と、
前記第1の像担持体に圧接して転写ニップ部を形成する回転可能な第2の像担持体と、
を備える画像形成装置における回転制御方法であって、
前記第1の像担持体の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報を取得する第1のステップと、
前記第1のステップにより取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する第2のステップと、
を有する回転制御方法において、
前記画像形成装置は、前記画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知部を備え、
前記第1のステップは、前記湿度検知部により検知された湿度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
前記第2のステップは、前記第1のステップにより取得された前記湿度が第1の所定湿度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記湿度が第1の所定湿度より低い第2の所定湿度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給し、
前記入力信号は、前記第1および第2の像担持体を駆動するモーターの速度設定値である。
本発明によれば、環境条件に応じて像担持体表面とクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦が変動する場合、像担持体の回転制御が不能に陥ることを防止することが可能な画像形成装置および回転制御方法を提供することができる。
本実施の形態における画像形成装置の縦断面図である。 本実施の形態における画像形成装置の制御ブロック図である。 本実施の形態における潤滑剤塗布部の構成を示す図である。 本実施の形態における回転制御動作を示すフローチャートである。 本実施の形態における回転制御動作の変形例を示すフローチャートである。 従来技術の問題点を説明するための説明図である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[画像形成装置100の構成]
図1、2に示す画像形成装置100は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。画像形成装置100は、感光体上に形成されたC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写体に1次転写し、中間転写体上で4色のトナー像を重ね合わせた後、記録用紙に2次転写することにより、画像を形成する。
画像形成装置100には、CMYKの4色に対応する感光体を中間転写体の走行方向に直列配置し、中間転写体に1回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
画像形成装置100は、画像読み取り部110、操作表示部120、画像処理部130、画像形成部140、搬送部150、定着部160、電流検知部180、温湿度検知部182および制御部200を備える。なお、制御部200は、取得部としても機能する。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203等を備えている。CPU201は、ROM202から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM203に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置100の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部172に格納されている各種データが参照される。記憶部172は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部200は、通信部171を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で、各種データの送受信を行う。制御部200は、例えば、外部装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて記録用紙に画像を形成させる。通信部171は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読み取り部110は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置111および原稿画像走査装置(スキャナー)112等を備える。
自動原稿給紙装置111は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置112へ送り出す。自動原稿給紙装置111は、原稿トレイに載置された原稿Dの画像(両面を含む)を連続的に読み取ることができる。
原稿画像走査装置112は、自動原稿給紙装置111からコンタクトガラス上に搬送された原稿Dまたはコンタクトガラス上に載置された原稿Dを光学的に走査し、原稿Dからの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー112aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読み取り部110は、原稿画像走査装置112による読み取り結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部130において所定の画像処理が施される。
操作表示部120は、例えばタッチパネル付きの液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部121および操作部122として機能する。表示部121は、制御部200から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部122は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部200に出力する。
画像処理部130は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部130は、制御部200の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部130は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部140が制御される。
