JP6004474B2 - 機器制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作者の手等の操作物体を撮影手段によって撮影して得られる映像から前記操作物体の形及び動きの少なくとも一方にて定められる形態を抽出して該操作物体の形態に基づいた操作情報に従ってオーディオ機器の音量レベル等、機器の所定の動作レベルを制御する機器制御装置に関する。
従来、特許文献1に記載の音声出力レベル設定装置が知られている。この音声出力レベル設定装置では、予め設定した音声出力レベルの範囲(閾値)を超える音量へと設定変更操作が行われる場合には、音量の設定変更操作が適当であるか否かの確認を求め、所定時間内に応答が得られた場合にのみ音量の設定変更を行うようになっている。このような音声出力レベル設定装置によれば、音量設定操作時に誤って機器の音量出力レベルが必要以上に大きくなってしまうことを防止することができる。
特開2005−184474号公報
しかしながら、前述した従来の音声出力レベル設定装置では、予め設定された音声出力レベルの範囲を超える音量へと設定変更操作がなされる際に、設定変更操作が適当であるか否かの操作者への確認、及びその確認に対する所定時間内での操作者の応答操作という特別な処理や操作が必要であることから、その音量出力レベルの範囲(閾値)を超えて音量設定行う際に、スムーズな音量の設定変更ができない。
ところで、近年、タッチパネルや操作ボタン等を用いることなく操作者の手の形や動き等に従って、オーディオ機器の音量レベル等、機器の動作レベルを調整することが考えられている。この場合、タッチパネルにおいて目的の操作部分を探したり、複数の操作ボタンの中から目的の操作ボタンを探したりすることなく、操作者の手の形や動きによって機器の動作レベルを調整することができるので、機器の動作レベル(音量レベル等)の調整(変更)をよりスムーズに行うことができる。
このような操作者の手の形や動き等に従って機器の動作レベルを調整する手法を前記従来の音声出力レベル設定装置に適用した場合、その従来の音声出力レベル設定装置では、予め設定された音声出力レベルの範囲(閾値)を超える音量へと設定変更操作がなされる際に、設定変更操作が適当であるか否かの操作者への確認、及びその確認に対する所定時間内での操作者の応答操作という特別な処理や操作が必要であるので、前記操作者の手の形や動き等に従って機器の動作レベルの調整を行う手法の特徴、即ち、動作レベルのスムーズな調整が可能であるという特徴が相殺されてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、操作物体の形及び動きの少なくとも一方にて定められる形態に従って機器の動作レベルを制御するに際し、機器の動作レベルが誤って所定の閾値を越えてしまうことを防止しつつ、該閾値を越えた動作レベルのスムーズな調整を可能にする機器制御装置を提供するものである。
本発明に係る機器制御装置は、操作物体を撮影手段によって撮影して得られる映像から抽出される前記操作物体の形及び動きの少なくとも一方にて定められる形態に基づいた操作情報に従って機器の所定の動作レベルを制御する機器制御装置であって、前記機器の前記動作レベルが所定の閾値に達していない状態で、前記操作物体の予め定めた第1の形態に基づいた第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを前記閾値に向けて変化させる第1動作レベル制御手段と、前記第1操作情報に従って変化する前記動作レベルが前記閾値に達した状態で、前記第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを変化させることなく、前記操作物体の前記第1の形態と異なる予め定めた第2の形態に基づいた第2操作情報に従って、前記第1操作情報に従った変化の方向と同じ方向に、前記機器の前記動作レベルを変化させる第2動作レベル制御手段とを有する構成となる。
