JP6003331B2 - 配筋情報取得方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配筋の本数、径、ピッチの自動計測手法において、鉄筋径を補正する方法に関する。
建築工事の現場において、鉄筋コンクリート構造物の鉄筋をデジタルカメラ等により撮影し、その撮影した画像をコンピュータで処理すること(画像処理)により、鉄筋の本数、径及びピッチを計測することが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された発明では、図14(a)に示すように、鉛直方向に立設された鉄筋である主筋Sの背後に背景バーBを設置し、鉄筋を撮影する。その後、図14(b)に示すように、撮影画像において、鉄筋に対応する黒い領域のピクセル数Wpをカウントし、キャリブレーション結果及びカメラ・鉄筋間の距離Lに応じて、鉄筋の径長Wmを算出している。詳細な計算方法は、特許文献1の段落0043、0049、図13等を参照のこと。
特開2012−67462号公報
しかしながら、撮影画像上での鉄筋に対応する領域は、鉄筋が背景バーB上へカメラからの撮影方向に射影されたものであるため、図13に示すように、カメラに正対しない位置(カメラから斜め方向の位置)にある鉄筋の幅は、実際より大きい画像として撮影され、算出された鉄筋径Wmkも実際の鉄筋径より大きくなってしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、鉄筋の撮影方向に関係なく、鉄筋の径を精度よく求めることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、少なくとも一方の面が鉄筋と異なる色である帯状の板材と、前記板材の長手方向に所定の間隔をおいて設けられた複数のパターンとからなる鉄筋撮影用具の、前記板材の面を背景として、撮影装置により撮影された鉄筋の画像のデータを取得した情報処理装置が、前記画像を処理し、前記鉄筋の径長を含む配筋情報を取得する方法であって、前記情報処理装置は、前記パターンに基づいて、前記画像における1ピクセルあたりの長さである1ピクセル長を特定するステップと、前記板材の長さ方向の所定の基準位置から、前記背景に射影された鉄筋の片方の端部までの前記長さ方向に沿ったピクセルの数を第1ピクセル数として求め、前記所定の基準位置から前記背景に射影された鉄筋のもう一方の端部までの前記長さ方向に沿ったピクセルの数を第2ピクセル数として求め、前記長さ方向に沿った前記片方の端部から前記もう一方の端部までのピクセルの数を求めるステップと、前記1ピクセル長と、前記求めた前記片方の端部から前記もう一方の端部までのピクセルの数とを乗じることにより、前記板材の長手方向に沿った前記鉄筋の径長を計算するステップと、前記1ピクセル長及び前記第1ピクセル数に基づいて、前記撮影装置と、前記鉄筋の片方の径方向の端部との間の距離である第1距離を計算するステップと、前記1ピクセル長及び前記第2ピクセル数に基づいて、前記撮影装置と、前記鉄筋のもう一方の径方向の端部との間の距離である第2距離を計算するステップと、前記板材の長手方向に沿った鉄筋の径長、前記第1距離及び前記第2距離に基づいて、実際の鉄筋の径長を計算するステップと、を実行することを特徴とする配筋情報取得方法。
この方法によれば、鉄筋撮影用具の背景に射影された鉄筋の撮影画像の径長をそのまま実際の鉄筋の径長とするのではなく、その鉄筋の径長に、撮影装置と、鉄筋の径方向の両端部との間の距離を含めて考慮することにより、実際の鉄筋の径長を計算する。これによれば、撮影装置と、撮影画像の鉄筋の両端部との間の距離には、撮影の角度が反映されるので、撮影装置の正面ではなく、斜め方向にある鉄筋を撮影したとしても、実際の鉄筋の径長を誤差なく計算することができる。すなわち、撮影装置から鉄筋を撮影する方向に関係なく、鉄筋の径を精度よく取得することができる。
また、本発明の上記配筋情報取得方法において、前記実際の鉄筋の径長を計算するステップにおいて、前記背景に射影された鉄筋の径長、前記第1距離及び前記第2距離を三辺とする三角形の内接円の直径を前記実際の鉄筋の径長として算出することとしてもよい。
