JP6005371B2 - ピストン式コンクリートポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート圧送用の一対のポンプシリンダと、これらのポンプシリンダを交互に駆動する一対の駆動シリンダを備え、ホッパー内のS字バルブを揺動させた後、駆動シリンダを駆動させることで、ホッパー内から吸い込んだポンプシリンダ内の生コンクリートを打設位置に圧送するようにしたピストン式コンクリートポンプに関する。
上記ピストン式のコンクリートポンプにおいては、図7に示すように、S字バルブの切換えた後駆動シリンダの伸長開始時に、ポンプシリンダから圧送された生コンクリートが、S字バルブおよび吐出配管内に存在するポンプシリンダから圧送される生コンクリートより流速が遅い生コンクリートに衝突する。これにより、S字バルブおよび吐出配管内において衝撃が発生するとともに駆動シリンダに作用する負荷の増加による前記油路内の圧力油の油圧上昇(ピーク圧)が発生する。そこで従来より、油圧ポンプから吐出された圧力油を駆動シリンダに送る供給油路の途中にアキュムレータを接続することで、アキュムレータがピーク圧の発生を抑制することで、吐出配管等の内部で生じる衝撃の発生を抑制し、騒音の発生や配管の破裂を防ぐようにすることは、公知である(例えば特許文献1参照)。
実開昭50−38506号
ところが、上記従来のようなピストン式のコンクリートポンプにおいては、供給油路とアキュムレータとが常に接続されているため、供給油路内の圧力油は常にアキュムレータ内へ流入可能となっている。そのため、S字バルブを切換後、駆動シリンダを伸長開始してからピーク圧が発生するまでに、アキュムレータ内に圧力油が満たされる場合がある。この場合、ピーク圧発生時に供給油路内の圧力油がアキュムレータ内に流入することができなくなるため、騒音の発生や配管の破裂を生じる恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ピーク圧の発生前にアキュムレータ内が圧力油によって満たされることを防ぐことにより、ピーク圧の発生を確実に防ぎ、吐出配管等の内部で生じる衝撃による騒音の発生や配管の破裂を防止する新規なコンクリートポンプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、油圧ポンプから吐出された圧力油により作動可能な駆動シリンダと、前記駆動シリンダと連結されるポンプシリンダとを備え、駆動シリンダの伸長駆動によりポンプシリンダが作動して生コンクリートを圧送するようにしたピストン式コンクリートポンプにおいて、油圧ポンプと駆動シリンダとをつなぐ供給油路の中間部に接続されるアキュムレータと、前記アキュムレータと前記供給油路との間に設けられ、供給油路からアキュムレータへの圧力油の流入を規制可能な規制手段とを備え、前記規制手段は、制御油室を有する方向制御弁と、切替弁とを備え、前記方向制御弁の制御油室は前記供給油路と接続され、前記切替弁は前記供給油路と前記方向制御弁の制御油室との連通を遮断可能とし、前記駆動シリンダが後退し始めてから所定時間経過するまで前記供給油路と前記方向制御弁の制御油室との連通を遮断することで制御油室内の油を保持することを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、規制手段により供給油路からアキュムレータ内への圧力油の流入を妨げるので、ピーク圧が発生する前に、アキュムレータ内が圧力油により満たされることを防止できることから、ピーク圧の発生を確実に防止でき、生コンクリートの衝突によって生じる騒音や配管の破裂を確実に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、ポンプシリンダが生コンクリートを圧送している間の供給油路内の圧力油の油圧が方向制御弁の制御油室内に作用する圧力となるので、打設現場の条件により供給油路内の圧力油の油圧を変更したとしても、ピーク圧発生時には圧力油の一部をアキュムレータ内へ流入させることができる。