画像形成部140は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット141Y、141M、141C、141Kおよび中間転写ユニット142等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット141Y、141M、141C、141Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、CまたはKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット141Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット141M、141C、141Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット141の構成を画像形成ユニット141Yにより説明する。画像形成ユニット141Yは、露光装置1411、現像装置1412、感光体ドラム1413、帯電装置1414およびドラムクリーニング装置1415等を備えている。
感光体ドラム1413は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。
帯電装置1414は、光導電性を有する感光体ドラム1413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光装置1411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム1413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム1413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム1413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム1413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置1412は、各色成分の現像剤(例えば、小粒径のトナーと磁性体(キャリアー)とからなる二成分現像剤)を収容しており、感光体ドラム1413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置1415は、感光体ドラム1413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレードを有する。このクリーニングブレードは、硬度が70[°](Asker−C)のウレタンゴムで形成されている。1次転写後に感光体ドラム1413の表面に残存する転写残トナーは、ドラムクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される。
中間転写ユニット142は、中間転写体となる中間転写ベルト1421、1次転写ローラー1422、2次転写ローラー1423、駆動ローラー1424、従動ローラー1425およびベルトクリーニング装置1426等を備えている。
中間転写ベルト1421は無端状ベルトで構成され、駆動ローラー1424および従動ローラー1425に掛け渡される。中間転写ベルト1421は、駆動ローラー1424の回転により矢印A方向に一定速度で走行する。1次転写ローラー1422によって、中間転写ベルト1421が感光体ドラム1413に圧接されると、中間転写ベルト1421に各色トナー像が順次重ねて1次転写される。そして、中間転写ベルト1421が2次転写ローラー1423によって記録用紙Sに圧接されると、中間転写ベルト1421に1次転写されたトナー像が記録用紙Sに2次転写される。
ベルトクリーニング装置1426は、中間転写ベルト1421の表面に摺接されるベルトクリーニングブレードを有する。このクリーニングブレードは、硬度が75[°](Asker−C)のウレタンゴムで形成されている。2次転写後に中間転写ベルト1421の表面に残存する転写残トナーは、ベルトクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される。
定着部160は、搬送されてきた記録用紙Sを定着ニップ部で加熱、加圧することにより、記録用紙Sにトナー像を定着させる。定着部160は、定着ユニット161とエア分離ユニット162とを備える。定着ユニット161は、1対の定着部材を圧接することにより形成される定着ニップ部に記録用紙Sを通過させて、この記録用紙S上に転写されたトナー画像に熱源からの熱を与えることにより、記録用紙Sにトナー画像を定着させる。エア分離ユニット162は、定着ニップ部における記録用紙Sの排紙側から記録用紙Sに向けて圧縮空気を出力することにより定着部材から記録用紙Sを分離する。
搬送部150は、給紙部151、搬送機構152および排紙部153等を備える。給紙部151を構成する3つの給紙トレイユニット151a〜151cには、記録用紙の坪量やサイズ等に基づいて識別された記録用紙(規格用紙、特殊用紙)Sがあらかじめ設定された種類毎に収容される。
給紙トレイユニット151a〜151cに収容されている記録用紙Sは、最上部から1枚ずつ送出され、レジストローラー152a等の複数の搬送ローラーを備えた搬送機構152により画像形成部140に搬送される。このとき、レジストローラー152aが配設されたレジスト部により、給紙された記録用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部140において、中間転写ベルト1421のトナー像が記録用紙Sの一方の面に一括して2次転写され、定着部160において定着工程が施される。画像形成された記録用紙Sは、排紙ローラー153aを備えた排紙部153により画像形成装置100の外に排紙される。本実施の形態では、トナー画像を形成するためのプロセス速度、すなわち、搬送機構152による記録用紙Sの搬送速度は300[mm/秒]である。
電流検知部180は、感光体ドラム1413を駆動するモーターに流れる駆動電流値を検知する。電流検知部180は、駆動電流値を検知する毎に、当該駆動電流値を制御部200に出力する。
温湿度検知部182は、画像形成装置100内の温度および湿度を検知する。温湿度検知部182は、画像形成装置100内の温度および湿度を検知する毎に、当該温度および湿度を制御部200に出力する。温湿度検知部182は、温度検知部および湿度検知部として機能する。
[潤滑剤塗布部190の構成]