この方法によれば、撮影鉄筋の径長、撮影装置及び撮影鉄筋一端部の間の距離、撮影装置及び撮影鉄筋他端部の間の距離を三辺とする三角形に内接する円を、鉄筋の断面形状と想定して、その円の直径を実際の鉄筋の径長とする。これによれば、簡単な計算で精度よく鉄筋の径を取得することができる。
その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、鉄筋の撮影方向に関係なく、鉄筋の径を精度よく求めることができる。
配筋情報取得システム1の構成を示す図である。 携帯端末4のハードウェア構成を示す図である。 管理サーバ5のハードウェア構成を示す図である。 配筋情報取得システム1に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)は携帯端末4の記憶部45に記憶されるデータの構成を示し、(b)は管理サーバ5の記憶部55に記憶されるデータの構成を示す。 異形鉄筋の状態を定義する図であり、(a)はリブ位置0°の状態を示し、(b)はリブ位置90°の状態を示し、(c)はリブ位置60°の状態を示す。 携帯端末4の鉄筋規格情報452の構成例を示す図である。 鉄筋画像の撮影方法を示すフローチャートである。 携帯端末4による画像処理の実施例を示すフローチャートである。 携帯端末4による鉄筋径推定の処理を示すフローチャートである。 背景バーBに関する図であり、(a)は背景バーBの形状を示し、(b)はマーカの例を示す。 実際の異形鉄筋の例を示す図である。 主筋の配筋情報の取得処理を説明するための図であり、(a)は垂直の主筋Sに背景バーBが水平に挿入された状態の画像を示し、(b)は測定原理を説明するための図を示す。 鉄筋径Wmkを補正する方法を説明するための図である。 従来の主筋の配筋情報の取得処理を説明するための図であり、(a)は垂直に立設された主筋Sに背景バーBを水平に挿入した画像を示し、(b)は測定原理を説明するための図を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の実施の形態に係る配筋情報取得システムは、建設現場において、マーカ(パターン)を両端に付した背景バーを異形鉄筋の後ろに配置し、デジタルカメラを用いて両端のマーカ及びその間の異形鉄筋を撮影し、携帯端末(配筋情報取得装置)を用いて撮影画像から異形鉄筋の本数、径長及びピッチ(間隔)等の配筋情報を求め、径長の分布から各鉄筋の種類(規格、公称直径や呼び径)を推定するものである。特に、撮影画像として背景バーに射影された鉄筋の径長を、カメラ及び鉄筋の間の距離を用いて補正する。なお、本実施の形態では、主筋が鉛直方向に配置されているものとする。
これによれば、背景バー上における鉄筋の位置、すなわち、デジタルカメラから見た鉄筋の撮影角度に応じた補正を行うことにより、真値に近い鉄筋径を求めることができる。
≪システムの構成と概要≫
図1は、配筋情報取得システム1の構成を示す図である。配筋情報取得システム1は、建設現場におけるデジタルカメラ3及び携帯端末4と、事務所における管理サーバ5とを備える。デジタルカメラ3と、携帯端末4との間は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等による接続でデータの送受信が可能である。携帯端末4と、管理サーバ5との間は、無線通信等によりデータの送受信が可能である。
デジタルカメラ3は、鉄筋を含む柱、梁、床、壁等の撮影対象部位2を撮影するものであって、画素数が例えば400万画素以上であり、オートフォーカス機能をオフにできるものが用いられる。携帯端末4は、携帯型情報処理機器であり、デジタルカメラ3から撮影したデジタル画像を取り込んで配筋情報を生成し、管理サーバ5から設計図面情報を受信し、配筋情報と、設計図面情報とを比較、照合することにより、出来形が正当か否かを判定する。なお、携帯端末4は、PC(Personal Computer)やサーバで代用してもよい。管理サーバ5は、設計図面情報や工事写真情報を記憶する記憶部55を備え、それらの情報を携帯端末4と送受信する。
≪装置の構成≫
