JP6001636B2 - 救命バッグ及び救命システム - Google Patents

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Description

本発明は、救命胴衣・ライフジャケットなどにリュックサック・デイバッグなどの機能を付加した救命バッグと、それを利用した救命システムに関する。
救命胴衣等とバッグを一体化したものとしては、例えば、下記特許文献1記載の「緊急持出用具」がある。これは、収納バッグと救命胴衣とを、同時に携帯できるように一体化したもので、救命胴衣の背面部の外側表面に収納バッグの一側面が縫い合わされており、前面保護部は着用した使用者の前面側を覆った状態でベルト固定具によって固定され、救命胴衣を使用しないときは前面保護部が収納バッグの周囲を覆うようにして反対側の面でベルト固定具によって固定されている。
下記特許文献2記載の「ライフジャケット兼用リュックサック」は、旅行などで普段携帯しているリュックサックを、水難事故に対する安全具のライフジャケット(救命胴衣)に応用すると同時に、常に身の回りに保持できることを目的としたもので、リュックサックの背面及び肩ベルトに通常装備されているクッション材を浮力として利用し、連結ベルトによって一連につなげた背面のクッション・肩ベルト・背面バック等の浮力体を人体に装着することにより、ライフジャケットとして利用したものである。
特開2011−251017号公報 特開2004−41392号公報
しかしながら、前記特許文献に記載の技術は、いずれも通常の水難事故を前提としており、地震・津波などの災害時を想定していない。それらの災害時には、避難するとしても、避難先に十分な設備等があるとは限らない。また、津波に巻き込まれる可能性もある。更に、緊急に医療機関にかかる場合に身元を証明することが困難であったり、災害が去った後に、被災者から家族への連絡や被災者の探索が困難であったりするという状況については、何ら方策が講じられていない。また、爆発による火災や津波の場合、衣服がもぎ取られることがあるため、火や水に対して強く、災害時に体を保護したり、災害後に体を休めたりできることが望ましい。
本発明は、以上のような点に着目したもので、津波等に巻き込まれても良好に浮力を確保するとともに、避難にも好都合であって、災害時・災害後の身体の保護にも適した救命バッグを提供することを、その目的とする。他の目的は、前記救命バッグの使用者の個人情報の管理や探索等も可能な救命システムを提供することである。
本発明の救命バッグは、物を収納するための収納バッグと、使用者の背中に当たる背当クッションと、使用者が背負うための肩ベルトとを備えており、前記肩ベルトに沿って使用者の首回りに設けられた第1の浮き袋と、前記背当クッションの外周に沿って設けられた第2の浮き袋とを備えるとともに、前記第1の浮き袋は、前記肩ベルトに沿った部分と、該肩ベルトに沿った部分よりも広い幅を有し前記使用者の頭部を頭頂部まで覆うフード部を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記第1の浮き袋が前記肩ベルト内に収納されており、前記第2の浮き袋が前記背当クッション内に収納されていることを特徴とする。
他の形態としては、使用者の腕を覆う腕プロテクタ,使用者の胴を覆う胴プロテクタ,使用者の足を覆う足プロテクタ,あるいは、使用者の全身を覆うプロテクタ服を備えたことを特徴とする。その態様の一つは、前記腕プロテクタ,胴プロテクタ,足プロテクタ,あるいは、前記プロテクタ服が前記背当クッション内に収納されていることを特徴とする。
更に別の形態の一つは、前記収納バッグ内に収納されており、該収納バッグ内から引き出されて対応する部位を接合して構成される寝袋を備えたことを特徴とする。また、前記寝袋は、前記収納バッグの左右の側面からそれぞれ引き出された寝袋シートを接合して構成され、寝袋の使用時において、前記収納バッグが使用者の頭部下に位置することを特徴とする。更に、前記収納バッグの背面に、該収納バッグに対してロープで接続されたフロートを設けたことを特徴とする。
他の発明の救命バッグは、物を収納するための複数の収納部が使用者の背中に対して積層されたバッグ本体と、該バッグ本体を使用者が背負うための装着部と、前記バッグ本体の底面側に設けられており前記使用者の足を通して固定するストッパーとを備えており、前記複数の収納部に、少なくとも、救命服,ビート板,寝袋が、取り出し可能に収納され、最も外側の収納部の背面側に、前記バッグ本体に対してロープで接続されたフロートを設けるとともに、前記ストッパーが、前記バッグ本体の底面側に設けられた複数のバンドの先端をまとめて結合し、前記バンドの間に使用者の足を通す部分が形成されていることを特徴とする。



