JP6004596B1 - 口腔内補綴物の視覚的表現確認方法およびその補綴物 - Google Patents
口腔内補綴物の視覚的表現確認方法およびその補綴物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6004596B1 JP6004596B1 JP2015074774A JP2015074774A JP6004596B1 JP 6004596 B1 JP6004596 B1 JP 6004596B1 JP 2015074774 A JP2015074774 A JP 2015074774A JP 2015074774 A JP2015074774 A JP 2015074774A JP 6004596 B1 JP6004596 B1 JP 6004596B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- digital image
- categoly
- classification
- prosthesis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
Description
多くの「デンタル アート」が行われているものの、繊細なデザインでは、口腔内に設置される小さな歯牙形態上では十分な表現ができず、大まかなデザインにおいても十分な表現ができなかった。
口腔内に設置する補綴物へ「Dental Paintings」を行う場合、どの様に色彩を配置すればよいかを示す客観的な判断手法がなかった。
具体的には、口腔内に装着される補綴物への視覚的表現確認方法であって、
1.一定方向から撮影された補綴物のカラーデジタル画像を撮影するカラーデジタル画像撮影手段、
2.撮影されたカラーデジタル画像を変倍した場合に補綴物部分を25〜100dot に変更した変倍カラーデジタル画像を入手するdot 変更手段、
3.dot を変更されたカラーデジタル画像の補綴物内のdot のL*a*b*表色系で色情報を入手する色情報入手手段、
CategolyM:400>L*2+a*2+b*2
CategolyW:L*>2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
CategolyB:L*<-2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
以下はCategoly0、CategolyW、CategolyBを除く範囲であって、
Categoly1:b*≧0、b*<a*/2
Categoly2:*b≧a*/2、b*<2a*
Categoly3:b*≧2a*、a*>0
Categoly4:a*≦0、b*>-2a*
Categoly5:b*≦-2a*、b*>-a*/2
Categoly6:b*≦-a*/2、b*>0
Categoly7:b*≦0、b*>a*/2
Categoly8:b*≦a*/2、b*>2a*
Categoly9:b*≦2a*、a*<0
Categoly10:a*≧0、b*<-2a*
Categoly11:b*≧-2a*、b*<-a*/2
Categoly12:b*≧-a*/2、b*<0
6.更に、決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されていることを確認する色彩分布確認手段を有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法である。
7.更に、決定された色分類が、少なくとも4つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されていることを確認する色彩分布確認手段を有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法である。
9.更に、CategolyM、CategolyW、CategolyBの範囲で決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されていることを確認する色彩分布確認手段を有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法である。
dot を変更された変倍カラーデジタル画像と比較変倍カラーデジタル画像の補綴物内のdot のL*a*b*表色系で色情報を入手する色情報入手手段、
CategolyM:400>L*2+a*2+b*2
CategolyW:L*>2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
CategolyB:L*<-2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
以下はCategolyM、CategolyW、CategolyBを除く範囲であって、
Categoly1:b*≧0、b*<a*/2
Categoly2:b*≧a*/2、b*<2a*
Categoly3:b*≧2a*、a*>0
Categoly4:a*≦0、b*>-2a*
Categoly5:b*≦-2a*、b*>-a*/2
Categoly6:b*≦-a*/2、b*>0
Categoly7:b*≦0、b*>a*/2
Categoly8:b*≦a*/2、b*>2a*
Categoly9:b*≦2a*、*a<0
Categoly10:a*≧0、b*<-2a*
Categoly11:b*≧-2a*、b*<-a*/2
Categoly12:b*≧-a*/2、b*<0
更に、比較変倍カラーデジタル画像の色分類に分類された各dot の数を変倍カラーデジタル画像のdot の数に合わせるために「変倍カラーデジタル画像のdot の数/比較変倍カラーデジタル画像のdot の数」を掛け算し、