図2は、携帯端末4のハードウェア構成を示す図である。携帯端末4は、通信部41、表示部42、入力部43、処理部44及び記憶部45を備える。通信部41は、デジタルカメラ3や管理サーバ5とデータ通信を行う部分であり、例えば、USBポートやNIC(Network Interface Card)等によって実現される。表示部42は、処理部44からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部43は、オペレータがデータ(例えば、鉄筋規格情報等のデータ)を入力する部分であり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。処理部44は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、携帯端末4全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部45は、処理部44からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。
図3は、管理サーバ5のハードウェア構成を示す図である。管理サーバ5は、通信部51、表示部52、入力部53、処理部54及び記憶部55を備える。通信部51は、無線ネットワークを介して携帯端末4とデータ通信を行う部分であり、例えば、NIC等によって実現される。表示部52は、処理部54からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ等によって実現される。入力部53は、オペレータがデータ(例えば、設計図面情報等のデータ)を入力する部分であり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。処理部54は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、管理サーバ5全体の制御を行うものであり、CPUが所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部55は、処理部54からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。
≪データの構成≫
図4は、配筋情報取得システム1に記憶されるデータの構成を示す図である。図4(a)は、携帯端末4の記憶部45に記憶されるデータの構成を示す。記憶部45は、画像処理プログラム451及び鉄筋規格情報452を記憶する。画像処理プログラム451は、デジタルカメラ3で撮影された画像データから配筋情報を取得し、設計図面情報との適合性を判定する処理を行うプログラムであり、当該処理の必要に応じて処理部44の指示により記憶部45から読み出される。鉄筋規格情報(鉄筋種類情報)452は、径長の分布から鉄筋の規格(種類)を求めるために用いられるテーブル情報である。その詳細は、別途説明する。
図4(b)は、管理サーバ5の記憶部55に記憶されるデータの構成を示す。記憶部55は、設計図面情報551及び工事写真情報552を予め記憶する。設計図面情報551は、鉄筋等、建造物の設計に係る図面情報(異形鉄筋の径長を含む)であり、管理者により記憶部55に登録され、必要に応じて管理サーバ5から携帯端末4に送信される。工事写真情報552は、実際の建設現場における建造物の写真情報であり、デジタルカメラ3で撮影された写真情報が、携帯端末4経由で管理サーバ5に送信され、記憶部55に記憶される。
図5は、異形鉄筋の状態を定義する図である。異形鉄筋は、建物の構造用材料の一つであり、鉄製の棒を圧延して表面に凹凸を設けた棒状の鋼材である。凹凸として、図5に示すように、節(フシ)と、リブとが設けられている。鉄筋の軸線に対して垂直な方向から見た(撮影した)場合、リブの位置(角度)によって異形鉄筋の径長が異なる。以下、リブが正面に向いた状態をリブ位置0°として、3つの状態について説明する。
図5(a)は、リブ位置0°の状態を示す。この状態のリブは、正面に位置するので、径長には影響しない。図面に向かって右側の節と、左側の節とは、軸線方向に沿って交互に設けられている。従って、異形鉄筋の径長としては、節を含まない径長d0と、1つの節を含む径長d1とが抽出される。
図5(b)は、リブ位置90°の状態を示す。この状態のリブは両端に位置し、節はリブに含まれるので、異形鉄筋の径長としては、両端のリブを含む径長d2が抽出される。
図5(c)は、リブ位置60°の状態を示す。この状態のリブは、突起の高さによっては径長に影響を与える。図面に向かって右側の節は見えるが、左側の節は見えない。従って、異形鉄筋の径長としては、節を含まない径長d3と、1つの節を含む径長d4とが抽出される。なお、図11は、実際の異形鉄筋の例を示す図である。