このような構成によれば、機器の所定の動作レベルを制御するに際し、機器の所定の動作レベルが所定の閾値に達していない状態では、操作物体の第1の形態に基づいた第1操作情報に従って前記機器の動作レベルが閾値に向けて変化し、前記機器の動作レベルが前記所定の閾値に達した状態では、前記第1形態に基づいた第1操作情報ではなく、前記操作物体の前記第1の形態と異なる第2の形態に基づいた第2操作情報に従って前記第1操作情報に従った変化の方向と同じ方向に前記機器の動作レベルが変化する。
本発明に係る機器制御装置は、操作物体を撮影手段によって撮影して得られる映像から抽出される前記操作物体の形及び動きの少なくとも一方にて定められる形態に基づいた操作情報に従って機器の所定の動作レベルを制御する機器制御装置であって、前記機器の前記動作レベルが所定の閾値に達しているか否かを判定する動作レベル状態判定手段と、前記動作レベル判定手段によって前記機器の前記動作レベルが所定の閾値に達していないと判定されたときに、前記操作物体の予め定めた第1の形態に基づいた第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを前記閾値に向けて変化させる第1動作レベル制御手段と、前記動作レベル判定手段によって前記機器の前記動作レベルが所定の閾値に達していると判定されたときに、前記第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを変化させることなく、前記操作物体の前記第1の形態と異なる予め定めた第2の形態に基づいた第2操作情報に従って、前記第1操作情報に従った変化の方向と同じ方向に、前記機器の前記動作レベルを変化させる第2動作レベル制御手段とを有する構成となる。
このような構成によれば、機器の所定の動作レベルを制御するに際し、機器の所定の動作レベルが所定の閾値に達していないと判定されたときに、操作物体の第1の形態に基づいた第1操作情報に従って機器の動作レベルが閾値に向けて変化する一方、機器の動作レベルが前記閾値に達したと判定されたときには、前記第1形態に基づいた第1操作情報ではなく、前記操作物体の前記第1の形態と異なる第2の形態に基づいた第2操作情報に従って前記第1操作情報に従った変化の方向と同じ方向に前記機器の動作レベルが変化する。
本発明に係る機器制御装置において、前記第1動作レベル制御手段は、前記第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを前記閾値に向けて上昇させ、前記第2動作レベル制御手段は、前記第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを上昇させることなく、前記第2操作情報に従って、前記機器の前記動作レベルを上昇させる構成とすることができる。
このような構成によれば、機器の所定の動作レベルを制御するに際し、機器の所定の動作レベルが所定の閾値に達していない状態では、操作物体の第1の形態に基づいた第1操作情報に従って前記機器の動作レベルが閾値に向けて上昇し、前記機器の動作レベルが前記所定の閾値に達した状態では、前記第1形態に基づいた第1操作情報ではなく、前記操作物体の前記第1の形態と異なる第2の形態に基づいた第2操作情報に従って前記機器の動作レベルが更に上昇する。
本発明に係る機器制御装置において、前記操作物体の前記第2の形態は、前記第1の形態より複雑である構成とすることができる。
このような構成によれば、操作物体の第2の形態が第1の形態より複雑であることから、操作物体の形態(形及び動きの少なくとも一方)が誤って第2の形態となってしまう可能性が低減し、機器の動作レベルが所定の閾値に達した状態において、誤って動作レベルが変化してしまうことをより確実に防止することができる。
前記操作物体の前記第2の形態は、前記第1の形態を一部に含む構成とすることができる。
このような構成により、機器の動作レベルが閾値に達していない状態において当該動作レベルを変化させるための操作物体の形態(第1の形態)と、機器の動作レベルが閾値に達した状態において当該動作レベルを変化させるための操作物体の形態(第2の形態)とが全然違うものとはならないので、閾値に達していない状態での機器の動作レベルの調整から前記閾値に達した状態での機器の動作レベルの調整にスムーズに移行することができる。