主要な形態の一つは、前記複数の収納部の側面を、前記外側の収納部の背面側から、使用者の背中側に掛けて固定する固定手段を設けたことを特徴とする。他の形態は、前記寝袋は、前記収納部に収納した状態において浮力材となることを特徴とする。更に他の形態は、前記救命服には、前記使用者の個人情報を記録したICチップと、無線通信のためのアンテナを備えたカードタグが設けられていることを特徴とする。
本発明の救命システムは、請求項11記載の救命バッグと、該救命バッグの救命服に設けられたカードタグと無線通信するためのアンテナと、前記カードタグの個人情報を読取・書込可能な制御部とを有するリーダ・ライタと、を含み、前記リーダ・ライタの制御部は、前記カードタグから読み取った情報に応じて、所定の連絡先ないし通報先に通知を行うことを特徴とする。主要な形態の一つは、前記救命服のカードタグに、位置情報を取得する位置情報取得手段が設けられるとともに、前記リーダ・ライタの制御部は、前記使用者の位置情報を前記カードタグから取得して、前記所定の連絡先ないし通報先に、前記個人情報とともに通知することを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、(1)バッグの肩ベルトに沿って第1の浮き袋を設けるとともに、背当クッションに沿って第2の浮き袋を設ける,あるいは、(2)少なくとも救命服,ビート板,寝袋が取り出し可能に収納される複数の収納部を備えたバッグ本体の背面側に、バッグ本体に対してロープで接続されたフロートを設けたこととした。このため、十分な浮力を確保することができ、津波等に巻き込まれても、良好に浮力を維持することができる。また、寝袋を備えており、避難の際にも好都合である。更に、前記救命服に、使用者の個人情報を記録したICチップを有するカードタグを設け、リーダ・ライタと無線通信して、必要に応じてリーダ・ライタから所定の連絡先又は通報先に使用者の個人情報や位置情報を通知することとしたので、迅速な救助や支援を行うことができる。
本発明の実施例1を示す図である。 本発明の実施例2を示す図である。 本発明の実施例3を示す図である。 本発明の実施例4を示す図である。 本発明の実施例5を示す図である。 本発明の実施例5を示す図である。 本発明の実施例6を示す図である。 本発明の他の実施例を示す図である。 前記実施例5の救命バッグの実物を水中で使用した状態を示す画像である。 前記実施例5の救命バッグの実物を水中で使用した状態を示す画像である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1(A)は本発明の実施例1の避難時の様子を示す図、(B)及び(C)は浮力確保時の様子を示す図、(D)は水面における様子を示す図である。これらの図において、救命バッグ10は、収納バッグ11と、その背面側の肩ベルト12と、背当クッション14を備えている。これらの構成は、一般的なリュックサックやデイバッグなどと同様である。
本実施例では、前記肩ベルト12が首の後ろ側にも形成されており、全体が馬蹄型の形状となっている。そして、この肩ベルト12内には、浮き袋20が折り畳まれて収納されている。すなわち、肩ベルト12のファスナー22を開くことで、浮き袋20を引き出すことができる。浮き袋20は、肩ベルト12に沿った形状となっているのみならず、人間の頭部も覆うフード部20Aも備えている。肩ベルト12の下部には、浮き袋20を膨らませるための気体,例えば炭酸ガスを充填したガスカートリッジ24が設けられている。ガスカートリッジ24は、レバー26を引くことで、炭酸ガスを放出するようになっている。
上述した背当クッション14の周囲にも、同様に浮き袋30が折り畳まれて収納されている。すなわち、背当クッション14のファスナー32を開くことで、浮き袋30を引き出すことができる。この浮き袋30にも、前記ガスカートリッジ24から気体が導入されて膨らむようになっている。加えて、上述した収納バッグ11の側面には、左右一組のマリンシューズないしマリンブーツ41が左右のメッシュポケット42にそれぞれ格納されている。また、適宜箇所に反射シール40が設けられており、光を反射するようになっている。更に、収納バッグ11,背当クッション14内には、必要に応じて浮力材(図示せず)が内装されている。