本発明を適用したコンクリートポンプ車の一実施形態を示した側面図である。 コンクリートポンプの要部拡大平面図である。 低圧(標準圧)で生コンクリートを圧送する場合におけるコンクリートポンプの油圧回路図である。 高圧で生コンクリートを圧送する場合におけるコンクリートポンプの油圧回路図である。 電磁切換弁92bを左位置とした状態における規制回路の油圧回路図である。 電磁切換弁92bを中央位置とした状態における規制回路の油圧回路図である。 アキュムレータが無い場合における、コンクリートポンプの供給油路内の圧力油の油圧変化を示す模式図である。
図1、2を参照して、本発明を適用したコンクリートポンプ車Vの構成を説明する。図1は、本発明を適用したコンクリートポンプ車の一実施形態を示した側面図である。図2は、コンクリートポンプの要部拡大平面図である。
図1に示すように、このコンクリートポンプ車Vは、ミキサー車等により現場まで搬送された生コンクリートを受けるホッパーHと、ホッパーHに投入された生コンクリートを打設位置に供給するためのブーム装置Bと、生コンクリートを圧送するためのコンクリートポンプPと、これらブーム装置B及びコンクリートポンプPが固定されるとともに当該コンクリートポンプ車VのシャシフレームFに搭載固定されたサブフレームSを有している。
シャシフレームFは、車両前後方向に延びる長尺の部材であり、車幅方向に所定の間隔を置いて平行に左右一対配置されて当該コンクリートポンプ車Vの車体を構成している。
サブフレームSは、左右一対のシャシフレームFの上面に沿って固定配置された長尺の部材であり、シャシフレームFと同様、車両前後方向に延びるとともに車幅方向に所定の間隔を置いて平行に一対配置されている。
ブーム装置Bは、車両前後方向に延びるサブフレームSの前端側に配置されており、サブフレームSに固定された旋回台11と、この旋回台11上に設けられ、鉛直軸線回りに旋回自在な支柱12と、この支柱12の先端に設けられたブーム13とを有している。ブーム13は、互いに屈曲可能に連結された第1〜第4ビーム13a 〜13dにより構成されたいわゆる4段ブームである。
これら旋回台11及びビーム13a〜13dは、それぞれの連結部分がブーム駆動手段14によって回動駆動することができる。
ブーム駆動手段14を作動することにより、ビーム13a〜13dを互い違いに屈曲させることで折り畳むことができるし、各接続部分を回動させてブーム13全体を上方に起立させることができる。
また、支柱12、及びブーム13には、コンクリートポンプPから圧送される生コンクリートをブーム13の先端13eまで導くブーム用配管15が、当該支柱12及びブーム13に沿って固定されている。
図2に示すように、コンクリートポンプPは、生コンクリートなどの流体を圧送するためのものであり、サブフレームS上に搭載されたコンクリートポンプ本体2と、コンクリートポンプ本体2の後方に設けたバルブ装置3とから成る。
図2に示すように、コンクリートポンプ本体2は、油圧駆動の復動式ピストンポンプであって、互いに並列する左側のポンプシリンダ21と右側のポンプシリンダ22とを備えている。それらのポンプシリンダ21、22の基端には、左側のポンプシリンダ21を駆動させる左側駆動シリンダ23、右側のポンプシリンダ22を駆動させる右側駆動シリンダ24がセンターフレーム26を介して一体に接続されている。一対のポンプシリンダ21、22内にはそれぞれ摺動自在に嵌合されるポンプピストン21a,22aが、一対の駆動シリンダ23,24内にはそれぞれ摺動自在に嵌合される駆動ピストン23a、24aが設けられている。左側のポンプシリンダ21内のポンプピストン21aと左側の駆動シリンダ23内の駆動ピストン23a、右側のポンプシリンダ22内のポンプピストン22aと右側の駆動シリンダ24内の駆動ピストン24aとが、センターフレーム26を摺動自在に貫通するピストンロッド25によりそれぞれ一体に連結されている。そして各駆動ピストン23a、24aは、対応する駆動シリンダ23,24内をピストンロッド側の先部油室23b,24bと、ピストン側の基部油室23c、24cとに区画している。
左側の駆動シリンダ23の先部側には、その駆動ピストン23aが後退限(駆動シリンダ23の伸長限)に達したときに、その作動油圧をパイロット油圧として後述する制御装置34dに供給するためのパイロット油路23dの入口が開口している(図3、4参照)。また、右側の駆動シリンダ24の先部側には、その駆動ピストン24aが後退限(駆動シリンダ24の伸長限)に達したときに、その作動油圧をパイロット油圧として後述する制御装置34dに供給するためのパイロット油路24dの入口が開口している(図3、4参照)。各ポンプシリンダ21、22の先端は、吐出端21b,22bとして開口されている。この各ポンプシリンダ21、22の吐出端21b,22bはバルブ装置3の前面に接続され、連通している。