図6は、携帯端末4の鉄筋規格情報452の構成例を示す図である。鉄筋規格情報452は、撮影した鉄筋画像における径長の分布からリブ位置を推定し、さらに該当する鉄筋の規格(種類)を特定するためのテーブル情報であり、呼び径4521、公称直径4522及びリブ位置4523を含むレコードから構成される。呼び径4521は、異形鉄筋の呼び径を示す。公称直径4522は、呼び径4521の異形鉄筋について一般に言われる直径(径長)を示す。リブ位置4523は、リブが正面の状態を0°とした場合のリブの位置(角度)を示すものであり、そのリブ位置4523が0〜60°、60〜75°及び75〜90°の3つの場合に対してそれぞれ径長の下限値及び上限値が示されている。なお、節やリブの形状や大きさに応じて径長の見え方が変わるので、リブ位置4523の範囲は、2つに分けてもよいし、4つ以上に分けてもよい。
鉄筋径の推定においては、まず、径長の分布から3つのリブ位置4523のうち、1つが推定され、径長の中央値(median)を下限値及び上限値の範囲と比較、照合し、呼び径4521及び公称直径4522の鉄筋規格を特定する。その詳細は、後記する。
≪システムの処理≫
図7は、鉄筋画像の撮影方法を示すフローチャートである。これは、建設現場において、撮影者が背景バー及びデジタルカメラ3を用いて鉄筋を撮影し、その撮影画像を携帯端末4に転送し、携帯端末4を用いて撮影画像から配筋情報を取得する手順を示すものである。
まず、撮影者は、デジタルカメラ3を決定する(S701)。その際、400万画素以上の設定が可能であり、かつ、オートフォーカス機能を切れるものか否かを確認し(S702)、その条件が合わなければ(S702のNO)、再度デジタルカメラ3を選び直す(S701)。当該条件が合えば(S702のYES)、決定したデジタルカメラ3のオートフォーカス機能をオフにし、撮影対象部位2と、デジタルカメラ3との間の適正な距離(例えば、2m)で焦点が合うように調節する(S703)。これ以降は、焦点距離を一定とする。そして、キャリブレーションボードを撮影し、カメラパラメータを取得する(S704)。これは、カメラキャリブレーションと呼ばれるもので、格子模様や等間隔ドットを印刷した紙であるボードを撮影することにより、デジタルカメラ3の歪み等を検出するものである。
次に、撮影者は、鉄筋を含む撮影対象部位2を決定し(S705)、その鉄筋の背後に背景バーを挿入する(S706)。背景バーを固定するために、主筋だけがある場合には、磁石等を用いることが考えられ、一方、主筋及び補強筋の両方がある場合には、入り組んだ鉄筋の間に立て掛けるだけでもよい。
図10(a)は、背景バーBの形状を示す図である。背景バーBは、板材BA、マーカMK1及びMK2からなる。板材BAは、鉄筋を撮影する際の背景になる帯状の板材であり、少なくとも一方の面に鉄筋と異なる色(例えば、白色)が着けられ、さらに反射材が貼付される。反射材は、蛍光塗料等を塗布したものである。これによれば、鉄筋をフラッシュ撮影したときに、鉄筋の影が映らなくなり、撮影画像の画質が向上する。なお、板材BAに直接蛍光塗料を塗布してもよい。
板材BAの幅Tは、異形鉄筋のフシのピッチ(例えば、20mm)より大きく、かつ、補強筋の間隔(例えば、100mm)より小さく、例えば、50mmに形成される。一方、マーカMK1及びMK2は、板材BAの両端に付され、その幅Tは、補強筋の間隔(例えば、100mm)より小さく、例えば、70mm以下に形成される。
これによれば、板材BAの幅Tがフシのピッチより大きいので、背景バーBの位置にかかわらず、背景バーBの前にいずれかのフシが必ず存在した状態で撮影できる。従って、フシの分布を把握しつつ、鉄筋の最大径長を計測できる。そのとき、幅Tが限られた大きさなので、計算時間の短縮を図れる。また、板材BAの幅T及びマーカMK1、MK2の幅Tが補強筋のピッチより小さいので、補強筋と干渉することなく、容易に背景バーBを鉄筋内に挿入することができる。
マーカは、自然界に存在しない特徴的な形状であり、事前にその大きさ(寸法)が分かっているものであって、マーカの大きさと、撮影した画像におけるマーカ内のピクセル数とから1ピクセル当たりの長さ(1ピクセル長)を求め、一方、2つのマーカMK1と、MK2との間をスキャンすることによりその間にある鉄筋を認識し、さらには、撮影対象部位2と、デジタルカメラ3との間の距離を推定するために用いられる。