本発明に係る機器制御装置において、前記操作物体は、操作者の手であって、前記第1の形態及び前記第2の形態のそれぞれは、操作者の手の形及び動きの少なくとも一方により定められる構成とすることができる。
このような構成により、機器の所定の動作レベルを制御するに際し、機器の所定の動作レベルが所定の閾値に達していない状態、及び該動作レベルが前記閾値に達している状態において、操作者の手の形及び動きの少なくとも一方にて定められた当該手の形態(第1の形態、第2の形態)にて、前記機器の動作レベルを変えることができる。
本発明に係る機器制御装置において、前記第1の形態は、操作者の手の人差し指のみを立てた形であって、前記第2の形態は、操作者の手の人差し指のみを立てた形から、人差し指と中指とを立てた形に変化する動きである構成とすることができる。
このような構成により、機器の所定の動作レベルが所定の閾値に達していない状態では、操作者は、人差し指を立てることにより、前記機器の動作レベルを閾値に向けて変化させることができ、前記機器の動作レベルが前記所定の閾値に達した状態では、操作者は、人差し指を立てた形から人差し指と中指とを立てる形に変化させる手の動きにより、前記人差し指を立てることにより変化させた方向と同じ方向に前記機器の動作レベルを変化させることができる。
本発明に係る機器制御装置において、前記機器は、オーディオ機器であって、前記オーディオ機器の前記動作レベルとしての音量レベルを制御する構成とすることができる。
このような構成により、オーディオ機器の音量レベルを制御するに際し、オーディオ機器の音量レベルが所定の閾値に達していない状態では、操作物体の第1の形態に基づいた第1操作情報に従って前記オーディオ機器の音量レベルが閾値に向けて上昇し、前記オーディオ機器の音量レベルが前記閾値に達した状態では、前記第1形態に基づいた第1操作情報ではなく、前記操作物体の前記第1の形態と異なる第2の形態に基づいた第2操作情報に従って前記オーディオ機器の音量レベルが上昇する。
本発明に係る機器制御装置によれば、機器の動作レベルが閾値に達していない状態において機器の動作レベルを変化させる操作物体の第1の形態によっては、その動作レベルが閾値に達した状態では当該動作レベルを変えることができないので、前記操作物体の第1の形態で変化する機器の動作レベルが誤って閾値を越えてしまうことを防止することができる。また、機器の動作レベルが前記閾値に達した状態では、操作物体の前記第1の形態と異なりはするが、操作物体の形態(形及び動きの少なくとも一方により定められる)という点で第1の形態と共通する第2の形態によって、前記第1の形態による変化の方向と同じ方向に前記機器の動作レベルを変化させることができるので、前記閾値を越えた動作レベルをスムーズに変化させる(調整する)ことができる。
本発明の実施の形態に係る機器制御装置を含む車載機器システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す車載機器システムにおける操作入力装置のカメラ(撮影手段)の設置例を示す図である。 操作入力装置のカメラの撮影領域の一例を拡大して示す図である。 操作入力装置(操作処理ユニット)にてなされる、操作者の手の形態(形及び動きの少なくとも一方にて定められる)に基づいた操作情報の生成に係る処理の流れを示すフローチャートである。 操作入力装置におけるカメラの撮影領域にてなされる操作者の手による入力操作の一例を示す図である。 操作入力装置におけるカメラの撮影領域にてなされる操作者の手による入力操作の他の一例を示す図である。 操作入力装置からの操作情報に従ってオーディオ機器(AVユニットを含む)の音量レベルを調整するための処理の流れを示すフローチャートである。 音量レベルが閾値「18」に達していない状態において、音量レベルを上昇させるための操作者の手による入力操作の一例を示す図である。 音量レベルが閾値「18」に達した状態において、音量レベルを上昇させるための操作者の手による入力操作の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る機器制御装置を含む車載機器システムは、図1に示すように構成される。