図2に示すように、バルブ装置3はバルブケーシング31と、底蓋32と、S字バルブ33と、S字バルブ駆動手段34と、吐出配管35とからなっている。バルブケーシング31は前壁31a、後壁31b、及び両側壁31cとにより枠状に形成されており、下部は開口部31dにより開口されている。底蓋32はバルブケーシング31下部の開口部31dをシリンダ等(図示せず)にて開閉するものである。
図2に示すように、バルブケーシング31の下部には、湾曲管状のS字バルブ(即ち揺動バルブ管)33が収容支持されている。このS字バルブ33は、S字バルブ33と一体で各ポンプシリンダ21、22の軸線と平行な回動支軸33aの軸線まわりに回動自在であり、一対のポンプシリンダ21、22の先端(即ち吐出端21b,22b)を吸入口33bに交互に切換連通可能である。
図2に示すように、回動支軸33aには、これを両ポンプピストン21a ,22aの作動と同期して回動させて、S字バルブ33を切換駆動するためのS字バルブ駆動手段34が接続される。このS字バルブ駆動手段34は、互いに協働して構成する左側の単動式バルブ駆動シリンダ34aおよび右側の単動式バルブ駆動シリンダ34bの先部が、該回動支軸33aより一体に延びる連結アーム34cを介して連結され、その両バルブ駆動シリンダ34a,34bの基部が、コンクリートポンプ本体2に回動可能に連結されて構成される。なお、前記単動式バルブ駆動シリンダ34a、34bへの圧力油の供給は、後述する油圧ポンプ4により行っても良く、また油圧ポンプ4とは別の油圧ポンプ等を使用しても良い。
コンクリートポンプPの運転時に、この一対のバルブ駆動シリンダ34a,34bは、一対のポンプシリンダ21、22のうち、生コンクリートの吸入状態にあるものをバルブケーシング31内に、また生コンクリートの圧送状態にあるものを吸入口33bに交互に接続するように、制御装置34dによりS字バルブ33を切換駆動制御して生コンクリートを円滑に圧送する。即ち、S字バルブ33は、吸入口33bを左側のポンプシリンダ21の吐出端21bに接続する第1切換位置と、吸入口33bを右側のポンプシリンダ21の吐出端22bに接続する第2切換位置との間を往復移動(揺動)可能であり、その第1切換位置へは左側のバルブ駆動シリンダ34aの伸長作動により、またその第2切換位置へは右側のバルブ駆動シリンダ34bの伸長作動によりそれぞれ切換保持される。
図2に示すように、吐出配管35は、その前端がバルブケーシング31の後壁31bに接続されており、S字バルブ33に常時連通されており、その後端は、ブーム装置Bのブーム用配管15に接続されている。また、高所の打設位置に生コンクリートを圧送する場合には、図1に示すように、吐出配管35を外し、かわりに敷設配管36を接続する。
図1に示すように、ホッパーHはバルブケーシング31の上部に連結され、生コンクリートを受け入れるようになっている。
次に、図3、4を参照して、前記コンクリートポンプPの油圧駆動回路について説明する。図3は、低圧(標準圧)で生コンクリートを圧送する場合におけるコンクリートポンプPの油圧回路図である。図4は、高圧で生コンクリートを圧送する場合におけるコンクリートポンプPの油圧回路図である。
図3、4に示すように、本発明のコンクリートポンプPは、油圧ポンプ4と左右一対の駆動シリンダ23,24が供給油路6によりつながっており、油圧ポンプ4から吐出された圧力油が駆動シリンダ23、24を作動させる。この油圧回路について詳細に説明すると、前記一対のポンプシリンダ21、22を互いに齟齬作動すべく切換作動するための、切換弁51の入口側の2つのポートp1、p2は、吐出油路61と還流油路62とにそれぞれ接続されており、吐出油路61は、油圧ポンプ4の吐出側に接続されると共にリリーフ弁52を介して油タンクTに連通され、前記油圧ポンプ4の吸込側は油タンクTに連通される。