各色分類の各dot の数を変倍カラーデジタル画像の各色分類に分類された各dot の数を色分類ごとに比べた場合に、比較変倍カラーデジタル画像の色分類に分類されたdot の数の比が(変倍カラーデジタル画像の数):(比較変倍カラーデジタル画像の数)=1:0.8〜1.2内に含まれることを確認するデジタル画像比較確認手段とを有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法であることが好ましい。更に、(変倍カラーデジタル画像の数):(比較変倍カラーデジタル画像の数)=1:0.9〜1.1、また更に1:0.95〜1.05であることが好ましい。
彩色された歯科用補綴物は天然歯牙の形態をしており、口腔内の装着される。口腔内に装着されると、口を閉めた状態では補綴物は見えず、口を大きく開けた場合にも補綴物は見えない。
「デンタル アート」は口を閉めて口角を上げるように笑った時に見えるものである。即ち、殆どの場合唇で隠れている状態で、ときおり短時間だけ作品が見える。
時には積極的に「デンタル アート」を見せる為に唇を上げて見せることもある。唇を上げて鑑賞する場合であれば、他の作品と大きく異なるものではなく、自由な表現方法を駆使することができる。
また、色彩を加えるにあたって、歯面全体を利用して表現することも重要であり、これらの条件を満たしていることを簡単に計測する方法は知られていなかった。
歯牙の色彩としてはCategoly4のa*≦0、b*>-2a*の範囲に囲まれた部分である。「デンタル アート」はこれらの歯牙の色彩の範囲以外の色彩を用いて表現することになる。芸術的表現として歯牙の色彩を多く残して彩色される場合もあるが、歯牙の色彩を残さずに全く異なった色彩とする場合とに大別される。
本発明の特徴は後述するが、本発明の方法を用いて「デンタル アート」を施した場合、適切なデザインとなり、バランスのとれた作品が得られる。
異なるCategolyに分布することで、色彩が豊かになり、多くのCategolyに分布すると色合いが多すぎると全体的に汚れた感じとなる。本発明は、程好い色彩をえられていることを確認することができる。
また、本発明は、細かな色彩は小さい範囲でのデザインでは汚れとなり、程よい色彩を施していることを容易に知ることができる。
一定方向から撮影とは、それぞれの補綴物の唇側若しくは頬側方向であることが好ましい。
撮影されるカラーデジタル画像は何ら制限されるものではないが、色の再現性が10万色以上有することが好ましい。
カラーデジタル画像の変倍方法はコンピュータの一般的な画像処理ソフトを用いておこなうことができる。
変倍の対象となる補綴物部分の算定方法はまずは補綴物の算定を行う。補綴物は前記の通りであるが、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯の1歯それぞれに対して算定する場合と中切歯、側切歯、犬歯をセットとして算定する場合とある。各歯のデザインの関連性があるかないかで、算定範囲をきめることができる。たとえば、中切歯、側切歯、犬歯の唇側面で一定のデザインを施している場合は中切歯、側切歯、犬歯をセットととして算定する。また、デザインが独立しているいる場合は、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯の1歯それぞれに対して算定することは望ましい。
色情報入手手段とは各dot の色情報をL*a*b*表色系で入手する方法であれば、いずれの方法であっても利用できる。コンピュータ画面上では色情報を持っている為、色情報から算出しても良い。
CategolyM:400>L*2+a*2+b*2
CategolyW:L*>2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
CategolyB:L*<-2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
以下はCategolyM、CategolyW、CategolyBを除く範囲であって、
Categoly1:b*≧0、b*<a/*2
Categoly2:b*≧a*/2、b*<2a*
Categoly3:b*≧2a*、a*>0
Categoly4:a*≦0、b*>-2a*
Categoly5:b*≦-2a*、b*>-a*/2
Categoly6:b*≦-a*/2、b*>0
Categoly7:b*≦0、b*>a*/2
Categoly8:b*≦a*/2、b*>2a*
Categoly9:b*≦2a*、a*<0
Categoly10:a*≧0、b*<-2a
Categoly11:b*≧-2a*、b*<-a*/2
Categoly12:b*≧-a*/2、b*<0
CategolyWはL*a*b*色空間上の原点を頂点としてL*軸にプラス側に円錐状に区切られた空間の範囲である。ただし、CategolyWはCategolyMの範囲を除いている。色で表現すると白色を示す。
CategolyBはL*a*b*色空間上の原点を頂点としてL*軸にマイナス側に円錐状に区切られた空間の範囲である。ただし、CategolyWはCategolyMの範囲を除いている。色で表現すると黒色を示す。
Categoly1〜Categoly12はL*a*b*色空間上のL*軸を含みa*のプラス方向の面をL*軸を中心に回転させた回転体を12等分に区切られた空間の範囲を順じ示したものである。ただし、Categoly1〜Categoly12はCategolyM、W及びBの範囲を除いている。
色で表現するとCategoly1〜Categoly12はそれぞれ有彩色を示す。
また、小さな範囲で色彩を表現することから、細密な色彩の表現は適切に視覚認識されない為、微妙な色彩での彩色にも適するものではない。異なる色彩とする場合は大きく異なる色彩で表現することが好ましい。
色彩の表現としては少なくとも2つ以上の表現とすることで表現が可能であるが、4つ以上の色分類に属する色を利用していることが好ましい。
有彩色での色彩は重要となり、Categoly1〜12の範囲内で、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色することは好ましい。