次に、本実施例の作用を説明する。着用時、使用者は、図1(A)に示すように、通常のリュックサックと同様に、肩ベルト12に両腕を通し、肩ベルト12が両肩上に位置するようにして、収納バッグ11を背負う。このとき、浮き袋20,30は、いずれも収納されたままである。
次に、津波等の襲来があったときは、ファスナー22,32を開くとともに、レバー26を引く。すると、ガスカートリッジ24内の炭酸ガスが、浮き袋20,30内に供給され、浮き袋20,30が膨らむ(図1(B),(C)参照)。更に、使用者は、ポケット42からマリンブーツ41を取り出し、足に装着する。このようにすることで、津波等に巻き込まれても、浮き袋20,30によって浮力を確保することができる(図1(D)参照)。また、足がマリンブーツ41によって保護されているため、がれき等の上を歩くこともできる。
次に、図2を参照しながら、本発明の実施例2について説明する。この実施例の救命バッグ100は、上述した実施例1の救命バッグ10に加えて、背当クッション14内に、左右一対の腕プロテクタ110,胴プロテクタ120,足プロテクタ130をそれぞれファスナーを開くことで引き出すことができるようにしたものである。腕プロテクタ110の長手方向の両端には、面ファスナー112,114が表裏に設けられており、これによって腕プロテクタ110が腕全体を包み込むことができるようになっている。足プロテクタ130も同様であり、面ファスナー132,134によって、足プロテクタ130が足全体を包み込むことができるようになっている。胴プロテクタ120は、その先端の表裏に面ファスナー122,124がそれぞれ設けられており、使用者の胴部全体を包み込むことができるようになっている。
また、足プロテクタ130の背当クッション14近傍位置には、固定ベルト136がそれぞれ設けられており、この固定ベルト136を、使用者の股下から通し、足の付け根に沿って回して、背当クッション14にワンタッチ式固定具138によって固定することで、背当クッション14が使用者の背中に密着するようになっている。各プロテクタ110,120,130の素材としては、強靭なもの,例えば防弾チョッキなどで使用されているアラミド繊維が好適である。
本実施例の救命バッグ100を背負った状態で、津波等に巻き込まれる恐れがあるときは、まず、背当クッション14のファスナーを開いて、腕プロテクタ110,胴プロテクタ120,足プロテクタ130を引き出し、それぞれ腕,胴,足に巻きつけて、面ファスナー112,114,122,124,132,134により、それぞれ固定する。また、足プロテクタ130と同時に背当クッション14から引き出された固定ベルト136を足の付け根に回し、固定具138に結合する。その後、上述した実施例1のようにして、浮き袋20,30を膨らませる。
図2(B)には、水中における様子が示されている。がれきなどが当たっても、各プロテクタ110,120,130によって身体が保護され、生存の可能性が高まるようになる。
次に、図3を参照しながら、本発明の実施例3について説明する。本実施例の救命バッグは、上述した救命バッグ10もしくは100に寝袋の機能を追加したものである。図3(A)に示すように、本実施例では、収納バッグ11内に、一対の寝袋シート210が収納されており、収納バッグ11の左右の側面にそれぞれ形成されたファスナー212を開けて引き出すようになっている。寝袋シート210の周縁には、頭部ファスナー214,下部ファスナー216,上部ファスナー218がそれぞれ形成されており、下部ファスナー216は、上部ファスナー218に連続している。
使用時は、背当クッション14を中心に、使用者の頭部後ろから頭上を越えて顔に向かうように、頭部ファスナー214を閉めるとともに、背当クッション14の下から使用者の足元方向に下部ファスナー216を閉め、今度は、足元から顔の方向に上部ファスナー218を閉める。このようにすることで、図3(B)に示すように、左右の寝袋シート210が使用者の左右をそれぞれ覆うようになる。
次に、図4を参照しながら、本発明の実施例4について説明する。本実施例の救命バッグ300は、図4(A)に示すように、上述した救命バッグ10(もしくは100又は200)における収納バッグ11の背面側に、リング状のフロート310を設けたものである。フロート310は、収納バッグ11に対してロープ312によって繋がれており、面ファスナー314によって着脱自在に取り付けられている。なお、ロープ312は、折り畳まれた状態で、面ファスナー314で止められている。