前記切換弁51の出口側の2つのポートp3、p4は、圧力油路63、64にそれぞれ接続される。一方の圧力油路63は、先部側油路63aと基部側油路63bとに分岐され、先部側油路63aは、方向制御弁71を介して左側の駆動シリンダ23の先部油室23bに連通され、またその基部側油路63bは方向制御弁72を介して右側の駆動シリンダ24の基部油室24cに連通される。
また、他方の圧力油路64は、先部側油路64aと基部側油路64bとに分岐され、先部側油路64aは方向制御弁73を介して右側の駆動シリンダ24の先部油室24bに連通され、また基部側油路64bは方向制御弁74を介して左側の駆動シリンダ23の基部油室23cに連通される。前記先部側油路63a、64aは、方向制御弁75を介在した連接油路65により相互に連通され、さらに前記基部側油路64bの途中には、方向制御弁76が接続される。なお、本実施例の供給油路6は、吐出油路61と、圧力油路63、64と、連接油路65とにより構成されている。
前記吐出油路61には、パイロット油路81が接続され、このパイロット油路81は、パイロット油路82とパイロット油路83とに分岐されて、パイロット油路82は、第1高低圧電磁切換弁53を介して方向制御弁71、72、76の制御油室あるいは油タンクTに開放する戻り油路66に選択的に切換連通される。また、パイロット油路83は、第2高低圧電磁切換弁54を介して方向制御弁73、74,75の制御油室あるいは油タンクTに切換連通される。そして、方向制御弁71〜76の制御油室に油圧ポンプ4から吐出される圧力油の油圧がパイロット油路82あるいはパイロット油路83を介してパイロット油圧として作用するとき、それらの弁71〜76はロック状態に保持される。
可変容量型の、油圧ポンプ4の吐出側に接続される吐出油路61の途中には、逆止弁としてのロジック弁77が接続されており、このロジック弁77は、吐出油路61を流れる圧力油が、駆動シリンダ23、24から油圧ポンプ4へ逆流するのを阻止する。
前記油圧ポンプ4は、コンクリートポンプ車Vの走行用エンジン(内燃機関)EnによりPTO(動力取出装置)を介して駆動される。
次に、図5、6を参照して、規制手段92及びアキュムレータ93について詳細に説明する。図5は、電磁切換弁92bを左位置とした状態における規制手段の油圧回路図である。図6は、電磁切換弁92bを中央位置とした状態における規制手段の油圧回路図である。
図5、6に示すように、吐出油路61には分岐油路91が接続されている。前記分岐油路91は、吐出油路61側の基部側分岐油路91aと、アキュムレータ93側の先部側分岐油路91bとにより構成されており、基部側分岐油路91aは吐出油路61と規制手段92とを接続し、先部側分岐油路91bは規制手段92とアキュムレータ93とを接続する。このため、吐出油路61とアキュムレータ93との間に規制手段92が配置される。
規制手段92は、方向制御弁92aと三位置の電磁切換弁92bとを備えている。詳細に説明すると、前記方向制御弁92aは、前記基部側分岐油路91aの一端に接続されるとともに、前記先部側分岐油路91bの一端に接続される。これにより、アキュムレータ93は、方向制御弁92aを介して吐出油路61に接続されている。基部側分岐油路91aの途中には規制油路95が接続され、この規制油路95は、制御装置34dからの制御信号に基づき切り換えられる前記電磁切換弁92bの入口側のポートp5に接続される。電磁切換弁92bに設けられた他の入口側のポートp6には、戻り油路94が接続されている。前記電磁切換弁92bの出口側のポートp7、p8は、圧力油路96、パイロット油路97にそれぞれ接続されている。圧力油路96は前記方向制御弁92aに接続され、パイロット油路97は前記方向制御弁92aの制御油室に接続されている。また、前記方向制御弁92aは、内部にポペットと、前記ポペットを押圧するスプリングとを有している。前記方向制御弁92a内のポペットが前記スプリングの付勢力によって押され続けると、ポペットが基部側分岐油路91a側を塞ぎ、先部側分岐油路91bと押圧油路96とを連通させ、前記方向制御弁92aが閉じた状態となる。さらに、方向制御弁92a内をポペットがスプリングによる付勢力に逆らって移動すると、先部側分岐油路91bと圧力油路96と、基部側分岐油路91bとが連通し、方向制御弁92aが開いた状態となる。