図10(b)は、マーカの例を示す図である。クロスマーカ及び円形マーカが示されている。背景バーBにマーカMK1、MK2を付与し、背景バーBを鉄筋の背後に設置することにより、デジタルカメラ3から同一の距離にあるマーカ及び鉄筋を撮影できるため、撮影された画像データにおいて、マーカと鉄筋との間で1ピクセル当たりの長さが等しくなるので、精度よく径長やピッチを求めることができる。
そして、対象を適正な距離(例えば、2m)だけ離れた位置からデジタルカメラ3で撮影し(S707)、撮影画像を携帯端末4に転送し、画像処理を実行する(S708)。なお、デジタルカメラ3の撮影方向の垂直角度は約0°とし、水平角度は任意とする。携帯端末4による画像処理の詳細は、後記する。画像処理の後、携帯端末4の表示部42に計算結果が表示される(S709)。そして、その計算結果が、設計図面情報の鉄筋径、ピッチであれば(S710のYES)、配筋状態が正常であるとして、撮影作業を終了する。一方、計算結果が設計図面情報の鉄筋径、ピッチでなければ(S710のNO)、撮影者は、配筋の是正を現場の作業者に指示し(S711)、是正が実施された後、撮影対象部位2を再度決定し(S705)、撮影作業を行う。
図8は、携帯端末4による画像処理の実施例を示すフローチャートである。この処理は、携帯端末4がデジタルカメラ3から画像データを取得し、内蔵の画像メモリに格納したときに行われる。この実施例では、撮影対象部位2が主筋のみの場合の処理について説明する。
まず、携帯端末4は、画像処理プログラムを呼び出す(S801)。具体的には、処理部54が、記憶部55から画像処理プログラム451を読み出し、主記憶装置(メインメモリ)にロードし、プログラムカウンタ(制御ポインタ)を画像処理プログラム451の開始アドレスに位置付ける。これにより、携帯端末4の処理部44が画像処理プログラム451に従って処理を開始する。その処理フローがS802〜S814に示されている。
まず、携帯端末4(処理部44)は、デジタル画像、カメラ焦点距離FL[pixel]、マーカMK1、MK2内の基準長[mm]及びマーカ間距離M[mm]を取得する(S802)。デジタル画像は、デジタルカメラ3から、USBケーブルを経由して画像メモリ内に取得する。カメラ焦点距離FL、マーカ内基準長及びマーカ間距離Mは、撮影者の操作により入力部53を通じて取得する。なお、マーカ内基準長は、マーカMK1、MK2における基準となる長さであり、例えば、円形マーカならば、その円の直径の長さが適用される。次に、画像の補正及び二値化を行う(S803)。具体的には、S704で取得したカメラパラメータを用いてデジタル画像の歪み等を補正し、補正したデジタル画像をピクセル値=0(黒)又は1(白)の白黒画像に変換する。
続いて、携帯端末4は、二値化された画像データから、主筋Sが垂直線となす角度及び背景バーBが水平線となす角度θを測定する(S804)。そして、元の画像を時計回りに角度θだけ回転し、背景バーBを水平線と平行にする(S805)。図12(a)は、背景バーBを水平にする処理を行った結果、垂直の主筋Sに対して背景バーBが水平に挿入された状態の画像を示す図である。
次に、背景バーBの部分だけの画像を抽出する(S806)。図12(b)における上側には、背景バーBの部分だけを抽出した画像が示されている。そして、マーカMK1、MK2の、背景バーBに沿って水平方向の最大ピクセル数をカウントする(S807)。具体的には、マーカである円形の直径のうち、最大の直径を特定し、その径長に含まれるピクセル数をカウントする。そして、マーカ内基準長をピクセル数で除することにより、1ピクセル当たりの長さが求められる。これによれば、円形のマーカを用いることにより、どの方向からマーカを見ても最大直径が一定になるので、マーカの向きが変わっても精度よく1ピクセル当たりの長さを特定することができる。さらに、カメラからの距離Lm1、Lm2、Lを求める(S808)。図12(b)に示すように、距離Lm1は、カメラと、マーカMK1との間の距離である。距離Lm2は、カメラと、マーカMK2との間の距離である。距離Lは、カメラと、背景バーB上の、カメラとの間の距離が最短になる位置(基準位置)との間の距離(基準距離)であり、カメラと、各鉄筋が背景バーBに射影された撮影画像との間の距離を計算する際に用いられる。各距離は、以下の式1、2、3によって求められる。