図1において、この車載機器システム100は、コンピュータユニット(例えば、CPUを含む)によって構成される処理ユニット11を有している。処理ユニット11には、各種音源及び映像源(例えば、CD、DVD等)の再生処理が可能なAVユニット17、及び自車両のルート案内等のナビゲーション処理を行うナビゲーションユニット18が接続されている。また、処理ユニット11には、スピーカ16が接続される出力回路15が接続されており、処理ユニット11の制御のもと、AVユニット17及びナビゲーションユニット18の処理に基づいた音声信号が出力回路15を介してスピーカ16に供給され、前記音声信号に応じた音がスピーカ16から出力される。更に、処理ユニット11には、AVユニット17及びナビゲーションユニット18にて利用される楽曲情報や地図情報等の各種情報が記憶される記憶部14(例えば、ハードディスク)と、LCD等によって構成され、映像等の各種情報を表示する表示部13と、表示部13上のタッチパネルや操作ボタン等にて構成され、処理に対する指示や各種情報を入力するために用いられる操作部12と、操作入力装置20とが接続されている。
操作入力装置20は、カメラ211及び操作処理ユニット212を有している。カメラ211は、車室内において、例えば、図2に示すように、後部座席にて視認可能な表示部13の近傍に設置されており、その表示部13の表示画面の前方に、図3に示すように錘状に拡がるカメラ211の撮影領域Ecが設定される。操作処理ユニット212は、カメラ211によって前記撮影領域Ec内での操作者の手(操作物体)を撮影して得られる映像から該操作者の手の形及び動きの少なくとも一方で表される当該手の形態を抽出し、その手の形態に基づいて操作情報を生成し、該操作情報を処理ユニット11に出力する。なお、操作処理ユニット212による前記操作情報を生成するための処理の詳細については後述する。
記憶部14には、操作入力装置20(操作処理ユニット212)から処理ユニット11に供され得る操作情報と、その操作情報により処理ユニット11がなすべき処理についての情報とが対応づけられた状態で記憶されている。処理ユニット11は、操作入力装置20からの操作情報を取得すると、その操作情報に対応させて記憶部14に記憶された情報にて特定される処理を実行する。記憶部14に記憶される操作情報には、例えば、AVユニット17、出力回路15、スピーカ16及び処理ユニット11の機能で構成されるオーディオ機器の音量レベルを調整するための処理に対応した操作情報(詳細は後述する)が含まれている。
また、処理ユニット11は、操作入力装置20からの操作情報に応じた処理の他、操作部12の操作に応じた処理を実行し、種々の処理の過程で得られた各種情報を表示部13に表示させることができる。
操作入力装置20の操作処理ユニット212は、図4に示す手順に従って操作情報を生成して出力する。
図4において、カメラ211の撮影により得られる撮影領域Ec(図2及び図3参照)の映像を入力する操作処理ユニット212は、その映像に背景以外の物体が映り込んでいるか否かを判定し(S11)、物体が映り込んでいると(S11でYES)、その物体が人の手(操作物体)であるか否かを判定する(S12)。そして、映像に映り込んでいる物体が人の手であると判定すると(S12でYES)、操作処理ユニット212は、その手が、予め操作情報と対応づけて定義された形態(形及び動きの少なくとも一方で定められる)になっているか否かを判定する(S13)。その手が定義された形態になっていると判定すると(S13でYES)、操作処理ユニット212は、その手の形態に対応した(基づいた)操作情報を生成して出力する(S14)。
このようにして、操作処理ユニット212(操作入力装置20)は、カメラ211によって撮影して得られる映像から手の形態(形及び動きの少なくとも一方にて定められる)を抽出し(S11、S12、S13)、その抽出された手の形態に基づいた操作情報を処理ユニット11に対して出力する(S14)。従って、操作者が、例えば、図5に示すように、カメラ211の撮影範囲Ec内において手HNDの人差し指を立てると、カメラ211にて得られる映像から人差し指を立てた手HNDの形(形態)が抽出され、その人差し指を立てた手HNDの形に基づいた操作情報が操作入力装置20から出力される。また、操作者が、例えば、図6に示すように、カメラ211の撮影範囲Ec内において手HNDの人差し指及び中指を立てると、カメラ211にて得られる映像から人差し指及び中指を立てた手HNDの形(形態)が抽出され、その人差し指及び中指を立てた手HNDの形に基づいた操作情報が操作入力装置20から出力される。