前記電磁切換弁92bは、S字バルブ駆動手段34がS字バルブ33の切換を完了した時に制御装置34dから出力される制御信号に基づいて左位置から中央位置へ切り換わる。これにより、図6に示すように、規制油路95とパイロット油路97、戻り油路94と圧力油路96が互いに連通しない状態となる。
また、前記電磁切換弁92bは、その電磁切換弁92bが中央位置に切り換わった後一定時間(例えば1秒)経過した時に制御装置34dから出力される制御信号に基づいて中央位置から左位置に切り換わる。これにより、図5に示すように、規制油路95とパイロット油路97とが連通するとともに、戻り油路94と圧力油路96とが連通する。
さらに、コンクリートポンプPによる生コンクリートの圧送終了後には、電磁切換弁92bが右位置に切り換わる。これにより、規制油路95と圧力油路96とが連通するとともに、戻り油路94とパイロット油路97とが連通し、パイロット油路97内の油を油タンクTにもどすことができる。
規制油路95の途中には、規制油路95内を流れる圧力油の流量を規制する絞り98と、圧力油が電磁切換弁92bから規制油路95、分岐油路91を通り吐出油路61へ戻るのを防ぐ逆止弁としてのロジック弁99とが接続されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
まず、コンクリートポンプPが低圧(標準圧)で生コンクリートを圧送する場合について、図3を参照して説明する。
ブーム装置Bは旋回、起立状態にあって、高低圧電磁切換弁53、54のソレノイドSOL1、SOL2はいずれも非励磁で、図3に示すように左位置にある。このとき、方向制御弁72、74および75の制御油室には、油圧ポンプ4からのパイロット油圧が作用して、それらの弁72、74および75がロック状態に保持されるので、油圧ポンプからの圧力油は、図3矢印に示すように流れる。すなわち、その圧力油は右側の駆動シリンダ24の先部油室24bに圧送され、左側の駆動シリンダ23の先部油室23bの油は油タンクTに戻される。また、右側の駆動シリンダ24の基部油室24cの油は左側の駆動シリンダ23の基部油室23cに送られる。したがって、左側のポンプシリンダ21のポンプピストン21aが後退し、ポンプシリンダ21内の生コンクリートはS字バルブ33内を通ってブーム用配管15へと圧送されると共に、右側のポンプシリンダ22のポンプピストン22aが前進し、右側のポンプシリンダ22内にバルブケーシング31内の生コンクリートを吸入する。
左側の駆動シリンダ23の駆動ピストン23aが後退限に達すると、その駆動シリンダ23の作動油圧がパイロット油路23dよりパイロット油圧として制御装置34dに入力されて、S字バルブ33を切り換える。すなわち、入力を受けた制御装置34dからの出力により右側のバルブ駆動シリンダ34bを伸長させてS字バルブ33をバルブケーシング31内で右側に揺動させ、S字バルブ33の吸入口33bを右側のポンプシリンダ22の吐出端22bに接続し、吐出配管35と右側のポンプシリンダ22とを連通させる。さらに、制御装置34dからの出力により切換弁51を図3右側に切り換える。これにより、油圧ポンプ4からの圧力油は、図3の矢印と逆に流れる。すなわち、その圧力油は左側の駆動シリンダ23の先部油室23bに圧送され、右側の駆動シリンダ24の先部油室24bの油は油タンクTに戻される。また、左側の駆動シリンダ23の基部油室23aの油は、右側の駆動シリンダ24の基部油室24aに送られる。したがって、前述した場合と逆に、左側のポンプシリンダ21のポンプピストン21aが前進し、ポンプシリンダ21内にバルブケーシング31内の生コンクリートを吸入するとともに、右側ポンプシリンダ22のポンプピストン22aが後退し、右側のポンプシリンダ22内の生コンクリートはS字バルブ33内を通ってブーム用配管15へと圧送される。
右側の駆動シリンダ24の駆動ピストン24aが後退限に達すると、その駆動シリンダ24の作動油圧がパイロット油路24dよりパイロット油圧として制御装置34dに入力されて、S字バルブ33を切り換える。すなわち、左側のバルブ駆動シリンダ34aを伸長させてS字バルブ33をバルブケーシング31内で左側に揺動させ、S字バルブ33の吸入口33bを左側のポンプシリンダ21の吐出端21bに接続し、吐出配管35と左側のポンプシリンダ21とを連通させる。さらに、制御装置34dからの出力により切換弁51を図3に示す左位置に切り換える。