m1=FL×(マーカMK1の基準長/マーカMK1のピクセル数)・・・式1
m2=FL×(マーカMK2の基準長/マーカMK2のピクセル数)・・・式2
=√(Lm1 −(Lm1 −Lm2 +M/4M) ・・・式3
さらに、携帯端末4は、各主筋の径を推定する(S809)。主筋の径長を推定することによって、鉄筋としての種類を特定する。この処理の詳細は、サブルーチンの処理として別途説明する。
次に、携帯端末4は、デジタルカメラ3の座標(位置)、姿勢及び設計図面情報を取得する(S810)。デジタルカメラ3の座標は、例えば、GPS(Global Positioning System)機器を接続することにより、撮影画像に付与される位置情報として取得する。デジタルカメラ3の姿勢は、撮影時のカメラ姿勢を検知する機能(デジタルカメラ3又は接続機器の機能)により取得する。設計図面情報は、携帯端末4が、管理サーバ5の記憶部55に記憶された設計図面情報551を受信することにより、取得する。そして、撮影された画像の対象部位(工事箇所)を特定し、該当する設計図面情報との適合性を判定する(S811)。例えば、推定した異形鉄筋の径長と、設計図面情報に含まれる異形鉄筋の径長との適合性を判定する。
図面通りできていれば(S812のYES)、携帯端末4は、設計図面情報及び認識情報を表示部42に出力する(S813)。設計図面情報は、図面上の鉄筋の対象部位、座標、本数、ピッチ、径長等である。認識情報は、実際の鉄筋の本数、ピッチ及び径長である。図面通りできていなければ(S812のNO)、異常内容を示す配筋異常情報、設計図面情報及び認識情報を表示部42に出力する(S814)。なお、適合性の判定結果を表示部42に出力するのではなく、通信部41を通じて他の装置に送信することも可能である。
図9は、携帯端末4による鉄筋径推定の処理を示すフローチャートである。これは、画像処理プログラムのうち、主筋及び補強筋を含む鉄筋径の推定サブルーチンの処理であり、二値化した画像データから、各鉄筋の連続的な径長を抽出し、その径長データのノイズを除去してデータの個数及び最頻値を求め、最頻値を個数で除した値(径長データのばらつきの指標値)に応じて鉄筋の規格を特定するものである。
まず、携帯端末4は、背景バーBに対して幅方向(上下方向)の1pixelずつの位置に対応する連続的な径長[mm]を抽出する(S901)。
図12(b)で説明すると、まず、背景バーBの幅方向の所定位置においてマーカMK1からMK2へ、ピクセル値が0(黒)のピクセルを長手方向(水平方向)にサーチし、鉄筋径の背景バーBに沿ったピクセル数Wpk(kは鉄筋の番号)を求めるとともに、ピクセル値が1(白)のピクセルをサーチし、基準位置、各鉄筋、マーカ間の背景バーBに沿ったピクセル数Pn(nはピッチの番号)を求める。
次に、基準位置と隣接する鉄筋、隣り合う鉄筋同士、マーカと隣接する鉄筋の間の背景バーBに沿った各間隔m及び各鉄筋径Wmkを求める。そして、各間隔m及び各鉄筋径Wmkから、基準位置と隣接する鉄筋の中心軸、隣り合う鉄筋の中心軸同士、マーカと隣接する鉄筋の中心軸の間の距離を示すピッチm’を求める。さらに、ピッチm’を用いて基準位置から鉄筋の中心軸までの距離を求め、その距離及び基準距離Lによりカメラから各鉄筋までの距離Ltkを求める。例えば、図12(b)の鉄筋2に関しては、以下の式4、5、6、7で求められる。なお、式4及び式5の分母である(ΣWpk+ΣPn)は、マーカMK1及びMK2間のピクセル数を示す。
=M×P/(ΣWpk+ΣPn) (k=1〜4、n=1〜6) ・・・式4
m2=M×Wp2/(ΣWpk+ΣPn) (k=1〜4、n=1〜6)・・・式5
’=m+Wm2/2 ・・・式6
t2=√(L +m) ・・・式7
鉄筋1に関して、距離m及び鉄筋径Wm1は、添え字の2を1にして、式4及び式5を用いて求めるとともに、ピッチm’は、鉄筋1と2の中心軸間の間隔になるので、式6の代わりに、m’=m+(Wm1+Wm2)/2を用いて求め、距離Lt1は、式7の代わりに、Lt1=√{L +(m’+m’)}を用いて求める。鉄筋3に関しては、添え字の2を3にすることで、鉄筋2と同様に求められる。鉄筋4に関しては、添え字の1を4にし、添え字の2を3にすることで、鉄筋1と同様に求められる。