なお、操作処理ユニット212は、カメラ211にて得られた映像に背景以外の物体が映り込んでいない場合(S11でNO)、その物体(検出物体)が人の手でない場合(S12でNO)、及び映像に映り込んでいる人の手が予め操作情報と対応づけて定義された形態(形及び動きの少なくとも一方で定められる)になっていない場合(S13でNO)の場合のいずれの場合も、操作情報を出力しない。
操作入力装置20は、映像から抽出される人の手の形態が、図5に示すように、人差し指を立てた手HNDの形(第1の形態)であって、例えば、所定時間内に実質的な変化がない場合、第1操作情報を出力し、その人の手の形態が、図5に示す人差し指を立てた手HNDの形から図6に示す人差し指及び中指を立てた手HNDの形への連続した、例えば、所定時間以内での、動き(第2の形態)である場合、第2操作情報を出力する。そして、記憶部14には、前記第1の操作情報に対応づけて、オーディオ機器の音量レベルを1単位レベルだけ上昇させる処理についての情報が記憶され、前記第2操作情報に対応づけて、同様に、オーディオ機器の音量レベルを1単位レベルだけ上昇させる処理についての情報が記憶されている。
処理ユニット11は、図7に示す手順に従って、オーディオ機器の音量レベルを上昇させるための処理を実行する。
図7において、処理ユニット11は、操作入力装置20から出力される操作情報の監視状態(S21)にあり、操作入力装置20から操作情報を取得すると(S21でYES)、その操作情報が音量レベルを上昇(UP)させるための操作情報であるか否かを判定する(S22)。操作入力装置20からの操作情報が、前記音量レベルを上昇させるための操作情報であると(S22でYES)、処理ユニット11は、現在の音量レベルが予め定めた閾値「18」以上であるか否かを判定する(S23)。
現在の音量レベルが閾値「18」以上でない、即ち、閾値「18」に達していない場合(S23でNO)、処理ユニット11は、操作入力装置20からの前記操作情報が人差し指を立てた手HNDの形(第1の形態:図5参照)に基づいた第1操作情報であるか否かを判定する(S26)。操作入力装置20からの前記操作情報が第1操作情報であると(S26でYES)、処理ユニット11は、その第1操作情報に対して定められたオーディオ機器の音量レベルを1単位レベルだけ上昇させるための処理を行う(S27)。これにより、オーディオ機器の音量レベルが1単位レベルだけ上昇する。
以後、音量レベルが閾値「18」に達していない状態において、処理ユニット11は、操作入力装置20から、人差し指を立てた手HNDの形(第1の形態:図5参照)に基づいた第1操作情報を取得する毎に、オーディオ機器の音量レベルを1単位レベルだけ前記閾値「18」に向けて上昇させる処理を実行する(S21YES、S22YES、S23でNO、S26でYES、S27:第1動作レベル制御手段)。その結果、例えば、図8に示すように、操作者が、カメラ211の撮影領域Ec内に人差し指を立てた手HNDをおくこと(第1操作情報出力)、及びその手HNDを撮影領域Ec外に移すこと(斜線付き矩形参照)を繰り返すと、その人差し指を立てた手HNDが撮影領域Ec内におかれる毎に、オーディオ機器の音量レベルが前記閾値「18」に向けて1単位レベルずつ上昇する。
上記のようにして音量レベルが1単位レベルずつ上昇して閾値「18」に達する。このように音量レベルが閾値「18」に達している状態(S23でYES)において、処理ユニット11は、操作入力装置20から音声レベルを上昇させるための操作情報を取得すると(S21でYES、S22でYES)、その操作情報が人差し指を立てた手HNDの形(図5参照)から人差し指及び中指を立てた手HNDの形(図6参照)への連続した動き(第2の形態)に基づいた第2操作情報であるか否かを判定する(S25)。その操作情報が、前記第2操作情報でなければ(S25でNO)、例えば、人差し指を立てた手HNDの形(図5参照)に基づいた第1操作情報であったとしても、処理ユニット11は、音量レベルの上昇に係る処理を行わない。このため、音量レベルが閾値「18」に達した状態では、前述したのと同様にカメラ211の撮影領域Ec内に人差し指を立てた手HNDをおいても(図5参照)、音量レベルは上昇しない。