上記作動を繰り返すことによりバルブケーシング31内の生コンクリートを吐出配管35に連続的に圧送する。このように、低圧(標準圧)にて生コンクリートを圧送する場合には、前述のように油圧ポンプ4からの圧力油は、左右一対の駆動シリンダ23、24の先部油室23b、24bに交互に供給される。この場合、駆動ピストン23a、24aの先部油室23b、24b側(ロッド側)の受圧面積は、その基部油室23c、24c側(ピストン側)の受圧面積よりも小さいので、左右一対の駆動シリンダ23、24は低圧駆動されることとなる。これにより、左右一対の駆動シリンダ23、24から低圧の生コンクリートが吐出配管35を介してブーム用配管15へと圧送される。したがって、低圧(標準圧)にて生コンクリートを圧送する場合においては、重量軽減のため薄肉に形成されるブーム用配管15が生コンクリートの圧送圧力に耐え切れなくなって破損したり、配管外れなどを生起するようなことがない。
次に、コンクリートポンプPが高圧で生コンクリートを圧送する場合を、図4を参照して説明する。本実施例では、高圧で生コンクリートを圧送する場合として、吐出配管35がバルブケーシング31の後壁31bから外され、かわりに敷設配管36の前端がバルブケーシング31の後壁31bに接続されている状態として説明する。
ブーム装置Bは、格納位置にあって、旋回(車両の中心線より左右5°以下)、起立(ブーム13の伏倒位置から10°以下)されておらず、高低圧電磁切換弁53、54のソレノイドSOL1、SOL2はいずれも励磁されており、図4に示すように右位置にある。これにより、方向制御弁71、73および76がロック状態に保持されるので、油圧ポンプ4からの圧力油は図4矢印に示すように流れる。すなわち、その圧力油は左側の駆動シリンダ23の基部油室23cに圧送され、右側の駆動シリンダ24の基部油室24c内の油は、油タンクTに戻される。また、左側の駆動シリンダ23の先部油室23b内の油は右側の駆動シリンダ24の先部油室24bに送られる。したがって、左側のポンプシリンダ21のポンプピストン21aが後退し、ポンプシリンダ21内の生コンクリートはS字バルブ33内を通って敷設配管36へと圧送されると共に、右側のポンプシリンダ22のポンプピストン22aが前進し、右側のポンプシリンダ22内にバルブケーシング31内の生コンクリートを吸入する。
左側の駆動シリンダ23の駆動ピストン23aが後退限に達すると、その駆動シリンダ23の作動油圧がパイロット油路23dよりパイロット油圧として制御装置34dに入力されて、前述の低圧(標準圧)で生コンクリートを圧送する場合と同様に、S字バルブ33を切り換える。さらに、制御装置34dからの出力により切換弁51を図4右側に切り換える。これにより、油圧ポンプ4からの圧力油は図4に示す矢印と逆に流れる。すなわち、その作動油は右側の駆動シリンダ24の基部油室24cに圧送され、左側の駆動シリンダ23の基部油室23cの油は油タンクTに戻される。また、右側の駆動シリンダ24の先部油室24bの油は、左側の駆動シリンダ23の先部油室23bに送られる。したがって、前述した場合と逆に、左側のポンプシリンダ21のポンプピストン21aが前進し、ポンプシリンダ21内にバルブケーシング31内の生コンクリートを吸入するとともに、右側ポンプシリンダ22のポンプピストン22aが後退し、右側のポンプシリンダ22内の生コンクリートはS字バルブ33内を通って敷設配管36へと圧送される。
右側の駆動シリンダ24の駆動ピストン24aが後退限に達すると、その駆動シリンダ24の作動油圧がパイロット油路24dよりパイロット油圧として制御装置34dに入力されて、前述の低圧(標準圧)で生コンクリートを圧送する場合と同様に、S字バルブ33を切り換える。さらに、制御装置34dからの出力により、切換弁51を図4に示すように左位置に切り換える。
上記作動を繰り返すことによりバルブケーシング31内の生コンクリートを敷設配管36に連続的に圧送する。このように、高圧にて生コンクリートを圧送する場合には、前述のように油圧ポンプ4からの圧力油は、左右一対の駆動シリンダ23、24の基部油室23c、24cに交互に供給される。この場合、駆動ピストン23a、24aの基部油室23c、24c側(ピストン側)の受圧面積は、その駆動ピストン23a、24aの先部油室23b、24b側(ロッド側)の受圧面積よりも大きいので、左右一対の駆動シリンダ23、24は高圧駆動されることになり、コンクリートポンプPからの高圧の生コンクリートが敷設配管36へと圧送される。したがって、比較的肉厚に形成されて破裂の心配がない敷設配管36を通して、生コンクリートを高圧で効率よく圧送することができる。