このフロート310は、使用者が引っ張ることで、面ファスナー314が外れて、解放される。解放されたフロート310は、他の者が水上で浮力を確保するために使用してもよいし、ヘリコプタ320のホイストフック322で引っ掛けるようにすれば、救助にも利用することができる。
次に、図5及び図6を参照しながら本発明の実施例5を説明する。図5(A)は本実施例の救命バッグ400をバッグの背面側から見た斜視図,図5(B)は前記救命バッグの装着部を正面側から見た斜視図である。図6(A)〜(C)は、本実施例の救命バッグの使用例である。図5(A)及び(B)に示すように、本実施例の救命バッグ400は、バッグ本体402と、使用者の上半身に装着するベスト型の装着部500と、使用者の両足を通して固定するストッパー520により構成されている。
前記バッグ本体402は、複数(図示の例では4つ)の収納部404〜410が、使用者の背中に対して層状に形成されている。使用者の背中に当たる収納部404は、表面(使用者の背中に当たる面)に開閉用のファスナー412を有しており、内部には、図6(A)に示す救命服420が収納されている。他の収納部406,408,410は、それぞれ、側面から上面にかけて設けられたファスナー414,416,418により開閉可能となっており、収納部406には、浮力材を兼ねたビート板450が収納されている。ビート板450は、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン,スチロール等を発泡させたもので形成されている。なお、前記ビート板450のほか、他の部分で使用される浮力材についても、同様の素材が用いられる。また、収納部408には、寝袋460が収納されている。上述した実施例3に示した寝袋は救命バッグと分離できない構造のものであるが、本実施例の寝袋460はバッグ本体402から取り出し可能である。更に、収納部410には、小物470などが収納されている。
前記収納部410の表面には、ロープ482によりバッグ本体402に連結されたフロート480が設けられている。該フロート480は、裏面に設けられた面ファスナー484と、収納部410側に設けられた面ファスナー486により、収納部410の表面に対して着脱可能となっている。以上の複数の収納部404〜410の側面部下方には、面ファスナー490A〜490Cが設けられており、前記収納部410に一端側が固定されたベルト492の裏面の面ファスナー492Aと着脱可能に結合する。このベルト492によって全体が固定され、安定感が増す。また、前記収納部410の表面の適宜位置には、図5(A)に示すように反射材494が設けられており、探照灯で照らすと反射し、発見されやすくなっている。
次に、前記装着部500は、本実施例では、図5(B)に示すようにベスト型となっており、正面に設けたファスナー502により開閉可能になっている。肩ベルト504の部分には、前記反射材494と同様の反射材506が設けられている。また、胸部には浮力材508が設けられ、胴部には浮力材510が設けられている。これら浮力材508,510の表面には、反射板514が設けられている。なお、本実施例では、図5(B)に示すように、胴部の浮力材510の周囲にファスナー512が設けられ、ポケットとして利用することも可能となっている。一方、前記ストッパー520は、前記バッグ本体402の底面に設けられており、本実施例では、4本のバンド522〜528の先端をまとめて結合した構造となっている。図5(B)に示す状態では、使用者は右脚をバンド522と524の間に通し、左脚をバンド526とバンド528の間に通すようになっている(ストッパー520による固定状態は図7参照)。
次に、前記救命バッグ400に収納ないし装備された各部の構造と使用例について説明する。まず、収納部404に収納されている救命服420は、図6(A)に示すように、上着421とズボン438に分かれた構造となっている。上着421の背中側には面ファスナー422が横に3本設けられている。該面ファスナー422は、前記収納部404の表面に設けられた面ファスナー424と脱着可能に結合する。前記上着421の肩部分,袖口,裾には反射材426が設けられ、ズボン438の裾部分にも反射材426が設けられている。また、前記上着421には、浮力材を利用したベルト428が付属しており、その中央には反射板430が設けられている。前記ベルト428は、図示しない面ファスナーによって胴囲の調節が可能となっている。また、前記上着421の袖口や、ズボン438の裾には、ゴムが設けられている。