一方、操作入力装置20からの前記操作情報が前記第2操作情報であると(S25でYES)、処理ユニット11は、その第2操作情報に対して定められたオーディオ機器の音量レベルを1単位レベルだけ上昇させるための処理を行う(S27)。これにより、オーディオ機器の音量レベルは、閾値「18」から更に1単位レベルだけ上昇する。
以後、音量レベルが「18」に達している状態において、処理ユニット11は、操作入力装置20から、人差し指を立てた手HNDの形(図5参照)から人差し指及び中指を立てた手HNDの形(図6参照)への連続した動き(第2の形態)に基づいた第2操作情報を取得する毎に、オーディオ機器の音量レベルを、前述した第1操作情報に従った変化の方向と同じ方向に変化させる、即ち、上昇させる処理を実行する(S21YES、S22でYES、S23でYES、S25でYES、S27:第2動作レベル制御手段)。その結果、例えば、図9に示すように、操作者が、カメラ211の撮影領域Ec内で人差し指を立てた手HNDの形(図5参照)から人差し指及び中指を立てた手HNDの形(図6参照)への連続した動きを繰り返すことにより、手の形態が人差し指及び中指を立てた形になる毎に、オーディオ機器の音量レベルが、前記閾値「18」から更に1単位レベルずつ上昇する。
なお、操作入力装置20からの前記操作情報がオーディオ機器の音量レベルを上昇させるための操作情報でない場合(S22でNO)、処理ユニット11は、その操作情報に対応付けられた処理を実行する(S24)。
上述したようなオーディオ機器の音量レベルを制御する機器制御装置によれば、オーディオ機器の音声レベルが閾値「18」に達していない状態において音声レベルを変化させる人差し指を立てた手HNDの形(第1の形態:図5参照)によっては、音声レベルがその閾値「18」に達した状態では上昇させることができないので、人差し指を立てた手HNDの形(第1の形態)で上昇する音量レベルが誤って閾値「18」を越えてしまうことを防止することができる。また、音量レベルが閾値「18」に達した状態では、人差し指を立てた手HNDの形とは異なりはするが、手の形態(形及び動きの少なくとも一方により定められる)という点でその人差し指を立てた手の形と共通する、人差し指を立てた手HNDの形(図5参照)から人差し指及び中指を立てた手HNDの形(図6参照)への連続した動き(第2の形態)によって音量レベルを上昇させることができるので、閾値「18」を越えた音量レベルをスムーズに上昇させることができる。
音量レベルが閾値「18」達した状態で当該音量レベルを上昇させるための人差し指を立てた手HNDの形から人差し指及び中指を立てた手HNDの形への連続した動きで表される手の形態(第2の形態)は、音量レベルが閾値「18」に達していない状態で当該音量レベルを上昇させるための人差し指を立てた手HNDの形で表される手の形態(第1の形態)より複雑である。このため、音量レベルを上昇させる際に、手の形態が誤ってその複雑な人差し指を立てた手HNDの形から人差し指及び中指を立てた手HNDの形への連続した動きで表される手の形態(第2の形態)になり難く、音量レベルが閾値「18」に達した状態において、誤って音量レベルが上昇してしまうということをより確実に防止することができる。
また、音量レベルが閾値「18」達した状態で当該音量レベルを上昇させるための人差し指を立てた手HNDの形から人差し指及び中指を立てた手HNDの形への連続した動きで表される手の形態(第2の形態)は、音量レベルが閾値「18」に達していない状態で当該音量レベルを上昇させるための人差し指を立てた手HNDの形で表される手の形態を一部に含んでいる。このため、音量レベルが閾値「18」に達していない状態において当該音量レベルを上昇させるための人差し指を立てた手HNDの形で表される第1の形態と、音量レベルが閾値「18」に達した状態において当該音量レベルを上昇させるための人差し指を立てた手HNDの形から人差し指及び中指を立てた手HNDの形への連続した動きで表される第2の形態とが全く違うものとはならない。従って、閾値「18」に達していない状態でのオーディオ機器の音量レベルを上昇させる調整から、前記閾値「18」に達した状態での前記音量レベルを上昇させる調整にスムーズに移行することができる。