次に、生コンクリートの圧送時における規制手段92およびアキュムレータ93の作用について説明する。なお、規制手段92およびアキュムレータ93の作用については、生コンクリートを低圧(標準圧)で圧送する場合、高圧で圧送する場合のいずれであっても同じであるため、以下の説明においては、高圧で圧送する場合について説明する。
図5に示すように、生コンクリートを圧送する前の初期状態においては、電磁切換弁92bは左位置に保持されている。そして、生コンクリートを圧送するために、油圧ポンプ4を駆動させ、圧力油が左側の駆動シリンダ23の基部油室23cに圧送されると、その圧力油の一部が基部側分岐油路91aに供給される。基部側分岐油路91aに供給された圧力油の一部は、規制油路95、電磁切換弁92b、パイロット油路97を介して方向制御弁92aの制御油室に供給される。このとき、方向制御弁92a内のポペットはスプリングの付勢力により基部側分岐油路91a側を塞ぐように押し付けられるので、基部分岐油路91aからの圧力油は方向制御弁92aによりアキュムレータ93へ流れることなく、せき止められる。そのため、アキュムレータ93内に圧力油が流入せず、アキュムレータ93の容積を確保することができる。
その後、前述の通り左側のポンプシリンダ21のポンプピストン21aが後退限まで後退し、S字バルブ駆動手段34により、S字バルブ33の吸入口33bが右側のポンプシリンダ22の吐出端22bに接続するようにS字バルブ33を揺動させる。このとき、図7に示すように、吐出油路61および基部側分岐油路91a内の圧力油の圧力が急激に変化する。このとき、ロジック弁99により方向制御弁92aの制御油室およびパイロット油路97内の油は基部側分岐油路91aに逆流せず閉じ込められるので、基部側分岐油路91a内の油圧に対して高圧となる方向制御弁92aの制御油室内の圧力油が電磁切換弁92b内のポペットを押して基部側分岐油路91a側を塞ぎ、方向制御弁92aは閉鎖される。これにより、アキュムレータ93は油タンクTと連通するので、アキュムレータ93内への圧力油の流入は無く、アキュムレータの容積を確保することができる。
次に、S字バルブ33の揺動が完了し、S字バルブ33の吸入口33bと右側のポンプシリンダ22の吐出端22bとが接続されると、制御装置34dからの出力により切換弁51を図4右側に切り換えるとともに、制御装置34dからの制御信号により、電磁切換弁92bは、左位置から中央位置へ切り換わる。これにより、パイロット油路97と圧力油路96とが遮断され、パイロット油路97及び方向制御弁92aの制御油室内の油は左側のポンプシリンダ21のポンプピストン21aが後退している間の油圧のままで保持される。
その後、右側の駆動シリンダ24が後退を始める。このとき、図7に示すように、圧力油の圧力が上昇しピーク圧が発生する恐れがあるが、吐出油路61から供給される基部側分岐油路91a内の圧力油の圧力が、方向制御弁92aの制御油室内の圧力と方向制御弁92a内のスプリングとがポペットを押す力に逆らい方向制御弁92a内のポペットを移動させ、基部側分岐油路91aと先部側分岐油路91bと圧力油路96とが連通し、吐出油路61内の圧力油の一部が、基部側分岐油路91aを介してアキュムレータ93へ流入する。これにより、吐出油路61を介して右側の駆動シリンダ24の基部油室24cへ供給される圧力油の圧力上昇(ピーク圧)の発生を抑制し、騒音の発生や配管の破裂を防止することができる。
また、油圧ポンプ4からの圧力油の吐出量を増減させることで、S字バルブ33の揺動完了からピーク圧発生までの時間が変化したとしても、圧力油の油圧が所定値以上(方向制御弁92aの制御油室内の圧力と方向制御弁92a内のスプリングとがポペットを押す力に逆らい方向制御弁92a内のポペットを移動させる圧力以上)となった後に圧力油がアキュムレータ93内へ流入するので、油圧ポンプ4の吐出量に関わらずアキュムレータ93が圧力油の圧力上昇(ピーク圧)の発生を抑制できる。