また、無彩色が一部に含まれていることも好ましく、CategolyM、CategolyW、CategolyBの範囲で決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色することが好ましい。更に好ましくは、30〜100%に属しないように着色することである。
前述の方法と同様にカラーデジタル画像を撮影し、撮影した画像を変倍するが、補綴物部分を25〜100dot に変更した変倍カラーデジタル画像と125〜1500dot に変更した比較変倍カラーデジタル画像と、2種類の画像を作成する。
比較変倍カラーデジタル画像は変倍カラーデジタル画像のdot の5〜15倍のdot とする。好ましくは8〜12倍であり、最も好ましくは9倍である。
当然であるが、比較変倍カラーデジタル画像は変倍カラーデジタル画像を10倍のdpsに変更するのではなく、カラーデジタル画像から作成しなければならない。
実務的には、比較変倍カラーデジタル画像を作成した上で、比較変倍カラーデジタル画像のdot を1/10とすることで変倍カラーデジタル画像とする方が効率的である。
これらの異なるdot 画像を準備する手段が比較dot 変更手段である。
各色分類の各dot の数を変倍カラーデジタル画像の各色分類に分類された各dot の数を分類ごとに比べた場合に、比較変倍カラーデジタル画像の色分類に分類されたdot の数の比が(変倍カラーデジタル画像の数):(比較変倍カラーデジタル画像の数)=1:0.8〜1.2内に含まれることを確認する。本範囲に含まれることは、細かすぎるデザインがないことを確認できる。
これらの手法をプログラムで算出し合否を確認することもできる。
図2はL*a*b*色空間座標軸系に示された本発明の分類状況を示すL*a*座標のイメージ図である。原点付近にはCategolyMがあり、上方のL*軸付近にCategolyWが示され、下方のL*軸付近にCategolyBが示されている。a*軸のプラス側はCategoly1とCategoly12の境界となり、奥側がCategoly1で、手前がCategoly12となる。同様にa*軸のマイナス側はCategoly6とCategoly7の境界となり、奥側がCategoly6で、手前がCategoly7となる。
図3はL*a*b*色空間座標軸系に示された本発明の分類状況を示すL*b*座標のイメージ図である。原点付近にはCategolyMがあり、上方のL*軸付近にCategolyWが示され、下方のL*軸付近にCategolyBが示されている。b*軸のプラス側はCategoly3とCategoly4の境界となり、奥側がCategoly4で、手前がCategoly3となる。同様にb*軸のマイナス側はCategoly9とCategoly10の境界となり、奥側がCategoly9で、手前がCategoly10となる。
(カラーデジタル画像撮影手段)中切歯のデザインをおこなった場合に、中切歯の唇側面からデジタルカメラで撮影を行う。
(dot 変更手段)撮影を行った画像をパソコンを用いて、サイズ変更を行いdot数を少なくする。dot数を少なくしたデジタル画像のイメージを図4に示す。背景を含まない中切歯の唇側面のみの画像から構成されるdotを選び出し、25〜100dotとなる様にサイズ変更を繰り返す。適切に25〜100dotとなったところでサイズ変更を終了する。
(色情報入手手段)次に各ドットのL*a*b*表色系で色情報を抽出する。画像データから読み取ってもかまわない。
(色分類決定手段)次に前記に示す色空間上のいずれのCategolyに属するか算出し、色分類ごとにdotの数を算出する。
(色彩分布確認手段)色分類に「少なくとも1つの分類に90〜100%に属しないように着色されているか」「少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されているか」「少なくとも4つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されているか」「Categoly1〜12の範囲内で、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されているか」「CategolyM、CategolyW、CategolyBの範囲で決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されているか」を確認し表示する。その結果から、適切に配色がなされていることを確認する。
(カラーデジタル画像撮影手段)中切歯のデザインをおこなった場合に、中切歯の唇側面からデジタルカメラで撮影を行う。
(比較dot 変更手段)撮影を行った画像をパソコンを用いて、サイズ変更を行いdot数を少なくする。dot数を少なくしたデジタル画像のイメージを図4に示す。背景を含まない中切歯の唇側面のみの画像から構成されるdotを選び出し、250〜1000dotとなる様にサイズ変更を繰り返す。適切に250〜1000dotとなったところでサイズ変更を終了し、比較変倍カラーデジタル画像とする。その比較変倍カラーデジタル画像を1/10のdot数に変換し変倍カラーデジタル画像とする。
(色情報入手手段)次に各ドットのL*a*b*表色系で色情報を抽出する。画像データから読み取ってもかまわない。
(色分類決定手段)次に前記に示す色空間上のいずれのCategolyに属するか算出し、色分類ごとにdotの数を算出する。
(デジタル画像比較確認手段)
比較変倍カラーデジタル画像に含まれるdot数と変倍カラーデジタル画像に含まれるdot数を合わせるために、前記比較変倍カラーデジタル画像から変倍カラーデジタル画像に変換した時の変換定数を各色分類のdot数に掛かる。具体的には、今回は1/10としたため、1/10を各色分類に分類されたdot数にかけることになる。
その結果、変倍カラーデジタル画像のdot数と比較変倍カラーデジタル画像のdot数を比べることができる。次に、各分類の「比較変倍カラーデジタル画像のdot数」を「変倍カラーデジタル画像のdot数」で割ることで、「変倍カラーデジタル画像のdot数」を1とした場合の「比較変倍カラーデジタル画像のdot数」が算出される。この算出結果を表示する。