続いて、カメラと、各鉄筋が背景バーBに射影された撮影画像の径方向の両端部との間の距離(第1距離、第2距離)を、基準距離L及び基準位置と端部との間の距離により計算する。例えば、鉄筋2に関しては、以下の式8、9で求められる。
t2R=√(L +m ) ・・・式8
t2L=√{L +(m+Wm2)} ・・・式9
鉄筋1に関しては、式8の代わりに、Lt1R=√{L +(m+Wm2+m)}を用い、式9の代わりに、Lt1L=√{L +(m+Wm2+m+Wm1)}を用いる。鉄筋3に関しては、鉄筋2と同様に求められる。鉄筋4に関しては、鉄筋1と同様に求められる。
図13は、上記算出された各鉄筋径Wmkを補正する方法を説明するための図である。鉄筋の断面は、3辺の長さがそれぞれWmk、LtkR及びLtkLである三角形に内接する円とみなすことができる。そして、三角形の面積Sは、ヘロンの公式から、次の式10により算出される。
S=√{s(s−Wmk)(s−LtkR)(s−LtkL)} ・・・式10
ただし、s=(Wmk+LtkR+LtkL)/2
一方、内接円の半径をrkとすると、三角形の面積Sは、次の式11により算出される。
S=r×(Wmk+LtkR+LtkL)/2=sr ・・・式11
ただし、s=(Wmk+LtkR+LtkL)/2
式10、式11から、内接円の直径、すなわち、補正された鉄筋径Rは、次の式12により算出される。
=2r=2S/s=2√{s(s−Wmk)(s−LtkR)(s−LtkL)}/s
=2√{(s−Wmk)(s−LtkR)(s−LtkL)/s} ・・・式12
ただし、s=(Wmk+LtkR+LtkL)/2
以上により、背景バーBに対して幅方向の1pixelずつの位置に対応する連続的な径長[mm]が抽出される。
次に、携帯端末4は、データのノイズ除去処理として、S902〜S907の処理を行う。まず、背景バーBに対して幅方向に、背景バーBの中心線から、例えば、±500pixelの範囲の位置に対応する径長(補正された鉄筋径R)を抜き出す(S902)。そして、抜き出した1000個の径長の中央値Mを取得する(S903)。この場合、中央値Mは、500番目の径長と、501番目の径長との平均値になる。さらに、1000個の径長データのうち、0.8M〜1.2Mに該当するデータを抜き出す(S904)。そして、抜き出した径長データの個数Nを取得する(S905)。さらに、N×0.01個未満のデータを削除する(S906)。これによれば、径長データの個数Nの1%に満たない個数のデータを除外するので、測定誤差等によって生じる、極端に大きい、又は、極端に小さい径長データ等を排除することができる。その後、ノイズ除去の処理終了後のデータ個数Ni及び最頻値Ymaxを取得する(S907)。
そこで、Ymax/Niの値を求め、その値に応じて鉄筋の状態(リブ位置)を推定する。これは、異形鉄筋には節及びリブが設けられているため、鉄筋の向きによって節及びリブの見え方が変わり、抽出される径長データの分布も変わるので、逆に径長データのばらつきの指標値から鉄筋の向きを推定するものである。
まず、Ymax/Niの値が0.35未満の場合(S908のYES)、鉄筋の状態(リブ位置)が0°〜60°であり(S909)、ノイズ除去処理後の中央値Miを取得し(S910)、記憶部45の鉄筋規格情報452(図6参照)におけるリブ位置4523のうち、0〜60の欄を参照する(S911)。Ymax/Niの値が0.35以上、かつ、0.45未満の場合(S912のYES)、鉄筋の状態(リブ位置)が60°〜75°であり(S913)、ノイズ除去処理後の中央値Miを取得し(S914)、記憶部45の鉄筋規格情報452におけるリブ位置4523のうち、60〜75の欄を参照する(S915)。Ymax/Niの値が0.45以上の場合(S912のNO)、鉄筋の状態(リブ位置)が75°〜90°であり(S916)、ノイズ除去処理後の中央値Miを取得し(S917)、記憶部45の鉄筋規格情報452におけるリブ位置4523のうち、75〜90の欄を参照する(S918)。
鉄筋規格情報452を参照した結果、中央値Miに対応する鉄筋規格(呼び径4521及び公称直径4522)が存在するか否かを判定する(S919)。具体的には、中央値Miを含む径長の下限値と上限値の組合せが各欄にあるか否かを判定する。存在すれば(S919のYES)、該当した鉄筋規格を取得する(S920)。存在しなければ(S919のNO)、計測が失敗したことになる(S921)。これによれば、鉄筋のリブ位置(向き)に対応した鉄筋規格情報452を用いるので、どの角度から撮影したとしても、精度よく鉄筋規格を取得することができる。