さらに、方向制御弁92aの制御油室内の圧力は、ポンプシリンダ21、22から生コンクリートが圧送される際の圧力油の油圧となることから、打設現場の条件により供給油路内の圧力油の油圧を変更したとしても、ピーク圧の発生時に圧力油の一部をアキュムレータ93へ流入させることができ、騒音の発生や配管の破裂を防止することができる。
そして、右側のポンプシリンダ22が後退を開始してから所定時間(例えば1秒)経過すると、電磁切換弁92bが図6に示すように中央位置から左位置に切り換わる。このとき、基部側分岐油路91aと方向制御弁92aの制御油室およびパイロット油路97とが連通しているため、方向制御弁92a内のポペットはスプリングの付勢力により基部側分岐油路91a側を塞ぐように押し付けられ、先部側分岐油路91bと圧力油路96とが連通し。右側の駆動シリンダ24後退開始時にアキュムレータ93内に蓄えられた圧力油を油タンクTへ戻す。これにより、右側のポンプシリンダ22が後退を完了し、S字バルブ33を切り替え、左側のポンプシリンダ21が後退を開始する際にピーク圧が発生する恐れがあったとしても、前述と同様に、アキュムレータ93によってピーク圧の発生を抑制することができる。
なお、上記実施例では右側の駆動シリンダ24後退開始前後について説明したが、左側の駆動シリンダ23後退開始前後においても同様に作用するため、説明は省略する。
このように、規制手段92が、方向制御弁92aと電磁切換弁92bとからなり、図6に示すように接続されることから、アキュムレータ93内への圧力油の流入がピーク圧発生時のみとなる。そのため、例えば、常に吐出油路61内の圧力油がアキュムレータ93内へ流入すると、ピーク圧が発生する前に、アキュムレータ93内が圧力油により満たされる恐れがあるが、本実施例においては、その恐れはない。したがって、ピーク圧発生時に確実に圧力油の一部をアキュムレータ93に流入させることができ、生コンクリートの衝突によって生じる騒音や配管の破裂を確実に防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態においては、規制手段92が方向制御弁92aと電磁切換弁92bとにより構成しているが、吐出油路61内の圧力油の圧力を検知する圧力検知センサの出力信号に応じて切り換え可能な切換弁を弁体として配置し、圧力検知センサが一定圧力以上を検知すると、切換弁を切り換え、圧力油の一部をアキュムレータ内に蓄えるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、規制手段92が吐出油路61に接続される構成としているが、圧力油路63、64、連接油路65など供給油路6の他の油路に接続されていても良い。ただし、上記実施形態とすることで、単一の規制手段92のみで左右一対の駆動シリンダ両方のピーク圧の抑制を行うことができる。
コンクリートポンプ P
ポンプシリンダ 21、22
駆動シリンダ 23、24
制御装置 34d
油圧ポンプ 4
供給油路 6
規制手段 92
方向制御弁 92a
電磁切換弁 92b
アキュムレータ 93

Claims (1)

  1. 油圧ポンプから吐出された圧力油により作動可能な駆動シリンダと、
    前記駆動シリンダと連結されるポンプシリンダとを備え、
    駆動シリンダの伸長駆動によりポンプシリンダが作動して生コンクリートを圧送するようにしたピストン式コンクリートポンプにおいて、
    油圧ポンプと駆動シリンダとをつなぐ供給油路の中間部に接続されるアキュムレータと、
    前記アキュムレータと前記供給油路との間に設けられ、供給油路からアキュムレータへの圧力油の流入を規制可能な規制手段とを備え
    前記規制手段は、
    制御油室を有する方向制御弁と、
    切替弁とを備え、
    前記方向制御弁の制御油室は前記供給油路と接続され、前記切替弁は前記供給油路と前記方向制御弁の制御油室との連通を遮断可能とし、
    前記駆動シリンダが後退し始めてから所定時間経過するまで前記供給油路と前記方向制御弁の制御油室との連通を遮断することで制御油室内の油を保持する
    ことを特徴とするピストン式コンクリートポンプ。
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