なお、前述した機器制御装置では、例えば、図8に示すように、操作者が、カメラ211の撮影領域Ec内に人差し指を立てた手HNDをおくこと(第1操作情報出力)、及びその手HNDを撮影領域Ec外に移すこと(斜線付き矩形参照)を繰り返すことにより、操作入力装置20が、その人差し指を立てた手HNDの形を繰り返し抽出(認識)するものであったが、人指し指を立てた手HNDをカメラ211の撮影領域Ec内に継続しておいた状態において、操作処理ユニット212が所定周期(例えば、500m秒)で、カメラ211から得られる映像から人差し指を立てた手のHNDの形を抽出(認識)するようにしてもよい。この場合、人差し指を立てた手HNDをカメラ211の撮影領域Ec内に継続しておいた状態を維持しておけば、操作入力装置20から、人差し指を立てた手HNDの形に基づいた第1操作情報が所定周期にて繰り返し出力される。
また、音量レベルが閾値「18」に達していない状態で当該音量レベルを上昇させるための手の第1の形態は、人差し指を立てた手HNDの形に限定されず、手の形及び動きの少なくとも一方で表されるどのようなものであってもよい。また、音量レベルが閾値「18」に達した状態で当該音量レベルを上昇させるための手の第2の形態もまた、人差し指を立てた手HNDの形から人差し指及び中指を立てた手HNDの形への連続した動きに限定されず、手の形及び動きの少なくとも一方で表されるどのようなものであってもよい。
また、操作入力装置20が認識する操作物体は、人の手に限られず、少なくとも2つの異なる形態(形及び動きの少なくとも一方)を表し得る物であれば特に限定されない。
前述した機器制御装置では、オーディオ機器の音量レベルを上昇させるものであったが、機器の動作レベルを上昇させるだけでなく、機器の動作レベルを下降させるものであってもよい。この場合、動作レベルが高く、閾値に達していない状態では、操作物体の第1の形態に基づいた第1操作情報に従って該動作レベルが閾値に向けて下降させられ、動作レベルが閾値に達した状態では、操作物体の前記第1の形態と異なる第2の形態に基づいた第2操作情報に従って動作レベルが閾値から更に下降させられる。
前述した機器制御装置では、制御されるべき機器の動作レベルがオーディオ機器の音量レベルであったが、これに限定されない。例えば、ナビゲーションユニット18により表示部13に表示される地図の縮尺度を機器の動作レベルとして制御するものであってもよい。この場合、縮尺度が所定の閾値に達していない状態では、操作入力装置20から出力される手(操作物体)の第1の形態に基づいた第1操作情報に従って、地図の縮尺度が大きくまたは小さく(広域表示、詳細表示)され、縮尺度が前記閾値に達している状態では、操作入力装置20から出力される手の第1の形態と異なる第2の形態に基づいた第2操作情報に従って、地図の縮尺度が大きくまたは小さく(広域表示、詳細表示)される。
なお、操作入力装置20の操作処理ユニット212の機能(図4に示す手順に従った処理に対応)の全部または一部を処理ユニット11に含めるように構成することも、逆に、処理ユニット11の機器の動作レベルの制御に係る機構(図7に示す手順に従った処理に対応)の全部または一部を操作入力装置20の操作処理ユニット212に含めるように構成することもできる。
以上、説明したように、本発明に係る機器制御装置は、操作物体の形及び動きの少なくとも一方にて定められる形態に従って機器の動作レベルを制御するに際し、機器の動作レベルが誤って所定の閾値を越えてしまうことを防止しつつ、該閾値を越えた動作レベルのスムーズな調整が可能になるという効果を有し、操作者の手等の操作物体を撮影手段によって撮影して得られる映像から前記操作物体の形及び動きの少なくとも一方にて定められる形態を抽出して該操作物体の形態に基づいた操作情報に従ってオーディオ機器の音量レベル等、機器の所定の動作レベルを制御する機器制御装置として有用である。