以上本発明の実施の形態について説明したが、図1に示す配筋情報取得システム1の各装置を機能させるために、各装置の処理部で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る配筋情報取得システム1が実現されるものとする。なお、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、鉄筋の背後に背景バーBを設置し、デジタルカメラ等で鉄筋の写真を撮影した際に、画像処理により、射影された鉄筋の径長Wmkを簡便に取得することが可能である。そして、鉄筋の径長Wmk、カメラと、鉄筋の径方向の両端部が射影された背景バーBとの間の距離LtkR、LtkLを用いて、それらを三辺とする三角形の内接円の直径Rkを求めることにより、精度のよい鉄筋径の判定が可能になる。すなわち、鉄筋を斜めに撮影しても誤差を生じない。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)上記実施の形態では、図12(a)に示すように、垂直の鉄筋に背景バーBが水平に挿入された状態について説明したが、それに限ることなく、斜めの鉄筋と、水平の背景バーBとが交差した状態でもよい。その場合、鉄筋の中心線と、垂直線との角度をΦとすれば、鉄筋径RにcosΦを乗じて補正する。
(2)対象鉄筋は、主筋に限ることなく、補強筋等、他の鉄筋に適用してもよい。
1 配筋情報取得システム
2 撮影対象部位
3 デジタルカメラ
4 携帯端末(情報処理装置)
44 処理部
45 記憶部
451 鉄筋規格情報(鉄筋種類情報)
5 管理サーバ
B 背景バー(鉄筋撮影用具)
BA 板材
FL 焦点距離
Lm、L、Lt カメラからの距離
MK1、MK2 マーカ(パターン)
Wp ピクセル数

Claims (2)

  1. 少なくとも一方の面が鉄筋と異なる色である帯状の板材と、前記板材の長手方向に所定の間隔をおいて設けられた複数のパターンとからなる鉄筋撮影用具の、前記板材の面を背景として、撮影装置により撮影された鉄筋の画像のデータを取得した情報処理装置が、前記画像を処理し、前記鉄筋の径長を含む配筋情報を取得する方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記パターンに基づいて、前記画像における1ピクセルあたりの長さである1ピクセル長を特定するステップと、
    前記板材の長さ方向の所定の基準位置から、前記背景に射影された鉄筋の片方の端部までの前記長さ方向に沿ったピクセルの数を第1ピクセル数として求め、前記所定の基準位置から前記背景に射影された鉄筋のもう一方の端部までの前記長さ方向に沿ったピクセルの数を第2ピクセル数として求め、前記長さ方向に沿った前記片方の端部から前記もう一方の端部までのピクセルの数を求めるステップと、
    前記1ピクセル長と、前記求めた前記片方の端部から前記もう一方の端部までのピクセルの数とを乗じることにより、前記板材の長手方向に沿った前記鉄筋の径長を計算するステップと、
    前記1ピクセル長及び前記第1ピクセル数に基づいて、前記撮影装置と、前記鉄筋の片方の径方向の端部との間の距離である第1距離を計算するステップと、
    前記1ピクセル長及び前記第2ピクセル数に基づいて、前記撮影装置と、前記鉄筋のもう一方の径方向の端部との間の距離である第2距離を計算するステップと、
    前記板材の長手方向に沿った鉄筋の径長、前記第1距離及び前記第2距離に基づいて、実際の鉄筋の径長を計算するステップと、
    を実行することを特徴とする配筋情報取得方法。
  2. 請求項1に記載の配筋情報取得方法であって、
    前記実際の鉄筋の径長を計算するステップにおいて、前記背景に射影された鉄筋の径長、前記第1距離及び前記第2距離を三辺とする三角形の内接円の直径を前記実際の鉄筋の径長として算出する
    ことを特徴とする配筋情報取得方法。
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