(「比較変倍カラーデジタル画像のdot数」/「変倍カラーデジタル画像のdot数」)=0.8〜1.2の範囲であれば、程よい色彩を施していることとなる。
プログラムをロードする為には画像入力装置、記憶装置、演算装置、表示装置を有する演算装置を用いる。画像入力手段を用いて、前記カラーデジタル画像撮影手段で入手した画像を記憶装置に記憶させる。演算装置を用いて、前記dot 変更手段で行ったサイズ変更を行い、前記色情報入手手段で行った色情報を抽出し、前記色分類決定手段で行った色分類ごとにdotの数を算出する。
更に、前記色彩分布確認手段で行った色分類に「少なくとも1つの分類に90〜100%に属しないように着色されているか」「少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されているか」「少なくとも4つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されているか」「Categoly1〜12の範囲内で、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されているか」「CategolyM、CategolyW、CategolyBの範囲で決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されているか」を算出し、表示装置にて表示する。
プログラムをロードする為には画像入力装置、記憶装置、演算装置、表示装置を有する演算装置を用いる。画像入力手段を用いて、前記カラーデジタル画像撮影手段で入手した画像を記憶装置に記憶させる。演算装置を用いて、前記比較dot 変更手段で行った比較変倍カラーデジタル画像と変倍カラーデジタル画像を算出し、前記色情報入手手段で行った色情報を抽出し、前記色分類決定手段で行った色分類ごとにdotの数を算出する。
更に前記デジタル画像比較確認手段と同様に(「比較変倍カラーデジタル画像のdot数」/「変倍カラーデジタル画像のdot数」)を算出し、表示装置にて表示する。
Claims (6)
- 口腔内に装着される補綴物への視覚的表現確認方法であって、
一定方向から撮影された補綴物のカラーデジタル画像を撮影するカラーデジタル画像撮影手段、
撮影されたカラーデジタル画像を変倍し、補綴物部分を25〜100dot に変更した変倍カラーデジタル画像を入手するdot 変更手段、
dot を変更されたカラーデジタル画像の補綴物内のdot のL*a*b*表色系で色情報を入手する色情報入手手段、
入手されたdot の色情報が以下のいずれの色分類に属するかを決定する色分類決定手段、
CategolyM:400>L2+a*2+b*2
CategolyW:L*>2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
CategolyB:L*<-2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
以下はCategolyM、CategolyW、CategolyBを除く範囲であって、
Categoly1:b*≧0、b*<a*/2
Categoly2:b*≧a*/2、b*<2a*
Categoly3:b*≧2a*、a*>0
Categoly4:a*≦0、b*>-2a*
Categoly5:b*≦-2a、b*>-a*/2
Categoly6:*b≦-a*/2、b*>0
Categoly7:b*≦0、b*>a*/2
Categoly8:b*≦a*/2、b*>2a*
Categoly9:b*≦2a、a*<0
Categoly10:a*≧0、*b<-2a*
Categoly11:b*≧-2a*、b*<-a*/2
Categoly12:b*≧-a*/2、b*<0
決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に90〜100%に属しないように着色されていることを確認する色彩分布確認手段を有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法。 - 請求項1記載の視覚的表現確認方法であって、
決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されていることを確認する色彩分布確認手段を有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法。 - 請求項2記載の視覚的表現確認方法であって、
決定された色分類が、少なくとも4つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されていることを確認する色彩分布確認手段を有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法。 - 請求項3記載の視覚的表現確認方法であって、
決定された色分類が、Categoly1〜12の範囲内で、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されていることを確認する色彩分布確認手段を有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法。 - 請求項4記載の視覚的表現確認方法であって、
CategolyM、CategolyW、CategolyBの範囲で決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に60〜100%に属しないように着色されていることを確認する色彩分布確認手段を有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法。 - 口腔内に装着される補綴物への視覚的表現確認方法であって、
一定方向から撮影された補綴物のカラーデジタル画像を撮影するカラーデジタル画像撮影手段、
撮影されたカラーデジタル画像を変倍し、補綴物部分を25〜100dot に変更した変倍カラーデジタル画像と変倍カラーデジタル画像のdot の5〜15倍のdot に変更した比較変倍カラーデジタル画像を入手する比較dot 変更手段、