11 処理ユニット
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 出力回路
16 スピーカ
17 AVユニット
18 ナビゲーションユニット
20 操作入力装置
100 車載機器システム
211 カメラ
212 操作処理ユニット

Claims (8)

  1. 操作物体を撮影手段によって撮影して得られる映像から抽出される前記操作物体の形及び動きの少なくとも一方にて定められる形態に基づいた操作情報に従って機器の所定の動作レベルを制御する機器制御装置であって、
    前記機器の前記動作レベルが所定の閾値に達していない状態で、前記操作物体の予め定めた第1の形態に基づいた第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを前記閾値に向けて変化させる第1動作レベル制御手段と、
    前記第1操作情報に従って変化する前記動作レベルが前記閾値に達した状態で、前記第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを変化させることなく、前記操作物体の前記第1の形態と異なる予め定めた第2の形態に基づいた第2操作情報に従って、前記第1操作情報に従った変化の方向と同じ方向に、前記機器の前記動作レベルを変化させる第2動作レベル制御手段とを有する機器制御装置。
  2. 操作物体を撮影手段によって撮影して得られる映像から抽出される前記操作物体の形及び動きの少なくとも一方にて定められる形態に基づいた操作情報に従って機器の所定の動作レベルを制御する機器制御装置であって、
    前記機器の前記動作レベルが所定の閾値に達しているか否かを判定する動作レベル状態判定手段と、
    前記動作レベル判定手段によって前記機器の前記動作レベルが所定の閾値に達していないと判定されたときに、前記操作物体の予め定めた第1の形態に基づいた第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを前記閾値に向けて変化させる第1動作レベル制御手段と、
    前記動作レベル判定手段によって前記機器の前記動作レベルが所定の閾値に達していると判定されたときに、前記第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを変化させることなく、前記操作物体の前記第1の形態と異なる予め定めた第2の形態に基づいた第2操作情報に従って、前記第1操作情報に従った変化の方向と同じ方向に、前記機器の前記動作レベルを変化させる第2動作レベル制御手段とを有する機器制御装置。
  3. 前記第1動作レベル制御手段は、前記第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを前記閾値に向けて上昇させ、
    前記第2動作レベル制御手段は、前記第1操作情報に従って前記機器の前記動作レベルを上昇させることなく、前記第2操作情報に従って、前記機器の前記動作レベルを上昇させる請求項1または2に記載の機器制御装置。
  4. 前記操作物体の前記第2の形態は、前記第1の形態より複雑である請求項1乃至のいずれかに記載の機器制御装置。
  5. 前記操作物体の前記第2の形態は、前記第1の形態を一部に含む請求項1乃至4のいずれかに記載の機器制御装置。
  6. 前記操作物体は、操作者の手であって、
    前記第1の形態及び前記第2の形態のそれぞれは、操作者の手の形及び動きの少なくとも一方により定められる請求項1乃至5のいずれかに記載の機器制御装置。
  7. 前記第1の形態は、操作者の手の人差し指のみを立てた形であって、
    前記第2の形態は、操作者の手の人差し指のみを立てた形から、人差し指と中指とを立てた形に変化する動きである請求項6記載の機器制御装置。
  8. 前記機器は、オーディオ機器であって、
    前記オーディオ機器の前記動作レベルとしての音量レベルを制御する請求項3記載の機器制御装置。
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