更に、上着421の両肘部分と、ズボン438の両膝部分には、必要に応じてサポータ432が設けられる。サポータ432は、全体が浮力材で形成されており、表面には反射材434が設けられ、更にその中央に強度があるプロテクタ436が設けられている。このような救命服420は、耐火性,強力性、浮力性,運動性,救命性を考慮した生地を用いて製作されている。また、本実施例の救命服420の上着421の適宜位置には、使用者の個人情報等を記録したICチップを搭載した無線通信可能なカードタグ440が設けられている。該カードタグ440の表面には、使用者の顔写真や、住所・連絡先・血液型・既往症・・・などが記載されている。なお、カードタグ440の利用例については、後述の実施例6で説明する。災害が起こったときは、救命バッグ400から救命服420を取り出して装着した上で、前記救命バッグ400を背負うようにする。あるいは、一旦、救命バッグ400を持って避難し、機会を見て救命服420を着るようにする。救命服420の背中側の面ファスナー422と、収納部404側の面ファスナー424を結合させると、バッグの揺れを抑えて安定させることができる。
次に、収納部406に収納されているビート板450は、図6(A)に示すように、バッグ本体402から取り出し可能となっており、表面には、図6(B)に示すように反射板452が設けられている。前記ビート板450は、バッグ本体402に収納された状態では浮力材として作用し、救命バッグ400を背負ったまま津波等に巻き込まれても、浮力を確保することができる。また、図6(B)に示すように、救命バッグ400から取り出して使用してもよい。
収納部408に収納されている寝袋460は、図6(A)に示すように、救命バッグ400から取り出し可能となっている。該寝袋460は、救命バッグ400に収納されている状態では浮力材として作用する。また、救命バッグ400から取り出して使用する際には、図6(C)に示すように、前記ファスナー416を完全に開いた状態の救命バッグ400を枕として利用することができる。なお、上述した実施例3で示した寝袋200と異なり、本実施例では、救命バック400と寝袋460が完全に分離可能であるので、救命バッグ400を枕として使用する場合の位置調節も容易である。なお、本実施例の寝袋は、図6(C)に示すように、ファスナー462によって開閉可能であるが、該ファスナー462としては、内側からも開閉可能なものを用いると使い勝手がよい。また、図示の例では、寝袋460の表面に反射材464によって、「SOS」の文字が表されており、使用者が仮眠中であっても、発見されやすくなっている。
前記収納部410に収納される小物470としては、保存食や衛生用品など、任意のものでよい。また、前記収納部410に着脱可能に設けられているフロート480は、収納部410に取り付けられた状態では救命バッグ400の浮力の保持に作用する。救命バッグ400から取り外したときの使用例については、前記実施例4の場合と同様(図4(B)参照)である。このように、本実施例によれば、救命バッグ400に収納ないし装備されたビート板450,寝袋460,フロート480により十分な浮力を確保し、更に、救命服420を装着することにより身体が保護され、災害等に遭遇したときにも、生存確率が高くなる。
図9及び図10には、本実施例の救命バッグの実物を水中で使用した状態の画像が示されており、十分な浮力が確保されていることを示している。特に、図10(B)は救命バッグ400からフロート480を外して使用している例であるが、フロート480を外した状態で合っても、救命バッグ400の本体側の浮力が十分であることが確認された。
次に、図7を参照しながら、本発明の実施例6について説明する。本実施例は、前記実施例5の救命バッグ400を利用した救命システムに関するものである。本実施例の救命システム600は、救命バッグ400に含まれる救命服のカードタグ440と、リーダ・ライタ610と、各種の通報先620により構成されている。図7に示す例では、救命服420Aは身体の正面側に着脱用のファスナーが設けられたつなぎ服となっており、胸部に前記実施例5と同様のカードタグ440が設けられている。前記カードタグ440は、電波を利用して人や物を認識する非接触型の自動認識技術(RFID)を利用したもので、使用者の個人情報444等を記憶したICチップ442と、無線通信を行うためのアンテナ446を含んでいる。また、本実施例では、使用者の位置を特定するための位置情報取得手段として、GPS448が設けられている。