本実施の形態では、図3に示すように、感光体ドラム1413に固形の潤滑剤191を塗布する潤滑剤塗布部190が、感光体ドラム1413の回転方向に対してドラムクリーニングブレード192の下流側に設けられている。
潤滑剤塗布部190は、潤滑剤191、塗布ブラシ193、押圧バネ194および均し部材195を備える。潤滑剤塗布部190は、画像形成ユニット141Y、141M、141C、141Kのそれぞれに設けられている。
塗布ブラシ193は、例えば、外径14[mm]の金属製のシャフトに、厚さ0.5[mm]の基布にアクリル繊維の束を高さ2.5[mm]のループ状に織り込んで植毛したものを巻き付けて構成されている。塗布ブラシ193は、塗布ブラシ193が感光体ドラム1413に約1.0[mm]食い込むように位置決めされている。塗布ブラシ193は、感光体ドラム1413の回転方向と同一方向に例えば400[mm/秒]で回転する。塗布ブラシ193は、制御部200からの制御信号によって回転駆動される。
潤滑剤191は、鉛筆硬度HB相当のステアリン酸亜鉛(ZnSt)等の潤滑剤を固めて成形したものである。潤滑剤191は、図中奥行き方向に感光体ドラム1413の軸方向長さと同程度の長さに形成され、押圧バネ194によって塗布ブラシ193の方向に押圧されている。押圧バネ194の図中右端部は、図示しないハウジングに固定されている。また、押圧バネ194は、塗布ブラシ193の軸方向に、複数個がバランス良く配置されている。
塗布ブラシ193は、回転する塗布ブラシ193の毛で潤滑剤191を掻き取り、掻き取った潤滑剤191の微粉を感光体ドラム1413の表面に塗布する。均し部材195は、感光体ドラム1413の回転方向に対して塗布ブラシ193の下流側に設けられるブレードである。均し部材195は、塗布ブラシ193によって感光体ドラム1413の表面に塗布された潤滑剤191の分布を均一化する。
なお、感光体ドラム1413は、第1の像担持体として機能する。中間転写ベルト1421は、第2の像担持体として機能する。以下の説明では、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421を駆動する各モーターの速度設定値をそれぞれVdおよびVtとして説明する。
次に、図4のフローチャートを参照し、画像形成装置100の制御動作について説明する。なお、ステップS100の処理が開始する前、制御部200は、速度設定値Vdと速度設定値Vtとの比が1.0となるように速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを設定し、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421を駆動する各モーターに対して、設定した速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを入力信号として供給している。図4に示す各処理は、紙間(複数枚の印刷時における用紙と用紙の間)のタイミング、および画像形成装置100のメンテナンスのタイミング等、つまり非画像形成のタイミングで実行される。
[画像形成装置100の制御動作]
まず、制御部200は、電流検知部180により検知された駆動電流値を、感光体ドラム1413の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報として取得する(ステップS100)。感光体ドラム1413の駆動トルクが大きくなるにつれて、感光体ドラム1413を駆動するモーターに流れる駆動電流値が大きくなるという比例関係が存在するからである。
次に、制御部200は、取得した駆動電流値が0.2[A](第2の所定電流値)よりも小さいか否かについて判定する(ステップS120)。ここで、0.2[A]は、感光体ドラム1413の回転速度を制御することが可能な正常動作範囲の下限値(駆動トルク)に対応する駆動電流値である。この判定の結果、駆動電流値が0.2[A]よりも小さい場合(ステップS120、YES)、制御部200は、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、感光体ドラム1413を中間転写ベルト1421よりも0.5[%]速く回転させるための入力信号を供給する(ステップS140)。具体的には、制御部200は、速度設定値Vdと速度設定値Vtとの比(Vd/Vt)が1.005となるように速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを設定し、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421を駆動する各モーターに対して、設定した速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを入力信号として供給する。ステップS140の処理が完了することによって、画像形成装置100は、図4における処理を終了する。
一方、駆動電流値が0.2[A]よりも小さくない場合(ステップS120、NO)、制御部200は、取得した駆動電流値が1.0[A](第1の所定電流値)よりも大きいか否かについて判定する(ステップS160)。ここで、1.0[A]は、感光体ドラムの回転速度を制御することが可能な正常動作範囲の上限値(駆動トルク)に対応する駆動電流値である。この判定の結果、駆動電流値が1.0[A]よりも大きい場合(ステップS160、YES)、制御部200は、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、中間転写ベルト1421を感光体ドラム1413よりも0.5[%]速く回転させるための入力信号を供給する(ステップS180)。具体的には、制御部200は、速度設定値Vdと速度設定値Vtとの比(Vd/Vt)が0.995となるように速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを設定し、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421を駆動する各モーターに対して、設定した速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを入力信号として供給する。ステップS180の処理が完了することによって、画像形成装置100は、図4における処理を終了する。
