JP5999174B2 - ヘッドホンドライバ、スピーカ、ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法 - Google Patents

ヘッドホンドライバ、スピーカ、ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、ヘッドホンドライバ、スピーカ、ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法に関する。
従来、ダイナミック型のヘッドホンドライバ(ドライバユニットともいう。)やスピーカには、ダイアフラム(振動板)を振動させるための駆動力を生じさせるための部品として、マグネット(永久磁石)が用いられている。このような永久磁石としては、磁性体を焼結して製造されたものが用いられることが多い。
一方では、ネオジム(Nd)等の希土類磁性粉やフェライト粒子を、ポリアミド樹脂のような熱可塑性樹脂をバインダーとして用いて成型することで得られる、いわゆるボンド磁石の開発が行われている(例えば、以下の特許文献1を参照。)。
特開2007−35667号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているようなボンド磁石を、ダイナミック型のヘッドホンドライバやスピーカに用いることを考えた場合、ボンド磁石では、従来の焼結成形されたマグネットに比べて十分な磁束を実現することができず、ヘッドホンドライバやスピーカへの応用ができなかった。
そこで、本開示では、上記事情に鑑みて、ボンド磁石を用いたヘッドホンドライバ及びスピーカ、並びに、ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法を提案する。
本開示によれば、底面及び当該底面に対して鉛直な方向に立設された立設面を有し、磁性材料を用いて形成されるヨークと、前記ヨークの前記底面上に設けられる、ボンド磁石からなるボンド磁石ユニットと、を有し、前記ボンド磁石ユニットの磁束は、前記ヨークの前記立設面に対向する前記ボンド磁石ユニットの側面に集中している、ヘッドホンドライバが提供される。
また、本開示によれば、底面及び当該底面に対して鉛直な方向に立設された立設面を有し、磁性材料を用いて形成されるヨークと、前記ヨークの前記底面上に設けられる、ボンド磁石からなるボンド磁石ユニットと、を有し、前記ボンド磁石ユニットの磁束は、前記ヨークの前記立設面に対向する前記ボンド磁石ユニットの側面に集中している、スピーカが提供される。
また、本開示によれば、磁場成形機と金型とを利用してボンド磁石の配向制御を行い、ボンド磁石ユニットを製造することを含み、前記金型は、前記ボンド磁石ユニットの天面及び底面に対応する部分が、磁性体により形成され、前記ボンド磁石ユニットの外側面に対応する部分のうち、高さ方向の前記天面側の略半分が磁性体で形成され、高さ方向の前記底面側の略半分が非磁性体で形成されている、ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、ボンド磁石を用いたヘッドホンドライバ及びスピーカを提供することが可能となる。
一般的なヘッドホンの構成を模式的に示した説明図である。 一般的なヘッドホンドライバの構成の一例を示した説明図である。 本開示の第1の実施形態に係るヘッドホンが有するヘッドホンドライバの一例の断面図である。 同実施形態に係るヘッドホンが有するヘッドホンドライバの一例の断面図である。 同実施形態に係るヘッドホンが有するヘッドホンドライバの一例の断面図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットの一部を模式的に示した説明図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットの一部を模式的に示した説明図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットの一部を模式的に示した説明図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットの一部を模式的に示した説明図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットの一例を示した説明図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットの一例を示した説明図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットの一例を示した説明図である。 同実施形態に係るスピーカの一例の断面図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットを製造するための金型の一例を示した説明図である。 同実施形態に係るボンド磁石ユニットの製造工程を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は、以下の順序で行うものとする。