前記個人情報444は、前記カードタグ440の表面に記載された事項,すなわち、使用者の顔写真や連絡先等が記録されている。例えば、使用者の氏名,住所・本人連絡先,家族連絡先,病歴,服用中薬品情報,血液型,健康保険番号・・・等が記録されている。このほか、必要な事項を記録してもよい。前記アンテナ446としては、例えば、長距離通信可能なUHF帯アンテナが用いられる。前記アンテナ446を介して、ICチップ442の個人情報444が、リーダ・ライタ610で読取可能となっている。また、本実施例では、GPS448により取得した位置情報も、前記個人情報444と併せてリーダ・ライタ610によって読取可能となっている。
前記リーダ・ライタ610は、前記カードタグ440と同帯域で無線通信可能なアンテナ612と、前記個人情報444の読取・書込や、位置情報の取得等を行うコントローラ614により構成されている。前記コントローラ614は、前記アンテナ612により、カードタグ440の存在を検知すると、そのICチップ442に記録された個人情報444や位置情報を読み取り、必要に応じて、医療機関622や、家族624,救助者626などの所定の通報先620に使用者の所在を知らせる。例えば、医療機関622に予めカードタグ440から読み取った情報を通知しておけば、迅速かつ的確な処理を施すことが可能となる。例えば、既往症や投薬禁忌の情報を本人が喋れない状況でも医療機関622等に示すことができる。また、家族624や救助者626に個人情報や位置情報を通知することにより、速やかに救助に駆け付け、適切な応急処置を施す等の対応が可能となる。なお、前記カードタグ440は、搬送先の医療機関622で改めて提示するようにしてもよい。例えば、使用者が倒壊した家屋やがれき等に挟まれており、捜索者の視界に入らない場合であっても、リーダ・ライタ610によりカードタグ440を検知することにより、使用者の存在を知ることができ、探索に好適である。また、リーダ・ライタ610と通信可能なサーバを利用することにより、取得した個人情報444をもとにして、被災者の安否情報の検索に活用するようにしてもよい。これにより、行方不明者を減らし、例え最悪の状況になっても、身元の判明が容易となる。
このように、本実施例によれば、救命服に設けられた無線通信可能なカードタグ440によって、使用者の個人情報や位置情報をリーダ・ライタ610で読み取り、必要であれば、所定の通報先620に通知することとしたので、迅速な救援や必要な処置等が可能となる。これにより、生存の可能性が向上する。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例1は、ファスナーを開いて浮き袋を引き出し、更に膨らませるようにしたが、面ファスナーを使用するようにして、浮き袋を膨らませたときに、自動的にファスナー部分が外れるようにすれば、使い勝手が向上する。
(2)前記実施例1では、ガスカートリッジから浮き袋20,30にガスを供給して膨らませることとしたが、膨らみが不足しているときのための吸気口を設け、これによって使用者が浮き袋20,30内に空気を入れることができるようにしてもよい。
(3)前記実施例1では、腕プロテクタ110,胴プロテクタ120,足プロテクタ130のように、プロテクタが体の主要部を個別に覆う構成としたが、これも一例であり、つなぎ服のように全体を覆い保護する構成としてもよい。その際、通常の生地よりも強度があり、火や熱,水にも強い生地を用いたプロテクタ服とすれば、津波で引きずられても、もぎ取られることがない。また、ウェットスーツのように防水仕様で保温性が高い生地であれば、災害にあっても、低体温を防ぎ、体力の消耗を防止することができる。更に、十分な浮力があるため、赤ちゃん等をお腹に抱え込んで避難することも可能である。
(4)前記実施例5で示した救命バッグ400は一例であり、同様の効果を奏するように適宜設計変更してよい。例えば、図5に示す救命バッグ400では、4本のバンド522〜528の先端を閉じて足を通す構成としたが、これも一例であり、例えば、図8(A)に示す例のように、臀部側のベルト524,526の代わりに、逆三角形の生地を後部ホルダ530として使用することで、臀部を覆い、長時間装着しても痛み等を感じにくく、装着性を高めることが可能である。
(5)前記実施例5で示した救命服420も一例であり、つなぎ服のように上下一体の構成のものであってもよい。また、図8(B)に示すように、例えば、救命服420の両脇から足元にかけてヒレ439を設け、浮きやすくするようにしてもよい。このようなヒレや浮力材を、他の部位に設けることを妨げない。
(6)前記実施例6に示した個人情報は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。カードタグ440とリーダ・ライタ610の通信方式も一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(7)前記実施例に示した形状や収納は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。また、前記実施例の組み合わせも、適宜変更してよい。更に、前記浮き袋20のフード部20Aに、折りたたみ式のヘルメットを設けるようにしてもよい。加えて、他のセイフティ用具,例えば、海面着色剤,発煙筒,フロート,笛,ミラー,点滅発光器などを適宜付加してよい。
(8)前記実施例では、救助される側の人間が、救命バッグを使用することとしたが、例えば実施例5に示した救命服は耐火性や耐水性にも優れているので、救助する側の人間が使用してもよい。救命バッグそのものについても同様である。また、実施例6のシステムについても、危険な救助活動を行う作業者の安全確認のために使用してもよい。
(9)前記実施例で示した救命バッグに収納ないし装備されている救命服等を、災害時・非常時のみでなく、日常使いとしてもよい。例えば、救命バッグに収納されている寝袋を取り出し、登山やキャンプなどの時に、寝袋のみを単独で携帯して使用してもよい。ビート板,フロートなどについても同様である。
(10)前記実施例1では、津波の場合に本発明を適用することとしたが、これも一例であり、津波以外の災害(例えば、台風など)の場合にも、本発明の救命バッグは適用可能である。他の実施例についても同様である。
本発明によれば、(1)バッグの肩ベルトに沿って第1の浮き袋を設けるとともに、背当クッションに沿って第2の浮き袋を設ける,あるいは、(2)少なくとも救命服,ビート板,寝袋が取り出し可能に収納される複数の収納部を備えたバッグ本体の背面側に、バッグ本体に対してロープで接続されたフロートを設けることとしたので、十分な浮力を確保することができ、津波等の災害用の救命用具として好適である。前記救命服に無線通信可能なカードタグを設けて、リーダ・ライタで使用者の個人情報や位置情報等を取得することで、迅速な救助を行うためのシステムとしても適用できる。
10:救命バッグ
11:収納バッグ
12:肩ベルト
14:背当クッション
20:浮き袋
20A:フード部
22:ファスナー
24:ガスカートリッジ
26:レバー
30:浮き袋
32:ファスナー
40:反射シール
41:マリンブーツ
42:メッシュポケット
100:救命バッグ
110:腕プロテクタ
112,114,122,124,132,134:面ファスナー
120:胴プロテクタ
130:足プロテクタ
136:固定ベルト
138:ワンタッチ式固定具
210:寝袋シート
212:ファスナー
214:頭部ファスナー
216:下部ファスナー
218:上部ファスナー
254:ガスカートリッジ
300:救命バッグ
310:フロート
312:ロープ
314:面ファスナー
320:ヘリコプタ
322:ホイストフック
400:救命バッグ
402:バッグ本体
404〜410:収納部
412〜418:ファスナー
420,420A:救命服
421:上着
422,424:面ファスナー
426:反射材
428:ベルト
430:反射板
432:サポータ
434:反射材
436:プロテクタ
438:ズボン
439:ヒレ
440:カードタグ
442:ICチップ
444:個人情報
446:アンテナ
448:GPS
450:ビート板
452:反射板
460:寝袋
462:ファスナー
464:反射材
470:小物
480:フロート(浮輪)
482:ロープ
484,486,490A〜490C,492A:面ファスナー
492:ベルト
494:反射材
500:装着部
502:ファスナー
504:肩ベルト
506:反射材
508,510:浮力材
512:ファスナー
514:反射板
520:ストッパー
522〜528:バンド
530:後部ホルダ
600:救命システム
610:リーダ・ライタ
612:アンテナ
614:コントローラ
620:通報先
622:医療機関
624:家族
626:救助者

Claims (13)

  1. 物を収納するための収納バッグと、使用者の背中に当たる背当クッションと、使用者が背負うための肩ベルトとを備えており、
    前記肩ベルトに沿って使用者の首回りに設けられた第1の浮き袋と、前記背当クッションの外周に沿って設けられた第2の浮き袋とを備えるとともに、
    前記第1の浮き袋は、
    前記肩ベルトに沿った部分と、該肩ベルトに沿った部分よりも広い幅を有し前記使用者の頭部を頭頂部まで覆うフード部を備えたことを特徴とする救命バッグ。
  2. 前記第1の浮き袋は、前記肩ベルト内に収納されており、前記第2の浮き袋は、前記背当クッション内に収納されていることを特徴とする請求項1記載の救命バッグ。
  3. 使用者の腕を覆う腕プロテクタ,使用者の胴を覆う胴プロテクタ,使用者の足を覆う足プロテクタ,あるいは、使用者の全身を覆うプロテクタ服を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の救命バッグ。
  4. 前記腕プロテクタ,胴プロテクタ,足プロテクタ,あるいは、前記プロテクタ服は、前記背当クッション内に収納されていることを特徴とする請求項記載の救命バッグ。
  5. 前記収納バッグ内に収納されており、該収納バッグ内から引き出されて、対応する部位を接合して構成される寝袋を備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の救命バッグ。
  6. 前記寝袋は、前記収納バッグの左右の側面からそれぞれ引き出された寝袋シートを接合して構成され、寝袋の使用時において、前記収納バッグが使用者の頭部下に位置することを特徴とする請求項5記載の救命バッグ。
  7. 前記収納バッグの背面に、該収納バッグに対してロープで接続されたフロートを設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の救命バッグ。
  8. 物を収納するための複数の収納部が使用者の背中に対して積層されたバッグ本体と、該バッグ本体を使用者が背負うための装着部と、前記バッグ本体の底面側に設けられており前記使用者の足を通して固定するストッパーとを備えており、
    前記複数の収納部に、少なくとも、救命服,ビート板,寝袋が、取り出し可能に収納され、
    最も外側の収納部の背面側に、前記バッグ本体に対してロープで接続されたフロートを設けるとともに、
    前記ストッパーが、
    前記バッグ本体の底面側に設けられた複数のバンドの先端をまとめて結合し、前記バンドの間に使用者の足を通す部分が形成されていることを特徴とする救命バッグ。
  9. 前記複数の収納部の側面を、前記外側の収納部の背面側から、使用者の背中側に掛けて固定する固定手段を設けたことを特徴とする請求項8記載の救命バッグ。
  10. 前記寝袋は、前記収納部に収納した状態において浮力材となることを特徴とする請求項8又は9記載の救命バッグ。
  11. 前記救命服には、前記使用者の個人情報を記録したICチップと、無線通信のためのアンテナを備えたカードタグが設けられていることを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の救命バッグ。
  12. 請求項11記載の救命バッグと、
    該救命バッグの救命服に設けられたカードタグと無線通信するためのアンテナと、前記カードタグの個人情報を読取・書込可能な制御部とを有するリーダ・ライタと、
    を含み、
    前記リーダ・ライタの制御部は、前記カードタグから読み取った情報に応じて、所定の連絡先ないし通報先に通知を行うことを特徴とする救命システム。
  13. 前記救命服のカードタグに、位置情報を取得する位置情報取得手段が設けられるとともに、
    前記リーダ・ライタの制御部は、前記使用者の位置情報を前記カードタグから取得して、前記所定の連絡先ないし通報先に、前記個人情報とともに通知することを特徴とする請求項12記載の救命システム。
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