一方、駆動電流値が1.0[A]よりも大きくない場合(ステップS160、NO)、画像形成装置100は、図4における処理を終了する。この場合、感光体ドラム1413の駆動トルクは正常動作範囲内に入っており、制御部200は、速度設定値Vdと速度設定値Vtとの比が1.0となるように速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを設定し、設定した速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを入力信号として供給する。
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、制御部200は、駆動電流値が第1の所定電流値(1.0[A])より大きい場合、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、中間転写ベルト1421を感光体ドラム1413よりも速く回転させるための入力信号(モーターの速度設定値)を供給する一方、駆動電流値が第1の所定電流値より小さい第2の所定電流値(0.2[A])より小さい場合、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、感光体ドラム1413を中間転写ベルト1421よりも速く回転させるための入力信号を供給する。
このように構成した本実施の形態によれば、クリーニングブレード192が接触している感光体ドラム1413の駆動トルクが増大した場合(駆動電流値が第1の所定電流値より大きい場合)、感光体ドラム1413は中間転写ベルト1421によって引っ張られ、感光体ドラム1413の駆動トルクは減少する。一方、感光体ドラム1413の駆動トルクが減少した場合(駆動電流値が第2の所定電流値より小さい場合)、中間転写ベルト1421は感光体ドラム1413によって引っ張られ、感光体ドラム1413の駆動トルクは増大する。そのため、環境条件に応じて感光体ドラム1413表面とクリーニングブレード192との間における接触部分の摩擦が変動し、感光体ドラム1413の駆動トルクが増大または減少した場合でも、当該駆動トルクは正常動作範囲内に収まり、感光体ドラム1413の回転制御が不能に陥ることを防止することができる。
なお、上記実施の形態では、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421のうち一方を他方よりも0.5[%]速く回転させるための入力信号を供給する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。つまり、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421のうち一方を他方よりも速く回転させる割合は、0.5[%]より大きいまたは以下の値でも良い。ただし、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421のうち一方を他方よりも速く回転させることによって、トナー画像を形成するためのプロセス速度に変動が生じないようにする必要がある点を考慮して、速く回転させる割合を設定することが望ましい。
また、上記実施の形態では、電流検知部180により検知された駆動電流値を駆動トルク関連情報として取得し、その取得した駆動トルク関連情報に基づいて、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、温湿度検知部182により検知された画像形成装置100内の温度および湿度の少なくとも一方を駆動トルク関連情報として取得し、その取得した駆動トルク関連情報に基づいて、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給しても良い。
以下に、図5のフローチャートを参照し、画像形成装置100内の温度および湿度に基づいて、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する場合における画像形成装置100の制御動作について説明する。なお、ステップS200の処理が開始する前、制御部200は、速度設定値Vdと速度設定値Vtとの比が1.0となるように速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを設定し、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421を駆動する各モーターに対して、設定した速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを入力信号として供給している。
[画像形成装置100の制御動作]
まず、制御部200は、温湿度検知部182により検知された画像形成装置100内の温度および湿度を、感光体ドラム1413の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報として取得する(ステップS200)。上述の「発明が解決しようとする課題」欄で説明したように、画像形成装置100内の温度および湿度、すなわち環境条件に応じて、感光体ドラム1413の駆動トルクが増大または減少するという関係が存在するからである。
次に、制御部200は、取得した温度および湿度に基づく画像形成装置100内の環境条件が高温高湿環境であるか否かについて判定する(ステップS220)。ここで、高温高湿環境は、画像形成装置100内の温度が28[℃](第1の所定温度)より大きく、かつ、湿度が60[%](第1の所定湿度)より大きい場合の環境条件を指す。この判定の結果、画像形成装置100内の環境条件が高温高湿環境である場合(ステップS220、YES)、制御部200は、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、感光体ドラム1413を中間転写ベルト1421よりも0.5[%]速く回転させるための入力信号を供給する(ステップS240)。具体的には、制御部200は、速度設定値Vdと速度設定値Vtとの比(Vd/Vt)が1.005となるように速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを設定し、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421を駆動する各モーターに対して、設定した速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを入力信号として供給する。ステップS240の処理が完了することによって、画像形成装置100は、図4における処理を終了する。