dot を変更された変倍カラーデジタル画像と比較変倍カラーデジタル画像の補綴物内のdot のL*a*b*表色系で色情報を入手する色情報入手手段、
入手されたdot の色情報が以下のいずれの色分類に属するかを決定する色分類決定手段、
CategolyM:400>L*2+a*2+b*2
CategolyW:L*>2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
CategolyB:L*<-2√(a*2+b*2)、(CategolyMの範囲を除く。)
以下はCategolyM、CategolyW、CategolyBを除く範囲であって、
Categoly1:b*≧0、b*<a*/2
Categoly2:b*≧a*/2、b*<2a*
Categoly3:b*≧2a*、a*>0
Categoly4:a*≦0、b*>-2a*
Categoly5:b*≦-2a*、b*>-a*/2
Categoly6:b*≦-a*/2、b*>0
Categoly7:b*≦0、b*>a*/2
Categoly8:b*≦a*/2、b*>2a*
Categoly9:b*≦2a*、a*<0
Categoly10:a*≧0、b*<-2a*
Categoly11:b*≧-2a*、b*<-a*/2
Categoly12:b*≧-a*/2、b*<0
決定された色分類が、少なくとも2つ以上に分類され、少なくとも1つの分類に90〜100%に属しないように着色され、
更に、比較変倍カラーデジタル画像の色分類に分類された各dot の数を変倍カラーデジタル画像のdot に合わせるために「変倍カラーデジタル画像のdot の数/比較変倍カラーデジタル画像のdot の数」を掛け算し、
各色分類の各dot の数を変倍カラーデジタル画像の各色分類に分類された各dot の数を部類ごとに比べた場合に、比較変倍カラーデジタル画像の色分類に分類されたdot の数の比が(変倍カラーデジタル画像の数):(比較変倍カラーデジタル画像の数)=1:0.8〜1.2内に含まれることを確認するデジタル画像比較確認手段とを有することを特徴とする補綴物の視覚的表現確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015074774A JP6004596B1 (ja) | 2015-04-01 | 2015-04-01 | 口腔内補綴物の視覚的表現確認方法およびその補綴物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015074774A JP6004596B1 (ja) | 2015-04-01 | 2015-04-01 | 口腔内補綴物の視覚的表現確認方法およびその補綴物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6004596B1 true JP6004596B1 (ja) | 2016-10-12 |
JP2016193108A JP2016193108A (ja) | 2016-11-17 |
Family
ID=57123153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015074774A Expired - Fee Related JP6004596B1 (ja) | 2015-04-01 | 2015-04-01 | 口腔内補綴物の視覚的表現確認方法およびその補綴物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6004596B1 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58188015U (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-14 | 和田 四郎 | 義歯 |
JP3103067B2 (ja) * | 1999-03-05 | 2000-10-23 | エムティーエス株式会社 | ナット取外し防止構造 |
JP2005176915A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Gc Corp | 歯牙材料色調選択支援プログラム及び歯牙材料色調選択支援方法 |
JP2008026327A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Degudent Gmbh | 歯冠色系ならびに義歯色を作る方法 |
JP2009022433A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Tokuyama Dental Corp | 歯科充填材料用載置体 |
JP2012180351A (ja) * | 2006-05-23 | 2012-09-20 | Ivoclar Vivadent Ag | 着色されたブランクおよび歯型部品の調製のためのプロセス |
JP2014000176A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Kuraray Noritake Dental Inc | 歯の色を判定する方法および該方法を実施するためのシェードガイド |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3103067U (ja) * | 2004-01-29 | 2004-07-22 | 昌弘 山口 | 有色歯冠 |
-
2015
- 2015-04-01 JP JP2015074774A patent/JP6004596B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58188015U (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-14 | 和田 四郎 | 義歯 |