(1)ヘッドホンの構成について
(2)第1の実施形態
(2−1)ヘッドホンドライバの構成について
(2−2)スピーカの構成について
(2−3)ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法について
(3)実施例
(ヘッドホンの構成について)
以下では、本開示の実施形態に係るヘッドホンドライバ、スピーカ、及び、ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法について説明するに先立ち、図1及び図2を参照しながら、一般的なヘッドホンの構成について説明する。図1は、一般的なヘッドホンの構成を模式的に示した説明図であり、図2は、一般的なヘッドホンドライバの構成の一例を示した説明図である。
図1は、一般的に用いられる、いわゆるオーバーヘッド型のヘッドホンを概略的に示した正面図となっている。図1に示すように、一般的なヘッドホン1は、一対のヘッドホン本体2と、ヘッドバンド3と、を備えている。また、各ヘッドホン本体2には、ハウジング4と、このハウジング4に装着された柔軟性に富むイヤーパッド5と、が設けられている。
ヘッドバンド3が使用者の頭部に装着され、イヤーパッド5が使用者の側頭部や耳に当接されることで、使用者は、ハウジング4の内部に設けられたヘッドホンドライバ(図示せず。)によって電気信号から変換された音を知覚することができる。
図2は、各ハウジング4内に設けられている、一般的なダイナミック型のヘッドホンドライバ(ドライバユニットともいう。)900の断面図を示している。なお、図2に示した断面図は、図1に示した一方のハウジング4を紙面に平行な方向で切断し、使用者の耳に向かう方向がz軸正方向となるように示したものである。なお、一般的なヘッドホンドライバ900は、図2においてz軸と平行な中心軸に対して回転対称となるような形状を有している。
図2に示したように、一般的なヘッドホンドライバ900は、ヨーク901と、マグネット903と、ポールピース905と、ボイスコイル907と、ダイアフラム909と、係止部材911と、プロテクタ913と、を主に備える。
ヨーク901は、底面及び底面上に立設された側面を有する略円筒形状の部品であり、鉄などの磁性体を用いて形成されている。ヨーク901の底面上には、ネオジム等の希土類粒子を含む磁石や、フェライト磁石や、コバルト磁石等といった公知のマグネット903が設けられている。また、マグネット903の天面上には、鉄などの磁性体を用いて形成されたポールピース(トッププレートともいう。)905が設けられている。
また、ヨーク901の側面と、マグネット903及びポールピース905と、の間に位置する間隙には、ボイスコイル907が設けられている。ボイスコイル907には、音響信号(音響電流)が印加され、マグネット903の作る磁界により、印加された音響電流の大きさに応じたローレンツ力が発生する。
ボイスコイル907には、ダイアフラム(振動板)909が設けられている。このダイアフラム909は、ボイスコイル907に発生したローレンツ力により振動する。これにより、音響電流が音へと変換されることとなる。
また、ヨーク901、マグネット903及びポールピース905は、図2に示したように係止部材911により互いに係止されており、ダイアフラム909は、プロテクタ913によって保護されている。
また、このようなダイナミック型のヘッドホンドライバ900は、図1に示したようなオーバーヘッド型のヘッドホンのみならず、インナーイヤー型、耳掛け型、耳栓型等といった、公知の様々な種類のヘッドホンに内蔵されている機構である。また、ヘッドホンだけでなく、スピーカ等にも同様の機構が実装されている。
図2に示したような、一般的なダイナミック型のヘッドホンドライバ900において、マグネット903には、通常、ネオジム等の希土類元素を焼結成形した永久磁石が用いられている。一方で、先述のように、近年では磁性体粉末とバインダー樹脂とを混合して成型した、いわゆるボンド磁石の開発が進んでいる。しかしながら、このようなボンド磁石は、希土類元素を焼結成形した磁石に比べて磁束が低く、上記のようなダイナミック型のヘッドホンドライバに適用することは実現されていない。
そこで、本発明者らは、ボンド磁石を用いてヘッドホンドライバやスピーカを製造することについて鋭意検討を行った結果、ボンド磁石を用いているにもかかわらず、一般的な希土類磁石とほぼ同程度の磁力を発現させることを可能にする方法を見出した。また、本発明者らは、このような方法を利用することで、以下で説明するようなボンド磁石を用いたヘッドホンドライバやスピーカに想到した。
(第1の実施形態)
<ヘッドホンドライバの構成について>
以下では、図1に示したような全体構成を有するヘッドホンを例に挙げ、図3A〜図5Cを参照しながら、本開示の第1の実施形態に係るヘッドホンドライバの構成について詳細に説明する。なお、本実施形態に係るヘッドホンドライバは、図1に示したようなオーバーヘッド型のヘッドホンのみならず、インナーイヤー型、耳掛け型、耳栓型等といった、公知の様々な種類のヘッドホンに適用可能であることは言うまでもない。
図3A〜図3Cは、本実施形態に係るヘッドホンが有するダイナミック型のヘッドホンドライバの一例の断面図である。なお、図3A〜図3Cに示した断面図は、図1に示した一方のハウジング4を紙面に平行な方向で切断し、使用者の耳に向かう方向がz軸正方向となるように示したものである。
まず、図3Aを参照しながら、本実施形態に係るヘッドホンドライバの一例について、詳細に説明する。なお、本実施形態に係るヘッドホンドライバ10は、図3Aにおいてz軸と平行な中心軸に対して回転対称となるような形状を有している。
本実施形態に係るヘッドホンドライバ10は、図3Aに示したように、ヨーク101と、ボンド磁石ユニット103と、ボイスコイル105と、ダイアフラム107と、係止部材109と、プロテクタ111と、を主に備える。
ヨーク101は、鉄などの磁性体を用いて形成されている。ヨーク101は、図3Aに示したように、底面101aと、この底面101a上に設けられた側面101bと、を有する略円筒形状の部品である。また、図3Aに示した例では、ヨーク101のx方向の略中心部位に、貫通孔113が設けられている。
ヨーク101の底面101a上には、ボンド磁石を用いて形成された、ボンド磁石ユニット103が配設されている。ボンド磁石ユニット103は、図2に示した一般的なヘッドホンドライバの構造と図3Aとを比較すれば明らかなように、一般的なヘッドホンドライバにおけるマグネットとポールピースとが一体化したものに類似したものとなっている。
ボンド磁石ユニット103は、公知のボンド磁石を用いて形成されている。ボンド磁石ユニット103に用いられるボンド磁石は限定されるものではないが、例えば、ネオジム(Nd)系の成分と、サマリウム(Sm)系の成分と、バインダーであるポリアミドと、を含むボンド磁石を挙げることができる。それぞれの成分の配合比については適宜決定すればよいが、例えば、以下のような配合比とすることができる。
ネオジム(Nd):16質量%
鉄−ホウ素(Fe−B)合金:38質量%
サマリウム(Sm):11質量%
鉄−窒素(Fe−N)合金:25質量%
ナイロン:10質量%
例えば上記のような配合比とすることで、ネオジムやサマリウム等といった高価な希土類元素の割合を抑えることができ、ボンド磁石ユニット103の製造コストを低減することができる。
ボンド磁石ユニット103のx方向の略中心部位には、貫通孔115が設けられている。また、例えば図3Aに示したように、ヨーク101に設けられた貫通孔113と、ボンド磁石ユニット103に設けられた貫通孔115とが互いに同心となるように、ヨーク101及びボンド磁石ユニット103は配設されている。
また、ヨーク101及びボンド磁石ユニット103は、係止部材109によって互いに固定されている。
なお、このボンド磁石ユニット103の磁気的な特性については、以下で詳述する。
ヨーク101の側面101bと、ボンド磁石ユニット103の側面との間に存在する間隙には、ボイスコイル105が配設されている。このボイスコイル105に音響電流が流れることで、ヨーク101の側面101bとボンド磁石ユニット103との間に存在する磁場に起因してローレンツ力が発生することとなる。
ボイスコイル105には、ダイアフラム(振動板)107が接続されている。音響電流に起因してボイスコイル105に発生したローレンツ力によりダイアフラム107が振動し、音響電流が音へと変換されることとなる。また、ダイアフラム107は、プロテクタ111によって覆われており、ダイアフラム107の損傷を防止している。
なお、図3Aに示した例では、ヨーク101及びボンド磁石ユニット103の双方に貫通孔が設けられている場合について説明したが、本開示に係るヨーク101及びボンド磁石ユニット103は、上記の例に限定されるわけではない。例えば、図3Bに示したように、ヨーク101には貫通孔が形成されていなくともよく、図3Cに示したように、ヨーク101とボンド磁石ユニット103の双方に貫通孔が形成されていなくともよい。
続いて、図4A〜図4Dを参照しながら、本実施形態に係るヘッドホンドライバ10が有するボンド磁石ユニット103について、磁気的な特性を中心に説明する。図4A〜図4Dは、本実施形態に係るヘッドホンドライバが有するボンド磁石ユニットの一部を模式的に示した説明図である。なお、図4A〜図4Dでは、図3Aに示したような回転対称性を有するヘッドホンドライバ10のうち、ヨーク101、ボンド磁石ユニット103及びボイスコイル105の一部を図示している。
図2に示したような、一般的なヘッドホンドライバ900に設けられたマグネット903では、マグネットの作る磁束は、マグネット903の天面(すなわち、ポールピース905と接している面)に向かって、z軸方向と略平行に配向している。しかしながら、本実施形態に係るヘッドホンドライバ10が有するボンド磁石ユニット103の磁束は、図4Aに示したように配向制御されており、ボンド磁石ユニット103の天面103aよりも側面103bに多く集中している。
より詳細には、図4Aに示したように、ボンド磁石ユニット103の高さ方向(z軸方向)の下半分(ヨーク101の底面101a側)における磁束の大きさよりも、ボンド磁石ユニット103の高さ方向上半分に集中している磁束の大きさの方が大きくなっている。すなわち、ボンド磁石ユニット103の磁束は、ヨーク101の側面101bに対向する側面103bのうち、ボイスコイル105と対向する部分に多く集中しているといえる。このような磁束となるようにボンド磁石を構成する磁性体を配向させることで、本実施形態に係るボンド磁石ユニット103では、一般的なネオジム焼結磁石とほぼ同等の磁束密度を実現することができる。
また、図4Aに示したような断面において、ボンド磁石ユニット103の高さは、ボンド磁石ユニットの幅の1/2の大きさよりも大きいことが好ましい。すなわち、例えば図4Aに示したように、ボンド磁石ユニット103の高さhは、幅の1/2の大きさ(図4Aでは、幅w)の大きさよりも大きく、アスペクト比(h:w)が1:1以上となっていることが好ましい。ボンド磁石ユニット103の高さが上記のようなアスペクト比を満たすことで、ボンド磁石ユニット103は、図4Aに示したように、縦長の形状を有することとなる。その結果、磁束を、ボンド磁石ユニット103の上半分に集中させることが、より容易なものとなる。
なお、本実施形態に係るボンド磁石ユニット103の断面形状は、図4Aに示したような、側面103bに段差が形成されている形状に限定されるわけではなく、磁束が側面103bの上半分に集中しているものであれば、任意の形状とすることができる。例えば図4Bに示したように、ボンド磁石ユニット103の断面形状は、段差の存在しない矩形状であってもよい。
また、本実施形態に係るボンド磁石ユニット103は、磁束の配向が制御された結果、図4A及び図4Bに示したように、ボイスコイル105に向かって磁束が湾曲しているため、ボイスコイル105に対向していない側面の端部は角張っていなくともよい。そこで、例えば図4Cに示したように、該当する端部をR形状にしてもよいし、図4Dに示したように、切り欠き部としてもよい。
以上、図4A〜図4Dを参照しながら、磁気的な特性を中心に、ボンド磁石ユニット103について詳細に説明した。
図5A〜図5Cは、本実施形態に係るヘッドホンドライバが有するボンド磁石ユニットの一例を示した説明図である。ヘッドホンドライバを製造するにあたっては、ヨーク101の底面101aに対するボンド磁石ユニット103の配置位置を容易に決定できるようにし、ヨーク101の側面101bと、ボンド磁石ユニット103の側面103bとの間の間隙の大きさを一定とすることが好ましい。そこで、例えば図5Aに示したように、ボンド磁石ユニット103の底面に突出部121を設け、突出部121がヨーク101の側面に当接するようにすることができる。
図5Aに示した例では、ボンド磁石ユニット103の突出部121は、ヨーク101に設けられた貫通孔の側面に当接するように設けられている。このような突出部121を設けることで、ヨーク101の側面101bと、ボンド磁石ユニット103の側面103bとの間の離隔距離dを一定とすることができ、また、ボンド磁石ユニット103の取り付け精度を向上させることができる。
また、ヨーク101と突出部121との関係は図5Aに示した例に限定されるわけではない。例えば図5Bでは、ヨーク101の底面の略中央部に凹部117を設け、この凹部117の側面に当接するように、ボンド磁石ユニット103に突出部121が形成されている。また、例えば図5Cでは、貫通孔の存在しないボンド磁石ユニット103の底面のうちヨーク101に設けられた凹部117に対応する位置に突出部121が形成されており、突出部121が凹部117に挿入されることで突出部121が凹部117に当接している。
以上、図3A〜図5Cを参照しながら、本実施形態に係るヘッドホンドライバ10について、詳細に説明した。
<スピーカの構成について>
続いて、図6を参照しながら、本実施形態に係るスピーカの構成について、簡単に説明する。図6は、本実施形態に係るスピーカ20の構成を示した説明図である。なお、本実施形態に係るスピーカ20は、図6においてz軸と平行な中心軸に対して回転対称となるような形状を有している。
本実施形態に係るスピーカ20は、例えば図6に示したように、ヨーク201と、略中心部に貫通孔が設けられたボンド磁石ユニット203と、ボイスコイル205と、ダイアフラム(振動板)207と、ハウジング209と、を主に備える。
ヨーク201は、図6に示したように、鉄等の磁性体を用いて形成される略凸字形状の部品であり、底面と、底面から立設された立設面と、を有している。また、ヨーク201の底面には、ボンド磁石ユニット203が設けられており、ボンド磁石ユニット203の側面と、ヨーク201の立設面との間に間隙が生じるようになっている。ヨーク201の立設面とボンド磁石ユニット203の側面との間の間隙には、ボイスコイル205が設けられている。
ここで、本実施形態に係るスピーカ20のボンド磁石ユニット203は、先だって説明したヘッドホンドライバ10のボンド磁石ユニット103と同様に、ボイスコイル205に向かって磁束が湾曲するように配向が制御されている。また、磁束の配向制御方法については、ヘッドホンドライバ10のボンド磁石ユニット103と同様な手法を適用することが可能である。
また、ボイスコイル205にはダイアフラム207が接続されており、ダイアフラム207の一端は、ハウジング209に接続されている。ダイアフラム207は、ボイスコイル205に流された音響電流に応じて発生したローレンツ力を駆動力として振動し、音響電流が音へと変換されることとなる。
このように、磁束の湾曲したボンド磁石ユニットを用いることで、ヘッドホンドライバやスピーカを製造することができる。
<ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法について>
続いて、図7A及び図7Bを参照しながら、本実施形態に係るヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法について説明する。図7A及び図7Bは、本実施形態に係るヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法を説明するための説明図である。
本実施形態に係るヘッドホンドライバやスピーカは、先だって説明したように、ボンド磁石を用いて形成された、磁束の配向の制御されたボンド磁石ユニットを備えるものである。従って、本実施形態に係るヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法は、磁場成形機と金型とを利用してボンド磁石の配向制御を行い、ボンド磁石ユニットを製造するステップを含む。
より詳細には、図7Aに示したように、磁性体及び非磁性体を利用して形成された上金型並びに下金型を利用して、公知のボンド磁石原料を成形する。図7Aに示した金型は、ボンド磁石ユニットの天面及び底面に対応する部分が、磁性体により形成されている。また、ボンド磁石ユニットの外側面に対応する部分のうち、高さ方向の天面側の略半分が磁性体で形成され、高さ方向の底面側の略半分が非磁性体で形成されている。
このような金型を用いてボンド磁石原料を挟み込み、ボンド磁石原料の装填された金型を、公知の磁場成形機に設置する。印加する磁場の大きさについては、公知の値に設定すればよい。
ボンド磁石原料は、磁性体を含むものであるため、磁場成形機により磁場が印加されると、印加された磁場に対応する磁束は、図7Bに示したように、磁性体の部分を通過するループとなる。その結果、ボンド磁石ユニットの磁束を、所望の形状に湾曲させることが可能となる。
このようにして製造されたボンド磁石ユニットを、公知の方法で製造されたヨーク、ボイスコイル、ダイアフラム等と組み合わせることで、ヘッドホンドライバやスピーカを製造することが可能となる。
なお、図7A及び図7Bでは、図3A等に示したようなヘッドホンドライバに実装されるボンド磁石ユニットを製造する場合の金型について図示しているが、図6に示したようなスピーカに実装されるボンド磁石ユニットを製造する場合には、金型における磁性体部分と非磁性体部分との組み合わせ方を変更して、所望の磁束の湾曲が得られるように金型を変更すればよい。
以上、図7A及び図7Bを参照しながら、本実施形態に係るヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法について説明した。
続いて、実施例を示しながら、本開示の実施形態に係るヘッドホンドライバや、スピーカについて、具体的に説明する。なお、以下の示す実施例は、本開示の実施形態に係るヘッドホンドライバやスピーカのあくまでも一例であって、本開示の実施形態に係るヘッドホンドライバやスピーカが、下記の実施例に限定されるわけではない。
以下では、図4Aに示したような断面形状を有し、上記のような配合比で磁性体粉末の配合された配向制御ボンド磁石ユニットを考え、かかるボンド磁石ユニットにより得られる磁束密度の大きさを有限要素法によりシミュレートした。また、比較例として、一般的なネオジム焼結磁石を用いた場合の磁束密度と、図4Aに示したような断面形状を有し、同様の磁性体粉末を用いて配向制御のされていないボンド磁石ユニットの磁束密度もシミュレートした。
ここで、図4Aにおける幅wはそれぞれのシミュレーション例において3.9mmで一定とし、高さhは、それぞれのシミュレーション例で4.6mmに設定した。
その結果、以下に示すような磁束密度の値を得ることができた。
・一般的なネオジム焼結磁石:759mT
・配向制御されていないボンド磁石ユニット:340mT
・図4Aに示したボンド磁石ユニット:638mT
上記結果から明らかなように、本開示の実施形態に係るボンド磁石ユニットを用いることで、一般的に用いられている焼結成形された磁石とほぼ同等の磁力を実現することが可能となり、ボンド磁石を用いたヘッドホンドライバやスピーカを製造することが可能となることがわかった。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
底面及び当該底面に対して鉛直な方向に立設された立設面を有し、磁性材料を用いて形成されるヨークと、
前記ヨークの前記底面上に設けられる、ボンド磁石からなるボンド磁石ユニットと、
を有し、
前記ボンド磁石ユニットの磁束は、前記ヨークの前記立設面に対向する前記ボンド磁石ユニットの側面に集中している、ヘッドホンドライバ。
(2)
前記ボンド磁石ユニットは、前記ヨークの前記底面側に位置する前記ボンド磁石ユニットの高さ方向下半分における磁束の大きさよりも、前記ボンド磁石ユニットの高さ方向上半分に集中している磁束の大きさの方が大きい、(1)に記載のヘッドホンドライバ。
(3)
前記ボンド磁石ユニットを当該ボンド磁石ユニットの高さ方向に切断した際の断面において、前記ボンド磁石ユニットの高さは、前記ボンド磁石ユニットの幅の1/2の大きさよりも大きい、(1)又は(2)に記載のヘッドホンドライバ。
(4)
前記ボンド磁石ユニットの底面には、前記ヨークの何れかの側面に当接する突出部が突出形成される、(1)〜(3)の何れか1つに記載のヘッドホンドライバ。
(5)
前記ヨークの前記底面の略中央には凹部又は貫通孔が設けられており、
前記突出部は、前記ボンド磁石ユニットの底面の前記凹部又は貫通孔に対応する部分に設けられ、前記凹部又は貫通孔の側面に当接する、(4)に記載のヘッドホンドライバ。
(6)
底面及び当該底面に対して鉛直な方向に立設された立設面を有し、磁性材料を用いて形成されるヨークと、
前記ヨークの前記底面上に設けられる、ボンド磁石からなるボンド磁石ユニットと、
を有し、
前記ボンド磁石ユニットの磁束は、前記ヨークの前記立設面に対向する前記ボンド磁石ユニットの側面に集中している、スピーカ。
(7)
前記ボンド磁石ユニットは、前記ヨークの前記底面側に位置する前記ボンド磁石ユニットの高さ方向下半分における磁束の大きさよりも、前記ボンド磁石ユニットの高さ方向上半分に集中している磁束の大きさの方が大きい、(6)に記載のスピーカ。
(8)
前記ボンド磁石ユニットを当該ボンド磁石ユニットの高さ方向に切断した際の断面において、前記ボンド磁石ユニットの高さは、前記ボンド磁石ユニットの幅の1/2の大きさよりも大きい、(6)又は(7)に記載のスピーカ。
(9)
前記ボンド磁石ユニットの底面には、前記ヨークの側面に当接する突出部が突出形成される、(6)〜(8)の何れか1つに記載のスピーカ。
(10)
磁場成形機と金型とを利用してボンド磁石の配向制御を行い、ボンド磁石ユニットを製造することを含み、
前記金型は、
前記ボンド磁石ユニットの天面及び底面に対応する部分が、磁性体により形成され、
前記ボンド磁石ユニットの外側面に対応する部分のうち、高さ方向の前記天面側の略半分が磁性体で形成され、高さ方向の前記底面側の略半分が非磁性体で形成されている、ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法。
10 ヘッドホンドライバ
20 スピーカ
101,201 ヨーク
103,203 ボンド磁石ユニット
105,205 ボイスコイル
107,207 ダイアフラム

Claims (9)

  1. 底面及び当該底面に対して鉛直な方向に立設された立設面を有し、磁性材料を用いて形成されるヨークと、
    前記ヨークの前記底面上に設けられる、ボンド磁石からなるボンド磁石ユニットと、
    を有し、
    前記ボンド磁石ユニットを当該ボンド磁石ユニットの高さ方向に切断した際の断面において、前記ボンド磁石ユニットの高さは、前記ボンド磁石ユニットの幅の1/2の大きさよりも大きく、
    前記ボンド磁石ユニットの磁束は、前記ヨークの前記立設面に対向する前記ボンド磁石ユニットの側面に集中している、ヘッドホンドライバ。
  2. 前記ボンド磁石ユニットは、前記ヨークの前記底面側に位置する前記ボンド磁石ユニットの高さ方向下半分における磁束の大きさよりも、前記ボンド磁石ユニットの高さ方向上半分に集中している磁束の大きさの方が大きい、請求項1に記載のヘッドホンドライバ。
  3. 前記ボンド磁石ユニットの底面には、前記ヨークの何れかの側面に当接する突出部が突出形成される、請求項1または2に記載のヘッドホンドライバ。
  4. 前記ヨークの前記底面の略中央には凹部又は貫通孔が設けられており、
    前記突出部は、前記ボンド磁石ユニットの底面の前記凹部又は貫通孔に対応する部分に設けられ、前記凹部又は貫通孔の側面に当接する、請求項に記載のヘッドホンドライバ。
  5. 底面及び当該底面に対して鉛直な方向に立設された立設面を有し、磁性材料を用いて形成されるヨークと、
    前記ヨークの前記底面上に設けられる、ボンド磁石からなるボンド磁石ユニットと、
    を有し、
    前記ボンド磁石ユニットの磁束は、前記ヨークの前記立設面に対向する前記ボンド磁石ユニットの側面に集中しており、
    前記ボンド磁石ユニットの底面には、前記ヨークの何れかの側面に当接する突出部が突出形成され、
    前記ヨークの前記底面の略中央には凹部又は貫通孔が設けられており、
    前記突出部は、前記ボンド磁石ユニットの底面の前記凹部又は貫通孔に対応する部分に設けられ、前記凹部又は貫通孔の側面に当接する、ヘッドホンドライバ。
  6. 底面及び当該底面に対して鉛直な方向に立設された立設面を有し、磁性材料を用いて形成されるヨークと、
    前記ヨークの前記底面上に設けられる、ボンド磁石からなるボンド磁石ユニットと、
    を有し、
    前記ボンド磁石ユニットを当該ボンド磁石ユニットの高さ方向に切断した際の断面において、前記ボンド磁石ユニットの高さは、前記ボンド磁石ユニットの幅の1/2の大きさよりも大きく、
    前記ボンド磁石ユニットの磁束は、前記ヨークの前記立設面に対向する前記ボンド磁石ユニットの側面に集中している、スピーカ。
  7. 前記ボンド磁石ユニットは、前記ヨークの前記底面側に位置する前記ボンド磁石ユニットの高さ方向下半分における磁束の大きさよりも、前記ボンド磁石ユニットの高さ方向上半分に集中している磁束の大きさの方が大きい、請求項6に記載のスピーカ。
  8. 前記ボンド磁石ユニットの底面には、前記ヨークの側面に当接する突出部が突出形成される、請求項6または7に記載のスピーカ。
  9. 磁場成形機と金型とを利用してボンド磁石の配向制御を行い、ボンド磁石ユニットを製造すること
    を含み、
    前記金型は、
    前記ボンド磁石ユニットの天面及び底面に対応する部分が、磁性体により形成され、
    前記ボンド磁石ユニットの外側面に対応する部分のうち、高さ方向の前記天面側の略半分が磁性体で形成され、高さ方向の前記底面側の略半分が非磁性体で形成されている、ヘッドホンドライバ又はスピーカの製造方法。
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