一方、画像形成装置100内の環境条件が高温高湿環境でない場合(ステップS220、NO)、制御部200は、画像形成装置100内の環境条件が低温低湿環境であるか否かについて判定する(ステップS260)。ここで、低温低湿環境は、画像形成装置100内の温度が18[℃](第2の所定温度)より低く、かつ、湿度が30[%](第2の所定湿度)より低い場合の環境条件を指す。この判定の結果、画像形成装置100内の環境条件が低温低湿環境である場合(ステップS260、YES)、制御部200は、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、中間転写ベルト1421を感光体ドラム1413よりも0.5[%]速く回転させるための入力信号を供給する(ステップS280)。具体的には、制御部200は、速度設定値Vdと速度設定値Vtとの比(Vd/Vt)が0.995となるように速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを設定し、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421を駆動する各モーターに対して、設定した速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを入力信号として供給する。ステップS280の処理が完了することによって、画像形成装置100は、図5における処理を終了する。
一方、画像形成装置100内の環境条件が低温低湿環境でない場合(ステップS260、NO)、画像形成装置100は、図5における処理を終了する。この場合、感光体ドラム1413の駆動トルクは正常動作範囲内に入っており、制御部200は、速度設定値Vdと速度設定値Vtとの比が1.0となるように速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを設定し、設定した速度設定値Vdおよび速度設定値Vtを入力信号として供給する。
また、上記実施の形態では、感光体ドラム1413が第1の像担持体として機能し、中間転写ベルト1421が第2の像担持体として機能する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、中間転写ベルト1421が第1の像担持体として機能し、感光体ドラム1413が第2の像担持体として機能しても良い。感光体ドラム1413表面とクリーニングブレード192との間における接触部分の摩擦変動と同様に、環境条件に応じて、中間転写ベルト1421表面と、ベルトクリーニング装置1426が有するクリーニングブレードとの間における接触部分の摩擦が変動し、中間転写ベルト1421の駆動トルクが増大または減少する。この場合、制御部200は、中間転写ベルト1421を駆動するモーターに流れる駆動電流値が第3の所定電流値(例えば、1.0[A])より大きい場合、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、感光体ドラム1413を中間転写ベルト1421よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、駆動電流値が第3の所定電流値より小さい第4の所定電流値(例えば、0.2[A])より小さい場合、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421に対して、中間転写ベルト1421を感光体ドラム1413よりも速く回転させるための入力信号を供給する。
また、上記実施の形態では、紙間のタイミング、および画像形成装置100のメンテナンスのタイミングにおいて、駆動電流値に基づいて、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成装置100の起動時または印刷ジョブの終了時に、感光体ドラム1413および中間転写ベルト1421のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給しても良い。この構成により、画像形成装置100内の環境条件の変化が生じやすい、すなわち感光体ドラム1413の駆動トルクが増大または減少して正常動作範囲から外れる可能性が高い状況でも、当該駆動トルクを正常動作範囲内に収め、感光体ドラム1413の回転制御が不能に陥ってしまうことを防止することができる。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 画像形成装置
110 画像読み取り部
120 操作表示部
121 表示部
122 操作部
130 画像処理部
140 画像形成部
150 搬送部
160 定着部
161 定着ユニット
162 エア分離ユニット
171 通信部
172 記憶部
180 電流検知部
182 温湿度検知部
190 潤滑剤塗布部
200 制御部
1413 感光体ドラム
1421 中間転写ベルト

Claims (11)

  1. 回転可能な第1の像担持体と、
    前記第1の像担持体に圧接して転写ニップ部を形成する回転可能な第2の像担持体と、
    前記第1の像担持体の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する制御部と、
    を備える画像形成装置において、
    前記画像形成装置内の温度を検知する温度検知部を備え、
    前記取得部は、前記温度検知部により検知された温度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
    前記制御部は、前記取得部により取得された前記温度が第1の所定温度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記温度が前記第1の所定温度より低い第2の所定温度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給し、
    前記入力信号は、前記第1および第2の像担持体を駆動するモーターの速度設定値である画像形成装置
  2. 前記画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知部を備え、
    前記取得部は、前記湿度検知部により検知された湿度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
    前記制御部は、前記取得部により取得された前記温度が前記第1の所定温度より高く、かつ、前記取得部により取得された前記湿度が第1の所定湿度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記温度が前記第2の所定温度より低く、かつ、前記湿度が前記第1の所定湿度より低い第2の所定湿度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 回転可能な第1の像担持体と、
    前記第1の像担持体に圧接して転写ニップ部を形成する回転可能な第2の像担持体と、
    前記第1の像担持体の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する制御部と、
    を備える画像形成装置において、
    前記画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知部を備え、
    前記取得部は、前記湿度検知部により検知された湿度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
    前記制御部は、前記取得部により取得された前記湿度が第1の所定湿度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記湿度が前記第1の所定湿度より低い第2の所定湿度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給し、
    前記入力信号は、前記第1および第2の像担持体を駆動するモーターの速度設定値である画像形成装置。
  4. 前記第1の像担持体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部を備える請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の像担持体は、感光体ドラムであり、
    前記第2の像担持体は、中間転写ベルトである請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の像担持体は、中間転写ベルトであり、
    前記第2の像担持体は、感光体ドラムである請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記画像形成装置の起動時、前記取得部により取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、印刷ジョブの終了時、前記取得部により取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 回転可能な第1の像担持体と、
    前記第1の像担持体に圧接して転写ニップ部を形成する回転可能な第2の像担持体と、
    を備える画像形成装置における回転制御方法であって、
    前記第1の像担持体の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報を取得する第1のステップと、
    前記第1のステップにより取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する第2のステップと、
    を有する回転制御方法において、
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置内の温度を検知する温度検知部を備え、
    前記第1のステップは、前記温度検知部により検知された温度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
    前記第2のステップは、前記第1のステップにより取得された前記温度が第1の所定温度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記温度が前記第1の所定温度より低い第2の所定温度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給し、
    前記入力信号は、前記第1および第2の像担持体を駆動するモーターの速度設定値である回転制御方法。
  10. 前記画像形成装置は、前記画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知部を備え、
    前記第1のステップは、前記湿度検知部により検知された湿度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
    前記第2のステップは、前記第1のステップにより取得された前記温度が前記第1の所定温度より高く、かつ、前記第1のステップにより取得された前記湿度が第1の所定湿度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記温度が前記第2の所定温度より低く、かつ、前記湿度が前記第1の所定湿度より低い第2の所定湿度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する、
    請求項9に記載の回転制御方法。
  11. 回転可能な第1の像担持体と、
    前記第1の像担持体に圧接して転写ニップ部を形成する回転可能な第2の像担持体と、
    を備える画像形成装置における回転制御方法であって、
    前記第1の像担持体の駆動トルクに関連する駆動トルク関連情報を取得する第1のステップと、
    前記第1のステップにより取得された前記駆動トルク関連情報に基づいて、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1および第2の像担持体のうち一方を他方よりも速く回転させるための入力信号を供給する第2のステップと、
    を有する回転制御方法において、
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知部を備え、
    前記第1のステップは、前記湿度検知部により検知された湿度を前記駆動トルク関連情報として取得し、
    前記第2のステップは、前記第1のステップにより取得された前記湿度が第1の所定湿度より高い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第2の像担持体を前記第1の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給する一方、前記湿度が第1の所定湿度より低い第2の所定湿度より低い場合、前記第1および第2の像担持体に対して、前記第1の像担持体を前記第2の像担持体よりも速く回転させるための入力信号を供給し、
    前記入力信号は、前記第1および第2の像担持体を駆動するモーターの速度設定値である回転制御方法。
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