JP3103067B2 (ja) * | 1999-03-05 | 2000-10-23 | エムティーエス株式会社 | ナット取外し防止構造 |
JP2005176915A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Gc Corp | 歯牙材料色調選択支援プログラム及び歯牙材料色調選択支援方法 |
JP2012180351A (ja) * | 2006-05-23 | 2012-09-20 | Ivoclar Vivadent Ag | 着色されたブランクおよび歯型部品の調製のためのプロセス |
JP2008026327A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Degudent Gmbh | 歯冠色系ならびに義歯色を作る方法 |
JP2009022433A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Tokuyama Dental Corp | 歯科充填材料用載置体 |
JP2014000176A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Kuraray Noritake Dental Inc | 歯の色を判定する方法および該方法を実施するためのシェードガイド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016193108A (ja) | 2016-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220401183A1 (en) | Generation of synthetic post treatment images of teeth | |
US20220218449A1 (en) | Dental cad automation using deep learning | |
US20240005567A1 (en) | Generation of images with tooth color determined using depth information | |
CN114746952A (zh) | 用于从二维草图创建三维牙科修复体的方法、***和计算机可读存储介质 | |
US20220222896A1 (en) | Method for manipulating 3d objects by flattened mesh | |
US20240212278A1 (en) | Method for generating objects using an hourglass predictor | |
US10245126B2 (en) | Method of making a dental restoration by matching tooth color structure from an image of a tooth with block color structure of a restorative material | |
WO2020040588A1 (ko) | 치아 분할 시스템 및 방법 | |
CN112515787B (zh) | 一种三维牙颌数据分析方法 | |
US10192320B2 (en) | Dental method of smile design | |
US20220233287A1 (en) | Dental restoration assessment using virtual model | |
JP2019139247A (ja) | 反射を低減したコントラスト画像を生成するための方法およびこれに関連する装置 | |
JP2017523491A (ja) | 3dスキャンされるオブジェクトに関する色情報を収集するためのシステム、方法、装置、及びコンピュータ可読記憶媒体 | |
CN113728363A (zh) | 基于目标函数生成牙科模型的方法 | |
KR20200120036A (ko) | 치아 오브젝트를 이용한 영상 정합 방법 및 장치 | |
JP6004596B1 (ja) | 口腔内補綴物の視覚的表現確認方法およびその補綴物 | |
JP2018201629A (ja) | 眼底画像処理装置 | |
WO2009036554A1 (en) | Emulating cosmetic facial treatments with digital images | |
KR20220017830A (ko) | 3차원 데이터 획득 방법, 장치 및 그 방법을 수행하는 프로그램이 저장된 컴퓨터 판독 가능 저장 매체 | |
JPWO2014002135A1 (ja) | 任意の色の等価明度を示す値および鮮やかさ感を示す値の正規化方法、トーン種別判別方法、マンセル値算出方法、画像形成方法、インターフェース画面表示装置 | |
CN108292418B (zh) | 信息提供装置及信息提供方法 | |
KR102688481B1 (ko) | 지대치 마진라인 디자인 방법 및 그 장치 | |
US20230298270A1 (en) | Method and device for acquiring three-dimensional data, and computer-readable storage medium storing program for performing method | |
KR102591976B1 (ko) | 구강에 대한 마진 라인 정보를 제공하는 방법 및 그를 수행하는 전자 장치 | |
CN115547462A (zh) | 牙型数据库的构建方法及相关装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6004596 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |